復讐のために死に戻ったら囲われ溺愛が始まった
」のレビュー

復讐のために死に戻ったら囲われ溺愛が始まった

滝沢晴/猫柳ゆめこ

攻めの愛はなんぼ重くても良いですからね。

ネタバレ
2026年5月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 滝沢晴先生の作品は、ハッピーエンドと攻めの激甘激重の溺愛が確約されているから(私調べ)、ドキドキハラハラしながらもハッピーエンドを信じて読み進められるところが大好きです。

………………っにしても今回は壮絶だった…_| ̄|○
フェルディナン(攻め)の愛の深さと人生の壮絶さは想像を絶するものでした。
と書くと重くて暗いストーリーのように思われそうですが、全くそんな事はなく。ジェレミー(受け)の天真爛漫さと発想の豊かさ(あの復讐の発想はなかったわwww)が折々で和ませてくれるから、全っ然暗い印象はなかったです。

今作も攻めの愛は序盤から揺るぎなかったし、絶対にハッピーエンドに辿り着くはずだと信じてはいましたが、想像を超える展開に感情を掻き立てられ、悪役の悪行にハラワタ煮えくり返り、感情の振り幅が凄かったです…_| ̄|○シンド….
悪役がマッッッジで悪くて腹立つところ、その悪役が完膚なきまでに叩き潰されるところも滝沢先生作品の魅力というか…真骨頂なんですけどね。個人的にはもっっっとヤッちゃって欲しかったですね。特にジェレミーの両親と義妹ね。

死に戻りものは大好きなテーマで、これまで数多く読んできたのですが、こちらはひと味違った死に戻りもので特に印象深い作品でした。ただ主人公が死に戻ってやり直すだけじゃない。その背後には色々な力や事情や愛があって、誤解やすれ違いも加わり、真実は想像よりずっと複雑で壮絶だった。全てを分かってから読むときっと違った世界が見えるはず。そういう意味で、これは2周目も楽しみな作品なのです。

小説でもBLを読んでみたいけど、たくさんあり過ぎて何から読めば良いか分からないという方へ。
滝沢晴先生の作品は間違いないと太鼓判を押します。
ファンタジーが好きなら迷わず滝沢先生作品から始めてみて下さい。
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