レビュー
今月(4月1日~4月30日)
レビュー数0件
いいねGET2件
シーモア島


投稿レビュー
-
-
好みが分かれる2019年8月20日無料お試し作品で気に入った神寺千寿さんの別作品です。ただ、その作品よりもロリロリ度高めというか、それしか描かない職人作家さんなので、ちょっと好みとはズレました。デザインも内容もかなりファンタジーな創作系なので、ロリでエロならなんでもいいという人向け。
いいね
0件 -
重量感と弾力あるムッチリボディの第一人者2019年8月20日肉感むちむちボディが得意のアダルトコミック作家ちゃたろー氏の作品です。著者の作品では奈美SOSが有名ですが、この本からも同作に連なる設定のエピソードがあったり、関係なくてもその弾けんばかりのぷるるんボディがあらぬ限りの痴態を繰り広げる、どこをとっても濃厚こってり味を堪能できる一冊でした。
いいね
0件 -
古き良き美麗アダルトアニメ感2019年8月20日無料お試しで発見した、かわらじまコウ氏の作品です。90年代のアダルトアニメやゲームでよく見た独特の美麗デザインや美少女作画で一発で当たり作品と確信。非常にアニメチックな線画やエロアニメ的な内容は慣れないとマンガ感を感じにくいのですが、非常に高い作画クオリティと一枚絵の美しさをそのままマンガにした面白い作品です。内容は全然美しくないのですがw
いいね
0件 -
この濃厚さをこんなライト展開で!2019年8月20日特徴的な肉感熟れ熟れボディのオバさんを描くエロコミック作家の海野幸氏の作品です。まあ、出てくるオバさんというオバさん、みんなエロくて汁気たっぷり。色々なシチュエーションでアウト系の話をどんどん繰り広げます。低年齢コミック誌に通じるコミカルな表情作画が、なんかクセになる不思議な魅力があります。
いいね
0件 -
アウトだけど創作だから(震え2019年8月20日無料作品で単話読みして気に入ったので全エピ購入。ロリロリでアウトな内容の作品を得意とする神寺千寿氏の作品です。いつ頃、描かれたものかはわかりませんが、最近の作品のベースになる前日譚的な作品です。アパートに越してきた兄妹を襲う悲劇の展開ですが、まあ、ありえない展開こそエロコミックの醍醐味という事で、単純に絵と内容がハマるかどうかが評価に出ますね。
いいね
0件 -
結局いつもの2019年8月20日非常に高い画力を誇るエロ劇画作家、八月薫氏の新作です。しかし、タイトルは変われど内容はいつもどおりな「本当にあった系」。むしろ、そう割りきって読めば、抜群の作画力に安定したクオリティの同氏の作品を存分に楽しめます。
いいね
0件 -
-
-
毎度おなじみ2019年8月20日成人エロ劇画誌でお馴染みの間宮聖士さんの作品です。真っ白で肉感的なCG作画はいろいろな誌面で見れるので非常に人気のある作家さんです。今回もご多分にもれず熟年主婦の痴態物。どろどろの濃厚エロスでさえアッサリと見せるCG作画が淡白な印象を与えますが、慣れると非常に興奮する作画力の安定した作家さんです。今作もよし。
いいね
0件 -
安心の間宮作画2019年8月20日成人エロ劇画誌でよく見かける間宮氏の作品です。特徴的なCG作画で熟年夫婦の痴態を描かせたら天下一品。様々なシチュエーションで乱れ狂う様は非常に興奮します。
いいね
0件 -
つぼみのつぼみ2019年8月20日人気AV女優つぼみさんのグラビア写真集です。といっても、過激な露出があるわけでなく、つぼみさんのイメージ的なスク水とレオタードでポーズを撮ったグラビア画像があるだけ。まあ、熱狂的なファン向けです。
いいね
0件 -
世界中の鬱を抱えてる人たちに謝れ2019年3月24日期間限定無料にあったので読みました。
まず正直に言いますが自分は長らく鬱病を抱え続けています。
田中圭一の「うつ抜け」のように何か共感できる「あるある系マンガ」かと思い読み始めましたが大間違いでした。
鬱は程度も苦しみ方も個人個人で違うので自分の経験測も絶対的な正解になりえないと分かっていますが、この作品は余りにもひどすぎる。
こんな独りよがりな陰隠滅滅思考なだけの薄っぺらい人物像だけで気楽に鬱とかぬかすな!
簡単に外出できる行動意欲、店舗照明を辛いとさえ思わない普通の感覚、出前の電話が普通にできる社会性、何より物を食べて味を感じ取れる当たり前の状態のどこにどんな鬱症状があるんだ?
なんちゃって鬱、仮面鬱、鬱っぽい・・・と同じで、おおよそ鬱病というポジションマウントを取りたいがための安易なタイトル付け。それで中身はただの愚痴と不満のオンパレードだけ。おおよそ作者の考える鬱状態の思考ってこんなもん感が満載すぎの記号キャラ。鬱病は愚痴や不満やストレスを外に吐露できないから心が壊れるんだよ。こんな健全なキャラのどこが鬱だ!
ハッキリ言って、この作者は鬱病の経験もなく鬱の理解もなく、記号としての鬱像を作り上げ、現実に鬱病を抱えてる人たちを間接的な笑い者にしてメシを食ってる自覚がない。
こんなクソみたいな作品は今まで読んだことがない。☆1でも多すぎる! -
力こそパワー2017年5月30日絵柄的に少年誌のケンカつえー格闘マンガかなと思って読み始めたら青年誌のマトモな総合格闘技モノでした。
バレー部では圧倒的な無双状態で燻っていた主人公が、ふとしたキッカケから格闘技にふれ、自身のルーツである空手と強烈なフィジカルをもってしても勝てない相手を超えるため、少しづつ総合格闘技への道に進んでいく物語です。
まず、面白いのが主人公の性格がかなりダークです。誰が相手でも圧倒する自負があるからバレー部では満足できずフラストレーションを溜めていたところ、自ら視界に飛びこんできた獲物に逆に圧倒される展開から、恨みでも復讐でもなく純粋に自分の全力を開放して叩きのめす満足感を得るため、暗い情熱を糧にしながらも、より深く格闘技に傾倒していく流れは非常に熱いです。
格闘技マンガに多いトンデモ技や不可能動作はないのですが、キチンと技術体系を整理したアクションを見せる分、動きの連続性や瞬間の攻防という機微が失われて残念な部分もあるのですが、それでも「オールラウンダー廻」と同様にキチンとした技術考証による格闘描写はリアリティがあってなかなか楽しめます。いいね
0件 -
赤の歴史2017年5月30日カルトマンガ家として本家も分家も名高い山本直樹氏の作品です。
テーマは日本の近代史上の暗部の一つである連合赤軍と左翼闘争のドキュメンタリーで、組織名や人物名はボカしていますが、ほぼ実在の出来事や人物をなぞった再現をしています。
史実としての連合赤軍が関わった事件や資料は現代のネット社会では容易に閲覧することができますが、本作では関係者の言葉などからの主観性、捜査当局や公開情報からの客観性の両方のバランスを取りつつ、なぜ、あの時、彼らは思想を深め武力闘争にまで走っていったのか。どのような背景が彼らをそこに誘えたのか。組織内の集団心理として誰も暴走を止められなかったのか。あさ間山荘に追いつめられる頃の極限状態とはどのようなものだったのか。
そうした一連の事件の背景や本質の部分を詳らかにすることに重点を置いており、高いドキュメンタリー性を追求したがゆえに、かなり危うい匂いをはらんだ緊張感の高い作品となっています。 -
ロードバイク2017年5月30日世間のロードバイクブームに敏感だったのか、かなり早い時期からロードバイクの世界を先取りしてきた鬼頭莫宏氏の作品です。
クルマ至上主義の主人公が自転車至上主義の少女と出会い、少女一家に感化されていくうちにロードバイクの魅力に目覚めていくという内容ですが、面白いのは、クルマ社会の社会人として生きてきた主人公のため、クルマから見た自転車の危険性の認識や経済力があるからお金がかかるロードバイクの世界へもすんなり移行できたこと。また、主人公の仲間もお互いに感化されたり影響されたり付き合いだったり、スタンスは様々ですが、いろいろな形で自転車の世界に楽しみを見つけていくフレキシブルさをもてたこと。この辺は少年誌の登場人物では現実的に難しい経済問題がついてくるので、青年誌ならではの流れなのかなと。
あと、ほとんどの自転車万歳作品がスルーしたがる「事故」の凄惨さも真正面から描いているのは好感が持てます。
もっとも、「ぼくらの」や「なるたる」でチョイチョイとネガティブ面の演出もしてきた作者さんだけに、魅力アピールだけでなくキチンとロードバイクの暗い部分も描きたかったということでしょうか。一部では作品評価が分かれるポイントと言われていますが、個人的には大事な部分だと思い高く評価しています。 -
ねんしょうぐらし!2017年5月30日「がっこうぐらし!」のハード版ですよ。ウォーキング・デッドも入ってるか?
例によって例のごとく「謎のゾンビ感染」で都市壊滅、生き残った人類サバイバルというテンプレどおりの例のアレです。
最初に主人公が冤罪で少年院に入る場面がありますが、とても凶悪犯罪を犯せそうになく内向的でおとなしいキャラづけのための冤罪要素な訳で、その後も後付けでその事件の説明とか家族との関係性をチラ見せしますが、そこに大した意味は持たせず、とにかく徹頭徹尾、全力でパニックの方を集中的に描く方向で振り切ってます。まだ、彼岸島の方が丁寧に話すすめてます。
主人公以外の他の主要キャラ3人との刑期差とかギャグかもしらんけど笑ってしまいました。たぶん、そこまで考えてないだろと。
まあ、粗はいくらでも掘り起こせるのですが、肝心の作品内容の方はありきたりで捻りがありません。むしろ、展開よりもテンポや衝撃描写に重点を置いた感じなのでホラー作品というよりはモンスターアクション作品という感じですね。いいね
0件 -
空想三國志2017年5月30日前作の途中まではリアルタイムで連載誌を読んでいたので久しぶりに続きから読んだらトンデモ展開になっていてビックリ。
非常に長期連載なので初期からずっと追いかけている筋金入りファンならともかく、この作品から入った人は「これが三國志か!?」と絶句してしまうでしょう。
前作は最初に完全なIF設定としてファンタジー描写を収めているので、三國志世界でのファンタジー物と理解できるのですが、このシリーズは最初から「その辺り」を織り込み済みで話を進めるので混乱してしまいがちかと。
ところで、「諸葛亮孔明」はなぜ、どの作品でも「諸葛孔明」呼ばわりなのだろう?
三国時代の名前は性と名と字名の3種組なので、「諸葛孔明」と呼ぶなら「劉備玄徳」は「劉玄徳」となるのだが、そのように字名の使い方まで徹底している作品を見たことがないのだが、誰が日本で最初に間違いを広めたのやら? -
また・・・2017年5月30日少年誌お得意のマンガサッカー物です。サッカー物のマンガではないです。
キャプテン翼の時代から何年たっても、少年誌のサッカーはボールを持っている選手しか走りません。少林サッカーのような不可能なカラダの使い方と無尽蔵の体力、距離感や時間の流れのない展開に、DFの前まで来たら華麗なチートテクニックか実現不可能な抜き技で突破。あとは、お決まりの超絶ビューティフルゴール。
もう、絵柄が変わろうが設定が変わろうが、やることは毎回同じ。
おそらく、本格的なサッカー経験がない素人作家が安易に描きたがるからサッカーの競技性を本質的に理解できておらず作品にテレビゲーム的な断片でしか落とし込めないからでしょう。
派手な見せ方は未熟なサッカー少年に夢を与える目的には向いているので人気なのかもしれませんが、ある程度、サッカーを知っている読者にとっては苦痛に近いものがある作品となっているのです。 -
好き嫌いハッキリでる作品2017年5月30日実写映画化もされるという「ぼのぼの」のいがらしみきお氏が作画を担当した異色作。
凶悪犯罪の受刑者が多く登場することで内容はかなり生々しく凄惨な場面も多いのですが、「ぼのぼの」に通じる同氏独特のコミカルな絵柄だけに、凄惨さを薄めるためのマイルド要素のはずが、逆にコミカルな絵柄なのに内容はどんどんハードになっていく感覚のズレが気持ち悪さを増幅し読後感は非常に厳しいものがあります。
内容的には現在進行形で起きている事件部分と事件そのものを構築している部分の2重構造のミステリーになっており、その両方で多くの人間関係が複雑に入り組んでいくので、気軽に読み流すと人物把握ができず内容や推移が理解しにくいので、読むなら一挙読みがおすすめです。
最終的には全容が収束していく中、最後の最後で予想外の方向に飛び火してしまうのが、この作品の根底にある犯罪への警鐘なのか人間が抱える闇の深さなのか、いずれの意図なのかはわかりませんが、これまたよい後味にはなりません。 -
単純につまらん2017年5月30日現代の臨死体験から魂だけ過去に行っちゃって、過去世界で特定の人間にしか知覚されない未来予知ができる幽霊扱いという、とんでもない切り口を堂々と言ってのけたIF空想な歴史改変マンガです。
作画がやたらと、かわぐちかいじに通じるモノがあるのは意図的なのかもしれませんが、逆に作家のオリジナリティは致命的なまでに失っており、さらに、中途半端なタイムパラドックスの弾性要素を演出したがために、余計にストーリーが破綻。かわぐちかいじフォロワーがSNSで描いた二次創作感が強いB級作品となっています。
一方、戦闘シーンの緊迫感などは御大にはかなわないものの、それなりにリアリティと熱量があるので作者の趣味の部分だと思いますが、戦艦や装備考証などはあまりにも線が整いすぎているので、これは資料トレースではないのかな~といぶかしい思いです。いいね
0件 -
PMCの事務採用?2017年5月30日民間人が戦場で仕事といえば、一昔前ならエリア88の外人部隊、最近でもヨルムンガンドなどのPMCが知られつつありますが、この作品もそういう系です。
といっても銃を持って最前線ではなく、後方の戦術オペレーターという感じなのが、これまでの作品と切り口が違い面白い要素です。
主人公は無職になったニート戻り組。もともとゲームやラノベが趣味だったので、新しい組織でもゲーム感覚で戦術オペレートを早くに習得。しかし、習得の過程で実戦指示をゲーム感覚で行ってしまい、人の生き死にに簡単に踏み込んだショックで壊れそうになりますが、日常に戻れても地獄でしかないという生々しい状況から再び新しい地獄である「仕事」に向かっていきます。
まあ、逆に戦争という凄惨要素をゲーム的な落とし込みをすることで素人の中から使える人材を造り上げるという発想は斬新だったなと。 -
-
-
栄光のミラン2017年5月30日かなり古い作品ですが、世界最高峰と呼ばれていたセリエA全盛期の、しかも当時の盟主ACミランに若き天才日本人選手が所属したらという、サッカーに夢を抱いていたキッズたちの希望の結晶ともいうべきIF少年サッカーマンガです。
ミランの黄金期ともいうべきオランダトリオにバレージまで前線から最後尾まで隙のなかった布陣、インテル・ユベントス・パルマ・ローマ・ラツィオ・フィオレンティーナとともにビッグ7と呼ばれるほどハイレベルな群雄割拠だった時代。
今とは違い海外で日本人選手が活躍するのが夢のようだった頃、本当にマンガとわかっていながらも夢のある展開と活躍に胸を躍らせたものです。
内容はキャプ○よりはリアル準拠って程度ですが・・・いいね
0件 -
王道プロ野球マンガ2017年5月30日グラゼニの続編です。
チームを移籍して球界盟主たるモップスに入団し、チームレベルも所属選手も球団の空気や環境もすべてが違う新たな舞台に圧倒されながらも、持ち前の野球頭脳と技術で再びグラウンドに埋まった銭を掘り当てることができるのか?
今作では大物移籍選手という扱いで、球団からの過度の期待はもちろん、生え抜きが強い1軍からは強いライバル視、控えや2軍からは大物選手ならではの刺激を与えてくれる手本として育成要素まで期待され、マウンド以外の様々な要素も抱えることになった凡田。新天地で昨シーズン同様の働きを見せつけられるか、これからの活躍がとても楽しみです。いいね
0件 -
-
まあまあ2017年5月30日モンスターパニックホラーとしては面白いです。
架空の都市伝説に縛られた町で連綿と受け継がれる民族伝承の魔物。
それを信じる住民とそれに巻き込まれる戻ってきた住民。さまざまな謎をはらみながら怪奇現象だけは起こっていく。ジワジワと忍び寄る恐怖感のような空気はとてもうまいと思います。
ホラー作品は大別すれば人が怖いサイコホラーと現象が怖いパニックホラーになりますが、本作は超常現象である後者の特性ををうまく仕立てあげていますね。いいね
0件 -
好き嫌いわかれそう2017年5月30日映画にもなった猟奇連続殺人事件と事件を追う刑事たちとのホラーテイストなヒューマンドラマです。
それなりに動機や隠された真実などが散りばめられていますが、全体的にグロいです。猟奇殺人だからグロ描写はわかるのですが、序盤は意図やメッセージ性の意味が分からないので恐怖と嫌悪感を煽るだけになっており、序盤でギブアップする方も多いでしょうが、物語の本質部分はその先にあるので、頑張って読み進めていけば、スリリングでサスペンスな物語の本質に辿り着けます。いいね
0件 -
世間の偏見2017年5月30日内向的な大学生が免疫のないオタク的な店舗でバイトをはじめることにより、未知(オタクと呼ばれる人)への不安と理解不能な価値観の世界で右往左往するコメディ作品です。
ま、オタク社会へ世間が抱いている偏見をそのままマンガにしたって感じだなぁと。これ、あるあるの多さでけっこう作者の偏見をごまかしてる感じがして、あんまり好きになれません。いいね
0件 -
田丸節2017年5月30日一部マニアの間で「超兄貴」の作者として有名な田丸弘史のコメディ作品です。
おまえら聞いてるか?と言われているような人生裏街道まっしぐらの主人公のもとに、愛のキューピッドが表れて人生が開けて物語が動き出す・・・と思ったら大間違い。
表れたのはポンコツに輪をかけた天使様。表れた場面はまさに主人公がセルフナニを致そうかと忙しい場面。もう、これだけで破壊力抜群のギャグですが、さらにいいトシしてストライクゾーンは炉利限定。犯罪者予備軍どころかいろいろアウトな主人公にポンコツ天使は愛をもたらすことはできるのか?
まあ、できないだろうなあwいいね
0件 -
少年誌だなあ2017年5月30日少年誌の恋愛ドラマです。
失恋して傷心真っ最中の学生が、ひょんなことから新しい恋を見つけて意中の子と仲良く付き合っていこうとするティーンズ特有の夢見がちなファンタジー恋愛ドラマです。
知り合った女性は、まあ現実にはいない男に都合のいい要素だけでできているので人間として非常に薄っぺらい。そんな彼女にどうにか思いを遂げようと奮闘する主人公という構図で、ようするに男目線だけの一方通行ドラマなので扉絵にもなっている意中の女性の内面や葛藤など心理的逡巡などは皆目ありません。
少年誌のドラマとしてはこんなもんなのですが、こういうもので恋愛感を育てるとロクな人生にならないだろうなあというのが、少年誌読者ではない社会人としての感想でした。 -
思春期ならではの2017年5月30日主人公は平凡な女子高生。同じクラスの少し違った空気をまとう同級生が気になりますが、偶然から同級生はマイノリティ的な趣味に打ち込んでいてクラスの雰囲気から孤立気味とわかり物語が始まります。
相手の世界に踏み込んで初めて見える生の表情、そこから2人の距離は縮んでいくのですが、マイノリティゆえの仲間意識か親密な友人として心を許した関係か、真意がよめない主人公は、一方で平凡に人並みの愛情を受ける相手もいたりして、奇妙な人間関係の中で恋慕と友情のはざまに翻弄されながら、不思議な魅力を持つ同級生に振り回されつつどんどん目が離せなくなっていく展開が面白いです。いいね
0件 -
まあまあ2017年5月30日思春期の淡いラブストーリー・・・なんだけど、そこにペットショップの男の子と爬虫類好きの女の子というフィルターがかかることで、うまくいかないもどかしさや恋愛感情が進展するキッカケを2人の共通項である爬虫類(生き物)という小道具がうまく狂言回しとしてハメこむのは面白い切り口でした。
いいね
0件 -
導入なげえ2017年5月30日夢にあこがれて夢で挫折して、フラフラした生き方だった主人公が現実と目的が混沌とした生活から、これからどう乗り越えて成長していくのだろう?・・・と思わせぶりな導入部を過ぎたらいきなり斜め上に方向転換でビックリ。
現実ってそんな単純じゃないから、生の温度のある風景を描こうと思ったら、下世話な面とかそういう要素もわかるんだけど、あれだけ導入にリソース割いといて、この方向転換はどうなんだろうと疑問。
ま、本題は導入部を乗り切ってからの人と人の距離感やいろいろな世界を見ていく中での心模様なので、設定整理のための最初だけ読んでアレ?って立ち止まらず、続けて読んでいくうちに作品の本質がやっと出てきます。
言葉を選べば丁寧だけど、個人的にはテンポ悪い作品としか・・・いいね
0件 -
少年漫画?2017年5月27日少し前に実写化どうこうとニュースでタイトルを覚えていたので読んでみました。(実写は未見。web動画だったらしい)
ドメスティックといえば最近はすぐDVを連想するネガティブワードですが、実際の意味は「家庭の」「国内の」といった地属的な意味なので、タイトルに落とし込むと「○○の彼女」とまんま直訳ネタバレなワケですが、そこに至るまでの過程が少年誌作品とは思えないほど過激な導入なうえ、その後も、特殊な人間関係と周辺も含めて過激な方向で展開が続くので、少年誌の恋愛ドラマに種別されるものの、かなり異色というかハードルが高い作品になっています。
とにかく、設定が最初から全開で振り切っているので内容の方がまったく入ってこないです。いいね
0件 -
クセの強い恋愛物2017年5月27日いろいろあってクセが強くなった女子大生と、いろいろあってクセのついた男子学生の恋愛ドラマです。
が、それぞれのキャラ特性や生い立ち・生き方を通して様々な事情がドロドロと積み重なった果てに行われる純愛なので、まあ、一筋縄ではいきません。
キャラ造形がしっかりしているので深堀りするとクセの一つ一つが細やかな描写の上で素顔を隠すものだったり生い立ちや環境の中で背負ったものだったり、人物を紐解いていくと実像は非常に繊細な揺れの部分が見えてくるので、そこまで読んでいけば面白くなってきます。
個人的にはちょっとクセが強すぎてピンとこない。いいね
0件 -
シスコンの魂、百までも…2017年5月27日可愛くて無邪気でちょっとオバカな妹の日常や学園生活で、妹すきすき大好きなシスコン兄貴が、家でも学校でも大切な妹を心配したり世話を焼いたり飛んだり跳ねたりバトルしたり、当の妹まで巻き込んでテンポよくドタバタを繰り広げる楽しい作品です。
とにかく妹の造形が可愛くて、コロコロ変わる魅力的な表情、人に好かれる明るい性格、絶賛発育中の健康エッチ要素など、妹のキャラを基本的な軸にしながらも、ブっ飛んだ兄貴だけでなく幼馴染も巻き込んで、学園生活での淡い恋愛模様や、思春期の女の子ならではのお悩み、学園生活でのあるあるなど、妹キャラに依存しつつも振り幅の広い展開で読んでいて飽きません。いいね
0件 -
-
-
-
きつい2017年4月24日絵はそこそこ綺麗でテンポも悪くありません。
だけど、魔法だなんだとファンタジーな世界観は、昨今の粗雑乱造なラノベ原作アニメのおかげで辟易してるので、非常にアレルギーが強くなっています。
せめて、指輪物語ぐらい世界観の根底から作るぐらいのスケール感でもあればよいのですが、単に魔法だ超能力だを現代的な価値観である学校だ日常だの上に配置しているだけなので、作品ごとの違いを感じることができません。
自分にはきついです。いいね
0件 -
-
無題2017年4月24日社交ダンスは優雅な舞踏会の煌びやかさだけではなく、国際大会もあるぐらいアスリートの面があるわけで、この作品では後者の競技者の目線で社交ダンスを描いています。
でも、中学生が進路に迷う中で選ぶ道として素人からプロのダンサーの世界というのはどうなのかと。まあ、少年漫画ならではなのですが。
作中ではキチンと基本の姿勢やステップから、大会競技として社交ダンス大会を見た時の視点、実際にダンサーとして踊る選手の目線、様々な角度から丁寧に情熱的に社交ダンスを描いているので好感はもてるのですが、そもそも論で社交ダンスへの興味という点で作品にのめりこめないので、あったら楽しく読めるけど追いかけてまで読まないという感じで評価は中間の星3です。 -
-
社会派金融マンガ2017年4月23日世間的にはドラマ半沢直樹で脚光を浴びた金融業界系の作品ですが、本作はもっと前から金融業界にはびこる闇の部分に焦点を当てた「金融腐敗列島」から起こされたコミカライズ作品です。
時代的にバブル期に横行した総会屋や不良債権対策として銀行を屋台骨から支える渉外担当が金融業界独特の深い闇の問題に対して影ながら立ち向かうドラマ作品です。
ただ、ちょっと画風にキレというか緊迫感が伝わりにくい印象がするので、ちょっと残念だなあと思います。
絵の雰囲気がよければ内容とあわさってもう少し評価を上げるのですが。いいね
0件 -
斬新!2017年4月23日昨今、社会的に激増し問題となっているクレーマー対応という百貨店のお客様相談口を舞台にした異色作です。
本当に問題があって苦情を入れるお客様とクレームを入れるのが仕事や趣味のようなモンスタークレーマー、どちらも販売業にとっては同じお客様。平身低頭、しかし、店舗の価値や威厳を損ねない折り合いを探さねばならない胃がキリキリ痛むそんな部署。
その顧客対応を巡って繰り広げられる駆け引きや葛藤、クレームという切り口からギリギリの攻防と様々な人間ドラマをコメディタッチで描いた面白い作品でした。いいね
0件 -
こちらの方が好み2017年4月23日DAYSの作者が描いていた自転車競技作品です。
サッカー系の作品ではまったく競技性が描けない同作者なのですが、個人競技なら場面展開が絞られるのか、独特のテンションと熱い展開に集中できるので面白く読めます。
世間的に人気があるのはサッカー漫画の方のようですが、個人的にはこっちの方が楽しめました。いいね
0件