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レビュー

今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • アルテ

    大久保圭

    素直すぎる展開がいい
    2023年11月14日
    真っ直ぐに展開する話が新鮮でもあり、素直に読める。愚直さが安心できる。いじくりまわさないけれど、興味をそそられる流れがとても心地良い。是非皆さん読んでみてください。
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  • 戦闘員、派遣します!

    鬼麻正明/暁なつめ/カカオ・ランタン

    設定はおもしろそうだったのに
    2022年10月30日
    期待はずれでした。出だしはまあまあでしたが、セリフとかの小さな躓きが積みかさなって読む気が失せました。残念としか言いようがありません。
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  • 現代魔女図鑑

    伊咲ウタ

    しみいる恋心
    2021年1月3日
    第1巻最後の話とても良いです。
    そしてぜいたくを言わせていただくとすれば、もっと話を膨らませることでさらに大きな感動をもたらすことができたのではないかと思います。
    説明を本人がするのではなく、ストーリーでなぞらせてくれたらもっとステキな、いやもっとこころに響くお話になったのに残念という気持ちもぬぐえません。
    でも読後感のいい作品には違いありません。
  • 清く貧しく

    菅原じょにえる

    ☀佳作、結構高い水準かな
    2019年9月29日
    😊 短いし、展開も単純ですが、向日性たっぷりのお話です。昭和を感じさせる設定とか、家族の絆が強いとか、時代にそぐわない面も多々ありますが、そこはこらえてグッと飲み込めば結構おいしくいただけます。題材とかありふれているものなのかもしれません。きっと編集サイドから短くまとめることを求められて、後だしじゃんけんのようにならざるを得なかったと推察すればラストがあわただしくなったのも仕方がありません。構成に少し手を加えればもっと読まれる作品になったでしょうが、「ひたむきさ」というお味が減ってしまう危惧があるので、これはこれとして認めたいですね。
    さまざまな読後感を感じさせてくれるということで評価点を5にしました。
  • これも全部あの夏のせい(フルカラー)

    BSさん

    いいね!数順に並び替えしてみたら1と2
    2019年7月8日
    レビューへのいいね!数順に並び替えしてみたら1と2ばかり。つまり低評価に賛同してるひとが唖然多いということ。なのにこんな作品を推薦していたらシーモアへの信頼性が減るばかりではないですか。同業者は結構ありますよねえ。




  • 失恋未遂

    高宮ニカ/イアム

    ♐気持ちのすれ違い、ささいな始まりでも
    2019年6月29日
    🤪互いにもう一歩踏み込めたら全く違う展開になっていたはずなのに、しなかった、出来なかったことで距離が広がってしまった。こんなことは現実にもたくさんあると思いますし、なんかもう共感しながら読んでしまいます。
  • 恋する果実たち

    花田祐実

    出会いは 待っていてはダメ!🖤
    2018年8月29日
    (私も一応そうなのですが)友人たちにこういう出会いから結婚に至り、何十年たっても、昔のトキメキを忘れずにいる組み合わせが意外といます。打算を超えて🌱育んだものは結構丈夫な結びつきになるように思います。
    皆さんも迷ったら一歩、歩み出してみてください。😊
  • パパが男に変わるとき

    丘辺あさぎ

    😉 可愛すぎます
    2018年5月15日
    ↗ 設定だけで展開が読めてしまいそうなお話ですが、主人公が見た目も中身も、あまりにも可愛いいので 可 としましょう。 19歳で知り合った女友達とそっくりさんに見えました。妻と結婚するとき、他の女友達と付き合うのはいいけれど、「あのひとだけは付き合うのは禁止」と言われました。それを守ったから波風たたずに過ごして来れましたが、今となっては「惜しいことをしたよな」と思います。男の身勝手なボヤキをどうぞ笑ってください。
  • 私・空・あなた・私

    いくえみ綾

    ⛄登場人物がリアル
    2018年4月30日
    🎿 省略することで読者に想像する余地をたくさんそして深く贈ってくれている作品です。それぞれの心理、行動を読み取る作業が楽しくなります。ハッピーエンドでもなく、予定調和みたいな感じでもありません。しかし読後感は良いと思います。それぞれが自分の行く道を自分で決めて歩こうという感じが好感度が高い理由なのかな。
  • ごちそうは黄昏の帰り道

    志村志保子

    キラリ輝く⚠
    2018年4月21日
    😊 短いからよけいなものがまぎれなくて、心の動きがストレートに伝わってきます。
    展開もなめらか。かなりお得感がありますね。
    ページ数調整のために加えられたおまけのお話も素敵です。
    (なにもかもシンプル)ゆえに作品としての評価をするならきっと意見が分かれることでしょうが、この作品についてはプラスで見たいと思います。
  • 君が死ぬ夏に

    大柴健

    😩やっと6巻が読めるようになりました
    2018年3月16日
    見当違いの展開にはならないのですが、少し斜めに行くのが作者さんの好みのなのでしょうか。さあ、これからどうなっていくのでしょうか。早く続きが読みたいものです。
    ただ凝っているところとダメ出ししたくなるようなところが混在してるので、レベルの高い読者さんにはきっと受けは悪いんじゃないかと思います。
  • 私は天才を飼っている。

    七尾美緒

    引き込まれます
    2018年1月28日
    無料版をちょっと覗いてみたら、なんと、はまりました。設定、展開は特別といえるものではありませんが、おもしろくて先を早く読みたくなってしまいます。よくありそうなストーリーのようでありながら、ピリリとするエッセンスがちりばめられている感じがあって、ほっとけません。
  • 新装版 さよならフットボール

    新川直司

    テンポも良く、丁寧なつくりでお得感一杯
    2017年12月24日
    2巻物ですが登場人物の設定、描写がていねいなので入り込みやすく、ストーリーも単純ゆえに躍動感があります。出会ったころの回想が脇を固めてすんなりしっくり読めました。話が明るくてすっきり気分にしてくれます。
  • カツカレーの日

    西炯子

    王道なのでしょうか
    2017年12月20日
    なんとなく1巻を読みました。ところがどっこい、装飾が最小限でストーリーがしっかりしていて、もうどうしても第2巻が読みたくなり時間を気にせず、読み切りました。
    さまざまな要素が凝縮されているのにすんなりと流れ込んできます。全体の構図とか、仕掛けとかを後から分析するひとにも高得点がつけられるのではないかと思います。
    私はただ流れに乗って読んだのですが読後感の良さは格別でした。
    こういう高評価できるものがあるから、どうか女性マンガという区分、枠組みなんて
    なくしてほしい。あるいはこれが女性マンガの王道なのでしたら、すごいなという一言につきます。
  • 恋は雨上がりのように

    眉月じゅん

    ✨おじさんのためのおとぎ話です
    2017年7月22日
    3巻までしか読んでおりません。人生これから下り坂と意識したにせよしないにせよ、おじさんにはみずみずしい感情を自ら持つことは困難です。
    外部からの刺激がないと心や身体が宙に浮くような感覚はなかなか得られません。
    そんな中年男読者の潜在欲求に合わせ、おとぎ話として作られた作品ではないでしょうか。よって激賞されたということでしょう。
    私事で恐縮ですが、昔、大学の恩師夫妻に依頼され、女子学生からの諸々の相談相手をしたことがありました。彼女たちの感性の瑞々しさにこちらの心も洗われたような感動を覚えました。この本を読んでいてあの時の感覚に近いものを感じた次第です。
  • 3D彼女

    那波マオ

    happy end 😁 良かった
    2017年5月28日
    じっくり読みました。都合よすぎるところもありましたが、対人関係ゼロの主人公が友達との交流で成長するとか、恋で悩むとか、素敵な物語でした。11巻、12巻は進行第一で読者としてはもう少し話を膨らませてほしかったところです。でも読後感のすっきりした感じがいい作品でした。是非たくさんの方々に読んでいただきたいものです。
  • あなたのことはそれほど

    いくえみ綾

    さらりとしていて 実は凄味あり🗝
    2017年4月25日
    フォーローさせていただいている方のレビューをみて無料版1巻のみ読んでみました。
    人物毎の心理とそこから生み出される行動、展開の綾が存分に書き込まれていますね。
    これはよほどの俳優さんでもドラマでは無理っぽいので、ドラマを見ようという気持ちにはなりませんね。
    続きを読んでみたい気持ちと、「感化されそう」で読むのが「怖いな」という気持ちが拮抗しています。中身が濃いゆえなのでしょうね。作者さんの名前はすぐ覚えました。
  • この音とまれ!

    アミュー

    🎶琴の音色がきこえてきそう
    2017年4月19日
    😃 バラバラの個性が掛け算や階乗で重なり合って、素敵な演奏になるということは
    (幻のコンサートなどと呼ばれたりして)実際ごくごくたまにありますよね。
    昔仲良くしていた女性が琴を演奏するひとだったので琴、三味線、箏などの演奏会には
    それなりに参りました。なんとも出だしが下手でどうなることやらと思っていたら、急に良くなって盛り上がってくるという現場にも立ち会えたことがあります。
    前置きが長くなりました。この話はありきたりなストーリー展開かもしれません。でも飽きさせません。それは構成がしっかりしている、個性の活かし方がうまい、恋とか友情とか様々な要素をうまく絡めてる、などと分析して分解、削っていってもまだ残る、きらめきみたいなものがあるからだと思います。お勧め、是非読んでみてください。
    どのように展開していくか、楽しみです。ちなみに特製CDも発売されているそうですが、買ってみようかなあ。
  • オオカミにくちづけ

    夜神里奈

    🖤王道
    2017年1月3日
    💕 これこそがひとつの王道設定です。(父の存在感の薄さ、弟の本音と逆の行動、)彼氏が秀才金持ちで、美男子生徒会長、プラス陰付き。2巻で終わるのはもったいない。いくらでも膨らませて楽しめるのにもったいない。深くはないが、安っぽいとは言えないレベルで進行するので安心して読める。こういうのも存在価値が十分あると思います。
  • アシガール

    森本梢子

    トップレベルの作品
    2016年12月4日
    主人公の設定、話の設定展開、背景部分のち密さなどなど、いちいち取り上げたらキリがない、何もかもが超一級品のお話。面白さに金賞を差し上げます。
  • ホリミヤ

    HERO/萩原ダイスケ

    堀さんどこかにいないかなあ
    2016年12月4日
    堀さんがとっても素敵で実際にいたらどんなに素敵なことだろう。話の展開もいい。ですが楽しく読めるんだけれど★5つに評価するには少し物足りなく感じました。それはきっと宮村くんの動きがリアリティ不足なせいだと思います。
  • 聲の形

    大今良時

    映画を見る前に読んで欲しいな
    2016年12月4日
    マンガが良かったから映画を見たというひとは存分に楽しめたでしょう。
    映画の後にマンガというのもアリですが、逆のほうが満足感が大きいのではないでしょうか。
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound

    加納新太/田中将賀/朝日川日和/新海誠

    ゆっくり堪能できます
    2016年12月4日
    映画では一瞬だったこと、表現されなかったことがキッチリ書き込まれているので厚みのある読み込みが出来ます。コミカライズの良さがしっかり生きています。
  • 君の名は。

    琴音らんまる/新海誠

    要チェック
    2016年12月4日
    映画では見逃したこと、納得できなかったことが書き込まれているのでわかる、胸にストンと落ちるので是非お読みください。
  • 突然ですが、明日結婚します

    宮園いづみ

    おもしろいのですが、素直に楽しめない
    2016年4月30日
    身近に大手テレビ局に勤め様々な部署を経験し、役員も十年位やっていたひとがおります。制作や人事の裏話、苦労話をいろいろ伺いました。また都銀でキャリアウーマンしてきた知人も数人おります。本部の役職者たる彼女たちは下手な支店長よりはるかに大きな権限をお持ちです。
    さてさて二つの業界にはとてつもない距離があります。大学同期でも5年、10年と勤めていたら、たとえ同性であってもわかり合えなくなってしまう、まるで天文学的な距離が。
    だから素材としておもしろいのですが、どうもちまちましたところでrealityが薄くなっています。storyはかなり練られていて展開も楽しみなだけにこの先どこかで大きな穴に落ち込んじゃわないのかと、いらぬ心配してしまいます。どちらもピークを過ぎた業種なんだからどうってことないよ、と言われてしまったら何も言い返せませんけれども。
  • 胸が鳴るのは君のせい

    紺野りさ

    ♎バランスがいい
    2016年4月3日
    話の展開、主人公の性格など好感度が高いです。学生の頃のサークル仲間とのつきあい、お互いを大切に思い、認め合う、うれしいこともそうじゃないことも一緒に通過していった、若さゆえの特権みたいなものが思い出されました。嫌みがない間柄というのは貴重です。
  • とめはねっ! 鈴里高校書道部

    河合克敏

    ✋あちこちで妙に気になる
    2016年2月11日
    💣書道、さらに言うと墨で描く芸術の案内書。古典や仏像の蘊蓄もあったり、忘れられつつあるものにこんなすばらしいものがあるんですよと若者の知性を刺激しようという作者の意図が感じられます。
    ですが登場人物の設定が斬新だった割りにはいまひとつ活き活きしていない。
    (未だ7割位しか読んでないので断言できませんけれど)
    帰国子女、柔道部との掛け持ち、祖母世代の登場。どうも狭い世界でゆっくり回っている印象なのです。
    それでもまあおもしろさでは70点は超えているでしょう。
    つまり引き込まれてしまうほどのインパクトはありませんが読んでみて損はない、時間つぶし以上のものは間違いなくあると思いました。
  • あさひなぐ

    こざき亜衣

    乙女の根性、はんぱない
    2015年12月7日
    キャラクター設定がいいせいでしょうか、ひとりひとりがリアルにいそうです。
    きちんとした裏打ちが感じられるからか話が盛り上がり、おもしろくてたまりません。次の巻、次の巻と読まされてしまいます。
    皆様、是非、御一読を。
  • ちはやふる

    末次由紀

    😁やはりおいしい
    2015年10月23日
    💕もう29巻。積み上げてきたものがきれいに咲いて、その後ここのところしばらくピークから下がり気味な印象がありました。
    でも最初から脇役として登場していたヒョロくんの存在感ががここにきて一挙に大きくなったことによって話にメリハリがつき、また各々の繋がりが再提示されました。
    ここからまた新たな展開が始まる予感を、期待を抱かずにはいられません。
    さあどうなるのか、楽しみですね。
  • 性格ドS BUT 性的にドM プチデザ

    兄崎ゆな

    男がひどくえらそうで嫌い
    2015年10月10日
    1巻のみなんとか読みました。この話をなるべく好意的に読み取るとすれば、格好のいいことをいうだけでちゃらい男は本質的なことにはまるでうとい。女性を人間として対等な相手としてみていないことがミエミエ、バレバレ。そういう男にはご注意ください、という趣旨で書いたものなのでしょう、きっと。
  • 県庁おもてなし課

    有川浩

    それほどでもないと思ってしまい
    2015年10月10日
    有川浩さんのファンには申し訳ないのですが、さほどおもしろくはありませんでした。
    先の展開が読んでいてわかってしまうせいだったのかと思う次第です。
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  • 「古典部」シリーズ

    米澤穂信

    氷菓がしぶく銀光りしてます📷
    2015年10月10日
    👑遠まわりする雛は構成がしっかりしており、美しい風景描写と相まって
    万人受けする内容です。
    田舎の風習、しがらみなどいろいろ書き込まれて、話を骨太にしています。
    氷菓にはとりつきにくい面がありますが、ラストの印象が素敵でじーんときます。
    まあ好みはひとそれぞれですね。
  • 万能鑑定士Qの事件簿

    松岡圭祐/清原紘/神江ちず

    日本女性版ホワイトカラー!⤴
    2015年10月10日
    👁 NICE GUY マット・ボマー主演のアメリカテレビドラマ「ホワイトカラー」。
    AXNミステリーでずいぶん楽しませてもらいました。
    それを日本の美女に置き換えたようなつくりですね。美術品や贋作などの蘊蓄(うんちく)が一杯あるところなどそっくりです。
    一巻目を読んだだけですが、今後に期待が持てます。
  • とある飛空士への追憶

    犬村小六/小川麻衣子

    🍙高品質な恋愛もの
    2015年10月10日
    😢皇太子の婚約者たる令嬢を本国に送り届ける下層階級出身のパイロット。
    危機、災難を共に乗り越える中で、友情、信頼が恋愛感情に転化していく。
    それぞれのピュアな気持ちが初々しく、まどろっこしい。
    ラストまで抑制されるふたりの気持ちは弾けることはないが、こういうのを
    美しいと感じるのは私だけではないに違いない。
    これの映画を何度も繰り返し見たという男子大学生がいました。
  • ラブコメ今昔

    有川浩

    気楽に読めます
    2015年10月10日
    楽しめます。オチもきちんと用意されています。安心して読んで下さい。
    実際にありそうなので、どこかにあったエピソードを膨らませたというものなのかもしれません。
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  • 空の中

    有川浩

    おもしろさ抜群
    2015年10月10日
    楽しめる要素満載です。どこから切ってもおいしいです。読まない手はありません。
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  • 三匹のおっさん

    有川浩

    人間をもっと深く描けるはずなのに
    2015年10月10日
    作者は人間描写もかなりの腕前のはずなのに、この作品では少しばかり浅く感じて残念に思いました。登場人物がどうもプロトタイプ的という印象を否めません。
    人間としての重みというか深みみたいなものが伝わってこないので、表層的なイメージしか持てませんでした。この作者の作品のなかではワースト1です。
    いいね
    0件
  • 植物図鑑

    有川浩

    心の動きはドラマチックとはかぎらない
    2015年10月10日
    ひととひとが出会い、育むもの。それはいたって静かなもの。
    ドラマチックな、嵐のような大波とは限りません。
    小川のせせらぎのように小さいながらきらめく場合だってありますよ。
    こんなことを教わった気がします。
  • 海の底

    有川浩

    潜水艦ものに駄作はない
    ネタバレ
    2015年10月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 潜水艦という閉鎖空間、その狭い中にいて生まれる人間模様。いろいろな要素が入り組んでくるのでつまらないわけがない。
    この作品で一番印象的だったのは、艦長の肢体のことです。命を賭して子ども達を救った艦長。食べられてしまって腕一本しか残らない。大切に思う部下達。助けてもらったのに、死体の一部という事実ゆえに子ども達は不気味がる。この落差が作品の重みを増しているように感じました。
  • 塩の街

    有川浩

    日常から距離を置く大切さ🌀
    2015年10月10日
    あり得ないことが起きる。そうして初めてひとは日常のありがたみを知ることになる。
    まず最初にくるのは戸惑いと驚き。そして、迷い、悩み。
    それらを経たうえで、今自分たちはどうするのかという決断をせまられる、その重さ。
    こういったことを活字の上で体験させてくれました。
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  • 図書館戦争シリーズ

    有川浩

    時代を先取り
    2015年10月10日
    言論、思想信条の自由を守ることがどういうことなのか、大いに考えさせられました。
    ラブ要素はおまけ以上ですが、どの要素もきちんとした作りになっているので、どのようにも読むことが出来るという点で作者の力量の高さを示しています。
    いいね
    0件
  • 空飛ぶ広報室

    有川浩

    腑に落ちない
    2015年10月10日
    ドラマ化もされました。
    全体としては大いに楽しめます。
    でも自衛隊の人達の描写がどうかなと思った次第です。こんなタイプがいたかなと疑問を感じました。
    知り合いに自衛隊に勤務する人達が結構いてかなり長いつきあいのひともいますが、考えていること、本音はちょっと違うんじゃないのかな、という違和感がぬぐえませんでした。防衛大出身者はまた別ということで納得しておきましたが。
    いいね
    0件
  • 阪急電車

    有川浩

    🎨心理描写が秀逸
    ネタバレ
    2015年10月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 🍸映画化されましたが全体としてみればやはり小説を超えることはありませんでした。
    小さなお話がオムニバス的に繋がる形ゆえに、ひとくくりとして阪急電車という題名でまとめられたのはありふれたパターンではあります。
    でも一場面一場面がとてもよくできています。そこにいるひとの心理の綾がとてもよく伝わってきます。
    女性が盗られた恋人の婚礼に出席し、引き出物を駅で捨てる場面などかなり質が高かった。この場面については映画における監督の解釈、出演者の演技ともに良かったです。
  • 極黒のブリュンヒルデ

    岡本倫

    🪑登場人物のおかしな設定が話を進める
    2015年10月10日
    ✏なんといっても登場する女性達の属性がかなり斬新。そんな女性達の能力、設定がストーリーを展開させ、頼りない主人公をあっちこっちへと導く。
    楽しい、おかしいところも結構ありますが、全体を俯瞰すれば切ない、哀しいお話で、どうにもならない感じが絵の透明感に象徴されています。
    アニメ化されましたが、たくさん盛り込みすぎて原作を知らないひとには伝わらないだろう場面が多々ありました。
    マンガの評価を☆を4にするか、5にするか迷いました。
  • ソードアート・オンライン フェアリィ・ダンス

    葉月翼/川原礫/abec

    🈵秀作としかいいようがない
    2015年10月10日
    🈴アニメで知っている方も多いことでしょう。私はこのシリーズの発売を心待ちにした人種のひとりです。アニメも良く出来ていましたが、小説のほうがやはり想像力を自由に働かせることができるのでとても良かったです。
    人生にくたびれかげんのおじさんにも夢を感じさせてくれる、質の高い逸品です。
  • むこうぶち 高レート裏麻雀列伝

    天獅子悦也/安藤満

    😔昭和高度成長期の入り口の頃
    2015年10月10日
    ♈高度成長期が始まった頃、裏通りではこんな世界がありましたという感じのお話。
    当時都心からやや外れたビル街であればどこにでもあった雀荘。
    客層はまちまちで、この話は強面の人達がたくさん出入りするところ。
    こういうこともよくありました、という設定で書かれています。
    このようなお店に出入りしたことはなかったのでわかりませんが、似たようなことは聞いたことがあります。そんな状況下での賭け師たちの心理がよく伝わってきていると思います。ただ好みの問題で☆は2つです。
    いいね
    0件
  • 咲 -Saki-

    小林立

    いろいろな要素が満載🌱
    2015年10月10日
    🍎麻雀のまんがらしく奇想天外な場面がたびたび出てきますが、登場人物と結びついているので違和感はありません。絵もきれいですし、さらりとした友情のウエイトが高いのですが、ちょっと飛ばしたくなるベタベタな愛情!も出現します。
    さまざまな題材がバランスよく描かれているので根強い人気も納得できます。親和性の高い作品だと思いますので評価平均3.7は低すぎるように感じます。
  • オンナミチ

    北沢バンビ

    後悔しないためにはどうしたらいいの
    2015年9月29日
    25際から30歳くらいの頃。いや40歳すぎかも。学生時代とは異性との交際も変わる。仕事、結婚。イベント盛りだくさん。男でも、とても大変。
    女性となると、運良く理想に近い相手と出会えて結婚したとしても、それはほんの序章にすぎない。
    仕事を続けるのはかなりの覚悟もいるし、実際大変。さらに出産、子育て、ママ友つきあい、義父母とのより円満関係などなど、難題がかけ算になって襲いかかる。
    でも後悔しないためには、楽な方を選んではいけない。このことをこのお話は教えてくれているのではないでしょうか。読む価値十分あります。
  • うさぎドロップ

    宇仁田ゆみ

    「銀河鉄道の夜」と肩を並べるほどの高邁さ
    2015年9月29日
    🌷たとえば少年マンガにこれほど推敲を重ねられたとわかる作品は果たしてあるでしょうか。
    タイトルに書いた「銀河鉄道の夜」は私の大好きな童話のひとつですが、作者宮沢賢治さまが推敲に推敲を重ねて、作品世界を膨らませたと言われています。
    うさぎドロップも作家さんが相当推敲したんだろうなと思います。作品世界の豊穣さは、まさにそこから生まれたものでしょう。
    さて前半は皆さん高い評価なのに後半については意見が分かれています。
    私は後半も高い評価をしております。登場人物の心理を突き詰めていくとやはりこうなっていくのが自然、いや必然と考えます。そう感じた理由は割愛しますが。
    これこそもう最高の作品、より多くの皆さんに是非読んで頂きたいと存じます。
    後半はお好みで読む、読まない、それぞれ自由ということでよろしいのではありませんか。
  • ココにいるよ!

    遠山えま

    これも王道なんでしょうが
    2015年9月28日
    まじめ、地味な娘をすてきな男の子がずっと見ていてくれて、だんだん交流が深まっていくという展開はきっと王道なのでしょうが、絵も苦手なせいなのか、おじさんにはどうも無理でした。守備範囲は広いつもりなのですが。
  • 蹴球少女

    若宮弘明

    😉ありえなさがおもしろい
    2015年9月28日
    こんな設定、こんな展開、ちょっとないでしょ、とクレームがきてもおかしくないストーリーではあります。でも気楽に読めてこういうのもアリだと思います。
  • あずみ

    小山ゆう

    ぐいぐいひきこまれます
    2015年9月28日
    時代検証はさておき、最初から最後まで読まずにはいられません。
    人間の心理、人情の機微などわきまえた上で、さらにもう一歩うえをいっているように思えてなりません。
    敵の策略とわかっていても誰かを助けにいかずにはいられない、そんな主人公の暖かさ、優しさが時代を超越した感動を呼ぶのだと思います。
    読んで損のないシリーズであることは間違いありません。
  • トモちゃんはすごいブス

    森下裕美

    ほんわかしてきます☀
    2015年9月22日
    1巻を読んだだけですが、登場人物それぞれの本音が丸出し暴露されつつ、話が進んでいくのが小気味良い。
    建前をばっさりと断ち切って別な次元でモノゴトをみせてくれている、そんな気がしました。
    表面をはぎとった上でのひとの暖かみが伝わってくるようです。
    いいね
    0件
  • 天牌

    嶺岸信明/来賀友志

    麻雀のルールを知っていれば読み応えあり
    2015年9月22日
    麻雀物はいろいろあるなか、絵は個人的にはあまり好きではないが話はかなり質が高い。人物の心理描写もリアルに伝わってくるし、展開もこなれている。
    麻雀中級者以上なら結構おもしろく読めるのではないでしょうか。
  • 繕い裁つ人

    池辺葵

    🌙秋の夜空にみえる三日月のよう
    2015年9月22日
    渋い絵、展開。作品世界に良く合っています。一隅を照らすという表現がありますが、
    主人公はまさにそんな人柄。こういう人柄のひとなんているはずがないと言う方もいらっしゃるでしょうが、私は実在したとかつて大変お世話になった方を想っております。
  • 四月は君の嘘

    新川直司

    音楽を眼から聴く感じです🎧
    2015年9月22日
    かなりこなれた作品です。設定、展開、伏線。その上で親子の葛藤、死に直面した者の心理描写、などなど書き込まれているものが満載です。そしてさらに音楽を、曲を楽譜ではなく、絵と活字で表現していこう🎶という試みが斬新です。オケラの有名作品とはまた違った取り組みかたでこちらも成功したのではありませんか。
    ラストも丁寧に積み上げられています。
  • 罪と罰

    落合尚之

    重いけれど深みが感じられない
    2015年9月22日
    入り込みにくいのは進展が遅いせいだが、内容も結構重い割には深みが感じられない。
    話全体をみつめる視座が安定していないせいだろう。
  • 純愛特攻隊長!

    清野静流

    最初はおもしろかったんだけれど
    2015年9月22日
    1巻、2巻はとてもおもしろかったのだけれど、3巻になって鮮度が急激に落ちた。
    心理描写のわなに嵌って、ストーリーがささくれだってしまったせいだろう。またおもしろい動きが出てきたら読んでみたいかな。
    いいね
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  • 30婚 miso-com 30代彼氏なしでも幸せな結婚をする方法

    米沢りか

    🏂いつかはという漠然さがリアル
    2015年9月22日
    30代、40代の男性未婚率が30%を超えている今、未婚女性がどう生きているかをある意味で象徴的に教えてくれているように感じました。
    今はまだこのひとと現実に想うひとはいないけれども、いつかは結婚したいという気持ちはある、どこにでもいそうな主人公。
    考えてもいなかった相手を突然意識してしまう事件が起きたり、空振りだったり。
    出会いと、偶発的な進展。ねじれたり、しぼんだり。
    読みたくなりますよね。
  • 影野だって青春したい

    北川夕夏

    😉なさそうだけれどあってもいい
    2015年9月22日
    底辺を自覚して目立たないように行動していたのに、小さな事件が重なって王子さまとの交流が生まれる。でもよくあるパターンではなく、主人公の行動が意図とは全然違った変化を生んでいく。
    本音がちらちら散りばめられ、もの悲しくもおかしい。そこちがうだろと応援したくなってしまう、とても引き込まれるお話ではないかと思いました。
  • 我妻さんは俺のヨメ

    蔵石ユウ/西木田景志

    🈵ロマンあります
    2015年9月22日
    時間旅行が偶発的に起きるせいでストーリーに幅が出ている。
    将来がわかる、それも今より良くなる感じが話全体を明るくしている。
    不相応にいい相手が嫁さんになるという未来、ときどき未来に行けて幸福感で満たされる一方、現在はまだ進行がないというアンバランスが読んでいて応援したくなる気持ちにさせられる。
    だんだん種明かしされるふたりの進展の過程。はがゆくもなるが、いいんじゃないの。
  • 極楽青春ホッケー部

    森永あい

    👌楽しみ
    ネタバレ
    2015年9月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 気まぐれな展開だけれども、ロジックは通っていておかしいところはない。
    登場人物それぞれの設定がよく練られていて効果的。
    さて次はどうなるのかと期待させられる。
    熊さんの登場は減点材料だが、他のことでカバーしている。
    ワクワク感一杯で読めました。