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レビュー

今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 海が見える大井町~岩本ナオ作品集~

    岩本ナオ

    盛夏にお勧め
    2024年7月30日
    表題作、大きく拡がる世界にためいきがでました。ナオ先生は、東京をお題にこれほど自由に世界を作ってくるんですね。。。

    夏らしい、粒ぞろいの小品集。
    この夏の盛りにちょうどよい出会いをしました。
    「マロニエ王国」もそうですが、こう、きゅん!とする場面が作品ごとにあり、これがまたよきです。
  • 天空の玉座

    青木朋

    お、お兄さん
    2024年1月19日
    お兄さんの最後が悲しすぎました。そこまでしなくても、大きな時代の流れによって次の時代は来たかもしれないのに・・・いや娘娘もお兄さんたち宦官の謀略もその流れの一部ということでしょうかね。

    彼等のその後が知りたいです。願わくば、宦官という古いシステムから離れて自由になったお兄さんや、アルタンと再会した珊瑚ちゃんがみたい。
  • ハデスさまの無慈悲な婚姻

    上地優歩

    惹き込まれました
    2023年12月24日
    最終巻がでるのを待っていました!
    とにかく作者さまの画力が高い。とくに最終巻の冥王ハデスと初々しいコレ―の表現はむちゃくちゃ美しく、何度も見返しました。ハデスは頬がこけてやつれてもカッコよく、顔の角度とか難易度高い構図もよく描けている。この美しく丁寧な画が、ギリシャ神話にマッチしてたと思う。
    ギャグタッチの軽い展開もよいです。それがまた深刻モードのときのハデスの心模様を際立たせてもいるように、せつない気分にさせるくだりも。
  • 応天の門

    灰原薬

    ヤング・シャーロックならぬ若き日の菅公
    2023年8月29日
    とにかく登場人物全員のキャラ立ちがすごいですが、印象深いのは、若さゆえに(頭脳明晰なだけに)悩む道真。この青年がのちに、史実にある菅公の人生を歩んでいく、その伏線のようにも感じます。

    現在17巻まで、この時点で、作品タイトルにもなっている歴史上有名な「応天門の変」の登場人物が出そろってきました・・・いやーこの大事件がどんな風に描かれるのか・・・それによってこの物語も終わってしまうのか、どうなるのか。本作は、わたしのなかでは、”無条件で新刊購入してよいシリーズ” です。

    そして なぜだろう
    在原業平さんが中年期の草刈正雄にみえてしようがない
    (ここはスルーしてください)
  • 違国日記

    ヤマシタトモコ

    最後は落涙
    2023年8月17日
    それまで様々な模様をみせた、繊細な心たちそれぞれの織糸が
    瞬間、照らし出されて輝くような最終巻と感じました。

    槙生ちゃん・・・!あなた・・・
    気が付いたら涙が。

    なぜかサイモン&ガーファンクルの「Bridge over Troubled Water」の
    sail on silver girl 以降が頭のなかで鳴っています
  • たましい いっぱい

    おくやまゆか

    しりこだま(笑)
    2023年8月16日
    「しりこだまラプソディー」を試し読みして購入しましたが、
    子どもの頃に戻って・力を抜いて・何も考えずに読めて こういうのもいいなあ、と。
    こんな作風は稀有だと思います

    他にも、不妊治療の夫婦や、落語に題材をとったものとか、未来から来た転校生とか
    カラーが違う作品もとりどりに入っています。

    何が・どこが、というでなしに、印象を残す作品たち・・・
    まるで夏の花火を眺めるように楽しめました。
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  • ジェラールとジャック(白泉社文庫版)

    よしながふみ

    すごくいい!!
    2023年1月24日
    いや~いい!!すごくいい!!
    最後の山場でかならず涙がでます。そして晴れ渡る空のような、読後感。
    途中で読むのをやめられない、繰り返し読みたくなる作品です。

    みなさまのコメントをみて読んでみようと思ったのですが、後で思えば的確な内容ばかりです(なのでわたしはあたりさわりない感じで)

    フランス革命を題材にした作品はいくつか読んでますが、本作が最も革命のエッセンスを”生活”のなかにうまく溶かし込んでいる気がして、そのあたりも見事です。
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  • 牧神の午後

    山岸凉子

    山岸先生ならではの霊感を感じる
    2022年8月5日
    天才ダンサーではなく”舞踊の神”と言われるニジンスキー
    実際はどんな踊りだったのか、普段はどんな表情をみせたのか・・・わたしは写真を見ても想像がつかない。
    そんな彼の生きた姿を、山岸先生の霊感が甦らせたと思える作品。

    舞台でみせる輝きと、生身のもつ苦悩や機能不全とを、表と裏のように乖離させず、違和感なくニジンスキーというひとりの人間がもつ個性として読ませるのは見事。

    常人離れした感性、繊細な神経、得られない母親の愛情
    なんだか「日出処の天子」の厩戸とダブってきて、切なく悲しい。

    心に残って、なんども繰り返し読んでいる作品です。
  • 王子様に溺愛されて困ってます~転生ヒロイン、乙女ゲーム奮闘記~ 連載版

    三浦ひらく/月神サキ/アオイ冬子

    いい!
    ネタバレ
    2022年7月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 17巻ラストすごい、、、盛大な打ち上げ花火感☆
    すでに次巻がたのしみ☆

    この作品は、ほっこりした読後感になれるので好きです
  • 砂の上の楽園

    今市子

    毛色が違う
    2022年6月24日
    表題作が「岸辺の唄」シリーズを思わせたので購入しましたが、「岸辺~」とは毛色が違うお話(オチ)でした。
    ほかの作品は、現代が舞台で、怖かったです。真夏に読み返したいと思います。
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  • 北の皇子と南の魚

    今市子

    もやもやのまま夢が終わるかんじ
    2022年6月2日
    オアシスといってもペルシャとかイスラムチックではなく、
    シルクロード中国側…みたいな設定が、なかなか新鮮。

    夢なのか うつつなのか・・・といった感じで畳みかけていき
    ぼーっとした気分のまま、終わったように感じない終わり方をします

    え?なんだったの?みたいな。

    砂漠と魚
    夏の夕方にでる虹のように
    美しく儚い、いつかどこかの物語。
    よかったです。
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  • 千歳ヲチコチ

    D・キッサン

    平安時代、笑い、キュン
    ネタバレ
    2022年5月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ここ最近で一番気に入った作品です。
    ギャグありパロディーありで笑える、テンポがよく飽きない。
    一風変わってるのは、虫愛ずる姫・知子だけじゃないよ

    それでいて、偶然たった一度、文を交わした相手を探しだすというテーマに沿って物語はちゃんと進行して、主人公のふたりはそれぞれに成長してゆく・・・特に、モラトリアム学生(がくしょう)のお坊ちゃま・亨の成長と季節の変化が印象的だった。つい、母親目線でキュンときてしまった。そして最終巻、すべてを回収しての怒涛の終結がすごかった。

    平安時代、笑い、キュン、いろんな要素が詰まった作品と思う。

    亨パパ、イイ。だけど、どうしてこのひとだけ位階(三位)呼びなんだろう?
    他のひとは内大臣とか参議とか官職で呼ばれてるんだけど。まいっか。
  • 異神変奏

    近藤ようこ

    安定の近藤さま、しかしてお値段は
    2021年8月23日
    いつもながらの近藤ようこらしい作品。
    ヒメの異形もなかなかよい。


    ただ、これが1200円というのが腑に落ちない。

    近藤作品は800円~と他作家より基本設定が高くてなかなか手が出せないうえ、本作は桁があがっているので逡巡していたところ、
    4割引のクーポンを手にしたので購入してみました。

    時間を置いて何度も読んでみたけど
    「1200円だして読む価値があるのか」
    と言われれば、うーん。と思う

    近藤先生の他の作品と量や質を比べても、これだけが割高な理由がわからない。
  • 谷崎マンガ 変態アンソロジー

    谷崎潤一郎/榎本俊二/今日マチ子/久世番子/近藤聡乃/しりあがり寿/高野文子/中村明日美子/西村ツチカ/古屋兎丸/山口晃/山田参助

    谷崎という器に盛った彩鮮やかな作品たち
    2021年8月23日
    谷崎買いじゃなく、漫画家さん買い。
    好きな作家さんの名前がいくつもあったので、迷わずぽちりました。

    それぞれの作家さんの個性がぎらぎら出ている感じで、
    すごくよかった。
    谷崎はたたき台にすぎません(文豪すみません)
    そこをどう料理するか・・・

    まるで絢爛豪華な幕の内弁当、
    谷崎という色気ある漆塗りのお重に、色とりどりに盛られたお料理。

    ひとつひとつは一口サイズだけど
    同じものがひとつとしてなく、
    どれも驚くような濃い味がする。

    そういう意味ではかなり満足です。
    抽象度高い作品が多く、それぞれによかった。小品集としては出色。
    山口晃さん描く「うさみみの谷崎じーさん」が、なぜか脳裏に焼き付いています。
  • 雪と松【シーモア限定特典付き】

    高橋秀武

    いい意味で予想を裏切るラスト
    2021年5月18日
    詳しく書きたい
    でもまだ読んでない人はそのまま読んで欲しいから・・・書かない!

    ラストは西鶴の男色大観が彷彿とし
    ああ~こういうことなのね!と思える、古漬けのように妙味ある作品でした。

    ちなみに濡れ場は
    セリフなく画でみせます。
  • HER

    ヤマシタトモコ

    女であることってこーゆーことよね
    2021年5月6日
    オンナの心内、絶対オモテに出さないドロドロをベロッと見せる感じ。
    それぞれの葛藤があれもこれも 女という生き物の一面と思わせられ、そこから抜けていく様もまたよき。最後は女性って、また男性も、いいものだという読後感。

    記憶によれば、かつて吉本ばななが自作のひとつに込めたメッセージとして、
    「女は元気にかつ丼を喰え」と語ってましたが
    このオムニバスも、ひとつ越えたところで元気がもらえる感じ。

    個人的には、ボーナストラックが一番好き。(それって本編ありきなんですけどね)
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  • 七夕の国

    岩明均

    面白かった!
    2021年4月30日
    4巻一気読みしたところです
    濃いです。かなりのインパクトで、ちょっと呆然です。
    ついこの前読んだ本「古代日本のフリーメーソン」と被るところもあって、そうくるかとビックリでした

    最後に向かって一気に話が展開するので、全部読まないと意味わかんないし、余韻にも浸れないかと思います。
    作者買いならば、まず外すことはないかなと。お勧めできます。
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  • ヒストリエ

    岩明均

    買って悔いなし・新刊を待ちながら
    ネタバレ
    2021年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ゆっくり買い進めるつもりが、先日の20%OFFで既出刊の最後=11巻まで買ってしまった。でもこれはこれで、とてもよかった。
    繰り返して読めるから!

    最初に戻ってみると、この場面はここにつながっていたのか、と壮大な伏線と回収に気づかされる。そして夢中でぶっ通してるとほんと気づかないんだけど(わたしだけ?)、岩明先生が描くエウメネスの姿は、あまりに自然に少年から青年へ変貌していく。特にマケドニアに渡ってからの年月による変化などは数巻分見比べて気づく。
    これほどの画力とストーリー、満足度高い。待たされてもしかたなし・・・とまで思える。

    11巻の最後「なるほど・・・」
    何がなるほど!?
    答えを想像しながら12巻を待つのもたのしい。
    (12巻もこんな終わりかただと次も待ちやすいんだけど)
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  • 寄生獣

    岩明均

    いろんな意味であぶないかも
    2021年3月26日
    リモートワークの気分転換に読むつもりが
    時間も
    いまどこにいるかも
    忘れるほど
    引き込まれてしまっった・・・あぶなかった!ふーう
  • 王国物語

    中村明日美子

    2巻までの感想(はよ続きが読みたい)
    2020年10月31日
    1巻みて、2巻以降は完結してから・・・と思ってたのに、つい2巻購入。
    双子の苛烈な運命もさることながら、後半登場する王の醸す色気で気絶しそうになりました。(まだ)何もしてないのに、明日美子先生スゴイ。

    で、王にワクワクしてたら
    ええ? こ、ここで終わり!?というところで2巻は終わるのです。
    みんな!2巻まで読んでコメント書いて、一緒に続きを待ちましょう
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  • 幽霊宿の主人 冥境青譚抄

    波津彬子

    他の波津作品とは主人公のキャラが違う?
    ネタバレ
    2020年10月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「幽霊宿」というより青之介が主人公のシリーズもの。
    明治初期の設定で、英国シリーズに似て非なる和物の幻想耽美。桜、萩、百合、、、あちらの世界とこちら側をつなぐ花の描写が美しいです
    そして青之介さんは、波津先生の他の男性主人公と同じくルックスは清廉な感じなのに(なのにというのも変だけど)、やたらキスをするシーンがある・・・気がします。
    シリーズ6作が収録され、まるでトランクにぎゅっと詰め込んだみたいに、これ一冊でかなりボリュームを感じて満足です。
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  • 鏡花夢幻

    波津彬子

    他にない類の美しさ
    2020年8月31日
    他のレビュアーの方々がお書きになっている通りです。
    波津先生の作品って、
    しっとりした、落ち着いた、クラシカルな独特の香りがするのですが、
    これほど鏡花にぴったりハマるとは。

    その衝撃は、読み返すごとによみがえります。

    ちょっと他にない類の美しさです。
    おすすめできます。
  • 後ハッピーマニア【単話】

    安野モヨコ

    後もよい
    2020年3月1日
    はははははははは!!!しよーがないな!笑
    という展開。
    リアリティーとか笑える感とか、ほどよい。
    いいね
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  • ヘヴン

    遠藤淑子

    青い空を見上げる人間の哀しさ
    2020年2月8日
    ロボットが出てくることでより鮮明になる、人間が人間であること・・・
    そして、ロボットも人間が作り出したもの・・・

    ヘブン、ヘブン2を通して読んで「そうだったのか~」となり、後でストーリーを何度も反芻しました。一冊でこの内容は大変お買い得です!

    月餅のように「かなり好きなんだけど重たい」やつです。
  • 午後のお茶は妖精の国で

    遠藤淑子

    むっちゃ軽いロードオブザリング
    2020年2月6日
    絵柄とあいまって、ふんわりとした妖精の世界・・・
    と思ったらそれだけじゃない。
    ゆるいと思って油断していたら、何度も吹きますた(笑)

    言葉にするのが難しいけれど、絵も、ストーリーも、匂いまでも
    他にはない、この作者独特の感性です
    わたしもそうですが、これにハマって作者買いのひとは多いと思います。
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  • 花コイ少年

    重松成美

    圧巻でした
    2019年10月21日
    おすすめ。
    続きは見てみたい気もするけどいらない、ちょうどよく終わった。
    まさに「秘すれば花」。
    いいね
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  • SARU

    五十嵐大介

    世界を表す織物のような。
    2019年9月10日
    SARUをめぐる地球規模の魔術合戦!
    それは善と悪、正しさと誤りの二元性のなかで繰り広げられる踊りのよう。いつしか悪と善のいずれもが聖なる登場人物となり、この世界のシステムが、言葉でなく、起きる出来事によって語られる。

    その広大な意識の旅は、自我の感覚さえもゆるがす。
    けれど、もっともすごいのは、物語の最後の着地点。あれは、この世界の秘密についてのエピソード。

    古来より魔法と呼ぶアートの、本質をついた漫画。
    読後感は、たいへんよいです。
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  • 秘密 season 0

    清水玲子

    中毒性高い・・・
    2019年8月31日
    秘密トップシークレットに引き続き、こちらも読破中。事件がワールドワイドになって、ますます面白く。半端なくハマります。はよはよ次が読みたい。
    いいね
    0件
  • 秘密 -トップ・シークレット-

    清水玲子

    結局全巻買いました
    2019年8月30日
    ちょっと立ち読みのつもりのはずが、ドハマり。
    どの巻も骨太なうえに緻密な伏線、ダレることない。
    メインキャラはみんなそれぞれに味があるが、とりわけ超絶美形の薪さんを小柄にしたのは他の少女漫画では思いつかれることがなかった、独特の魅力を醸し出すことになった。
  • 聖☆おにいさん

    中村光

    いい。
    2019年8月23日
    ごくありふれた庶民の日常に、ブッダとイエスの日常がクロスオーバー。そこが絶妙。
    いいね
    0件
  • 秘密 パーフェクトプロファイル

    清水玲子

    副読本として
    2019年8月22日
    描き下ろし作品は、読んでよかった!
    年表は、時系列が混乱しそうになるので、あると助かる。秘密 season0が更新中だから、年表もいずれ最新版がでるのを期待。

    対談は、あの萩尾望都と。あの二人が会うとどんなことを話すのか、興味あるひとにはいいかも。

    キャラ説明は、本編を編集して解説くっつけた感じで、とても残念。データブックとしては、それが本来の役割ですよね。

    でも、本編で描かれなかったエピソードやキャラ設定など、秘密ファンにとっての目新しい情報、収穫が少ない(たぶん対談と描き下ろし、まさかの滝沢さんの本名… 以外は既知情報)のが、物足りなかった。

    パーフェクトプロファイルと言いつつ、秘密には、まだまだ秘密が…
  • Deep Water〈深淵〉

    清水玲子

    これは続編ありきなのでは
    2019年7月31日
    一巻で話は完了。でも完結フラグ立ってないし、主人公の独特のキャラ設定とか、背景の説明が緻密ではない=まだ何かあってもよい/ストーリーを足す余地がある ことを考えたら、この巻で収まる内容ではない。もしかして、当初から続編ありき、なのか?

    だったら、序章でこれだけインパクトあるんかい!ってなる。
    まだ1巻だけのいまのうちに読んでおくのもいいかも


    個人的には、最後の場面での主人公の願いやなんでそこまでしたくなるの?かがよくわからなかった。
    逆に犯人のいいたいことだけは、よくわかった。
    年の差がこうでるか。
    罪を犯すことについて、人生の不合理について、深く、複雑な余韻がある。

    さいごに・・・主人公、博多弁使わないんだね涙 若かりし頃のチェッカーズのフミヤのような感じでお願いしたいんだけど。
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  • 悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される

    ほしな/ぷにちゃん/成瀬あけの

    【太鼓判】これはよいものです。
    2019年6月5日
    かわいらしい(悪役)ヒロイン、紅茶にお菓子、極甘の王子・・・ただただ、何も考えずに安心して甘々に浸れるのがいい! 一点の曇りもなく読んで癒される。

    「コールドゲーム」と並行して読むと、甘いのとしょっぱいのを交互に食べている気分。
  • 十三夜荘奇談

    吉田秋生

    そこはかとない
    2019年5月29日
    吉田秋生先生の初期の小編作品集。
    虫や動物、山野が出てくる。
    絵柄も空気感にも昭和の匂いがして、読後感よいです。
    代表作が結構切なかったり、心理的にも重いテーマだったりというのに対して、これはそんなことない。息抜きのように読める。でも、なぜか心のどこかに残る。
    いいね
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  • ホメオパシーの毒

    井出智香恵

    いい感じに楽しめる
    2019年5月29日
    ホメオパシー!?という好奇心で買いました。
    自然療法とか代替医療のひとつで、そこから着想してあんなドロドロの展開というのは、天晴れ。
    いいね
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  • イノサン Rougeルージュ

    坂本眞一

    絵に痺れるも、気になる点もあり
    ネタバレ
    2019年5月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 絵が極まっていくのが楽しみ。色の劣化を心配せず、PC大画面で読める利点から、紙本ではなくデータでの購入を選びました!
    難をいうなら、シャルルがきんばくされた姿。体も背景も他がみな緻密なだけに、股間だけがあのような表現だと逆に浮いてみえてしまう。もう少しなんとかならんのか。
    あとエピソードが時間軸にそって展開しないので混乱する。でも錯綜することで、世代を重ねて見えてくるものもある。
    マリーサンソンがゼロを連れて馬を走らせる姿は、かつて映画「オルランド」で、男性から女性となった主人公が、バッチリ皮のつなぎ着て、同じくバッチリキメた小さな娘をサイドカーにのっけてオートバイを走らせる姿とダブってしかたない。
  • 竹光侍

    松本大洋/永福一成

    いい意味でショック
    2019年4月10日
    すごい、すごい、すごい・・・!!!
    最終巻まで読み終えた読後感は、絶句。

    1巻から読み進めてるあいだは、
    人も犬猫やカラスなどの動きや性格が、墨の濃淡と線描によって、驚くほど生き生きと表現されているのが小気味よく、物語世界が匂うように存在していることに感動していたわけだが。

    運命の8巻、木久地との死闘 そして最後のコマ。
    言葉がない。ここまで読み進めてきての、万感の思い、ともいえる。

    こんなに息を詰めて読む漫画にはめったにお目にかかれない。
    うまく説明できない。
    できれば、最終巻は桜の季節に読むべし。