今までレビューを書いたことが無かったですが、もうめちゃくちゃに良かったので書きます。最終巻を読み、感動し泣き、もう一度1巻から読み返し、また泣きました。
同棲や結婚ってこんな感じなんだぁと凄く為になりましたし、主人公達を取り巻く周りの方々の心理描写もさることながら、主人公自身が、主人公の心が、初めよりも遥かに成長して強くなったと最終巻を経て改めて実感しました。親になったことは無いですが、この数ヶ月2人を見守るのがとても楽しかったです。
誰にもコンプレックスはあると思いますが、それを好きだと言ってくれる人に出会えると良いですよね。
人と向き合うことって難しいことだと思います。家族とだって仲良くなれない人も居るでしょうから。他人と、目の前に居る人としっかり正面から向き合う、それがこの主人公達には出来る。多少ぶつかり合いもしていましたが、それはお互いを知る為の、向き合う為の材料に過ぎなかったのです。喧嘩したって良いんですよね。他人なんだから。大事なのはぶつかり合った後に乗り越えられるかです。諦めてしまうのも場合によっては手かもしれませんが、乗り越えた主人公達は無敵でしたね。
作者の方に届くか分かりませんが、この数ヶ月？1年以上？いつも新巻の発売日を楽しみにしていました。最終巻を読み、お話が終わってしまった寂しさもありますが2人が結ばれた今、多幸感でいっぱいです。本当にありがとうございました。
多くの方にに是非、読んでほしいです。
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