今回もすごい作品だった…。
わぎもこ先生の作品初めてレビューです。
だっていつもどう書いてもうまく表現できない。
隅々までが素晴らしくてどこをどう言い出したらいいのかわからないのよ。
まずは頭から。
タイトル秀逸。
もちろんストーリーからくるタイトルですが生臭坊主が拈華を持ち出すところが既にエロス!
言わずもがな作画が最高級。
表紙の美しい黒子坊主が泣いている様で優勝。
ページ進んで黒子坊主の項がイイ匂いしそうでまた優勝(単話の表紙)
羣司さんの顎と煙草を持つ指の色気で気絶寸前。
羣司さん本当にありえんくらいの色気だ。
さもありなん。
登場シーンのほとんどが唯真の脳内羣司なわけだから…。
きっと心も体も真面目で複雑な良い男だったんだろうな…会いたかったー!!
唯真のセリフが方言織り交ぜながらのおねえ言葉風味で味わい深いぞ!
お上品な口からあれやこれや下の言葉が艶めかしいのです。
さすが生臭坊主←好き。
(聖職者であるが故、性に対しての欲望が浮き彫りになるような気がして好き!)
ねちっこい意地っ張りな性格から出てくるセリフ、仕草がどうあがいても誘惑されているようにしか思えない。
法衣着てても着てなくてもしなだれるような艶めかしい雰囲気が本作品一面に広がっています。
蓮の花というより艶やかで怪しいもしゃくなげの様な…。
そして田鍋の強さと優しさよ~!
この穢れのなさは?まさに泥中の蓮。
ちょっとマゾ気質なのかも?と思ってしまう程どこまでも許容して与えて守ろうとするあたたかくて安心させるオトコだ。
複雑で面倒くさい唯真のような男はこの仏の様な男でないと駄目だわねww
あらためて唯真の煩悩…好き。
この男田鍋に溶かされてゆく唯真の妖艶さはさすが先生と言ったところ。
R指定か?と思う程の妖艶さ。
R指定版出ますか?
出してください。
もったいないわ先生の技量を余すところなく拝見したい。
描きおろし以降の営みたるや…
激しさも優しさも唯真の赤裸々発言も全てカンストしてます。
結局はスゲぇ~良いってことです。
※先生いつもながら字もお上手です。
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