フォロー
0
フォロワー
0
総レビュー数
85
いいねGET
207
いいね
1133
レビュー
今月(4月1日~4月30日)
レビュー数0件
いいねGET2件
シーモア島


投稿レビュー
-
-
-
生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい ~輪環の魔法薬~【分冊版】
なんか嫌な気持ちになる2024年1月15日絵はきれいだし、マリエラやジークのキャラは好きです。でも、魔物の倒し方がひどい。人間が魔物をいたぶって殺したり、読んてて嫌な気持ちになります。
なぜだろうと考えたら、人間が魔物に対し強い力と優位さで必要以上に苛虐的だから。
倒す時も楽しみながら見下しながら殺すのが、なんだかイジメやリンチみたいで不快になる。
もし魔物と人間の立場を入れ替えたら、どっちが悪魔なんだろうと思ってしまう。
絵もきれいだし、設定もしっかりしているけど、こじらせた感じの戦いシーンが拒否感あって残念。いいね
0件 -
-
王子様の飼い主係~呪われた殿下がモフモフボディで誘ってきます~
絵がきれい、ストーリーおもしろい2023年11月12日絵がちゃんと描かれてきれい。PCでトレースした様な薄い絵も多いなか、ちゃんと描いてる絵なので読みごたえがあります。
人や猫、部屋や小物や風景、丁寧な絵で世界をリアルに感じられる。中世ヨーロッパみたいな好きな絵です。
ストーリーもおもしろくて、呪いを解く事ができるか気になり巻買いしました。主人公も魔力あって誠実なのに、コンプレックスあり人見知りとか好感が持てます。
これから呪いの犯人を突き止められるのか、主人公と王子様に何かトキメキ展開あるのか、とても楽しみ。
個人的には王子様が猫になった時が好き。作者さん、本当に猫好きなんだろうな、という描き方。猫飼いさんなら「そう猫てこんなフォルムや動き」て思うはず。 -
私の所にも来てほしい2023年10月30日こげまるが良い。
賢いし「しょうがないな」とゆっこの面倒をみてくれる良い子。
読んでて、ゆっこが自分のこと?て思うくらい私に似てる。
嫌なこと言われて後からムカついてきたり、張り切りすぎて空回り、キラキラ女子になろうとして結局、何もしないまま休日が終わったり。
ゆっこへの、こげまるの的確なツッコミに笑。
侵略しに来たはずなのに、みんな猫の体になじみ、猫ライフを満喫する姿が可愛いです。中佐のビフォアアフターに笑いました。
子供の頃から猫が好きで、猫がナァ〜ン♪と鳴くと要求を聞いてしまう。時間もお金も猫につぎ込んでも後悔なし。
何でこんなに猫は可愛いのか、何で冷たくさてされてもワガママでも許せるのか…。本当に、猫は人間を支配しに来たエイリアンかもと思う。
こげまると、ゆっこの優しい世界に癒やされます。私の所にも仲間が来てくれないかな。 -
-
-
クズ夫成敗2023年10月21日ほんとこのクズ夫無理。弁護士先生、気持ち良く成敗してくれてありがとう。
稼ぎが自分より下だと妻は奴隷?いや、家事で育児して、あんたの子どもを育ててるのに。
こういう男てDVとか浮気、借金みたいに誰にも明らかじゃないから、余計たち悪いと思う。
それにしても大企業の高収入なのに、ここまでドケチて何だろう。昔の同情エピソードも、それなら普通「だから家族にはお金で苦労かけない」、て思うはずなのに。
とにかく自分以外に使いたくないんだろうね。
一番可愛いのは自分だけ。愛を知らない自己中。
内容のエピソード、クズ夫の言動がリアルで実体験な感じ。
読んでてジワジワ息苦しくなった。こんな男と暮らしてたら、メンタルと体やられる。
私もここまで酷くないけど、いつも正論言ってくる相手と同棲してた。
それまでは言いたいこと言える性格だったけど、仲良くしたい、ケンカしたくなくて我慢するように。
そしたら、相手の言動一つ一つにビクッとなり、尖った言い方されると苦しくなるようになった。嫌なこと言われた時にとっさに言い返せず、でも良い所もあるしと無駄に頑張ってしまった。
漫画読んでる人で本人、まわりに同じような人いたら、とにかく離れることです!
そのためにも経済力は絶対に手放さず確保。こういうクズ夫は相手をマインドコントロールしてくる。
自分の尊厳を守ろう。みんな尊重されるべき大切な存在です。 -
-
ほんわかで島のリアルも丁寧に2023年5月20日沖縄の渡名喜島に茨城県から、毎月10日間だけ美容院を開いていた方の話を思い出しました。最初は客が来なかったけど、島の人達と交流する中で少しずつ受け入れられ、美容院は島の人達の大切な場所になった話。
絵がきれいで、一星くんと陸父さんの心の機微が丁寧に描かれていて、大きな事が起こるわけじゃないけど引き込まれます。繊細で優しい心が、島の暮らしの中でほんわか息づく空気感がいいです。
一方で島のリアルもちゃんと描かれているのが、よくある移住ものとは違う。移住者を歓迎して、けど皆やがて去っていく度に寂しさを感じ、期待しなくなってくのかと。もう悲しい気持ちになりたくないから、陸と一星に対しても遠巻きにしてたのかな。島を理想化してギャップを感じたり、やたら上から目線で変えようとしたり、本土の生活と比べて島を去る話を聞きます。でも、島の人達にとってはそこが故郷で生きていく場所。ありのままの島を受け入れ、暮らしてほしいて思ってるんじゃないかと。疲れた時に読むと心に沁みてじんわり来る。島に行って時を過ごしてるような感覚。良い作品です。 -
-
優しく幸せな世界2022年9月18日読んでて「ここに住みたい、こんな生活した~い!」て思いました。ドイツが舞台かな。食べ物や文化、人々の暮らしを分かりやすく知ることできて楽しい。食や環境への考えも共感できて、興味持ちました。外国生活が温かみのある絵と、細部まで丁寧に描かれてるので、コマの端や吹き出し以外の文も読んでて楽しいです。それからむぎくんが可愛い!子どものような、弟のような、親友のような。クリスマスマーケット帰りのエピソードは、キュンと来ました。こんな猫さんいたら、世界中どこでも楽しく住めそう。漫画だけど世界のどこかに、むぎくん達が人々に溶け込んで暮らしてるかも?て思わせてくれる。疲れた時に癒されます。優しい気持ちになれる素敵な作品。
-
-
-
-
-
-
-
ぜひ多くの人に読んでほしい。2022年2月5日このジャンル、解決されずモヤモヤのまま続けるか、離婚したりが多い。
この作品は妻が夫に訴え続け、夫も気づいて変わってくれる。救いある話で良かった。
自分の大変さ、怒りだけじゃなく、夫や職場の人たちの目線になって考えられる作者さんすごいと思う。夫も鈍感な部分はあるけど、背中を向けず、言われて考えちゃんと気付く点は良いなと。
誰もが変われるきっかけ持ってて、気付くか実行するかの違いなんだと思った。妻側が仕事増え、夫と負担量が逆転した時、お互いの以前に思い至って気遣ったり、解決策を話し合ったり、夫婦の成長日記みたいなのも良いです。
作者さんも描いていたけど、個人の問題の他に社会が課してる男女、夫妻、父親母親ていう呪縛みたいなのありますよね。
いつか、こういう問題が過去になり、男女、父親母親でなく自然に協力し合い、生きていける社会になるといいな。 -
多くの人に読んでもらいたい2021年12月12日立ち読みで見て、一気に全巻購入。
いじめを受ける悔しさ、辛さ、逃げ場かない苦しさ。読んでて胸が痛くなる。更には、いじめを認めず隠蔽しようとする大人の醜さに腹が立つ。被害者の子と親の訴えを、 ただの悪ふざけ、自分の子がまさか、と目をそらす。
探偵の決して目をそらさない真っ直ぐさと、純粋な怒りが、そうだいじめは犯罪だ!と分からせてくれる。
いじめを受ける側は大人になり、何十年経っても傷が残る。忘れたと思ってもふとした時に甦り苦しくなる。人の尊厳を傷つけられた悔しさ、立ち向かえなかった情けなさ、ずっと消えず残る。
多くの子ども達、親、関係者に読んでほしい。そして、いじめは大人の世界にもある。今、理不尽な攻撃に苦しんでる子どもや大人に読んでほしい。こんな綺麗な解決はなくても、戦う方法やムリなら逃げる方法を考えてほしい。学校や会社以外にも世界はいっぱいある。生きて笑うこと。本当にそれが一番の復讐だと思います。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
悪い人はいないのに上手く行かない2019年11月29日みちと旦那さんも、新名さんも奥さんも100パーセント悪人はいなくて、お互い愛情がなくなったわけでもない。でも、上手く気持ちが噛み合わずにすれ違ってしまう。それが読んでて、もどかしく切ないです。夫婦だからと甘えて、日々の生活ですれ違うと、それが積み重なって取り返しつかない所にまで追い詰めてしまうんだなあ、と。夫婦て本当に結婚してめでたし終わり、ではなく関係のメンテナンスが必要なんですね。フィクションだけど、まるで実在の人達の生活を見ているようです。ハッピーエンドは無理でも、何とか皆が丸く収まるラストだといいな。全員、悪い人じゃないから本当に切ない。
-
-
-
-
切ない2019年8月28日実際の事件が元かと思われますが、とにかく切ないです。いつも十和子と比べられ、否定され、親への愛情が満たされぬまま大人になった主人公。自分も母親になったら、我が子へ同じ様にしてしまうの読んでて、なぜ?と思った。でも、後半に主人公の母も他の子と比べられ続けてたのが分かり、負のスパイラルというか、された事を繰り返すのかなと。十和子から離れてれば、今あるものを感謝できたら、こんな結末にならないで済んだんじゃないかと。子供が元気に育つ、それだけで幸せだと思うけどな。自分が子供の時に貰えなかったから、今度は我が子に無償の愛情を与える、という考えにならなかったのか。なんか色々考えさせられる作品でした。
-
犬と人間の名コンビ!2019年5月9日あの名探偵が犬に、という設定が面白い。助手となった尊もさわやかな好感持てるキャラで、事件を解決していくのが読んでて楽しい。あと、とにかく犬のシャードックが可愛いです。画担当や原作の先生が犬を好きなんだろうな、て伝わってくる。たぶんPCじゃなくペン手描きかな?瞳や毛並み、仕草や動きとか丁寧に描いてあって、中身が人の設定を上手く表現してます。特に1巻のシャードックがパイプ吸うカットは渾身というか、やられます(^^) ホームズのライバル、モリアーティ教授もまさかの姿で出てきて受けました。成長した尊の話も面白かった。完結したの残念だけど、また続編出ないかな。
-
-
哲学のように胸を鷲掴みする作品2018年3月5日無料で1巻を読み、すぐに2巻も購入。久しぶりに胸を揺さぶられるような漫画を読みました。一見、淡々としているような画風と、胸に刺さるストーリー。途中、最悪の結末になるのでは、と思ったから、その後の希望と再生への道筋が描かれていて良かった。それにしても、継母が怖いです。一番の毒。物語で博士が言う、一番病んでいるのは誰か?という言葉が考えさせられました。今の社会では持っていることが生きづらい、特異な感受性。でも、それを認めてお互い慈しみ合える存在に出会えれば、人は救われるし、幸福へ歩き出せる。心に傷付いた痛みを持ってる人に、すごく響く1冊です。名作だと思います。
-
-
心がポカポカに。2017年1月24日タケヲちゃん健気すぎます。祟りで傷だらけでも、恨むことなく淡々と対応して、でもやっぱりさびしくて。そんなタケヲちゃんを迎え入れる妖怪たちは個性的で、可愛くて、優しくて、皆いい子たちばかり。最初は人間と妖怪という垣根があったのが、だんだん仲間のような、家族のような感じになっていきます。我慢強くて甘え方を知らないタケヲちゃんが、少しずつ心を開いて、感情を出したり頼るようになって、友達もできて幸福を感じるシーンはじんと来ます。とにかく登場キャラが全員いい人で愛おしくなる!作者の妖怪や人への優しい眼差しと、愛情に溢れています。イラストも慣れると味があり、最近のソフト使った絵にはない温かみがあります。あと、セリフの小ネタや言い回しにも思う思わずクスッとして。作者の妖怪愛が伝わってきます。
読んだあと心がポカポカに温かくなる素敵な作品です。 -
-
悲しく心震える物語2017年1月11日もうこれは漫画やフィクションを越えています。読み終わった時、しばらく呆然となりました。事件の被害届と加害者の両方の家族が描かれ、その苦悩や悲しみ、事件の真相へも繋がります。当初、ひどい親と思っていた加害者家族へは見方が変わり、被害者家族の抱えていた別の面が見えてくる。そして、最後のシーンは胸が打たれました。両方の家族とも100%の悪人はいないのに、もっと気付いていたら、タイミングが違っていたら、言葉ひとつ違っていたら、と事件がなければ続いていただろう未来を思わずにいられませんでした。これは漫画というフィクションだけど、まるで本当にあったことを見たような、魂が揺さぶられるような作品です。命の大切さ、とよく言われるけれど、それを考えさせられます。そして、家族のあり方、今、当たり前にあると思っている存在についても。老若男女問わず多くの方に読んでほしい。
-
-
体験を基にした話2016年7月8日シベリア抑留…教科書やテレビで聞いたことはあっても、その詳細は知りませんでした。
この作品は作者のお父様の体験が基になっています。実体験ならではのリアルな描写です。現代と同じ普通の若者が戦地に徴兵され、戦い、敗戦後、敵対国に捕らえられシベリアに抑留される。
極寒の地で強制労働をさせられ、満足な食事もないなか、栄養失調と疲労で次々と病気になり亡くなっていく。終わりも救いも見えないなか、その絶望とはどれ程のものだったのか。
普通にご飯を食べて、勉強して、友達や恋人、家族と過ごす。起きて寝て笑ったり泣いたり、夢や希望や未来を信じて朝を迎える。
そういったものを、全て奪われて、なぜ彼らはそんな目に遭わなければならなかったのか?そして、多くの人間を不幸にした戦争をなぜ国は押し進めたのか?なぜ、狂気を止められなかったのか?
冒頭でお父様が「思い出せない」と呟くシーンがあります。あまりに辛いことは人は記憶から消そうとするそうです。
今、71年前の状況と似たような流れを感じさせる動きがあります。もう二度とあの悲劇をくりかえさないために、多くの人に読んでもらいたい作品です。 -
おとぎ話かな2016年2月22日フィクションとは言え、あまりにも夢物語かなと…
サポートしてくれる両親・兄弟がいて、友人も協力してくれる。出てくる人たちも最初戸惑いがあるけど、理解して応援してくれる。
けれど実際には、こんなすべてが上手くいくことはないと思います。こんな風に経済的にも愛情的にも恵まれて、皆ハッピーということはないと思う。
実際にはこの障害の状況で産まれたら、子供も周囲ももっと困難だと思う。もちろん、障害あっても家庭持ってる人や、子供への愛情はあると思う。けれど、現実に子育てするなら、こんなきれい事では済まないのでは?
障害のある母親とその子供の成長というなら、もっとその辺りをキチンと描いてほしかった。
それが踏まえた上でなら、もっとリアルな感動や心に響くものがあったのかなと…。
こんなレビュー書くと嫌な人間みたいだけど、この作品は夢物語だと思います。 -
こんな風になりたい…2015年10月31日自分の道を貫き通す姿に爽快感。
こんな風に人の評価や周囲の目を気にせず生きられたら…でも、やっぱり現実には気にして愛想笑いしてる人間には羨ましいです。
周囲の人間は大変だろうけど。
嫌味なだけじゃなくて、たま~にいい人(?)な部分もあるから面倒なんてすよね。
問題犬の面倒みて、返した後落ち込むとことか。いっそ嫌な奴なら嫌えるんだけど…
悪い人じゃないけどいい人でもない、でも悪いとこだけじゃない…
疲れた時読むと思わずクスリとして、なんだか軽くなります。
あと、ちひろちゃんが湯神くんのおばあちゃんに重なって、ずっと湯神くんと縁がありそう。 -