レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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紙で読むと迫力が全く違う作品2025年4月28日アニメから入り、電子で試し読みをした結果、即12全巻を紙で揃えた派です。3巻くらいまでは画力が拙いですが、そこを我慢して読み進めれば後はズブズブと沼にハマります。特にフィギュアスケートはスピード描写が命。それはスマホの片方1ページずつの細切れ画面では迫力は半減以下。特に10巻の夜鷹純の過去試合の美しさと迫力は圧巻です。これは紙でないと味わえない。氷を滑る音さえ紙面から聞こえてきそうな圧倒的な画力の描写。1巻の画力が嘘のようです。いのりさん同様、先生の画力のスピードも半端ないです。そして全巻読んで中弛みは皆無。のだめと同じくらいのキャラの多さを全て描き分けている凄さ。最後に司先生の性格の良さだけで星5付けてもお釣りが来ると思います。
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本当の日本の歴史がわかる作品2024年3月16日本当に目から鱗だった。最初の1巻は絵も描き方も下手ですが、巻を追うごとに読み易くなりますので1巻で挫折しないで。明治始めの話だけど、庶民は江戸の暮らしをまだまだ引き継いで生きている。この庶民の暮らしを日本人の視点ではなく外国の方が、ここまで詳細に書き残して下さったことに感謝の念がたえない。(バードさんの視点は現代の私達の視点と変わらない気がします。だからこそのリアル感!)
日本人の当たり前が外からの人にはそうでないから書き残す。例えば男女裸で混浴は当たり前。そんな奔放な性の概念が普通に200年前に存在していたとは…。日本人の死生観、性の概念、道徳観、本当の暮らしの歴史が詳細に書かれています。本当にためになる漫画です。小学校や図書館に置くべき。 -
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徳川300年の二次創作物かつ社会風刺漫画2023年3月1日よしながふみさんは同人作家ご出身ですが、これは「もし男女が逆転したら?」と言う徳川300年の壮大な二次創作物。史実を踏まえて、とても良く練られた構成で純粋に面白い。最初に出てきた熊まで伏線とは頭が下がります。もちろん主要な江戸時代の史実は全ておさえていますので受験用問わず日本史の勉強にももってこいです。
もう一つ面白い点は、その辺の男女逆転モノではなく、男性ピラミッド社会が崩壊し、女性が世の中を全て動かす社会構造になったら?という現代社会への風刺漫画だと思います。是非昼間から堂々と居眠りしている政治家にも読んで欲しい。 -
続編あるなら女装プレイ希望2023年2月11日作者買い。サンプルのまま女装プレイ攻めがあるのかと購入しましたが普通のエロシーンでした惜しい!絵はすごく綺麗。続編あるなら女装プレイ希望です。
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実話が原作、余りにリアルで号泣2023年2月11日号泣。何気なく読み始め、気づいたら号泣してた。BLというジャンルはファンタジーで、ノンケの男同士がページの関係上、すぐにHまで難なく漕ぎ着ける作品が9割以上を占める中、まずは自分が男を好きという事を受け入れるまで20年以上、その葛藤たるや壮絶。相手を好きになっても、その相手から好かれる可能性はほぼ皆無の絶望的な人生。失恋した女友達にカミングアウトするくだりは胸に込み上げるものがありました。
途中で余りのリアルさにタイトルをググり、実話が原作と知り納得。ここまでリアルなBL漫画を読んだことなかったので。コミカライズの傑作です。 -
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これで恋愛要素あるのかな?2023年1月15日マナ先生の唯一のBL作品。他作品が良かったので購入しましたが、恋愛要素がほとんど皆無。いわゆる変態ギャグエロ。そのぶっ飛び具合が、美しい絵と相まって相乗効果を生み出しはしていますが、やはり恋愛の機微や情緒や余韻がない。
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愛がいっぱい詰まってる!2023年1月11日愛染マナ先生の愛がいっぱい詰まった作品。女装バーでバイトを始めた赤面症の主人公晴臣君をはじめ、一人一人のキャラ達が抱える色んな問題をまじえながら、皆が成長していく女装キャラ達の群像劇のお話。キャラ達みんながとても優しくて面白くて綺麗で本当に眼福です!一人一人キャラの身体のライン一つ全く違う描き分けはマナ先生の画力と愛のなせる技。そして一番は読んでてとても気持ちがいいです。エッチはなくストーリー重視ですが、読み応えは充分。マナ先生の愛がいっぱい詰まったシリーズです。着地点は全くわかりませんが、ついつい皆を応援したくなるシリーズで女装好きにはおすすめです!
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低評価の意見も理解できますが2020年6月10日女性蔑視、時代考証不足等の低評価レビューもなんとなく理解出来ます。それを踏まえた上で、実は巻を増す毎に、その欠点を上回る(補う)展開に、作者さんの作品に対する真摯な熱量を感じます。
アルテだけでなく、その周囲の人々の視点を通して当時のイタリアの人々の暮らしぶりや、時代考証等が散りばめられ、アルテへと話の軸は戻ります。
願わくば、ルネッサンス華やかかりし時代の世界の中心フィレンツェの絵画業界を題材にしているのであれば、当時の芸術関連の仕事の裏事情、壁画や肖像画等の絵画の素材や手法の違い(出来れば3巨匠の話を交えて)、また公証人の必要性とその仕事内容等々、折角それ関連のキャラがいるのだから、どんどん明らかにしてほしい。
それでもやっぱりアルテの勇気と素直さには、いつも元気づけられるから読むんです。 -
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