ネタバレ・感想あり親愛なるジーンへのレビュー

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続きが早く読みたい
2020年8月12日
甥っ子の目を通して、現在から過去を振り替えるスタイル。70年代のニューヨーク、まだカミングアウトが難しい時代の弁護士と、アーミッシュの青年の恋の物語。海外の雰囲気を描くのが上手。周りの人の優しさにもグッと来ます。2人はどうなるんだろう。「桜田先輩~」からこの作家さんを知りましたが、あまりに作風が違う(笑)「ラムスプリンガ~」のスピンオフです。アーミッシュについてはそちらの方が詳しく理解出来るし、作品としても素晴らしいので強くお勧めします。本番は最後に一回のみですが、十分楽しめると思います。ハッピーエンドだと良いな。早く続きが読みたい!!!
★2巻を読んで追記★2巻がショックすぎて追加レビューが書けなかった。2巻では、外の世界を知ったジーンがトレヴァーの元を去り、10数年後に再会するというもの。疑問でならなかった。物理的距離が離れても、時々帰ってくればよい。愛を諦めなくても良いだろうと。トレヴァーがハンバーガーを食べられなくなるシーン、教会で微笑みながらも思わず落涙するシーン。金銭的にも愛情的にも、すべてを与えたからこそ、ジーンが世界を知り、成長し、自分の元を去ってしまう(トレヴァーはそんな風には思わないが)。こんな苦しさ、悲しみはあるだろうか。再開後の二人は友人なのか恋人なのかも分からず、こんな切ないことってないよ。でも数か月をかけて、この2巻を消化してみた。トレヴァーはジーンの可能性を自分のせいで潰す事は絶対にできなかった。ジーンもトレヴァーの元に残ったら、神であるトレヴァーは、故郷と同じように自分を縛り付ける「神」になっていただろう。だから、神だろうとなんだろうと、自分の目指すものは振り切らなければならなかった。それでもトレヴァーはジーンに、「全て赦す」と伝える。ジーン(若者)は、親やトレヴァー(保護者 )を振り切り飛び立つ。それは若さゆえの傲慢さであり、自惚れかもしれないが、私自身も同じような事をしていた。そう考えると、ジーンのしたことがグッと身近に思える。トレヴァーはトレヴァーで、ジーンに救われた。人生の素晴らしい一瞬を胸に一人で生きていく決心をする。彼の強さや愛の深さに、心が洗われる気がする。読者にしてみたら、二人でずっと一緒に生きて欲しかった。でも本当に深く考えさせられる、笑いもあり涙もありの、素晴らしい作品だった。
おかえり。ただいま。
ネタバレ
2026年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『ラムスプリンガの情景』から続く、1973年から1992年の、約20年の物語。ものすごく良かった……
極寒のニューヨークで彷徨っていたアーミッシュ出身の青年(『ラムス…』では物語の背後にいた、アーミッシュを離れた青年)ジーン。その彼を助けた、弁護士のトレヴァー。彼は婚約者と破談になったばかりだった。生い立ち、家族、時代。誰も悪くなくても、むしろ優しいから、一人ひとりが思い悩む。
物語には3人のジーンが登場しますが、その中で一番若い青年ジーン(ニルヴァーナを聴いている世代)が素敵な活躍。嬉しかった!家族でも、恋人でも、元恋人でも、「おかえり」「ただいま」の言葉に宿る温度が本当に大切で愛おしい。人生は愛でできている。…否。できている、と言うより、愛で編み上げていくもの、かもしれない。
さらに、特装版の完結小冊子。…味わい深い!あの2人の姿も(涙)。ぜひぜひ。
すごいの一言!
2020年11月17日
BLはそのシーンが多くてレビューを書きにくい。ストーリーが脇役のことが結構ある。しかし総じて絵の上手さが他のジャンルを圧倒していて、詩情や写実、繊細さに独特の味わい、と、漫画読みとしては、各先生の研ぎ澄まされた美的感覚に陶酔出来る。
本作、第2巻以降に続くそうで、未完結物を回避したい私は、深入りの予感に、しまったと思うばかり。
しかしそれを越えて、買った後悔はそれほどではない。
(本作はそのシーンばっかりというのではない。)


外国物で、生活している土地の姿が描けていて、家の中が居住スペースとしてのリアリティーがあって、そのなかに登場人物達が自然に息づいているかの実在感がする。その画力に、額を床に擦りつけたくなるほど。圧巻だ。

語りも台詞も上手すぎて、ずっと語られてきたかのように、滑らかで味わいがある。
もう既に片っ端から読んでいるこのBLという世界の中でも、燦然と光っている作品と思う。
このシリーズの「ラムスプリンガの情景」既読で、本作を手に取ったときには、いつも通りレビューせず済ませようとしていた。何度目かに開いてみて、やっぱりこれはレビューを入れておきたくなり。

吾妻先生のグッとくだけたお笑い系作品を思い返すと、先生の間口は無限に思えてくる(SFも然り)。
丁寧な絵は変わらないが同一作者の手になるとは今でも信じられない気分はある。

BLのジャンルとあとTLも、作者のお名前のそのネーミングセンスにしばしば脱力感を覚えるのだが、吾妻先生のお名前は、仕事をしている姿勢を想像させる命名と思える点にも、実はポジティブな印象を持っている。

尚、現在(お話時点での)のトレヴァーの暮らしぶりが引っ掛かる。私はハピエン志向なのに。頼むから二度と読めない、という悲しい作品ではありませんように。
ひえええええええ、良すぎて言葉でない
ネタバレ
2020年10月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ このお話、何故か完結と表示されてますが完結してません、続いてます!
「ラムスプリンガ〜」読んでからこちらにきてます。時系列としては後にあたる「ラムスプリンガ〜」読むと、故郷がどのようなもので、何を捨ててきたのかよくわかります。
ほんと、この1巻を読み終わって、ひえええええええです、素晴らしい、感動して言葉にならない。マジで泣けます。別にこの巻で人が亡くなったりしているわけではないです。そういうわかりやすい悲しさはないです。でも、全般に流れる喪ってしまったものへの追憶、捨てた故郷の回想と、切望していた家族と、それらを全て超えて純粋な想いを伝えるあの告白のシーンは、今まで読んだマンガの中で間違いなくベストオブ告白です。しかも、相手にはわからない言語で話すので通じてはいないんですよ!ほんと泣きました。とにかく読んでください!! ぜひ「ラムスプリンガ〜」も。作者さんのtwitterによると1巻の続きの6話連載再開は2021年、2巻発売は2022年の予定、全2巻か全3巻になるそうです。作者さんにはぜひ、描ききってほしいです。読者のみなさん、完結まで生き残りましょう!
2巻特装版有!本当に注意!
ネタバレ
2025年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューが良くても評価⭐︎良くても、自分の好みに合わないものもある、と最近学んだ所だったので、惹かれつつながく「あとで購入」にずっと入れたままにしていましたが、これは本気で当たりだった。2巻特装版があったのを購入直接に気付き、身悶えするほど悔しくて、でもそれでも重複で買うなんてしたことなかったのに、初めて買わずにいられないくらいには良かった。他の方々も熱く語っているように、BLのみならず、名作漫画です。胸に響く、大切にしたい言葉やセリフも数々。私は「ラムスプリンガ…」よりこちらが好き。こっち先に読んで問題ないような?でも、結局両方読みたくなりそう…。ジーンがトレヴァーの庇護のもと世間を知り成長と共にエッチになってて、リバまでトライ!びっくり。(といってもこれは涙溢れる動機からだけど…)姪のジーン、出すならもう少しちゃんと登場させても良いような、とってつけ感が否めない気がするのは私の読解力不足?別冊付録の方にはエッチシーンはありません!魂のつながり、深い愛の物語に感動しつつ、再会後のラブラブもいっぱいみたかったなー、なんて、少し思ってしまいました。
あまりにも名作すぎる
ネタバレ
2022年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めて読んだ時は正直身一つで飛び出して路頭に迷ったジーンを赤の他人であるトレヴァーが保護し、それどころか多額であろう学費まで出して大学に行かせたのに結局最後は15年間1度も会わない関係になるなんて…!(再開してハッピーエンドとはいえ甥の助けで再開しただけだし…なんかすぐ帰ろうとしてたし…)とジーンに対してモヤる部分もあったのですが、ラムスプリンガの情景も合わせて読むことでそれなりに納得できました。生半可な気持ちで故郷を捨てたわけじゃないので、その覚悟と同じように自分が何者かになれたと思えるまではトレヴァーとは会わない(甘えない)と決めたジーンの覚悟だったんだなと…。ラムスプリンガの情景まで読むことで故郷の大切さやそれを捨てることの重大さ、残された者の悲しさをさらに深めることができたので、なるほどな…と思いました。欲を言えば!欲を言えば15年の間にもトレヴァーおじさんのことを思い出して会いたい気持ちを我慢する…みたいな描写も番外編とかなんかで欲しかったなと!思います!!いやきっと思ってたんでしょうけどなんかもっとこう…トレヴァーおじさんにもっと報われてほしくて…!恋心を知れて幸せだったとはいえその後15年も離れてしまったおじさんが悲しすぎて…おじさんはそれで良くてもこちらが勝手に悲しくてつらかったです。笑
最初の印象はすこし難しい歴史物BLかな?と身構えていたのですが、読んでみると笑えるようなシーンがいくつもあったしとても楽しく読めました!特にトレヴァーは堅物そうな感じだったのですが、読んでると普通に愛嬌があるしおもしろいし表情豊かで…。教会で涙がこらえきれず泣きながら…それでもまだ何かをジーンに与えようとするトレヴァーの姿にはかなり泣きました。学費まで出してるのにおまえまだ何かあげたいのか…!!!どんだけ献身的なんだ!!!!幸せになれよォ!!!誰か!!誰か!!と叫びたい気持ちになりました。ほんとに名作です!作者さんがもう好きなので他の作品も揃えようかなーと思ってます。
ラスト深読み
ネタバレ
2022年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終わって最初の感想は「何だよそのそっけない態度は!」とそれまでの熱い想いが急停止してしまうようでしたが、もう一度読むと、あぁ、そうか、そうだよなと。あれだけ愛して世話になった人の住む街に戻って来たのに「じゃ!」でこれきりサヨナラな訳ないですよね。甥のジーンに会うつもりがいきなりトレヴァーに会ってしまって驚いて咄嗟の対応だったのだろうし。←手が震えてるし。手紙返信してたりお土産との言葉にトレヴァーがいることを予測してたとしても、久々に会うと照れ臭いしぎこちないものよ。カレッジに職を得たのもNYに帰る為だろうし、もちろん落ち着いたらトレヴァーに会いに行っただろう。そこがジーンの第二の故郷なんだろう。10数年連絡しなかったのは「断腸の思いで送り出してくれたのにまだ何者にもなれてないのに会いたいなんて言ったら心配させるし」と思ってたらいつの間にか何年も経ってたわ、くらいのことだと。恋人か友人かどちらかはっきり描かれてないけど、この街に戻ってきたということは恋人だろうな、と思ってます。疎遠になってたけど何年経っても会いたくて堪らなかったところに、甥っ子ジーンの手紙を読んでトレヴァーの気持ちが変わってないことを感じて、戻る決意したのでは。会わずに生涯過ごしたりしたらどうしようもなく後悔するでしょうしね。どんな形であれ家族として共に生きて行くのが2人の幸せでしょうし、これで完結で納得です。
そして「ええ話や〜」と感涙した後に、特装版があると知って悔し涙を流しました。その涙の方が多い。
はぁ〜
ネタバレ
2022年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自動購入にしていたら、通常版を購入ていて…。特装版買いたかったよ…。でも、2巻読めて嬉しい。一巻から振り返ってみて、神様だと思っていたトレヴァーが自分を求めていたら、渡せるものが自分しか無かったら、喜んで差し出しちゃうよなぁ〜。別れる前に対等になって、トレヴァーが望んでいるものがジーンらしく、自分の生きたい人生を生きる事だったら、今度は全力で生きるよね…。親子の様な、友の様な、そこに恋人って関係にはまだならないのかも知れないけど、、、トレヴァーっていう帰る場所、居場所があるから。力が湧くのかな。ジーンの手紙で偶然会った様な飄々としていたジーンだけど、トレヴァーに会える可能性だって考えていたはずだし。2人は2年って短い間しか一緒にいなかったけど、お互い救われてお互いかけがえのない相手で、恋愛より深い愛なんだな〜って感じがした。ジーンはトレヴァーには男としての魅力は感じなかったのかな?それか逆に考え過ぎてる?2人にはラブラブなハッピーエンドを迎えて欲しかったけど…。ジーンが生きていてくれただけでも嬉しい。一巻はハラハラしながら読んでいたから。穏やかな愛もいいよね。唯一無二な相手なんだし。特装版の小冊子20ページだけの販売して欲しい。
通常版購入で、本当に悔やまれる。。。
心打つ最高の物語
ネタバレ
2022年9月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品に出会えて本当に良かったと思います。
様々な漫画を雑多に漁っている自分ですが、これ程までに美しく悲しく、そして愛しい物語はそうそう見つかりません。
生い立ちによって真の家族を求め、性のあり方に悩む孤独なトレヴァーと、美しく愛しい故郷に二度と戻れず、周りとも違和感を感じる孤独なジーンとの絆の物語です。
皆さんがおっしゃっている様に吾妻先生の前作、「ラムスプリンガの情景」を読まれた方が、ジーンの抱える孤独、寂しさ、と言うものをもっと深く理解でき、物語にのめり込めると思います。
…本当の事を言うと、自分もジーンとトレヴァーは離れ離れにならないで欲しかった…その分、再会が感動的なものになったのだと思いますが、それでも2人(特にトレヴァーの)過ごした時間のことを考えると、とても悲しく、寂しく思います。
なので、短編でも良いので、2巻のその後、2人がひたすら幸せな生活を過ごしているお話が読みたいです、先生…!!
ということで、このお話を読むときは一人で集中できる環境で読むことをおすすめします。
吾妻先生の今後の作品にも期待してます!!
深夜2時、泣きながら。
ネタバレ
2022年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんて愛に溢れた作品なのでしょう。深夜2時、ボロボロと涙を流しながら完読しました。これほどああ、この作品は愛されて生まれてきたんだなあ。と感じさせてくれる作品は、めったに出会えません。作品を通して作者様の確かな愛を感じます。物語に出てくるキャラクターが本当に愛深くて。。性的な愛のみならず、家族としての愛、人としての愛、神への愛、それらが絡みあった愛。すべてを描きつつ、キャラクターの思いを次の未来へ持っていってくれました。また、社会背景とキャラの心情を密接に描いているのもとても好き。トレヴァーとジーンの会話から、当時の社会背景がどんなもので、それが彼らの思いや人生の選択にどんな影響を与えたのか。実際の時間軸を感じさせるリアリティがあります。シーンごとのキャラの表情も豊かでほんとに素敵。トレヴァーが2巻でよりいきいきとした表情をするのがすごくよかったです!!読み進めるほどに心が愛に溢れていきました。これでシリーズが終わってしまうのが悲しい。もう本当に、たくさんの方に読んで頂きたいです。
産まれてくれてありがとう。
ネタバレ
2024年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何から書いていいのか分からないくらい胸がいっぱいになりました。
だけど、やっぱりジーンやトレヴァ達に産まれてくれてありがとうと、そしてこの作品へも、産んでくださった作者の方へも産まれてくれてありがとう、と感謝が尽きない作品でした。まるで心が洗われるみたい。

最後、ジーンが現れるのもびっくりでしたが、姪のジーンが現れるのも「うわぁっなるほど! そう来たか!」と。実はもうカナダへ行くと告白して食が全然進まなくなっているあの辺りから涙腺がやばかったのですが、教会辺りで崩壊し、最後まで涙涙で読み終えました。

展開が決して早いわけではなくて穏やかなのに気持ちがぎゅるぎゅると持っていかれ、没頭しておりました。
人を愛すること、愛されることって、やっぱり特別な心なのですね。


個人的には、ジーンが雨が降るのを分からなくなっているシーンが、切なくてうるっとしました。さりげなく描かれていますが、人ってそんなふうに変わってしまうのだと繊細に描かれているなと目尻を拭いました。
慈愛に満ちた物語
ネタバレ
2022年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私はこの物語で最強のスパダリ(?)を見付けました…すごい…なんでこんなに無償の愛を注ぐことができるんだ……!!路上で拾った美しい若者を囲い込んで✕✕✕✕…みたいなろくでもない年上オヤジ攻ばっか見てきて腐りきった心が、見事に浄化されました。ジーンも優しくてとても良い子なのですが、特にトレヴァーが素晴らしい。人道とか善意という言い方では足りない、慈愛に満ち溢れたとても心の美しい人でした。
ジーンのアーミッシュ出身という特殊な生い立ちや心のありようは、私には十全には理解できていないと思いますが、若者の持つ焦燥、何者かにならねばという焦りは普遍的なものとしてひしひしと伝わってきました。トレヴァーがそれを見守り、寄り添い、やがてその手を放すところはとても感動的で美しかった。トレヴァーの甥っ子の働きもあって、二人は再会しハッピーエンドとなりますが、この結末があってもなくても素晴らしいお話だったと私は思います。
BLの枠を超えた壮大な愛の物語
ネタバレ
2024年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず過去を手記で甥っ子が振りかえっている時点でジーンとは別れてるのは決定なので…正直それだけでも切ないし、悲しいのでレビューで死なないよね?とそれは確認しました。すごく評価が良かったのでそれさえ無かったら読もうと決意して読みましたが…。本当に名作でしたっ!50年程前の話でアーミッシュの事だったり、時代だったり、NYが舞台というだけあって、色んな事が盛り込まれてて…考えさせられましたね。2人の関係に関しては、ジーンがお父様の別れの時に、その瞳で世界をみて、そして自分を赦しなさいと言ってましたが…深い愛情がないと相手の為を思って送り出せないですね。ジーンも家族に対しても恋人に対しても、その深い愛に気づき、愛を受取ったからこそ、連絡をせずに自分の夢へと向かい旅立っていった…覚悟が人としても中々簡単に出来ないのでスゴイです。2人の幸せな2年とその後を読者として見れて良かったです。
はぁー読み終わってしまった
ネタバレ
2025年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 気持ちとしては1巻読み終えると2巻読むのが怖かったです。読みたいのに読みたくない。どうして手記があり、1人なのか。レビュー見たわけでもないのにうまい具合に私はテオのストーリーを読み、ジーンを読みたくなりこちらに来たんです。正解だったようです。そして、ジーンにはハラハラドキドキ、トレジャーの気持ちも痛いほどわかり、この2人は、甥っ子のジーンの働きがなければ会わなかったのかしら。色々考えたり切なくなったり壮大なストーリーの中ものすごく感情を膨らませながら読めて面白かったです。2巻を最後まで読みやっと息することができ、気持ちよく寝れそうです。宝本行きです。
何度も何度も読み返した
ネタバレ
2025年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ トレヴァーはまさにアメリカ映画に出てくる人物造形で、よく描かれていてアッシェンバッハ(映画ベニスに死すの主人公)になれないとジーンから逃げをうつけど、貴方は僕の神さまだと言われてジーンを受け入れた。でも、アーミッシュであるジーンとの幸せな2年間に終わりがくる。教会で咽び泣くトレヴァーに、子どもの頃を思い出して泣くトレヴァーにジーンも心揺さぶられ一度は思い止まるが、世の中を知らないアーミッシュのジーンを手放す大人のトレヴァー。二人の過去と未来を甥のジーンが狂言回しとしてうまく機能して、映画を観てるようでした。
 郷愁をそそる『小さな恋のメロディ』もカーペンターズの歌も私が過ごした時代です。これにはもう作者の感性にシンパシーを持つ以外にはありません。そんな時代を過ごさなかった人にもお勧めの本です。
絶対『ラムスプリンガ』の後に読んでほしい
ネタバレ
2025年10月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『ラムスプリンガの情景』の前日譚でもあり、スピンオフでもあり、続編でもある作品。

『ラムスプリンガ』の回想シーンのみで登場したジーンの人生、そしてジーン&トレヴァーとの運命的な絆が描かれています。

『ラムスプリンガ』のテムは、大切なものを捨ててでもオズとの愛に生きる選択をし、その決断に至るほどの2人の愛情の深さはとても感動的でした。

本作品では、『ラムスプリンガ』とは真逆の「愛の形」が描かれています。

『ラムスプリンガ』で「愛とは素晴らしい呪い」だとクロエは呟きましたが、ジーンとトレヴァーは「相手を縛る愛」ではなく「相手を自由にする愛」を選び、シリーズ作品でありながら2つの対照的な愛を描き出すことで「愛にも様々な形があるんだよ」という吾妻先生のメッセージを感じます。

2巻は通常版と特装版がありますが、特装版の「完結記念小冊子」は必読ものなので、全力で特装版をオススメします。

最後に付け加えると、この物語の時代にはNYでさえ大っぴらに同性愛者への偏見があったこと、また離婚の際の親権制度の変化、モンゴメリー・バス・ボイコット、ストーンウォールの反乱など、世相や時代背景が丁寧に描かれている点においても非常に興味深かったです。
素晴らしい作品に出会えた事に感謝。
ネタバレ
2024年1月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2周読了後の今、茫然としています。
思いが溢れ過ぎて何から記せばいいのか分からず、取り敢えず私の心に一番響いたところを……と思い返せばそれも沢山あり過ぎて、やはり言葉が出てこない。涙と鼻水は延々と出てくるのに。
素晴らしい作品を読んだ後何も言葉を紡げずに、レビューを後回しにする事が度々あるのですが、この作品に関しては、これほど茫然とし言葉をなくしても、「今書き留めたい」と思ってレビューしています。

「何者かになりたい」「自分には特別な才能や未来がある」と信じて、家族を、故郷を捨てたジーン。それを後悔して立ち尽くしていたジーン。
時代や国、文化は違えど、全ての若者が理解できる感情なのではないでしょうか。ジーンはそれを「自分を賢いと思い込んだ愚かなひねくれ者」で、まわりの友人達を「それを知っていた大人だった」と表現していますが、かつて若者だった(今はオバさんである)私から言わせれば、ジーンは「好奇心旺盛で、未知の世界に飛び込む勇気のあった若者」で、それが出来ずに後悔していたかつての私は「自分の限界を自分で決めつけて、初めから諦めることを選んだ臆病者」なのです。
ひとは生きていく中で、様々な岐路に立ち、様々な選択をしていくことでしょう。その度に後悔したり、自分を納得させたりしながら生きていくのでしょう。
トレヴァーの言う「ただ、かつて一人の若者だった。そこに何の罪や罰があるものか」というセリフは、正に真理であり、ジーンを、若者を、かつての私を赦し、救うものだったと思います。

15年以上もの長い完全な別れを経て、再び出会った2人。ここから先の2人のことは想像する事しかできませんが、赦し赦され、救い救われた2人が幸せに添い遂げられる未来であることを願い、祈っています。

…ちなみに…涙が止まらない理由がもう一つ。特装版がある事を知らずにこちらの2巻を購入しました_| ̄|○
特装版を買い直すか真剣に悩み中…。これから購入される皆さま、お気をつけ下さい。
もうなんか言葉が出ない…
2021年8月12日
ラムスプリンガの情景で村を出たジーンのお話。愛しさばかりで構成されているのに何故か哀しい、というすごい世界観。人は失ってもまた愛せる。喪失感に苦しんでいる最中ですら、本当は誰かに愛されている。そんな気持ちにさせてくれるスゴイ作品です。
個人的には、冒頭と最後で、甥っ子ジーンの叔父に対する眼差しが変わっているのが印象的でした。人の人生を深く知ると、その人のことを愛しく思えるもの。誰もが大切な存在なんだよね。
あー、早く続きが読みたいっ!フォロー様によれば、2022年発売予定とのことなので、それまで私もしっかり生き続ければと思いました。笑
生きる希望にして良い作品です!
4.9☆
2021年10月17日
読むだけで情景が浮かぶような作品。「ラムスプリンガの情景」のスピンオフ。「親愛なるジーンへ」このタイトル名も素晴らしい。
キャラの顔とかは自分の好みではないんですが、絵は上手いと思います。画力が天才的で表情がとても良い、目の描き方とかが本当に素敵すぎる。目の前でキャラが動いているように感じる、演出が上手いのかどっぷり浸かって読むと映画のようです。読んだ後も余韻に浸りたくなる感じ。
惹きつけられる作品なのに、キャラの性格は癖が強いとか、超カッコイイとか、モテ系とかじゃなくて、意外と普通なんですよ、そこに親しみを感じるというか、実際にありえそうとか思える。読み終わって...ジーンの生き方に関しては賛否両論あるかもしれないけど、アーミッシュのほとんどが故郷に留まり生涯を終えるのに、ジーンは故郷を飛び出すような子。大事なのはこういう子だからトレヴァーと出会えたってところ。トレヴァーと暮らすようになってもジーンはそういう生き方を貫き、トレヴァーも見守り見送った。ただ、トレヴァーの気持ちを思うと胸が締め付けられる。BLというよりは、ヒューマンドラマのような二人の人生、それぞれの人生、そしてこれから先、描き方が上手いんだろうなぁ、心が揺さぶられる。これまでの展開で言うとラストは良かった。オススメの作品です。完結おめでとうございます、良い作品ありがとうございました。評価は4.9☆
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めぐりめぐる、愛のお話
ネタバレ
2022年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ "ラムスプリンガ~"を読んであまりの素晴らしさにすぐこちらも購読。また素晴らし過ぎて心揺さぶられてしまい、容易に読み返しができぬ程。BL読んで嗚咽したのは初めてです。トレヴァーとジーン、2人が出逢って欠けていたパズルのピースが嵌まる様に、お互いの心の深い部分が満たされていく。互いに赦し、赦され、やがては自分を赦せるまで‥トレヴァーの手記を辿りながら現在と過去を行きつ戻りつ、お話は進んでいきます。『何者』かになりたかったジーンの気持ち、オバサンになった今だからとても良くわかる。トレヴァーの無償ともいえる愛、度量のひろさが、切なくて温かいです。2巻(特装版あります、完結後アフターストーリー読みたい方オススメ!)まで読むと、1巻でのシーンがここで生きてくるんだ!と吾妻先生のお話づくりの素晴らしさも堪能できます。人が人を想う"親愛"のお話、人と人とをめぐってきた愛のお話、本当に素晴らしかったです。それ以外の言葉が見つからない。"ラムスプリンガ~"を読んでからの方がジーンが背負っている後悔の背景をより深く知れて、2巻ラストが胸にめちゃくちゃ響くと思いますので、スピン元を先に読むのがオススメです。
脳内で流れるのは「ホームにて」
2022年10月2日
そして何故か思い出したのは萩尾望都先生の「訪問者」、トーマの心臓のオスカーの子ども時代の話でした。
トレヴァーのことを知るにつれ、この人はオスカーが焦がれた『家の中の子ども』だったんだなぁと。

私は萩尾先生の作品以外で咽び泣くことはないだろう、もう若く傷つきやすい女の子でもないし、とずっと思っていましたが、
家族が寝た後のキッチンの換気扇の下、トレヴァーとジーンの物語を読んで、はからずもスマホが濡れるくらい泣いてしまいました。

作品の内容に関するレビューは、他の皆さまが本当に素晴らしい考察をされていらっしゃいます。
レビューを読むだけでも大変面白いです。
私はただ、ここ数年読んだ漫画の中で(あえてBLの括りなく)いちばん涙を流した、という事実だけ、記しておきたいと思います。
2021年11月14日
すごすぎて言葉にするのがすごく難しい…

最初はほんとに軽い気持ちで手に取りましたが
全部読んでこの評価の意味が分かります

長い映画を観たかのようなこの気持ち
感動しました。気持ちに言葉がついてきません。
沢山の人に読んでほしいし知ってほしい

絵も綺麗だし、読んでるのに
自分が本当に漫画の世界にいるような感覚になります

最初はジーンの純粋さが可愛くて
笑うところも沢山ありましたが
最後は男らしくなり自分の意思も持っていて更に感動

はやく続き読みたいしジーンの今が知りたい

出会えてよかった作品
確実に名作だと思いますし色んな人に紹介したい作品でした

この作品を描く我妻先生に興味が湧いてきたので
今から他の作品も読みます。
切ない微笑みが静かに浮かんでくる。
2021年12月23日
アーミッシュのラムスプリンガは、まるでライフジャケットの説明を今までしてなかったのに、いきなり大海原へと放り投げるよう。むしろ、そんな期間がない方が幸せなのでは?しかしこの世の中。色々な考え方、様々な宗教があり、それらの深い歴史に対して浅い知識で立ち合う気はありません。
ただこの作品は、私のBL人生を締めくくっても良いとさえ思えるほど心震え、今までのBL本を凌駕するほどの作品でした。自分の年代とも合い、ヒッピーならば花のサンフランシスコかなぁとか。トレバー氏がクラークケントに似ている?確かに、言い得て妙。ベンケーシー風ではありませんものね。フフッ、今の人にはわかるまいな。
派手さはない作品でしたが、当時の空気感を感じられてジワッときました。このジワッは、うっすら涙がでて、人生とは複雑怪奇な上に変化する万華鏡にも似て、読後はゆったりした足音で感動がやって来ました。
平凡な一市民でも、それなりに壮絶な一面を抱えて生きている。そしてこれからも生き続ける。当たり前の日常、それぞれの人々を通して丁寧に描いている秀逸な作品。若い方々には歳を重ねてからも手に取って頂きたいし、人生の機微を経た方々には必ずや深い感銘を与えてくれると。この作品に出逢えた奇跡に感謝、そしてこれを世に出してくれた作者様に御礼です。さて、第2刊は、どうなるのやら。ジーンが居ないのは何故?故郷へ戻ったのか?それならそれで、実体験した彼がラムスプリンガを終えて離れた厳しい現実を若者達に説くもよし。それでも最後には、互いに尊敬し合い愛し合う二人だからこそ、仲良くソファーに座していて貰いたいもの。
青年の冬の熾火のような髪色に燃えあがる恋
ネタバレ
2021年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『ラムスプリンガの情景』のスピンオフ。1992年、NYに住む弁護士の伯父トレヴァーの家で夏休みを過ごすことになったジーンは、書斎を片付けている時に伯父の手記と青年が微笑む一葉の写真を見つけます。そこには20年前の34歳の伯父と19歳のジーンという見知らぬ青年との日々が綴られていました。トレヴァーが落とした重要書類を届けてくれたホームレス一歩手前のジーンを、トレヴァーはハウスキーパーとして自宅に迎え入れます。ジーンは真面目で飲み込みも早いのに、電化製品の扱い方を全く知りません。実はジーンは300年前の生活を頑なに続けるアーミッシュだったのです。戒律から離れるラムスプリンガの期間を経て、ジーンは信仰と家族を捨てて広い世界に生きることを選んだのでした。
初めて聴くポップスに、初めて読むロマンス小説に、一つ一つに驚き魅入られるジーンは可愛らしく愛しく、雛鳥のようにトレヴァーに懐きトレヴァーを敬愛します。
故郷とその全てを捨てたジーンと、自らの出生とセクシュアリティで常に孤独なトレヴァー。二人が捨てた筈のそれぞれの家族、過去の人々がふとした瞬間に浮かび上がってくる光景が秀逸です。寄り添い愛し合う二人が、この後どのような運命を享受し選択してゆくのか、とても楽しみです。
映画のようなクオリティ…すごすぎる
ネタバレ
2021年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ まるで絵画のような綺麗な表紙だな〜とずっと前から気になっていた作品でした。お話の始まり方もとってもオシャレで素敵なんです!ジーンが伯父トレヴァーの手記を偶然見つけるという…。そこから物語は1973年に遡り、トレヴァーともう1人のジーンのお話になるのですが、ドラマチックでありながらリアルでもある…絶妙なバランスで描かれています。2人はお互いに惹かれあっているんだけど、同性を好きになることへの罪悪感みたいなものも感じているようで…。ゲイであるトレヴァーは特にその思いが強くて、「普通」でいなければと自分に言い聞かせているように見えました。一方ジーンはというと、アーミッシュであったが故に純真無垢なんだけど、外の世界に強い興味を持っている感じ。でも故郷を捨てたことに罪悪感を感じていて、苦しんでいるんですよね。2人とも幸せになって!って願いながら読みました。本当に素敵なお話でした…。こういう映画があったら絶対観に行きたいな〜と思えるような作品です。買おうか悩んでいる人には、ぜひ買ってほしい!2巻が出るのが待ち遠しいです。
BL作品の中でも別格
2020年9月10日
続きものと聞いて、完結してから一気に読もうと思っていたのに我慢できませんでした(なぜ完結表記があるのか謎ですね)。
結果読んで本当に良かったです。いやぁこれは別格も別格ですね。
絵もストーリーもメッセージ性も素晴らしく、この高評価も納得です。
1巻だけでも長編小説や名作洋画をみたあとのような読後感でした。
ストーリーが良いとかそれだけでは収まらないくらい、中身の詰まった作品です。
セクシャリティと宗教を絡め、許し、認め、与え合う、人間の美徳を描いた物語となっています。
気づきたくない認めたくない気持ちごと、全て抱きとめてもらえることほど、救われるものはないですよね。
メインの話は叔父(トレヴァー)の日記という名の回想なので、とある未来はわかっている状態となっていて、珍しくも過程を楽しむタイプの作品となっています。
それ故に気になる謎がたくさんあって、続巻が本当に待ち遠しいです。
どんな結果であれ、トレヴァーとジーンそれぞれが幸せだと思えるハッピーエンドでありますように…。
素晴らしい
ネタバレ
2021年10月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 間違いなく名作。数十年前のニューヨークの雰囲気を体感できるような描き方、素晴らしいです。現在から時系列を遡って話が始まるので、いま二人が一緒に居ないことはわかっていますが、いったいどんな別れが二人に訪れたのか?なぜ甥の名前が同じ「ジーン」なのか?知りたいけれど知るのが怖いような。「完結」と表示されてますが2巻へと続くようです。

そして2巻読了。
パチパチパチ(拍手)!!
今、映画のエンドロールをしっかり最後まで味わい尽くし、画面が暗くなって席をたつときの気持ちです。
読んでる間、気持ちはずっとニューヨークにいました。
壮大な物語がこう完結するとは、正直思わなかった。
ジーンが帰ってくるなんて!!
トレヴァーおめでとう!よかったね。
…さて、そろそろ現実に戻らなくては。しばらく脳の片隅にトレヴァーとジーンが居るけどね。
なんと書けば良いのか…
2021年8月15日
この場で、どんな表現が適切なのか分からない。
ありきたりで陳腐だけれど「良かった」という言葉しか出てこないです。
舞台は50年程前のアメリカ。
その頃の同性愛は、恐らく今と比べ物にならないくらい背徳感が強かったはずだし、アーミッシュという特殊性も相まって、一際マイノリティな二人の出会いはまさに奇跡のよう。
この後、どんな物語が展開されるのか予想もつかないけれど、周りの人達がとても暖かく優しいことが、二人の結末が幸せであることを期待させます。
「ラムスプリンガの情景」は映画的でしたが、本作はどちらかというと純文学のようだと感じました。
まさかまさかの締めは号泣
ネタバレ
2021年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻…特装版(電子特典+小冊子)とのダブル買いをしてしまった…知らなかった…。お布施ですね。
でも、それでも足りないほど、この物語には価値がある。

アーミッシュであるジーンにばかり気をとられていたので、最後の展開は不意打ち。思わず号泣してしまった。一見、弱々しそうなジーン。でも、アーミッシュを捨てる?決断をしたような、自分の信念をもつジーンという設定にもハッとさせられた。
ラスト、観葉植物が鬱蒼と成長したシーンがまた秀逸。絵が綺麗だから、なおのこと心を打つ。BLというか、LGBT系書籍といいたいぐらい、他とは一線を画している。
泣かずには読めない
ネタバレ
2022年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻で完結。吾妻先生曰く、「ラムスプリンガの情景」から含み完結だそうです。2巻はコミックスまで待てずに雑誌を追っていましたが、各話で読んでもまとめて読んでも泣くところは同じ。2巻は泣かずには読めない?。
「ラムスプリンガ〜」が愛に目覚めたなら、「親愛なる〜」は、アイデンティティの確立をめざす旅。トレヴァーの深い深い愛に支えられて、自分を赦せるようになったジーン。愛を知り、愛を受けて尚、何者かになる為に離れ実行した。そして、また戻ってきた。トレヴァーも自らの性的指向を愛をジーンに寄って確実なものにできた。思い出だけを糧に15-6年も生きられる姿に誠実さを感じざるを得ない。その後がどういう関係になるか解らないとのことですが、2人にとって互いは支えであり深い繋がりがあるもの。これからは、一緒にいられた2年より長い時間を共に過ごせるはず、と思える。最初は、タイトルは誰が言っているのか解らなかったけれど、2人の甥姪だったとは。周囲も2人を愛していたのが分る。カレンも甥ジーンもいい仕事したよな。本当に素敵な作品で心が揺さぶられる。初めて買ったドラマCD は「ラムスプリンガ〜」だったけれど、このシリーズは私の何かを変えた気がする。世に出してくださって、ありがとうございました。
やっぱり尊い世界観!!
ネタバレ
2020年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 続編を読めると思っていなかったので感動(^^)v
柔らかで温かいのに悲しみが付いて回る空気感と冒頭の手紙に不安を覚えるけど、イマドキっ子甥ジーンの初心さが効いてる構成も好き◎

『ラムスプリンガの情景』(80年代)のスピン。
70年代NYが舞台。
ラムスプリンガ期の後、故郷を選ばなかったジーン(前作ダニーのトラウマの元の兄)と、捨て子で養父母に育てられた隠れゲイ弁護士トレヴァーの二人が、ひょんな事から始める同居生活。

どこか頑なな二人が心を通わせていく展開は、信念あるジーンがトレヴァーの心を解放するシーンに、前作テオの姿が重なり感動◎トレヴァーが表情豊かに変わっていくのに、90年代にはジーンの姿は無くて。70年代のゲイの寛容さも不安だし、何度も登場する「神様」の言葉にどんな愛の形なのかドキドキする。

心配ばかりだけど、故郷の弟分ダニー・クロエ・テオの可愛い姿も16歳オズも居て、90年代のオズとテオにも会えるのかと期待も膨らみます(^^)v
良すぎて読み返せなかった
ネタバレ
2021年4月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 去年の夏くらいに読んで、良すぎて読み返せなかったのですが(そういう作品てありませんか?)、今回のBLアワードコミック部門第3位を知って、本棚から引っ張り出してページをめくりました。やっぱり、気持ちを全部持っていかれます。(1巻完結)となっていますが、本当は完結じゃなくて続きます。1巻の終わりに、「なんでジーンがいないのかな」って思って、プロローグの言葉を読み返して、一抹の寂しさが芽生えるんですけど、トレヴァーはちゃんと笑っているので、きっと良き時間を過ごしてきているとは思うのです。。。あぁ、2巻が待ち遠しいです。ストーリーが本当に素晴らしいのと、絵も、特に瞳が心に迫ってきます。BLとしても申し分ないです。完結はしていませんが、超絶おススメです。久し振りに「ラムスプリンガの情景」も読み返そうと思います。ちなみに「ラムスプリンガ~」の方が先出ですが、どちらから読んでも繋がります。ジーンの故郷のこと、アーミッシュのことをより知ることができます。
流れる涙を止めたくない
2023年6月1日
「ラムスプリンガの情景」シリーズにはなりますが、未読でも十分楽しめます。既読ですと、思いを馳せられる余白が出来てさらに楽しめると思います。

セリフのひとつひとつが重くて詩的で、心の柔い部分にズプッと刺さるようでした。
本当に一つの物語としてとても精巧で、深く大切にしたいことがたくさん詰め込まれていました。
読んでいる最中はとめどなく涙が流れ続けていました。

小説的でも映画的でもあり、とても淡く切なく遠い昔の日に思いを馳せたくなる。
読み終わった後には、とても心が洗われたようにすっきりしている自分がいました。

ジーンとトレヴァーがこの先も、お互いを思い合って生きていく未来を想像して。
そして、愛を知って己を赦すことができる日がいつか自分に訪れた日にはきっと、この物語を思い出すでしょう。
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ハーゲンダッツ級濃厚高級BL
ネタバレ
2024年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「ラムスプリンガの情景」のダニーのお兄さんの話。
最初から最後まで手抜きなし!吾妻先生のセンスが素晴らしい作品です。
冒頭に出てきた家族がまさにアメリカ。コケイジアンのお母さんにPOCなお父さん。そして伯父さんはコケイジアン…「この家族関係はどっちのどれや…?」と一瞬なりますが、これは作品を面白くするための伏線というわけではなく、家族構成だけでわかるアメリカ表現の妙、といったところでしょうか。そんな設定から楽しませてくれる作品です。

ドライじゃないとやっていけない世の中で、日々失われる人間性や自分の感情。これで良いのかと常に自問自答する様が描かれてなくてもきっと頭の中にはあるんだろうな、と想像を掻き立てられる読み味。そんな中で助けたジーン。
モラトリアム真っ最中の彼が、そんな複雑さを持ったトレヴァーを通して世界を広げていく様子が、普遍的なのですがハッとするというような… 当たり前の事を誰も傷つけず書かれているというか。

感想としては色んな言葉が頭の中にあふれて、モワ〜っとした印象をもたせますが、1つだけはっきりと浮かび上がる言葉は「愛」だと思いました。
Hシーンも大満足(^^)
2023年8月28日
名作の誉れ高いこの作品の素晴らしさは既に言い尽くされている感があるのであえてここでは繰り返しません。
そういう名作にありがちで、Hシーンはあっさりとかありきたりなんだろうという予想をこの作品は見事に裏切ってくれました。いや〜、本当に素晴らしい。ドキドキさせてくれます。Hシーンアワードなるものがあれば差し上げたい..と思っていたら、他作品ではすでに3 位を受賞されてましたね。私はこの作品にも受賞させたい位です。しおりを貼りまくりで何回も読み返しています(特に1巻)。「お堅そうだから自分向きじゃないかも」と思ってらっしゃるあなた!読まないと損です。秀逸です。このオリジナリティやポージングには作家性すら感じます。それに、トレヴァーの控えめな性格がいいんですよね。今どきのBLにありがちなガツガツと性的に搾取する感じがなかったのがよかったです(いや2巻ではそうでもないか?)

余談ですが、2巻のカラー挿絵で、2人が踊ってるシーンを見て、この柔らかなペンタッチは誰かを想起させるなぁと思って気がついたのは、漫画の神様のTZ先生。そう思うのは私だけ?

話は変わりますが、この作品をシーモアでは知ることができませんでした(ランキングに登場しないので)。ダヴィンチの特集で知ったんです。だから「殿堂入りの名作BL」とかのコーナーを作って周知してほしいものです。こういうのがたくさん読みたい。
魂の求める先
ネタバレ
2023年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一本の映画を見たような読後感です。
極めて閉ざされた世界しか知らなかったアーミッシュの青年が、ずっと疑問を持ちながら徐々に世界を知っていく。その過程で一番の愛を知ったけれど、それでも知りたいものを追う探究心には勝てない。
切ないけど、大きな愛を糧に羽ばたいて本当の意味で開放されたのだなというラストでした。
作者も「彼等が恋人に戻るのか友人となるのかは分からない」とありますが、完全に対等となった2人の関係はゼロから始まったように思えました。個人的には攻守逆で恋人になるのでは…という気がした。笑
自分を生きるとはどういう事か、を考えさせられる良作です。ぜひご一読を。
名作
ネタバレ
2023年11月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻230P、2巻232P。名作だけど、私の語彙力では上手く書けないので他の方のレビューや作品を兎に角読んで欲しい。嫌な人は出てこないけど、切なさがある。与えるトレヴァーと与えられるジーン。純真無垢で子供みたいなジーンは可愛く、学びを得て変化し世界を知っていくジーンは頼もしい。お堅い弁護士だったトレヴァーがジーンのお陰で子供っぽい姿も見せてくれたのは良かったな。間のページの、一度喜ばれたら毎日買ってくるおじさん愛しいよ!!お互いや過去を赦し進んでいく2人、長い別れだったからそのままかと思いきや最後甥っ子のジーンが憎いことしてくれて泣けました。2人の生い立ちや色んな出来事が切なさを帯びてるけど、胸が温かくなる、どうかみんな幸せであって欲しいと願わずにはいられない。修正は塗りつぶし
表紙の雰囲気そのままに
ネタバレ
2021年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今よりもまだ偏見が強い時代のお話、その時に生きた2人が抱えるものが徐々に明らかになってく様が静かに胸に突き刺さっていきました。初めはジーンに焦点があっていたけどいつしかトレヴァーの身の上にも重なっていき、なんて素晴らしい演出をする作者様なんだ!と脱帽。先に「桜田先輩〜」を読んでいたので振り幅にも驚き。絵の描き込みも丁寧で空気感も伝わるし一巻だけでも素晴らしいなと思いましたが、今のトレヴァーとジーン、そして少年ジーンがどうなっていくのかこの先も絶対読みたいと思わせてくれる作品でした。追記:2巻購入し改めて再読しました。前読んだ時より更に、それぞれの心情が理解できて何度も涙腺壊れた。自分だけが抱えていると思いがちな罪悪感や不安、悩みも実は誰でも持っている事だという事を知れる。何者にもなれない自分はなんなんだろう…と空虚が襲ってくる時もあるけど、誰かにとって自分は愛されてて生きているだけで良い存在なんだと自分を許すことに、個人的に凄く共感して泣いてしまいました。帰る場所がある幸せ、当たり前のことに気づかせてくれる良作。
胸がじんとあたたかくなる
ネタバレ
2023年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ アーミッシュという、聞いたことはあるけれどもよくは知らない文化を題材にした作品でしたが根本は人と人の愛情のお話でじんわりと幸せになれるお話でした。
16歳のジーンがNYに住む叔父の書斎で見つけた自分の同じ名前の相手との暮らしを書いた手記を見つけるところから話は始まり、過去と現在が交錯していきます。
最初は馴染みにくい叔父さんだと思っていたトレヴァーの過去、そして彼と過ごしたジーンという人物の存在。
過去のトレヴァーとジーンの話にフォーカスしますと、お互い過去に“自身をゆるせない、認められない”経験をしたことがある者同士で惹かれ合い、そして愛し合うことでお互いに自分自身を認めてあげられるようになったように思います。
愛しているからこそ別れを告げるというシチュエーションがとても好きなのですが、まさにそれを描いてくださって涙涙でした……。
そしてそのまま16年後の現在に話が戻り、まさかの再会……!本当に泣きました。これから彼らが恋人に戻るか友人でいるかはわからないとのことでしたが、それでも互いが唯一無二の大事な存在であることは間違いないので(ジーンに初めて「おかえり」を言ってくれた人なので)これからも幸せに暮らしてくれるんじゃないかなと思います。本当に素敵なお話でした。
シリーズであるラムスプリンガの情景ともリンクする場面が多々あるので、ぜひ両作とも読んでいただきたいなと思います。
声を出して叫んだわ!ガッツポーズしたわ!
ネタバレ
2022年9月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 続編が発売されるのを心底待ってました…最後の結末に声を出して叫びました…読みながら一人で「よっしゃあああああ!」ってガッツポーズしてました…。この作品は私の宝物です。一巻で「現在は一緒にいない」が肯定されてる中、死別なのか喧嘩別れなのか女と結婚したのか…などいろいろ考えましたが、まさかのハッピーエンドに感謝しかないです…作者様ジーンを生かしてくれてありがとう…(正直病気かなんかで死んだ説を信じてた)。この漫画には思い入れがありすぎて読み進めるたびにしんどくなってたけど、最後が幸せでよかった。。マグノリアは特別な存在でした。この作品は一生の宝物です。ジーンとトレヴァーが今後も末永く幸せに暮らしますように。
物語を読める
2020年7月11日
スピンオフということですが、元のお話を読んでいなくても大丈夫でした。

しっかりと丁寧に心情の変化を描かれていて、感情移入しながら読みました。
今の所イヤなキャラクターも出てこずに、すごく優しい世界での物語で、続きを読めるのが楽しみです。
スピンオフの元のお話も読んでみます。

以下2巻読了して追記。
結果、大号泣でした。
なんですかね、もう、ストーリーもキャラクターも絵も背景も全部すき。
このお話からアーミッシュについて調べてみて、作者さんの物語にする脚本力??よくわかりませんが、すごいと思いました。
余分なものの削ぎ方と、肉付けのバランス感覚。
たぶん、読む年代によって、色々感じ方が違うようになると思える作品。

ただ間違って通常版の2巻を買って、すぐに特装版の2巻を買い直したけど!作者さんへのお布施だと思えばむしろ徳積めました。
さすがBLアワード2021受賞作!
2021年8月21日
満たされていない訳ではないけれど、此処ではない何処か…を求めて出会った2人のイノセントな愛の物語です。どこか儚げなジーンは、宗教的な美しささえ感じました。物語の冒頭ではジーンとトレヴァーが一緒にいないシーンとなっていますが、2人の今後がどう描かれるのか見守りたいです。続刊が楽しみ。
ちなみに「ラムスプリンガの情景」を先に読む事をお勧めします。ペンシルバニアへの郷愁を感じながら読む方がジーンの気持ちとリンクできる気がします。

【追記】続刊を読み終えて…螺旋のように人との繋がり、営みが最後まで重厚に描かれていました。ちなみに続刊はこちらの2巻ではなく、ぜひ【特装版】を読んで頂きたいと思います。そちらにもレビューしてしまいました!
2巻まで読んで欲しい
ネタバレ
2022年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ まさかの2巻があるとは思わず新刊お知らせを見て、即ポチ。うっかりしました、特装版も出ていたんですね。
甥のジーンがトレヴァの手記を読み進める所から過去へ回想され物語が進むので、現在、2人は一緒にいないことを読者は知っています。、現時点でそういう事なんだろうなと想像を掻き立てられ1巻は終わります。
結末が描かれないまま余韻が漂う何とも言えない雰囲気で終わる1巻。これから読む方には、絶対に2巻同時購入をおすすめします。
メリバ(と言っては語弊がありますが
)は好きじゃないけれど本作に限っては、最後までどうなるか予想しつつ何ともハラハラさせられる。
弁護士のトレヴァーは、野暮ったく描かれているのに最後までずっとイケダン。
50歳近い現在は、イケオジになってるはずもなく年齢を重ねた姿なのが物悲しくもある。でもやっぱり中身がずっとイケダン。
アーミッシュとして特殊な暮らしをしてきた、でも普遍的な今の若者ジーンの自分探し。
「今度は自分を赦してみて欲しいんだ。きみがきみ自身をね
」こんな台詞を愛する人に言えるトレヴァーが素敵です。
そして全編通して涙が止まらないシーンばかりの作品でした。
いやもう表紙からして素敵すぎる。
dear Jeneから始まる手紙がさりげなく描かれています。何故、nice to meet you と綴られていたのかが不思議だったのです。
全てに於いて無駄なくタイトルまでが回収されています。
一つ一つの言葉選びが神がかっていて何度でも読み返したくなるのはそういう所。ジーンはトレヴァーを神様だと言いましたが、こんなにも綺麗なお話が描ける作者様こそが、神ですね。
ストーリーの運びもおよそ凡人の私なんかには考え付かないし、いい意味で予想を裏切られ続ける。
号泣必死、絶対に読んで欲しい一冊です!
名作
2022年9月16日
このまま映画化できるのでは…?
ある人たちの、人生における大切な出会いと、共に過ごした時間が丁寧に描かれて、人の人生を追体験するような重みがありました。素敵な映画を一本観たような読後感です。

時代設定が少し前なので、本当の自分を誰にも見せることなく生きていこうとする苦しみ、現状で十分に恵まれているのに、これ以上を望もうなんてわがままだ、という思考からの解放というのもトレヴァー(攻)側のテーマとなっており、性的なシーン自体と、そこでのやり取りがとても大きな意味を持つんですよね。互いの言葉に救い救われるやり取りは涙が出ます?この人たちが出会えて良かった…

上巻を読んで、過去の素敵なお話が進むなかで、現在に時間が戻ると共には居ない様子なので、悲しかったり切ない話だったらどうしようと思っていたのですが、

人生とはそう単純ではないよね、という過程を経つつも、エンディングも素敵で安心しました。何度も読み返すと思います。ぜひぜひ。
2巻は特装版があります!!!
2022年9月16日
レビューの高さから手を出したこの作品。初めての作家さんでしたが、気付いたら「ラムスプリンガの情景」も購入していました。肉感のある線、少し野暮ったい主人公(褒めてる)、ジーンの故郷の独特な風習、本人が思っているよりトレヴァーを理解してくれる人たち。みなさんが書かれているように、ひとつの映画を観た気分になるような心温まる作品です。待ちに待った2巻を読み終えてレビューを拝見していたら特装版の存在を知り、泣いています…これから買われる方は特装版のレビューもご覧になってから購入を選択してください。私はクーポンを待ちます…シーモアさん、こんな思いをするのはもう何度目かわかりませんが、新刊通知の際は特装版の存在も通知してください。(そして個人的にBANANA FISHのファンなので、関係する場所がたくさん出てきて、それはそれで苦しかったです。)
「ラムスプリンガの情景」ジーンの話
ネタバレ
2022年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「ラムスプリンガの情景」でラムスプリンガを終えて故郷を出たジーンのスピンオフ、全2巻。NYで働く弁護士・トレヴァー×街の片隅で暮らす元アーミッシュのジーン。大事な書類を失くして困り果てていた寒い夜、書類を届けてくれたジーンを住み込みのハウスキーパーとして雇うことにしたトレヴァー。トレヴァーの甥のジーンが、かつてのトレヴァーの手記を読み進める形で語られる二人の過去。何度読んでも胸が締め付けられるあの名作のスピンオフということで期待してましたが、いやもう…よかった。生い立ちとセクシュアリティに雁字搦めになっていたトレヴァーと、自分の選択に追い詰められていたジーン。二人が共に暮らし、赦し合い、愛し合った末の決断。前作を読んだ上で、ネタバレなしで読むのをおすすめ。タイトルが秀逸すぎる。前作同様、間違いなく名作。読めてよかった…泣きました。
映画のような情緒溢れる作品
ネタバレ
2022年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 続き楽しみにしすぎて検索魔になっていた程、この作品にのめり込みました。時代背景もさることながら、登場人物の生い立ち、抱えている心の問題を、考えられて描かれているのが伝わってきます☘故郷と決別したけど深いところで恋しく思っているジーン…独自の文化を持っアーミッシュが大都会NYで自立して暮らすにはなかなか難しいですが、トレバーの助けがあって素晴らしい時間を過ごせましたね。またトレバーもジーンと出会ったことによって自分を解放出来ましたし…ってか、トレバーいい人すぎる。すごい人格者だし他人にそこまで金出せるなんて、こんな人いる?笑。最後は個人的にまた2人で穏やかに末永く暮してほしいなと思います!さわやかな風が吹くような、すごい情緒的な作品でした。映画みたいだよほんと。
愛おしい名前
ネタバレ
2022年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ こんなにも綿密に作り込まれた世界観のストーリーはなかなかお目にかかれないように思います。その時代の背景、その年頃の人間の様子、言葉とそれを発する人受け取る人、その時の状況、など表現の仕方が繊細で作画もすげえなあと、すごく考えさせられました。そしてジーンという名前。なんとも愛おしいです。甥っ子ジーンもかあわいいのなんの。ちなみにネタバレなしで読みたい人は表紙の手紙は読まない方がいいです!読んでしまっても期待以上の素敵なシーンでしたが。漫画的にはハッピーエンドなシーンでしたが、これからのふたりがどう過ごしていくのか、想像に胸が膨らむシーンでした。簡単には表せないふたりの関係ですが、これからずっと笑顔でいてほしいなと願います。
親愛なる作品
ネタバレ
2022年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻を読んでからずっと心待ちにしていた親愛なるジーンがついに完結。心に残る名作でした。1巻までだと何故ジーンが今いないのか不安でしたがハピエンでよかった。綺麗に完結しているけど、まだまだ続きを読みたいような、このまま余韻に浸りたいような。とても素敵な作品で本当に読んでよかった。
あと、他の方のレビューを拝読していて、2巻表紙に描かれているジーン宛の手紙の「nice to meet you」と日付、鳥肌が立ちました。全然気づいてなかったので教えて頂き感謝感謝。それと特装版の存在も…。2巻が出て嬉しさのあまり慌てて買ったから特装版があるのを知らなかった…。泣きそう。
実写化して欲しい!!
2022年7月22日
アーミッシュものは他の海外ドラマや映画ではだいたい悲劇的な結末が多くて躊躇してましたが、コレは買って良かった!こんなに上手くblと融合して一昔前のジェンダーに差別的な時代にマッチしていて世界観が素晴らしかった。テンポが良いし登場人物のおかげかイヤな悲壮感が感じられませんでした!その中でジーンのピュアな部分と人生を諦めていた部分が凄く興味深いキャラになっていてどうやってblに転んで行くのかがで本当にドキドキワクワクしました!そしてトレヴァーはメガネ外すと男前だし!なんと言っても続きが早く読みたい!止まらなくなった2人を想像するとニヤけてしまう。
めちゃくちゃ良かったー!
ネタバレ
2022年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 続きが出るのを本当に楽しみにしていました。2人がどうなるのか本当に本当に気になっていたので、新刊のお知らせすぐに購入し読みました。もう涙が出そうなくらい良かったです。後書きでは再会後の2人が恋人になったのか友達になったのかはわからない、とありショボーンとしてしまいましたが(だって絶対ラブラブでいてほしい!)、おまけのページを読んだら「あ!ラブラブに間違いない!」と思えたので、満足でした。日常では関わることのないアーミッシュの方を知り、wikiなどで調べたりしました。日本では考えられないことだな、と思いつつ、見聞を広げられたことに感謝します。
胸が熱くなります
2021年4月6日
すごく愛を感じる作品でした……
恋愛、家族愛、いろんな愛があるけど誰かの幸せを願うって素敵なことだなと感じました。

1巻だけで読了後の満足感が高く、重厚な作品です。次巻も楽しみです!コマの割り方や登場人物の表情や間の取り方がほんとに上手でまるで、長編の小説や映画を読んでいるような感覚になりました。セリフのないシーンが尊すぎて胸熱です?

【2巻目読了後追記】ジーンという人間が受け継がれてるのが素敵ですね…愛とはどういうものか身に染みてかんじることができる大好きな作品です。
人々が温かくて、胸が切なくなりました…。
また読み直しましたが、飽きることなく毎年読み直すと思います。この作品に出逢えたことに感謝します。
いいね
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うわーっ
2021年5月14日
続きが凄く気になる!2巻はいつ発売なんでしょ?!
ストーリーは前作『ラムスプリンガの情景』と同じく、アーミッシュの男の子(ジーン)とアーミッシュでない男性(トレヴァー)が出逢い恋に落ちる話です。
今回は、トレヴァーが大分年上で年齢差のあるカップル。
一緒に暮らしていくうちに自然に惹かれ合う二人。
ドラマチックな映画を観てる様でした。
ジーンによってトレヴァーの頑なな心が開かれていくところは特に感動的で良かった。
でもあの手記は?ジーンは一体何処へ?ハッピーエンドでお願いしたいです!
ストーリーも然ることながら、台詞なくても気持ちが読める位、表現力のある作者さん。
以前のレビューでも書きましたが、これ位上手い方も中々いないと思います。
驚きの絵の力
2021年6月3日
美しいキャラクターや、素敵なセリフに感動する…事は作品を読んでいたらよくあると思うのですが…この作品を読んでいたら、背景っ!!読んでてこんな…背景で!?!…わぁ~っと気持ちが揺すぶられる事って…あるんだっっ?!!!という初めての衝撃をもらった作者様です。

行ったこともない場所シチュエーションなのに…その絵を見ただけで…風の吹き抜ける肌寒さ、気持ちが少しヒヤリとするような登場人物の心情もリンクして感じるような…?1場面1枚の絵でこんなに…伝わるもの?!?という衝撃…沢山の人に読んで欲しいと思います。

背景で感動するほどなので人物の肉体も、体重の重さまで感じるような…デッサンの素晴らしさは言うまでもなく…お話の内容も興味深いアーミッシュという知らない文化を知れて、とても引き込まれます?
順不同で読んでも大丈夫でしたが…順番どうり『ラムスプリンガの情景』を読んでからこちらを読んだ方が…よいかもと思いましたのでオススメしておきます。
人生ドラマ
2020年7月12日
「ラムスプリンガの情景」で村を出て行ってしまった
お兄さんとして描かれていたジーンのお話。
まだテオに出会う前のオズもさりげなく登場しています。

読ませるストーリーはもちろん健在。

ジーンが村を出たのは、この作品のもう一人の主人公
トレヴァーと一緒になるためだったのねと、
どんな物語が繰り広げられるのか期待が膨らみますが、
冒頭から「(ジーンと暮らした日々を)私は生涯忘れることはないだろう」
とトレヴァーの回顧が来るので、2人に何があったの?と気になり、
2人の馴れ初めを読みながら気持ちがはやります。

“家庭環境”や“時代”や“アメリカのゲイの立場”など、
いろんなものを背景に生きてる主人公たちの、
心理的にも物理的にも与え・与えられる中での
欠けていた部分に光が満たされるようなお話が展開され、
それぞれに人生ドラマがあることを感じさせる作品です。

前作より絵もストーリーもパワーアップしています。
そして1巻で終わらず2巻に続きます。
続きが気になります...。
1巻230ページ。

追記:私が買った時は完結マークがなかったのですが、
いつのまにか完結マークが。
続きが気になってたんだけどな…。
「親愛なるジーンへ」
2020年10月8日
ニューヨークに住む叔父・トレヴァーの書斎で一冊の手記を見つけたジーン。
そこには自分ではない「ジーン」について綴られていて・・と胸騒ぎがしてしまうような始まり。

シリアスな中にもユーモアがあり、読み手の心を放さない・・!
どんどん物語にはまってゆき・・
そうだ、今、漫画読んでいたのだった・・と読み終えた時にそんなことに気づかされるほど深く世界に入り込んでいました。

ラムスプリンガの情景のスピンオフ的作品ですが、こちらから先に読みました。
そのあとラムスプリンガを読み、またジーンに戻り・・と何度も触れられる幸せ。
続きが待ち遠しくて仕方ありません。

2020/7/10/全230p(第1~5話+あとがき1p)
良かった!
ネタバレ
2021年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと気になっていてようやく購入。
トレヴァーおじさんの大切なジーンと甥の現在のジーンの名前が同じなのは単なる偶然なのかな。
何か意味があるのでしょうか。
アーミッシュの青年ジーンがNYに出てきて弁護士のトレヴァーと出逢ってからの日々が回想として描かれるのですが…
かつての2人の優しい日々がとても素敵でした。
なぜ今はジーンがいないのかが気になります。
何か悪いことが起きていないと良いのですが…
私はこちらを先に読みましたが、「ラムスプリンガの情景」を先に読んでいた方がより理解が深まると思います。
こちらだけを読んでもお話が分かるようにできてるのでどちらでも大丈夫。
「完結」となっていますが、続きがあるようなので続きを読める日を楽しみに待っていようと思います。
こっちがスピンオフです
ネタバレ
2021年4月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品はラムスプリンガのスピンオフですが
そちらを読まなくても充分楽しめます
ただオズが数コマ出てきたりするので、知ってたら知ってたで感慨深いものがあります。
さて、本編ですがペンシルバニアからニューヨークへ出てきた若者ジーンとNYの弁護士トレバーの物語です。
トレバーの甥が彼の手記を偶然見つけて読み出す所からストーリーが始まります(要は1巻は昔話)。
キリスト教徒の実在する風習を題材にした作品で、ストーリーがとても濃く映画1本観た気分になります。
そして、ジーンがめっちゃくちゃかわいい!!!
この2人には幸せになって欲しいんですが…続編が気になります?
流石、吾妻先生の作品
ネタバレ
2020年12月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 吾妻先生の作品は全作拝読しておりますが、中でもラムスプリンガシリーズが好きで、前作の『ラムスプリンガの情景』は何度も読み返して涙するぐらい大好きな作品です。そのシリーズで今作の『親愛なるジーンへ』が出ると知って読み、また泣きました。
今作は前作の登場人物・ダニーが語っていた兄ジーンの話です。また、前作の主人公・オズの若い時もチラッと出てきます。前作ファンには堪らない仕掛けになっていると思います。
まだ物語は途中ですが、ジーンやトレヴァーがどのような人生の選択を取っていくのか楽しみです。

吾妻先生の作品は良作しかありません。
ラムスプリンガのように胸を打たれる1本の映画のような作品から、桜田先輩シリーズのようなハチャメチャどエロ作品といった振り幅がデカい作者はおそらくいらっしゃらないように思います。
ただ桜田先輩も、ハチャメチャ作品にも関わらず言い回しや心理描写は流石、吾妻作品だと思わせる描き方です。細部にまで拘って描かれる事で読者もその世界観にスッとハマります。

ラムスプリンガシリーズはまだまだ続きますが、続巻を楽しみに待ちたいと思います。
尊すぎる!
ネタバレ
2020年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作ラムスプリンガの情景が大好きで新作が出てて嬉しいです!またまた一本の映画を観たような深い読後感で今回はさらに時代背景を考えさせられたり教養的な要素もあってとても楽しめました。お互い恵まれた環境・故郷で育ったと感じながらも、どこか満たされない孤独や羨望や葛藤を抱えて生きてきて、共に過ごしていく中でそれらをありのまま丸ごと受け入れて与えてくれる存在に出会い、心から安堵した時のトレヴァーの涙のシーンに胸が熱くなりました。家族愛、親愛、情愛など色々な愛の形が出てきますが、どこをとってもあたたかく美しいです。ドイツ語でのジーンの告白も最高でした。神様だなんてどれだけ尊くて愛しいのか、感慨深いものがありました。トレヴァーの両親も過去に“あなたは私たちの神様よ”と愛を伝えていたところでぐっときて一緒に泣いてしまいました。心理描写がうますぎです。もう映画化したらどうでしょうか。日記から回想する展開ですが、ジーンとの関係がどうなっていったのか、続きが待ち遠しいです。
後半ブワッときて涙が
ネタバレ
2020年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 舞台設定が1992年(28年前)、そしてさらに1970年代を懐古するというストーリーなのですが…当時の空気感がとてもよく描写されていて、実際に自分は70年代のアメリカを知らないはずなのになぜか無性に懐かしくなってしまいます。元々絵が好みだなと思い購入したのですが、絵は勿論の事ストーリーの丁寧さ、設定の作り込みに大っっっ変感服しました…!後半のトレヴァーとジーンが心を通わせたのち、夢で子供の日を思い出しながら涙を流すシーンは思わず感情移入して泣いてしまいました。こんなにサイコ〜〜〜〜なのにこれが20年も前のことで、そして今現在トレヴァーがジーンと一緒にいない…!?というのが大変不穏で胸が掻き立てられますが、2巻があるということで楽しみに待とうと思います。
文句なしで満場一致の評価5
2020年7月26日
『ラムスプリンガの情景』のスピンオフ作品ですが、時系列では今作の方が古いのでどちらから読んでも大丈夫です。(私は今作から読みました)まず感じたことはストーリーの流れや演出がとてもお洒落!育ってきた環境も時代も違うトレヴァーとジーンが互いに刺激しあいながら成長し、またゆっくりと変化していく二人の関係が余すことなく描かれていて、一コマ進む度に好きになっていく。美しく、時に切なく、絶妙なユーモアのバランスは読んでいて心地いい。誰しもに必ずある故郷に対して語りかける事で70年代のNYという所縁のない地でも物語に深く入り込めました。綺麗でとても完成度の高い物語。BLという狭いジャンルに留めておくには惜しすぎる作品。
2巻がちょっと怖いけど待ち遠しい!
ネタバレ
2020年7月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 吾妻先生、素晴らしいです。窓辺の光があの部屋に刺す様は穏やかでいて崇高な雰囲気を放っていて、その雰囲気がそのまま本編と重なるようで、ただただ胸がギュッとなります。印象に残ったシーンを挙げたらきりがありませんが、ふたつだけ。ひとつはジーンが映画を見た後に娯楽ひとつとっても教養が必要になるんだということに気づいたとトレヴァーに語るシーン。ジーンは聡い子であり、それがよくわかります。もうひとつは…二人の初セッのときのトレヴァーの雄の顔ですね。余裕がない感じがたまりません。メガネが落ちる瞬間、二人が目線を交わすシーン、素晴らしいとしか言いようがない。ずっとずっと読んでいたいです。ラムスプリンガ同様、読んでいる間、物語の世界に引き込まれ通しです。
なんて美しい話なんでしょう。
2020年7月21日
ラムスプリンガの情景を読んだ後だと、ジーンの故郷の美しさと暖かさと家族愛と、でも閉塞感もあって自分はここを出るという確かな決意と家族を残した少しの後悔をより感じられます。
前作の時も思いましたが絵がお綺麗で、まるでその風景から風や草の匂いがするよう。(ジーンの新しいことを知った目の輝きが特に好きです)
そして、トレヴァーの誠意ある人間性と抱えている孤独にこちらまで苦しくなりました。
暗いお話ではなく、それぞれの過去と向き合い救いを見つけるお話だと感じました。
2人はお互いの唯一として出会えたんだなぁと、読後ほろっと泣けてしまいました。
2巻も非常に楽しみです。
ラムスプリンガのスピンオフ
2020年7月15日
前作ラムスプリンガの情景がすごく好きだったのでスピンオフ作品の電子化待ってました!
前作同様舞台は70年代のアメリカでアーミッシュが明けた青年ジーンと弁護士のトレヴァーのお話です。
今作は92年代という現在?から甥っ子が叔父の手記を見つけ過去の出来事としてジーンと叔父の過去の話を読むという形で話が進みます。ジーンとトレヴァーどちらも今の自分に納得がいかず悩み苦しんでいますが2人が一緒に生活する中で徐々にお互いを理解しあえるようになっていきます。
途中前作のダニーやテオ、オズも出てくるので前作も読まれると楽しさ倍増です。
お話全体ではシリアスなのですがちょいちょい入るコメディタッチな部分が吾妻先生らしさがあってほっこりします。
エッチは少なめですが2巻はどうなるんだろう?続きが楽しみです。
早く続きが読みたい!
2020年7月18日
こちらラムスプリンガの情景のシリーズ作品みたいですがこの作品だけでも楽しめると思います。ただ読んだら絶対ラムスプリンガも読みたくなるでしょう!
アーミッシュについては今まで存在は知っているくらいだったので凄く勉強になります。昔ながらの平和的な暮らし、喜び、そして掟に縛られる闇。この題材をBLで描いてくれるなんて!環境や時代背景のせいで愛してはいけないという枷があればあるほど読んでいて楽しい!先生天才か!
桜田先輩改造計画から知りましたが本シリーズとのギャップが凄すぎてびっくりですwこのシリーズは内容重視の作品ですがちゃんとエロもあります!流石です。
今のところ2回読んで2回とも泣きました、早く続きが気になりすぎて大変です。
素敵なお話
2020年7月18日
ラムスプリンガと順番逆に読んでしまいましたが、ラムスプリンガの話しは先に出てるけど、こちらの話の11年後の話しみたいですね。ラムスプリンガのオズは27歳で、こちらは16歳のオズがチラッと出てきてるので!
2巻でテオとジーンの再会なんてあるのかなぁ〜?それはさておき、甥っ子が読んでる日記?で話が進んでるけど、その場所にジーンが居ないって事は...??
ラムスプリンガを読んでると10年間帰って来てなさそうだし、別れたの?亡くなった?そう言えばモデルで別々に生活?うーんめっちゃ気になるよ〜続き早く読みたい!!そして、2人とも幸せになって欲しい!
とにかく!おすすめです
ネタバレ
2020年7月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラムスプリンガで度々出て来た「ジーン」の物語。
オズとテオの物語も素晴らしかったけど、このジーンの物語、そう!これはもう物語ですよね!
素晴らしかった!!
皆さんのレビューを読まず、作者買いだったので後で気がついたのですが、まだ続くのですね…
確かにキリの良い所で一巻は終わってますが、最後に甥ではない方のジーンが居ないのが気がかりです。あぁ、続きが読みたい!?

最後まで読んだ後、足りなくて、すぐもう一度読み返した程!!

`80アメリカ…BANANA 〇ISH大好きな私だからでしょうか…ホントに心にグッと来る物語です。

ただ、本当にあの「桜田先輩」からの振り幅がスゴいですよね(笑)我妻先生のあちらも大好きです♪
そして、ラムスプリンガのスピンオフですが、読んで無い方にも、ぜひ、オススメです!
続き絶対買います!
よかった
ネタバレ
2022年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 15年ジーンが会いにこないことには??でした。他の方は何者にもなれない間は会いに行けなかったのでは?という感じ方だったが、どちはかというと、そういう環状がすこし欠落して人なのかな?ていう風におもった。ガイコクでもきっと恋人とかもいただろうし、手紙なくても戻ってきた時、会いに行っただろうか?すこしうがった見方をしてしまった。前作の主人公のほうが相手への愛で溢れていたので、そう思ってしまった。
A lovely story
2021年3月25日
Truly a beautiful story. There was a lot of questions left unanswered but in my opinion it added a lot of depth to the storyline. I love and admire Azuma Kaya's work and ability to build the plot? waiting for an update?
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「ラムスプリンガの情景」の続編
2022年10月15日
ラムスプリンガと一緒に買って、前作がとてもとても良くて、本作も楽しみにじっくり読みました。ラムスプリンガは1巻完結で、良くまとまった王道ラブストーリー。本作は2巻にわたる大河ドラマのような深く重い人間ドラマ。2巻が特装版になってて、2巻はそちらを購入。通常盤の2巻とどう違うのかな?通常盤の2巻は買ってないので、1巻のところに未購入ありって表示されるのがすごく気になってしまう…。感想は特装版のほうで書こうと思います。
一本の映画のような
2022年10月5日
何者かになりたいと思う自分と、捨てたものへの罪悪感、その頑なな生き方に共感できるものも多く、そのもがきを経て、少し柔らかくなった2人がまた同じ時を、次こそは優しい時間を過ごせますようにと願って本を閉じました。
感動しました!
2021年12月13日
ラムスプリンガの後にすぐ読みました。とても素敵なお話です!完結だと思っていたから最後えっ?ってなりましたが続くんですね!良かった!
2巻が待ちどおしいです!
心囚われる作品
ネタバレ
2022年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻を楽しみにしすぎて、慌てて通常版を買ってしまいました。お互いが特別な存在。人生は恋愛だけが占める訳ではないからリアルなのかもしれません。でも、会えなかったトレヴァーの日々を思うと胸が痛くて…どうか恋人に戻って欲しい。二人の今後をずっと想像し続けてしまいそうです。特装版は書籍で買います…。
傑作❗
2022年9月15日
感動、感動。
何て素敵で清らかな情熱的な愛のお話なんでしょうか。
“親愛なるジーンへ”と物語が流れだし、
“親愛なるジーンへ”と幕がとじる。
思い返すだけで、涙で視界がぼんやりする。
心洗われた
2022年5月1日
感動しました。だいぶ前に読んでその時も感動したのですが、ラムスプリンガーを今回読んで改めて読みました。

人の善い人が沢山で温かい気持ちになります。
早く続きが読みたいです。
展開に期待
2022年4月6日
ラムスプリンガが大好きで、その続編ということで購入しました。絵は相変わらず丁寧です。ストーリーも面白かったですが、続きものということでぜひあと2巻くらいまでに終わらせてほしいです。
評価の高さに納得の良作
2021年1月5日
切ない、胸がギュッとなる作品が好きな人には刺さると思います。まだ続くようですがどうかハピエンで、と願わずにはいられない…。どんどん変わってゆくジーンの美しい容姿と純朴な性格がタイプなので個人的には色々と萌え要素もあり?
映画を観ているようでした
2021年2月23日
BLもアーミッシュも、「一般」から離れた存在で、主人公二人も様々な悩みや息苦しさを感じている。でも二人とももがきながらも、懸命に生きている。誰しも誇れる面ばかりではなく、暗い面をもっている。二人が寄り添う姿は、映画のワンシーンのようてした。
完結ではないです。
2021年9月14日
ラムスプリンガの情景のスピンオフとのことでこちらも読みましたが1巻で完結ではなかった!
凄い良かったので続けて読みたかった、、
90年代のNYとあるので、、ラムスプリンガの2人がNYに来ているんじゃないかしらと思ったり、ジーンは?、、、フラグが立ちまくりだから怖くもありますが、2巻待ちたいと思います。
人生の最期まで残しておきたい一冊
2021年3月3日
もう言葉がありません。良質な映画を観たような気分です。

現在のジーン(恋人の)はどうしたんだろう…?もしや…?2巻が待ち遠しいです。
映画化希望
2021年8月18日
これ普通にアメリカで映画化されたら、ガチでアカデミー賞もらえるレベル(ごめんなさい、褒め称えたいだけです笑笑。)でも、読み終わったあと、そんくらいの重みというか、本当に感動して泣きました。早く続きが読みたいです。
続きが激しく気になる
ネタバレ
2021年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラムスプリンガの情景が素晴らしすぎたので勢いでこちらも購入。前作同様ハッピーエンドなのに切ない余韻に浸れました。大人紳士なトレヴァーが行為後ベッドで涙を流すシーンにこちらも涙腺が刺激されました。まだ幼さ残る夢追うオズが部屋で独り泣いているシーンもラムスプリンガを読んだだけに辛い…。
吾妻先生の描かれるえろは色気があってリアルで攻めも余裕なさそうなのが良いですね。
ジーンとはこの後どうなるのか…早く続きが読みたい。読むまで死ねません。
尊い
ネタバレ
2021年8月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに良質なBLに出会いました。BLというジャンルでは括れないほどの綺麗な物語の漫画です。
ありがとうございます。
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続きが早く読みたい
2021年4月7日
コミックシーモアさん、完結表示は消して下さい!
6月末から続きの連載が再開予定だと作者さんのツイッターにありましたよ。
謎がたくさん残ったままで、ジーンどこ行っちゃったの?甥っ子の名前がジーンなのは何故?
早く続きが読みたいー
読みごたえあって面白かった
2021年4月13日
ジーンときてウルウルでした。現在のジーンの姿が描かれてないけど...続きが凄く気になる(>_<)幸せな展開を願います。
☆10!!最高でした
2021年4月17日
完結表記ありましたが、完結してませんでした!!でもいい、満足度が高すぎて私の中で完結しました(笑)内容も素晴らしいですが、差し込まれるギャグも自然で面白く、Hシーンも色っぽい、細部まで丁寧な背景も充実。郷愁と世間体その他諸々を恋愛が補えなかったらどうしよう、と2巻に怯えてます。
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ステキだな
2021年4月8日
ジーンに救われてジーンも救われてよかったな。まだこの先があるみたいなんで2巻を楽しみにしておきます。
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感動
2021年1月20日
bl作品で泣いたのは初めてです。
こんなに感動できる作品は他にはないと思います。
素晴らしい作品なのでぜひ読んでみて欲しいです?
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高評価なのに納得しました
2021年1月11日
とても素敵な世界観。スッと物語の中に入りこんでしまい、あっという間に読み終わってしまいました。後半は涙が止まらず、続きに期待です!
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本当に良い作品です
2020年7月26日
読んでる時なぜかなああぁ、涙が出て止まらない。二人のことが本当に心配でどうか過去も現在も未来もお二人が幸せになれると願っています。続きを待っています。(´;ω;`)
素晴らしい
ネタバレ
2020年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ の一言に尽きます……ラムスプリンガーを読んでから、こちらが単行本になるのをヤキモキしながら待ってました!トレヴァーと家族の話、トレヴァーが涙を流すシーン、わたしも一緒に泣きました(涙)そしてTwitterの宣伝を見た時から、え?甥っ子?ジーン本人はどこ行ったんや?!と謎だらけでしたが、やはり現代でジーンの姿が見当たらず色んな妄想を掻き立てられてドキドキしっぱなしです…心臓発作起きる前に早く続巻お願いします状態です。
ラムスプリンガ
2020年7月11日
から、相変わらず素晴らしい作品です、感動しました、ストーリーが繊細てせつない、物語を重視する人にはおすすめ。2人のこれからが気になる、続きが楽しみ。
彼らの犠牲のもとに成り立つ自分達の自由
ネタバレ
2021年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 皆さんに愛されているこちらの作品、初めて読んだ時あまりの辛さに1週間程立ち直る事ができませんでした。僕がこの作品になぜこれ程心抉られるかというと、当時の米社会をジーンとトレヴァーの物語を通してあまりにも克明に描写しているからです。60〜80年代米というと家族や宗教、基本的人権への価値観や概念が一変する時代であり、その中でも特にクイア/性の多様性への認識が徐々に変動する時代でもありました。例えば70'後半、ハーヴェイ・ミルク(ゲイと公表し市会議員に当選した全米初の人物)と彼の仲間達を筆頭に、今で言うLGBT運動が全国的に広がり始め、そののちにミルクが暗殺されるというあまりにも残酷で、しかしそれまでの米歴史を180度変えた革新的な出来事がありました。また80'初頭になると、HIV-AIDSを始めとする性病への正しい認識を拡散する為の運動もゲイコミュニティ中心に始動しました(性病="ホモ"の病気と間違った知識が蔓延っていました)。この時代の米はまだ差別が顕在する社会で、クイアが頻繁に道で暴行されたり殺害されたりする世の中でした。近年でもトランスジェンダーの方が殺害されるという悲惨過ぎる事件が毎年何十件と起きている事が報告されています。こういった時代背景の中で本来の自分を隠しながら生きるトレヴァーやジーン。勿論彼らは架空の人物ですが、現在に至るまで彼らと同じ様に抑圧された酷い差別社会の中に息苦しく生きていた人々が実在したと考えるだけで、夜も眠れなくなる程憤りを感じ、悲しく、胸が張り裂けそうな思いになります。無論、様々な理由でありのままの自分を出せず苦しんでいる人々はどの国でもいつの時代にもいるのですが。ジーンやトレヴァーの様に、彼らの命、人権、自由など、全ての人の犠牲のもとに自分達の"自由"が成り立っているのだと思うと、溢れ出る感情に呑み込まれ涙が止まらなくなります。この作品に対する思い入れが特に強く書きたい事は盛沢山なのですが、ラムス〜同様字余りしそうなので…。「性」というテーマは僕にとってあまりにも大きく重要な事柄で、どうしても熱くなってしまい、個人的な思いや主張が濃いレビューになってしまいました…ごめんなさい。申し訳ないです。物語はまだ完結していませんが、ジーンとトレヴァーの幸せを心から願います。どうか、どうか…。これ程まで心動かされる大作を描いて下さる吾妻先生には尊敬の念と感謝の気持ちしかありません
嗚咽をもらして泣きたいほどに…
ネタバレ
2021年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『ラムスブリプンガの情景』のスピンオフです。読んでみたいな、と思われる方はぜひ『ラムスプリンガ~』から読まれる事をおすすめいたします。物語の背景を知って、こちらを読まれる方が、より一層入り込み易いと思います。
読み終えた後も、心に残る色々な思いに、どう書けばいいのか整理がつきません。わぁーって、自分の中の感情を大きな声で吐き出したいような、止まらぬ涙を止めようとせず、嗚咽をもらして思い切り泣きたいような、そういう気持ちです。
物語は弁護士トレヴァーの綴った手記を、彼の甥であるジーンの目を通して読まれて展開して行きます。
トレヴァーと出会った元アーミッシュのジーン。仕事も住む家も、もちろん帰る故郷さえない。覚悟して故郷も、家族も捨てたとはいえ、トレヴァーの言うように『恋しがっているように見える』というのは、強ち否定出来ないのではないかな…そこで生まれ、そこで育ち、そこに生きた証があるのだから、消し去ろうとしても消せるものではないし、残された人達もまた同じではないかと思うのです。(と、思いたいんです。)違う道を選んだとしても、帰る故郷は迎えてあげて欲しいと、個人的にそう思ってしまいます。だからジーンを家に迎えたトレヴァーだけが、今の彼の心の居場所なんですよね。
トレヴァーにしても、どんなにいい仕事をしてしても、どんなにいい身分、立場になろうとも、彼には決して埋められない心の穴が堪らなく哀しくて、たまらなく切ない。彼が本当に心から求めているもの。セクシュアリティな事だけでなく、彼の果てしない孤独感は誰にも埋められないのでは?と思えてしまうほど、トレヴァーは本当の家族を渇望しているようで切なくて仕方ありません。優しくて温かい家族はいるけれど、踏み込めない見えない壁に阻まれた小さなトレヴァー少年の姿が、目に焼き付いて胸を締め付けます。辛くて、苦しくて…
そんな彼の心を救うのが、ジーンだけであろうと思うし、また孤独なジーンを包み込めるのはトレヴァーしかいないと思います。二人の初めての身体の繋がりは、魂の繋がりでもあるような気がしました。
あぁ、胸がしんどい。彼等の未来に何が待ち受けているのか、先を早く見たいような、怖いような…
手記を甥が読んでるという事が、一体どういう事なのか…
2巻どうなるんでしょうか。心臓のざわつきが治まらず、涙も止まりません。素晴らしい作品です。
感動した
2025年12月31日
もうこんなに泣けるとは思わなかった・・・
2人の揺れ動く心だったり
愛し合う様が美しかったし
読むべき漫画だと思います
今の若者とかつての若者へ贈りたい物語
ネタバレ
2025年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本当に力のある心を動かされる作品はレビューを書くときにそれを強く感じます。感情に言葉が全く追い付かない。読めば読むほど冷静になるどころか涙があふれてきてしまい、この作品実はしばらくの間レビューが書けませんでした。長文です。

アーミッシュという特殊な環境で育ち、そこを愛しながらも周りの人との間にある少しの違和感。アーミッシュであることを選ばず都会に出てきたものの何者にもなれない自分に幻滅し後悔するジーン・・どれほど絶望して心細かっただろう。
そんな都会でトレヴァーに出会えたことがジーンにとって最大の奇跡でした。そしてそれはトレヴァーにとっても同じ。トレヴァーはジーンを救い上げてゲイである自分も救われた。
どの時代のどこの国であっても残念なことにマイノリティは特異な目で見られ受け入れられないことは多い。
ジーンは将来に希望や不安を抱えながら年上の男性に恋をするどこにでもいる青年だけど、ジーン自身が故郷を捨てた自分を赦せていない。赦しって難しいんですよね。他人より自分を赦すことが何よりも難しいし、積もった後悔からはなかなか解放されない。大人になるとよくわかります。

そんなジーンにあっという間に惹かれるトレヴァー。与えられるものは全て与えたかったし、喜びも悲しみも共有したい最愛の恋人。それでもジーンをカナダに送り出すことを決意していて・・教会でのあのシーンは嗚咽するほど泣きました。

そして2人が離れていた時間はとても大切だったように思います。あのまま一緒にいることを選んでいたとしたら、トレヴァーにはジーンの可能性ややりたいことを諦めさせたという後悔が残り、ジーンは故郷を捨ててまでやりたかったことを諦めた自分をまた赦せなかっただろうと思うんです。

今若い時間を生きるジーンたちもみんなジーン・ウォーカーというかつての青年の生き方に何かしらの影響を受けて、自分で自分の人生を選んでいる。それだけでもジーンのやってきたことには意味があるし、そうさせたトレヴァーの器と愛の大きさを思い知ります。2人は永遠に一緒に幸せでいられると信じられる結末でした。
長いレビュー失礼しました。素晴らしい作品をありがとうございました。
アーミッシュ‥
2025年1月2日
画力は素晴らしいですし、ストーリーも感動的でした。
ただ、細かいようですが、1巻の第1話の扉ページに『eternal love forever』とあるのが、2巻11話の前ページで『eternity lover』と変わっているのがイミフだし残念でした。eternity lover って。。

私事ですが、元アーミッシュの友人がいます。
ジーンのようにコミュニティに帰らないことを選んだ人ですね。彼女は、働いてお金を貯めてハイスクールに行き、また働いてお金を貯めて大学に行き、同様に大学院に行ったということは聞いていました。でも、アーミッシュという出自のことを彼女がどう捉えているのかについては、あまり聞くことなく年数が経ってしまって‥その意味でもとても興味深く読ませていただきました。
あと、私はイメージだけで、アーミッシュはボタンを使わないと思い込んでいたので、その点でも驚きがありました。
まるで映画
2025年3月21日
1巻を購入したにも関わらず、なぜか読む気にならず長い間放置していましたが、ようやく読みました。素晴らしい物語で色々考えさせられます。コマ割りも上手で、まるで映画を観ているような気分になりました。1巻を読んでそのまますぐ2巻を購入してしまいましたが、別に特装版がある事に気付き、落ち込みました。また余裕がある時に特装版を購入しようと思います。まだまだその後が見たいので終わってしまったことが寂しいです。シリーズの元々の方が未読なのでそちらも早速読もうと思います。
連載再開嬉しいです。
2021年8月20日
ふと、新連載 ( 親愛なるジーンへ第6話が fRag vol,17にて6月から始まっていたようです。もうすぐ7話配信ですが、2ヶ月ペースなので単行本での続刊はまだ暫く待て状態ですね。) の事を思い出し、久し振りに読んでみました。
やはり何度読んでも切なくなる。
冒頭での「 私は生涯忘れることはないだろう きみとここで過ごしたあの素晴らしい日々を 」このフレーズだけでどんなエンドを迎えるのか考えるだけで胸が苦しくなる。
アーミッシュという特殊な故郷を捨ててしまったジーンと、自らの出生からくる家族への羨望と孤独を抱くゲイのトレヴァーとの回顧録。
愛しさと哀しさが混ざり合い、沢山の感情を掻き立てられる。
こんなにバッドエンドは嫌だと思わせる作品は中々無い。素直に続刊が楽しみとは言い難いが、それでも、どうか愛し合い寄り添う2人に、ささやかでもいい穏やかな沢山の幸せを願うばかり。
ジーンと同じ名前の甥が、その後のトレヴァーとどの様に関わりあっていくのかも気になるところです。
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作家名: 吾妻香夜
ジャンル: BLマンガ 弁護士(BL)
出版社: 心交社