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今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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  • 理想の恋人 姫宮くん【特典付き】

    木田さっつ

    高評価通り
    2019年11月11日
    レビューと無料分を読んで購入。
    間違いなしでした。
    互いに相手に対して隠していること、抱えていることがあるのですが、それは邪悪なものではなく相手に愛されたい、相手を大切にしたいという思いからであって、でもこれは自分のエゴではないかと思い悩んだり、二人の葛藤が理解出来ました。
    周囲の人々も良い。特に亡くなったおばあちゃん。
    作家さんお得意の体格差も楽しめたし、見た目に反するギャップも良かったです。
  • 春待ちつぼみの恋わずらい【新装版】【ペーパー付】

    美和

    可愛い
    2019年9月1日
    真面目メガネ男子と年下ヤンキーカプ。

    年下ヤンキーがガンガン攻める設定はよくあるが、この作品ではヤンキー陵介が途中でメガネ男子の歩に見合うために学校生活も私生活も見直して(見た目は変わらないが)しっかりしていくところが頼もしい。
    高校生カップルらしく付き合いの展開もゆっくりで、いきなり体の関係から入るような設定の作品が多い中、新鮮。

    脇で良いのは弟のヤンキーくん。兄の歩想いだし二人を見守ってる感じも良い。
    こっちサイドも読んでみたい。
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  • SV、恋の進捗について。

    中田アキラ

    コンビニシリーズ
    2019年9月1日
    コンビニシリーズのSV米村編。

    米村の面倒見の良さが際立つ。私生活まで気遣って貰ったら勘違いするだろうし、年下の浅野くんの不安も分かる。
    自分と同じように面倒を見てる子がいれば、自分は米村にとっての特別なのか、たまたまタイミングが合っただけでいつでも取り替えられてしまうのかとハラハラする。
    読者サイドから見れば、多分タチ専だった米村が受けに回ってあげるくらい浅野くんは特別なのだろうと思うけれど、どう特別なのか、他の人たちとどう違うのか、はっきり言葉にしてあげるのも大切。

    くっつくまでの過程も大変だけど、それからの関係維持も大変。
    言葉にしなくても態度で分かるでしょ、という解きもあるかも知れないが、特に若い浅野くんには言葉で伝えるのも必要かも。

    中田さん、ますます絵がキレイ。
    米村の仕事モードの時のキリッとした雰囲気とオフモードののユルッとした感じ、でも色気もあって素敵。
    三津原が思わず触りたくなるのも分かるかも。
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  • 甘くとろける束縛

    花李くる実

    絵が下手すぎる
    2019年7月21日
    ストーリーや設定以前の問題。絵が下手過ぎて読む気になれない。
    やっぱりビジュアルって大事。
  • カカフカカ

    石田拓実

    イライラする
    2019年7月15日
    いくらEDを治すためとはいえ、好きではない女性と添い寝する本行がありえないし、それを許すヒロイン寺田もありえない。
    人を好きなったことがないと言いながら執着しているし、その彼の執着振りを見てイラッとする長谷にもイラッとする。
    本行を信奉するあかりの態度にもイラッとするし、ヒロインのウジウジ振りもイラッとするし、本行の何考えているか分からないのもイラッとする。
    これで八巻まで引っ張るとか、そこまで我慢出来ません。
    絵も好みじゃないし、無理。
  • 【分冊版】誰かこの状況を説明してください! ~契約から始まるウェディング~

    木野咲カズラ/徒然花

    ヒロインのキャラクターが良い
    2019年7月15日
    親の借金のために形式上の結婚をさせられるという、よくある設定だが、夫には愛人がいて本宅には寄り付かないし、そのことを気にもとめないヒロインというのが面白い。
    顔だけが取り柄のクズな残念イケメンに目もくれず、屋敷の改革をしたり使用人たちと家族のように和気藹々と過ごすことで充実した毎日を過ごすヒロインが逞しくて好感持てる。
    愛人やライバル貴族子女たちのあてこすりも暖簾に腕押し的にやり過ごし、少しずつヒロインが気になっている夫の視線にも気付かず、自分の生活を満喫しているという、新鮮な内容。
    絵もキレイだし、これから残念イケメンがどうやってヒロインを振り向かせるのか、そしてヒロインはいつまで残念イケメンを無意識に傷付けるのか楽しみ。
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  • ヤンキー彼氏のキヨハルくんは、がっつくのがお好き★

    芹沢由紀子

    面白い
    2019年7月15日
    絵は雑で個性的なので、好みが分かれそう。
    ヤンキー物は好きではないのが、このヤンキーキヨハルはお馬鹿だしヤンキー丸出しだし不器用だが、とにかくヒロインに一途で憎めない。読み進めるにしたがってヒロインますみ銅よ、キヨハルが可愛く見えてくる。
    ヒロインもいわゆる可愛くて守られるタイプではなく、自分の価値観をしっかり持っているし、なによりキヨハルに負けていない。時にヒロイン自身がヤンキーに間違えられるくらい強くて、キヨハルとお似合い。
    絵だけで損している気がするが、読んでみれば面白い。
  • 曖昧なカンケイ プチキス

    志真てら子

    好みじゃなかった
    2019年7月15日
    無料分のみのレビュー。
    都合の良い女でも良いから関係を続けたい、それだけ好き、というヒロインの心情は理解できるものの、それにしては相手男性のキャラクターが酷すぎる。一体どこに魅力があるのか伝わらない。
    恋は盲目と言うものの、ヒロインが惨めだしヒロインに思いをよせる同僚男性も痛々しい。
    誰にも感情移入出来ないので無料分だけでも途中で読む気が失せた。
  • どれだけ甘いシナリオだって

    宮園いづみ

    スマート
    2019年7月15日
    絵がスッキリしてキレイ。
    恋を知らない恋愛ドラマのシナリオライターが、たまたま出会った年上男性に恋を教えてもらうつもりが、いつのまにか…というありがちな設定ながらも、酔った勢いだの、躓いて抱きついてだのといったわざとらしさもないし、徐々に近付いていく展開が自然。
    ヒロインが仕事に懸命だし、少しずつ成長していくところも良い。あと意外と上司が良い人だった。
    ヒロインと年上とのイチャイチャをもう少し見たかった気もするが、この位が良いのかも。あと猫が可愛い。
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  • ギヴン

    キヅナツキ

    ドキドキする
    2019年7月9日
    四巻まで読了。
    絵がキレイで、バンドものながらストーリーも良い。
    性描写メインのBLが氾濫する中で、ストーリー重視、心理描写重視の読み応えある作品の一つだと思う。
    立夏・真冬の高校生カップルと、春樹・秋彦の大学生(院生)カップル、少しだけ世代の違うそれぞれの関係性が興味深い。
    四巻まで読み進めていくと、くっつくまで波乱のありそうだった立夏・真冬カップルの方がサクッと付き合い始め、さらにはきちんと他のメンバーにも了解を取って男らしく始めているのに対し、春樹・秋彦カップルはもうドロドロ。
    個人的には春樹の優しくて尽くし体質からしてむしろタケさんの方が幸せにしてくれそうなのに…と思ってしまうけれど、そこはドラマチックにするにはやはり秋彦なのかな。それともこういうタイプの方が逆にくっついてしまえば裏返しで溺愛タイプなのか。

    一つ気になるのは、真冬の過去が辛い割に真冬が新しい恋にアッサリと踏み出していくところ。う~ん、若さゆえの勢いなのか、それともこれから波乱があるのか。
    またバンド物であるゆえに、今後バンドがどういう方向に行くのか、高校生と大学生、それぞれ学業を卒業した後にどのような進路に進むのか、それによって四人の関係性に変化があるのか、その辺も気になる。

    しかしボリュームの割には価格が高い。クーポン使いや値下げ時じゃないと買えない。
  • さんすくみ

    絹田村子

    仏教神道キリスト教を担う若者達のユルコメ
    2019年7月9日
    宗教を扱う難しさがあるのかと思いきや、一般的には馴染みのないお仕事あるあるな要素と、それぞれの若者たちの青春のヒトコマもあり、全体的には佐々木倫子さんみたいなユルいコメディで楽しめる。
    ヘタレだったりチャラかったり、真面目が空回りしたりとそれぞれのキャラクターも面白いので、深夜ドラマで観てみたい。
  • 美少年、いただきました 分冊版

    清野静流

    爆笑
    2019年7月4日
    ショタコン教師のぶれない変態っ振りが良い。美少年高校生は先生を好きなのに、先生にとってはあくまで尊い鑑賞物。ギャグマンガのようできちんとラブコメにもなっている。
    あと、意外と元カレが良い奴。
    絵は好みが分かれるが、とにかく面白い。
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  • 恋のツキ

    新田章

    無理です
    2019年7月4日
    無料分のみ既読。申し訳ないが、31歳の定職もない女が彼氏もいながら高校生に手を出す設定がありえない。
    うまく行ったとしてどうやって交際を継続するつもりなのか。そもそも犯罪だし。自分が高校生の親なら被害届を出すレベルの話。
    なんと言っても性描写が気持ち悪い。ドキドキではなくザワザワする。色っぽいのではなく卑猥。
    ただ高評価も多いので好みが分かれる作品ということか。
  • 秘めない花嫁

    深海魚

    夫婦の内なる戦いが面白い
    2019年6月29日
    ハイスペックでどこまでも愛してくれる夫と、庶民育ちで根が貧乏性な妻。
    妻が買いだめしてしまった日用品をこっそり消費しようとしたり、忙しい夫を気遣って勝手に奔走している様と、どこまでも上を行く夫との攻防が面白い。
    まあここまで愛されたら、それは妻だって頑張りますよ。
    面白素敵夫婦。
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  • 襲ってくれと言ってるようなもんだ

    おけいど

    だんだん面白くなってくる
    2019年6月29日
    最初はTLらしい体を弄り倒されるところから始まって、よくある、お相手がイジワル王子設定かと思いきや、実は違うキャラクターだったというところが良い。
    女子力皆無ながら実直に仕事に突き進み人間関係にも素直なヒロインも可愛く見えてくる。
    お相手とは別に出てくる、タイプの違う二人のイケメンも良い。個人的には大谷さん好きだけど、ヒロインが薬剤師しか見てないのもTLでは珍しく新鮮。
    先が気になる。絵がキレイなのも良い。
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  • 理想のオトコ 分冊版

    チカ

    究極の二択
    2019年6月19日
    まず絵がキレイ。
    性描写はサラッとしているので物足りない人もいるかも知れない。
    10歳上と同い年、対照的な二人だが、今のところは同い年に軍配を上げたい。でもヒロインが気になるのは煮え切らない年上。その煮え切らなさがどこから来るのか、今後描かれるのか。
    好きだけど厄介な男と、間違いなく自分を幸せにしてくれそうだけど恋愛感情を抱けない男との選択。
    端から見れば間違いなく同い年の男の方が良いけれど、男女関係というのはそう簡単にはいかないのが難しく面白い。

    もう一人のヒロインの、夫と年下男とで揺れる行方も気になる。
    こちらは愛しているけど放っておいても大丈夫な女と、愛してないけど放っておけない女の対決プラス、夫という楔で自分を縛ろうとする男とその楔を強引に取っ払おうとする男との選択。
    ただこちらはいずれも一筋縄では行かない感じなので、どちらを選ぶにしても波乱がありそう。
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  • 愛とかいいから抱きしめて

    鳴海涼

    先が気になる
    2019年6月16日
    個人的には三角関係は好きではないのだが、主人公を取り巻く二人の男がどちらも魅力的で、どちらとくっつくのか気になる。
    どちらにしても苦労しそうだけど。
    主人公の友人の家庭も一波乱ありそう。
    ファンタジーの部分と妙にリアルな部分とが相まって先が気になる。
    八巻まで読んだが、まだまだ先は長そう。
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  • 恋かもしれない

    波真田かもめ

    程よいバランス
    2018年9月4日
    一見真面目そうだが実はエロい社会人❌一見チャラそうだが実は童貞くん大学生。
    この手の話はエロいほうがビッチだったり、付き合っていても変わらず行きずりの関係を続けていたりという設定が多いのだけど、こちらは大学生だけの付き合いなので安心出来る。
    また過去の失恋から恋を諦めてしまっている年上ゲイに対して、年下の健気で真面目な子がアタックを続けるうちに絆されて…というありがちな展開ではあるものの、週に一度の逢瀬という距離感と、大学生の方も自分の本分である学業や進路についてきちんと考え取り組んでいて、社会人だけで頭も体もいっぱいという感じではないのが良かった。
    BLでは、気持ちが通じ合ってハッピーエンドというものが多いし、付き合い始めてからはカミングアウト問題というのがクローズアップされるか、逆にその辺はスルーしてひらすらイチャコラというどちらかが多いのだけど、この作品はいずれもちょっと違っていて、二人の気持ちが通じ合うまで、そしてカミングアウト問題についても上手く絡ませ、新鮮な形で一つの答えを出してくれたなと感心した。
    3冊と長いのだけど、長さは感じず、むしろ先が気になって仕方なかった。
    途中に絡んでくる大学生の先輩(ゲイ)や、小説家先生も良い存在感だった。BLでは大抵この手の登場人物は当て馬か、逆に良い応援者としての設定なのだけど、こちらはそのどちらでもなく、二人が自分たちの立ち位置や関係のあり方について考えさせる良い存在となっている。

    社会人の仕事が校正だったので、少し前にドラマ化もされた校閲ものとも被って興味深く読んだ。
    Hシーンもたっぷり。でもただエロいだけの話ではなく、きちんと二人の関係の進展が描かれているのでその手の作品とは違って満足度があった。
    今回は値下げ&クーポン使いだったので、この価格なら十分に満足出来る内容だった。
  • ダブルウルフ【電子限定特典付き】

    中田アキラ

    良くも悪くも安心して読める内容
    ネタバレ
    2018年8月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 序盤で両思いだと分かり、その流れで最後まで到達。
    この手の設定は、そこから真のカップルとなるまでの紆余曲折が描かれることが多いのだが、こちらはアッサリとカップル成立。
    皆さんが書かれているように受け攻めが最初の印象とは逆だったが、意外性はそこのみ。
    その後も当て馬や関係が微妙な双方の父親たちが登場するが、割りと簡単に応援側に回るので、こちらもハラハラ感はない。
    ドラマチックだったり紆余曲折だったりを期待していると肩透かしに遭うので、その手を期待している方には向かない。
    逆に出来上がったカップルのイチャイチャや周囲とのホノボノを楽しみたい方にはピッタリ。
    この作家さんには珍しくHシーンが多い。というより毎話出てくる感じ。それも割りと濃厚なので、ガッツリとエロを楽しみたい方にも向いている。
    ただストーリー性は薄く似たような内容が続くのでページ数が多いこともあって途中飽きる。
    定価だと高いが、クーポン使いなら買っても良いかなという内容。
    巻末に出てきた、受けの友人の方が気になる。そのうちシリーズで出してくれるのか。
    絵はキレイだしHシーンもゴチャゴチャしてなくて良い。
  • 後嗣の華麗なるユウウツ 分冊版

    さねもり束

    キャラクターの割には可愛いストーリー
    2018年8月5日
    俺様な幼馴染の家で住み込みの家政夫として働く主人公。
    いきなりの暴言や命令の連続。でも気遣うところや優しさもあるので良し。
    主人公が可愛いし天然なところもあって、良いバランス。
    途中、ライバルの女の子も出てくるがドロドロしてないのでこれも良し。
    まだ完結してないので、この先どうなるか楽しみ。
    絵はキレイ。
    いいね
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  • クラックスター【電子限定特典付き】

    倉橋トモ

    くっつきそうでくっつかない
    2018年8月3日
    初読み作家さん。値下げ&クーポン使いで購入。
    高校時代の友人が突然やって来て、そのまま同居生活に入って、しかしその友人はゲイだという噂があって…。
    受けの子が可愛くてある意味人たらし。でも危なっかしくて放っておけないという、見事な可愛がられ体質。
    一方の攻めはノンケなんだけど、以前から受けが気になってて…という王道設定なのだが、これがくっつきそうでなかなかくっつかない。
    大抵のBLなら体の関係が出来上がったところで恋人認定となるところだけど、そこからもまたちょっと時間があって、攻めが気持ちを自覚するシーンは「え?こんな時に、こんなところで?」というある意味BLらしい感じ。
    受けの子の過去の男がねちっこいのかと思いきや、終盤にまさかの…。意外と純情だった。
    王道なんだけど、それなりにストーリーも楽しめたので良かった。
    あとがきによると、この作品はエロを頑張ったみたいなことが書いてあったので、作家さんの作品の中ではエロ多めということか。
    絵は可愛い感じ。エロもそれなりに色気があって楽しめる。
  • ジェラテリアスーパーノヴァ

    キタハラリイ

    内容が薄い
    2018年8月1日
    高評価に惹かれてクーポン使って購入。
    出会い系で出会って、ずっと体だけの関係を続けてきた相手を好きになって…というよくある話。
    蓋を開けてみればやっぱり両思いで、片やリーマン、片や大学生、少々の年の差や環境の違いなどもあるものの、特にドラマチックな展開や紆余曲折があるわけでもなく、最終的にはアッサリと着地。
    シンプルに恋愛ものを楽しみたいときには良いけれど、読み物としてはかなり物足りない。もう少しキャラクターにしてもストーリーにしてもいろんな肉付けが欲しかった。
    続編があるようなので、そちらとセットで読めばそれなりに満足するのかも知れない。だが、かと言って続編を読む気になるかというと微妙なところ。半額近くに値下げでもされてたら読むかという程度。
    絵はキレイな感じ。設定が設定だけにベッドシーンが多いものの、それほど色気は感じない。
  • 愛されたがりの尽くし方【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

    楢島さち

    甘々
    2018年7月28日
    本当の恋愛を知らない尽くし体質の受け✖包容力ある大人の攻め。
    攻めが終始大人の態度で受けが本当の『好き』が分かるまで待っていて、なおかつしっかりと受けを掴んでくれているので、良くも悪くも安心して読める。
    受けの元彼が出てくるが、そう大した当て馬ではないのでご安心を。
    エロもバッチリあるが、そう色気は感じなかったな。
    絵は可愛い感じ。
  • ふたりぼっちの片思い

    ときたほのじ/オイナリ

    物足りない
    ネタバレ
    2018年7月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 絵はキレイだし程よく色気もあって、良い。
    攻めが高校時代からずっと受けを好きだったといった設定も良い。
    ただ、ページ数の少なさもだけど、中身の薄さも勿体ない。
    色んな制約があって、こういう形になったのだろうけど、もう少しキャラクターにしてもストーリーにしても掘り下げて欲しかった。
    いいね
    0件
  • こいつはダメだと知っている

    吉田実加

    続編に期待
    ネタバレ
    2018年7月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めの清水が過去の経験から人と一定の距離を置くようになったというのは理解できるし、性格はともかくとして外見上モテるだろうし元来の肉食気質からすぐに体の関係を持ってしまうというのも設定としてはアリかと思う。
    ただそんな清水が主人公である晶に対しては直ぐに切り捨てたくない、繋がっていたいと感じるようになって、その上で不器用ながらも彼なりの方法で晶に繋がりを求めるという展開なら萌え要素もあるが、女が泊まって、その彼女がまだいる部屋に連れてきて、『さあ』と言われて引かない人間がいると思っているのか。それはないだろう、清水。
    他の、その場限りの女たちとは違う思いを晶に抱いているのであれば、少なくともあの場面ではすでに他の女たちとは切れていて欲しかった。そりゃ、いくらサッパリした気質の晶でも泣くだろう。
    その場面にドン引きしてしまって、このあと二人がくっついたとしても(いや、くっつくのは決まっているんだけど)今後上手く行くんだろうかと心配になった。
    ただこれまで他人に対してストッパーを掛けていたこの手の男は、そのストッパーが外れてからはガラッと変わるのかも知れない。
    続編が単話で出ているが、試し読みの範囲では割と晶に対してベッタリみたいなので、ちょっと期待している。
    晶が女の子みたいなルックスなのが気になるけど、性格はさっぱりしてて好き。ただ晶が元々タチだとは意外だった。清水に対してさすがにタチは無理だろうな。
    絡みシーンはアッサリしている。リンク作品『その時までは、君のともだち』の方が割とガッツリしていたので、野獣清水との絡みのこちらの作品はもっとガッツリなのかと思っていたら意外だった。
  • その時までは、君のともだち

    吉田実加

    難聴設定の活かし方が上手い
    ネタバレ
    2018年7月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ クォーター美形で目立つために苛められていた攻めの龍之介と難聴により周囲との会話に入れずになんとなく孤立してしまった受けの翔太。
    高校時代からずっと親友として誰よりもそばにいて、ルームシェアまでしているその二人の関係が、翔太が女の子から告白されたことをきっかけに変わっていく…というよくある展開。
    何故龍ノ介が翔太を好きになったのかということについては丁寧に描かれているのに、一度は激しく龍ノ介の恋愛感情を拒絶した翔太が龍ノ介のことを受け入れる過程が雑だったのが残念。
    ただ、龍之介が翔太に恋愛感情を抱いているのを隠して翔太が彼女欲しい願望を親友として平気な顔して接してきたことを、翔太が自身の難聴故に周囲の会話や状況が読み取れないにも関わらず分かった振りして周囲に合わせて表情を作ってきたこととなぞらえて理解したというクダリは興味深かった。翔太が難聴ゆえに龍ノ介が誰よりも翔太のことを理解しているというだけではなく、翔太が龍ノ介の長年の苦しみを理解するという場面のためにもこの設定はあったのかと腑に落ちた。
    それだけに先の、翔太が龍ノ介への恋愛感情に目覚めるシーンはもう少し丁寧に描いて欲しかったと思う。
    ただ翔太は一旦龍ノ介を受け入れると腹の括り具合がしっかりしてて、自分に告白してくれた女の子にもきちんと伝えてるし、結構意外。逆に龍ノ介は結構泣き虫だったりヘタレだったり妄想ムッツリだったり、これまた意外。二人のそういう意外性はなかなか面白かった。
    絵はキレイだけどキレイ過ぎて時に人形みたいな感じになるところも惜しい。Hシーンは思ったよりガッツリだった。
    コラボ作品『こいつはダメだと知っている』の晶が良い先輩として登場。そっちの作品も気になるけど晶の相手役のクズっぷりに引き気味なので悩みどころ。
  • ひとつしかないもの

    櫻井ナナコ/佐々木みお

    自分を好きになれないと人も好きになれない
    ネタバレ
    2018年7月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 自分を好きになれなくて自分を壊すために男性に抱かれ続ける主人公。そんな主人公に友達になろうと声を掛けてくれた攻めと始まる「友達」という関係。これまで自分の殻に閉じこもるあまりに周囲をシャットアウトしてきた主人公が、攻めとの出会いをきっかけに少しずつ自分と向き合い、同時に周囲にも目を向けていく。
    読み始めたときは辛い話かな、と心配していましたが皆さんのレビュー通り終盤から温かい感じになってきて、自分を好きになれた主人公がついに攻めと気持ちが繋がる場面は良かったし、その後の展開も読後感も良かった。
    BLには珍しくHIV検査とかリアルな場面も。
    双子の弟が無邪気で無意識に主人公を傷つけているのかと思いきや、ちゃんと主人公が好きで、弟もまたそれなりに悩んでいたりして、主人公は家族にも周囲にもきちんと愛されているじゃないかとわかってホッとしました。
    BLらしく色っぽい絡みもあるし、攻めが案外ガンガン行くのね~というところが意外性あって良かった。
    絵は好みではないのだけど、読んでいくにつれて気にならなくなってきました。
    いいね
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  • 年下彼氏に迫られてます。

    相葉キョウコ

    タイトルのまま&2巻は攻めの弟メインも
    ネタバレ
    2018年7月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルそのままの内容。
    ただひたすらに年下イケメンに迫られる話。
    ゲイだけどノンケばかりを好きになって最後は振られるのを繰り返してきた受けの真中が、見てるだけで癒やされてきたイケメンな駅員小木とカップルになって、でもいつかまた振られるんじゃないかとグルグル悩んで、だけど小木はとにかく真中が好きで好きで、熱烈に攻め続けて…。
    内容的には薄いので、じっくりストーリーを追いたい方には不向き。年下イケメンにひたすら迫られて好き好き言われてキュンキュンしたい方向け。
    終盤、小木の弟が登場して少しかき回してくれる。どうも彼もまた真中が好きらしい。

    2巻ではこの弟視点で描かれることも多いのだが、ちょっと切ないシーンもあったりする。
    そんな弟救済の後半、攻めとして描かれる年上リーマンがまたとにかく攻めまくり。こうやってあれこれ考える暇なく攻められるのが失恋の痛手を救うのかも知れない。

    絵はキレイ。エッチシーンも程よく色気があってキレイ。

    定価だと高く感じるのでクーポン使いなら購入価値あり。
  • 綺麗にしてよ

    さちも

    年の差カップル
    2018年7月3日
    高校生と先生カップルはよくありますが、高校生と清掃員とは初めて。
    二人とも、理由は違えど他人と距離を置いていたのが、あるきっかけから急接近。
    そこからは二人の硬い殻が一気に剥がれて変わっていくと同時に二人の関係も深まっていく。
    高校生が純粋で真っ直ぐで可愛くてエロいし、清掃員は過去のことや年の差もあって遠慮気味ながらも完全に高校生に捕らえられてるし、良いカップルです。これからもずっと良い関係でいる図が浮かぶ、良い終わり方でした。
    Hもボリューム、色気ともほどよい感じ。
    絵は少し癖があるものの、読んでいくと気にならなくなりました。
    いいね
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  • 偲べば恋

    ゆくえ萌葱

    色々物足りない
    2018年7月3日
    1巻のみの感想。
    絵が好みではない作家さんだけど、評価が高かったので購入。
    私の好きな一途系で、再会後そばに何年もいてすら我慢し続けて、でもついに…というこれまた好きな展開。
    ただストーリーとして表現するのではなく、過去の回想シーンと二人の会話劇で進んでいくのでシンプル過ぎて物足りない。
    またせっかくのHシーンも色気を感じず、男くささ全開の二人が絡み合っているようにしか見えなかった。
    続編ありますが、余程の値下げでない限り、買わないかなあ。
  • 孤独な鷹は人恋しくて

    黒岩チハヤ

    ちょっと物足りない
    ネタバレ
    2018年7月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ツンツン受け好きなので楽しめました。手酷い振り方をした相手との再会から始まるし、その相手には恋人がいるので、ドロドロした展開になるのかと思ってましたが、私の好きな一途系。
    主人公も受けに対して罪悪感と共に恋愛感情もあるので安心して読めました。
    気になるのが二つ。一つはいくらヤキモチからとは言え、上田さんに『よく男と付き合えますね』発言はないでしょ。嘗て受けに酷いこと言って罪悪感を抱えてる設定ならなおさら。上田さんの返しに救われたけど。
    ホント上田さん良い人だ~。
    それから時折ある、シーンや台詞と、表情とが合っていない感じが残念。

    エロは満載です。キレイだし色気もあって、ソッチは満足。
    もう少し先まで読みたかったな。素直になれないまでも少しずつデレる受けを見たかった。
  • きっと王子様がなんて

    葛川たち

    BLというには違和感が…
    ネタバレ
    2018年6月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ヒゲだけど受け、というのはたまにありますしギャップとして面白い。ヒゲだけど可愛らしいものが好き、というのもギャップとして面白い。
    だけどヒゲだけどお姫様になりたい、というのはどうなんでしょう。お姫様になりたいのであれば、ヒゲは剃って小奇麗にするものでは?
    過去の女の子になりたいという願望、だけどどんどん体がごつくなっていく絶望感…というのはトランスジェンダーの一種だと理解するのですが、その時点で私の中ではボーイズではないんですよ。
    これは個人的見解ですが、BLはあくまでも男の子あるいは男同士の恋愛であって、この作品の場合は、外見上はともかく本人からすれば異性間恋愛=BLにおいてのノーマルと表現される恋愛になるのではないかと。

    受けのヒゲおじさんが、自分のお姫様になりたい願望や可愛いもの好きを隠すための手段としてヒゲを生やし、世間体や家族からのプレッシャーから婚活を始めたという設定は理解出来ますが、だとしても攻めが受けのことを理解し受け止めてくれた時点で、もう隠すこともないのですから少なくともヒゲは剃って小奇麗にして良いんじゃないかなと思いました。

    ヒゲ受けという設定を生かしたいのであればトランスジェンダー設定は要らないと思いますし、逆にトランスジェンダー設定を生かしたいのであればヒゲは必要ないんじゃないかと思います。

    という色んな違和感だらけでなかなか入っていけませんでした。
    ただ概ね評価は高いようですし、これは個人的見解と好みなので参考までに。
  • 恋とはバカであることだ

    おげれつたなか

    萌え要素も度が過ぎるとちょっと…
    ネタバレ
    2018年6月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 3CP収録。
    個人的には表題作が一番好きでした。
    32才童貞処女受け×超ノンケ非童貞大学生攻め。
    年下くんには年下なりの、32才には32才なりのコンプレックスや悩みがあって、それを時には格好つけて隠そうとして、時には思い切り曝け出してぶつけ合って、そうやっていくうちに二人の思いがどんどん繋がり合って行くところが良かったです。

    2カプ目の『外面だけは王子様』は幼馴染カップル。
    外面の良いクラスの人気者攻めが、クラスでは幽霊並みに存在感の薄い受けにだけは超俺様で受けを奴隷のようにこき使う。
    好きだから苛めてしまう、という男の子心理は可愛いけれど、ここまで度が過ぎると「受けはよく我慢してるな~」と心配になります。それから独占欲もBLでは大事な萌え要素の一つですが、攻めの「俺以外と話すな、俺以外には嫌われろ」というレベルにまで行き着くと病みレベルに感じて引いてしまいました。
    3カプ目の『泣けないうそつき』は高校生カップル。
    嘘をつかれるのが大嫌いな攻めに対し、受けには元ヤンというひた隠しにしている過去があって、一旦は拗れるものの何とか収まります。当初大人しくていい子の受けが元ヤンである過去を攻めに受け入れられてからは一転、オラオラの女王様になってしまうという展開。
    その設定は面白いのですが、こちらもかなりやり過ぎかなと。今までしおらしいいい子だった受けがいきなり誰も近づけないヤンキーになってしまうわけで、しかも攻めに対してまで言いたい放題。
    二人の危機になりそうな時には思わず泣いてしまうというところは可愛いのですが、だったら最初からヤンキー受けという設定にしておけば、実は泣き虫という設定も生かされたのかなと思いました。

    『ネオンサインアンバー』が好みだったので、みなさんの評価にも魅かれて購入してみましたが、ちょっと期待が大きすぎたのかも知れません。
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  • ネオンサイン・アンバー

    おげれつたなか

    気持ちが伴ってこそのHです
    ネタバレ
    2018年6月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さんのイメージからエロ主体かと思って避けてましたが、むしろストーリー主体でした。
    表紙とタイトル画から、受けのサヤがめちゃくちゃ経験値の高い色気ムンムンな子かと思っていたら…全くの真逆。なんと可愛らしく表情豊かで純情で、健気で忍耐強い子であることか。
    ゲイ受け×ノンケ攻めなんですが、ゲイのサヤは過去のトラウマから『お付き合い』はしたことがないので、性的にはお初同士ということで、くっつきそうで後退するところが、リアルではありますが、サヤのあの泣き顔を見るとやっぱり切ない。
    最初の男みたいにいっそのこと徹底的にクズに振ってくれれば潔く諦められるのに、勇介みたいに気遣いながら拒否されると逆に辛い。それでも友達でいようとするサヤの気持ちを考えたらもう…。
    でもずっと勇介がサヤを好きでいてくれたので良かった。
    一見チャラくて何も考えてなさげなサヤが、とにかく純粋で可愛い。そして時折見せる何とも言えない色気がもう、そりゃノンケも落ちるだろうって感じ。そして思わず守ってあげたくなります。
    今まで恋愛が上手くいかなかった勇介もサヤも、二人で幸せになってちょうだい、というラストでした。

    欲を言えば、最初にコトに挑んだものの勇介が怖気づいて失敗してしまった時と、終盤に二人の気持ちが繋がって二度目にコトに挑んだ時との、有介のサヤに対する気持ちの違いをもっと丁寧に描いて欲しかったように思います。
    BLにおいてはノンケ同士だろうがサクッと最後まで致す展開が多い中、こういう表現は珍しいし新鮮だったので興味深いところでした。
    ノンケ男性が『あの子ちょっと良いな』とか『あの子ちょっと可愛いな』という程度の気持ちで女の子同様に男の子を相手にするのは、結果的に双方深く傷付くのであって半端な気持ちで付き合うのは許されないということも表現しているのかなとも思えただけに、その辺がちょっと惜しいなと感じました。

    出来れば後日談としてのイチャイチャをもっと見たかったなあ。
    クラブを舞台にしているのが付いていけるかなぁと心配でしたが、サヤはダンサーではないし主体は二人の関係だったので大丈夫でした。
    ちなみに最後まで致すエッチシーンは一回だけです。もうちょい見たかった。でもサヤが緊張しすぎて呂律が回ってないところ、滅茶苦茶可愛かった。
  • エリートの理性も限界だ

    手を出したいのに出せないジレンマ
    ネタバレ
    2018年6月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ゲイのワンコ攻め×ノンケツンツン受け。
    双方優秀なホテルマンで、お仕事物としてもきちんと描かれているのが良いです。
    攻めは受けが好みドストライクなんだけど受けはノンケだし自分に何かと突っ掛かってきて脈なしみたいだから手を出せないし、でも妄想や欲望はどんどん募って…というジレンマが楽しい1巻。
    2巻はカップルになってからの話なのでイチャイチャいっぱい。
    攻めはフワフワしているようでここというところはしっかりしてるし、受けも元々ノンケだった割には腹がすわっていてどちらも男らしいのが個人的好みにも合っていて楽しめました。
    エッチも1巻は少しだけでしたが2巻はしっかりあって、絵もキレイで良かったです。
  • 思春期エトセトラ

    もちの米

    もっと読みたい
    ネタバレ
    2018年6月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『ソッチ(現実)なんて良いじゃない、俺たちコッチ(妄想)で上手くやってるんだから』の悪魔の囁き的クダリ、ツボでした。
    妄想が行きすぎて、もう現実なんだか妄想なんだか分からなくなりながらコトをいたすところも面白い。
    攻めの一見なに考えてるか分からない、淡々としてるのに、実は頭の中は妄想だらけというのが良い。
    2巻で現実のラブラブエッチが見られるのかと思いきや邪魔ばかりされて残念。
    もっと先まで描いて欲しいな。
  • ふしだらな花摘み男

    鈴代

    大人の色気
    2018年6月12日
    叔父さん×甥っ子。
    受けの可愛さに対してこの叔父さんの色気と攻めが半端ない。
    ただちょっと好みとは違うかな。絵も含めて。
    もう少し優しさや大人ならではの包容力も含めて見てみたかった。
    いいね
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  • エッチするならパパ穴で

    名原しょうこ

    エロイだけ?
    2018年6月12日
    絵が好みだし、成長した義理の息子が自分を好きになってガンガン迫って…という設定は面白いなと思って何巻か読んでみましたが、う~ん、今のところエロイだけな感じ。
    とにかく先が長いし、内容紹介を見るに、色んなプレイ?が描かれているだけな感じなので、最後まで読まなくても良いかな。
    個人的にはエロと同じくらい二人の恋愛感情の行方をきちんと描いて欲しいので、ちょっと残念。最終的にはくっ付くんでしょうけど。
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  • 先生は仏頂面してやってくる【電子限定おまけ付き】

    来栖ハイジ

    仏頂面からの甘々
    ネタバレ
    2018年6月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 恋を諦めてるリーマンゲイ受け×仏頂面保育士ノンケ攻め。
    中盤までは保育士の加地は仏頂面だし、リーマン由良は加地の皮肉に不機嫌だし、険悪なムード。
    それが互いの気持ちに気付いてからの後半はもう、あの前半は一体何だったのよ、と言いたくなるくらいのラブラブモード。
    守ってくれるし大事にしてくれるし、おまけに体力あり過ぎて由良の方が困っちゃうというオチまで。
    スパダリ系が好みならオススメ。
    今まで男運が無くて(元彼が絵に描いたような性格クズ)辛い思いばかりしてきた分、加地にいっぱい甘えて幸せになりなさい、というハッピーエンドでした。
    ただ欲を言えば、序盤の加地が由良に皮肉や嫌味を言って由良を傷付けたこと、これは後にヤキモチだったと分かるのですが、そのことに対して一言謝るシーンが欲しかったです。由良は多少強引にされる方が相手の独占欲を感じて嬉しくなるという典型的な不幸恋愛体質なので、気持ちが通じ合った時点で良しということなのかも知れませんが。
    個人的には子供が出てくる話は苦手ですが、これは甥っ子で一緒に住んでいる訳ではないので許容範囲。この甥っ子が時折見せるヤキモチが男らしくて(芋をぶつけるとか虫取り網かぶせて『ワルイムシ』と言うとか)面白い。
    思っていたよりHシーンもちゃんとあって絵もキレイで良かったです。
    別作品のスピンオフということですが、元作品は読まなくても大丈夫でした。
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  • 先生なんて嫌いです。

    ひなこ

    純情受けの破壊力
    ネタバレ
    2018年6月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 先生がこんなにあからさまにアタックしてるのに、それを嫌がらせだのイジワルだのと勘違いしている生徒の何と可愛いこと。
    懸命な抵抗と時折見せる色気と、そりゃ先生も職を失う危機も理性も『大人の余裕』も吹き飛ぶほど我慢出来なくなるのも分かります。
    受け君は自分ばかりが振り回されてると不満げですが、後に先生が言うとおり、実は受け君の方が先生を振り回してますね。でもこの感じ、めちゃくちゃ好みです。
    先生と生徒という関係、生徒が在学中だと読んでるこちらも罪悪感があるので、きちんとお付き合いするのは卒業してから、というパターンが多い中、この作品の場合はこんな奥の手を出してくるとは。
    とにかく焦らされまくりで、終盤までキスとフ◯ラだけ。だけど色気が半端ないのでそれなりに満足は出来ます。
    皆さん書かれているようにカップルになってのイチャイチャはもう少し見たかったかな。でも珍しく余裕のない先生も見られたので良いです。
    ベッドの中でもメガネを外さない先生、少しだけでも素顔を見たかったような。単純にメガネ攻めを描きたかったということかな。
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  • チェンジワールド

    南月ゆう

    恋愛の表と裏
    ネタバレ
    2018年6月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「サヨナラゲーム」の続編。
    カップルとしてスタートした二人の間に穂積なるゲイが割って入り波風を立たせます。
    個人的にはこの穂積、そう悪い人間には見えませんでした。彼は過去に手酷い裏切られ方をして辛い思いをしたために、自分と同じような辛い思いを可愛い後輩たちが将来してしまうのが忍びない、そんな思いがあってあんなことをしたのかなと解釈しています。勿論やり方は決して良くないですが。
    本当にクズな人間なら、かつてのカムフラージュ彼女とかバーの店長のように穂積を心配してくれる人間はいないだろうし、波風立てては面白がるような悪いクセはあるのかも知れませんが、根は悪い人ではないんだろうと。
    ただ有村と要祐に限っていえば、男性同士だから魅かれたというより、たまたま好きになった相手が自分と同じ男だったというように見えるので、穂積と同じように(つまりゲイだから駄目だったと)当てはめるのは違うように思いました。
    穂積という波風により有村は自身の醜い感情を突き付けられることになり、1巻では恋愛は決して楽しいこと嬉しいことばかりではなくて自身の嫌な部分も露わにしてしまうということが描かれています。
    一方の要祐はこの波風に対しては意外と肝の据わった冷静な面を見せてくれて頼もしい。やっぱり男なんだと安心します。
    もう一つの要祐のキャリアアップに関する問題、これは仕事を持つ者同士、男性同士に限らず男女間だろうが夫婦間だろうが永遠の難題で、生き方やそれぞれの夢やキャリアアップと、二人の関係や二人の時間とをどうすり合わせていくのか、そこはもう二人で話し合って寄り添っていくしかないので、二人が2巻でどのような答えを出すのか期待しながら読んでました。そして出した有村の答えが素敵でした。
    今回初登場の有村パパも素敵な方でしたし、有村妹は勿論のこと、きっと有村ママも受け入れてくれそう。松も見守ってくれてるし、めでたしめでたしです。
    そして穂積。彼らしい茶々は相変わらずですが、それでも二人を自分の希望も含めて見守っているように感じられたのがホッとしました。
    相変わらずHの時の要祐のエロ可愛いこと。時に女の子っぽくなるのが個人的には気になりますが。対する有村のエロオヤジ的意地悪も楽しい。また沸点上昇中時の要佑にキノコが生えてくる表現は新鮮で面白かったです。
    スピンオフでも良いので穂積の救済もして欲しいです。
  • サヨナラゲーム

    南月ゆう

    本当の恋に出会うまで
    ネタバレ
    2018年6月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 元野球部の先輩後輩カップル。ずっと先輩を好きだった後輩と、その気持ちに気付いて付き合うことを提案した先輩。
    高校時代から秘めた想いを抱えてきた後輩の要佑より、今まで男に対して恋愛感情など考えたこともない先輩の有村の方がアプローチって?と違和感を持ちながら読んでました。ただ自分の服の匂いをこっそり嗅いでる要佑を嫌悪するどころか寧ろ可愛く感じるところは素質ありなんでしょう。
    一歩進んで二歩下がる的な紆余曲折がありますが、二人が腹を据えた終盤はもうラブラブです。
    有村の妹が良い後押しをしてくれてます。一歩間違えば泥沼の三角関係になりそうなところ、BLでは大抵クソモブ扱いにされそうなこの妹の存在があってこそ上手くいった二人です。
    最初要佑がゲイなのかと思っていたら、女の子との経験があり(精神的には先輩一筋のゲイなのかも知れませんが)逆に男との経験自体が初めてで、むしろこれまで何人も女性と付き合ってきた有村の方が積極的で手馴れているという、肉体的にはノンケ同士の二人なのが意外でした。
    この二人の場合、ゲイというより互いがめちゃくちゃ好きという感じです。男だからとかそういうことではないんでしょうね。特に要祐の場合、例え有村が女性だったとしても好きになっていただろうし、逆に有村が男で自分が女だったとしてもやっぱり好きになっていた筈。そんな感じの想いの強さです。
    個人的好みとしては片方はゲイでいて欲しかったのと、有村が結構軽いところがあったので、マイナス星一つです。
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  • ひねくれオオカミさんの誘惑

    あずたか

    ケモ耳可愛い
    ネタバレ
    2018年5月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 感じると狼の耳と尻尾が出てしまうという異形モノ。
    好みではないジャンルなのですが無料版読んで、絵のキレイさと話の面白さとキャラに惹かれて購入。
    結果良かったです。
    互いに好きなのに我慢してるところがキュンキュンするし、お兄さんが良い応援をしてくれてるし、攻めの懐の広さも良いし。
    弟くんの話もあるようですが、個人的にはこちらの方が好き。
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  • 惚れた相手がドスケベだった!~強面ヤンキー、泣かされる。

    くみ

    変態同士?
    ネタバレ
    2018年5月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 見た目は強面なヤンキーだけど、実はクラスの男の子が好きで好きで、毎日盗撮したり後を付けたり。しかしその男の子がヤンキーを上回るストーカー振りという、なかなか面白い内容。
    ヤンキー受け、執着攻めが好きな方には楽しめるのではないでしょうか。ストーカー振りもどんどんエスカレートしていくみたいですが、全体的にコメディタッチなので楽しく読めそう。
    ただレーベルがレーベルだけにエロ多しです。
  • アクマと契約

    ハル

    王道だけどドラマチック
    ネタバレ
    2018年5月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ アクマという程ではないけれど、ちょっと意地悪なスパダリと鈍感な純朴青年。人気実力共にトップの俳優と、その付き人で駆け出し俳優という格差カップル。
    受けの子の懸命さ健気さが攻め側にとっては堪らんって感じが描かれてて良いです。
    受けの子のピンチの時には颯爽と現れ助けてくれて、弱っている時にはさりげなくフォローしてくれて、でも仕事では厳しく甘えさせてはくれない。絵に描いたような素敵な攻め様なのに、その攻め様がこんなにあからさまなアタックをしても全く攻め様の気持ちに気付かない受け君がこれまた良い。
    いかにもな王道BLですが、何しろ絵がキレイですし話も単なる恋愛だけに収まらず、きちんとお仕事の面も描いてくれて、時折モブ君たちも現れるので飽きることなくテンポよく読めました。
    2巻では、受け君が俳優として少しずつ成長を見せているのも良いです。ただ出来ればストーカーの話を2巻全編で描いて欲しかったようにも思います。というのも、このストーカーが何故こんな妄想を抱くに至ったのか、そしてストーカーの協力者が何故ここまでお付き合いするに至ったのか、更には協力者が最初はストーカーのお手伝いをするつもりだったのが次第にターゲットの仕事振りや人となり、受け君の口から語られる魅力を知るにつれて葛藤していく様などが、掘り下げが甘く感じられたからです。
    その辺りがラストでああいう形でアッサリと流されてしまったのが残念に思います。勿論一冊の作品にするには様々な制約があったのだろうとは思いますが。
    クライマックスのシーンではインパクトある演出がされていて、良い意味でBLらしからぬところが良かったです。
    まだまだ格差は歴然としているものの、注目も実力も着実につけてきた感のある受け君と攻め様が忙しい中でも末永く仲良くしていけるような余韻があって、良い作品でした。
    個人的には1巻に登場した橘さんを救済して欲しいし、チラッとしか出てない松井さんも気になるので、スピンオフでも良いので描いて欲しいです。
    この作家さんはBL作品はこちらがデビュー作なのか他の作品はないようですが、今後とも注目していきたいです。
  • 好みじゃなかと【SS付き電子限定版】

    見多ほむろ

    初めての方言BLでも好みでした
    ネタバレ
    2018年5月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 倒れた父親に代わって短期間工場を引き受けることになった社長代理と、頼れる職人とのカップル。
    サックリくっついてしまうのかと思いきやそうではなく、タイトルの意味が分かるのだけど、『好みじゃない』と言いつつも気になってるのがアリアリ。攻めの一見ガサツで不愛想なようで、実は真っ直ぐでちゃんと受けの気持ちも大事にしているところがツボでした。逆に受け身一辺倒な印象の受けが実はHになると攻めを落ち込ませるくらいに手練れで積極的という、この双方の意外性も面白かった。
    他のレビュアーさんも書かれているように、お仕事物らしく恋愛だけではなくてお仕事の部分もきちんと描かれていて読み応えありでした。
    欲を言えば1巻は丸々表題作にして欲しかった。また出来れば父親と受けをきちんと向き合わせて欲しかったかな。ただ受けはあまり本心をはっきり言葉にするのが苦手のようで、そこは父親譲りなので仕方ないかも知れない。逆に父親が何かと張り紙で伝言してくる場面は面白かった。次はどこに張り紙をしてくるのか、楽しみになったりもした。
    絵もキレイだしHシーンもグチャグチャしてなくてスッキリしていて色っぽいという、こちらも好み。
    この作家さん、これからチェックしていきます。
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  • 僕をダメにする38歳。

    花田朔生

    年の差カップル
    ネタバレ
    2018年5月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大学一年生にはとても見えない、見た目も心も中学生みたいなピュアな子と過去の苦い経験から本気の恋を諦めてしまっている38歳のドーナツ店店長。
    でもこういうピュアさが、諦めてしまっているオジサンには効くのかも。表紙の絵よりさらに幼い感じの受けが可愛すぎてちょっと悪いことしてる感じにもなってしまうけど、最終的には良かった。
    でもこういう子はこの攻めの人にしっかり愛されていることが分かったら精神的にもしっかりしてきて、数年後、逆転現象で攻めのオジサンの方が受けの子に精神的に頼っているかも知れない。
    警察官もスピンオフでそのうち描いて欲しい。
  • 4Pじゃないとダメみたい

    雨宮かよう

    エロいだけなようで
    2018年5月16日
    ストーリーもそれなりにある。
    それでも基本エロ。主人公も他の三人も楽しんでいるようなので、まぁ良いか。
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  • ビッチな猫は好奇心に勝てない番外編 ねこのきもち

    天王寺ミオ

    ビッチとはちょっと違う
    ネタバレ
    2018年5月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ビッチ系は苦手なのですが、レビューを読んでビッチとは違うみたいだし、絵もキレイだし値下げだし購入。
    結果、正解でした。
    ビッチではなく枕営業をしていたモデル兼タレントが受け。攻めの裏方スタッフは仏頂面で一見感情が読めないけれど、実はずっと好きで陰に日向にフォローしてくれて…という好みの設定。
    モデルの方が裏方を夢中にさせるつもりが夢中にさせられて、どんどん可愛くなっていく様子も良いし、芸能人の割にはスレてないし、Hシーンも程よく色気があって、個人的には満足でした。
    出来れば主人公が攻めへの恋愛感情を募らせていく過程で得た、役柄の感情をどのように演技へ表したのか、その辺りも読みたかった。
    続編もあるようなので読みたいです。
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  • ハジメくんとふたりのえっちな先輩のとろとろラブ

    雨宮かよう

    エロいだけなんだけど
    2018年5月11日
    複数もので、手練れの先輩二人にどっぷり溺れさせられていく無垢な後輩受け。
    基本半分はエロシーンです。
    ただ攻めの二人が本気で受けの子を好きみたいでライバル関係にあるようだし、その辺りがこれからの展開としてどうなるのか、というところ。
    後輩の子も可愛いし、可愛すぎで悪いことしてるみたいな感じだけど、仲良くやってるんで良いんじゃないでしょうか。
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  • 無邪気なわんこと猫かぶり【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

    にやま

    無邪気ワンコの破壊力
    ネタバレ
    2018年5月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 恋に臆病で猫をかぶっている年上受けと、無邪気で思ったことを素直に口にしてしまう年下ワンコ。
    スピンオフの『僕のおまわりさん』の誠治が良い役です。時折茶化しているようで二人の後押しをしているのが魅力的。
    『僕の~』と違ってこちらは受けの八木が小奇麗だし可愛らしいし、オジサン体形ではないのでほどよく色気もあります。とても政治と同い年とは思えない。一方のノンケワンコが後半グイグイ来てくれるので、これはもう応えるしかないという感じ。
    やっぱり年下ワンコは大型犬が良い。
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  • 僕のおまわりさん【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

    にやま

    10年分の愛の破壊力
    ネタバレ
    2018年5月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ オジサン受け、二人ともガチムチ体形、双方ノンケ…という、個人的にはあまり好みではないタイプなので敬遠してましたが、みなさんのレビューと試し読みで購入。
    年下の大型ワンコ攻め、しかも十年一途片思いというのが素敵。
    絵もちょっとクセがありますが、読んでて気にならなくなりました。
    年上の受けが時折茶化したりするのも照れ隠しかと思えば可愛いし、年下大型ワンコが一生懸命なのが良い。
    ノンケ同士だとどうしてもモジモジ進まないのが多いですが、こちらは攻めが一生懸命だし、受けも応えようとしているので、厭な引っ張り感はなく、楽しめました。
    BLでは珍しくすね毛や髭など、ガッツリ男体形なんですが、興醒めすることなく読めました。
    こんな小汚いオジサンが時折可愛く色っぽく見えるなんて、恋愛の力って凄いなぁ。この絵面は晋から見た『プリティ補正された』誠治ということでしょうか。
    もう一つの『無邪気なわんこと猫かぶり』も読みたくなりました。
  • 何かいいの見つけた!

    ひなこ

    愛され流されるおバカ
    ネタバレ
    2018年5月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ BLではよくある、攻められてあれよあれよと流されて、気づけばドップリ嵌まってて…という話。
    皆さんが書かれているように内容はそれだけ。勢いで読んで楽しむ作品。
    だけど攻めの先輩がいい加減なようでちゃんと大切にしてくれてるし、受けの後輩転校生も可愛くて真面目だし、思ったより良かった。
    絵もキレイでHは満載で、そちらも堪能出来た。
    いいね
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  • 先生としか、寝たくない。

    フミト

    絵がキレイ
    ネタバレ
    2018年5月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 抱き枕になってしまった冴えない町医者と、孤独な不眠症年下リーマン。
    何故『安心枕』をまさぐる必要があるのか…というツッコミは置いておいて、攻めはちょっと寂しげで格好良く、受けは冴えないという設定ながら人の好さが滲み出ている可愛らしい人だし、絵がキレイで色気も満載。
    もう少しキャラクターやストーリーに深みがあると良かったけれど、エロと恋愛をシンプルに楽しみたいときには良し。
  • 暫定ボーイフレンドv【SS付き電子限定版】

    高崎ぼすこ

    予想以上に良かった
    ネタバレ
    2018年4月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 序盤だけ読むと、キラキラした年下攻めが可愛くて天然な年上受けに強引に迫っていくよくある話かと思っていましたが、中盤からは少し違う雰囲気に。
    流されていくだけと思っていた年上助教が意外と覚悟を決めてて、逆に年下学生は色んな悩みや焦りや嫉妬を抱いてグルグルしてて、そのせいでキラキラが消えてケシズミみたいになったシーンが面白かった(実際の絵はケシズミではなかったけど)。
    助教の上司も素敵な大人だったし(娘がいたのは意外だったけど)。
    ツッコミたいところはいくつもあるけど、皆さん書かれているように勢いで読んでしまえば楽しめるのではないでしょうか。
    いいね
    0件
  • オルタナティブ

    天禅桃子

    うーん
    ネタバレ
    2018年4月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 絵はキレイだしHシーンは官能的だし好み。
    ただその他は好みではなかった。
    まず一つは、攻め受け共にバイだったこと。せめてどちらかはゲイでいて欲しかった。
    二つ目は、有村の立ち位置が良く分からなかったこと。既婚者なのに二人の間を邪魔しようとするところがあったり、でも後には二人を後押ししたり。水原の一番になりたいって…?
    三つ目は水原が元カレと一緒にいるのに、志田が元カノと一緒にいるのを非難するのは違和感だらけだった。自分が疚しいことはなくても元カレと一晩過ごしたのを志田がどんな思いで見ていたか、水原は想像しなかったのか。そんなことも考えが及ばないほど志田に夢中になっているという表現なのか。
    他にも水原と待ち合わせしているのに女性からナンパされたら一緒に行きそうになったり、『遊び人』という設定であるにしても好感が持てなかった。

    唯一、志田が水原を最初から好きで可愛く思ってて、自分のものにしたいと思ってウズウズしているところは萌えなくもないけど、このフラフラしている水原をしっかり掴まえるくらいの力強さがもっと欲しかった。
  • 永倉くんとはできません!

    縁々

    絵がキレイ
    ネタバレ
    2018年4月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 3カプ収録。
    表題作はゲイ受け×ノンケ年下攻め。タイトルの意味が笑える。何と攻めの永倉くんのアレが大きすぎて…ということだった。小さいのもコンプレックスだけど大きすぎるのも困る。さて上手く出来るのかどうか。
    2作目はゲイバーのウエイター×シェフ。シェフが好きなウエイターだけど、シェフはノンケという話で…。これまた意外な真相。とにかくエロい。
    3作目はお坊さん×幼馴染?。既に出来上がっているカプ。調べたら前作があるらしい。お坊さんなのに色欲良いのか?と思うけれど、宗派によって結婚出来るし、まぁ良いか。

    とにかく絵がきれいだし見やすい。私好みの絵。Hシーンもエロくてキレイ。
    しかし永倉くんとの交際は受けの兼親さんも大変。週末しかHは無理だろうな。
  • 愛に喰われろ!

    高沢たえこ

    面白い
    ネタバレ
    2018年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 全編1カップルの話で全編コミカル。
    天然な受け君と受け君が可愛くて手を出したくて仕方ない肉食攻めという個人的に大好きな設定。
    ストーリー展開は読めてしまうので、紆余曲折のあるドラマチックな展開を期待している方には向かないと思います。逆に王道なBL好きな方には良いかも。
    新しい世界に時に驚愕し、時に戸惑い慌てながらもついつい攻めに引きずられるように魅入られて惹きつけられていく受け君が面白い。
    絵はキレイだし、Hシーンもキレイなのに色気満載で好きな感じです。
    この作家さん、これからチェックします。
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  • 獣欲に恋して

    くれの又秋

    好きになったら一直線
    ネタバレ
    2018年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 先輩に一目惚れした強面後輩くんの不器用攻めと、高校時代からの友達カプ。
    こういう一途なのは好きなので楽しく読めました。
    可愛らしい感じと色気と、両方楽しめました。
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  • ふきげんなディア 【電子限定おまけマンガ付】

    秋雨るい

    クールなのに溺愛
    ネタバレ
    2018年4月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ イケメンクールな売れっ子挿し絵ライターと純朴で可愛すぎる編集マン。
    クールなのに受け君を溺愛してて振り回されてるのが個人的にツボで堪りません。
    こんなに可愛くて真っ直ぐだと危なっかしくて、攻め様もハラハラでしょう。
    しかし攻めは元々ノンケだったのか?『男をこんなに可愛いと思う日が来るとは』という台詞に引っ掛かってます。
    挿絵の内容が内容だけに知識はいっぱいありそうですが。
    悪友でもある官能小説家とその秘書も良い感じのキャラで、こっちの話もちょっと見たいかも。
    Hも程よく官能的でキレイで、お気に入りの作家さんになりそう。
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  • あしたのきみはここにいない

    山本小鉄子/崎谷はるひ

    攻めのツンデレが激しい
    ネタバレ
    2018年4月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 先生と生徒という関係上、近い将来卒業し新しい世界に飛び出していく生徒を思って突き放す先生の、敢えての冷たい突き放した態度の前半。
    初めて読んだ作家さんでしたが、受けの子の可愛らしいこと。でも突き放されても突き放されても諦めない、それでも好きというブレない態度は男の子なんだなぁと感じました。
    男の子の姉がとても男前で、こういう応援者が身近にいるとありがたいなぁとも思えます。
    先生が覚悟を決めた終盤からは、前半のアレは何だったの?というくらいの溺愛振り。元々こういう性格だから敢えて冷たく突き放してたのね、と納得。
    ただ個人的には好みとちょっと違ってたので普通評価で。Hシーンも期待していたほどには濃厚ではなかったです。
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  • たどるゆび

    高崎ぼすこ

    甘々
    ネタバレ
    2018年4月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 薄幸の青年が俺様な男に拾われて公私共にパートナーに。
    主人公の受け君が健気で可愛くて、でも色気全開で、これは俺様の攻め様じゃなくとも放ってはおけないって感じ。
    端から見ればとっくに出来上がってるじゃないの、という二人なのに受け君だけがグルグル悩んでるのもまた萌えます。
    これまで両思いになったことすらないのだから仕方ないのかな。今まで幸薄かった分、幸せにしてもらいなさい!
    短編も結構好きでした。大人を装ってがんばってきたけど、もう我慢出来ないって感じが堪らない。出来ればもっと先まで読みたかった。
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  • 君主様の言うとおりッ

    秋山花緒

    二人の気持ちが近くなってきた
    ネタバレ
    2018年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 前作ではワガママ君主のヒカルのガンガン攻めと時折見せる子供のような頼られ具合に絆されるかのように屈してしまった英二だけど、今作では英二がきちんとヒカルへの気持ちを不器用なりに真っ直ぐにぶつけているのが良い。何よりヒカルが外に出られるようになったし。
    相変わらずヒカルの正体に気付かない鈍い英二だけど、それが明かされた時、どうなるのか。多分ヒカルとしては自分の正体がどうあろうが英二と自分との関係が揺るがないくらいしっかりしたものになったときに明かすつもりなんだろうけれど。
    前作より格段に絵がキレイで見やすくなってるのが良い。
    また新たなお邪魔虫&今後のヒカルの本業に影響を与えそうな脇役が出てきて、そっちの展開にも期待。
    しかし吉野室長のゲッソリ具合がすごい。一体クリスに何をされたのやら。
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  • 君主様には敵わないッ

    秋山花緒

    ワガママ君主と猪突猛進お世話係
    ネタバレ
    2018年4月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 家から出られないワガママ男をお世話する猪突猛進な青年。
    どちらも極端だけどコミックだし許せる範囲。
    ワガママ君主は子供っぽいところもあるけれど背景を知ると魅力的にも見えてくるし、猪突猛進な青年もいい加減気づけよとも思うものの、まあ楽しいから良いか。
    絵は少し古い感じで全体的に黒っぽいけれどキレイ。
    お邪魔虫がいたり応援者もいたりで楽しい。
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  • オレを守ると誓ってよ

    木田さっつ

    王動的なストーリー
    ネタバレ
    2018年4月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ アイドルとボディーガードとの、王動的なストーリーです。
    ビッチ系は好きではないのですが、前半から二人がくっついてくれて、そこからはどんどん関係も深まってくれるので安心して読めました。
    互いの事情やら困難やらありますが、割りとアッサリと片付いてしまうのが残念。ページの関係もあるのでしょうが、もう少し色々あると良かったかな。
    絵はキレイですが、イマイチHシーンに萌えなかった。好みの問題です。
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  • 初恋を処する方法

    ウノハナ

    新しい恋をするために
    ネタバレ
    2018年4月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 厄介な男ばかり好きになって、自分が悪者になって先回りして恋を終わらせてきた祐吾が、体調を崩すほどに本心をずっと圧し殺してきたことが苦しく見えて痛々しかった。
    そんな祐吾を陰に日向に支えながらずっと好きでいる佳月もまた健気で切なくて、一体どうなってしまうのかとハラハラしながら読み進めてました。
    終盤、祐吾が思いの丈を吐き出す場面はやっと彼が過去の恋から解放された瞬間でホッとしました。新しい恋を始めるためには過去の恋から解放されなければ出来ないのだろうし(個人差はあるでしょうが、少なくとも祐吾はそうしなければならなかった)、そこまでもがき苦しみながらもたどり着いた祐吾も、そこまで寄り添い共に傷付きながらも頑張った佳月も、幸せな結末が待っていて良かったと思えました。
    やはりウノハナさんはこうした心の機敏をじっくり掘り下げるのが上手い作家さんで読み応えがあります。
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  • ワルい大人見本

    本庄りえ

    ワルい大人ではない
    ネタバレ
    2018年4月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 皆さんが書かれているように『ワルい大人』ではないですね。ダメな、というか、ユルいというか。
    哲がこういうタイプなので、むしろ年下の留依の方がしっかり者の奥さんって感じでバランスとしては良いカプだと思います。
    個人的には哲が親子ほど年の離れた留依に手を出したくても出せないジレンマをもっと見たかったなと思います。本庄さんはサクッとカップル成立してしまう話が多いので勿体ない。
    お邪魔虫になりそうな先輩もアッサリと退散しましたし。
    良い意味で安心して読めますが、もう少しドラマチックな紆余曲折を見たかったので☆☆☆です。
    相変わらず絵はキレイですが、Hはサラッとしてるシーンが多かったのも残念。
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  • 宝物見つけました

    千葉リョウコ

    3カプ収録
    ネタバレ
    2018年4月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 出版社シリーズ。
    最初の瀬田&仁井名が一番好きかな。過去を引きずって新しい恋に踏み込めない瀬田に対して、彼を諦めず、不器用ながらも懸命に誠実にアタックする仁井名が男前で素敵でした。
    咲坂&成田は女装男子の成田が〇側というのが意外性があって面白かったけど、展開としてはベタ(良い意味で王道と言うべきか)でした。
    倉持&市ノ瀬は、この市ノ瀬の無垢な興味本位がちょっと引き気味になってしまいました。ただこちらは続編の方で更なる展開があるのでそちらと合わせて読むと納得行く部分も。

    この1冊での評価としては瀬田&仁井名カプは☆☆☆☆なんですが、咲坂&成田は☆☆☆、倉持&市ノ瀬は☆☆で、全体的には☆☆☆です。
  • between the sheets~ビトウィーン・ザ・シーツ~【電子限定おまけ付き】

    橋本あおい

    受けのギャップが凄い
    ネタバレ
    2018年4月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ お澄ましなオーナーバーテンダーと、これまで存分に遊んできましたって感じのホテルチェーン社長との話。
    個人的には格差カップルが好きなので、こういう設定は好みなんですが、受けのオーナーバーテンダー高史のお店でのお澄まし顔、社長の一瀬に対する感情豊かな顔、そしてHでのトロトロになってる顔、もう色んな顔があり過ぎてビックリ。
    展開としては社長が多分初めて出会うタイプであろう高史に段々とのめり込みつつ余裕も見せつつ虜にもしていきつつという、個人的にはこれまた好きな話でした。
    橋本さん、初めて読みましたが絵がキレイだけどHはかなり濃厚です。ただ好みは分かれそうな気も。
    続編があるのでそっちも読みます。
  • ヒミツの夜遊び

    本庄りえ

    ラブラブ
    ネタバレ
    2018年4月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『こんな男は愛される』『愛の言葉も知らないで』の続編。
    3カプそれぞれのその後の短いエピソードがいくつも描かれてます。
    既に出来上がっているカプなので基本ラブラブ。ちょっとしたすれ違いや葛藤などもありますが、それもまた気持ちを盛り上げるためのスパイスという感じ。
    個人的にはそれぞれのカプについてしっかりその後のドラマを描いて欲しいなぁと思いますが、元々この作家さんはドラマチックな展開はない方なので、これがこの作家さんなりの個性なのかなとも。
    絵は相変わらずキレイだしHもしっかりありますし、3カプそれぞれのラブラブ振りを堪能するには良い作品です。
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  • BlueMoon,Blue~between the sheets~【電子限定おまけ付き】

    橋本あおい

    スパダリはこうでなくては
    ネタバレ
    2018年3月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『住む世界が違う』ことに今更ながら悩む高史に対して『それがどうした!』とグイグイ引き寄せる一瀬。
    やはりスパダリはこうでなくては。
    そしてスパダリが時に嫉妬を感じたり焦ったり、そんな姿を見せてくれるのも萌える。
    ちょっとした当て馬役がいたり、一瀬のモテ振りを見せられたりで二人の関係がグッと深まるのも良し。
    個人的に好きなのは秘書の福原で、陰に日向に二人を応援してくれてるのが良いです。
    ラブラブエロエロ、満足。
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  • 伝えていいの

    富士山ひょうた

    ノンケ同士のゆっくり着実な進行
    ネタバレ
    2018年3月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ リーマン×大学生。個人的には積極的な攻めが好きなんですが(悪態シリーズみたいな)まあこういうのもたまには良いなぁ。
    某別サイトで無料公開されてるのを読んで、先が気になって購入。
    BLではノンケだろうが割りとサックリとコトを致す展開が多いですが、こちらは実にゆっくり。
    女の子だって初めては怖いものだし、ましてや自分の体の一部を性的なものとして意識すらしないノンケ男子にとっては相当の怖さや拒否反応があるだろうなと理解出来ます。でも何よりやっぱりこういうことは気持ちが伴わないと無理な訳で、徐々に徐々に相手を好きになっていく自分を意識していく過程が描かれていて、そこと同時進行で二人の関係も進んで行くので、心と体の双方がゆっくり着実に接近していく過程が見られて良かったです。

    あと、個人的に好きだったのは1巻に収録されていた『猫より遠く』。これまた社会人×大学生カプですが、この関係って何だろうと悩む大学生と、気持ちの読めない社会人。
    読み終えてみれば不器用さんの話ですが、なんともホッとして良かったです。この二人の話をもう少し読みたかったな。
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  • After【電子限定版】

    日高ショーコ

    三部作それぞれの後日談
    ネタバレ
    2018年3月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『シグナル』の芦原&村上、『嵐のあと』の榊&岡田、『初恋のあとさき』の美山&仁科、それぞれの後日談。
    日常を切り取った話なので一話は非常に短いですが、様々な設定、エピソードが見られるので楽しいです。
    榊&岡田の話が中心なので、この二人が好きな方はより楽しめるかと思います。
    芦原&村上の話ももう少し読みたかったですが、爆弾発言もあって、なんだかんだで上手くいってるようで良かったです。
  • 初恋のあとさき

    日高ショーコ

    榊&岡田目当て
    ネタバレ
    2018年3月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 皆さんのレビューを読んで、主役カプは好みではなさそうなので購入しないつもりでしたが、榊&岡田の二年後が描かれているということで、クーポン使って購入。
    やはり主役カプは好みではなかったです。美山はともかく、仁科に魅力を感じなかったしリバは好きではないので、ごめんなさいという感じ。皆さんの評価は概ね高いので水を差すようで申し訳ないですが、あくまでも好みの問題なのでご容赦願います。

    榊&岡田は二年後だからこその、勢いだけでない安定した関係故の榊の葛藤が感じられ、一方これまでは行き当たりばったりだった岡田が榊との関係にきちんと向き合っていることが感じられ良かったです。
    この榊&岡田の話だけでもそれなりのボリュームだったので、クーポン使いなら購入しても良いんじゃないでしょうか。

    詳しい評価としては本編☆☆、榊&岡田編☆☆☆☆で、総合評価☆☆☆です。
  • 圧倒的ダーリン!

    大和名瀬

    絵が良い
    2018年3月21日
    ヘタレ受けは可愛く、ガンガン攻めは格好良く、絵のキレイさは好み。
    展開が急ですが、まあBLの王道で安心して読めます。
    定価だとどうかな、と思いますがクーポン使いなら良いんじゃないでしょうか。
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  • 年下の彼の彼【電子限定おまけ付き】

    富士山ひょうた

    悪くはないけどイマイチ
    ネタバレ
    2018年3月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ カップルが成立しているところから始まるので前半はほのぼの。
    天然ぽい年下攻めと生真面目な年上リーマン。
    後半は二人の馴れ初め話だけど、ノンケ同士だったんだと知ってちょっとビックリ。
    くっ付くまでの話は悪くないんだけど、なんかイマイチ萌えない。
    この作家さん、個人的には以前の絵のタッチの方が好きで、最近は特に正面の絵が苦手。その辺も関係してるのかな。
  • 僕はすべてを知っている

    高久尚子

    面白い設定、でも長い
    ネタバレ
    2018年3月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 6巻まで読んでのレビュー。
    男性のシモ専門の病院を舞台に、2組のカップルが描かれてます。
    1~2巻は医師と携帯ショップ店員カップル。
    凄腕医師の犀川が絶世の美◯ンと絶賛する歩。彼が可愛すぎて無意識にフェロモン垂れ流し過ぎて心配になるときもありますが、なかなか良いカップルだと思います。
    男性のシモ専門医ということで、様々な悩みも出てきますし、色んな患者が出てくるのも面白い。
    3巻からは後輩医師金沢と患者でもある歯科医加賀カップル。こちらは二人とも男らしいキャラで進行もゆっくり。歯科医の症状と合わせてる?
    5巻のあとがきには次で完結と書いてあったので6巻が出て速攻購入。読んでみれば金沢のキャリアや長年の夢、金沢が担当する患者の夫婦関係といった別の要素まで入ってきて、BLというよりお仕事コミック?6巻では収まらなかった様子。次こそ完結なるか?
    もうここまで来たら、新人医師和倉も取り上げて、徹底的にやって欲しい。和倉が可哀相。好きになる人みんな恋人がいたり別の好きな人がいたり。それでも相手のことを思って自分の仕事も頑張ってる姿勢、なかなか好感が持ててます。ぜひ彼にも救済の手を。
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  • 悪態は吐息とまざりあう

    富士山ひょうた

    この作家さんの作品では一番好きなカプ
    ネタバレ
    2018年3月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻読んでから4巻まで一気読み。
    拘束から始まる設定、攻めの冬時に異様な執着を見せるイトコに過去の因縁の男、受けの夏目に禁断の想いを抱く妹など、様々なBLらしい要素はありますが、夏目と冬時の関係性は好きです。
    夏目にとって冬時は自分を心から求めてくれ自分をさらけ出せる、多分初めての存在であり、冬時にとってもまた夏目は心から求め『必要とされたい』初めての存在であるわけで、互いに寄り添い互いを必要としていく度合いが深まっていく過程は良いなぁと思えます。

    冬時の魅力は何と言っても無邪気さと時に豹変する危うさ、或いは女性に対する潔癖さと夏目のように好きな相手にはどこまでも求める貪欲さという二面性。一方の夏目もキチンとしているように見えてルーズなところもあり面白い。
    冬時が色々無茶なお願いをしては夏目に叱られ、それでもなんだかんだで段々ガードが弛くなっていく夏目という図は毎回楽しみです。
    欲を言えば、何故冬時が夏目をプチ拘束してまで欲するのか、夏目の何にそこまでの魅力を感じるのか(夏目自身疑問に感じているように)、その辺りをもう少し描いてくれると良かったです。
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  • 嵐のあと

    日高ショーコ

    シグナルの榊が主人公
    ネタバレ
    2018年3月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 相変わらず安定の絵の美しさ。
    『シグナル』ではやたらと二人にちょっかいをかけるお邪魔虫な榊が主人公。
    この作品を読むと、榊もずっと悶々としていたのだなと分かる。

    ノンケを好きになるゲイというキャラクターはBLにおいて様々な設定があるが、榊は長年片想いを隠してきたという経験からノンケには手を出さない出せないという割りとオーソドックスなキャラクター。
    一方の、男が気になるノンケという設定の岡田は逆に特異なタイプで、無自覚に榊を傷付けるような言動を取る一方で、必死に榊が築こうとしている壁を先のことも考えずにアッサリと壊して土足でズカズカ踏み込んでくるような大胆さがある。

    ノンケというだけでなく仕事相手で今後も大切な取引先になりそうな岡田に、それだけで本来なら理性を総動員して本心を押し隠して良さそうなものなのに無意識のうちに手を出してしまった榊の心情を考えると、やはり岡田の特異性があるんだろうなと思える。

    こんな岡田相手じゃ榊は苦労させられそうな気もするが、案外岡田は柔軟に対応しそうな気もする。

    他のレビュアーさん方も書かれているように割りと淡々としているので(エッチも)ドラマチックな話を期待すると物足りないかも。
    しかし榊は岡田より年下には見えないな~。

    どうでも良いけど個人的には榊の顔や雰囲気が鹿乃しうこ先生のpunch↑シリーズの牧(変態してない時)に似てて結構ツボだった。

    次は美山が主人公らしい。日高先生はなかなか厄介なキャラクターが好きなのかな。
    ただそちらはカプ二人ともキャラが好みではなさそうなので読むかどうかは微妙。しかしこの榊&岡田の後日談も収録されてるそうで、そっちは読みたいな。
  • シグナル

    日高ショーコ

    読み返すほどに味が出てくる
    ネタバレ
    2018年2月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初めて読んだときは最後まで芦原のキャラを好きになれなかった。
    だが何度も読み返していくと、自己中で相手の気持ちや都合など考えず、それで付き合いが終わるならそれで良しとしていた芦原が、村上に対してだけは切れたくない、村上と繋がっていたいという気持ちが透けて見えるところは萌え要素と言えなくもないかなと思える。

    また散々村上を振り回しておいてなんだけど、村上が芦原との関係に疲れそうな時、芦原の態度に凹んだ時、榊にちょっかい出された時などの要所要所では芦原が村上の前に現れて彼なりにフォローしようとする(態度は大きいけど)姿は可愛いと言えなくもないかなと。
    そこが芦原の友人たちの言う『芦原は変わった』というところなんでしょう。
    榊も芦原の変化を芦原に自覚させるべくわざとちょっかいを出しているようだし。

    そこを萌え要素として見られるかどうかがこの作品を好きになれるかどうかの境目なのかなと思います。
    後日談の『After』によると二人の関係は相変わらずなところがある一方で、さらに変化した部分も見られるので嬉しい。
  • 酷くしないでplus+

    ねこ田米蔵

    ラブエロ
    2017年12月26日
    2巻と3巻のみ読了。
    本編で描き切れなかったあのシーンの後、或いはあのシーンの前置き等、本編を読んでいる方なら楽しめる内容。
    2巻はちょっと短いかな、価格に対しては。でも内容的には満足。ネムの真矢に対する思いが募っているシリーズ前半の話であの時、あの後、ネムはこんなこと考えていたんだ、真矢はこんな状況だったんだと補完出来ます。
    3巻は価格が高い分内容も濃いし、エッチ度も濃い。本編では描けない濃厚な感じです。
    本編と合わせて読むとより楽しめます。
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  • ビーボーイゴールド分冊版

    アンソロジー

    やはりファインダー目的で購入
    2017年12月14日
    10月号はまるまる購入しましたが、分冊版があることを知って12月号はこちらで購入。
    ファインダーシリーズ、なかなか進まない。
    ピンチが過ぎるだろう、と思いつつも麻見の秋仁を思う気持ちが窺えるシーンに嬉しく思ったり。
    やまね先生がどういう形で二人を再会させるのか、楽しみだがまだ先は長そう。
    個人的には他に竹中さんの話も気に入っているので追いかけたい。
    2月号はいよいよPunch↑が掲載されるらしいので、こちらも楽しみ。
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  • 酷くしないで

    ねこ田米蔵

    イケメン真矢と純朴眠傘
    ネタバレ
    2017年12月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 現在第七巻まで読了。
    よくある弱味を握られて体の関係を強要されて…という始まりだけど、巻が進むに連れてラブラブ振りは加速。
    真矢のネムに対する執着と、ネムが初めて接する恋という感情の自覚にはグッときます。
    ただ何故真矢がネムを好きになったのか、そこがまだよく分からないまま読み進めたが、第七巻で分かる。元々真矢はネムみたいな子がタイプだったようだ。
    それから彰・十太兄弟の立ち位置、特に十太の腹黒さはどうも戴けなくて…。今後の展開で彼に変化が起こるのかどうか。
    第四巻から二人の大学生活が始まり、それぞれの新しい出会いがあるわけですが、ネムの新しい友達・沖野くんはあまりに真っ直ぐ過ぎてちょっと心配。その沖野くんに紹介された彼氏・九谷との関係も気になるところだったが、沖野くんのあまりの面食い振りと現金さ、九谷の一見素朴なようで実は手慣れていそうな感じは正直好きではなかった。
    そして何と言っても真矢が出会うルカ。もう怪しさ満載なんですが、特にこの人たらしなところが逆に危険度MAX、そんなに簡単に懐いて大丈夫?真矢!
    真矢とネムの関係が壊れることはないだろうけれど、ルカが今後どのような立ち位置になるのかがかなり心配。
    逆に縞川の方はもっとゲスな奴かと思っていたら意外と分かりやすくて安心。
    これまで真矢の一方的なネムに対する独占欲や束縛欲が描かれていたわけだけど、第五巻になって初めてネムの嫉妬や焦りが出てきます。そんなネムに対する真矢がもう…。ペアリングを着けないことの幸せもあるのね…。
    第六巻以降、真矢がどんどんスパダリになっていってドキドキ。ネムも頑張らないと、本当に『あぐらをかいてる』状態になりそう。
    新刊を楽しみに待ちます。
  • おしゃぶり先生~ワケあり優等生の弱み~

    シュウキ

    笑えるけどストーリーもある
    ネタバレ
    2017年11月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は単なる変態同志のギャグ漫画かと思ったけれど、読み進めていくときちんと物語になっている。
    カンニングが癖になってしまった優等生と彼が好きでしょうがない教師。
    教師生活の危機にも関わらず誘惑されると瞬殺される教師と、心の声がオネエ言葉なのも面白すぎる。
    二人の距離と優等生のその後と、きちんとストーリーもありながら強烈なギャグも混じって予想以上に楽しめた。
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  • 【無料】ビーボーイ旬コミ 別冊「楢崎壮太」

    楢崎壮太

    可愛らしい
    2017年10月11日
    名前は知ってるけど読んだことのない作家さん。
    こういう無料のお試しパックはありがたい。
    どれも可愛らしい絵で、内容もドキドキさせてくれる。
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  • ビーボーイゴールド

    ビーボーイゴールド編集部

    10月号ファインダーシリーズ
    ネタバレ
    2017年9月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 10月号のファインダーシリーズ目当てに、半額クーポンがあったので購入。
    久しぶりのファインダーシリーズ、なんか絵の雰囲気が変わったなというのが第一印象。こちらも悪くはないのだけど、どちらかというと以前のシャープなラインが好きだった。
    それでも久しぶりに二人のキスシーンが見られたので満足。
    もう麻見がめちゃめちゃ秋仁を大切にしてるのがダダ漏れです。昔のドS振りが嘘のよう。ただ飛龍に指摘されてる通りそれだけじゃね…。そろそろ秋仁も動く頃でしょうか。大人しくしてられるはずもないし、大人しくしていない秋仁を見たいし。
    次号では敵の正体が明らかになるのか、それとも章のタイトル通り『奈落』まで追い込まれてしまうのか。ドキドキする。

    他の作品をパラパラと読みました。人外、獣系が多いけど最近の流行なんでしょうか?

    ちなみに10月号にPunch↑の掲載はありませんし、次号も掲載ないようです。こっちも続き早く読みたいです。
  • P.A.

    赤石路代

    懐かしいけど面白い
    2017年9月23日
    高校一年生設定なので、無理のある役柄依頼もあるけど、天性の演技力と頭の回転の良さでどう切り抜けるのか楽しみながら読める。
    ドライなようで情にほだされやすく、だが苦い仕事も頭を切り替えて前に進んでいく。
    主人公が魅力的。
    20歳前後の方が設定に無理がないかと思うけど、少女マンガだから仕方ないか。
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  • ミルキーウェイ

    清水玲子

    懐かしい
    2017年9月21日
    昔紙媒体でも読んでました。清水さんと言えば月の子や秘密が有名ですが、個人的にはこのジャック&エレナシリーズが一番好きです。
    永遠に生きられる(壊れない限り)アンドロイドだからこその孤独や切なさ、永遠の伴侶を求める気持ちに共感出来ました。
    この作品はまだ二人の出会いや始まりに過ぎませんが、シリーズ作品を読み進めるうちに、最初はワガママ放題のエレナも、お人好し過ぎて振り回されてるように見えるジャックも、どんどん魅力的になっていきます。

    何しろ古い作品なので絵は今とは違いますが、ストーリーは今読んでも充分楽しめます。
    このシリーズを初めとする初期のSF作品など、清水さんは繊細な絵柄と裏腹にハードでシリアス、時にBLチックな内容で意外性があって好きです。
  • 可愛気。

    鹿乃しうこ

    まあまあ
    2017年9月4日
    最近の作品と比べると、どうしても見劣りしてしまう。
    一見、超肉食系の昂成が実は淡白(息子だけは例外)で、逆に受け身にしか見えないケンジの方が積極的という構図は面白かったけど、その辺りをもっと見たかったし、他の方のレビューにもあるようにあまりにサックリとカップルになるのが勿体ない。このカップル好きなので、もう少し紆余曲折とか、二人の想いの熟成が見たかった。昂成がケンジに殴られる図も。
    『大本気。』に収録されている、その後の二人の話から見るとようやくケンジの想いは伝わるようだけど。こちらとセットで読むと良いかも。
    もう一つの目白×中野カップルは、ここだけ見ると微妙。何と言っても始まりがアレだし、互いにキャラクターもまだ手探り状態。
    こちらも後日談である『大人気。』と合わせて読むと満足出来る。
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  • ファインダーの熱情 ~ファインダーの標的シリーズ(6)【初回限定小冊子付版】

    やまねあやの

    小冊子がとんでもないことに!
    ネタバレ
    2017年8月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりの飛龍登場と喜んだら、何と麻見と飛龍が秋仁を挟んで張り合っての…!
    プレイや色んなツッコミどころはともかく、麻見の秋仁に対する想いがここまで露に表現されているのは貴重(もちろん言葉は口にしないけど)。シリーズ本編ではなかなかお目にかかれないだけに、それだけでも読む価値ありです。飛龍からも麻見は秋仁の『恋人』と認定されてるし。
    しかも飛龍と秋仁はメールで連絡取り合ってる?そこに食い付く麻見にもニヤニヤ。
    オチにはあの人まで出て来て総出演。あの人の叔父さん、香港編で死んだと思ってたけど生きてたんですね!ビックリ。
    ところで秋仁がやって来た温泉って、「馬刺し」が出るということは熊本?そう言えば番外編に出てきた『恋する』シリーズでお父さんたちが滞在している温泉も黒川温泉。作家さんは熊本がお好きなのかな。
    本編の感想は通常版で。
  • ファインダーの渇望 ~ファインダーの標的シリーズ(7)【初回限定小冊子付版】

    やまねあやの

    小冊子は夢の続き?
    ネタバレ
    2017年8月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 小冊子は通常版の番外編にもあった高羽商事編。コネ入社の高羽部長と、麻見・飛龍・ミハイルというくせ者揃いの部下。
    通常版は夢で終わったが、こちらはそのまま続く。でもオチはいつも通り。
    まぁ高羽部長にはこんな部下たちを上手く使える筈がないか。
    ただこの小冊子では第六巻の小冊子同様、麻見が割りと積極的で甘いのが嬉しい。
    第七巻の番外編で出てきた着ぐるみがイラストとなって登場、しかも描いたのは…というちょっとした小ネタも楽しいし、ライバル会社が『御手洗商事』で、そこを蹴落とした裏にはやはりこの三人ならではの事情が…というのも面白い。
    何よりビックリなのはミハイルがまさかの…!香港で見せた古傷はそういうことだったの?
    巻末イラストは第一巻第一話と第六巻の小冊子を思わせるような3ショット。さらにそれを羨ましがるミハイルが!
    ところで秋仁は本編では23才設定だけど、この高羽商事編では25才らしい。パラレルだから?部長だから少しでも大人に見せるため?
    本編の感想は通常版で。
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  • 四号×警備―サード・パーティ―

    葛井美鳥

    段々良くなってる
    2017年8月16日
    第一巻では微妙な感じだったけど、この三巻になって良い感じに。
    やっぱり当て馬がいると盛り上がる。ジェイには悪いけど。彼もそのうち良い相手が見つかると良いな。
    飼い主と忠犬という関係は最初どうなの?と思っていたが、飼い主がちゃんと忠犬を大切にしているのが伝わってきたので楽しく読めた。
    忠犬の『役に立ちたい』気持ちの必死さと、飼い主のいるだけで良い的な包容力が好き。
  • 四号×警備-シングル・マインド-

    葛井美鳥

    思ったほどは悪くない
    2017年8月16日
    レビュー評価がイマイチなのでどうかなと思ったけど、期待せずに読んだせいか、予想よりは悪くなかった。
    警備というより暴力団の抗争を巡っての策略の要素が強かったけど、なかなか面白かったし。
    難を言えば動きが硬すぎる。特に銃撃のシーンとか撃たれるシーンとか、争うシーンとか、動きが感じられないのが残念。シリーズが進むに連れて改善されるのか。
    勇希が滝に懐く過程も理解は出来たし、滝の意地悪だけど勇希を可愛がるところもなかなか。
    これから勇希がどう成長するのか楽しみ。
  • 大本気。

    鹿乃しうこ

    あの迅が更正してる&大人気可愛気番外編
    ネタバレ
    2017年8月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『大人気』で全く良いところ無しだった迅が主人公。兄の同級生だった爽兵と急接近していくうちに態度や心にも変化が。
    迅の環境を思うと同情も感じるけど、だからってやっぱり『大人気』のアレは良くない。それでも爽兵のために自分を変えようとして、悪友のために闘って、頑張ってる姿は良かった。
    爽兵も腕の良い歯医者で頭良くて空手がメチャクチャ強くて女性にもモテて、良いとこばかり?て思ったいたら秘密があって実はエロ暴走してたし、でもこの二人は良いカップル。そして爽兵のお母さんが何気に素敵だった。
    暴力シーンが結構あるので、そういうの苦手な方にはオススメ出来ませんが、甘くない話が好きな私は好みでした。ただ私は殴り合いより銃撃戦が好きなんだけど。
    大人気と可愛気の番外編も収録。可愛気の昂成に対するケンジの『この見かけ倒しの草食男子め』という心のツッコミがツボでした。
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  • 青年実業家 麻見隆一のリトルモンスターが来た日【ファインダーの渇望特別小冊子より】

    やまねあやの

    本編では見られないシーン
    ネタバレ
    2017年8月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙が珍しい和服で素敵。なんか麻見の手が妙にイヤラシイのも良い。
    シリアスな本編と違うシーンが見られる小冊子。
    麻見が秋仁の知らない一面を知るという楽しい場面。いつもなら秋仁が麻見にやり込められるのだが、今回は麻見の方が秋仁に驚くという新鮮さが良い。
    せっかくの麻見のモノローグだけに、麻見が秋仁をどう思っているのか知りたかったけど、そこは言わぬが花…というよりこれまでの彼の行動が全てを表してるとも言えるか。
    二人仲良くお風呂に入ってるシーンはホノボノして好き。
    それにしても鯛茶漬けの出汁も作ってしまう秋仁って凄すぎる。そして鯛茶漬けを綺麗に盛り付けてる麻見も意外(そういや麻見は実は料理出来るんだった)。
    本編では駆け引きや争いが多いだけに、こういうホノボノした二人を見られるのは嬉しい。彼らの結末も幸せであるように願うばかり。
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  • ファインダーの隻翼 ~ファインダーの標的シリーズ(3)

    やまねあやの

    やっと物語が動き出した
    ネタバレ
    2017年8月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 第1巻、第2巻は完全な序章。
    やっと物語が動き出した感じ。それにしても高羽の空回り感が半端ない。麻見と飛龍との間で良いように振り回されてるだけ。
    飛龍に利用されて友人人質に取られて仕方ないこととは言え、彼の所為で人が死んでる訳だし、下手すりゃ麻見も死んでたかもだし。麻見を飛龍に売ってしまうなんて、高羽じゃなきゃ麻見に殺されてるレベル。だけど麻見は高羽をシめるどころか、奈落発言からの○○。まぁ麻見としても高羽を自分と飛龍とのゴタゴタに巻き込んだ負い目はあるのだろうけど、やはりそれだけ高羽が大事な存在になってきてるということか。

    ただシリーズを読み返してみると、麻見は高羽が絡むとどうも冷静さを失って調子を狂わせてしまうようにも見える。
    飛龍の襲撃を受けたのも『高羽の戯れ言だと思って油断し過ぎた』というより高羽を飛龍の元に行かせないことにばかり神経を尖らせていたせいのように見えるし、『高羽を一人にしたのはまずい』と後悔した時には既に高羽は飛龍の部下たちに囲まれてるし。
    まぁ高羽にこれだけチョロチョロされたら麻見も落ち着かないだろうけど。

    飛龍がこんなに麻見に執着していて、その麻見が高羽に執着しているのだから、高羽が飛龍に目をつけられるのも必然。しかしこの時点での飛龍はただの悪役敵役、お邪魔虫でしかないなぁ(第四巻から変わってくる)。
    これから高羽が麻見と飛龍の闘いの中でどう揉まれるのか。

    番外編はお正月の一日。酔っぱらってしつこく麻見にイタ電をかけ続ける高羽。何だかんだで結局麻見に構って欲しいんだね。当然そうなるよね…。麻見も喜んでるし。
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  • ササクレ・メモリアル

    鹿乃しうこ

    思ったほどは
    2017年8月9日
    期待していたほどの内容ではなかった。短編集なので致し方ないのかな。
    ただこの変態チック、拗れ具合は鹿乃さんらしさが満載で、その辺は楽しめた。
  • Punch↑+次男上等

    鹿乃しうこ

    PUNCH↑のみ
    2017年8月8日
    PUNCH↑のみ購入。
    相変わらずの牧の変態振りと浩太の可愛らしさに微笑ましいばかり。
    いつまでもラブラブの二人でいて欲しい。
    恋するオジサンと愛されて幸せな浩太をこれからも見ていたい。
    この作家さんの作品では一番好きなシリーズ。
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  • 大人気。

    鹿乃しうこ

    シリーズ作品で一番好き。
    2017年8月8日
    『可愛気。』では中野の狂犬振りと靖の破れかぶればかりが印象的だったが、この作品でようやく二人の心が通じ合うようになって嬉しい。
    中野の過去が可哀想過ぎるけど、その為に拗れに拗れた性格も性癖も全部引っくるめて丸ごと包もうとする靖が素敵。まぁそうでなくては中野と付き合うのは無理だけど。
    この作家さんの描く恋愛は甘くなくて大好き。この作家さんの作品読んでると、他のヌルいBLはもう読めなくなる。
  • 勤労カメラマン高羽秋仁の充実なる主夫生活【ファインダーの熱情特別小冊子より】

    やまねあやの

    こういう二人の図が好き
    2017年8月7日
    ストーカー事件の後日談。なるほど、こういう事情があって秋仁は再び外に出られるようになったのね。
    だけど秋仁としてはこういう解決で良いのか…? というより、麻見に上手く丸め込まれた感じかな。
    結局はいつもの詰めが甘い秋仁と、お仕置きする麻見の図。エロ度は低め。
    いつまでもこういう二人の関係でいて欲しい。
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