レビューするのが勿体無いくらいの神作品。バンド物BLの最高峰です。拙い語彙力では伝え切れないのがもどかしいですが、とりあえず最高です。(語彙力小学生になるな)
ギフテッド椎名が盲目的にアラタのことをずっと好きなのが刺さりまくるんですよね。受け一途厨としてはたまらんのです。椎名みたいなキャラって何故か性に奔放なビッ/チキャラに描かれがちだから一途キャラ設定にしてくださって先生方ありがとうございます!という心境です。ビッ/チキャラはスンッ…となる勢です。
バンド漫画としての完成度もとんでもなくて、個人的にはTO-Yトーイと同じくらいかそれ以上に衝撃を受けた作品です。声が、音が聴こえる漫画。(説明しよう!TO-Yとは後年アーティストやバンドマンに多大な影響を与えた1980年代のバンド漫画だよ!攻め厨はリアルタイムではないけど漫画ヲタの叔母に教えてもらったよ!)
久しぶりに読むと静佳のTシャツに毎回新鮮な気持ちで吹き出せます。あのTシャツすごいんですよ、重い場面でシリアスになり過ぎない絶妙なスパイスなの。本作に滾った方は番外編同人誌もマストです。電子書籍で読めるなんて良い世の中。
長期休暇の度に読み返しては「やっぱりウノハナ先生ズ最高だわ…神ユニット…」となり他作品をデビュー作から順に読み返すまでがルーティン。音楽繋がりで他作品とリンクしていたり嬉しい気付きがあります。