ネタバレ・感想ありHOUSEのレビュー

(4.6) 13件
(5)
9件
(4)
3件
(3)
1件
(2)
0件
(1)
0件
最高✨✨
ネタバレ
2025年10月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「Kの支配者」を読んだ時も感じましたが、今作を読んだ時はまたさらに「来た!」となりました。新しいというより懐かしさを感じるというか。もうあまり見かけなくなったものを久しぶりに物語を通して見させてもらった感じがして、感動しました。

*「Kの〜」含めてネタバレしています。

あの家がSとMの様に感じましたが、たった一人のご主人様と後は全てMの関係性だったのかなと。男性従業員にまで先代はご褒美を(庭師と龍彦の奥さんの関係とか)上げていたと思ったら、面白くて。なのでMの龍彦には従業員にご褒美をあげる事が出来ず、暴力だけの支配から辞めていく者が出ていたんだろうなと。だってあげれる訳ないんですよね、本人は一度も主人から褒美をもらった事が無いわけで(はぁ、可哀想…)先代は子供達にはあんなでも、従業員からは慕われていたんだろうなと思いました。

先代が「お前は息子だ」と龍彦に言った後から自暴自棄になり亡くなるわけですが、作者様…と痺れました。睡眠薬とお酒なのですが、たぶんこれは、月が綺麗ですねが貴方を愛してますの表現の様に、嫌な事をいっ時忘れる為にする行為の表現だったかと。息子から尻に入れて欲しいと、そこからご褒美を願われていると感じるたびに、主人としてそれに応えられなかったいっ時を忘れたくて飲むんだなと。女中の市が弟龍蔵に話した、兄が父を殺したというのはある意味真実なんだろうなと思いました(どれだけ兄は父を求めたんだろうと…)

同時に先代は主人になれたのは兄龍彦ではなく、弟龍蔵の方だったんだとこの事から知る訳で。父龍吉、長男龍彦(でも主人にはなれなかった)だから長男孫には龍斗と…?と思うとうふふで。きっと龍造を呼び戻す事も出来ず、悶々と家の将来を憂いでもしていたんだろうかと、んー良いわ…でした。

Kの時は表紙の首輪が印象的で。主人と奴隷の関係の終着地はどこだろうと。Kは首輪が優しいなと思ったんですが、あぁ、だから先に主人がと。もし棘とげの(闘犬が着けてる様な)だったら違っていたのかなと。今回は首輪ではなくHOUSEなんですよね。誰の?って思うと、弟龍蔵の帰る家がHOMEじゃなくHOUSEなのかと思ったら、(色んな解釈があるかと思いますが)この兄弟の終着地もまた…んーここも良いわと思って、最高だなと。単行本になるのも楽しみです✨✨
これは新境地……!!!
ネタバレ
2025年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ まじですか奥田せんせー!
一コマ目から悲鳴が止まりません。
糸永くんと獣の王を見てからのこのギャップ。
内容の薄暗さもそうですけど、これは未だかつてない、BLを超えた成人向けです(断言)
金田◯耕助シリーズの現代版のような世界観。マジでこれに尽きます。
弟×兄のガチなハードSMで、ご年配の方以外は全員喜んでSMしてます。兄を支配したい弟と、弟に支配されたい欲満々の兄の円満SMなので安心して読んでください。
縄や牢座敷系の薄暗くも激しいガチ系が好きな方は絶対ハマると思います。男女の行為もここまで描くか?!ってくらいモロで出てくるんですが、このシーンがあるからこそ「支配者」が理解できるので、ほんと素晴らしいんで是非見ていただきたい。
絵柄も今までの作品でもこんなガチマッチョ出てこんかったやろ!ってくらい攻めが男臭くて最高です。
これマジでBLの新境地を作り出したんではないでしょうか?奥田先生さすが過ぎます!!

これよく編集部許可出しましたね?笑
マジでありがとうございます!!!!
いいね
0件
最高、この一言に尽きる
ネタバレ
2025年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『Kの支配者』の作者さんの新作ということで、存在を知ってからすぐに買って読みました。

最高、この一言につきます。圧倒的な支配者である弟に支配されて心底嬉しそうなお兄さんが良すぎる。そして文字通り家の全てを手に入れた弟…最高。

個人的にお父さんが自分で生み出した奴隷にドン引きしてるのが面白かったです。人間って感じです。

作者さんの人間の描写が凄く好きで、しかも濡場もしっかりエロいので本当に買って良かったです😊Kの支配者が好きな方は是非読んで欲しい!!
いいね
0件
圧巻!!!
ネタバレ
2025年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 朝一で新刊のお知らせが目に入って速攻購入。夜にゆっくり読もうと思いましたが我慢できず職場で昼休みに一気読みしてしまった・・・上下巻分かれてるのがとても効いてるけれど一気読み不可避です。

以下完全ネタバレなしでお伝えする技量がないのがもどかしいですが、できればネタバレなしで作品をお読みいただきたい!!

内容は違いますが『Kの支配者』の雰囲気、主従の流れをくむ短編。
かなりDEEPな主従BLです。インモラルの極み。商業なのに振り切っておられます。
もう作品全体が地雷の宝庫、地雷という言葉がもはや意味をなさない様相だけどやはりそこは奥田先生!単にインモラルなだけではないので、さすがとしかいいようがないのです。

人間の支配欲、被支配欲の際限のなさにクラクラします。一度歯車がかみ合ってしまえば誰にも止められない。
抗えない行為のその奥に潜む深層心理はなんなのか?軽々と一線を越えてしまう理由は抑えきれない欲ゆえか、愛ゆえか。

龍蔵の鬼気迫る圧倒的強者感がすさまじく生物としての頂点に立つ雄を感じます。
そしてあぁ龍彦・・・私の頭の中は龍彦でいっぱい。何をしてもどこか品を失わない不思議。
無駄なプロットが一つもないうえに思考の余白がある分、もう深読みしだしたら自分勝手な妄想と考察がとまりません。

タイトルが「HOUSE」なのもなんかすごい。
家庭を匂わせない”お屋敷”という雰囲気がありながら、もはや人が帰るための場所というより犬のしつけとかに使うほうの意味かな、とも思えてしまう。闇も地雷も突き抜ければ光が見える。人間ってすごい。そんなBLでした。先生と編集の方々へ尊敬と感謝を!!
ヤバい 癖すぎる笑
2025年10月15日
試し読み部分だけですが絶対癖である自信しかない!
ハードなDomSubとかsm好きな人や、兄弟間の確執とか好きな人に良さそう。
単行本でたら購入します(≧∀≦)
いいね
0件
ありがとうございます
ネタバレ
2025年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ シーモアさんでの初めてのレビューをこちらに捧げます。
好き嫌いが分かれるジャンルなのかもしれませんが私にはご褒美でした。
作者様のKの支配者もとても好きでしたがこちらの作品の世界観の濃さにノックアウトとなりました。

女性との行為や家族というものが苦手でなければぜひ1人の男が堕ちて行く様をどうぞご覧下さい…
いいね
0件
ド性癖でした。
ネタバレ
2025年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 兄弟+ハードSM+NTR
なんでもありで倫理観バグってます。
えろMAXなので、それ目当ての方にはおすすめ!
いいね
0件
ネタバレなしで読むべし
ネタバレ
2025年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新潮社✕奥田先生…前作「Kの支配者」でここ迄描いてくれたか!!と歓喜乱舞でしたので、今作も絶対に一筋縄じゃないよね〜と思いながら即買いです。
ネタバレ無しで読むほうが大変よろしいかと思いますので以下、注意されたし。



今回も来た…主従。しかも近親物。

厳格な父に総て管理されている家に生まれた兄・龍彦と弟・龍蔵。
総て父の言う通りにならなければ平気で殴られ、伏して謝罪すれば手を踏まれ叱責される。
龍蔵は父を誰よりも憎んでいたが兄よりも濃く父の血を受け継いだ龍蔵は「支配者は2人もいらない」と家を出た。兄にも出るよう進言したが「長男だから」と頑なに受け入れなかった。
兄弟は離れ幾ばく、風●ルポライターとして生計を立てている反面、自分が満足するマゾには出会えず日々仄暗い渇望ばかりが渦巻くばかりでいた。
そんな中、あの父親の訃報を知り龍蔵は何年ぶりかに実家に帰ることに。
そして詳細不明だった兄と再会するが、昔の面影は残しつつも父のように厳しい表情を浮かべ亡き父のように家族たちを暴力で支配していた。
寡黙ながら優しかった兄の激しい内情に今更気づき、龍蔵は自分の居場所はもうないと悟る。
別れも終わり、早々にお邪魔しようとしていた龍蔵は最後に父のお気に入りだった女に声をかけようと探していた所、その女を折檻する龍彦を見つけてしまい…

という前編半ば、まさか…まさかの近親BL開幕ですか!と大歓喜。
支配者と支配される側の関係のガチなやつでした。ヤッタね!

読み進めていく内に気づくのですが、父と龍蔵の違い…それは血の繋がりを超えられるかどうか。
支配者として絶対的に君臨してた父が唯一本当に支配できなかったのが龍彦。
「お父さん」と言いながら龍彦が求めたのは他のマゾたちが「御主人様」から貰えるご褒美。いつか貰えると信じていたのに、結局、御主人様が龍彦に抱いていた感情は親子。父も誤算だったからこそ、怯えを抱いたまま逃げてしまった。
そして龍蔵は兄に対して血よりも従僕を選んだハッピーエンド!最高!
商業でここまで徹底的なのは本当に感謝…

龍蔵の攻めの描写、そして一心に受ける龍彦の反応が本当、映像化出来るのでは?ってくらい生き生きとしてて…龍彦の嬉ション…大勝利でしたね…
他、気になる事沢山ですが…短編集が出るとの事、楽しみ!

龍彦!膀胱炎には気をつけろよ!!!
最高でした…
劇画
2025年10月15日
凄いとしか言いようがない圧倒的支配でしたが、何か読んだ事あるっなって感じはあったかな、前作があまりにも斬新で記憶に残ってたので、それを超えることはなかったかな、でも絵柄がいつもと違う感じで、どれだけ引き出し持ってられるのとなりました、そんな2作品がまとめてコミックスになるとの事、描き下ろしとかあったら嬉しいですね~。
いいね
0件
わーお
ネタバレ
2025年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙に惹かれて購入しました。最初Dom/Subかと思ったら違った!話の構成だったりプレイだったり玩具の使い方が似てるなと思ったらKの支配者の方だったのか…この方の性癖がわかる…短編だから仕方ないんだろうけど話が少し早足だったからもっと詰め込んだやつを見てみたいです…!使用人の女性が出てくるのですがその人がかなり好きでした。可愛かったです。拘束具の描写が美しくて、スパンキングもかなりあったので嬉しかったです。兄の息子がこの狂った家で今後色々なことがあるんだなぁ…と不憫に思いました^_^
いいね
0件
因果応報
2025年10月15日
先生の作品、ゆらゆら揺れるを読んでから、試し読みのみ。表紙とタイトルが意味するもの、たぶん展開は読めたと思う。緻密な構成力で、エンタメ作品としてダークな世界観を楽しませる作品になりそう。暴力からは何も生まれない。4.2
いいね
0件
同じ作家さん!?
2025年10月15日
この作家さん好きで数冊持っているのですが、これは誰!?って感じの絵柄と雰囲気…テーマがSMだからそれにはすごくあってるけど、何度も作家名を確認しちゃいました。少し昭和っぽいけど、でもやっぱり絵がうまくて、ストーリーもドキドキ…!試し読みしかしていませんがすごくおもしろそうなので購入検討中です!
いいね
0件
うーん
2025年10月16日
作家買いだけど、絵のタッチが違ってて、作家名を間違えて購入してしまったかと思いました。これBLかな?BLを期待すると裏切られた感が強いです。なんか青年マンガっぽい印象でした。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!
作家名: 奥田枠
ジャンル: BLマンガ / 先行作品
出版社: 新潮社
雑誌: C-KANATA