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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 2人におまかせ

    八神ひろき

    少年誌のライトエロス
    2019年8月20日
    ミニスカポリスが流行ってた時代のまさにそれな少年マガジン作品です。対照的な二人の婦人警官の活躍をライトエッチな内容を織り交ぜながら描いた八神ひろき氏の作品です。後にDEAR BOYSとか描く作家さんですがデビュー初期はこんなの描いてました。新人作家の宿命ですね。
  • デキちゃうけど、ナカでもいいよね。

    神寺千寿

    短いけど充実
    2019年8月20日
    無料お試し作品でこの作者さんスゲーと思ったお宝作品で購入即決した作品です。元はネット連載作品のようで短い5編からなるストーリーを2冊に分割した変則形式。少女漫画に通じる繊細な筆致とは裏腹に、ロリロリでエロエロな内容は実に濃厚。インモラルでアウト以上のアウトな内容ながら一気に読ませる不思議な魅力あふれる一冊でした。
  • おんなのこは真夜中に

    神寺千寿

    好みが分かれる
    2019年8月20日
    無料お試し作品で気に入った神寺千寿さんの別作品です。ただ、その作品よりもロリロリ度高めというか、それしか描かない職人作家さんなので、ちょっと好みとはズレました。デザインも内容もかなりファンタジーな創作系なので、ロリでエロならなんでもいいという人向け。
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  • 性奴隷窟淫龍

    天馬ふぇみお

    これが天馬ふぇみお氏なんだよなぁ・・・
    2019年8月20日
    肉感的で美麗な作画を誇る天馬ふぇみお氏の成人指定コミック作品です。非常にハードな内容を描かれる作家さんで、今作ではM奴隷の開発工場のような場所で繰り広げられる狂気の宴を延々と描きます。作家さんの作画力あっての作品ですが、内容は非常にハード一辺倒なので、SM系プレイな作品が受け付けない人には難しいかも。
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  • 凌辱刑

    天馬ふぇみお

    天馬ふぇみお氏の代表作
    2019年8月20日
    美麗な作画で肉感的で濃厚なエロ作品を描かせたら天下一品の天馬ふぇみお氏の作品です。もう、タイトルのとおりな内容で、許されない罪を犯した囚人があらぬ限りの罰をその身に受ける分かりやすい作品です。とにかく、同氏の作画が魅力的。とかく、内容重視で絵が雑な作家の多い業界ですが、氏の作画力はさすがの一言。その筆致で描かれたエロエロの極致。最高です。
  • 無邪気の楽園

    雨蘭

    童心に帰ろう
    2019年8月20日
    ヤングアニマル誌で合法ロリエロを確立した雨蘭氏の人気作です。タイムスリップで過去に戻って小学生から人生やり直す話ですが、大人目線から小学生に戻れば当時は意識しない同級生の女子との距離感も違って見えるもの。ライトな描写だけどエロエロな小学生生活。青年漫画誌だからできる未成年エロス、いや未成年のエッチなシーンという特殊なニースに存分に応える作品です。
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  • 千里姉ちゃんとガチハメ

    ちゃたろー

    重量感と弾力あるムッチリボディの第一人者
    2019年8月20日
    肉感むちむちボディが得意のアダルトコミック作家ちゃたろー氏の作品です。著者の作品では奈美SOSが有名ですが、この本からも同作に連なる設定のエピソードがあったり、関係なくてもその弾けんばかりのぷるるんボディがあらぬ限りの痴態を繰り広げる、どこをとっても濃厚こってり味を堪能できる一冊でした。
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  • シーラカンスの涙

    かわらじま晃

    美麗アニメ系作画の最高峰
    2019年8月20日
    かわらじまコウ氏の短編集です。古いアダルトアニメやアダルトゲームでお馴染みの美麗作画を誇る同氏がそのままの作画で挑戦したエロコミックです。内容は特筆するようなものはなく、むしろ、アダルトアニメそのままな荒唐無稽でぶっとんだ展開ばかりですが、同氏の作画クオリティでエロマンガが楽しめる、これこそ最大限の価値だと思います。
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  • モノクローム 地下女優早苗~哀しみの艶技~

    かわらじま晃

    古き良き美麗アダルトアニメ感
    2019年8月20日
    無料お試しで発見した、かわらじまコウ氏の作品です。90年代のアダルトアニメやゲームでよく見た独特の美麗デザインや美少女作画で一発で当たり作品と確信。非常にアニメチックな線画やエロアニメ的な内容は慣れないとマンガ感を感じにくいのですが、非常に高い作画クオリティと一枚絵の美しさをそのままマンガにした面白い作品です。内容は全然美しくないのですがw
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  • 熟母遊戯 ~いとしいひと~

    海野幸

    この濃厚さをこんなライト展開で!
    2019年8月20日
    特徴的な肉感熟れ熟れボディのオバさんを描くエロコミック作家の海野幸氏の作品です。まあ、出てくるオバさんというオバさん、みんなエロくて汁気たっぷり。色々なシチュエーションでアウト系の話をどんどん繰り広げます。低年齢コミック誌に通じるコミカルな表情作画が、なんかクセになる不思議な魅力があります。
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  • 204 -light of room 204-

    神寺千寿

    アウトだけど創作だから(震え
    2019年8月20日
    無料作品で単話読みして気に入ったので全エピ購入。ロリロリでアウトな内容の作品を得意とする神寺千寿氏の作品です。いつ頃、描かれたものかはわかりませんが、最近の作品のベースになる前日譚的な作品です。アパートに越してきた兄妹を襲う悲劇の展開ですが、まあ、ありえない展開こそエロコミックの醍醐味という事で、単純に絵と内容がハマるかどうかが評価に出ますね。
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  • タイケン交差点X(エックス) ~ホントにあった赤裸々秘話~

    八月薫

    結局いつもの
    2019年8月20日
    非常に高い画力を誇るエロ劇画作家、八月薫氏の新作です。しかし、タイトルは変われど内容はいつもどおりな「本当にあった系」。むしろ、そう割りきって読めば、抜群の作画力に安定したクオリティの同氏の作品を存分に楽しめます。
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  • 毒妻クラブ

    真鍋譲治

    夢のようなサークルライフ
    2019年8月20日
    一般商業誌でアウトランダーズや銀河戦国群雄伝ライなどの人気作を描いてきた真鍋譲治氏のエロコミック作品です。タイトルどおり内容は欲望に忠実な主婦たちのエロエロサークルが舞台で、文字通り飼い犬な主人公が様々なシチュエーションで毒妻たちの欲望のはけ口にされるエロエロ濃厚作品です。元が一般商業誌の作家さんなので画力の安定度は抜群。ただ、その分、振り切ったエロスを描く作家さんではないので好みが分かれるかも。自分は好きです。
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  • レミング狂走曲

    かわらじまコウ

    知る人ぞ知るかわらじまコウ氏
    2019年8月20日
    金持ちが美少女をいたぶるエロアニメを美麗な筆致と作画でエロマンガとして再現した、かわらじまコウ氏の作品です。同名タイトルが複数ありますが連続エピソードなので購入に抜けがあると意味をなさないのはちょっと難ですが、そういうマイナスをもっても余りある非常に高い作画クオリティはさすが。
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  • レミング狂走曲

    かわらじまコウ

    読むエロアニメ
    2019年8月20日
    エロアニメの作画や可愛い美少女デザインで定評のある、かわらじまコウ氏の作品です。同名タイトルがいくつかありますが分割販売している作品のようで、それぞれのエピソードは繋がっています。クオリティの高いエロアニメ系の美少女でエロマンガという、かなり特殊な部類の作品ですが、逆にその需要に応える作家さんは非常に少ないので非常に貴重な作品でした。
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  • レミング狂走曲

    かわらじまコウ

    エロアニメの大家
    2019年8月20日
    可愛い美少女エロアニメの作画やデザインで名の通ったかわらじまコウ氏の作品です。なぜか、今作は同シリーズながら別作品扱いなので、連続で各エピを読めないのは難ですが、非常に高いアニメ的な作画力で、エロいマンガを読めるのはいいですね。
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  • 愛娘を襲う辱めと快楽の危機!闘え! 究極サイボーグ

    かわらじまコウ

    エロアニメ的なエロマンガ
    2019年8月20日
    名前と作画にピンとくるものがあり購入。その筋では有名なエロアニメ系のクリエイター、かわらじまコウさんの作品です。内容はエロマンガよりもSF系エロアニメの色が濃い展開で、マンガとしてはデキはよくないのですが、同氏の売りは何よりもこの作画。この作画でエロマンガを見れること自体が価値のすべてといって過言ではないので、エロアニメ的な絵がダメでなければ、問題なく楽しめるかと。
  • ふぇち鍋

    真鍋譲治

    さすがの真鍋譲治
    2019年8月20日
    銀河戦国群雄伝ライやアウトランダーズで有名な真鍋譲治さんの作品です。アニメチックな作画と描きこみ系の職人作家さんで一般商業誌で活動されてましたが、いつのまにか成人コミック誌に活動の場を移してたんですね。今作は真鍋氏が読者のフェチズムを直撃する様々なエロシチュエーションを集めておりバラエティ豊かに楽しめます。元が作画力の高い作家さんなのでクオリティは折り紙付きです。
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  • 国家資格の女のナイショの夜

    八月薫/滝沢寛之

    タイトル詐欺
    2019年8月20日
    劇画タッチでエロ漫画を描かせたら天下一品の八月薫氏の新刊です。といっても、内容はいつもどおりの「本当にあった系」ですが。タイトルの「国家資格の」に惹かれて期待しましたが、単に「国家資格のある職業の女性」で「本当にあった系」を描いただけで、単話完結し継続性もキャラ立ちもない肩透かし感満載。まあ、同氏の作品だけに安定度は抜群ですが、内容への期待値が高かった分、ちょっと違うかなーと。
  • 人妻欲情微熱症候群~恥悦に悶える艶肌~

    間宮聖士

    毎度おなじみ
    2019年8月20日
    成人エロ劇画誌でお馴染みの間宮聖士さんの作品です。真っ白で肉感的なCG作画はいろいろな誌面で見れるので非常に人気のある作家さんです。今回もご多分にもれず熟年主婦の痴態物。どろどろの濃厚エロスでさえアッサリと見せるCG作画が淡白な印象を与えますが、慣れると非常に興奮する作画力の安定した作家さんです。今作もよし。
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  • 人妻快感柔肌悶え~濡れる背徳性感恥帯~

    間宮聖士

    安心の間宮作画
    2019年8月20日
    成人エロ劇画誌でよく見かける間宮氏の作品です。特徴的なCG作画で熟年夫婦の痴態を描かせたら天下一品。様々なシチュエーションで乱れ狂う様は非常に興奮します。
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  • 痴感エクスプレス

    岬ゆきひろ

    かなりグっときます
    2019年8月20日
    表紙絵のイメージから少し作画のクセは想像できませんが、かなり扇情的で肉感的な作画をされる作者さんで、内容的な見せ方などもかなり好みにハマりました。今回は単話購入したのですが、一気に全話購入すればよかったと思うほどよかったです。
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  • スク水レオタード つぼみ

    つぼみ/解禁お宝写真集

    つぼみのつぼみ
    2019年8月20日
    人気AV女優つぼみさんのグラビア写真集です。といっても、過激な露出があるわけでなく、つぼみさんのイメージ的なスク水とレオタードでポーズを撮ったグラビア画像があるだけ。まあ、熱狂的なファン向けです。
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  • 罪と罰

    天馬ふぇみお

    初期作
    2019年8月20日
    他の作品で同作者さんの絵柄が気に入っていたので購入してみましたが、デビュー初期の頃のようで作画が安定していない・・・というか、ハッキリ言ってヘタです。ここから、どうやって、あれほど肉感的で扇情的な絵が描けるようになったのかは興味がありますが、比較的新しい動著者の作画に慣れていると、ちょっと別人の作品ではないかと思えます。内容は、まあ、最近の作風にも通じていますが。
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  • 鬱ごはん

    施川ユウキ

    世界中の鬱を抱えてる人たちに謝れ
    2019年3月24日
    期間限定無料にあったので読みました。
    まず正直に言いますが自分は長らく鬱病を抱え続けています。
    田中圭一の「うつ抜け」のように何か共感できる「あるある系マンガ」かと思い読み始めましたが大間違いでした。
    鬱は程度も苦しみ方も個人個人で違うので自分の経験測も絶対的な正解になりえないと分かっていますが、この作品は余りにもひどすぎる。
    こんな独りよがりな陰隠滅滅思考なだけの薄っぺらい人物像だけで気楽に鬱とかぬかすな!
    簡単に外出できる行動意欲、店舗照明を辛いとさえ思わない普通の感覚、出前の電話が普通にできる社会性、何より物を食べて味を感じ取れる当たり前の状態のどこにどんな鬱症状があるんだ?
    なんちゃって鬱、仮面鬱、鬱っぽい・・・と同じで、おおよそ鬱病というポジションマウントを取りたいがための安易なタイトル付け。それで中身はただの愚痴と不満のオンパレードだけ。おおよそ作者の考える鬱状態の思考ってこんなもん感が満載すぎの記号キャラ。鬱病は愚痴や不満やストレスを外に吐露できないから心が壊れるんだよ。こんな健全なキャラのどこが鬱だ!
    ハッキリ言って、この作者は鬱病の経験もなく鬱の理解もなく、記号としての鬱像を作り上げ、現実に鬱病を抱えてる人たちを間接的な笑い者にしてメシを食ってる自覚がない。
    こんなクソみたいな作品は今まで読んだことがない。☆1でも多すぎる!
  • 鉄風

    太田モアレ

    力こそパワー
    2017年5月30日
    絵柄的に少年誌のケンカつえー格闘マンガかなと思って読み始めたら青年誌のマトモな総合格闘技モノでした。
    バレー部では圧倒的な無双状態で燻っていた主人公が、ふとしたキッカケから格闘技にふれ、自身のルーツである空手と強烈なフィジカルをもってしても勝てない相手を超えるため、少しづつ総合格闘技への道に進んでいく物語です。
    まず、面白いのが主人公の性格がかなりダークです。誰が相手でも圧倒する自負があるからバレー部では満足できずフラストレーションを溜めていたところ、自ら視界に飛びこんできた獲物に逆に圧倒される展開から、恨みでも復讐でもなく純粋に自分の全力を開放して叩きのめす満足感を得るため、暗い情熱を糧にしながらも、より深く格闘技に傾倒していく流れは非常に熱いです。
    格闘技マンガに多いトンデモ技や不可能動作はないのですが、キチンと技術体系を整理したアクションを見せる分、動きの連続性や瞬間の攻防という機微が失われて残念な部分もあるのですが、それでも「オールラウンダー廻」と同様にキチンとした技術考証による格闘描写はリアリティがあってなかなか楽しめます。
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  • レッド 1969~1972

    山本直樹

    赤の歴史
    2017年5月30日
    カルトマンガ家として本家も分家も名高い山本直樹氏の作品です。
    テーマは日本の近代史上の暗部の一つである連合赤軍と左翼闘争のドキュメンタリーで、組織名や人物名はボカしていますが、ほぼ実在の出来事や人物をなぞった再現をしています。
    史実としての連合赤軍が関わった事件や資料は現代のネット社会では容易に閲覧することができますが、本作では関係者の言葉などからの主観性、捜査当局や公開情報からの客観性の両方のバランスを取りつつ、なぜ、あの時、彼らは思想を深め武力闘争にまで走っていったのか。どのような背景が彼らをそこに誘えたのか。組織内の集団心理として誰も暴走を止められなかったのか。あさ間山荘に追いつめられる頃の極限状態とはどのようなものだったのか。
    そうした一連の事件の背景や本質の部分を詳らかにすることに重点を置いており、高いドキュメンタリー性を追求したがゆえに、かなり危うい匂いをはらんだ緊張感の高い作品となっています。
  • のりりん

    鬼頭莫宏

    ロードバイク
    2017年5月30日
    世間のロードバイクブームに敏感だったのか、かなり早い時期からロードバイクの世界を先取りしてきた鬼頭莫宏氏の作品です。
    クルマ至上主義の主人公が自転車至上主義の少女と出会い、少女一家に感化されていくうちにロードバイクの魅力に目覚めていくという内容ですが、面白いのは、クルマ社会の社会人として生きてきた主人公のため、クルマから見た自転車の危険性の認識や経済力があるからお金がかかるロードバイクの世界へもすんなり移行できたこと。また、主人公の仲間もお互いに感化されたり影響されたり付き合いだったり、スタンスは様々ですが、いろいろな形で自転車の世界に楽しみを見つけていくフレキシブルさをもてたこと。この辺は少年誌の登場人物では現実的に難しい経済問題がついてくるので、青年誌ならではの流れなのかなと。
    あと、ほとんどの自転車万歳作品がスルーしたがる「事故」の凄惨さも真正面から描いているのは好感が持てます。
    もっとも、「ぼくらの」や「なるたる」でチョイチョイとネガティブ面の演出もしてきた作者さんだけに、魅力アピールだけでなくキチンとロードバイクの暗い部分も描きたかったということでしょうか。一部では作品評価が分かれるポイントと言われていますが、個人的には大事な部分だと思い高く評価しています。
  • おれはキャプテン

    コージィ城倉

    屁理屈やきう
    2017年5月30日
    野球マンガ大好きなコージィ城倉の作品です。
    特に野球に打ち込んでるわけでもない主人公が次期キャプテンとなってしまい、キャプテン=権力者という図式なのか性格が自信家で高圧的に変貌したり、屁理屈にもとづいた超野球で勝ち進んだり、野球を熟知している作者があえて子ども向けにオモシロ野球に仕立てあげたという感じになっています。
    さすがに、ちょっと、遊びが過ぎた感はしますね。
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  • アポカリプスの砦

    蔵石ユウ/イナベカズ

    ねんしょうぐらし!
    2017年5月30日
    「がっこうぐらし!」のハード版ですよ。ウォーキング・デッドも入ってるか?
    例によって例のごとく「謎のゾンビ感染」で都市壊滅、生き残った人類サバイバルというテンプレどおりの例のアレです。
    最初に主人公が冤罪で少年院に入る場面がありますが、とても凶悪犯罪を犯せそうになく内向的でおとなしいキャラづけのための冤罪要素な訳で、その後も後付けでその事件の説明とか家族との関係性をチラ見せしますが、そこに大した意味は持たせず、とにかく徹頭徹尾、全力でパニックの方を集中的に描く方向で振り切ってます。まだ、彼岸島の方が丁寧に話すすめてます。
    主人公以外の他の主要キャラ3人との刑期差とかギャグかもしらんけど笑ってしまいました。たぶん、そこまで考えてないだろと。
    まあ、粗はいくらでも掘り起こせるのですが、肝心の作品内容の方はありきたりで捻りがありません。むしろ、展開よりもテンポや衝撃描写に重点を置いた感じなのでホラー作品というよりはモンスターアクション作品という感じですね。
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  • 龍狼伝 中原繚乱編

    山原義人

    空想三國志
    2017年5月30日
    前作の途中まではリアルタイムで連載誌を読んでいたので久しぶりに続きから読んだらトンデモ展開になっていてビックリ。
    非常に長期連載なので初期からずっと追いかけている筋金入りファンならともかく、この作品から入った人は「これが三國志か!?」と絶句してしまうでしょう。
    前作は最初に完全なIF設定としてファンタジー描写を収めているので、三國志世界でのファンタジー物と理解できるのですが、このシリーズは最初から「その辺り」を織り込み済みで話を進めるので混乱してしまいがちかと。

    ところで、「諸葛亮孔明」はなぜ、どの作品でも「諸葛孔明」呼ばわりなのだろう?
    三国時代の名前は性と名と字名の3種組なので、「諸葛孔明」と呼ぶなら「劉備玄徳」は「劉玄徳」となるのだが、そのように字名の使い方まで徹底している作品を見たことがないのだが、誰が日本で最初に間違いを広めたのやら?
  • MAGiCO

    佐久間力

    また・・・
    2017年5月30日
    少年誌お得意のマンガサッカー物です。サッカー物のマンガではないです。
    キャプテン翼の時代から何年たっても、少年誌のサッカーはボールを持っている選手しか走りません。少林サッカーのような不可能なカラダの使い方と無尽蔵の体力、距離感や時間の流れのない展開に、DFの前まで来たら華麗なチートテクニックか実現不可能な抜き技で突破。あとは、お決まりの超絶ビューティフルゴール。
    もう、絵柄が変わろうが設定が変わろうが、やることは毎回同じ。
    おそらく、本格的なサッカー経験がない素人作家が安易に描きたがるからサッカーの競技性を本質的に理解できておらず作品にテレビゲーム的な断片でしか落とし込めないからでしょう。
    派手な見せ方は未熟なサッカー少年に夢を与える目的には向いているので人気なのかもしれませんが、ある程度、サッカーを知っている読者にとっては苦痛に近いものがある作品となっているのです。
  • 羊の木

    山上たつひこ/いがらしみきお

    好き嫌いハッキリでる作品
    2017年5月30日
    実写映画化もされるという「ぼのぼの」のいがらしみきお氏が作画を担当した異色作。
    凶悪犯罪の受刑者が多く登場することで内容はかなり生々しく凄惨な場面も多いのですが、「ぼのぼの」に通じる同氏独特のコミカルな絵柄だけに、凄惨さを薄めるためのマイルド要素のはずが、逆にコミカルな絵柄なのに内容はどんどんハードになっていく感覚のズレが気持ち悪さを増幅し読後感は非常に厳しいものがあります。
    内容的には現在進行形で起きている事件部分と事件そのものを構築している部分の2重構造のミステリーになっており、その両方で多くの人間関係が複雑に入り組んでいくので、気軽に読み流すと人物把握ができず内容や推移が理解しにくいので、読むなら一挙読みがおすすめです。
    最終的には全容が収束していく中、最後の最後で予想外の方向に飛び火してしまうのが、この作品の根底にある犯罪への警鐘なのか人間が抱える闇の深さなのか、いずれの意図なのかはわかりませんが、これまたよい後味にはなりません。
  • 夢幻の軍艦 大和

    本そういち

    単純につまらん
    2017年5月30日
    現代の臨死体験から魂だけ過去に行っちゃって、過去世界で特定の人間にしか知覚されない未来予知ができる幽霊扱いという、とんでもない切り口を堂々と言ってのけたIF空想な歴史改変マンガです。
    作画がやたらと、かわぐちかいじに通じるモノがあるのは意図的なのかもしれませんが、逆に作家のオリジナリティは致命的なまでに失っており、さらに、中途半端なタイムパラドックスの弾性要素を演出したがために、余計にストーリーが破綻。かわぐちかいじフォロワーがSNSで描いた二次創作感が強いB級作品となっています。
    一方、戦闘シーンの緊迫感などは御大にはかなわないものの、それなりにリアリティと熱量があるので作者の趣味の部分だと思いますが、戦艦や装備考証などはあまりにも線が整いすぎているので、これは資料トレースではないのかな~といぶかしい思いです。
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  • マージナル・オペレーション

    キムラダイスケ/芝村裕吏

    PMCの事務採用?
    2017年5月30日
    民間人が戦場で仕事といえば、一昔前ならエリア88の外人部隊、最近でもヨルムンガンドなどのPMCが知られつつありますが、この作品もそういう系です。
    といっても銃を持って最前線ではなく、後方の戦術オペレーターという感じなのが、これまでの作品と切り口が違い面白い要素です。
    主人公は無職になったニート戻り組。もともとゲームやラノベが趣味だったので、新しい組織でもゲーム感覚で戦術オペレートを早くに習得。しかし、習得の過程で実戦指示をゲーム感覚で行ってしまい、人の生き死にに簡単に踏み込んだショックで壊れそうになりますが、日常に戻れても地獄でしかないという生々しい状況から再び新しい地獄である「仕事」に向かっていきます。
    まあ、逆に戦争という凄惨要素をゲーム的な落とし込みをすることで素人の中から使える人材を造り上げるという発想は斬新だったなと。
  • アビス

    長田龍伯

    ゲーム原作?
    2017年5月30日
    なんかゲームのバイオハザードのコミカライズ版を読んでいるような作品です。
    一応、モンスターサバイバル物というジャンルになるのでしょうが、密室、異形のモンスター、武器、サバイバル、と、いかにもゲームネタとしか思えない要素の羅列とそれらへの一切の説明がないご都合展開。
    もう少しなんとかできんのかというのが正直な感想でした。
  • リアルアカウント

    オクショウ/渡辺静

    売れ線要素のゴッタ煮
    2017年5月30日
    サマーウォーズとソード・アート・オンラインとカイジとバトルロワイヤルを抽出して200ぐらいで割って、さらに濾過したような既視感とか元ネタがチラつく中身の薄っぺらい作品です。
    読み始めて1/3もたたないうちに興味を失いましたが、これだけ他人のフンドシで堂々と自分のアイディアみたいにふるまえる感性の鈍さは凄まじいものがありますが、前述した作品群のどのアイディアよりも全てが小粒であり描写力も新鮮味がないので、これを面白がれるというのは、いろんな作品を読んだことがない幼い読者にしかできないだろうなと思います。自分は無理でした。
  • 天の血脈

    安彦良和

    歴史ミステリー
    2017年5月30日
    ガンダムのキャラデザインで名を馳せた安彦良和氏の歴史ミステリー作品です。
    日露戦争前、明治の世となり日本が海の外に出始めて文化世界が広がりつつあった時代、朝鮮半島で歴史研究をすすめる一団が遭遇する、日本・中国・朝鮮・ソ連まで巻き込んだ国家レベルの歴史に隠された闇を解き明かさんとする謀略と冒険のミステリー作品です。
    個人的には安彦氏の絵は読みづらく感じるので苦手です。
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  • ICHI

    篠原花那/子母澤寛

    美麗な新座頭市
    2017年5月30日
    有名な子母澤寛の座頭市から新解釈でスタイリッシュに描いた意欲作です。
    子母澤版では盲目の按摩士であった中年男性設定を、盲目の離れ瞽女(一種の旅芸人)と性別や容姿に生い立ちまで一変させることで、旅慣れ設定や美貌の女剣士という新要素も交え、美貌が引き寄せた道中記であったり剣の評判を買われての用心棒であったりと、様々な舞台で剣を振るいながら、移り行く幕末の乱世の中で生き抜いていく盲目の麗人ICHI(原作リスペクトで座頭の市とは別人)の物語を紡いでいきます。
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  • 遮那王 義経

    沢田ひろふみ

    遮那王の前篇
    2017年5月30日
    後の源義経となる幼名を遮那王とした少年と瓜二つな漂太の出会いから後の数奇な運命を、史実の平安時代から鎌倉時代にかけての源平合戦の中で描いた歴史大作絵巻です。
    IF物語ではあるのですが、ベースである史実部分は考証を忠実になぞっていきますので、遮那王から元服し源義経と名乗って平家を打倒するまでの長い戦いの歴史を少年マンガの視点で描き切った意欲作です。
  • 遮那王 義経 源平の合戦

    沢田ひろふみ

    成長し義経へ
    2017年5月30日
    前作、遮那王の続きです。平安時代の末期、成長し元服する直前の源義経が家臣の武蔵坊弁慶や伊勢三郎らを伴い、平家体制を打倒するまでを描いた歴史絵巻です。
    歴史的にも有名な源平合戦をベースにしていることで、突飛なあらすじや展開では衆目を引けませんので、少年マンガらしい王道的に見せ方と主人公の成長に特化しながら平家打倒までの乱世を生き抜く物語となっています。
    作者はこの時代が好きなのか、時代背景や具足など細かい資料も丁寧に考察しているので、少年マンガらしからぬ重厚さも味わえる作品です。
  • セブン☆スター

    柳内大樹

    いつもの
    2017年5月30日
    不良マンガというか半グレマンガというか、一昔前の暴走族の抗争からチーマーや半グレが跋扈し日常社会にも害悪を広め始めた時代の残滓みたいな作品です。
    かつて、東京の治安が乱れに乱れたとき、それを諌めた伝説の不良たちが、再び危険な香りがし始めた東京を守るべくケンカに明け暮れるという、まあ、設定なんかどうでもいい不良マンガです。
    つか、こういう作品って学校内の頂上決戦か、街のグループ抗争しか焦点がないから、正直、どれも代わり映えしないんよな。
  • 山賊王

    沢田ひろふみ

    マイナーな時代物
    2017年5月30日
    日本史を題材にした作品としてはマイナーになる鎌倉時代の後期、源平の統治機構が崩れ群雄割拠の戦国時代に突入する手前の治世が乱れ公家の力が強い時代。
    父の仇を屠らんと復讐に燃える少年が、野盗集団の頭領として台頭していた楠木正成とともに乱世の中で成長していく作品です。
    少年マンガだけにご都合展開や粗は多いのですが、少年マンガに必要なのは、まずは熱量とばかりに熱い展開と勢いのある作画で、なかなか楽しめる作品です。
  • VIVA! CALCIO

    愛原司

    栄光のミラン
    2017年5月30日
    かなり古い作品ですが、世界最高峰と呼ばれていたセリエA全盛期の、しかも当時の盟主ACミランに若き天才日本人選手が所属したらという、サッカーに夢を抱いていたキッズたちの希望の結晶ともいうべきIF少年サッカーマンガです。
    ミランの黄金期ともいうべきオランダトリオにバレージまで前線から最後尾まで隙のなかった布陣、インテル・ユベントス・パルマ・ローマ・ラツィオ・フィオレンティーナとともにビッグ7と呼ばれるほどハイレベルな群雄割拠だった時代。
    今とは違い海外で日本人選手が活躍するのが夢のようだった頃、本当にマンガとわかっていながらも夢のある展開と活躍に胸を躍らせたものです。
    内容はキャプ○よりはリアル準拠って程度ですが・・・
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  • グラゼニ~東京ドーム編~

    森高夕次/アダチケイジ

    王道プロ野球マンガ
    2017年5月30日
    グラゼニの続編です。
    チームを移籍して球界盟主たるモップスに入団し、チームレベルも所属選手も球団の空気や環境もすべてが違う新たな舞台に圧倒されながらも、持ち前の野球頭脳と技術で再びグラウンドに埋まった銭を掘り当てることができるのか?
    今作では大物移籍選手という扱いで、球団からの過度の期待はもちろん、生え抜きが強い1軍からは強いライバル視、控えや2軍からは大物選手ならではの刺激を与えてくれる手本として育成要素まで期待され、マウンド以外の様々な要素も抱えることになった凡田。新天地で昨シーズン同様の働きを見せつけられるか、これからの活躍がとても楽しみです。
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  • ロックミー アマデウス

    イナベカズ/浅乃帆翔

    また二番煎じかよ
    2017年5月30日
    最初はちょっと期待しました。
    音楽が好きなので音楽を題材にした熱いマンガで面白い作品が読みたいなと。
    でも、すぐに読むのやめました。
    あのクソ駄作、文豪ストレイドッグスと同じだわ。
    偉大な作曲家たち、歴史に残る名曲の数々を、語感の響きだけで名前をパクった異能力なんぞにしくさって、ムダでアタマの悪いバトルマンガにしやがった。
    評価☆1でも高すぎて悔しいぐらい読んで腹が立った。
  • ロクダイ

    コージィ城倉

    六大学
    2017年5月30日
    ほぼ野球マンガ一辺倒のコージィ城倉の東京六大学を舞台にした野球マンガです。
    高校で活躍してもプロへ行かず、より野球を高めるために大学野球へ進んだという謎理論も同氏ならではの熱量で押し切ってしまい、有無を言わせぬまま、野球理論やトレーニング理論、それに対戦していくライバル校の分析など、いつもどおりの理屈づけ優先の拘りコージィ野球が展開していきます。
    まあ、いつもどおりのマンガですよ。
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  • バトルスタディーズ

    なきぼくろ

    一昔前の常識
    2017年5月30日
    甲子園の強豪校といえば作品中に出てくるような全国レベルの新人たちがしのぎを削って限られたポジションを奪い合う過酷な世界。
    とりわけ、作品モデルになったPL学園などは全寮制で極めて上下関係に厳しく、OBが武勇伝気味に過酷な寮生活の体験談を語っているが、作品での過激な描写はあながち間違っていないだろう。
    今日では体罰とか過酷な上下関係が社会問題化して多少は改善されたかもしれないが、案外、今でも続いているのかもしれず、高校野球という世界の裏舞台にスポットライトをあてた貴重な作品なのかもしれませんね。
  • ぢごぷり

    木尾士目

    新米ママ奮闘記
    2017年5月30日
    子どもを授かったことがないので場面場面の機微はわからいけど、なんとなく抱いていた母性ってこんな感じなの?
    ちょいちょいストレスで姉の黒い面が見えますが、俗に新生児を育てている夫婦は夫の頑張りで妻を支える協力構図がないと夫婦間に絆どころか溝ができてしまうというぐらいですから、新しいお母さんの苦労というのは案外こんな感じなのかなと思ってしまいました。
  • 火葬場のない町に鐘が鳴る時

    和夏弘雨/碧海景

    まあまあ
    2017年5月30日
    モンスターパニックホラーとしては面白いです。
    架空の都市伝説に縛られた町で連綿と受け継がれる民族伝承の魔物。
    それを信じる住民とそれに巻き込まれる戻ってきた住民。さまざまな謎をはらみながら怪奇現象だけは起こっていく。ジワジワと忍び寄る恐怖感のような空気はとてもうまいと思います。
    ホラー作品は大別すれば人が怖いサイコホラーと現象が怖いパニックホラーになりますが、本作は超常現象である後者の特性ををうまく仕立てあげていますね。
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  • 煉獄ゲーム

    北野弘務/福原蓮士/江崎双六

    同人ゲームかと
    2017年5月30日
    不条理なゲームに巻き込まれて、間違えれば凄惨な結末、正解すれば延命。まあ、よくあるホラーゲームのコミカライズですな。
    主人公が思慮深いのはいいとしても、間違った根拠、正解である根拠、ゲームに巻き込まれた根拠、ゲームの動悸、あらゆる背景や説明なしで、その場の空気だけで進行する。すべては謎である。
    もうね。こういう安易なテンプレ導入はなんとかならんのか。
    作品内容が薄っぺらすぎる。
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  • 戦渦のカノジョ

    冨澤浩気

    かえって醒める
    2017年5月30日
    まあ、タイトルどおりな中身です。
    平和な日常生活を送っている主人公たち高校生が、突然、世界的なテロリズムによる戦争行為に巻き込まれて右往左往のパニック物。
    テロ?戦争?まあ、いいです。しかし、現実にあてはめると政府なり報道関係なりが完全スルーで平和的に活動を続け、なんら情報を得られないまま紛争地域の危険な状況に翻弄されるって展開は創作物にしてもあまりにも地雑。
    正直、何が描きたいんだと思わざるを得ない作品でした。
  • ギャングキング

    柳内大樹

    ありきたり
    2017年5月30日
    チャンピオンの作品かと思ってたらマガジン系なんですか。
    マガジンは昔は健全な少年マンガしか載せない軸のぶれない雑誌だったのに、随分、変わったものですね。
    ま、それはさておき。高校生にして夢は日本一の堀師という不良に片足突っ込んどきながら生き方は真面目なアウトローがケンカでのし上がってく学園バイオレンス作品です。
    まんま、チャンピオン連載と区別がつかない上に、当初の堀師設定がすぐにあまり関係ない展開に開いた口がふさがりません。
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  • からん

    木村紺

    ネオスポ根?
    2017年5月30日
    現代的なスポ根作品になるのかな?
    女子高の学園ものではあるんだけど、学園生活の部分と柔道の部分が半々ぐらいなので、どちらが主なのかよくわかりません。
    スポ根にしても主人公が今風の俺つえー系で新入生なのにそこそこ通用してしまったり、努力して強くなる過程やライバルと鎬をけずって切磋琢磨する感じでもないので、やっぱり、柔道という部活動をしている学園生活て感じ。
    巻数を重ねていけば上位大会や強豪との対戦とか出てくるようで、それなりにスッポ根比率が高くなるようですが、序盤の印象では続けて読み進めるのが割としんどいです。
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  • DELETE

    川上真司/永田諒

    安易だわー
    2017年5月30日
    リアル鬼ごっこ+バトルロワイヤル。
    2つの有名映画設定を足して刑務所という意味付けをした。ただ、それだけの作品。
    読み進めば隠された真実とか巨大な陰謀論とか作品の深味が出てくるのかなーと思ったら、ただ単にアクションシーンが延々と続くだけ。
    主人公が服役した動機とか、他の受刑者の人生とかおかまいなし。
    ほんと、徹頭徹尾、受刑者同士で殺し合いをさせたいだけ。
    画力があっても非常にアタマの悪い作品。もちろん低評価。
  • 新装版 ミュージアム 分冊版

    巴亮介

    好き嫌いわかれそう
    2017年5月30日
    映画にもなった猟奇連続殺人事件と事件を追う刑事たちとのホラーテイストなヒューマンドラマです。
    それなりに動機や隠された真実などが散りばめられていますが、全体的にグロいです。猟奇殺人だからグロ描写はわかるのですが、序盤は意図やメッセージ性の意味が分からないので恐怖と嫌悪感を煽るだけになっており、序盤でギブアップする方も多いでしょうが、物語の本質部分はその先にあるので、頑張って読み進めていけば、スリリングでサスペンスな物語の本質に辿り着けます。
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  • 池袋ヲトメ道戦記 分冊版

    殿ヶ谷美由記

    世間の偏見
    2017年5月30日
    内向的な大学生が免疫のないオタク的な店舗でバイトをはじめることにより、未知(オタクと呼ばれる人)への不安と理解不能な価値観の世界で右往左往するコメディ作品です。
    ま、オタク社会へ世間が抱いている偏見をそのままマンガにしたって感じだなぁと。これ、あるあるの多さでけっこう作者の偏見をごまかしてる感じがして、あんまり好きになれません。
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  • その娘、武蔵

    田中相

    変わったスポ根
    2017年5月30日
    体格に恵まれ負けん気の強い中学バレーで名をはせた主人公が、一度、バレー熱が冷めてから再起していく物語。
    基本的に体育会系の脳筋で負けん気の強さだけで生きているので、もう卒業したと区切りをつけたバレーの世界で自分が井の中の蛙だと思い知らされた相手を認めて受け入れることによって、再びバレー熱に火がついて燃えていく様を丁寧に描いており、作者のバレー好きと丁寧な描写で面白く読める作品です。
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  • 西遊妖猿伝 大唐篇

    諸星大二郎

    西遊記の本伝的な
    2017年5月30日
    カルト作家として名高い諸星大二郎氏の代表作的な西遊記をベースとした長編大作です。
    本作品は、いわゆるよく知られている西遊記要素が多く、金角・銀角、紅鎧児など有名キャラも多く出ていますが、実写映像や御伽噺的な伝承文学では語り切れていない、当時の凄惨な生活環境や土着的な風習・思想なども丁寧に描かれており、読み物としての西遊記を再現してます。
  • 西遊妖猿伝 西域篇

    諸星大二郎

    カルト作品
    2017年5月30日
    カルト作家として名高い諸星大二郎氏の西遊記をベースとした壮大な冒険譚の異譚です。
    西遊記の原典をベースにしているので非常にスケールの大きな展開から細かな人間や妖怪との問題まで幅広く網羅しており、単純なSFファンタジー対策としても非常に読みごたえがあります。
    もっとも、ストーリーテラーとしての面が強いのでキャラ造形や作画力という部分では現代作家と一線を画していますが、読み物としては面白くカルト人気も高いので一読しておくのも一興です。
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  • ラブやん

    田丸浩史

    田丸節
    2017年5月30日
    一部マニアの間で「超兄貴」の作者として有名な田丸弘史のコメディ作品です。
    おまえら聞いてるか?と言われているような人生裏街道まっしぐらの主人公のもとに、愛のキューピッドが表れて人生が開けて物語が動き出す・・・と思ったら大間違い。
    表れたのはポンコツに輪をかけた天使様。表れた場面はまさに主人公がセルフナニを致そうかと忙しい場面。もう、これだけで破壊力抜群のギャグですが、さらにいいトシしてストライクゾーンは炉利限定。犯罪者予備軍どころかいろいろアウトな主人公にポンコツ天使は愛をもたらすことはできるのか?
    まあ、できないだろうなあw
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  • 五年生

    木尾士目

    最近おおいタイプ
    2017年5月30日
    年齢的には成年でも大人になってる層となりきれてない層。
    そういう過渡期の人間のるつぼたる大学生活で5年目を迎えてしまった後者の主人公。
    周りとの温度差やシビアさを増していく環境をよそに、一向に煮え切らない主人公の自堕落な面を軸に、先を見通せてないダメさ加減とかろうじてつながっている社会に適応し始めた彼女や周辺環境。
    徐々に成長するのか、このままなんとなく生きていくのか。導入部だけでは何とも言えないのですが、正直、早くに覚悟を決めた自分には、続けて読むほどでもない作品だなぁというのが個人的な感想です。
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  • ぱすてる

    小林俊彦

    少年誌だなあ
    2017年5月30日
    少年誌の恋愛ドラマです。
    失恋して傷心真っ最中の学生が、ひょんなことから新しい恋を見つけて意中の子と仲良く付き合っていこうとするティーンズ特有の夢見がちなファンタジー恋愛ドラマです。
    知り合った女性は、まあ現実にはいない男に都合のいい要素だけでできているので人間として非常に薄っぺらい。そんな彼女にどうにか思いを遂げようと奮闘する主人公という構図で、ようするに男目線だけの一方通行ドラマなので扉絵にもなっている意中の女性の内面や葛藤など心理的逡巡などは皆目ありません。
    少年誌のドラマとしてはこんなもんなのですが、こういうもので恋愛感を育てるとロクな人生にならないだろうなあというのが、少年誌読者ではない社会人としての感想でした。
  • にこたま

    渡辺ペコ

    現代的な重さ
    2017年5月30日
    現代的な社会人の結婚適齢期やら家庭もちやら独身貴族やら、そういう世代のヒューマンドラマですが、そういう世代だからこそ起こりえる男女の問題や、心のすれ違いの機微を丁寧に描いています。
    日々、ニュースなどで芸能人の浮気やら不倫に離婚やらが取りざたされていますが、それは芸能人だからニュースになるのであって、巷の市井の人々にも同じような事はおこていて、この作品はそういう状況に焦点をおいて、そこに関わる人たちの心の機微や葛藤を描いています。
    読者層は完全に大人向けですね。
  • 彼女とカメラと彼女の季節

    月子

    思春期ならではの
    2017年5月30日
    主人公は平凡な女子高生。同じクラスの少し違った空気をまとう同級生が気になりますが、偶然から同級生はマイノリティ的な趣味に打ち込んでいてクラスの雰囲気から孤立気味とわかり物語が始まります。
    相手の世界に踏み込んで初めて見える生の表情、そこから2人の距離は縮んでいくのですが、マイノリティゆえの仲間意識か親密な友人として心を許した関係か、真意がよめない主人公は、一方で平凡に人並みの愛情を受ける相手もいたりして、奇妙な人間関係の中で恋慕と友情のはざまに翻弄されながら、不思議な魅力を持つ同級生に振り回されつつどんどん目が離せなくなっていく展開が面白いです。
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  • こはるの日々

    大城ようこう

    パネルマジックに注意
    2017年5月30日
    恋愛モノの定番導入、淡い恋心、可愛く健気な女の子キャラ。
    およそ、パーフェクトな学園恋愛ドラマの数え役満かと思い読み進みますが、すぐに違和感が顔をのぞかせます。
    少しディープ、かなりディープ、ハードにディープな過剰愛情が本当に怖いです。前述のようにキャラが可愛くて健気なものですから、少しいきすぎた一面が作品のフックになってるんだよねと思いたいのですが、どう読んでもヤンデレの前兆のような怖さを醸し出しているので全く安心して読めませんw
    ところで、高校生でも授業でリコーダーって使うの?www
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  • つるつるとザラザラの間

    月子

    まあまあ
    2017年5月30日
    思春期の淡いラブストーリー・・・なんだけど、そこにペットショップの男の子と爬虫類好きの女の子というフィルターがかかることで、うまくいかないもどかしさや恋愛感情が進展するキッカケを2人の共通項である爬虫類(生き物)という小道具がうまく狂言回しとしてハメこむのは面白い切り口でした。
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  • オクターヴ

    秋山はる

    導入なげえ
    2017年5月30日
    夢にあこがれて夢で挫折して、フラフラした生き方だった主人公が現実と目的が混沌とした生活から、これからどう乗り越えて成長していくのだろう?・・・と思わせぶりな導入部を過ぎたらいきなり斜め上に方向転換でビックリ。
    現実ってそんな単純じゃないから、生の温度のある風景を描こうと思ったら、下世話な面とかそういう要素もわかるんだけど、あれだけ導入にリソース割いといて、この方向転換はどうなんだろうと疑問。
    ま、本題は導入部を乗り切ってからの人と人の距離感やいろいろな世界を見ていく中での心模様なので、設定整理のための最初だけ読んでアレ?って立ち止まらず、続けて読んでいくうちに作品の本質がやっと出てきます。
    言葉を選べば丁寧だけど、個人的にはテンポ悪い作品としか・・・
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  • 週刊少年ガール

    中村ゆうひ

    古いショートショート感
    2017年5月30日
    SF作家のショートショートをコミカライズしたような作品でした。
    一応、マンガ作画に関する要素を日常の中に落とし込んだら・・・というIF世界の日常系学園生活ものと括れますが、この手法、もう使い古されているんです。小説の世界では。
    ショートショートゆえに奇抜な設定の説明はなく、短編集だから継続性もなく、思いつきでネタ量産できる手法なので、言葉は悪いですが、一番、安易なSF創作術なので、わざわざコミカライズするからには、二次元的な見せ方に特色や面白さを出せれば意味があるのですが、それも無いとなると・・・
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  • 穴殺人

    裸村

    既視感・・・
    2017年5月27日
    なんか映画で見たことある古典的な展開・・・
    のぞき穴から見える隣の彼女は・・・から始まる奇妙でネジの飛んだ恋愛ドラマという感じですが、大前提の初期設定で飛ばし過ぎてて、どうしても「そこ」の要素がつきまとう偏った展開と特殊な人物しか出せないので、奇をてらいすぎて本質を見失った感が強いです。
    一応、タイトル的な穴にはこだわっていますが、違う、ッポイントはそこじゃない感が強いです。個人的にはハズレ。
  • ドメスティックな彼女

    流石景

    少年漫画?
    2017年5月27日
    少し前に実写化どうこうとニュースでタイトルを覚えていたので読んでみました。(実写は未見。web動画だったらしい)
    ドメスティックといえば最近はすぐDVを連想するネガティブワードですが、実際の意味は「家庭の」「国内の」といった地属的な意味なので、タイトルに落とし込むと「○○の彼女」とまんま直訳ネタバレなワケですが、そこに至るまでの過程が少年誌作品とは思えないほど過激な導入なうえ、その後も、特殊な人間関係と周辺も含めて過激な方向で展開が続くので、少年誌の恋愛ドラマに種別されるものの、かなり異色というかハードルが高い作品になっています。
    とにかく、設定が最初から全開で振り切っているので内容の方がまったく入ってこないです。
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  • ヤサシイワタシ

    ひぐちアサ

    クセの強い恋愛物
    2017年5月27日
    いろいろあってクセが強くなった女子大生と、いろいろあってクセのついた男子学生の恋愛ドラマです。
    が、それぞれのキャラ特性や生い立ち・生き方を通して様々な事情がドロドロと積み重なった果てに行われる純愛なので、まあ、一筋縄ではいきません。
    キャラ造形がしっかりしているので深堀りするとクセの一つ一つが細やかな描写の上で素顔を隠すものだったり生い立ちや環境の中で背負ったものだったり、人物を紐解いていくと実像は非常に繊細な揺れの部分が見えてくるので、そこまで読んでいけば面白くなってきます。
    個人的にはちょっとクセが強すぎてピンとこない。
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  • 白馬のお嫁さん

    庄司創

    新感覚!?
    2017年5月27日
    レビューコメントむずいですw
    近未来のIF世界。遺伝子改造で子どもを産めるようになった見た目女な男の子らと、女の子と付き合いたい女の子と結婚したい見た目男でまんま男の子の危険でスリルに満ちた共同生活という感じで、いや、まあ、男しか出てこない世界なんですが、うっかり間違いを犯しかねない環境で、見た目男で男の子な主人公が理性と劣情と常識のはざまで右往左往する様を楽しむコメディですよ。
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  • りぶねす

    堂本裕貴

    シスコンの魂、百までも…
    2017年5月27日
    可愛くて無邪気でちょっとオバカな妹の日常や学園生活で、妹すきすき大好きなシスコン兄貴が、家でも学校でも大切な妹を心配したり世話を焼いたり飛んだり跳ねたりバトルしたり、当の妹まで巻き込んでテンポよくドタバタを繰り広げる楽しい作品です。
    とにかく妹の造形が可愛くて、コロコロ変わる魅力的な表情、人に好かれる明るい性格、絶賛発育中の健康エッチ要素など、妹のキャラを基本的な軸にしながらも、ブっ飛んだ兄貴だけでなく幼馴染も巻き込んで、学園生活での淡い恋愛模様や、思春期の女の子ならではのお悩み、学園生活でのあるあるなど、妹キャラに依存しつつも振り幅の広い展開で読んでいて飽きません。
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  • 女なのでしょうがない

    近由子

    現実
    2017年4月24日
    面白いという感じではないけどアラサー女子の現実的な視点ってこういう部分だよという感じは男性目線でもすごくわかります。
    社会人経験が一定あれば人物は上辺ではなく実像を見るという意味が理解できるのですが、マンガ作品であればそういう前提を必ずしも読者に求められないので、こういう作風に対して評価が極端に割れてしまうのは仕方がないのかな。と。
    ところで、どう読んでも大人向け作品なのに、なんで「少年マンガカテゴリー」なんですかね?
  • 金の彼女 銀の彼女

    赤衣丸歩郎

    普通
    2017年4月24日
    最初の出し方で少し奇をてらっただけで、基本的な中身はありきたりな逆気質の女の子が登場するラブコメですよね。
    週刊少年誌独特のうっすい画風なので、単純にキャラデザインの好みが評価に出るのではないでしょうか。
    ちょっと走り気味のテンポで情報過多になるのと絵柄でハマらなかったので自分は少し苦手な感じがしました。
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  • この彼女はフィクションです。

    渡辺静

    面白かった
    2017年4月24日
    ばかばかしいけど楽しい作品です。
    ジャンル的にラブストーリー分類なのが謎ですが、絵もテンポもよくてかなり面白いラブコメ作品だと思います。
    先入観を持たずに読んだので画力のクオリティ的にアフタヌーンとか職人系の掲載作品かなと思ったら、なんと少年マガジン作品ですか。軽く驚きました。
    キャラのデザインもいいし展開も面白いのですが短命に終わったのは、逆にマガジンだから作風が浮いてしまったのかな?という気がしないでもなくて勿体ない話です。
  • なるたる

    鬼頭莫宏

    悪くはないけど
    2017年4月24日
    のりりんの作者の作品なんですね。こちらは初見でした。
    最初、読み始めた感じでは、タイトルの印象やのりりんの先入観もあって、ほのぼの日常系SFっぽい印象だったのですが、読み進むにつれてどんどん描写がエスカレートしていって、作者は何を描いて伝えたいのかよくわからない作品になりました。
  • エデンの檻

    山田恵庸

    けっこう面白い
    2017年4月24日
    何気なく読んでみたら荒唐無稽ながらも圧倒されるテンポと熱量でグイグイ引き込まれてしまいました。
    物語の世界観は極めてマンガ的なのですが、モンスターパニック物と見たら非常に群集心理であったり追い詰められた絶望感であったりと、少年マンガ作品とは思えない丁寧さで、一方で誰が集団の中で信じられるのかといったサスペンス面の人間模様もしっかりしているので楽しく読めます。
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  • EDEN

    遠藤浩輝

    純度高めのSF作品
    2017年4月24日
    一目で大友作品の影響の濃さを感じる作品ですが、SF世界の紛争地帯の描写と大友作品よりも豊かな人物描写、それに映画のような描き込みの部分に遠藤作品のスケール感があって、そちらの充実度が素晴らしいので高評価にしています。
  • AKATSUKI-朱憑-

    小出もと貴

    ほぼ台無し
    2017年4月24日
    また、〇〇っぽい系ですか。安直な。
    素人目には某忍者マンガっぽい売れ線の絵にしか見えなくて内容がまったく入ってこないのですが、せっかくの描き込み量も第一印象の時点で台無しになってるのが残念です。某忍者マンガもちゃんと読んだことはありませんが。
    掲載誌の性格が影響したのか、グロテスク方面に派手な描写が許容されるので、子どもっぽさは某作品よりは薄くそれなりに迫力もあるのですが、だからといって、取り立てて魅力になるほどの内容でもないので、ヘタに似ている絵柄な分、余計に作品の魅力薄れてるなーという印象しかないです。
  • ヴァムピール

    樹なつみ

    レディコミっぽい画風
    2017年4月24日
    ホラーファンならタイトルですぐにピンとくるのですが、俗に幽霊が見えるという人がなぜそれを幽霊と認識できるのかを最初の方で異質な感覚として説明しているのは面白いです。
    ただ、本当の意味でダンピールであったりヴァンピールであったりの部分を定説と少し離れた描き方をしているのは、作者さんが単に設定として使いたかっただけなのかなという気がして、ちょっと都合よすぎな気がして残念です。
    無理くりヴァンピール設定にしなくても成立する内容なのが余計に。
    いいね
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  • 黒白

    とりのなん子

    雰囲気作品
    2017年4月24日
    作中のワードから、いわゆる雪女伝承を描いた作品と思って読み始めたのですが、なんとなく、雪女伝承から世界観のイメージを膨らませて、作者がまったく別の民俗学的な伝承文学ベースに落とし込んだ幻想的な奇譚集という感じですか。
    絵の雰囲気はいいので、なんとなく空気感を感じる分にはいいのですが、夢中になって読み込むという感じではないので、少し物足りないです。
  • グリモワールの庭 分冊版

    はる桜菜

    きつい
    2017年4月24日
    絵はそこそこ綺麗でテンポも悪くありません。
    だけど、魔法だなんだとファンタジーな世界観は、昨今の粗雑乱造なラノベ原作アニメのおかげで辟易してるので、非常にアレルギーが強くなっています。
    せめて、指輪物語ぐらい世界観の根底から作るぐらいのスケール感でもあればよいのですが、単に魔法だ超能力だを現代的な価値観である学校だ日常だの上に配置しているだけなので、作品ごとの違いを感じることができません。
    自分にはきついです。
    いいね
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  • FAIRY TAIL

    真島ヒロ

    見覚えのある・・・
    2017年4月24日
    扉絵をパっと見でゴムゴムの麦わらみたいな絵だなと思ったら、中身を読んで、同じ作者じゃないの?とまで思いました。
    最近の少年漫画の流行りということなのかもしれませんが、逆に絵に作家性とか個性というものがないな~と。
    一応、海賊の冒険物な向こうと内容的に差異を作っているようですが、どちらのファンでもなく大して読んでもいない一般層の自分には違いが判りません。
    そういや、大罪も極めて鳥山的な絵だし、なんか、そういう狙った変な傾向でもあるのかね?
  • 町医者ジャンボ!!

    こしのりょう

    まあまあ
    2017年4月24日
    なんか覚えのある作者名だと思ったら、N'sあおいを描いた作者さんだったのですね。
    まず、Dr.コトーを思い出す設定に非常に不安を覚えますが、医療ドラマとしては変化球ながらキチンと描いているので、普通に面白く読めます。
    ただ、キャラ付けとかはこうする必然性があったのかな~とは思うので、つかみを狙った感が少しあざとく感じて残念です。
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  • DAYS

    安田剛士

    アニメ版よりはマシだけど
    2017年4月24日
    テレビアニメ化もされたサッカー漫画です。
    少年の熱い成長描写が得意な作者さんなのですが、とてもサッカーという競技をわかっているとは思えない展開ばかりなのがネックで、作品の本質の方の少年の成長物語という部分だけクローズアップすれば割と面白く読めます。
    サッカーの競技部分だけなら☆マイナス5ぐらいの評価ですが、少年漫画であり人間的な成長過程を丁寧に情熱的に描いた部分は評価できるので、サッカーの試合や競技性を理解できていなければ普通に面白く読める作品という偏った評価です。
  • 軍鶏

    橋本以蔵/たなか亜希夫

    結末は知らない
    2017年4月24日
    作品の世界観だけではなく掲載誌移籍や著者間トラブルなど、色々とセンセーショナルな問題の多い困った人気作品です。
    元々、作品ベースのヒントになった少年犯罪が増えた時代から連載が始まった作品なので、特に初期は掲載誌の性格もあって非常に凶悪犯罪や裏社会の描写が多く、そこから這い上がろうとするダークサバイバル的な作品だったのですが、途中から方向性がブレたのか現実の格闘技界やバトル漫画寄りにシフトし、リアル志向の男塾か刃牙みたいなノリになっていったので途中で読むのやめました。
    途中までは面白いんですけどね。
  • ザ・ファブル

    南勝久

    完全にコントw
    2017年4月24日
    見たことがある画風だと思ったらナニワトモアレを描いていた作者なのですね。
    殺し屋が潜伏するために一般人のフリをして生活するというコントのような設定からおかしいのですが、そのおかしな設定を真面目に突き詰めていくからこそ不思議な面白さが生まれるという独特の世界観です。
    いかにもヤンマガ作品らしい荒唐無稽なアングラワールドですので、ハマる人は選びますが面白い作品です。
  • 僕たちがやりました

    金城宗幸/荒木光

    風刺作?
    2017年4月24日
    現代の社会病ともいえる社会性のない学生ノリで起きる騒動や事件を当事者目線でコミカルに描いた痛烈な皮肉がこもったコメディ作品です。
    意欲のない無軌道な日々をすごすダラダラ学生ライフから、鬱憤晴らしレベルで鬩ぎあう学生社会の描写もリアルで、そんな中から大事件に発展する騒動が起こるという現実の社会問題に通じる世界観が秀逸です。表現は誇張はしていますけども。
    騒動が起こるまでの日常は自分にも覚えがあるよなーレベルの描写なので、その辺も作品に入り込みやすい要素になっているのかも。
    個人的に妙にハマりました。
  • 悪女(わる)

    深見じゅん

    時代性を感じる
    2017年4月24日
    昔、実写ドラマにもなったOLライフを描いた作品ですね。
    時代的に8~90年代という今ほど便利な世の中ではないけれど、まだ日本の商社という世界にステータスと活力があった時代。
    田舎から出てきた新卒社会人が右も左もわからぬ都会の大企業で恋に仕事に奮闘するドラマですが、今でこそ多くなった企業系バックヤード作品の片鱗を作品当時の背景で描いており、それも青年誌ではなく少女漫画でやっていたのですね。驚きです。
  • エマージング

    外薗昌也

    パンデミック
    2017年4月24日
    致死力の高い感染症は現実に存在し、その感染症が未知のレベルで身の回りで起きたらというIFパニックドラマです。
    ニュースなどで病名や感染症として知識はうっすらとはありましたが、その恐ろしさを対処不能という極限のレベルで描いており、爆発的に感染する緊迫感と感染したら最後という絶望感、一縷の望みをかけて奮闘する医療現場の臨場感を描いたドラマとして、とても引き込まれました。
  • ボールルームへようこそ

    竹内友

    無題
    2017年4月24日
    社交ダンスは優雅な舞踏会の煌びやかさだけではなく、国際大会もあるぐらいアスリートの面があるわけで、この作品では後者の競技者の目線で社交ダンスを描いています。
    でも、中学生が進路に迷う中で選ぶ道として素人からプロのダンサーの世界というのはどうなのかと。まあ、少年漫画ならではなのですが。
    作中ではキチンと基本の姿勢やステップから、大会競技として社交ダンス大会を見た時の視点、実際にダンサーとして踊る選手の目線、様々な角度から丁寧に情熱的に社交ダンスを描いているので好感はもてるのですが、そもそも論で社交ダンスへの興味という点で作品にのめりこめないので、あったら楽しく読めるけど追いかけてまで読まないという感じで評価は中間の星3です。
  • GREEN WORLDZ

    大沢祐輔

    既視感!!!
    ネタバレ
    2017年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 彼岸島じゃねーか!

    読んで最初に出た感想です。
    アイアムアヒーローでもいいです。
    モンスターの設定を変えただけで、内容はほぼ同じ。
    未知のクリーチャーが世界を埋め尽くして生き延びた人間らが抗う「ありふれたサバイバルホラー」
    まったく迷わず星1つ。
  • ハレ婚。

    NON

    そういう意味か!w
    2017年4月23日
    どこかでタイトルを聞いた気がして有名な作品なのかなと思い試し読みをはじめたら、これが意外なほど面白くてハマりました。
    タイトルの意味は作中の重要キーワードなのですが、それを置いておいてもテンポの良さとキャラクターの躍動感、コメディ系恋愛ドラマのキモたる心理描写や駆け引きなど、本当に活き活きと表情豊かに描かれていて、とても面白い作品でした。
  • 銀行渉外担当 竹中治夫 ~『金融腐蝕列島』より~

    こしのりょう/高杉良

    社会派金融マンガ
    2017年4月23日
    世間的にはドラマ半沢直樹で脚光を浴びた金融業界系の作品ですが、本作はもっと前から金融業界にはびこる闇の部分に焦点を当てた「金融腐敗列島」から起こされたコミカライズ作品です。
    時代的にバブル期に横行した総会屋や不良債権対策として銀行を屋台骨から支える渉外担当が金融業界独特の深い闇の問題に対して影ながら立ち向かうドラマ作品です。
    ただ、ちょっと画風にキレというか緊迫感が伝わりにくい印象がするので、ちょっと残念だなあと思います。
    絵の雰囲気がよければ内容とあわさってもう少し評価を上げるのですが。
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  • クダンノゴトシ

    渡辺潤

    人の牛と書いて件
    2017年4月23日
    幻獣とも神獣とも称される「件(くだん)」の伝承に基づいたホラー作品です。
    作中でも紹介されるように諸説ありますが、人の生き死にを予見する人面牛体の妖怪(?)が現代にいたらというIFホラー作品で、出会うと7日後に死ぬというどこかで聞き覚えのある無理設定が、なおさら人知を超えた恐怖を喚起し、精神的に追い詰められながらも死の運命から抗おうとするパニックホラー作品となっています。
    まあ、ホラー映画ファン目線では色々と詰め込み過ぎてツッコミどころ満載なのですが。
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  • 銀座からまる百貨店お客様相談室

    鈴木マサカズ/関根眞一

    斬新!
    2017年4月23日
    昨今、社会的に激増し問題となっているクレーマー対応という百貨店のお客様相談口を舞台にした異色作です。
    本当に問題があって苦情を入れるお客様とクレームを入れるのが仕事や趣味のようなモンスタークレーマー、どちらも販売業にとっては同じお客様。平身低頭、しかし、店舗の価値や威厳を損ねない折り合いを探さねばならない胃がキリキリ痛むそんな部署。
    その顧客対応を巡って繰り広げられる駆け引きや葛藤、クレームという切り口からギリギリの攻防と様々な人間ドラマをコメディタッチで描いた面白い作品でした。
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  • Over Drive

    安田剛士

    こちらの方が好み
    2017年4月23日
    DAYSの作者が描いていた自転車競技作品です。
    サッカー系の作品ではまったく競技性が描けない同作者なのですが、個人競技なら場面展開が絞られるのか、独特のテンションと熱い展開に集中できるので面白く読めます。
    世間的に人気があるのはサッカー漫画の方のようですが、個人的にはこっちの方が楽しめました。
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  • 風のシルフィード

    本島幸久

    他に類を見ない動物熱血作品
    2017年4月23日
    少年マガジンの歴史の中でも代表作の一つといえる異色の名作です。
    少年漫画にそぐわない競馬というジャンルの中で、馬と人間、競走馬と騎手という一種のバディ関係が生み出す熱いドラマが、まさに王道的な少年漫画の必須要件たる友情・熱血・成長・絆という要素を満たして人気作たりえたのです。
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