このレビューはネタバレを含みます▼
すっごい高評価ですね。
私はものすごい狭量で人間ができていないので、いじめ殺したクラスメイト達を許せませんでしたし、神様目線(天使目線?)で、“どんな人間でも等しく皆んな愛おしい命たちよ”みたいな生命賛歌な心境にはなれませんでした。
とはいえ着地が違うだけで、いつもの救いのない“はらだストーリー”がこんなに印象が変わってしまうんですね。そこは素直にすごいなと思いました。
でもこれだったら、「やたもも」みたいな人間臭い、泥臭い中での希望の方が好みです。やはり死んでしまったら取り返しがつかないという思いの方が強く残りました。