特級αの愛したΩ
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特級αの愛したΩ

神波アユミ

先生の透明感、健在です。

2025年7月24日
何故こうも魅力的な作画なんでしょうか。
瞳、目線、うなじ…骨ばった手も骨格まで読む人を魅了するんですよね。
一コマ一コマ眺めていられる…。
そして、プッと力を抜かせてくる可愛らしさもあり大好き。
今回は特級αですもの。
それはそれは神格化するレベルのカッコさ。
雄的なフェロモンも清楚でありながら黒ハイネックから鼻劈くほど出てます。

本作、オメガバースでありますしシリアス系だろうと思って予備知識無く挑みましたよ。
私が勝手に予測していたように青春の煌めきも辛い辛い辛い出来事も…。
だって、帯がもう…。
でもね是非読んで!と、躊躇されている方の背中を押したい。

オメガバースってすごく特殊設定じゃないですか。
BL界に、同性同士の恋愛に、家族を持つ、遺伝子を受け継ぐ、という設定を持ち込んだわけで。
出産とか育児とか、様々な葛藤もそれに伴う幸せも描けるわけです。
今回はその設定に輪をかけて特殊にしてあるので。
面白くないはずがない。
しいて言えば、もっともっと特級αのデロデロ甘々が読みたい。。。
もちろんあるんですが、特級なのでねw胸焼けするほどのデロンデロンアンマァ~で鼻血を出してみたいんです。
続巻でよろしくお願いします先生。

同級生の高橋さんのアシストは最っ高だった!!!!
私も高橋さんになりたい!
ちなみに私はこのアシストのセリフで泣いた。
そして本作とんでも葛野郎が出てくるのでご覚悟下さいませ。

※アンノウンの皆さんと一緒に私も花送りたかった~www

**230ページ**
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