試しに読んでみると、どんどん引き込まれて号泣…。アリステアがララを溺愛し(過ぎ)ているのが納得できるようによく描写できています。回想が多いからかな? 考えれば考えるほど、アリステアって可哀想だなと思います。トラウマ多すぎ。
ただ、回想が多いぶん、話はなかなか進まない。進まないのに、1巻分のページ数がものすごく少ない。続きが気になるから買うけど、巻を追うごとに「えっ、もう終わり??」と驚きます。
それと、作品自体の評価じゃなくて申し訳ないけど、この作品にオネショタってキャッチコピーは合ってないと思いました。(ロリコンは犯罪的なのに、男女逆になるとオネショタって軽い響きで済まされるのがすごく不条理…)
結局、売り方に好感が持てないんだな。
作品自体は、出会えて良かった。売られかたがどうあれ、絶対最後まで買います。話が良いのは冒頭に書きましたが、精緻なタッチの絵も、昔のヨーロッパの雰囲気をすごく醸し出していて、お話に合っているし、とても綺麗です。
あー、もうそろそろ終わっちゃうんだなー。原作まだ読まずに我慢して、まずはマンガでこの世界を堪能するべく、細(こま)切れの続刊を待っています。