レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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はぅ〜 幸せ。2021年4月24日年下ワンコ攻め、いただきました。受けの剣城さんが大人可愛くて小悪魔で、ワンコ翻弄されとるなぁと思いました。が、剣城さん目線の章もあるのでわかりにくい態度の訳があかされていてよかった。ほぼ全編2人だけで物語が流れて行くのですが、不思議と物足りなさがなかったです。ワンコがいい子でグイグイ迫ってきて、素直で可愛いからですかね。でも、そこそこ奔放な男遍歴有りの剣城さんとは対照的に一途な圭君に、剣城さんはベタ惚れですね。きっと、永らく2人幸せに暮らして行くことでしょう。剣城さん、色っぽいけど意外に男前で潔いところもあって素敵です。嫉妬や不安にかられても、ワンコの一途愛の勝利!みたいな続編読んでみたいです!
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いい。いいんだけど、攻めザマァ感が今一歩2021年4月13日この作品、何度も読み返すくらい好きですが、なんだかいつも腹の底にモヤモヤ感が残る、、、。学生の頃に受けたトラウマ級の傷を癒やしきれず、会いたくない会いたくないと念じながら生きてきた受け。結局、大部分は言葉足らずや表現の仕方の悪さなどからの誤解が破局の原因だということなんでしょうが、なんとなくすっきり胸に落ちてこないんです。今回、久々に読み返してみてまたモヤりましたが、原因はやっぱりアレです、この攻めの上からな言動!学生の頃の態度や考え方はいわずもがな、再会後、自分が以前受けにした仕打ちが悪かったと反省はしたものの、普通に接してくれとか見直してもらえるよう頑張るとか、そうじゃねぇよ、とにかくもっと打ちひしがれろ!今、受けには恋人じゃないけど優しくて思いやりの深い素敵な男がいるんだよ!そういう状況すっとばして、なんとか振り向かせたいってなんじゃそりゃと思ってしまうんです。あと、試しにでも恋人以外の人とキスするのも最低、、、。全然納得いかないんです。受け様に振られて、もっと苦しんでほしかったです。いや、見えないところで苦しんでたのでしょうが、あまり攻めザマァの醍醐味はなかったです。ザマァを求めてしまう私が性格悪すぎなのかも。しかし、攻めがモラハラ男っぽくて感情移入しきれないのが惜しいです。美容師の彼の方がずっと合うと思いました。色々書きましたが、絵は素敵だしこれからも読んで行きたい作家様です。どうか、震えるような攻めザマァ漫画を描いてください!
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タイトルに惹かれて2021年4月6日訳ありで別れた2人が、やはり忘れられず、、、元サヤみたいな話かなぁと思いましたが、確かに元サヤなんですがね、いまいち萌えれませんでした。始まりが恋じゃなくて、体の相性が良すぎてやりまくってばかりが気になり、一度リセットしようというのは共感できなくもないです。体以外にも心の繋がりって絶対必要ですから。そんな考えを持つわりに、受け様が、攻め様と別れてすぐマッチングアプリで出会った人とその日に致してしまうのは、矛盾してないですか。その辺の軽さが私的に受け入れ難く、感情移入することができなかった。攻め様も、なんだか言葉たらず。別れた相手の恋路を邪魔するほど相手に執着するなら、受け様が当て馬と一度寝たことは許せるかなぁ。当て馬が、けっこう変な奴でしたね。何かもう少しの所で惜しい仕上がりになってます。攻め様のイケメンぶりなど、良い所はたくさんあるので次回作に期待します!
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心が癒された〜2020年12月9日これは、攻め様にとんでもない癒し力がある!色々な作品を読みましたが、こんなに人として好ましい攻めキャラなかなか見ません。あ、私個人の見解です!38歳でいまだ童貞の攻め様ですが、サラリーマンとしても仕事に真面目に取り組み、官能小説家としても作品を送り出し続けている。そこそこスパダリ要素を兼ね備えているのに素朴!官能小説家という設定はBLあるあるですが、私生活が乱れていたり怪しいわけでもなく、攻め様の妄想力一本槍で描き続けているある意味猛者。そして、何よりナチュラルに思いやり深くて、可愛いとこがある。受け様の一途な気持ちからの女装でアタック作戦にも、すっと引っ掛かり(?)受け様が男性と気付いても受け入れる懐の深さ、痺れます。2人が出会えて本当によかった。受け様のお姉さんもいい人です。攻め様の友達の猫を吸う人、どんな人なのか知りたいです。
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ARUKUさんの原点2020年10月26日ARUKUさん大好きですので、ベタ褒めでもゆるされよ。
商業で出されている作品は全て持ってます。現在のARUKUさんの絵柄、進化し続けていますが、そのストーリーの素晴らしさは今も昔(そんな昔ではないけど)も変わりなく、全てのものに注がれる愛が描かれています。弱いものや異形のもの、社会から顧みられない者たちにも命や魂があること、チロリの優しさ強さは、ARUKUさんの心そのものなのではないかなと思えてくる物語の数々です。BL要素は少ないかもしれませんが、チロリを好きで好きでたまらないアキラと、チロリの父ジーンを好きだったのに言い出せず、ずっと後悔し続けているアキラの父タロウの悲しい想い。ほのぼのとしたストーリー展開に見せかけて、けして帰らね過去の恋物語を悲しく美しく描き出しています。ジーンはタロウの思いに気付いていたのかな?その後のARUKUさんの作品のエッセンスが散りばめられたような珠玉のファンタジーです。 -
地味にダメージが。2020年10月21日絵も上手だし、前作も好きでつい作者がいしたのですが、私には合わなかった…。どうしても、受けが攻めのお兄さんとしてしまったことが、モヤってモヤって悲しくなります。おバカ受けは大好きなんですが、据え膳食ったお兄さんも何だか許せない。攻めの不用意な言葉が受けに変な風に刺さり(しかも知らないところで)、事態は深刻なボタンのかけ違いに発展。処女を捨てるためにお兄さんに抱いてもらうと言う発想もやりきれないよ。抱かれながら夢中でキスしているシーンも、もう、辛いし。やめてー!と叫びました。
最後は丸く収まってよかったのかもしれないけど、私が攻めなら、許せるかなぁと考えてしまいます。読み返すことができません。 -
もっとください攻めザマァ!2020年10月10日攻めザマァBLを追い求めて、レビュアーさんたちのおすすめからさっそく購入して読みました。健気な優しい受けに対して、受けを大好きなのはその独白から伝わってくるものの、随分と身勝手で昭和の亭主関白みたいな攻めの峰岸。いくら大杉が一途に健気に自分を好きでいると自負していても、嫉妬させるために小細工しすぎ。それに、遊ぶふりなら可愛げがあるけど、本当に女と寝てるのはアウトだよねぇ。そんなことを恋愛のスパイスにできる人、いない。どんなに相手を好きでも、裏切り続けられたら、心は離れていくと思います。だから、時を経て偶然再開した大杉に徹底的に振られ拒絶されて、初めて自分の考えがいかに自己中で恥ずべきものだったかを知る峰岸。もっともっと、攻めにぼろぼろになって欲しかったですが、大杉を今後幸せにしてくれるのなら仕方ないけど許すかぁ。大杉も、以前のように峰岸の顔色を伺って行動したりしないでしょうし、お互い対等な関係で暮していけるといいですね。
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健気受けにベタ惚れの俺様攻め2020年10月5日生い立ちも寂しく、自分に全く自信を持っていない壮絶美形の受けに、初めから激しく感情移入!大人しくて自己主張を強くできない実里。でも、優しくて思いやり深くていじらしい。こういった健気受けは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、女性で本当に健気な人なんていないと思ってる私としては(偏見!)、真に健気なのはゲイの受け様にしかいないのでは?と考えています(笑) とにかく、実里が幸せになれるよう、祈りながら一気読みしました。もてもてのハイスペ攻め様の佐伯は、自分じゃこの恋に踏み込みすぎないように加減してるつもりだったろうけど、しょっぱなから実里に夢中だったよね。まあ、こちらも恋愛なれしてるわりに不器用。当て馬?(女性ですが)の、佐伯の元カノも付き合っている男がいるなら、佐伯にベタつくなよと思いました。大学の頃からの付き合いで、今じゃ親友みたいなものって…。いくらなんでも、唇にキスとか洒落にならん!2人で飲みに行くのも今カノ、今彼、性別がどちらであれ失礼。こんなの許す恋人なんて、もう半分別れが見えてきている間柄だけだよ。実里に嫉妬させたい気持ちもあったのかもしれないけど、ひどいなと思いました。実里は嫉妬しないのではなく、佐伯にきらわれたくなくて言えなかったんだから。私は、佐伯に嫉妬や独占欲をぶつけられない実里が、本当にいじらしくて好きです。だから、勘違いとは言え、そんな勘違いが起きるもとを作った佐伯が、きっぱり実里に振られて生活から締め出されたのが痛快でした!もっと、攻めが苦しめばいいのにとは思ってしまう私は変なのでしょうか。最終的に2人の気持ちが近付き、今まで以上に絆が深まったラストはとても素敵でした。実里の伯父さんがとてもいい人で、ずっと1人で生きているのが気がかりです。伯父さんも幸せにしてあげてください!
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この世のすべてのものに注がれる愛2020年9月25日ARUKUさんの作品は全て持っています。今回の作品も中身が濃くストーリーが素晴らしかった。電子版の雑誌で連載されており、辛抱ならず読んでしまっているのですが、単行本にまとまったものも即買いでした。瞳の美しい登場人物の絵柄も好きですが、やはりストーリーテラーのARUKUさんの真骨頂はその物語の中にあると思います。主人公のはづは仕立て屋の養父母にきつく育てられ、愛されることを知らない。でも、打ち捨てられたちいさな縫いぐるみにまで繕えばまだまだ生きるという気持ちで心を注いであげるような、優しさを常に持っている。いじらしくて、でも芯がつよい、裁縫の腕前がずば抜けて優れた主人公に、気持ちを全部持っていかれてしまいそうです。ゴドーとの旅がまだまだ続きそうで嬉しいです。BLの枠を越えた名作だと思います。
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よかった2020年7月6日前作を繰り返し読み込む程好きだったので、待ちに待った新作だけど、期待し過ぎてガッカリしたら…と勝手に心配してました。でも、一瞬ためらったのちポチ。結論から言えば、すごく良かった。2回続けて読んでしまいました。絵柄もさらに良くなっているように感じました。確かな画力ですね。大学時代からの親友同士で、攻めの玲の片思いが成就するかどうかのお話かと思いきや、受けの悦士も無自覚に玲を求めていて、気付くまでに時間がかかったけど両片思いだよねー。大学時代の玲の気持ちも切ないけれど、玲が悦士を諦めようとするその気持ちを自分との距離のように感じてしまう、悦士の心も切なかった。読後感もよく、2人のこれからも読んでみたいなと思いました。ぜひ、続編を!
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座敷可愛い!2019年6月15日作者買いですが、これはいい!いつもよりコミカルで、登場人物それぞれに個性があり、この先どうなるんだろうと思いながら一気に読んでしまいました。不幸体質の翠が、役目のなくなった育ちすぎの座敷わらしに出会う。座敷わらしが居つくと幸運がもたらされ、お金持ちになるイメージがありましたが、翠の場合不幸体質の度合いがすごいのか、例えば書いてる小説が売れてベストセラーになるとか、お金持ちになるとか、そういう即物的な幸せが最後まで来ないのがミソです。自分を不幸体質と信じ込み、幸薄い顔ばかりしていた儚げ美人さんが、無邪気で二心のない座敷のおかげで、不幸なこと考えてる暇もなし。それが幸せなんではないかなと、読んでいて2人の恋をずっと応援してました。翠の義弟もいい子。途中まで翠を好きなんだろなぁと思って、成り行き見守ってましたが、最後は出てきませんでしたね。まだまだ続きが読みたいお話です。
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最高でした!2019年3月3日おもしろいだろうことはわかっていました。そして、最高に面白かった。映画のようにドキドキして、仁に感情移入した冒頭でしたが、その後のまーくんの魔人っぷりに持っていかれました。仁君、火をつけたのみつからなくてよかった!お母さんもいい味出してて、きっとまーくんと仁君を認めてくれると思う。当て馬のまーくんの元彼は、狂ってるけとどこか可愛げあり。幸せになって。でも、仁君を悲しませないで!
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イケメンかわゆす!2019年3月1日リオナさんの漫画、大好きです。このお話はコミカルで嫌味がなく、読み返したくなる楽しさがありました。イケメンすぎる童貞リーマン西園寺が、自分への肯定感薄く幸薄い感じで読み手の母性をくすぐりまくり!受け様は、過去に女性問題で仕事を干された経験あり(三また!)。女好きなので、このハイスペイケメンの告白にピクリとも反応せず。兎に角、西園寺の一途な恋心と、童貞ゆえの初々しさにニヤニヤがとまりません。西園寺の親友もいい奴!もっと昴を妬かせて欲しいです!
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色っぽい眼差し2019年2月20日はとこ先生、絵がますます綺麗になってません?熊のような山男(実はおまわりさん)藤と、悪い彼氏?に騙され傷心の上に金もなしなキラ。山で藤に助けられたキラは、藤を
好きになってしまいますが、藤は冷たく突き放す…。色々ありますが、キラが自分を変えようと生き始めたことによって、頑なだった藤の心がこじ開けられたんだと思います。2人が幸せそうでこちらも幸せな気持ちになりました。
旅館の主人、入谷さんもいい人。この方のお話も、作者様は考えているそうで…。楽しみです!いいね
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ハイスペッククズ2019年2月17日ああ、続きが待ち遠しい。うけの智君、純情で素直なんですが、攻めの顔が好きと清々しいほどはっきりくっきり言っちゃってますね!遊ばれても騙されてもいいから、会って欲しいなんて、ナオの思うツボやんってハラハラしながら読みました。登場人物の中で、私が一番好きなのは智の幼馴染のカナちゃんです。智のことを芯から心配してくれて、イケメン。こちらとくっついて欲しかった。でも、いい加減な態度の裏で、早くも妙な執着を見せ始めたナオが智君を射止めるんだろな。クズなのに。せめて、少し痛い目にあってザマァ展開後、ハッピーエンドを!
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作者買い2019年1月29日「あさはらたそかれ」が大好きで、それからは作者買いしている作家さんです。さきにレビューを読ませてもらって、切ないお話だ!と即座にポチ。確かに切ない、切なかったけど、それ以上に穂村に対するイラつきが!高瀬のことを好きなのはわかっているんですが、なんで旅行先で浮気するんだよ、、。もう別れるったって、好きなんでしょうが!勝手だ。色々思うことがあって、思いつめて別れを決意したんでしょうけど、身持ちが悪い男は嫌いだな。最後はハッピーエンドでよかったけど、世間体を気にする穂村の女々しさが、逆にリアルでした。けど、高瀬が理解ある恋人でよかったよね。でも、浮気のことは一生高瀬に言われていじめられて良し!
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潮風が香るような2018年11月28日作者様の作風とか絵柄が好きです。表紙の絵からも伝わってくるように、舞台は海沿いにあるどこかの街。しみじみとしていてゆっくり時間がながれているようなプロローグです。日本のどこにでもある風景のようでいて、読後にはファンタジーを読んだような気分になります。上田先生も、後書きに初めはファンタジーにしようと思っていたと書かれていますね。何でも直してしまう魔法の手を持つハレさんが廃品のように捨てられた桜次郎の心を癒す、淡々と物語は進んでいくのですが、この桜次郎を捨てた父親が再び姿を現し、そこがこのお話の山場となります。本当にこの父親が胸糞なんですが、ハレさんの桜次郎を思う気持ちが爆発しますので、2人をさらに近付けたという点では必要な事だったのかな…。でも、必要ないからとか、動かなくなったから子供を捨てるとは。ありえないところがファンタジーなのかなと思いました。廃品回収屋さんに出さないだけで、現実の育児放棄の方がもっと残酷でシビアですよね。捨てられそうになった眠る男の子、幸せになってほしいです。桜次郎のように。
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みーちゃん!2018年2月14日すごく良かった…。この作者さんの描く漫画、大好きです。攻め受け、どちらにもツライ過去があり、ひとりではなかなか乗り越えることができないような重い哀しい出来事。そんな二人が、数奇な運命で引き寄せられ、お互いがお互いを無意識のうちにもとめる。
モブオの先輩、いい人だった。そして、先輩にも、あまりに哀しい過去があり、泣けて仕方がありませんでした。
モブオの親戚達から、守ってくれるボディガードとしても、みーちゃんは超一流ですが、この先、嫌な目にあわされないか心配です。是非、続編を!あと、みーちゃんは、軍人さん体型に戻ってもらってもウェルカムですよ。いいね
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作者買いです2018年1月5日エンゾウさんの漫画ほぼ読んでますが、今回はややシリアス。攻め様が、暗く辛い過去持ちのイケメン。女のヒモになり、その相手にヤキ入れられるシーンとか、しょっぱなからツライ!でも、弟が事故死して少し精神的に病んでしまっている薫に、弟と勘違いされて拾われてストーリーが展開して行きます。攻めも受けも、拭いきれない悲しい過去に縛られています。愛情に飢え、挙句に母親から暴力を受け、母親の恋人にも…。読んでいてツライ場面が続き、ヘビーでしたが、薫兄さんに何とか弟として報いてあげたいと思う暁良。健気で泣けてきました。薫の正気が戻り、暁良そのものを受け入れられて良かった。二人とも、幸せになってほしいです。
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実録2017年10月17日実際にモデルになった方がおられるということで、興味が湧いて読ませていただきました。べつのレビュアーさんも書かれていましたが、一年間離れた時に、攻めさんが見合い相手と同棲していたというのが引っかかり、その後は楽しく読めなくなってしまいました。これが本当なら、攻め様、仕事をやめて実家に帰っているし、見合いを断りにいくというより本当の所、二人は一度別れたのだろうと思います。でなければ、一年も同棲なんてできないと私は思うし、彼女にとってもカモフラージュというにはリスクが大きすぎないですか。好きな相手がいるのに、同棲は厳しい、、。でも、今のお二人が幸せそうで良かった。お幸せに、と心から願っています。
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阿部先生好きだけど2017年10月16日作者買いしてるので、迷わずよみましたが、浮気ものはやはり地雷っぽいです私…。夏樹のしたことが、いつまでも心に残り思い出すたびモヤモヤする。浮気された新の心中はいかばかりか。銭湯での先輩と夏樹の掛け合いが、私的に耐えられない。レビュアーさんの中に、浮気相手の先輩の言動にも疑問があるという意見の方がおられましたが、私も同感なんです。夏樹と新の修羅場に立ち会ってしまったあと、新のところに会いに行った先輩、よかれと思っての行動かもしれないけど、浮気された新の傷ついた気持ちを考えると先輩からわかった風なこと言われるのはちょっとキツイかな。私だったら浮気相手の顔も見たくない。あまり、先輩をいい人には感じられなかったなあ。いくら、片思いの相手が成就の望みの薄い人だからって、やたらいろんな人と寝てしまうところが、やりきれない。だったら完全に体だけの関係の相手と寝てればいいのに、夏樹のこと恋愛感情はないにしても可愛いと思って抱いていたのでしょうに。その軽さが、受け付けなかった。でも、こんなに私の心をモヤモヤさせ続ける阿部先生の力、すごいと思います。
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買ってよかった2017年8月25日ケビンさん大好きなので、作者買いです。が、まず、いつもの激しいギャグやワイワイした感じがなく、シリアス調。受け君が自分から引いて引いて、恋が迷い道に!まあ、焦らずじっくり読んで味わっていこうと腹くくり、ページをめくりました。結果的に紆余曲折経てハッピーエンドとなりましたが、ケビン先生!わかりましたよ、このお話の眼目が。攻めの六郎、なんかしれ〜っと受け君の写真撮ってたり、毎日遠くから受け君の働く姿眺めたり、ライバルの店長に異常に嫉妬したり!うふふ…ストーカー気質。そういう目でもう一度読み直すと、いやぁ!逃げてルイ!と思わなくもないですが、ルイを愛する気持ちに嘘はないので良しとしましょう。苦難ものりこえたしね。そして、ルイもそんな六郎の変態振りに笑顔で答えられる豪の者!いいカップルや。
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読んでよかった2017年6月14日ARUKUさんが原作ということで、ずっと気になっていたのですが、なかなか手を出す勇気がありませんでした。でも、今回読んでみて、コウキ。さんの絵も、ARUKUさんのストーリー、ネーム全てよかった。始まりはかすかに、私の中でARUKUさんを探してしまう自分を感じ、素直に読んでいけるか心配になりましたが、読み進めるうちにひきこまれ夢中になって読みました。人は、誰かといても孤独なものであるし、誰しもそうなんだという逃れようのない寂寞感。1人ひとり、自分の人生をいきなければならないと、わかりつつも誰かを愛して一緒になることを望む人のこころ。未来のユイが選んだ、自分の大切な人との出会いを失っても、その愛する人の命を助けたいという選択に泣けました。
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