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今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


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久しぶりに熱くなれるバレー漫画2025年8月24日分冊版の頃から気になっており、単行本を待ち望んでいた。今後もすごく楽しみ!
主人公は元日本代表屈指のアタッカーである父を持ち、周囲の期待と自分の能力とのズレに苦しむ。
そこから始まる下克上へのモノローグが堪らなくカッコイイ。
また登場人物がアクが強く、それぞれ我が強い子が揃う。このメンツが同じコートで戦い、今後どのようなチームワークが生まれていくのか楽しみで仕方ない。
バレーにおいてセッターが攻撃の司令塔ならば、リベロは絶対的な守備の要。スパイクのフォームや傾向と状況から素早く判断し、ブロックへの指示。そして絶対に拾う事で生まれる安心感。よりボールを“繋ぐ”チームが勝つバレーの第一歩を担う存在。それが主人公というのが個人的に熱すぎる。 -
ただの成り上がりストーリーでは無い2025年7月3日サッカー漫画では珍しい、監督が主人公のお話です。
毎年残留争いをする弱小クラブに、OBでかつて日本代表まで上り詰めた主人公が監督として奇策を講じ、タイトル通りジャイアントキリングをしていくというお話…なのですが、この漫画のスゴイところはその痛快さだけではありません。
主人公が監督ではありますが、毎試合毎試合ピックアップされる選手が変わり、チームを通して本当のリーグ戦を見てるかのようなリアルさがあります。また試合を通して成長していく選手、勝つ事で起きる意識の変化、上位チームとの差。これらに対しての答えを出すとある巻の流れは本当にスポーツ漫画の中でNo.1の神巻だと思います。読んでて思わず号泣しました。その後も熱くなれる展開が続きどハマりしました。
そこまでの盛り上げ方も本当に自然で、長い巻数ありますけど、1年間のシーズンの流れを上手く話の展開に落とし込んであるので飽きません。 -
やはり野球漫画屈指の名作2025年6月23日今では結構見掛ける監督が主人公というスタイルの、パイオニア的作品です。ストーリー展開は王道なジャイアントキリングものですが、序盤 中盤 終盤と毎年チームのタイプや戦術が変わって行くところが新鮮です。
さらに言えばこの作品の魅力はやはり黒木監督の人柄だと思います。
令和のこの時代では中々過激な描写がありますが、根底にあるのは選手やチームの成長を促す為という、実はいちばん誰よりも選手ファーストな監督の姿勢。そのタネ明かしの部分に毎回やられます。
やってる事は粗暴ながら野球に対する価値観や、今の若い人にも響くような、社会で戦っていく為の心構えも端々にあり、とても厳しく時に優しい、読む度身が引き締まる思いになる名言が多いです。いいね
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結構異質な野球漫画2025年6月10日舞台がプロ野球で、主人公はかつて天才ショートと言われた40歳の大ベテラン。コレだけでも中々他の野球漫画にはない設定で、新鮮味があり興味を持った。
怪我以降何球団も渡り歩いており、漫画の描写等から代打のみならずユーティリティプレーヤーとして球界にしぶとく貢献してきた様子が伺え、そんな大ベテランでももう一度かつての自分を取り戻そうと挑戦する様が、練習や白熱する試合を通してわずか1巻の短い中でしっかり描かれている。
またかつて二遊間を組んだ会津やこの話の発起人である藤島など同世代に魅力的な登場人物が多く、彼等もまたこの歳を迎えてそれぞれ色んな思惑を持ち戦いに挑む様が垣間見え、コチラも高評価。
後半はやや駆け足ではあるが、最後の試合の1つ1つのプレイに鬼気迫るものを感じ、わずか1巻と思えないほど満足感のある話だった。 -
やっぱりダイヤのAは面白い2025年5月16日今回は外伝という形で、秋に青道と鎬を削った帝東と鵜久森による東東京大会決勝が描かれております。
相変わらず画力が高く、夏の選手権予選決勝という事もあり1プレー1プレー漫画から高い熱量が伝わってきます。
お互い春の大会で因縁のある高校で、絶対王者帝東と秋春上位進出し、勢いそのまま決勝まで勝ち上がってきた鵜久森の再戦は本編同様にハラハラワクワク感があり、ページをめくる手が止められません。
これを見るとやはりまた栄純達の新チームでの様子や3年時の戦い、新しいライバルの台頭などACT3を見てみたいなという思いが再燃しました。
ほんとに何年かかっても良いので続きが見たいです。 -
隠れた名作2025年5月10日子供の頃ゲームをプレイしておりましたが、漫画版は未読でした。読む前から評価が高いのは聞いていましたが納得の出来です。キャラデザこそ子供向けのポップな感じですが、内容がとてもヘビーです。子供版ベルセルクと呼ばれるのもよく分かります。主人公達が召喚された魔界は色んな種族がおり、思惑も一枚岩ではなく争いが耐えない為、敵味方関係なく命が軽く、またその描写が少年誌と思えないくらいエグいです。主人公の1人刹那が、過酷な日々の中で精神をすり減らしながらもどんどん成長していく過程もよく描かれてあり、ゲーム同様魅力的な主人公です。最終章がやや駆け足ではありますが、刹那の出した答えはとても良かったと思います。
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可愛い絵柄からの…2025年3月15日SNSでふとタイトルを見掛けて、そう言えば昔そんなアニメあったなと思い原作を読み出した。可愛い絵柄からてっきり学園日常ものかと思っていたが衝撃の1話から徐々に世界観や設定が明かされていくゾクゾク感が堪らない。
可愛い絵柄だからこそ、成り立つ絶望的で辛い展開のギャップがあり、そこに対してそれぞれ個性のある仲間たちで打開し前を向く姿に救われる。
それぞれが抱えるものがあり、思わず心の声や慟哭が出てしまうが、それに対して仲間のお陰で1つずつ答えを出していく様子や表情が上手く描かれてあった。
ちょくちょくコミカルなやり取りを挟む分、ただの絶望的なギャップだけでなく、可愛らしさやクスッと笑える部分とのバランスがあり読みやすい。いいね
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最高2025年3月9日前作のGo AND Goも併せて随分前に読んだことがあり、思い出して久しぶりに読みたくなった。改めて思うが、本当に古谷野先生の絵は熱いスポーツ漫画がピッタリ合う。ストーリーの導入もその後の展開も、ある程度王道ではあるが、何度読んでも終盤で泣いてしまうほど演出の素晴らしい作品。
要所要所に迫力のある作画とエフェクトのみで、セリフのないコマがあるが、それが上手いこと心理描写を表しており、熱い展開を彩ってくれる。
市蘭の1人1人がサッカーの深みにハマる瞬間、選手として成長する瞬間が堪らなくカッコよく、またサッカー王国千葉らしく、ライバル校の存在も大きく、長い巻数ではあるが一切飽きずに読み切った。いいね
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短い作品ながら2025年2月15日読了後の感情の揺さぶられ方が半端じゃない作品。
ホントに素晴らしい映画を一本を見たような気分。
1話単位に最小限の言葉と最大限の心理描写で、登場人物の成長や背景を描いており、また、作中での伏線も綺麗に回収されている。
作画も小畑先生らしいメリハリのついた絵で、迫力を求められるシーン、コミカルさを求められるシーン全てクオリティが高く、すごく読みやすい。いいね
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これまでと別の切り口のストーリー2025年1月21日これまでアニメ化・漫画化されたウマ娘は、主人公がデビューして早くから活躍する(活躍した)馬をモデルにしたお話でした。
しかしコチラの主人公は、同期に怪物がいる事や、怪我しやすい体質など様々な苦難が降り掛かります。
知っているだけに、今後の展開と史実をどう絡ませていくのかがとても楽しみです。
シンデレラグレイと打って変わってプリティ要素が強めですが、コチラも負けじと熱い作画でレースを描いています。いいね
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何回この作品で泣くんだろう…2024年4月7日初めてアニメで見てから十数年…。再放送も見て、漫画も読んで、これ程何回も泣いた作品は無い。
導入から最後までホントに登場人物の心情を表すのが上手く、一気に見てしまう。
残った5人それぞれが余りにも歪に、重たい感情を抱えている。それが亡くなったはずのめんまが帰ってきた事で、また再会し、ぶつかり合って本音を出し、お互いを理解していく。
一部アニメと違う展開はあるが、むしろより丁寧に最後の流れへと繋がっており、余計に泣けるいい補完となっている。また絵が丁寧で綺麗なのでより泣けた。
最後のシーンは言わずもがな。毎回嗚咽が漏れるほど号泣してしまう。いいね
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ぬきたし-抜きゲーみたいな島に住んでるわたしはどうすりゃいいですか?- 単行本版
やっぱりぶっ飛んでて面白い2024年3月4日R18ゲーム界隈で伝説とまで呼ばれた作品のコミカライズです。その中でも特にシナリオがイカれてるルートを漫画に選ぶ辺り、ぬきたしらしさ全開でもう面白い。
ぶっ飛んだ設定ですが、パロディネタやパワーワードの秀逸さと、重たい過去や展開、ソレを晴らす熱い展開もアリのストーリー性で上手くバランスを取っており、読んでいて飽きません。
いつかは先輩ルートも描いてくれないかなとファンとして密かに願ってます。いいね
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アニメがキッカケで2024年2月28日数年前に放送されていたアニメからハマってずっと漫画を買い続けている。モノローグや表情含めて登場人物の心情がかなり細かく描かれてあり、また全員が人間味に溢れてるので、読んでいてとても考えさせられる作品。
後半になればなるほど感情移入し、重くなったり辛くなったり、泣いてしまったりとなるので、一気に読むことをオススメしたい。いいね
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アニメ化するので2024年2月8日PVを見て知った作品だが、知れて良かった!大森藤ノ先生らしい世界観を、見事な画力で表現されている。導入としてはよくある展開だが、主人公の性格や動機に好感を持てた。また戦闘シーンの迫力が素晴らしく、自分より遥かに大きいモンスターとの立ち会い方や構図がとても良い。
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めっちゃくちゃ面白い!2023年12月25日1巻が掴みとして最高。あがり症だけど有名なハガキ職人な主人公が、コンビを組んで芸人を目指すようになる話の展開の仕方も少年漫画らしくて素晴らしいし、相方である東片の過去にも何かありそうな幕の引き方をしており、直ぐに2巻を読みたくなる。お笑いの仕組みやネタ作りもかなり論理的に描かれてあり、分かりやすい。また小畑先生らしい描き方で“笑いの波”が表現されたりなど、めちゃくちゃ漫画として読みやすい作品。
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アニメから2023年11月15日続きが気になって、読み進めてく内に最終巻まで来てしまった。ほんとに作品の雰囲気が素晴らしい。共通の悩みを持つ2人が織り成す穏やかな空気感と、自然豊かな能登の風景がとてもマッチしている。綺麗な夜空や夜の海に眠れない高校生2人というその時、そこでしかない特別な時間を過ごしている2人が、読んでいてとても尊く思えた。
また敢えてセリフは多くせず、登場人物達の表情だけでコマが進む箇所が多く、読み手に理解させる心理描写が個人的にとても好みだった。
一見するとゆっくりと、淡々と進むように勘違いしそうだが、それぞれの成長や変化が丁寧に描いてあるので、最後まで読んで欲しい。 -
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和風ファンタジーの名作ここに完結!2023年8月18日学生時代に始まった名作も長い時を経てようやく完結。かつて付喪神に全てを奪われ、憎しみでしか付喪神を祓う事が出来なくなった主人公の兵馬が、とある過去から付喪神と共に暮らすヒロインのぼたんの家に居候し修行をするというお話。
前作でもそうだが、オニグンソウ先生は【バトル】と【純愛】の両立が本当に素晴らしい。凄まじく綺麗でかつ迫力のある画力が織り成すバトルシーンで圧倒され、兵馬とぼたんそれぞれが、互いに与える影響から成長していく姿と心境の変化に胸を打たれる。登場人物もそれぞれ非常に濃く、展開も無駄なくテンポよく進み、16巻とそう多くはないので、色んな人に読んで欲しい名作だと思う。 -
アニメとの違いも楽しめる!2023年7月7日昨秋大反響を読んだアニメの原作です。四コマ漫画がベースですので、アニメと演出の違いが多くあり、そこも楽しめます。個人的にぼっちちゃんが割とメンバーからなじられたり、辛辣なツッコミを受けてたりする所がツボでした。ただ、ライブに向けて真剣に音楽に打ち込むモノローグはどちらも同じなので、コチラも熱くなれます!
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暴食のベルセルク~俺だけレベルという概念を突破する~ THE COMIC
王道な限界突破系2023年7月7日個人的に限界突破系の代表作だと思っています。とある事を切っ掛けにレベルの上限を越えてどんどん強くなる。ただその代償は大きくて…。という分かりやすい展開ではありますが、かつて栄えた旧文明の謎であったり、グリードの謎であったり、今後の展開に繋がる重要な伏線が多くあり、楽しみな作品です。いいね
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ギャップっていいよね2023年7月7日ストーリーであったり展開であったりは割とよくある作品かなと思います。いわゆる日常系なので、気楽に読みたい時オススメです。ヒロインの阿久津さんが意外にピュアで、そのギャップが良かったです笑
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屈指の戦闘作画2023年7月6日連載初期からとにかく戦闘シーンの作画がまあカッコイイ!派手に暴れる【動】・殺し屋同士の刹那のやり取りの【静】どちらも迫力があり、バトルものの漫画ってこうあるべきだなと思わせてくれます。
ただ、敵に魅力的な登場人物が多いだけに、主人公サイドのキャラクターデザインがシンプルすぎるので、ソコが好き嫌いが別れるかもしれません。いいね
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馴染みのある作者さんだったので2023年4月20日元々SAVAN先生の作品が好きでして、先生が終末のハーレムを書いていると聞き迷わず買いました。本家のがSFものだとしたら、こちらはダークファンタジーものです。
非力な自分に打ちひしがれる主人公が、連れていかれた幼なじみを救うべく、謎の美女の力を借りて強くなる。強大な帝国に立ち向かう為に、徐々に武力も智力も付けていく感じがカッコイイです。いいね
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シュールな中に不意にくるキュン2023年4月19日人との距離感を図るのが苦手な阿波連さんと隣の席のライドウ君との日常を描いた作品です。
ライドウ君がとても想像力豊かなゆえに、ついついとんでもない方向へ勘違いして、シュールな展開になる事が多いです。
でもその中で不意に来る2人の距離感が縮まる話にやられました。照れる阿波連さんが本当に可愛い!いいね
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この熱さと泥臭さが最高!!2023年4月18日ウマ娘と聞くと可愛いイメージが先行しがちだが、この作品はそれを覆す。とにかく熱い!!泥臭い!!迫力が半端ない!!!
煌びやかな衣装を纏いながらも、歯を食いしばって過酷なレースを駆け抜ける彼女たち。ゴールまでの目まぐるしい攻防、覚醒までのバックボーンそのどれもが熱い!!
レース中の迫力ある作画は、他では再現不可能な程、コレにしかない良さがある。
また細かいセリフや描写など史実が話に対して、相当上手く落とし込まれてあり、ウマ娘ファンも競馬ファンも間違いなく好きになる作品である。いいね
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煌びやかな世界とその裏での熱さ2023年4月1日フィギアスケートを題材とした漫画は幾つかあるが、個人的にダントツだと思う。氷の上を優雅に跳んで、滑ってという煌びやかな印象の強いスポーツだが、そこは同じくスポーツ。選手も、コーチも、そこに賭ける熱意は凄まじいものがあると改めて思った。
“できない”が当たり前で諦めていたいのりちゃんが、司コーチやフィギュアを通じて成長していくのを見るのが最高で、また2人の関係性がまあ尊い!
練習中や試合中のモノローグがまた激熱で、結果が気になって次々ページを捲ってしまう。上手く迫力ある絵と、デフォルメの絵を使い分けているので熱くなりつつ、笑えるシーンもある。とてもいいバランス。 -
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SAOファンは必読の一冊2023年3月29日アインクラッド編を1からコミカライズされてあり、非常に絵が綺麗で読みやすい作品になっております。話の流れはアニメ版に準じておりますが、登場人物の心理描写など、1つ1つのエピソードを細かく描かれてあるので、感情移入がし易いです。作者の原作へのリスペクトを感じます。
アニメ第1期が放送されて10年以上。当時見ていたファンの方も、映画公開をキッカケに見だした方にも読んで頂きたい作品です。いいね
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