めちゃくちゃ泣いた。
不思議な雰囲気がずっと漂ってる作品。
淡々と、ふんわりと全体に優しい雰囲気を纏いつつも、
決してキレイなだけじゃない。
登場人物みんな、完全なる善人ではない。
それがすっごくリアル。
2人のやり取りもリアル。
天使くんも、天使だからって聖人君主じゃない。
言葉遣いは大人びてるけど、色んな反応とかが子供っぽくて可愛くて人間くさい。
話が進むにつれて、何となく本当のことが予想出来てくるんだけど
予想がハズレて欲しい!と願いながら読み進め、
やっぱりそうだったか…と悲しくなりながらも その結末が一番自然というか、
ハッピーエンドにするために 無理な展開をするとか こじつけるとかせずに、
まさにリアルなエンディング。
哀しいけど、一番納得出来る。
そして登場人物も、この結末の中で出来る限り、ちゃんと幸せになっている。
本編ラストの無音のシーンは本当に美しくて涙が止まらない。
完璧で、ハッピーエンドというか大団円であることには違いないのですが
やっぱり悲しくて仕方ない。
でも、そんな気持ちを描き下ろしで救ってもらえました。
良かった。本当にうれしすぎる。
良かったよぉ。
最後は嬉し涙で終われました。
100%清廉潔白でもない、100%ピュアってわけでもない、
あくまで人間臭くてリアルな描写なんだけど
なんだかずっと心が暖かい。
本当に独特で素敵すぎるお話でした。
そして天使くんの美しさ。言動は人間ぽいんだけど、あの美しさは正に天使。
個性的な表紙も素晴らしくて、色々と完璧です!