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今月(6月1日~6月30日)
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シーモア島


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絵画の価値とは2025年6月12日以前高評価ピックアップで表示されたのですが、その時は別段興味を惹かれずスルー。
そして再び表示されたことにより、何だか気になり始めてしまいクリック。1巻無料だったので拝読してみました。
以前スルーしたことを激しく後悔しています…。めちゃくちゃ面白いじゃないですか!早く読めば良かった…!
絵を描くことが唯一の趣味である、ネカフェ暮らしの清掃員・一希。ある日資産家の青年・透と出会い、「絵を買わせて欲しい」と頼まれる。それが一希の人生の転機となります。
一希や透、キャラたちのやりとりが何しろ好き。透の突拍子のない行動に思わず吹き出してしまうシーンもあれば、ゾクリとするようなシーンもある。飽きの来ないストーリーで、どんどん読み進めてしまった。
そしてお話自体が面白いのはもちろん、どうやって絵画の市場価値が生まれていくかが理解でき、目から鱗が落ちました。
私も美術館などで特に抽象画を見た際、何だこれ?私の方がよっぽど上手く描けるよっ!と生意気にも思ったことが幾度かあります。
しかし上手いか下手かではなく、“需要”があれば、それを欲しいと思う者がいれば絵は高く売れる…。なるほどと思いました。
そう言えば絵に限らず、一つしかないものをどうしても手に入れたい人間が二人いるだけで、その価値が釣り上がると聞いたことがあった。深い…。
思いがけず良い作品に出会えました。もっと読み進めていこうと思います。 -
素晴らしきかな大正浪漫2025年6月10日検索でお目にかかった作品。舞台は大正時代、そして海軍さんですって!?
これは読まない手はないです。私の大好きな要素が詰まっている…!
主役の二人は英国帰りの教師・糸井と海軍少尉の手塚。糸井の教え子たちが問題を起こし、そのうちの一人の保護者(兄)として現れたのが手塚。そこからお話が紡がれていきます。
まず初めに、何と言っても目を惹くのは手塚少尉の第二種軍装。海軍さんといえば空と海に映える真っ白な軍服!
濃紺の第一種軍装もシックで格好良いのは勿論ですが、特に二種の方は爽やかで男振りが上がって見えるんですよね⚓
若いけれど軍人さんですし海千山千だろうから、弁が立つ上に自信家で垢抜けている手塚少尉。“海軍は格好つけの集まり”なんて揶揄する言葉を聞いたことがありますが、彼のような粋な軍人さんに対するやっかみの表れだったのかもなと思ったり。
お話としては、糸井先生と最初は険悪な雰囲気からの…という展開が凄く好みで。時代背景も相まって、服装や言葉遣いのレトロさが堪らない!文学的な台詞が何とも素敵でした。やはりこの時代は素晴らしいなぁ…。
近代が舞台の作品をもっと拝読してみたいと思っていたところでしたので、こちらはまさにドンピシャの作品でした。出会えたことに感謝です! -
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文句なしに面白い🧙♀2025年6月9日オススメで表示された作品。こちら“SKET DANCE”の作者様の作品だったんですね。最初は気付かなかった…。
このお話は鬼の力を持つDK・モリヒトと、幼馴染みの魔女・ニコを中心とした(ラブ?)コメディ。
これは文句なしにめちゃくちゃ面白いです。絵柄もとっても可愛い&綺麗だし、何よりギャグセンスが絶妙。
あまりにもハイテンション過ぎると逆に萎えたり白けてしまうんですが、実に丁度いい塩梅で笑わせに来る…!
上手く説明できないんですが、流れが早すぎず遅すぎず、その上滞ることがないというか、次から次へと凄くテンポが良い。面白すぎて怒濤の勢いで読んでしまった。
モリヒトやニコ、キャラたちも魅力たっぷり。とにかくニコの天然ぶりが可愛い。あざとさが全くない。そして容赦なくツッコミを入れるモリヒト…。この二人の夫婦漫才(違)に腹がよじれました😂好きすぎる…!
大満足の作品でした。オススメ表示に感謝しなければ…! -
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陸軍機を網羅!🛩✈2025年6月8日この表紙を見たとき、思わず武者震いしてしまいましたよ。まさにこれだ、私が求めていたものは…!
まさかこのようなご本さえ取り揃えておられるとは、シーモアさん侮れませんね…。
私の大好きな旧日本軍機の事典・陸軍バージョン。海軍バージョンもあるようですが、大伯父が陸軍航空隊所属だったので、まずはこちらの方から拝読させていただきました。
第二次大戦の終わりまでに使用された陸軍機が、機体の解説・諸元・写真付きで網羅されています。なので物凄い数!最初期なんてほぼハンググライダーみたい。知らなかった航空機もたくさん載っている…。
そんな中で、私が最も興味があるのは戦中に活躍した航空機です。順番をすっ飛ばし、どうしても大伯父の搭乗機のページに一番に目が行ってしまった。完全に身内贔屓…。
爆撃部隊に在籍していた大伯父の愛機は、大戦前期~中期までは九七式重爆撃機(本書の76頁)。後期になると、当時最新型だった四式重爆撃機・飛龍(117頁)へと機種改変になりました。
陸軍最後の爆撃機である飛龍は、見た目も格好良い上にハイスペック、大型機なのに機動性が凄い。陸海併せて私が最も好きな機体の一つです。
それと本書では陸軍航空隊の部隊編成や兵装をはじめ、航空機以外の基礎知識にも色々触れられている…!これは資料としてめちゃくちゃ有り難かった。
やはり一度は検索してみるものですね。本屋さんでこういったジャンルを探しても、なかなか見つけられないでいたので…。
こちらを隅々まで堪能したら、次は海軍バージョンだ! -
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三式戦・飛燕の操縦者のノンフィクション2025年6月6日陸軍パイロットだった大伯父の影響で、旧日本軍機が大好きな自分。何となくダメ元で検索窓に“飛燕”と打ち込んだら、期待通りのこちらがヒットした…!凄いぞー、シーモアさんでもこういった作品を扱ってるんですね!
第二次大戦中、陸軍航空隊の三式戦闘機・飛燕の操縦者だった方のノンフィクション。
ワクワクしながらページを開き、まず1ページ目でズッコケた。まさかの“四式戦闘機・飛燕”という誤表記、思わず目が点に。
オイオイ飛燕は“三式戦闘機”だよ、四式戦闘機は疾風(はやて)ですし、全くの別物です。初っぱなからこんなミスがあるなんて、大丈夫かなぁ…。
不安になりながら次ページをめくってみたら、そこからはちゃんと“三式”になっておりました。どうやら、間違いの部分は本編とは無関係の単なる作品紹介文らしい。
とは言え、掴みの1ページ目で誤植だなんてビックリですよ。作品に泥を塗ることにもなりかねません。しっかりしてくれ…。
気持ちを切り替え、まず無料分まで拝読してみました。ノンフィクションだけあって当時の様子が非常にリアルに書かれており、やはり臨場感がある。数ページ読むだけでも総毛立つ感じです。
海軍の零戦・紫電改などメジャーどころの空戦記は度々目にするけれど、陸軍の空戦記はほとんど見かけないので嬉しい。
こちらの作品にメインで登場する飛燕は、外見もスタイリッシュで凄く格好良い戦闘機です。
ミニ模型を持っているんですが、他とは一線を画したワイルドな迷彩柄の塗装で、良い意味でのエグさがあってかなり目を惹きます。独特の形状も相まって、実に魅力的な機体。当時の日本軍機には珍しい液冷エンジン搭載なんですよね。
まさに大伯父が在籍していたということもあり、常日頃から興味を持っていた陸軍航空隊。一部分ではあれど、その詳細な記録が拝読できるなんて至福…。当時の戦況に思いを馳せながら、心して読んでいこうと思います。
星1つ減らした理由は、肝心の戦闘機名に1ページ目で誤表記があったため。いくら本編とは無関係と言えど、見過ごせないレベルだった…。 -
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合わないかな?と思ったけれど…2025年6月5日ジャンプ系漫画の特集でお目にかかりました。ホラー・オカルト系大好きなのでクリック。
鎌倉を舞台に、四人のDK“ファントムバスターズ”が悪霊に挑んでいくお話。無料分の1巻のみ拝読してみました。
1話目を読んですぐに思ったことは、あーこれ若い子向けの作品だなぁと。
ギャグのノリがちょっと合わなかった。テンションが高すぎて、例えるなら“売れないお笑い芸人のコントを見ているよう”。「…ハハッ……」という乾いた笑いしか出てこなかった…。お情けで笑ってあげてる気分というか。
しかし読み進めていくとモガリの実家の闇深さが見えてきたり、お話に動きが出始めた。そこから、何だ意外と面白いじゃない!と感じられるように。
私の個人的な好みで言ってしまえば、怒濤の勢いのギャグがもう少し抑えめの方が読みやすかったかな。
でもDKたちのわちゃわちゃが可愛らしくて、それこそ“アオハル”だなぁ~、いいなー!とニマニマしてしまった😊
鎌倉が舞台というところも良い。SLAM DUNKネタがフツーに飛び出してた😅集英社繋がりですね(笑)。 -
美大生たちの恋模様2025年6月4日検索でお目にかかり、素敵な表紙に目を惹かれて。まず試し読みで第一話“プシュケの恋”を拝読し、どこか清白な空気さえ感じる物語に魅了されました。
森丘美術大学に通う学生たちや教授、3CPのオムニバスストーリーです。
BL作品だということをすっかり忘れるくらい、お話自体に入り込んでしまった。美大という特殊な設定もあり、個性的なキャラや独特のアーティスティックな雰囲気も新鮮。そして作画がとにかく良いです。美しくて繊細。
あと一話目の学食のシーンで“かにぱん”が不意に出てきて思わず吹いてしまった💦
私、子供の頃からかにぱんめっちゃ好きなんです🦀🍞それもあって、より作品に親近感が湧いてしまいました(笑)。私も天野先輩からかにぱん貰いたい…、彩輝羨ましいなぁ🤭 -
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名台詞・名シーンが盛りだくさん2025年6月2日ついにシーモアさんでもこの名作が拝めるのですね!小学生時代コミックスを集め、アニメもリアルタイムで観ていた世代です。
SLAM DUNKといえば名台詞や名シーンがたくさん!その中でも私にとって一番印象深いのは、安西先生とミッチーのあのシーンですね…😢今現在でも鮮明に記憶に残っています。
あと、リョーちんの髪型を改めて見てちょっと感動を覚えた。連載当時の平成初期から30年以上経っているのに、令和になった今見ても全く古さを感じない。それどころか逆にスタイリッシュで今っぽい!流行は巡るんですね(しみじみ)。
そんなキャラクターたちもそれぞれに個性があり、その誰もが魅力的。湘北だけでなく、他校のメンバーも粒揃い。
本当に懐かしい…😌ノスタルジーに浸りながら、ゆっくり読み進めていこうと思います🏀 -
いい湯だな😌♨️2025年6月2日BLジャンルの検索でこの作家様の別作品が目に留まり、他の著作物も拝見してみたら、こちらにすごく興味を惹かれて。
あらすじが気になり試し読みしてみたところ、止まらなくなってしまった。すごく好みの作品でした。こちらはBLではなく、ジャンル的には青年漫画になります。
秘湯を愛する大黒宇大と、彼が尊敬してやまない温泉レビュアー・癒しん坊先生の秘湯を巡る旅。作中に登場するのは全て綿密に取材された実在の場所になっています。
だからこそ、拝読していて余計に楽しい。旅行好きの私はワクワクでした。特に2巻目に登場する長野や栃木は頻繁に旅しているので、作中の場所にも訪れてみたい…!
そして師匠と弟子の関係である主役二人、見た目も中身もそれぞれの味がある。骨太な作画が作品内容にもマッチしています。
それと秘湯がテーマなだけに裸体も度々登場しますが、筋肉の描写がとても素晴らしいです。良き…!
自分の地元も有名無名にかかわらず温泉地がかなり多いので、いつかこの作品で取り上げられたら嬉しいなぁと思ってしまった…♨️ちょっとだけ期待しております😊 -
刮目せよ、圧倒的画力!2025年6月1日紙の本でも持っている作品。板東先生は、女性ジャンルの“寒がりメイド”の作画担当もされていらっしゃいますね。
もう試し読みの段階で圧倒的画力に魅了され即買い。かの有名な源氏物語の世界観を引用し、江戸時代の遊廓に置き換えた物語になります。
舞台は新吉原、通称“源氏屋”・“源さん”などと呼ばれている美青年がひとり。
彼は問題のある遊女を抱える妓楼から依頼を受け、彼女たちを一人前に仕上げていく“仕込み師”である。
この主人公源さんがまごう事なき超がつく美青年です。源氏物語の光源氏に相当するキャラで、その美貌はもちろん“寝技”でも数多の遊女たちを虜に。
原典での主要人物である葵の上や六条御息所も、大見世の筆頭花魁として登場。
葵は気が強いながらも真っ直ぐな女性、六条はプライドが高く美しい女性。源氏の事となると嫉妬で我を忘れてしまうのは原典同様です。
全体的に男女の愛憎の物語なので、基本覚悟して読まねば心をグサッとやられるのですが…。第一話の“葵の上”、第三話の“源典侍”、第七話の“末摘花”はその中でも比較的安心して読めるエピソードになっています。
私は原典でもそうなのですが“末摘花”が一番好き。ラストはちょっとだけホロッとしてしまう。辛いのが苦手な方はこの三つのエピソードだけでもぜひ。分冊番なら一話ごとに購入可能です。
作品ページの紹介文が何だかおどろおどろしいことになっておりますが…、逆にマイナスイメージになりそうなので書き換えて欲しいくらい。
遊廓が舞台ゆえに濃厚な濡れ場も描かれるけれど、変なイヤらしさを全く感じず純粋にエロティック。画力がとんでもない作家様なので、嘘偽りなく素晴らしいです。イケメン源さんと併せて目が大喜び間違いなし!
ただ残念なのは、未完のまま終わっていること。今後がすごく気になるところだったのですが…。それでも私は芸術的な作画とエロスを拝めるだけで大満足でした。
板東先生って、東洋人も西洋人も本っ当に凄まじいほど美しく魅力的に描かれるんですよね。眼福の極み…! -
セリフ回しが秀逸2025年5月31日明智小五郎…ならぬ“明智五郎”の、食をテーマにした推理物。
この作品、まず明智さんとその助手(?)・小林一号(苺)のコントのようなやりとりが好きすぎて…!見た目紳士なのに何かと理由を付けてお弁当代をツケにしてる明智さん…🙄
と言うか明智さんの独白も他の登場人物たちとの会話も、全てセリフ回しが面白い。明智さんの昭和っぽさ全開の独特な喋り方も癖になる。
…と、まるでコメディのようでもありますが、前述の通りきちんと推理物。犯罪をコーディネートする美しくも恐ろしい“マグダラのマリア”との駆け引きには、緊張感が漂います。
おもしろシーンと真面目シーンの温度差で風邪ひきそうでした…。 -
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二番煎じどころじゃない2025年5月28日オススメに上がってきたので、取りあえず無料分の一話のみ読んでみました。その上での感想です。軍人さんのもとに嫁ぐ薄幸の令嬢のよくあるお話ですね。
まず拝読前からタイトルが引っかかってしまったのですが、龍之介さんの軍での階級は“少佐”なんですか?“少尉”ではなくて?
誤植かと思って本編で確認したら、“少佐”で合ってるんですね。私の拙い知識だと、一般的には少佐というと若くても30代以上のイメージだったので。20代で少佐になった方も僅かながら実際におられるので、有り得ないことではないけれど。
無料分のみでは龍之介さんの年齢がはっきりしませんが、おそらく20代ですよね(違ったらすみません)。だとしたら、階級は佐官よりも尉官の設定にした方がよりリアリティがあってよかった気がします。もしかしたら未読の2話目以降に、年齢や階級について何かしらの言及があったりするのかな?なぜ若くして少佐にまで出世したのか、とか…。
作画については女性漫画なのにこれでいいの?と思うほど雑。良く言えば荒削りかな。設定はというと二番煎じどころか三番煎じ四番煎じです。
絵柄もストーリーもこちらよりハイレベルな作品が溢れている中、もっと光るものがない限り埋もれてしまうと思います。ガンバレ…! -
ぜひ2巻も出して~!2025年5月28日レトロBLですって!?こんなアンソロジーがあるとは…!わたくし大正浪漫・昭和レトロ大好き。ありがとうございます✨
喜び勇んで作品紹介を読むと、やはり大正~戦後すぐくらいまでの短編集?ドンピシャで好きだー!…と思っていたのですが、ほぼ現代に近い時代設定のお話も収録されています。
せっかく“レトロ”と謳っているので、個人的には全て昭和初期までの近代が舞台でもよかったかな。そんな生意気なことを思いつつ拝読しましたが、結果的にどの先生の作品もそれぞれ素晴らしかったです!
特に表紙も描かれている眞山りか先生、そしてときしば先生の作品が絵柄的にも好みでした。ときしば先生の“秘事恋慕”は単話でも購入できるんですね。
近代が舞台の物語は当時の服装も相まって、どこか耽美でしっとりしていてエロティックで、何とも言えないほど素敵だ…。1巻で完結のようですが、ぜひ2巻も出して欲しいよ…! -
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途中までは良かった2025年5月26日絵柄とあらすじで、あっこれ絶対好きなやつだ!と思い試し読み。
途中まではすごく良かったんです。
しかし…、会社の飲み会で瑞希が酔い潰れてあろうことか男性社員(真野くん)に抱きつき、粗相までするシーンで一気にないわ~と思ってしまいました。
現実的な話で申し訳ないんですが、お酒の加減がわからず飲み過ぎたり人に絡んだり、変な酔い方をする人が大嫌いなんです。私も会社の飲み会でそういう人をたびたび見かけ、ドン引きしたり気分を害したことがあるので。
それと、酔い潰れて真野くんに粗相してしまったからって、なぜ彼の家に運ぶ必要がある?ただの同僚の男性ですよ。女性社員もいるのに、誰一人として介抱しなかったのだろうか。家を教えてくれなかったからって、それでもちょっと…。
同僚でしかない女性を簡単に家に上げるなんて、色んな意味でリスク高すぎ。あらぬ誤解を招く可能性があるので、今の時代、普通なら避けるはず。瑞希が真野くんを意識するきっかけにしたいのはわかるけど、少し展開が強引すぎ。
あと、真野くんの「甘えたくなったらいつでもおいで」のセリフ。あれはおそらく瑞希や読者をキュンとさせるための殺し文句なんだろうけど、私はぞわっと鳥肌がたち、ページを閉じました。
彼女でもない女性にさらっとそういうことが言える男、私は引く。きっと萌える方は萌えるのでしょうが、私はダメでした。
多分若い頃だったら純粋にハマっていただろうなと思えるお話。今はある程度人生経験を積んだので、リアリティのなさすぎる展開はつい厳しい目で見てしまう😣すみません…。 -
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何これ面白い2025年5月25日表紙が独特で最初はスルーしていましたが、なぜかどうしても気になってしまい拝読。
ヤバい面白い!スルーしなくて正解でした。会社でイケメンだらけの部署に配属され、パラダイス状態の芽吹まゆみが主人公。毎日がウハウハだけど、よりによって隣の席に苦手な先輩が…。
気付かずに読んでいたのですが、この作品てジャンル的にはTLなんですね。怒濤のギャグでめちゃくちゃ笑えるせいか、全くそうは思わなかったです。
セリフや独白が多いのでちょっとゴチャッとして見えますが、内容が面白いので全然気にならなくなりました。
絵も綺麗な上、まゆみの一人コント(?)がツボすぎる…!それと何と言っても色んなタイプのイケメン!彼ら全てが目の保養✨朝日向さんはちょいブキミだけど…、実は彼もイケメン!執着されるまゆみが羨ましいようなそうでないような…💧
ギャグ+イケメン+エロな展開と盛りだくさんで、予想以上に良かったです! -
幸せな気分に2025年5月25日作者様の別作品の“はのくり”がとても素晴らしく、こちらにも興味を持ちました。パン屋の主人・要士朗さんと、アルバイトのゲイの青年・直生くんのお話。
“はのくり”の作中に、要士朗さんのパン屋がちらっと登場したりもしています。世界線が一緒の作品なのかな。
そしてこちらも期待を裏切ることのない良さです。“はのくり”同様、全てが素敵すぎる…。絵柄に派手さはないけれど、その素朴であったかい作画が物語とよーくマッチしているんです。要士朗さんは渋くて素敵だし、直生くんは可愛くて健気。
絡みのないBL作品ですが、優しく穏やかに進む物語は心の癒し。やはりヒューマンドラマとしても秀逸!読了後は幸せな気分になれること間違いなしです。 -
当時について深く考えさせられる2025年5月24日好きな作家様の一人、雨瀬先生が描く終戦直後の物語。
家族全員を失った戦災孤児・兼吉と、彼が出会った謎の青年・金井田がお話の中心人物です。
この先生が紡ぐ泥臭いながらも美しいヒューマンドラマは、いつも心に突き刺さる。別名義の作品を拝読した時も、狂おしいほどの衝撃とともに、人生観が180度変わるほどの影響を受けました。
ジットリと仄暗く、重くて辛く、しかしそれでも必死に生きようともがく人々の群像劇。独特の絵柄も相まって、息遣いさえ聞こえてきそう。
孤児、復員兵、ヤクザ、パンパン…。たとえ世間的に悪と誹られるような行為でも、食べていくための手段は人それぞれ。作品の舞台は戦後半年にも満たない頃、まだまだ戦中の痛手を引きずった世の中です。
そんな時代をひたすら逞しく我武者羅に生きる兼吉、そして彼を取りまく人々。自分だったらすぐ野垂れ死んでいるだろうな…。
そう考えると、やはり戦中戦後を生き抜いてきた祖父母を尊敬してしまう。いや祖父母だけでなく、当時を生きた全ての人々が純粋に凄いと私は思います。
もし平和ボケした現代人があの頃にタイムスリップしたとしたら、生き抜くことが出来るのはほんの一握りなんじゃないかと。戦争を経験した先人たちには本当に頭が上がりません。
色々と考えさせられる、実に深く心を抉ってくる物語でした。
それと別名義での新作も、いつか出していただけたら嬉しいな…。 -
コーヒー派だけど大好きな世界観!2025年5月24日別の漫画サイトさんでお見かけしてから、表紙の猫ちゃんがずっと気になっていた作品。
傍らのおじさまの怪しげ(?)な出で立ちから、当初はミステリーかホラー系の物語かと…。でも全く違いました!本格的な紅茶をテーマにした作品です。
街角にひっそり佇む紅茶専門店の店主・瀧さん。初見は無口なクール系おじさまかと思いきや、実は極度の人見知りなのでした。
彼が心を開くのは愛猫の“キームン君”だけ…ではなく、紅茶のこととなると急に瞳が輝きだし、滑らかな語りが止まらなくなってしまいます。
実を言うと私はコーヒー派でして、普段紅茶を飲むことはほぼほぼないのです💦ごくたまに午○ティー(ミルクティー)を嗜む程度…。
しかしそんな私でも十分楽しめたお話。それぞれの事情を抱えた人々が瀧さんのお店を訪れ、身も心も癒されていくホッコリなストーリーです。
お客さんに合わせて瀧さんがセレクトしてくれる、様々な紅茶とスイーツ(または軽食)が毎回登場。目にも楽しい上にどれも美味しそうで、思わずヨダレが…(´¬`)作中では私と同じコーヒー派のお客さんも虜になっています。
そして忘れてはいけないのが猫のキームン君!人間の言葉や感情を理解しているんじゃ!?と思うほど賢い子。あぁモフりたくてたまらない…(´¬`)
表紙の雰囲気で敬遠する方もいるかもしれませんが、ページを開けば可愛い猫ちゃん+紳士+紅茶の癒しの世界が広がっておりますよ😺 -
旅に出たくなる2025年5月24日仁嶋先生の別作品“どちら様が愛を告ぐ”にいたく感動し、色んな作品を拝読してみたくなり。自分が旅行好きなのもあって、二作品目はこちらを選びました。
代理旅行のアルバイトを始めることにした大学生の巡くん、そして研修担当の南さんのお話です。
“代理旅行”というお仕事って実際にあるんですね、レビュアー様方と同じく、検索してみて初めて知りました。
事情があって旅行に行けない人々のために、自分たちがその場所に赴いて…というちょっと珍しいこのバイト。依頼者のために試行錯誤しながら奮闘し、自身も人間的に成長していく巡くん。そんな彼を見守る南さんは、優しくて頼りがいがあって何とも素敵。
ガッツリ絡みのあるBLももちろん良いですが、ブロマンスのような穏やかで温かい物語も大好物。初々しい恋心が描かれているこちらの作品、完全に心を射貫かれました。
二人の様々な代理旅行を見ているうち、自分も旅に出たくてウズウズしてしまった🚙
とても素敵なお話でした! -
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物足りなかった2025年5月22日検索で偶然お目にかかった作品。当初は軍人さん+薄幸の少女のよくある王道ストーリーと思って試し読み。
読んでいるうち、何でこの女の子は男物みたいな着物着てるんだろう…?と思っていたところ、途中でBLであることに気付きました😅ジャンルを確認していなかった上、主人公が女の子にしか見えなくてずっと勘違いしていた💦キヨという名前も女の子っぽいし…。
遊廓育ちの下働きのキヨと、上官に連れられてその遊廓を訪れた軍人・正嗣さんのお話。
ストーリー的には嫌いじゃないので読み進めようと思ったのですが。これ、表紙の軍服からもわかるとおり、正嗣さんが所属しているのは架空の軍。
自分は軍物大好きではあるんですが、架空の設定とわかった時点で熱量が半減してしまう面倒な人間なんですよね(ファンタジー作品を除く)。きつい言い方をしますが、リアルな軍の時代考証から逃げているように感じるので。架空の設定にすれば何でもありですから。
というか軍人さんの設定自体、作中ではただのお飾りそのものなのでまるっと要らなかった。普通に“商家のお坊ちゃん”で良かったんじゃないのかな?軍が舞台でもないのに、“架空の組織の軍人さん”の設定を無理にねじ込む必要はなかったと思います。
あと絵は綺麗ではあるんですが、だいぶあっさりめというか生気や覇気がないというか。それもあってか、何だか全体的に印象が薄く、物足りなさを感じてしまいました。
軒並み評価が高い中、水を差すようで申し訳ありません。 -
軍服は素敵ですが…2025年5月21日旧日本軍の軍人さん&軍服大好きな私が、まず表紙で惹かれた作品。
これは大日本帝国陸軍の軍服ではないか!ワーイうれし~久々の軍物だ~ヽ(^o^)丿
ワクワクしつつ、ふと作者様名を見たら、こちら“ぬらりひょんの孫”の椎橋先生の作品なのですね。
そしてあらすじを読んでみると、どうやらホラーやオカルトっぽい。陸軍+ホラーなんて読まずにいられない!まず無料分を拝読。
時代は一九一〇年代。地図には載っていない軍用島に存在する陸軍栖鳳中学は、軍事利用可能な超常現象を収集・研究する機関。
三年生の岩元胡堂は学長の命令を受け、超常現象が起こると噂のある地域へ調査に向かいます…。
ん~、ちょっと思っていたお話と違いました。軍人さんが遭遇するしっとりとしたホラー物かと思いきや、特殊能力全開でかなりファンタジー色が濃いめ。どうやら純粋なホラーやオカルトとは違うようです。
そして私が評価を下げた最大の理由が、舞台を帝国陸軍にした意義が全く感じられなかったこと。登場人物の容姿や能力の奇抜さもあり、これならいっそオリジナルの組織を設定した方が断然よかったと思う。
それと十代半ばの学生さんたちがメインキャラなので、私の大好物であるガタイが良くて屈強な大人の軍人さんがいない…。oh…😵
自分にとって魅力に感じる要素が全て消し飛んでしまったため、数話目の途中で飽きが来てページを閉じました。
絵柄はとっても綺麗です。軍服の描写も緻密。それだけに期待しすぎてしまった感が…。
様々な特殊能力を持つ個性的なキャラがたくさん出てくるようなので、ハマる人にはハマる作品かもしれません。 -
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“ファンタジー”という言葉は最強の免罪符2025年5月19日高評価レビューのピックアップでかなりの頻度で表示されていたこの作品。表紙のどアップの女の子といつも目が合ってしまうのです…。それがあまりにも頻繁なので、じゃあちょっと試し読みでもしてみようと。
後宮の女官・茉莉花のサクセスストーリー&恋愛を描いた中華風ファンタジーといったところでしょうか。
レビューを拝見すると、「後宮女官の衣装がミニスカ、有り得ない」という意見がたくさん…。拝読すると、確かに。件の衣装の女官たちが勢揃いしたシーン、現代の飲食店のホールスタッフに見えなくもない…。
私も最初はさすがにナシかなぁと思ったんですが、こちらの作品は言ってしまえばファンタジー。あくまでも“中華風”、実際の歴史物ではないので、まぁこの物語の世界ではこれがスタンダードという設定なんだろうなと思い直しました。
きちんとした歴史物の場合は時代考証が甘いと物凄くイラッとするのですが、“この物語はファンタジー”と言われてしまえばそれ以上何も言えないです。“ファンタジー”という言葉は最強の免罪符…。
肝心のスートーリーと絵柄は可もなく不可もなく。特に飛び抜けた魅力は感じなかったので、続けての拝読はないかな…。 -
センス抜群🏰2025年5月19日“ゆうちゃん”で心をガッツリ掴まれたのでこちらも拝読。
そして、またしても例えようのない面白さに見事してやられましたよ😊
未読の時点ではタイトルだけだと内容が想像できませんでしたが、“お城”とはそういうことだったんですね。ヤマめちゃくちゃいい男だ…!
そしてとても絵がお上手なのに、マネージャー始めモブたちの描写の何とも言えないユルさとテキトーさ(褒め言葉)😂
緻密に描かれているイケメンのウミ&ヤマと対比させるかのような奇抜なデザインのモブキャラたち。彼らも見ていてすごく楽しかったです(笑)。
笑えるのに泣けるストーリー。美麗な絵から振り切ったギャグ絵まで秀逸でセンス抜群。蜂煮先生の作品ドストライクで、一気にファンになってしまいました。 -
素晴らしい、素晴らしすぎる2025年5月17日謎めいた美しい座頭・千載。彼は人の魂を代償として、その者の願いを叶えていく…。
これは素晴らしい…!あらすじの一文にあるように、本当にBLの枠を超えている作品。
まず作画!文句の付けようがないです。力強く硬派でありながら、細やかで美麗でもある。そして千載はそれこそ人間離れした美貌、草薙は渋くていい男。
物語も壮大な時代物の映画を観ているよう。オムニバス形式ですが、どのお話も心に突き刺さる。
魂を差し出す代わりの、人々の命を懸けた願い…。深くて重くて辛いですが、それでも拝読して良かったという満足感でいっぱいです。
この作品のように、“骨太な物語で魅せるBL”が私は一番好み。拝読しているうちにお話自体にどっぷり入り込み、BLであることすら忘れてしまう。今まで私が沼ったBLと同じタイプの作品。
未完のままなのが実に惜しい…! -
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世界観と絵柄はすごく良いのに…2025年5月16日こちらの作品、世界観はとても好き。絵柄もものすごく綺麗。
あらすじを読んで期待して拝読してみたのですが、多くのレビュアー様も書かれているように、ラムダンが完全に女性にしか見えない。顔立ちは女性っぽくても全然ありですが、体型までもが…。
個人的な好みになってしまうのですが、女性のような体型の受けが最大の地雷なんです…。BLを見たいのに、まるでTLを見ているような気分になるし、それならいっそのことTLでよくない?と思ってしまうので。
お尻が丸くて腰がくびれた男性キャラは私的にはNG。それは女性の身体の特徴なので。
やはり男性キャラであるならば、可愛い系であっても多少は男性らしい硬質なシルエットで描いて欲しいと思ってしまった。
あくまでも私個人の意見です、好きな方申し訳ありません…。 -
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店長は理想の塊…!2025年5月15日作者様の別作品が好みで、こちらも拝読したくなり早速クリック。
店長の顔面&ガタイが好みすぎて卒倒しそうに。しかもシゴデキなのに不器用(機械音痴)でシャイで天然だと…?彼は私の理想が具現化したキャラなのですか…(笑)!?
カフェのオーナーの息子・春×店長の拓海のお話。短編なのでちょっと急ぎ足、絡みもアリで1話に全部ギュッと詰め込まれています。
お顔が良くてガタイも良くてムキムキで受けでもある店長可愛すぎる!短めなお話でも、私は彼に出逢えて満足です😚と言うか、ほぼ店長についてしか語ってない…😅
こちらの作品もたいへん美味しく頂きましたm(_ _)mただ短編なのが惜しい!続きが読みたい作品です。 -
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面白いし、ためになる!2025年5月13日タイトルと可愛らしい表紙で「なになに?生き物のBLってどういうこと!?」となり、サムネイルをクリック。試し読みで俄然興味が湧き、早速拝読してみました。
すごく面白い!ペンギンから始まり、擬人化された様々な生き物たちの生態がBL風に描かれていきます。
特にカタツムリのお話は色んな意味で興味深かったし、ホンソメワケベラって何…!?あぁ魚なのか!と、その存在自体をこの作品で初めて知る生き物も💦
これはまるで大人向けの図鑑(笑)。読んでいて楽しいだけでなく、新しい知識を取り込める作品でもありました!
追記:購入した後に単行本版があったことを知り、ちょっとショック…😱 -
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羽野さんも栗原くんもどっちも好き!2025年5月12日制服系のお仕事のお話は大好物。こちらは消防士の先輩と後輩のお話。
栗原泰知は養護施設育ち。子供の頃、火事の現場で接した羽野の姿に憧れ、自身も消防士を志します。
晴れて新人消防士となった栗原。彼は羽野と同じ小さな町の消防署で働くことに…。
もうプロローグから心を掴まれました。子供だった栗原くんへの接し方に、羽野さんの実直な人柄が表れていますね。
そんな羽野さんを一途に慕う栗原くんも可愛くて仕方ない。周囲の人々も嫌な人がおらず、そこも安心です。
BLではありますが、しっかり丁寧に描かれたお仕事物のヒューマンドラマとしても秀逸だと思うこの作品。拝読前は評価が星5ばかりですごい!と驚きましたが、読了後にその理由がよくわかった気がします。私も文句なしに星5! -
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素敵すぎる2025年5月11日フォロー様方の高い評価と、社交ダンス+ノンケ同士のお話という自分が大好きな要素。だというのに、なぜもっと早く拝読しなかったのか…。
皆様の素敵なレビューと丸かぶりしてしまうので、私は単刀直入に自分が感じたことを。
読んで良かった…。素晴らしかったです。リアルに丁寧に描かれているノンケ同士の恋模様や、ため息が出るような美しいワルツのシーン。ストーリーも作画も文句なし◎
穏やかで優しくて、どことなく気品さえ感じるような、私が本当に大好きなタイプの作品。ずっと気になっていたのに早く読まなかった自分が恨めしい…。
未読の方はぜひ!幸せな気分に浸れるあたたかいお話です。 -
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理想のヒロイン紅緒2025年5月10日大雑把なストーリーの流れは知っていましたが、本腰入れて読んでみたいとずっと思っていた作品。もしかしたら令嬢&軍人さんのお話の元祖なのかな…?私の大好物!
舞台は大正時代。華族のお嬢様ながらじゃじゃ馬の花村紅緒と、その許嫁の陸軍少尉・伊集院忍の恋物語。
まさかこんなに面白いお話だったとは!予想以上でした。物語冒頭からコメディタッチで笑ってしまった。
そんな風にずっと平和にお話が続けば…と思うけれど、やはり戦争が二人を引き離すことになり…。その後のドラマティックな展開にはハラハラしっぱなしでした。
紅緒はとても好きなタイプのヒロイン。お嬢様なのに跳ねっ返りで行動力があって、読んでいて清々しかったです。
お話も登場人物も魅力的、大満足の作品でした。 -
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可愛すぎて呪われる~(=^ェ^=)2025年5月8日ホラー漫画で有名な伊藤潤二先生の猫エッセイ。描き方はホラーテイストなのに、中身は全然ホラーじゃない。これはめちゃくちゃ面白いです。よん&むーどっちも個性的で可愛い!
猫ちゃんって可愛いのは言うまでもなく、お顔や被毛の柄も(特に雑種は)一人一人特徴があるので見ていて飽きないです。なので自分ちの猫たちはもちろん、よそのお家の猫ちゃん見るのもすごく好き。
犬派なのに!と断言しつつも、子猫を前にすればその可愛さの呪いにかかって精神崩壊してしまう。そしていつのまにか猫派に改宗させられ、彼らの下僕と化してしまうのだ。それはもはや定番の流れなのであろうか…(笑)。
お迎えしたばかりのちっちゃいむーに陥落させられた伊藤先生に爆笑でした! -
一度は読んでみて欲しい2025年5月8日小説“永遠の0”のコミカライズ版。これはもう説明不要なほど有名な作品だと思います。映画化もされました。
しかし当時の私は戦争を題材にした作品が辛くて苦手で、小説も未読、映画も未視聴でした。
そんな中、映画のロケにも使われた海軍航空隊の記念館を訪れる機会がありまして。そこで、この作品の登場人物・宮部久蔵のモデルだといわれている方の生涯を知りました。
その後はもう読まずにはいられなくなってしまった。手始めは読みやすいコミカライズから行こうと。
覚悟はしていたけれど、案の定読了後には涙と鼻水で顔面グシャグシャになりました。宮部がどんな思いで妻子を残して征ったのか。想像するだけで胸が痛いです。
主人公には“二人の祖父”がおり、そのどちらもが愛情深い。命が繋がってきたことの尊さを思うとともに、いざ世情が変われば、その尊いはずの命さえ軽く扱われることもある。それを肌身に感じた作品でした。
国に殉じた多くの方々の御魂の平穏を祈りたいです。
そして余談ですが、映画で宮部を演じた俳優さん、モデルとなった方とお顔立ちがよく似ているんですよね。もしかしたら、それがこの俳優さんが起用された理由の一つでもあったのかな。ふとそんなことを思ったりしました。 -
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バブちゃん天使の魅惑の背中👼2025年5月6日天使👼×悪魔👿の同居生活!?表紙のムキムキお兄さんたちに惹きつけられ、思わず手に取った作品。
多くのレビュアー様が書かれておられますが、バブちゃんなのに素晴らしい背筋の持ち主・テン。私も釘付けになってしまいましたよ。ガチムチな体型と可愛らしい性格のギャップ萌え。
マークはお顔が好み。ジト目も髪型も何か良い。上手く言葉が見つからないんだけれど、何か良い。つまり好きです…!
ストーリーも設定がちゃんと出来上がっていて面白く、登場するキャラみんな魅力的。
自分的に、可愛い系のテンの方が攻めだったのがすごくツボでした。絵柄もお話も大満足です! -
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難しいテーマ2025年5月4日戦後すぐの日本を舞台にしたBL作品、とても興味深いテーマであるとともに、とても難しいテーマでもあると思います。皆様のレビューを読ませていただいて、肯定派の方の意見もそうだな、と思う反面、否定派の方の意見もすごくよくわかります。
私は戦中のことはある程度知識を持っているのですが、恥ずかしながら戦後のことは浅い知識しか持ち合わせていません。それでも、作中の主人公の「文化財は避けて云々」という台詞には「ん?」と思ってしまった。
私自身、第二次大戦中の軍が舞台のとあるBL作品で、時代考証が皆無と思われる度を超した現代風ビジュアルの作画に怒りを覚えたことがあります。いい加減なものを描かないで欲しい、他の読者様に間違った印象を植え付けないで欲しい。家族や親類に従軍経験者がいたので、余計にそう感じました。
なのであくまでも私個人としては、読者をある程度納得させられるきめ細やかな時代考証が成せないなら、実際の戦争が関連する創作は安易に描くべきではないのかな、と思ってしまった。おこがましい言い方で申し訳ありません。
お話の題材自体は面白いと思いましたが、自分自身の経験も然り、戦後にお詳しいレビュアー様のレビューを拝見してふとそう考えました。やはり難しいですね…。 -
イケメンもお料理も美味しそう(笑)2025年5月4日フォロー様方のレビューでこの作品を知り、最近飯テロ漫画を読み漁っている私は早速釣り上げられました🎣
イケメンも美味しそうなお料理も堪能できるという、何とも素晴らしすぎる作品です。
少食で食べることが苦手なヒロイン・好美。大好物はイケメン。彼女がよりによってグルメ誌の編集部に配属されるところからお話は始まります。
好美の妄想や上司&同僚とのやりとりにめちゃくちゃ笑わせてもらいました…!コミカルな展開、美味しそうな料理を頬張る美味しそうなイケメンたち(コラ)!
完全に好美と同じ目線で拝読。目が大喜びで、あっという間に読み終わってしまった…。
この1冊で完結?のようで、すごく残念!面白かったので、もっと読みたかったです。 -
好きなポイントを押さえていたお話だけど2025年5月4日お話の始まり方や二人の出会い方、それを取り巻く人々や商店街の描写。どれも私好みで、甘酸っぱいなぁとニコニコしながら拝読していました。
ただ私個人の好みとしては、二人のくっつきそうでくっつかないピュアなやりとりをもっと長く見ていたかったんだよな。ニヤニヤしながら親友目線でずっと見守っていたかったと言いますか…。早い話、男女の恋愛の物語は“もだキュン系”が好きなのかも知れません。実際、自分が今まで好んで拝読した作品はそのようなものが多い気がする…。
この作品は、私が思うよりもずっと展開が早過ぎたかな。逆に遅いのは嫌という方も勿論おられるはずなので、難しいところだと思いますが…。
私は二人が早々にくっついてからは興味が薄れ、その後の展開もちょっとな、と感じてしまい、途中で読むのをやめてしまいました。最初はとても好きなタイプのお話だったので、少し残念…。 -