デッサン力が神レベルで、コマ割りにもセンスがあるので、ただ漫画を読んでいるだけでなく、絵を見ているような感覚になってとても心地よい作品です。
さらに、言葉の力を感じさせる台詞回しが多くて、アラフォー、アラサーの感覚がよく伝わってきます。何度も読み返すと、新しい言葉の気づきがあったりして、まるで小説を読んでいるかのような不思議な力のある作品です。自炊と手料理の言葉の違いなんて、考えたこともなかったし、ルーティンワークのデメリットも考えたことがなかったですが、この作品を読んで、何だか色々考えてみたくなりました。
モノローグが少し多めに感じる人もいるかもしれないけれど、読んで悔いなし!
課金悔いなし!
他の作品も読んでみたいと思いました。