恋愛経験の少ない小説家が、担当が変わったことで官能小説を書くことに。そんな悩みにエロテクで応じるヤリ手編集長とウブな作家の開発エロティックラブなお話。
編集者と作家という鉄板の組み合わせですが、ストーリーも絵も丁寧でとても面白かったです。官能小説に悩んだ篠原に高倉がいきなり襲いかかり、先生も気持ち良くてすんなり受け入れちゃうというのはちょっと突拍子もないですが、編集の熱心さがいい具合に表現されていて強引な展開でも素直にエロさと篠原のウブな可愛さを楽しめたと思います。それが、実は高倉が熱心なファンだからというストーリーに繋がるのも良かったです。変ないやらしさではなく、ちゃんと愛情を感じられたからこそ、ドキドキキュンキュンしました。ドSというタイトルですが、無理やりではなく、あくまでも篠原の快楽の手助け程度の強引さというところも愛情ポイントでしょうか。もっと煽られて余裕のない高倉も見たかったです。