個人的に★8くらいつけたいです。
ヤクザ系の話といってもNightSとはまた全然違う意味で度肝を抜かれた作品。
まず、ドMで変態・イン乱の頭とインポの部下という設定がぶっ飛んでいる。
そんな異端なキャラだから、どんな台詞・行動に出るのか先が読めない面白さがまた新鮮。
そしてストーリーの練り方が半端ない。
特に1巻の本編。
ちょっとした台詞・行動も、後できれいに紡ぎ出されていくところが見事。
それから矢代の表情。
その周りだけ一瞬静寂が訪れる(時が止まる)ようなシーンで見せる表情がたまらないです。
そこからくる余韻というか空気感がぐっときます。
矢代の百目鬼に対する心情がゆっくりとだけれど丁寧に変化していくのがいいです。