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レビュー

今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 二人の嘘

    一雫ライオン

    哀しくて切ない
    ネタバレ
    2025年4月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 嘘もつかず真面目に誠実に一生懸命生きている二人が運命のように出逢ってしまった。似たような境遇を本能的に嗅ぎ取り、元には戻れない所まで追い詰められ、それでも正しい道を歩こうと、貫こうと足掻く二人には幸せは訪れてくれなかった。どちらかが生き残ったにせよ、ただただ贖罪の中で生きていったのであろうことが想像でき、胸が締め付けられる哀しい作品でした。
  • 砂に埋もれる犬

    桐野夏生

    真っ暗闇
    ネタバレ
    2025年4月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この作品はフィクションなのでしょうが、感覚的には現在進行形であり、現代社会の問題点そのままを表現しているように感じ、背筋が寒くなりました。行政関係の方の参考資料図書になってもおかしくないようなリアル感、流石としか言いようがありません。
  • 歌舞伎町ララバイ

    染井為人

    人は流される生き物
    ネタバレ
    2025年4月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 楽な方へ、楽な方へとフラフラしてしまうのは大人も子供も皆同じで、それでも目標を定めると突っ走る主人公にエールを送ってしまいました。たとえそれが犯罪であろうと、法で裁けない奴らを陥れ、復讐を完遂する様は天晴れの一言につきると思います。
  • 泡沫の声を聴いて

    炬太郎

    おとぎ話、否、それ以上かも
    ネタバレ
    2025年4月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 映画にしろ、コミックにしろ、なにがしかをベースにすると、そこからどんどん外れていくパターンが多く、あー、残念ってなりがちですが、こちらの作品は人魚姫のおとぎ話から外れることなく、凄く深くまで掘り下げて作り込まれてあるストーリーで感動しました。
  • 二重螺旋番外編

    吉原理恵子/円陣闇丸

    肉付き良く
    ネタバレ
    2025年3月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本編を網羅してからの番外編。本編には書かれてなかった諸々が、より詳しく事細かに書かれているので『なるほどー、そういうことか』と納得できる内容だったり、雅紀と尚人以外のサイドストーリーも読めたりと、楽しさてんこ盛り!ハズレはありませんよ!
  • 犬と華【イラスト付き】【単行本書き下ろしSS付き】

    一冴アラタ/おもい央

    二人共『自分』が確立してる
    ネタバレ
    2025年2月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 自分を信じねじ曲げたり、人におもねることもせず、信念を貫く一本筋の通ったαとΩが出会ってしまった。さぁ、どうなる、とドキドキ、ハラハラ。相手の出方を深く考え、自分ならどうするか試行錯誤しながらもどんどん近づく二人。気付くと身も心も後戻りできない状態に…。展開がジワジワですが、その分共感出来るし、じっくり楽しめました。願わくは、二人のbabyと子育ての逸話が読みたいです。
  • 金ニモマケズ、恋ニハカテズ【特別版】

    中原一也/吉田

    ギャップ萌え
    ネタバレ
    2025年1月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 諭吉の夢を見るほどの守銭奴だけど友達の窮地を助けるため人肌脱ぐガク、女性の黄色い声が絶えないスポーツマンで逞しいくせに、あれやこれやと床上手な大輔。ガタイがデカいくせにオネエのシルク。この同級生3人組のソトヅラとのギャップが楽しくて可笑しくて、フォロワーさんの言う通り、初笑いになりました。
    呪文のようなあとがき、頭の中でリフレイン…困りますぅ~
  • Ωの花燭 共鳴恋情

    岩本薫/幸村佳苗

    本命現る
    ネタバレ
    2025年1月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 首藤圭騎とイリヤの関係が気になってたけど、イリヤがまさかこんなにも幼い頃に運命の番と出逢っていたなんて‼
    本編での圭騎に対するイリヤの行動にヤキモキしていたけど、本命はこちらだったとは驚き👁当主としてどう振る舞うのか、これからが楽しみ
  • いつか、夢で会いましょう。

    川唯東子

    嵌まる
    ネタバレ
    2025年1月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 美麗でミステリアスな蒼士さんと、貧乏医学生が異次元のような出逢い方をしたもんだから、妄想が色々と膨らんで……。大金の謎やパトロン、朔夜の医者への悲願が達成できるのか、その後の展開が気になります。
  • 螺旋の花

    沙野風結子/兼守美行

    何度も巡り逢う
    ネタバレ
    2025年1月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 輪廻転生を繰り返すコウセイと、何度出逢っても過去の記憶がない陽人の苦悩。一方的な慈愛では同じことの繰り返しとわかった二人の進む先は、少しずつ良い終り方へと変貌していく辺り、頭脳明晰でないと成し得ない方向のような気がします。ちょっと理解し難い単語も出てきますが、そこはSFチックということで流しておきましょう。
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  • アルファ士官学校の秘密の華~堕とされた孤高のオメガ~

    中原一也/奈良千春

    カッコ良すぎ
    2025年1月18日
    蔑んだり辱しめたりしないα、卑屈にならないΩに清々しさを感じ、抗えないはずの二次性を強靭な理性でどうにか抑えこむ、αとΩに惚れ惚れしました。
  • 殉愛

    綺月陣/周防佑未

    衝撃的
    ネタバレ
    2025年1月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 不倫や逃避行、無理心中でもしない限り、報われない恋愛のあれこれが書かれてあります。本当に古い時代の話しだと思います。それでも綺麗にまとめてあって、不快さは一切なく、背筋がシャキンとなるような潔ささえ感じます。辛口もたまには良き、ですね。
  • キス泥棒 共鳴シリーズノベルス

    岩本薫

    一度に3作品
    ネタバレ
    2025年1月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 短編ながらも一気にテンション駄々上がり‼️いいんですか?いいんですか?こんなに楽しませて貰って…。素直じゃない天音ちゃん、ツボってます‼️う、嬉し過ぎる🖤
  • 花降り積もる春の日に

    綺月陣

    貴重なBL初期時代
    ネタバレ
    2025年1月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ レズやゲイ、バイやLGBTQという何らかの言葉で括り、グループ化している今の時世よりも、自分の感情に素直に、自由に恋愛を楽しんでいる時代の方が人として豊かだったと思います。
    春来が感情のままに声を張り上げ、園田部長もなりふり構わず告白する場面、純粋すぎて微笑んでしまいました。この二人ならきっと上手くいく、そんな気がします。
  • Heaven's Rain 天国の雨 Limited Edition 小冊子付き【イラスト入り】

    朝丘戻/yoco

    魂は死なない
    ネタバレ
    2025年1月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 身体が朽ちても何度でも転生し、記憶が無くとも同じ人に出逢い、恋をする。短命の運命を受け入れつつも精一杯に生を全うするとても素敵なストーリーでした。
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  • 青に沈む庭 特別版

    朝丘戻。/山田シロ

    モンsister
    ネタバレ
    2024年12月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 自分の考えを押し付け、言い返せば正論をぶちかまし論破してくる姉貴の態度にイライラする。頭ではわかってても思い通りにいかないのは当たり前で、それが人間味ってやつじゃないですか?!
    それすら理解しようとせず、一と逸人さんを縛り付け苦しめる、思いやりの欠片もない姉貴がどうなろうと知ったこっちゃないけど、一と逸人さんが互いの努力で結ばれることができて本当に良かったと思いました。
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  • 氷泥のユキ【電子限定版】【イラスト入り】

    朝丘戻/yoco

    とっても素敵
    ネタバレ
    2024年12月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 相手の気持ちを尊重し、自分の気持ちも憧れなのか恋なのか確認しながら、ゆっくり慌てず少しずつ進んでいって、やがて本物の愛だと気付く。とても素敵でこれこそ鉄壁の恋愛ではないでしょうか。理解のある温かい人達に囲まれている二人を見てとても幸せな気分になりました。
  • 春へ【電子限定版】

    朝丘戻

    得難い者
    ネタバレ
    2024年11月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 絵画に込められた色々なものを読み取り、感じ、昇華できる才能を持つ人はどれくらいいるのだろうか。旭にとって十希は道標であり、十希にとって旭は人生の師匠であり、磁石のように互いに引き合い、決して引き剥がすことのできない存在で、だからこそ二人の前には輝かしい人生しか見えてこないし、絵師と学芸員として高みへと昇って行くことでしょう。
  • 秋山と美里シリーズ

    朝丘戻

    成長する生き物
    ネタバレ
    2024年11月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ どちらも子供だった、で終らせられないほどの長い5年間。大人になるための通過点。とてもとても辛かったと思います。でも、それがあったからこそ二人は一緒になれたし、反対にそれがなければもっと早くに破綻してたと思います。
    心が痛くて辛くて哀しく感じることの方が多い構成でしたが、数多の書籍の中、この作品に巡り会えたことを嬉しく思います。
  • 秋山と美里シリーズ

    朝丘戻

    凄く痛くて辛い
    ネタバレ
    2024年11月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 一途に好意を寄せる美里に対するアキの態度があまりにも冷たく酷く感じましたが、ただ後半になるにつれ、愛情表現の仕方が人其々だとわかりました。アキなりに精一杯の想いを全身で伝えていたのに、美里も受け止めていたのに、離れる運命を受け入れた二人は、大人の世界をあまりにも早く知りすぎたのかもしれません。たった一人の人だけを愛するために生まれてきた、それを知れただけでも幸せなのかもしれません。
  • 幼馴染み

    沙野風結子/乃一ミクロ

    好き過ぎて
    ネタバレ
    2024年11月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ どうやれば自分から離れずに興味を持ち続けて貰えるか、どうやれば好意を抱いて貰えるか、舟と敦朗の駆け引きに引き込まれました。誤解や周りの画策もあったけど、お互いを信じる気持ちを持ち続け、待ち続け、長い冬にピリオドが打たれた時、長い長い両片想いが結実して本当に良かったと思いました。
  • 夜間飛行

    遠野春日/笠井あゆみ

    訳あり
    ネタバレ
    2024年11月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 脇坂が担っている任務に巻き込むまいと、深瀬に別れを告げたものの、先を読み足手まといになるまいと一途に追いかける深瀬の愛に感銘を受けました。結局、このコンビであったからこそ解決できた案件で、最終的にオン、オフ共にバディになれて良かった。
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  • 悪い男には裏がある【特別版】

    海野幸/小椋ムク

    始めゆっくり、のち急展開
    ネタバレ
    2024年11月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 不幸体質の光成とオカン体質の諏訪。お互いに気になるけれど近付き方がわからず、モタモタするあたり、いい大人なのに何故か可愛い。言葉足らずからくる勘違いもスッキリ片付いて両想いに。ずっと変わらず記念日を祝い合って欲しいです。
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  • シャーク、シャーク、シャーク! 【イラスト付】

    吉沢純/湖水きよ

    最強のはずが最弱?!
    ネタバレ
    2024年11月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 屈強で、逞しいシャークこと鮫島さんがガキでヤンキーあがりの秋山くんにメロメロなのが、可笑しいやら楽しいやら、二人のやり取りを見てると下手な漫才よりも面白い。ガテン系のおっちゃんを相手に怯まない秋山君こそ鮫島さんに相応しいと思います。
  • 偏屈なクチュリエのねこ活

    月村奎/野白ぐり

    良き、良き
    ネタバレ
    2024年11月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 事情があって芸能界を干されたリオンくんを拾った大我。大我も多少、訳ありでお互いにあまり干渉しないし、いつになったら距離が縮まるのかとジリジリ。
    いい加減そうなんだけど、生真面目で人の機微を悟れるリオンと、大我のツンの中に隠されたデレが現れる瞬間を逃さず見抜くリオンは大我に負けず劣らず相当な手練れだと思う。
    ちょい悪役?の木島のお陰で心情を吐露した二人の未来は、好い人達に囲まれた笑顔が溢れる世界が広がることと思います。
  • 海辺のリゾートで殺人を

    楠田雅紀/夏河シオリ

    復讐もの
    ネタバレ
    2024年11月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 復讐したい者達に不信感を抱かせないように、少しずつ追い詰めていく様子にゾクゾクしました。哀しみを怒りに換えて頑張る主人公に『懲らしめてやれ、殺っちまえ』と心の中でエールを送りました。結果、社会的に制裁を下されたものの、多少のモヤっと感は否めませんでした。
  • 街の赤ずきんと迷える狼

    中原一也/みずかねりょう

    これぞ、BL
    ネタバレ
    2024年11月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 清廉潔白であろうとする『ウルフ』こと向井と、ウルフを知り尽くした『赤ずきんちゃん』否、元ウルフの工藤との攻防が、公私を絡めてテンポよく進んでいくのが楽しいやら、いやらしいやらで、ニヤニヤ~。鍛え上げた身体で互いを締め上げる描写はたまりません。外でもベッドでも好きなだけイチャつきやがれ❗
  • 手錠

    剛しいら/小路龍流

    一気読み
    ネタバレ
    2024年11月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みから引き込まれ一気に読破。三人三様、どこかしら欠陥があって、自覚はあれどどうすればいいのか、もがいてる最中に出逢ってしまった。期間にすればたった一週間、それでも人を変えてしまうには充分すぎる人生経験で、三人が各々の欠点を補完していく様には『男気』を感じました。ドキドキ、ハラハラがお好きな方にはオススメです。
  • 或るシカリオの愛

    砂原糖子/稲荷家房之介

    架空の国とは思えない
    ネタバレ
    2024年10月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 底抜けに明るく陽気な国で、脛に傷を持つ二人が出逢ってしまった。世界の醜さや哀しみも痛みも苦しみも溢れるほどの辛さをも知ってしまい、幸せと呼べる物を持たない者同士が等価交換するかのごとく少しずつ、少しずつ『自分』を差し出す様はヒリヒリするほどの痛みが伝わってくる。生きる意味を見失っていた者がお互いの存在を唯一無二と認めるようになれて、本当に良かった。
  • 恋はときどき赤信号

    月村奎/須坂紫那

    ごめんなさい
    ネタバレ
    2024年10月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 両片想いから脱し恋が成就して、でもわからず屋で偏見持ちの両親に傷付けられ、それでも恋人と一緒に歩み成長していく、まぁ、今まで何冊となく読んできたBLノベルと何ら代わり映えのないストーリー。ほとんど斜め読みで終わってしまいました。厳しいレビューで申し訳ありません。
  • 奇跡の泉

    尾上与一/央川みはら

    2冊読みの薦め
    ネタバレ
    2024年10月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まずは『金』
    修道騎士ヨシュカとイグナーツでドン底に叩き落とされます。二人の未来にズウゥーンとなりながら『銀』を手に取り、ヨシュカの兄マティアスとレーヴェの純真無垢で慈悲深い愛情に心が洗われ、そして…『金』『銀』の相乗効果があったからこそ成り立つ小説だったと気付きました。たくさんの方々のレビューに感謝します。
  • 滅茶苦茶

    染井為人

    今も尚、コロナの影響が
    ネタバレ
    2024年10月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ コロナ渦の中、普段通りの生活を営もうと足掻く、自営業、学生、キャリアウーマン。コロナの波に上手く乗れず思考回路がショートして足を踏み外す様に『こいつはバカか?』と思ったり『さも有りなん』と納得したり、未曾有のパンデミックに遭遇した時、冷静沈着な判断ができなくなる事こそ人間らしく生きてる証拠だと思います。三人の未来が明るいことで救われた気がします。
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  • 鎮魂

    染井為人

    犯罪は最上の悪質へと爆進中
    ネタバレ
    2024年10月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 悪事を働くのが悪なのか、復讐が悪なのか、法を逆手に取り正当に裁かれないのが悪なのか…
    品行方正に生きるのが善なのか、犯罪に巻き込まれても司法に全てを委ね無抵抗が善なのか…

    百人居たら百通りの考え方があり、現代社会において何が悪で何が善なのか、賛否両論。とても難しい題材の答えを読書に問い掛けているような、考えさせられる作品でした。
  • 正体

    染井為人

    ノンフィクションばりのフィクション
    ネタバレ
    2024年10月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 冤罪…昔ほどではないにしろ、今もどこかでこれに苦しめられ、人生を狂わされた人がいるはず。とても難しい問題を真っ向から斬り込み、掘り下げてあるこの作品をフィクションと呼んでいいものかどうか…

    突然刑事と名乗る人が来て『あの日、あの時、どこで何をしていた』と聞かれて詳細を答えるも立証する術を持たない者は、冤罪で裁かれる可能性があるという闇があることを肝に命じなければならない。
  • 春と知らずに俺たちは

    楢川えりか/青井秋/天岸

    可もなく不可もなく、でもモヤッと感が残る
    ネタバレ
    2024年10月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 風矢、六花兄妹と大地が紡ぐ後悔の塊のようなストーリー。
    六花を亡くし、風矢と大地が死んだように生きていく、そこには何も生まれないし、六花がうかばれない。それなら、いっそ、人の噂話や悪口、視線を気にせず、自分の感情のままに、二人で六花を弔いながら罪悪感を抱きながら生きていって欲しい。それが三人で生きた証しになるのなら…
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    0件
  • 田辺さんがころんだ

    阿部あかね

    腐りかけ芸人
    ネタバレ
    2024年9月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 相方がブレイクして、自分だけクサクサして地元に埋もれてしまうのかと思いきや、ヤギ、柴犬、尻尾付きの爽くんと関わることで素朴な笑いを拾い上げ、立ち上がっていく姿は逞しいし、やっぱ影の功労者『しっぽの爽くん』のお陰かな?!新人ではないけど期待の星だよね
  • なつめさんは開花(ほころ)びたい

    マミタ

    ひゃっほ~
    ネタバレ
    2024年9月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 嫉妬も相手を大切にするところや喜ばすことも一生懸命で、二人が純粋すぎて好き‼ちゃんと言葉で伝えて二人で前進していく力強さ、誰にも邪魔できない、邪魔させない少女漫画以上の潔癖さが心地好い。続編ありがとうございます。
    いいね
    0件
  • なつめさんは開発(ひら)かれたい

    マミタ

    生真面目な二人
    ネタバレ
    2024年9月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 振った男に復讐しようと目標を掲げて研鑽を積むなつめさんと、それに協力するコウさんが愉快すぎて、指南してるはずなのにいつの間にか、両思いになってるし、人の縁って摩訶不思議。とっても楽しめました。
  • 1945シリーズ

    尾上与一/

    忘れてはならない歴史
    ネタバレ
    2024年9月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 戦争の悲惨さや理性や人間性が失われていく非日常な世界観。そんな中でも誰かを護りたい、幸せにしたいと願い、小さな希望として見えないものにすがって耐えるしかない辛さ。
    言葉では伝えきれないものが押し寄せてきて、読みやすい構成なのに読み進められない。でも最後の作品まで見届けるつもりです。よろしくお願いいたします
  • 1945シリーズ

    尾上与一/

    語彙力が足りない
    ネタバレ
    2024年9月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 怨念と復讐しか知らず死ぬことを厭わないルイと、ルイのドン底にある心と魂を大切に大切に傷つけないように掬い上げ、人としての生き様を全うさせようとする三上の純愛物語です。
    絶対的な暴力を『国を護る』という名のもとに正当化する戦争は絶望、恐怖、痛み、悲しみ、怒り、復讐、恨み…数えると切りがないほどの負の感情が生まれます。そんな中でも懸命に生きようとした人達が居たことを忘れてはならないと思います。

    こちらの作品は絶版されていたと知りました。
    平和への感謝が薄れ失われつつある今こそ、読み、語り継がれるべき作品だと思います。関係者の皆さまには感謝しかありません。
  • piece of memories -麻生ミツ晃特典集-

    麻生ミツ晃

    お買い得すぎる
    2024年9月17日
    他社サイトの特典が纏まってるのって、読者にはお宝でしかない。その後の二人が気になってたのも、ラブ度が上がっててウットリしました。
  • 透明な愛のうつわ

    hitomi

    不安払拭
    ネタバレ
    2024年9月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ミキの不幸体質がシロに出会ってからどんどん減っていくのが不安で、ミキの不幸が減るとシロは一体どうなるのかと心配でした。でもまさか、あの上司がシロの同胞だったとは…。助言があってもそれが正解なのかは二人の気持ち次第ってとこが、凄くドキドキしました。ハピエンでよかったよぉ~
  • 虚空の月【コミックス版】

    英田サキ/西本ろう

    最強タッグ
    2024年9月11日
    原作、英田サキ 作画、西本ろうさんの唯一無二のタッグを楽しもうと思っていた矢先の英田サキさんの訃報😔残念過ぎます。でもきっと、西本ろうさんが英田サキさんの意向を汲んで最後まで走り抜けて下さることと思います。遺稿はいつまでも読者を惹き付け続けるでしょう、ゆっくり休んでくださいませ。
  • 雨上がりの僕らについて

    らくたしょうこ

    二人のペースで
    2024年9月4日
    各々の立場や葛藤や悩みやカミングアウトのこと、刺激が少なくてゆっくりだけど優しい時間の流れ方で、とても癒されました。
  • 彼が眼鏡を外すとき

    麻生ミツ晃

    まさか、の
    ネタバレ
    2024年9月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 土屋×お兄ちゃんカプのお話で読者を釘付けしておきながらーの、お兄ちゃんの親友の巴とお兄ちゃんの弟カプへとスイッチするあたり、釘付けどころではありません。むしろそっちがメインだったのかと、作者さんの策略にまんまと引っ掛かりました。巴と弟カプの純粋すぎる想いに心打たれました。
  • COLD

    麻生ミツ晃/木原音瀬

    辛過ぎる
    ネタバレ
    2024年8月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 事故で記憶を失くした透が前を向いて歩きだし、幸せな日々を送っている最中、失くしたはずの記憶が戻り幸せだって日々を忘れ、辛い記憶が甦る。行ったり来たり戻ったり、その度に傷付く二人に胸が締め付けられました。二人の関係はお互いの努力なしでは成り立たないし、前にも進めない、何ともやりきれないストーリーでしたが、少しだけ明るい未来が垣間見え希望のあるエンディングで救われました。
  • 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~

    フジカワユカ/理不尽な孫の手/シロタカ

    男性目線
    ネタバレ
    2024年8月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 正妻とメイドが同時妊娠なんて、受け入れられない‼戦後の『産めよ、増やせよ』じゃあるましい、まして不倫は糾弾される時代。男性上位で正論を振りかざすストーリーは好みではありません。
  • 山田くんとLv999の恋をする

    ましろ

    無料って罪だなぁ
    2024年8月28日
    ミッションをコンプリートするつもりで読み始めたんだけど、面白いのと次の展開が気になって購入を検討中。シーモアさんは読者を煽るのと釣るのが上手い‼こりゃ、次のクーポンまでお預けだな、トホホ
  • 猫には猫の猫ごはん。

    御木ミギリ

    たまらない
    ネタバレ
    2024年8月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 無料マラソンにこの作品を紹介して下さってありがとうございます、ありがとうございます😄
    『猫好きあるある』がどっさり、ぎっしり詰まってて、どこから読んでも、どんなことが起こっても『わかるー』と共感することばかり。巻として販売して欲しいです。
  • 猫を処方いたします。

    石田祥

    本物の猫
    ネタバレ
    2024年8月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 紙の本で読みました。
    本当に猫を処方するんですね。最初はびっくりしたけど、猫はいい‼どんな薬よりも猫と触れ合うことで癒され、和み、心に余裕が生まれ全てが上手くいくし、ギブアンドテイク、世界が丸く収まること間違いなし。猫好きには堪らない作品ですね🙂
  • 【合本版】ブルーサウンドシリーズ

    崎谷はるひ/おおや和美

    キャラがいっぱい
    ネタバレ
    2024年8月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 色々なキャラがいて、各々個性的でその中で好みのカップルを探し出す面白さ、合本版ならではの楽しみ方。そしてもうひとつの楽しみは、言いたいこと言って、空気が読めて女性だけど同性カップルに偏見なくサバサバした瀬里ちゃんは間違いなくスパイスになってると思います。好きだなぁ
    いいね
    0件
  • 竜王の婚姻【イラスト付き】【単行本書き下ろしSS付き】

    佐伊/小山田あみ

    大傑作中の大傑作だぁ
    ネタバレ
    2024年8月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ アリオス皇帝、セナ、イザク、アスラン、フオル、皆各々が抱えるもの全てが浄化されたかどうか、伺い知ることはできないけれど、これほどまでに心を揺さぶられ掻きむしられ読む手が何度も止まった作品に出会ったことはなかった。本当に本当にこの作品を生み出して下さってありがとうございました。
  • アルファの調印式【単行本版】【特典付き】

    池玲文

    エッロい😄
    ネタバレ
    2024年8月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ はぁ、ストーリーは運命的だし、イラストは息も飲むひどの美麗さだし、そして必ずエッチに結び付く二人。息が止まりそうとはこのこと。安心安定でエロを存分に楽しみたい方、必読です。
  • 【分冊版】キャラ文庫アンソロジーIV

    月東湊/円陣闇丸/夜光花/小山田あみ/小中大豆/笠井あゆみ/樋口美沙緒/yoco/英田サキ/高階佑/尾上与一

    西条くん、サイコー
    ネタバレ
    2024年7月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 歩の修行で2年も離れたせいで、感情をむき出しにして嫉妬する西条くんを見れてニヤニヤが止まりませんでした。何だかんだ言ってても『俺のモノに手を出す輩は許せない』と、人間らしさが出て最高に盛り上がりました。
  • その目でしっかり抱いておけ【コミックス版】

    yoshi/阿賀直己

    相変わらず美麗
    ネタバレ
    2024年7月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 才能がある人って、変人が多いよね。おーすけ君もそうだけど極めつけは正午さん。腹黒いし、計算高いし、人の心をもてあそぶし、でも最後は素直になっておーすけ君にぶつかっていく辺り、人間的に成長できてて良かったよ。この表情がちょっとずつ変わっていく感じ、これを描けるのはこの作家さんしかいないんじゃないかなぁ、と思わせるほどの力量でした。
  • 40までにしたい10のこと

    マミタ

    こじれない安心感
    ネタバレ
    2024年7月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ お互いの性癖がバレて、それがきっかけで付き合うことになった二人。デートの最中、同僚にバレそうになって誤魔化しの嘘をついたけど、そのせいでいつまでも拗れたりせずに元サヤに戻って良かったよー。奥手な雀ちゃんもよかったけど、ぐいぐいくる慶司はやっぱり出来る男だ❗
  • お父さんは性的コンテンツ

    池玲文

    色っぽい
    ネタバレ
    2024年7月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 香さんがエロくてダンディで色っぽいのは当たり前でメロメロになりそう。だが、これは落とし穴だ。本当の漢前は司之介くん、あなたよ、あなた!些細な人の機微を感じ取りそれを文字に起こせる程の才能と技量、香さんが惚れ込み夢中にさせるだけの力量を持ちながらの、時々の大ボケ(笑)
    こんなにエロくて楽しめて、眼福な作品に出会えて幸せです。
  • 新宿69へヴン【単行本版(シーモア限定描き下ろし&特典付き)】

    ウノハナ

    大好きな展開
    ネタバレ
    2024年7月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 夜の底辺でぼそぼそと生きる二人が見つけた、お互いを必要とする『生き甲斐』。真っ直ぐすぎてとっても眩しい🌙いい人生を歩めそうで何よりです。
  • 夢の庭「愛と混乱のレストラン」シリーズ番外編プレミアム小冊子

    高遠琉加

    まだまだぎこちない
    ネタバレ
    2024年7月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ダイレクトに愛を囁く修司と、まだまだ恥ずかしさが勝ってしまう理人。ニヤニヤが止まりません。二人のお店、みんながバックアップしてくれてどんどん成熟していってヤガミを見返してくれたら、モヤッとが取れるかも…頑張れ
  • 愛と混乱のレストラン【全3巻合本版】

    高遠琉加/麻生海

    長いモダモダ
    ネタバレ
    2024年7月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 修司と理人、お互いに気になる存在なのに、色々なしがらみにがんじがらめになって身動きが取れないもどかしさ。周りのあったかい人達の何気ない一言や気遣いでゆっくり溶け出すわだかまり。いい仲間達に恵まれなければ成り立たなかったこのカップリング、修司と理人は世界一の幸せ者だと思いますよ
  • 甘い運命

    高遠琉加/麻生海

    静かな愛
    ネタバレ
    2024年7月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 親に愛されず育ったが故に、自分もそうなるのではと恐れながら、独りで生きていく覚悟を決めたイチの心の隙間にスルッと入り込んできた先生と海ちゃん。あれこれ世話を焼くうちに、いつの間にか心のリハビリになっていて、生きていく意味を見出だすイチ、重い部分もありましたが、とてもハートフルなストーリーでほっとしました。
  • 刑事に夢見る短編集

    高月紅葉/小山田あみ

    ゲロ甘
    ネタバレ
    2024年7月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ちょっとした嫉妬心からの気持ちの確かめ合いも可愛いし、同性であるが故に仕事への理解度もあるし、二人のエピソードが盛り沢山で糖度MAX、読者の満足度120%です🖤
  • 黒猫の黄金、狐の夜

    伊達きよ/yoco

    一緒に
    ネタバレ
    2024年7月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 何もかもが上手くいくのが理想だけど、辛いことも悲しいことも、理不尽なことも、勿論楽しいことや嬉しいことも、二人にとっての幸せは共有するものであって、誰かの犠牲の上による幸せは本物ではなく、与える物でも与えられる物でもない。それに気付いた二人は真実の愛を手に入れられると同時に、最期まで幸せでいられると思います。
  • バグ

    夜光花

    虫、虫、虫ー
    ネタバレ
    2024年6月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 日本刀使いの水雲がかっこ良くて、虫を感知する七生とのコンビネーションは抜群…とは言い難いけど、ストーリーが面白くて引き込まれました。終り方がモヤッとするけど、シネマでもよくあるパターン。続編は…ない方がベターだと思います。
  • 束縛の呪文

    夜光花

    常に不安がつきまとう
    ネタバレ
    2024年6月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 義隆のことが好きすぎて飽きさせないように仕向ける喬一は狂気じみてるし、『愛してる』と何度も伝えても『今だけ、飽きるまで』と勘違いさせてしまう義隆もどこか狂ってる。それでもいいと、それがいいと妥協した関係はいつか破綻を迎えるのではないかと思ってしまうし、そうなった時の二人は正常でいられるのだろうか?
    続編を書いて頂きたく思います。
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  • ミドルエイジはやさしく愛したい

    町屋はとこ

    ミドルエイジだからこその…
    ネタバレ
    2024年5月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 人生を積み重ねてきたからこその葛藤や、後悔、踏み込みの深さへの不安、考え方の違い、悩むことはいっぱいいっぱいあれど、やっぱり一緒に居たいと思える人には自分をさらけ出すのが一番❗その中で二人にとって何がいいのかを模索しながら、肩の力を抜いて肩肘張らずに生きていける相手に出逢えて本当の幸せを掴めて良かったと思いました。

    また、言葉がなくても読者に伝わる描写力に脱帽です。
  • 雪原の月影

    月夜/稲荷家房之介

    言葉が見つからない
    ネタバレ
    2024年5月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 読後、あまりにも苦しくて切なくて、掻きむしりたくなるような感情が怒涛のように押し寄せ、暫くは立ち直れないのではないかと思った時、エルンストとガンチェ、お互いを必要とし、唯一無二の伴侶として一生懸命に生き抜いた証としての約束事、
    『共に行きましょう』
    『共に生きましょう』
    『共に逝きましょう』
    という言葉を思い出し、読み返しました。
    やっぱり涙なしではいられませんでしたが、ガンチェがエルンストに遺したもの、そして二人が私に遺してくれたもの、言葉では言い表せないものに救われたように思います。

    この作品を生み出して下さった作者様に感謝を捧げます、ありがとうございました。
  • 嘘つきと弱虫

    久我有加/木下けい子

    純粋、純朴な二人
    ネタバレ
    2024年5月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 音也への愛を自覚している麦人と、無自覚、ど天然の音也のドタバタが面白い。弟の心也が現れて心也に告られる麦人と、それを知った音也の『麦人が好き』が覚醒してからの二人の焦りようったら……。
    音也と麦人には『あったかい人達ばかりで良かったね、感謝しなよ』って言いたくなるよ
  • 猫とメガネ

    榎田ユウリ

    とにかく面白い
    2024年5月5日
    これだけ多種多様な人間がシェアハウスで暮らすのって楽しいだろうし、視点の違いから学ぶことも、いさかいもたくさんあると思う。上手く纏めてるのは洋だね。続編が楽しみです。
  • 悪食

    宮緒葵/みずかねりょう

    視る力があるけど言えない
    2024年4月18日
    誰にでも守護霊や、霊じゃなくても守り導く何かが、人成らざる者が憑いていると思います。そして人生の選択を誤りかけた時にそっと軌道修正する、その手助けをしてくれる美少年の優しいお話です。
    いいね
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  • 傭兵の男が女神と呼ばれる世界

    野原耳子/ビリー・バリバリー

    人たらし
    ネタバレ
    2024年4月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 現世では危険な戦場に身を置き、まるで世捨て人のように生きていた37歳のおっさんが、異世界に転生した途端、女神と崇められ、危険を顧みずなりふり構わず生きる姿で数多の男達を虜にする、人たらしの完全形になるとは…
    この人たらし雄一郎に救われた人は数えきれず、自身も現世での出来事を受け入れ、生きていく意味を見出だす、とても壮大で幸福感溢れるストーリーでした。
  • 悪の愛犬【イラストあり】

    宮緒葵/石田惠美

    忠犬爆発
    ネタバレ
    2024年4月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ あんなにも弱々しかった日秋が、知識と情報を基に烈と共に闘う姿が雄々しい❗でも、二人きりになるとお互いにメロメロラブラブで、緩急のつけ方が秀逸。続編を待って最後まで見届けたいと思います。
  • 獣はかくして囚われる

    沙野風結子/小山田あみ

    ますます目が離せない
    ネタバレ
    2024年3月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 光と闇、白と黒。一緒に居られるはずがないのは承知の上で惹かれ合う二人。相反する二人の力を結びつけ、絶対的な物にしていかないと勝てない者を相手にどう闘うのか、次巻が楽しみです。
  • 武士とジェントルマン

    榎田ユウリ

    最の高でございまする
    ネタバレ
    2024年3月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 登場人物、それぞれが陰と陽の事情を抱えてはいるものの、冒頭の『マジで?』に全てを持って行かれました。こんなに楽しくて笑えて、でもちょっぴりシリアスなストーリー、読まない手はない‼予備知識なしで読んで頂きたい最高の作品です。
  • 夢を生む男【SS付き電子限定版】

    沙野風結子/北沢きょう

    生まれる前から
    ネタバレ
    2024年3月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 夢想を真実に変える異能家系の朔と暁、声音を使って夢想をコントロールする異能家系の湊士と伊織。

    朔をコントロールし、政財界を我が物にしようとする湊士は朔を捨て駒のように扱っているのかと思いきや、能力が一番強い者が家督を継ぐであろうことに脅える朔をコントロールし、守り眠らせ安穏を与える、これも一つの愛の形。
    伊織は暁が生まれる前から愛し、異能を使わせない人生を歩ませようと画策するも、人一倍優しい心根の暁が兄弟を守るべく行動を起こすのを陰で支える、これも一つの愛の形。

    考え方の違いはあれど、二つの主従カップルが真の人生を歩めて本当に良かった。
    いいね
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  • 月恋歌~君を捕らえて口づけよう

    冴月希衣/巴世里

    読み応えあります
    ネタバレ
    2024年3月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 自信の出自を知らず、辱しめられ虐げられながら育った紫乃と、異母兄弟という事実をひた隠し、陰から見守り正統な行き方へと導く冬星。いつの間にか育ってしまったお互いへの思慕は、一線を越えるべきではないとわかりつつも魂が求めるままに交わってしまう。
    このままでは傷つけあい、不幸になると出奔する冬星。必死に捜し出し再開した時の嬉しさや喜び、幸せへとひた走る二人には、どんな困難が待ち受けようと未来永劫明るい日々が続くことと思います。
    初見の作家さんでしたが、骨太のストーリーで、これからの作品が楽しみです。
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  • 別れる理由

    安西リカ/暮田マキネ

    安定の二人
    ネタバレ
    2024年3月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 相性が良くて、気が合うからこそ、別れる時のことを考えて一言が言い出せないモダモダ感と、相手を大切にしたいからこそ自由にさせてあげたい葛藤が複雑に絡み合って、どうなるんだろうとドキドキしました。成長することで、深まる愛って素敵ですよね。
  • 神さまは陽だまりに眠る

    篠崎マイ

    胸がギュッとなる
    2024年3月10日
    二人して相手のことを一生懸命想う気持ちに胸が詰まりました。たとえ見えなくても、私達を見守って下さっているという信仰心はいつまでも持ち続けたいと思いました。
  • そらの絆は旦那さま

    野原滋/サマミヤアカザ

    転換期
    ネタバレ
    2024年3月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ お人好しすぎる空良が、反抗期を経て人として大きく成長できたのは皮肉にも双子の姉のお陰だし、その空良の人となりを見て、感じて梅乃も一皮剥けて成長できたのはとても良かった。側で温かく見守る二人の旦那様とこれからの姉弟の活躍が楽しみですね。
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  • 喫茶探偵 桜小路聖鷹の結婚【電子限定特典付】【イラスト入り】

    釘宮つかさ/みずかねりょう

    深すぎる溺愛系
    ネタバレ
    2024年3月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ひらりくんは世間の泥にまみれることなく育ったのか、正直で純粋で素直な心の持ち主で、一方の聖鷹さんは正統な家系からか金銭トラブルに巻き込まれることが多く、だからこそ真っ白なひらりくんに惹かれたのかもしれないよね。金銭面とか家柄とか関係なく、お互いに人としてかけがえのない伴侶になれて良きでした。
  • 心を半分残したままでいる

    砂原糖子/葛西リカコ

    何度でも、恋をする
    ネタバレ
    2024年3月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 記憶障害で自分というものを失くしてしまう静良井と、忘れられてしまうことを解っていながら、ずっと寄り添い最初から始める中上。まるで出逢うのが当たり前のような、二人の魂の繋がりと絆の強さを感じました。
  • ランチボックスに恋を詰めよう ~ツンデレ俳優、唐揚げ最強伝説~

    綺月陣/みずかねりょう

    作者様の言うとおり
    2024年2月15日
    とてもとても楽しかったし、物凄くテンポよく読めて、あっという間に終わっちゃいました。
    ヒナと一城のその後が見たい、読みたい、知りたい、作者様以上の熱量でお待ち申し上げております。
  • 初恋の嵐【SS付き電子限定版】

    凪良ゆう

    焦らしすぎー
    2024年2月8日
    拗らせ過ぎの初恋の永い永い焦れを読みつつ『早いこと片を付けてくれ』とは思うものの、二人の掛け合いのテンポが楽しくて、あっという間に読了。丁寧に書いて下さってるのに、ちょっと勿体なかったなぁ。これだから凪良作品は止められない
  • 悪党のロマンス

    彩東あやね/須坂紫那

    激甘
    ネタバレ
    2024年2月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 中盤あたりから何となく想い人の予想はついてましたが、指輪のくだりにノックアウトされました。そこまで想い、思われることって中々難しいし、お互いを尊重し腹を割って話し合うことが出来るのはとても素敵なことだし、ずっといい関係が続くと思います。
    いいね
    0件
  • 狼と狐の夜

    高遠琉加/ヨネダコウ

    男気溢れすぎでお人好し
    ネタバレ
    2024年1月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 男らしくて周りの人を幸せにしたくて、ひたすらにがむしゃらに行動する司郎が物凄くタイプ。だからこそ零と幸せになって欲しいのに、謎のままでちょっとモヤモヤ😔続編、お待ちしております。
    いいね
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  • 英雄はアンブロシアを喰む

    小綱実波/円陣闇丸

    壮大なストーリー
    ネタバレ
    2024年1月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 丁寧に丁寧に気持ちを育む二人。やっと通じあったのに、待ち受ける試練。名前なのか地名なのか、神名なのか術名なのか、カタカナが多くてチンプンカンプンになるし、どこまでも焦らされるしで、ちょっぴりイラッとしますが、絶っ対に後編読むぞ‼
  • 光と影の王

    水壬楓子/北沢きょう

    全てを捧げる
    ネタバレ
    2024年1月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いずれ王となるアーサーの地位を確固たるものにしようと、心のみならず身体までもを鬼にし、がむしゃらに突き進むリシャール。何のために、誰のためにと戸惑うアーサーが、思慮深く道を間違うことなくリシャールの思惑を汲み取れる賢い男で良かったと思う。この二人なら国を統べることも簡単なことなのであろうが、立場上、幸せを一緒に掴むのは難しい。何もかもを捨て、お互いに全てを差し出し、あの日の約束を守るべく旅立つ姿に涙が止まりませんでした。
  • カメレオンはてのひらに恋をする。

    厘てく

    繊細な描写
    ネタバレ
    2024年1月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 見てる人に伝えたい、伝われと全身で表現して『演技が大袈裟すぎる』と下評価されるフジナガと、全身で人との会話と人生を楽しんでいるケイトが惹かれ合うのは当然の成り行きで、それはまるで運命のよう。解説文がなくても、二人の磁力が見えるようで紆余曲折あろうとも、鉄壁の二人でいられると思いますよ。イラストも完璧‼素敵すぎる💗
  • 背徳の契り 電子書籍特典ショートストーリー付き

    久我有加/逆月酒乱

    すんごく良かった
    2024年1月3日
    歴史をねじ曲げることなく、でも新政府に立ち向かう若者がいた史実に齟齬もなく、明治維新後の新政府の歴史にBLを絡めるとは、何と恐れ多い。凄く読み応えのある作品でした。
  • 相棒は犬 転生探偵マカロンの事件簿

    愁堂れな/奈良千春

    スマホで通訳という閃きは良かったけど
    ネタバレ
    2023年12月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 転生してトイプーになった元刑事が、元相棒と飼い主とタッグを組んで自分が殺された真相を探るお話なんだけど…
    ひたすらトイプーが可愛い、可愛いばっかりでドキドキもハラハラもなく薄っぺらな内容でした。もうお腹いっぱいで、おかわりはいらないです。
  • 月を食べて恋をする

    沙野風結子/小山田あみ

    見なくてもわかる
    ネタバレ
    2023年12月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 恵多と章介が交わすアイコンタクトは、熱くてネットリしててお互い引き合ってるのが読者には解り過ぎるほどわかる。それなのに、当事者が常に相手を優先するので須藤にいいように振り回され、利用され疑心暗鬼になって、こんがらがって紐解けずに『あー、もう、そうじゃないって』と読者がイライラ。お互いもう一歩踏み込めばそこまで拗れなかったはずなのにね。須藤がキューピッドになったのか否か、読者の意見が分かれるとこですね
  • ifの世界で恋がはじまる

    海野幸/高久尚子

    難しい空想世界を描ききってあります
    ネタバレ
    2023年12月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 頑なまでに自分の意見を言わず、迷惑をかけまいと頑張る彰人と、バックアップしたいけど彰人を立てようと影ながら見守る大狼の空回りがほどけず、ヤキモキしました。平行世界なるものの出現で、彰人が素直になることによって誤解やわだかまりが溶けて何だかイイ雰囲気に💗
    あっちもあっちで、いい感じなんだろうなぁ、Wハッピーです。
  • 幾千の夜を超えて君と

    中原一也/麻々原絵里依

    未来永劫
    2023年12月18日
    不老不死の薬を飲んでしまった男が最期を迎えるその時まで、永遠に繰り返される出逢いと別れ。これこそ正に、永遠の契り。最期の最期には二人で幸せを掴むことと思います。
  • 普通<ベータ>の恋人

    安西リカ/市川けい

    運命とは何ぞや?
    2023年12月13日
    性別があり、バース性があり、その中でもアルファとオメガは運命の番と出会うと抗えない、という特性をことこどく覆すこの二人の強靭な精神力と絶対的な愛に感服しました。
  • レベッカ・ストリート

    菅野彰/珂弐之ニカ

    ちょーっとね、しんどい
    ネタバレ
    2023年12月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 自分の存在意義を否定しながら生きている幸也と、冤罪疑惑の暗い過去を胸に秘め決して過ちを繰り返すまいと、慎重に慎重に生きるカイル。それぞれの境遇に似たカップルからの依頼で、必然的に自分を見つめ直さざるを得ない二人。とても辛い選択を迫られたけれど、二人が歩み寄り欠けている部分を補いながら生きることを選んでくれて良かったと思う。
  • エス

    英田サキ

    いいですねぇ
    ネタバレ
    2023年11月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ どこまでもツンデレな椎葉と、深い愛情で椎葉を包み込み自由にさせながらも手綱を握っている宗近。主従関係がベッドの上では逆転したり、素直になったりと、二人の関係性の方が楽しめるので事件捜査はおまけみたいだけど、ちゃんとストーリー性があるし、さすがとしか言いようがない。
  • ヒズ・リトル・アンバー

    ナツメカズキ

    真っ直ぐさに取り込まれる
    ネタバレ
    2023年11月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 拾われたときからちゃんと躾られて、立派な男になったコーシローが、全てを捨ててでも源慈と一緒にいたいの願うところなんか全身鳥肌がたちました。頑固で融通が効かなそうな源慈が自分に素直になって、一緒に生きることを選んでくれたのもつばきさんのお陰なのかなぁ、みんなが幸せになれて良かったよ。あとはコーシローのお兄ちゃんのスピンオフで完全完成形ですね。
  • 星を編む

    凪良ゆう

    更に深みを増してる
    2023年11月23日
    汝の続編と聞いて、汝の重みから浮上できるかと読んだのですが…
    私の中で消化しきれない何かがあり、それを言葉にする語彙力もなく、みんな各々の人生の中で選択を繰返し一生懸命生きてるんだなぁ、と単純な考察に着地しないとしんどくて、今の自分を全否定してしまいそうになります。
    この二作品は読者の心の奥深くまで入り込み、重みのある何かを残す、とんでもない魔物ではないでしょうか……
  • 汝、星のごとく

    凪良ゆう

    苦しくて苦しくて、しんどい
    ネタバレ
    2023年11月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いつもレビューを参考に購入を決めるのですが、今回は手を出すべきではない、とわかっていながら読んでしまいました。正直、やっちまった、って感じです。全ての登場人物に感情移入し過ぎて善悪の判断が出来ず、しかし善悪だけで判断するような作品ではなく、それ故に何もかもの感情が追い付かず、人の業の泥沼から抜け出せないでいます。読むには相当の覚悟と心の強さがなければ、自分自身、蝕まれます。お気をつけ下さいませ
  • 恋の傷あと

    安西リカ/高久尚子

    終り良ければ全て良し
    2023年11月18日
    見知らぬ二人が共通の人物を捜しているうちに意気投合し、幸せになっていく様に胸を撫で下ろしました。そしてこの二人と関わった人達も、多少クズであったとしても何処かで幸せになってて欲しいと思わせる、後味スッキリのストーリーでした。
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