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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


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誤解された『身代わりの魔女』は、国王から最初の恋と最後の恋を捧げられる
作者様の個性が裏目に出てしまった作品…2024年11月5日特殊な設定を読者に馴染ませず勢いで進む展開/
無垢(周囲から持ち上げられる『俺スゲー系』)なヒロインを演出するための白痴化/
拡げた風呂敷を畳まない進行の遅さ/
勢いに任せてエモを連発するために細部の設定や個々のエピソード(設定)の整合性が取れていない/
一冊で本編が進まない上に挿話が多い(これはレーベルの方針なのか…おそらく作家さんにはたいへんな労力がかかってると思われますが、水増し刊行ぽくてイメージが良くない)等々
この物語は2巻ぐらいにさっくりまとめれば小粒な良作になったと思います。
でも作者様はヒロインがヒーローに対する恋心を手放した後、ヒーローがそれについてとことん苦悩する姿、後悔と贖罪にヒロインを溺愛するターンをメインテーマにされているようなので、現状が正しいルートなのかもしれません。
個人的にはそういうヒーローの贖罪と愛を、お為ごかしで無効化してしまうヒロイン(無効化されるために何度も愛情表現を繰り返すヒーロー)の姿にはそろそろ読んでいて苦痛を感じるので、この作品はリタイアする事になりそうです。
しかし上で挙げたような作者様の個性がうまい具合にキャラと噛み合って良い方向に出た他作は大好きです。
ファンのアンチ化みたいなレビュー申し訳ありません。 -
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint
私はこのコミカライズから入ったので…2024年10月26日すごく面白い!と思って続きが気になり、原作を読んだ勢なので、レビューの評価を低くつけている方々が漫画家さんを酷評しているのはビックリしました。
主人公の奇妙な動き(笑)や独特の台詞回しなどをはじめ、物語の構成なども原作をよく再現されているのに何故かなぁと思ったのですが、作画的なところ…男性陣の美形度とかに言及されている方を見て、なるほどそう言えばこのお話の原作者様は本来溺愛やらイケメンハーレムを書きたい作家様だったっけ…と腑に落ちるような感じがありました。
でも今作が割と読者の性別を問わず広く読まれているのは、いかにもなキラキラ美形に偏らない、キャラクターの持ち味(各団長のクセのある性格w)を前面に感じる漫画家さんの力量ゆえだと思うんですよね。
それが当初の読者想定をハズしてしまったのかもしれず、原作の更新が滞りがちなのも原作者様の書きたいものとこのお話の間にギャップが生じてしまったゆえなのかもしれませんが、原作者様の他作を拝読するとイケメンが金太郎飴で個別認識が難しかったり、世界観の説明が読者を置いてけぼりにするものだったり、そんなつもりじゃなかったのに周囲から持ち上げられるために主人公の白痴化が著しかったりと、読めば読むほどいまひとつ合わないので、そういう原作の荒い部分を魅力に変えて楽しませてくれ、男女を問わず読者のパイを拡げたこのコミカライズは素直にすごいと思います。
この先どんどん原作の進みが遅くなりますし、原作者様の他作のように主人公スゲーをするためにフィーアも周囲のキャラたちも白痴化し物語が劣化していく不安もありますが、
コミカライズはギリギリまでなんとかなるんじゃないかな…という謎の信頼感があります。
私はこの漫画家さんのフィルターを通して読ませていただく大聖女の世界がとても好きです。 -
死にかけ悪役令嬢の失踪~改心しても無駄だったので初恋の人がさらってくれました~
素晴らしい情景2024年10月22日原作の世界観をあますことなく高度な技術で描き出されていて、ページをめくるごとに現れる美しい世界に魅了されました…。物語は3巻と短め?にまとまっていますが、悪役令嬢転生ものというテンプレートを使いつつ、その枠におさまらない再生の物語として読み応えはしっかりとあります。
この原作者様のコミカライズはよく見かける(気がつくと読んでる)のですが、いずれも派手なケレン味はないものの、手の届く範囲を包み込むような独特の包容力があり、地に足がついたキャラの魅力を感じます。
本当にため息が出るほど画面が美しいので(特に海の中)全世界に向かっておすすめしたい! -
合わなかった…2024年10月18日評価が高かったので読んでみたのですが、行為中の受けがうるさく、喘ぎ方がTLの女の子のようでスンッてなってしまいました。
それでも楽しめたり平気な作品がほとんどなんですけど、こちらと某イプロギアの受けのやかましさはダメでした…
あと、行為シーンがキモのわりに、人体がふんわりで、絵にグッとくることもありませんでした。表紙の受けの表情はハッとするくらい良いのに…
レビュー辿ったら、こちらはスピンオフなんですね、多分そのせいで、2人のバックボーンがよくわからないまま行為シーンだけ読んだ事になるからかな…順番を間違えなければ読めたかも…残念。 -
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見つけた…!!2023年11月17日前作?の終わりで続くとあったので待っていました…
相変わらず面白いです。
今回はより主要キャラの面々にスポットが当たって、
今後の展開が楽しみです。いいね
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3巻読んで評価を変えます 8/192023年2月18日2巻までは星5、3巻は星1です。
メインストーリーらしきものがたいしたページ数のないまま尻切れトンボで以下続刊、詰め込まれた短編は浅く同じパターンの繰り返しなので飽きて途中で読めなくなりました。
言葉は悪いですが挿話が書籍刊行のためのページ数水増しみたいな感じ。
発売を楽しみにしていたのでガッカリです。本編の大聖女の書籍も同じ傾向(挿話が多くて一冊におけるメインストーリーの進行度が遅い)なのでこれは編集が悪いのかなぁ…。
挿話を楽しめるのはメインストーリーがしっかり進んでいてこそ。もっというとZEROのようなスピンオフは本編の大聖女がしっかり進んでいてこそです。
ZEROが始まった時は過去と現在がお互い補完し合って大きな物語として読ませてもらえるとワクワクしていたのですが、大聖女のwebの更新を追っているとそんな感じでもなさそうでそろそろ読者として脱落しそうです。
とりあえず、以降は完結してから読む事にしようかと思います。
*****以下一応星5時の評価も残しておきます
コメディ部分に大爆笑させられたり、戦闘シーンのハラハラからホッとさせられたり、キャラの相剋や葛藤が昇華されて胸が熱くなったり、色々な展開にワクワクさせられたり…先を読みたくて夢中でページを捲りました。
正直、こちらの作品は私にとって文章的にそれほど好みにピッタリくるものではなく、例えば王様(おとー様)の言葉遣いなどもセラフィーナの父親らしい破天荒さではあるもののもう少しなんとかならないかな…など気が散るところもあります。
でもそれらを補ってあまりあるものがあるのです。文章に引っかかって読めない作品も多い中、とても不思議です。
セラフィーナとシリウスの絆と交わされる情愛と、下手な冗談や意味不明のダンス、心温まるエピソードがひとつひとつ重なっていくたびに、この先に待ち受ける本編のプロローグを思って涙が出てきます。
シリウスが味わったであろう慟哭は取り返しがつかない、
作者様はひどすぎる。(褒め言葉です)
また同時に、本編で慟哭を味わった人々へのなんらかの救済が見られるのではないかという期待もいや増されます。
謎や気になるエピソードも増えて…この先がとても楽しみです。 -
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【追記】待っていました…!!2022年12月23日【2025/2/24追記】
続編が出て、分冊を経て、やっと一冊に纏まってくれました…!しかしXでの作者様のコメントで、2巻は紙の本では出ないと読んでしょんぼりしております。
分冊版の方のレビューにも書いたのですが、この続編は1巻で言及されていたイルハリムの故郷…侵略され消えてしまった故郷についての物語が動きます。皇帝に溺愛され、召し上げられた宦官皇妃というシンデレラストーリーで終わらないシビアな展開や、心が痛むエピソードもありますが、全てにおいて納得感のある大団円に快哉を叫びました。
今回本編では1巻より主人公二人のイチャラブ控えめかもしれませんが、濃厚で官能的なエロティシズムは健在です(笑)
また、本編での不足分を補うように書き下ろし番外編でラブラブを見せてくれています。口絵の美しいカラーイラストとの相乗効果で胸と萌えがいっぱいになりました。命が助かった…。
新しく出てきたキャラたちの造形や描写の美しさもお見事としか言いようがありませんでした…彼らにも是非、幸せになってもらいたいところです。そして、その萌芽を感じさせる余韻を有難うございました。
***追記終わり
【2023/6/27追記】
こちらのお話、紙のご本が出版されたタイミングで元投稿サイトにいくつか番外編が御礼?投稿されています。特に受ちゃんが辛酸を舐めていた出来事の攻様視点とか、とても読み応えがあったのでお好きな方にお勧めしたいです。
fujossyでググると出てくるかなぁ
***追記終わり
分冊版が更新されていた時から、単行本にまとまる日を楽しみにしていました。
あらためて読み返しますと、濃厚です…!w
手を変え品を変え、よくぞこれほどの官能のバリエーションがあるものと驚かされます。
今日は紙のご本を探しに本屋に参りたいと思います。 -
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作者様買いです2022年9月23日ずっと購入して参りましたが最新刊8巻を読んで、ついにレビューさせていただきます。
自分の話で申し訳ありません、私はドブを飲んだような気持ちになるお話も好きですが、読んだだけで幸せになったりあたたかい気持ちになるお話も大好きで、こちらのお話は間違いなく後者になります。ゆうあ先生のお話は、辛い状況が描かれていても、読了後にはぽっと心に火が灯るような気がします。多分表現のバランスが素晴らしいのだと思います。
ネタバレは一切したくないのでなんとも曖昧なレビューですが、かろりさんの物語、見守っているつもりで日常に疲れた心をほんわか癒してもらっているのは読者のほうかもしれません -
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