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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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軍服好きにはたまらない短編集2025年4月30日軍物と言えば水上シン先生。こちらは短編集ですね。
巻頭カラーから始まり5編のお話+αが収録されていますが、どれも甲乙つけがたい。軍物好きにとっては全てが素晴らしいの一言。特にカラーはエロな上にめちゃくちゃ美麗。
ガチムチで屈強な軍人さんが大好きな私には、様々なカップルの絡みを堪能できる本作はとんでもないご褒美でした。ありがとうございます!m(_ _)mいいね
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どのエピソードも泣いてしまう2025年4月30日キリエ先生の別作品を拝読したことがあり、繊細でありながら骨太さも同居している美しい作画が大好きです。
こちらの物語の主人公は新人消防士の叶之助。彼はある秘密を抱えています。幼い頃に火事から生還して以来、すでに亡くなっている人が視え、その声が聴こえるようになったのです。
まず何をおいても、全ての生存者を救うのだという叶之介の信念の強さ。どんなに過酷な現場でも、自分にしか感じられない死者の協力を得ながら突破口を開いていきます。
まだ息がある愛する者の命を繋ぐため、死者たちは叶之助に“どうか助けてあげて”と訴えかけるのです。どのエピソードも、その優しい結末に涙が止まりませんでした。 -
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絵柄について2025年4月29日私の持論なのですが、“本当に絵の上手い方は年配のキャラを巧みに描ける方”。この作家様はそこに当てはまらない気がしていましたが、多くのレビュアー様が同様のことを書かれていました。
それともう一つ、三白眼で無表情のキャラが多い。人物の描き方にそういった癖がある作家様なのでしょうか…?綺麗ではあるけれど、感情を感じないお人形さんみたい。
その固まった表情が何だか苦手で、物語にイマイチ入り込めませんでした。ストーリーもどこかで目にしたような二番煎じだったこともあり…、すみません、続けて拝読するほどの魅力を感じませんでした。いいね
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甘酸っぱすぎる三角関係2025年4月28日レビュアー様方がすでに書かれておられますが、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブ。三人の名前(名字)を合わせると“夏の大三角形”になり、それになぞらえた関係性というわけですね。なるほど深い…。
真琴、鷲介、そして北斗。彼らの微妙な三角関係が甘酸っぱくてもどかしくて、声にならない叫びを発しながら拝読しました。
三人のビジュアルがそれぞれ格好良くて可愛い。綺麗な絵柄で目の保養になります。高校球児の眩しさと爽やかさと言ったら…!
何よりみんな素敵な子たちなので、みんな幸せになって欲しいけれど…。三人の恋模様に釘付けになっております。 -
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動画で十分かな2025年4月27日小学生時代からホラー大好き人間です。昔から怖い話の本や漫画を読みあさり、今ではYouTubeで見る動画の3分の2がホラー系だと言っても過言ではないかも…。
でも自分自身が怖い体験をするのは絶対イヤ!動画を見るだけでヨシ😱な怖がりでもあるのです👻
ゾゾゾさんのチャンネルも更新されるたびに視聴しております。たびたび自分の地元にいらっしゃるので親近感。ここ通ったことあるんですけど…、な場所や道が動画に出てきてビビりました。怖いよ…😵
ただチャンネルを見た後でこの漫画を拝読すると、1から10まで動画の流れと全く同じなので、う~ん特に読む必要ないかな、動画がすごく面白いから漫画の方はもう、と私は思ってしまった。すみません…!あくまでも私個人の意見です…。
チャンネル未視聴の方ならば、すごく楽しめる内容なんじゃないでしょうか。 -
グッと来るお話の数々2025年4月27日北川みゆき先生はずっと以前から存じ上げていた作家様ですが、今まで作品を拝読する機会がなく年月が過ぎていました。
こちらは時折オススメに上がり気になり始めていたので、無料分があったことも決め手で読んでみることに。
一話完結のオムニバスで読みやすく、大好きな形式の物語です。主人公は毎回変わり、それぞれが何かしらの悩みやわだかまりを抱えた男女。
彼らは特に何の気なしにバーテンダー・更が待つBarに足を踏み入れ、そこからお話が展開していきます。
私はお酒はほぼ飲まないし、お洒落なBarにも縁遠い人間なのですが、すごく自然に物語に入り込めて驚き。カクテルの説明も「?」とならず、ふむふむ勉強になるな、と興味深く読めました。
ある程度年齢を重ねた男女の心の内が、どれもリアルでグッと来てしまった。
そしてこういう形式の物語は主人公が不幸な形で終わることが多いので、心配していましたが…、杞憂でした。美しすぎる更が死神的役割なのではと…。真逆でしたね、すみません!
カクテルにちなんだ、それぞれの男女の恋愛模様。読み終わると、霧がかっていた視界が次第に晴れていくような清々しいお話の数々でした。 -
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BLだったとしてもアリ…!?2025年4月27日キリッとしていてどう見てもバリバリ仕事をこなしそうな多田野、しかし実は周りが引いてしまうほど仕事ができない。そして全てが完璧だと思われているクールな氷鷹社長、実は家事が壊滅的にダメ。
多田野が偶然スーパーで氷鷹社長と遭遇したことで、ポンコツ同士のおもしろおかしい交流が始まります。
怒濤の勢いのギャグ漫画ですね。確かに面白いんだけど、終始ハイテンションすぎて私はちょっとだけ疲れてしまったかな…。
もしもですよ…、もしこのシチュエーションで、もう少しテンション抑えめで、それでいてBL作品だったとしたら。私は結構アリだったかも知れません…! -
格好良すぎ…!2025年4月26日第二次大戦中、海軍航空隊の精鋭パイロットが集結した“剣部隊”のお話。“デストロイヤー”の仇名で知られ、米軍からは機体の模様が由来の“イエローファイター”と恐れられた実在の撃墜王・菅野直さんが主人公となっています。
彼らの搭乗機は紫電改。これがもっと早く日本に配備されていたらと言わしめた、超優秀な局地戦闘機です。
物語のページを開いた瞬間、圧倒的な画力。航空機の描写の緻密さはもちろん、空戦の迫力と臨場感と言ったら…!
戦闘機も登場人物たちもみな格好良くて見とれます。実在の方々なのですよ。もう語彙力が退化していて格好良いしか言えない…。こぞって飛行機乗りに憧れた当時の少年たちの気持ちがわかる気がしました。
私はこの物語に登場する紫電改と零戦五二型、その両方のミニ模型を持っています。当時の日本軍機は陸海関係なく大好きなんです。
零戦はスタイルが抜群に良くて見栄えがする機体だし(私は特に垂直尾翼の形が好き)、紫電改は重武装で外観だけでもその強さが伝わってくるよう。どちらも日本を守るために獅子奮迅のごとく活躍した、素晴らしい戦闘機だと思います。
最近では海の底に沈んでいる紫電改の機体の引き揚げに関するニュースを観たり、戦後八十年ということもあって当時に思いを馳せることが多いです。
日本のために戦って下さった方々がいらしたから今がある。こうして好きな漫画を読んでいられる。それを決して忘れてはいけないと思う日々です。 -
リアルな感じが沁みる2025年4月26日オムニバス形式で綴られていく男女のワンナイトと、彼ら二人が朝を迎えて一緒に食べる朝ご飯のお話。
変に奇をてらわない、リアルにありそうなストーリー。その何でもない普通さが無性に沁みました。こういった夜と朝を過ごしている人たちも何気に多いのかなぁ、と思いを馳せつつ拝読。絵も可愛らしくて◎。男性キャラが格好良すぎず適度な容姿なのも◎。
作中の朝ご飯は簡単なもの、ジャンクなものも多いけれど、どれも美味しそうに見えてお腹が空いてくる。他のレビュアー様も書かれているとおり、男女の恋模様のお話であるとともに、飯テロ漫画でもありますね。 -
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探偵×ヤクザ、どちらも元警察官2025年4月24日作者様買いです。高橋秀武先生の作品大好き…!
こちらは元警官で現在は探偵業を営む銀と、同じく元警察にいながら現在はヤクザの花井の物語。
花井のビジュアルすごく好みでした。そこはかとない美しさが醸し出されている!と思って読み進めていたら、やはり美男だということが示唆されていますね。
警察にいた頃からそんな花井のことが気になっていた銀、告白する展開がすごく早くてちょっと驚いた(笑)。そんな彼もワンコっぽさを感じて好きです。
何より彼らが並んだ作画がたまらなく良い。対照的な二人ながら、すごくお似合いに見えて。
そしてストーリーも、もはや言うまでもなく。難しそうなテーマなのにふんわりした設定ではなく、相変わらずしっかり硬派で引き込まれてしまいます。
高橋先生の作品、BLではない青年漫画も含め、今まで拝読したもの全てが面白い。これからも追い続けること間違いなしの作家様です。 -
特殊な設定の刑事物BL2025年4月24日被害者の残留思念を読み取り、その追体験とともに自身の身体に傷跡を再現してしまう特殊体質の朝子巡査。お目付け役の黒岩警視と一緒に、捜査に励む日々だったが…。
高橋秀武先生最高です。“雪と松”に続いてこちらも拝読しましたが、やはりキャラも物語も骨太で秀逸すぎて!まるで上質な刑事ドラマを観ているような感覚になります。
そして朝子くんの可愛さは一体何なのでしょう。ある意味女性キャラより可憐です。シャワーシーンのほんのりとした色っぽさが、全開のエロよりも余程エロティックに感じてしまいました。
もう何と言っても作画が良すぎるんですよね。格好良くて美しくて艶っぽい。そして絵柄を見れば、すぐにこの先生だとわかる特徴を持っている。特にアンニュイな表情を描かせたら右に出る者はいない気がします。
絵が上手い作家様はたくさんおられるけれど、その中に絶対に埋もれることのない作画。素晴らしい物語とセットになれば、もう最強でしかない。大好きです…! -
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海軍のご飯🚢🍛2025年4月23日第二次大戦中の軍の物語というと、私が今まで拝読してきたのは、最前線で戦う軍人さんがメインのお話ばかりでした。
この物語の主役となるのは、そういった軍人さんではありません。とある駆逐艦の乗員の食事を一手に引き受ける主計兵、通称“めしたき兵”たちです。
戦中の海軍のお話の中では、航空隊が舞台の物語を最も好んでいた私(戦闘機大好き)。艦の中がメインで描かれているものは初めてだったので、かなり新鮮に読み進められました。
艦内で提供される食事は、自分が思っていたよりもずっと手が込んでいて美味しそう。特に、昭和初期にみかんのゼリーやチキンライスが出されるとは!とびっくりしましたが、よーく考えれば、洋食は明治時代には日本に浸透していたんだった…。
他にも中華あんかけをご飯に乗せたものなど、大戦中でも後期に突入するまでは、かなり豪華と思える食事(特に士官用)が出されていたこともあるんですね。
また艦ごとに名物料理があり、それを乗員たちが胸を張って自慢できることも何だか素敵でした。
命懸けで戦う兵たちに応えたい。その思いで知恵を絞り、美味しい食事を作ろうと日々奮闘する主計兵たち。目立つお仕事ではないけれど、彼らがいなければ始まらない。縁の下の力持ちとはまさに彼らのことですね。
作中にメインで登場した料理はレシピも乗っているので、海軍のご飯を家庭でも再現できます! -
人間ドラマとしても上質2025年4月23日あぁ何て綺麗な世界観なんだろう…。拝読しているだけで何だか胸がいっぱいになってしまった。
手話がキーになるBL作品は初めてですが、作者様の描写や表現がとてもお上手で、何の違和感もなく自然にストーリーに熱中できました。
売れない俳優藤永と難聴の学生ケイト、出逢うべくして出逢った二人ですね。藤永に向けたケイトの満面の笑顔が何ともかわいらしくて、思わずキュンとしてしまいました。
これはBL関係なく、優しくて温かくて素敵な人間ドラマだと思います。初めは表紙の美しさに惹かれて手に取りましたが、大正解でした。ぜひとも多くの方に読んでいただきたい作品です。 -
可愛いじゃないですか、皇女様!2025年4月23日“死神皇女”。皇帝の妹であるルシル皇女がそう呼ばれるようになった所以は、彼女が婚約した者は必ず不可解な死を遂げるため。
実は彼女、兄に反発する有力諸侯を、婚約者という形で近付き暗殺していたのです。
しかし今度の標的のユーリー陛下、ルシル皇女のドストライクだったようで…!?
私も多くの皆様と同じように初見はホラーと勘違いしました。実はラブコメですね(笑)。
表紙のデザインもサムネイルの状態では何だか恐ろしげに見えてしまいますが…。クリックしてみるとドレスの装飾の描写は緻密で抜群に美しいし、何より複数あるカラー絵での色の組み合わせがどれも私好み。
そしていざ本編を拝読してみれば、ルシル皇女、“死神”ではあれど本質は乙女でとても可愛らしい。暗殺の標的のはずだったユーリー陛下が大好きすぎて一人身悶える彼女、微笑ましいです。
今のところ既刊は二巻までですが、果たして愛を取るのか任務を取るのか…。 -
大正ロマンの世界にどっぷり浸かれる2025年4月22日翻訳家の藤が引っ越した先は、住人全員が秘密を抱えている集合住宅・“開花アパートメント”。
彼はまず初めに、同じく住人であり探偵業を営んでいる東条、そしてその事務所で助手をしている真と出会います…。
この作品、何と言っても表紙の美しさに目を見張りました。白・黒・赤・薄茶のみの色使いですが、その一つ一つが調和したレトロな色彩。どの時代の物語だと特に言及せずとも、その色合いのみで古き良き大正ロマンの雰囲気を醸し出せている気がします。
そしてページをめくれば緻密な描き込みのモノクロームの世界。そこはかとなく漂うその妖しさ、艶めかしさが、物語の舞台である大正末期にベストマッチ。
次代設定もあるのか、文学作品のような読後感です。ミステリアス×ノスタルジックで、ずっとこの世界観に浸っていたいような気分にさせられました。 -
読まずにはいられなかったテーマ2025年4月22日特攻隊のお話、辛くなるのはわかっていても、読まずにはいられなかったテーマ。作品自体は何年も前から存じ上げておりましたが、戦後八十年のこの年にやっと拝読する決心がつきました。
こちらの作品は事実を元にした小説のコミカライズ。陸軍の特攻隊“万朶隊”に所属しながら、何度も死線をかいくぐってきた佐々木さんの若かりし頃の体験談が元になっています。
特攻隊というと彼らが搭乗するのは戦闘機、中でも海軍の零戦のイメージが強い方もたくさんおられると思いますが、陸軍の爆撃機が特攻仕様に改造されたものも存在しました。四式重爆撃機をベースにした“ト号機”や、この作品の主人公である佐々木さんの搭乗機・九九式双発軽爆撃機の改造型がそうです。
当時の実際のモノクロ映像や写真で、それらの特攻仕様機を目にしたことがあります。まさに“棺桶”としてのみ造られた機体。本来の精悍な姿とかけ離れた不気味でグロテスクな外見に、思わずゾッとしたことが記憶に新しいです。
その恐ろしい航空機に乗り込む直前の特攻兵の心情が実にリアル。もし自分が登場人物と同じ状況ならどうだっただろうと考えずにはいられなかった。
戦争は恐ろしい。人の命すらいとも簡単に一発の弾丸にされてしまう。
二度とこのようなことが起こってはいけない。佐々木さんの体験を通し、本当に身につまされる思いがした作品です。 -
ヒロインのふきがとっても可愛い2025年4月20日近代が舞台の恋愛物にハマり始めており、以前から気になっていた作品。
ヒロインのふきが外見も内面も本当に可愛い。辛い背景がありながら表に出さず、健気に頑張る女の子は大好きです。
ただ、たった一つだけう~んと思ったのは、坊ちゃんの容姿について。お顔がちょっと幼なすぎて彼には惹かれませんでした、すみません…。自分的には、もう少し外見に男っぽさが欲しかったかな。
6つも年下なのは承知の上なんですが、ふきとは夫婦というより姉弟みたいに見えることも時折…。坊ちゃん中学生くらいに見えてしまうんですよね。
彼は18歳ではあるので、あとほんの少しでも大人びた描写だったら、少年時代とのギャップがもっと感じられてより良かったんじゃないかなぁと。おこがましくて申し訳ありません…。
でもふきが可愛すぎるので、そんなことはすぐにどうでもよくなりました。長い間くじけることなく頑張ってきたふき、坊ちゃんに目いっぱい幸せにしてもらって下さいね! -
うわぁ~好きだ~!2025年4月19日大人気の本作、遅ればせながら拝読しました。詳細についてはすでにたくさんのレビュアー様が素晴らしいレビューを書かれているので、私めは自分が心に強く感じたことのみを叫びます。
これは人気爆発するのもわかる!雀さん、やることなすこと可愛すぎますよ。困り眉もクマさんの部屋着も全部可愛い(あと名前もね)!自分は雀さんと同じアラフォーですが、この年齢でこんなに可愛い男性は罪ですな…。
慶司くんも直視するのが恥ずかしいほどの美男子で。何より眼鏡がたまりません。そして「あなたのこと余裕で抱けます」はとんでもない殺し文句だわ。
あぁ攻めも受けも格好いい&可愛いが渋滞している…。
作品自体は検索等で存じ上げていたので、もっと早く読もうとしなかった自分を呪いたい…!
すず子もとってもキュートですね🥰雀さんのぬいぐるみコレクション私も欲しいです…。 -
四人のおまわりさんの日常2025年4月17日警察官のお話は大好きな自分。タイトル通り何だか怪しい表紙に釣られて拝読。
四人のおまわりさんがメインとなって、彼らの何気ない日常が綴られていくお話です。
職質での会話や、交番が暇な時のやりとり。あぁ実際おまわりさんて案外こういう過ごし方をしてるのかもなぁ、と想像しながらサクサク読んでしまいました。
大事件も起こらないし、内容もギャグというギャグがあるわけではない。なのに、何か上手く説明できない面白さがあるんです。おまわりさんたちがただ淡々と会話しているだけなのに…。
それとメイン四人のビジュアルも味があるんですよね。全員取り立ててイケメンというわけではないんだけれど、制服も相まってか均整の取れた体格で何だかすごくセクシーに見えてしまう…(笑)。更衣室のプチサービスショット(黒Tシャツに浮き出た筋肉)に悶えました…😇
ポーカーフェイスの黒マスク芦川(27)、ズバズバ物言うホクロ井崎(29)、元気ハツラツなゴリラ鈴岡(27)、ちょっぴりマイナス思考な目のクマ斗賀部長(32)。全員個性的かつ何かしらの魅力を持っています。読み進めると彼らの意外な一面も知れるので、もっと好きになってしまうこと間違いなし。
あと、時折呟かれる意味深なセリフにはドキッとさせられます。思わず彼らの心の内を覗きたくなってしまう…。
怪しい表紙に引き寄せられたお陰で、面白い作品に出会えました。 -
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国民的作品の一つ2025年4月16日本当に懐かしい作品。子供の頃は当たり前のようにアニメ“忍たま乱太郎”を観ていました。OPだった“勇気100%”は今でも口ずさめてしまう…。
原作があることを知ったのはそれから結構後のことでした。ヘムヘムやおシゲちゃんがアニオリだと知ってびっくりした思い出。
アニメの方が馴染みがあるので、原作一巻目は絵柄の差異がほんのちょっとだけ気になりはしました。ですが、それも本当に一瞬のこと。漫画版もテンポがいいギャグで止まらず読めてしまいます。そしてやっぱり面白い。
しかもギャグがメインでありながらも、設定が実に細かく作り込まれていることにも驚きました。
たびたび巷で言われている“当時の女児は土井先生が初恋”…、はい、自分も挙手します(笑)!今でも理想です土井先生。あと利吉さんにも憧れたなぁ…。
そしてよく戸部先生や食堂のおばちゃんのモノマネをしてゲラゲラ笑っていた小学生時代。思い出すと懐かしすぎてなぜか泣けてきます…。
現在でも、アニメはもちろんミュージカル化されたり映画化されたり、もう国民的作品の一つですね。
私も忍たまと一緒に育ったと言っても過言ではないほど、とても親しみのある作品です。 -
火事と喧嘩は江戸の華2025年4月16日江戸時代の火消しが主人公のBL作品。珍しい!と思って早速拝読しました。
まず思ったのがとても素敵な絵柄。江戸の町並みや火事の現場の描写など、下手をすればごちゃついてしまいそうなところ、目が疲れることもなくサクサク読んでいけました。
そして何と言っても纏持ちのましろ、容姿が特徴的かつ魅力的ですね。筋肉質な褐色の肌に商売道具の纏と衣装がよく映えています。早太郎が夢中になるのもわかる(てやんでェべらぼうめ)。
江戸弁も何とも言えず読み心地が良い。時代物がもともと好きなのもあり、キャラが話す庶民的な江戸弁でさらに気分が上がりました。
これは良いですよ…!時代物好きな方にオススメ。 -
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江ノ島の景色と二人の男子高校生2025年4月14日天と龍司の関係が何とも甘酸っぱい。二人並んだ姿に江ノ島の素晴らしい景色が彩りを添えます。
読み始めは、正直に言うと天の軽そうな性格が好きになれなそうだな、と。でも彼がそうなってしまったのには理由があり、好きな子に同性愛者だと告白して茶化された経験があるから。
想いを寄せる相手にそういう態度を取られたら…。確かにもうその場は開き直るくらいしか術がないかもしれない。そうでもしないと自分が惨めで仕方ない。
天が江ノ島で知り合った龍司は容姿も性格も良く、彼が同性愛者だと知っても全く態度を変えません。むしろ積極的に関わろうとしてくれているよう。これはもう天は彼に惚れるしかないよ…。
好みの面で言ってしまうと天は自分的ストライクゾーンから外れているので、読み進められたのは爽やかな龍司のお陰かも。ただ天の過去の苦い恋に関しての描写は、何とも切なくて感情が動いてしまいました。
そして心惹かれた理由の一つでもあるのが、作品の舞台が江ノ島だということ。ちょうどタイムリーに旅行に行きたいと思っていたのと、以前訪れた時に見た景色と同じ描写に懐かしくなり。
次回江ノ島に行ったら、今度は作中で天と龍司がいた場所を探してみたくなりそうです。 -
あっしには関わりのねぇことで…2025年4月13日主人公の紋次郎と同様、生まれが上州です。地元には知る人ぞ知る紋次郎のテーマパーク(?)“三日月村”が存在している縁もあり、子供の頃は物語をよく知らずとも、ずっと親近感は持っていた作品。昔、中村敦夫さん主演でドラマ化されヒットしていたことは存じ上げていました。
最近YouTuberさんたちが三日月村を訪れている動画を拝見して、何だか懐かしくなり。もしかしてシーモアさんに漫画版とかがあるんじゃなかろうか、と思い浮かんで検索してみたらありました!時代小説“木枯らし紋次郎”のコミカライズ。
上州新田の貧しい農村(三日月村)に生まれ、間引かれそうになったところを姉の機転で助けられた紋次郎。無宿の渡世人となり、放浪の旅を続けていきます。
その中で巻き込まれることになる厄介事。「あっしには関わりのねぇことでござんす」、それが紋次郎の決め台詞。そうは言っても、毎回しっかり関わってしまって長脇差を振るうことになるんですよね。
有名な勧善懲悪の時代劇とはまた違った、どこか哀愁を感じさせるような味わい深い作品。「あっしには~」という台詞、作品自体はご存知なくても聞いたことがある方は多いんじゃないでしょうか。いいね
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同世代ゆえの共感2025年4月12日40歳独身(バツイチ子有り)の愛理のお隣に、大好きだったけれどお別れしてしまった高校時代の元カレ・稲葉が偶然越してくる。そして再び二人の交流が始まって…。
愛理&稲葉とドンピシャ同世代。まさかアラフォー世代の恋愛物でこんなにキュンキュンできるとは!
二人の高校時代のビジュアルもかなり懐かしかった。あの頃はミニスカにルーズソックスがものすごく流行りましたね。
あと余談ですが、今でもずっと第一線のお菓子であり続けているポッキーは改めてすごい…。
このお話のシチュエーション、年甲斐もなくほんのちょっとだけ憧れてしまいます(笑)。
胸キュンな恋愛物は若い世代の専売特許だと思っていたけれど、アラフォー同士の物語も意外とアリなんだなぁと思わせてくれた作品です。 -
実在のお店の朝食が本編に登場2025年4月11日様々な悩みを抱え、それぞれの壁にぶつかる主人公たち。美味しい朝食が売りである実在のお店を巡り、気分をリフレッシュして朝から英気を養っていく…。
そんなお話に興味を持ち読んでみたら、メインキャラの女子四人とまさかの同郷。
主人公と家族の会話のシーンで、じーちゃんばーちゃんの方言を思い出して懐かしくなりました。
私がこの作品で一番目当てにしていたのは、何と言っても実在のお店で出される朝食の紹介。どれも美味しそうで、見るだけでわくわくしました。主人公たちの複雑な人間模様も気になってはいましたが、やはりお料理目当てで読んでいたことは否めません(笑)。
和食屋さんに洋食屋さん、カフェやホテル、そして朝ラーメンまで。美味しそう、食べたい!でもお値段高そうなお店が多いな…。心の中で何度も呟いた深夜。地元のラーメン屋さんが紹介されていて、絶対行くと宣言しながらまだ行けていない…。
そんな中、この作品に載った庶民的なお店の一つがコロナ禍の客足減少で閉店、というニュースを見た時は切なかったなぁ…。コロナが流行しなければ今でも現役だったかもしれない。そう思うと少し寂しい気分になってしまいました。 -
若い方々にこそ読んで欲しい2025年4月11日元は戦争を題材にした物語が大の苦手でした。心が重く辛くなるのが嫌だったからです。
そんな自分がとある戦争物の作品と出逢ったことで180度考え方が変わり、当時をもっと知りたくて、平和資料館はもちろん特攻隊関連の記念館を片っ端から巡るようになっていました。
そうした中、映画化されたことで知ったのがこの作品です。漫画の方も拝読。
これはもう泣かずには読めないです。主人公が特攻記念館を訪れるシーンで、当時まだ二十歳そこそこのお若い特攻兵の達筆な遺書と、幼さが残る顔立ちの遺影を私も思い出しました。
記念館に飾られていた、仲間たちとじゃれ合う写真。それを見て改めて痛感した、彼らも元々は普通の青年だったということ。
そしてみんなで集まっての笑顔の写真。それが撮られた数時間後には、もう飛び立ったのだと。
彼らの憧れだったに違いない飛行機乗り。厳しい訓練に耐え操縦の腕を磨いたのは、決して自ら敵艦に突っ込んで死にゆくためではなかっただろうに。
皆さんまだまだお若く、志半ばで死にたくなんてなかったはず。もっと生きていたかったはず。
こちらの作品は絵柄も少女漫画風で綺麗ですし、タイムスリップなどのファンタジー要素もあるので、若い方々も手に取りやすいと思います。
なのでぜひとも読んで欲しい。そして、そう遠くない過去、国のためにと散華した年若い方々がいらしたことを知って欲しい。忘れないで欲しい。
戦後八十年、彼らの御魂が今はどうか安らかでありますように。 -
煩悩無くならず、如何にすべしや2025年4月9日オススメで出会った作品。神社仏閣が好きな上、表紙のインパクトとあらすじで興味を持って拝読。
そして大当たりを引いた…!
物語の始まりは、え?ここからどうやってお寺に繋がるの?と一瞬思ってしまう。
ヤクザの下っ端の一信、そして組長の娘むつみが殺し屋に狙われることになり、“治外法権”である禅寺に一時的に身を隠すことになるのです。…なんと一信は雲水(修行僧)として。
これ、めちゃくちゃ面白い。ギャグが織り交ぜられながら、一信や雲水仲間たちの厳しい厳しい修行生活が描かれていきます。
また、絵柄がとっても綺麗なんですよね。お寺が舞台なのでたくさんの僧侶たちが登場しますが、みんな格好良い&美しくて眼福…!坊主頭だからこそ、余計に目鼻立ちが際立つんでしょうか。一信も、娑婆の姿より雲水姿の方が男前に見えるかも。
そしてカバー裏には、娑婆バージョン(私服で髪あり)の同日安居四人組のイラストというご褒美!
あぁ煩悩無くならず、如何にすべしや…🙏📿
…と、冗談はさておき。キャラが魅力的なのはもちろんのこと、ストーリー自体が本当に良いんです。一信たちの体を張った(笑)ギャグや顔芸で爆笑したり、仲間同士の助け合いに思わずホロッとしたり。他にも様々なドラマが詰まっています。
作中で用語の解説もあり、禅寺や禅僧についてより詳しく知ることもできる。お寺巡りをする際に、着眼点も変わりそうです。
それと後から気付いたんですが、同日安居四人組の名字、四人揃うと“春夏秋冬”なんですね🌸🌻🍁⛄ -
可愛らしい絵柄がたまらない2025年4月8日こちらは映画の方を先に視聴しました。続いて漫画の方も拝読。高齢化が進む島に暮らすじいちゃんと、飼い猫タマのお話。
どこか懐かしさを感じる海の町の風景、そこにのんびり穏やかに暮らす猫たち。特にモチモチふくふくした猫ちゃんたちの描写がたまらなく可愛いです。むちむちなお腹をモフモフしたい衝動に駆られました。
じいちゃんたち人間もデフォルメされた丸っこい絵柄で描かれており、優しい色使いで癒される。
じいちゃんやタマやご近所さんとの日常を綴ったお話で、悪人が登場しない、心があったかく満たされるような物語です。猫好きの方もぜひ。私は飼い猫たちを膝に乗せながら読みました。 -
涙なしで読めない2025年4月7日“不良がネコに助けられてく話”と同じ作者様なのですね。こちらもオススメで表示され、早速拝読しました。動物保護活動家のお話です。
やはりこの作者様は動物たちの描写が本当にお上手だと思います。物語冒頭の猫ちゃんの、ペットショップで売られていた時の不安そうな表情。飼い主に気に入られず、外に出されてしまった時の寂しそうな表情。それから8年後、多頭飼育崩壊の家で発見された時の、人間不信に満ちた表情…。“不良がネコに~”を拝読した時と同様、泣きながら読みました。
動物保護活動家のお仕事については、テレビのドキュメント等で何度か拝見したことがあります。とても並大抵のパワーで出来ることではない。本当に頭が下がります。
自分は公園で保護したり家の敷地に迷い込んできた猫たちを最多時で6名飼っていました。半数が高齢のため虹の橋を渡り、現在は3名が元気にしています。もちろん去勢等の手術は受けさせております。
ペットをお迎えしたいと考えている方がいらしたら、ぜひこの作品を読んでみて欲しい。生き物を飼うということは、“可愛い”だけで済む話ではありません。毎日のご飯やトイレ等のお世話、ワクチン、予想外の病気やケガもあります。
私も苦渋の判断で、もうこれ以上は動物を飼わないと決めました。キャパを超えてしまったら、かわいそうな目に遭うのはペットたちだからです。
本当は1匹でも多く、と思っているのですが、歯痒い…。どうか世の中の動物たちがみんな幸せに生きていけるようになって欲しいと願ってやみません。 -
面白いんですよ、これ2025年4月6日高橋秀武先生は、少年ジャンプで描かれていた瑳川恵一名義の頃から存じ上げている作家様。現在は主にBLを描かれておられますね。
さて、こちらの作品。ジャンル的には刑事物…、なのかな?
警察庁生活安全局特殊防犯課指導係(長い)・通称トクボウに所属する警視、朝倉草平(たまご大好き🍳)。テンションは年中低く、死んだ魚のような目、口癖は「あー死にたい」。
しかし行いを改めない悪人と対峙すると、“行政指導”の名のもとに、あらゆる方法(違法もあり)を使って“害虫駆除”をしていくのです…。
これ、本当に面白いんですよ。ペアを組まされることになった刑事の辻くんとのやりとりは笑えるし、朝倉の悪人に対するお仕置きはドSすぎて爽快。
そして、ガ○ダムやキャ○ディーズなどのかなりマニアックな小ネタが挟み込まれたり…(笑)。絵柄も骨太で好き。それでいて女性キャラはちゃんと可愛いんですよね。
後半になってくると、朝倉の秘密も徐々に明かされていきます。
面白いんですよ本当。多くの方に知って欲しい作品です。 -
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軍服も眼鏡も大好きです…2025年4月4日わあぁ大好きな軍物のお話…!なぜ今まで存じ上げなかったのか!しかも陸軍士官学校が舞台だとは…。ドストライクすぎる。
そして軍服大好きなんです。どちらかというと海軍の方が好みではあるんですが、陸軍の方も見慣れたらだんだん格好良く見えてきている…。
祖父や親類が皆揃って陸軍所属だったこともあり、桐島くんたちが着用している詰め襟の軍服は写真等で馴染みがあります。
そして、桐島くんもかけている眼鏡。祖父の部隊(歩兵)の集合写真では、眼鏡をかけている方の比率が思いのほか高かったことを思い出しました。軍隊ではあまり眼鏡の方は多くないという思い込みがあったので、これは意外でしたね。
あの当時は皆様桐島くんと同じ丸眼鏡、やはり昭和の眼鏡の形はとてもインテリジェンスに見えます。素敵。
作品の絵柄は、品があってほんのりレトロな感じ。物語にすごくマッチしていると思います。
そしてBL作品のようではありますが、作画の耽美なイメージに反してコミカルで微笑ましい。個人的にかなり好みのストーリーです。あぁ~本当に何で存じ上げなかったのか…!
もっと早くこの作品と出逢いたかった…。でも出逢えただけで幸せだと思うことにします!検索で表示されて下さって本当に有難うございます(敬礼)。 -
泣く子も黙る鬼平のコミカライズ2025年4月4日シーモアさんで検索してみたらあった…!
ゴルゴ13で超有名なさいとう先生による、これまた超有名な池波先生作の鬼平犯科帳のコミカライズ。
鬼平については子供の頃、時代劇好きの祖父が観ていたテレビドラマで初めて知りました。その当時鬼平こと長谷川平蔵を演じていたのは二代目中村吉右衛門さん。テーマ曲は今でも印象に残っています。
漫画についてはさすが大ベテラン。骨太で線がしっかりとした、とても見やすい作画。安心して読めます。彫りが深く眉のくっきりした鬼平が渋くて素敵。
自分は様々なジャンルの作品を読む雑食ですが、時代劇はかなり好きなんです。昔祖父と観た色々な時代物のテレビドラマの影響か、こういった重厚なものが時折読みたくなる。読んでいるだけで背筋がピンと伸びる気がします。
最近は漫画でもドラマでも本格的な時代劇が少なくなってきてしまった。何だか寂しいなぁと思ったりする今日この頃…。 -
大好物なシチュエーションですよ…!2025年4月2日これは読まずにはいられない…!大好物を探し当てました。
陸上自衛隊(教育隊)が舞台のBLです。もともと軍物(旧日本軍)が好きだったので、この表紙を見た時におぉっと心の中で喜びの声を上げてしまった。
BLでいちばん好みなのが、体格差があまりない筋肉質な男性らしい男性同士のカップリング。なので、こちらはもう刺さりまくりでした。
すでに目が軍物に慣れきっており、丸刈りも短髪もすごく色気を感じるように調教されてしまった(笑)。特に押田、君は顔も体型もめちゃくちゃ私の好みなのだよ。過去の辛い思い出は消し去って、望月と幸せになってしまえ…!
陸上自衛隊の駐屯地は地元にも複数あります。迷彩柄を着てママチャリに乗っている隊員さんをたびたび見かけますが、そのミスマッチな姿が何だか逆にほっこりするんですよね。
災害時等、有事の際に絶大な力になって下さるのが自衛隊の皆様。日々感謝を忘れずにいたいです。いいね
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独特の世界観2025年4月2日まず主人公たちの名字・“クシナダ”と“スサ”、そして竜でアッと思ったのですが、やはり日本神話のヤマタノオロチのお話が根底にあるのか…。
表紙の印象で明るめの物語だろうという先入観を持っていました。ですが拝読してみると、想像していたよりずっと重いストーリー。
イサギの髪の白い部分は、てっきりファンタジー的要素のカラーリングだと思っていた。若白髪なんですね。あのお役目をずっと担っていたら、どれだけ気にしないようにしてもそうなってしまうよね…。
絵柄はとても好み。イサギの容姿も綺麗で、拝読前は表紙のイラストを見て勝手に少女だと思っていたくらいです(少年でしたね)。
剣戟もすごいです、迫力がある。そして和風だけど和風一色ではないような、独特で不思議な世界観。
まだ無料分を読んだだけなのですが、かなり心を掴まれました。今まで読んだことがないタイプのお話です。 -
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ダークファンタジーと言えばこれ!2025年3月31日この作品を知ったのは、だいぶ昔に放送していたテレビアニメ版“剣風伝奇ベルセルク”のCMを見たことがきっかけでした。
一切のキャラクターが登場せず、暗い背景に“ベルセルク”の文字のみ大きく映し出されていたCM。逆にどんな作品なのか気になりすぎて、原作漫画を手に取った思い出。劇場版も三作全て観ました。大迫力だった…!
実に重厚なダークファンタジーです。黄金時代編が一番好きで、何度も読み返しました。ガッツがグリフィスと共にいる選択をすれば、平穏が続いていたんだろうか。ジュドーもピピンもきっと…。そんなifを想像すると切なくなってしまう…。
三浦先生がお亡くなりになってしまい、物語は未完のままになってしまうのだろうかと思っていたので、続きが発表された時は嬉しかったです。ぜひ完結まで突き進んでいただきたい…! -
どうしても受け入れられない作画2025年3月30日BLジャンルの検索中にこの作品を目にしてしまい、戦時中の物語(もちろんBL含む)に興味を持つ者として書かずにはいられなくなってしまった。だいぶ言葉が荒く汚くなると思いますが、どうかご容赦を。
この作画はダメです。見た瞬間絶句でした。
何をおいてもあの髪型。目にかかるほどの前髪を整えず、常にだらしなく垂らしているのは有り得ない。
階級や戦績が良い者や飛行機乗りならば、という肯定的なレビューを拝見しましたが、はっきり言います。髪の長さはともかく、飛行機乗りだからこそ、あの髪型だけは有り得ない。
なぜそう言い切れるかといいますと、私の大伯父は当時陸軍曹長で部隊も率いたベテランの飛行機乗りだったんです。その影響で私自身も航空隊(陸も海も)にはたいへん興味があり、飛行機乗りについての知識はそれなりに持っていると自負しております。
ちなみに当時の大伯父は丸刈りでしたが、髪を伸ばすこと自体は別にイレギュラーではありませんでした。有名な撃墜王の中にも髪が長めの方はおられます。
ただその場合、皆さんオールバックや七三に整えていた。何かの拍子に髪が視界を塞いだら一大事、目は飛行機乗りの命なんです。
でもこの作品では、わざわざ出撃時にすら飛行帽から長い前髪をはみ出させ、しかもその鬱陶しい前髪が航空眼鏡の上に…。前述のように視界不良は死に直結、そんなふざけた姿の飛行機乗りがいるわけないでしょう。
作品紹介の中に“生き残りをかけた戦い”とありますが、笑ってしまった。…どの口が。生き残りたければ、まず手始めに前髪をどうにかしましょうね。
別の作家様の海軍航空隊を舞台にしたBL作品も拝読しています。そちらの方は実に丁寧に当時の髪型、容姿、服装等が調べ上げられており、これとは比べものにならないほど忠実に描かれている。それを先に見てしまったら、これはもうとてもじゃないが読めません。
ファンタジーならいざ知らず、実際の戦争物をビジュアル重視でいい加減な描き方をされることに、嫌悪感と腹立たしさを感じるのです。日本のために命懸けで戦って下さった方々が軽く見られているようで…。私の祖父も大伯父も当時戦争に行った人間なので、余計に感情が入ってしまう。
戦争物だからこそ、たとえBLであっても出来るだけ史実に近い髪型や服装できちんと描いて欲しかった。それだけが非常に残念です。一遍に読む気が失せてしまいました。いいね
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わぁ~これ好きかも…2025年3月30日BLに対して選り好みが激しい自分ですが、興味深く読める作品をもっと開拓していきたいなぁと思って検索中、目に留まったのがこちら。
警察官の先輩←後輩のお話ですね。制服系のお仕事の物語はもともと好きなので、早速拝読。
佐野部長が素敵だぁ…。あの人懐っこい笑顔は反則です。これは汐見じゃなくてもキュンとしますね。佐野部長の笑った顔をもっと見たい!…私は汐見か(笑)…。
BL作品は内容によっては強い拒否反応を示してしまうのですが、こちらの作品は何だか優しくてあったかくて、もっと読みたいという気持ちにさせられました。
いや~色々と探してみるものだ…。これからの展開に期待大です。 -
軍人さんは大好物なんですが…2025年3月29日軍人さんとその許嫁、とても好きな設定です。絵も綺麗ですし表紙の色使いもレトロで素敵。
ただ、12歳の姫子と30歳の文治さんという“年齢設定”がちょっと…。18歳の年の差については全く問題ないと考えています、現代でも普通にあることです。しかし、二人の“年齢設定”がどうしても受け付けませんでした。
私のとても偏った考えになってしまうのですが、せめて姫子の年齢をもっと高めに設定して欲しかった。表紙の二人の結婚生活を想像してしまうと、ぞわっと鳥肌が立ってしまいました。
文治さんはさておき、姫子が幼すぎて背徳感を感じてしまった。12歳と言えば、現代だと小学校六年生くらい。文治さんは30歳の大人の男。…これはちょっと無理でした、親子のようで…。当時はそのくらいの年齢や歳の差での婚約はよくあること、というのは重々承知なのですが…。
仮に姫子15歳・文治さん25歳くらいの設定、もしくは姫子が成人していての18歳差だったら、違和感なく微笑ましく思いながら見られたかもしれません。
そこだけが私的に残念でした…。 -
オリジナル版を詳しく知らなくても笑えた!2025年3月29日あらすじにある通り、もし北斗の拳が実写ドラマで、俳優さんがキャラを演じていたとしたら…、というif設定の作品。
オリジナル版の方については、メインキャラと大体のストーリーの流れをかいつまんで知っている程度でした。つまり、細かいところはほとんどわからないんです。
それでもこの作品、ちゃんと面白いんですよ…!少なくとも私はかなり笑わせてもらいました。
北斗の拳のキャラはある程度知っているので、どんな俳優さんが登場し、どのキャラを演じるのかが毎回楽しみ。この漫画がとても面白かったので、今度は逆にオリジナル版の方を読んでみようか、と思っているところです。 -
ベル・プペーのスパダリ婚約~「好みじゃない」と言われた人形姫、我慢をやめたら皇子がデレデレになった。実に愛い!~(コミック)【分冊版】
令嬢物に初挑戦2025年3月26日たびたび広告で拝見し、すごく綺麗な絵柄だなぁと印象に残っていました。
ただ令嬢物が巷に溢れすぎていて、どれが面白いのかわからない、そもそもどれも似たような感じなんじゃ?とあえて読むのを避けていたのですが…。無料分があったこともあり、この作品で初めて挑戦してみました。
まず、レティシア嬢がめちゃくちゃ私好みの性格。お人形さんに例えられるほど可愛らしく美しいのに、中身はとんでもない男前。これは女性も惚れてしまうでしょう。
ジルベール様も、初見ではちょっと嫌な奴かと思いきや…。他者を突っぱねるような物言いも、彼の背景を知れば知るほど仕方なく思えます。辛いし切ない…!レティシア嬢も彼を全力で守りたくなるよね。
まだ導入部分を読んだのみですが、なかなか面白い作品だと思います。いいね
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BLじゃなく水球漫画ですよ!!2025年3月25日少年・青年漫画で面白い作品を開拓したくて検索していると、突如現れたこの表紙。
…えっ、何でBL漫画が表示されてるの!?ジャンル分け間違えられてる!
と思ったら、水球漫画なんですね。これはスポーツ漫画です、BLではありません!表紙の二人の雰囲気でめちゃくちゃ勘違いしてしまった(汗)。
水球ぜんぜんわからないけれど、あらすじを読んだらコメディらしいし、表紙が目に留まったのも縁。拝読してみました。
いやー、当たりです!絵もとても綺麗で丁寧、想像以上に面白い作品。主人公二人のコント(違う)が本当に良きです。そして黒髪色黒の山城のキャラ設定がすごくツボ。様々なスキルが高い上、どう見てもスポーツ万能そうな外見なのに、スキップすらまともに出来ない…(笑)。そして銀髪の信濃は一瞬ドラ○ンボールのトラ○クスに見えてしまった…。
あと、何と言っても筋肉の描写が素晴らしい。女の子の体型も適度にむっちりしてて好き。男女どちらも水着姿を描くのが上手な作者様だなぁ、本当に眼福です。あとカバー裏のイラストも笑った!
まだ無料分の一巻を読んだのみですが、完全なスポ根物ではなく、ギャグが半分ぐらい(半分以上?)を占めている感じでしょうか。なので水球のルール等全く知らなくてもすごく楽しめる作品でした。
こんな風に漫画を読むことで、今まで知らなかったスポーツの知識を得ていくのも有意義ですね。 -
猫飼い・猫好きにはたまらない2025年3月24日終始ボロボロ泣きながら読みました。タカシ(人間)もカラス(猫)も卍(猫)もみんないとおしすぎるよ…!
そして猫ちゃんたちの描写が本っ当に秀逸です。まだほんの子猫の時の特徴的なうるうるした瞳とか、ごくまれに見せる変なポーズとか。うちの子もしてたことあるよ、20話冒頭のあの変なポーズ!などと、当方猫飼い(現在はキジトラ2名、ミケ1名と同居中)なので感情移入しまくりでした。
「お前ら(猫ちゃんたち)がライオンになっても(俺は)逃げへんわ」、このセリフが私にはかなり刺さった。そうだよね、もしも自分ちの子がどんな見た目に変わったとしても、可愛いうちの子であることに変わりないんですよ。
オススメで表示された作品でしたが、拝読して大正解でした。 -
懐かしい…2025年3月19日小学生の頃、親戚のお姉様に譲っていただいた少女漫画の中にあった作品の一つ。その頃はまだ源氏物語のことを詳しく知らず、美しい作画でストーリーが紡がれるこの漫画が教科書代わりでした。
一番印象に残っているお話は“末摘花”でしょうか。小さな目に、大きく垂れ下がった鷲鼻を持つ姫。この人本当にお姫様!?小学生の私は何も考えずにただそう思ったものです。お姫様というのは綺麗な顔をしているものだと思い込んでいました。何しろインパクトが凄かった。
ですが、大人になった今ならわかります。末摘花の素直な心根、そして純粋さ。光源氏にもそれを感じ取ってもらえたからこそ、彼女は穏やかな晩年を過ごせたんだろうな。
この漫画を読むと、子供だった頃を思い出して何だか懐かしくなります。 -
これは大当たり!2025年3月17日オススメで表示されたことに心から感謝したい作品。
普段BLはあまり嗜まない方なのですが(内容による)、時代物の設定が好き+超美麗な絵柄に惹かれ、試し読みしてみたところ…。
何ですかこれは!大当たりでした!
まず屋敷や風景、更には刀の柄の目貫まで描き込みが実に緻密、ため息が出ました。時代物ゆえ考証等のご苦労もあると思いますが、丁寧に調べ上げられて描かれていることが窺えます。
主人公二人のお顔もたいへん好み。実直な甚介も妖艶な和泉もドンピシャで心を射貫いてきます。特筆すべきは和泉の匂い立つような美しさ。刀を手にして佇む姿は大輪の花のよう…。“立てば芍薬”とはまさにこのことだと思わされる。
また美青年の描写は言うまでもなく、年配の男性の無骨なお顔もすごくお上手。私はもともと若い美形以外のキャラも巧みに描くことが出来る(本当の意味で絵の上手い)作家様を好んでいたので、これには心底感動。こちらの作者様、青年誌で本格的な時代劇を長年描かれている方なのですね。なるほど、さもありなん!巧みでいらっしゃるわけです。
ということなので、もちろん作画だけのはずがない。物語も当然しっかり作り込まれています。骨太で重厚で、研ぎ澄まされた刃のごとくピリッと冴えた空気感。そして、その引き締まった空気がふわっと和らぐ瞬間の、甚介と和泉の少年のようなあどけない表情…。もう本当に何から何まで好きな要素しかない!私が求めていたものが全て詰まっている…。
ことBLに関してだけは選り好みが非常に激しく、なおかつこだわりが強い私。そんな自分が久々に出逢った心躍る作品がこちら。ぜひ多くの皆様に読んでいただきたいです! -
笑いをこらえるのが大変です2025年3月17日すごく好きな作品です。読んでいると思わず変な響きの笑いが漏れてしまう…。
女子高に勤務する星先生の独白、そして生徒や同僚の先生との日常のやりとりがメイン。シュールなコントのようなセリフ回しで、ほとんど表情を変えない星先生と併せてツボにハマります。
しかしセリフだけではなく、突如挟まれる笑いを禁じ得ないシーンに何度吹き出したか(布袋とか眉毛犬とか…)。
また、生徒たちの会話がとってもリアルですね。そうそう女子高生ってこんな感じだよ、とふと昔を思い出して懐かしくなったり。
同僚の先生たちもいい味を出しています。みんなどこか憎めない。そして星先生との会話は本当にコントを見ているよう。
小林先生が結構お気に入りだったりします。初登場時は星先生と対立するイヤミ教師かと思ってしまったよ…(見た目で)。 -
瞳に射貫かれる2025年3月16日数年前に試し読みで高柳先生の視線に射貫かれ、今に至ります。
まず、雨瀬先生が描かれるキャラの瞳は本当に魅力的。湿度と熱を感じ、妖艶。それと、メインキャラだけでなくモブキャラの顔も絶妙にお上手。あー実際いるよねこんな顔の人、と頷きつつ拝読しています。
倫理という珍しいテーマのこの作品も刺さりまくりました。特に最初の方の、SNSの評価を気にする女子生徒の話。絶対身近にたくさんいる、こんな子!
雨瀬先生の他の作品も拝読していますが、こんなニッチな分野にも明るい方なのか、とびっくりするほど博学でいらっしゃいます。私のような頭の悪い凡人がそのような難しいお話を読んでいいものなのか、とおこがましく感じてしまうけれど、やっぱり面白いから読んでしまうんですよね。大好きな漫画家さんの一人です。 -
タイトルで敬遠せずにぜひ読んで…!2025年3月16日別の漫画サイトさんで紹介されていて知った作品。
これ、単なる時代物の下ネタギャグ漫画と思いきや、本当に奥が深い作品です。タイトルに惑わされないで欲しい。かく言う私も当初は思いっきり惑わされて敬遠していた一人なのですが…。
徳弘先生が描かれているので下ネタ満載なんだろうな、とおっかなびっくり試し読み。確かにその通りではあるけれど、主人公の半兵衛の生き方が格好よすぎます。
元は城勤めでとてつもなく剣の腕が立ち、一生安泰の身分だったにもかかわらず、ある事情で脱藩し浪人の身に。一月一両の給金で江戸の夜廻りをしながら、娘のさおりと貧乏長屋で暮らしています。
彼は常に弱い者の味方で、その圧倒的強さも普段はひけらかすことなく、悪人のみに見せつける。ちょっとスケベだけど、とても実直で優しい人。
内容は下ネタだらけなうえ笑いを誘いますが、時折ほろっとさせられたり考えさせられることもあり、感情の振れ幅が忙しい。
下ネタだけじゃないんです…!騙されたと思って読んでみて欲しい作品です。 -
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シュールな世界観…!2025年3月14日佐々木倫子先生の作品は私にとってハズレがない!ぜひ読んで欲しいとおすすめしたくなるものばかりです。
こちらのお話の舞台は、一癖あるオーナーやスタッフたちが働く、よりによって墓地を抜けた先にあるフレンチレストラン。そこで巻き起こる騒動の数々…。
この作品は“間”の取り方やセリフ回しが秀逸だと思います。思わずブフッと吹き出してしまうこと請け合い。
それと、何と言ってもオーナーの黒須さん。常に我が道を行く彼女、ふとした思いつきでいつも何かしらのトラブルを発生させます。振り回されるスタッフたちが気の毒…、と思いきや、実は彼らも一筋縄ではいかない個性的な人たちばかり…。
何とも言えないシュールな世界観が絶妙で、癖になる面白さです。佐々木ワールドにどっぷりハマってしまいました! -
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どの物語も惹きつけられる2025年3月13日ヒトと、ヒトではない生き物たちがふれあう物語。短編集です。
上下巻ありますが、私は特に上巻の物語がお気に入り。
中でも上巻の表紙にもなっているお話の「ナプタム」。鳥人族の青年と、恋に破れた人間の女性の物語。
傷心旅行に訪れた先のアマゾンで不慮の事故に遭い、鳥人のナプタムに救われたハンナ。そうとは知らずに彼女が鳥人族にとっての求愛行動をしてしまったために、ナプタムは異種族である彼女を本気で愛してしまいます。彼らは生涯でたった一人しか愛せないという枷があるのに。
まずナプタムが素直で愛おしすぎるし、ハンナはパワフルで失恋の悲壮感を感じさせません。二人のやりとりがなんとも面白くて微笑ましい。
彼女を嫁にするのだと訴えるナプタムですが、鳥人族の族長は絶対に認めようとしません。これにはある理由があり、族長の過去として下巻の方に描かれています。
その他の短編も魅力的なものばかり。長くなってしまうので全て紹介できないのがツラい!私にとって新しい世界観のお話が読めた素敵なご本でした。 -
魅力的な刀の魂魄たち2025年3月13日発表された当初から、新刊が出るごとに購入させていただいている作品です。由緒ある刀鍛冶の家に生まれ、人の形をなす刀の魂魄が見えてしまう高校生・滉の物語。
設定が似ている刀剣乱舞の方がメジャーなので、おや?と思う方がおられるかもしれませんが、こちらの作品の方が十年も早く発表されています。念のため…。
この物語に欠かせないのが、何と言っても擬人化された刀の魂魄たち。それぞれが創られた時代や特徴にちなんだ容姿や性格をしており、その誰もが美しい。そして、美しいながらも決して読者受けを狙った奇抜なデザインではないところが良い。打刀はもちろん太刀に薙刀、様々な魂魄たちが登場します。
普通の人間には姿さえ見えない彼らと唯一会話したり交流を持てるのが滉。そのせいで、刀にまつわるちょっとした事件にたびたび巻き込まれてしまいます。
毎回刀の魂魄たちがどんな容姿をしているのかが楽しみ。手入れをきちんとされている刀の魂魄は見目麗しく自信に満ち、逆にボロボロの刀だと魂魄もみすぼらしく卑屈、という設定に感心しきりでした。
刀鍛冶という特殊なお仕事のことも詳しく知ることができ、本当に興味深く読ませていただいています。ずっと追い続けたい作品の一つです。いいね
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思わず口元がほころんでしまう2025年3月11日pixivの作者様のページでこの作品を知り、昭和の軍人さんに興味を持っていたこともあり試し読み。
何て微笑ましくてかわいらしい夫婦…!なつ美のウブさはもちろんのこと、当初の瀧昌さん、仏頂面で冷たい人なのかと思いきや…。女性に不慣れでどう接したらいいかわからなかっただけなんですね。一話を読んですぐに心を掴まれました。二人ともいとおしすぎます。
物語冒頭の結婚式のシーン、事前に顔合せもなく、しかも訓練のために花婿本人がおらず写真だけ、というのは時代だなぁと。以前どこかで聞いた“船乗りの嫁にはなるな”という言葉のいわれは、本編にも描かれていたとおり不在が多く、かつ軍人であるがゆえに明日どうなるかさえ知れない身だからということなのでしょうね。なつ美と瀧昌さんのささやかな幸せがいつまでも続いてほしいと願ってしまいます。
また、海軍の第一種軍装と第二種軍装が大好きな私は眼福でした。軍服ってなぜにあんなに格好いいのでしょう…。 -
すごく良い…!2025年3月10日ネット広告で度々見かけたちょっと特徴的な顔のキャラ。作品の内容も当初は想像つかず、試し読みをしてみたら…。すごく良いです!
サラリーマンの日常系の漫画で、他の方も書かれているように特別事件が起こるわけでもなく淡々と日々が過ぎる。そんな中で、主人公のフジイと関わった人々が、マイペースで人目を気にしない彼の性格や言葉に感化されて次第に前向きになっていきます。
フジイのようなタイプの人に声をかけるのは最初はちょっと勇気が要りそうだけど、相談事などをしたら的確な言葉をもらえるんだろうな。きっと本人はアドバイスをしているという自覚すらないのだろうけど。
ちょっと地味で一見変わり者に見えますが、外見だけで中身のない人よりもずっと素敵だと思えるフジイ。私も彼と友達になりたいです。 -
他の冨樫作品は大好きなのですが…2025年3月9日冨樫先生の別作品、幽遊白書とレベルEが大好きな私。この漫画もザ・少年漫画といった展開の天空闘技場編頃まではとても面白く読ませていただいたのですが、だんだんと途中でうーん?と思うように…。
初めの頃とは打って変わってダークな世界観になっていき、残酷なシーンが増え、主要人物が悲惨な死に方をする。あぁこれは私には耐えられない、と残念ながらリタイヤしました。他の冨樫作品は神作品と思えるほど大好きなのですが、こちらだけはどうしても…。
私は読むのを諦めてしまいましたが、この作品も傑作には違いないと思っているので、どうか完結だけはしていただきたいなぁと願っております。 -
続きを早く…!2025年3月8日競技ダンスに興味を持っていたこともあり、面白そうだなと思って読んでみたところハマった作品です。既刊は全て購入済み。
まずこの作者さんの絵がとっても好みです。男性キャラも女性キャラも肉感的でセクシー。ダンスのシーンは迫力満点。
主人公の多々良が徐々に変化していく描写も絶妙。最初はかわいめで頼りなげな雰囲気でしたが、ストーリーを追うごとに徐々に男らしく頼もしくなっていって(外見も含め)、彼の成長具合がよくわかるように描かれているなぁと思いました。
新刊を心待ちにしている現在。新しいキャラたちもたくさん登場し始めたところなので、続きが早く読みたくてたまりません。いいね
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京極堂シリーズのスピンオフ2025年3月8日志水アキ先生作画の漫画版京極堂シリーズと百器徒然袋シリーズ、すべて購入し読破済みです。シリーズ中の別の物語が漫画化されないかなぁと首を長くして待っていたところ、こちらのスピンオフを発見、即買いしました。京極堂こと中禅寺秋彦が高校で教鞭を執っていた頃の物語です。
ヒロインは中禅寺が赴任した高校に通う日下部栞奈。作中では本編のような恐ろしい殺人事件が起こることはありません。栞奈が通う高校や身近な場所で起きた不可思議な事件に首を突っ込んだり巻き込まれたり、渋る中禅寺の知恵を借りつつ解決していくという流れです。
関口や榎木津など本編ではお馴染みのキャラもたびたび登場、ストーリーに絡んできます。若い頃の榎木津は髪が長めでかわいらしい!
今後の展開が楽しみな作品です。