社交ダンスの世界そのままに…優雅で美しく、それでいてパワフルでクイック・ターンと流れがあって、ずっと映画を観ているような気持ちで読みました。
浩介にとって思い出と共にトラウマのある場所で、色んな意味での再起に繋がる出会いがあり、淳にとっては青春の思い出が残る場所での(ある意味再会ともいえる)出会いがあって、お互いに止まっていた時が動き出すような素敵なストーリーでした。
絵もお話も素晴らしかったので他作品も読んでみようと思いましたが無くて、もしかしたらと思いつつ表紙裏の作者紹介を読みましたら、「初コミックス」ですって!!とてもとても初とは思えない程ほんとうに綺麗な絵でびっくりしました。才能あふれる作家さんと作品の誕生に嬉しくなりました。