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今月(6月1日~6月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • バブらせて、もっと

    千野ち

    聖母フラッシュ
    ネタバレ
    2025年6月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 絶対的聖母DKというパワーワードよ。聖母江波×バブみ系優等生雨宮。江波のポテンシャルときたら半端ないんです、攻め厨滾るわぁ。戦国武将でビジュがジュ〇ンボーイで聖母なの。なんだよ聖母って(ツッコミ遅いんだわ)
    そしてどうしても黙っていられない。髪サラサラ系イケメン+おしゃ/ぶり、ときたらもう、おばちゃんの世代だと某白書の某エンマをどうしても連想してしまいましてね。実はおしゃ/ぶりに霊力溜めてる系?魔封環発動のオチ来ちゃう?ってちょっと期待してしまいました。んなわけあるかい。
    4話の表紙は多分授乳クッションですよね。授乳クッション抱きしめておしゃ/ぶり咥えてるDK、絵面が良い意味でやばい。変な扉開きそうになりました。
    本編はキスまで、描き下ろしでめでたく致しておりますがここでももちろん登場するおしゃ/ぶり。おしゃ/ぶりはちゃんと毎日煮沸消毒して自然乾燥させなきゃダメよ。笑
    あと最後に、おしゃ/ぶりが不適切ワード引っかかって笑いました。ハイ、皆さんが静かになるまでに6箇所直しました。
  • 淫花伝

    上村一夫/戸川昌子/岡崎英生

    上村一夫先生ワールドへようこそ
    ネタバレ
    2025年6月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 阿部定編☆5、高橋お伝編☆4、本牧お浜編☆3でお願いします。本作は上村一夫先生の絵の素晴らしさに尽きるので評価すること自体野暮なのは重々承知で、史実・創作・虚構のバランスを熟考した上でレビューします。
    上村先生作品を鑑賞目的なら阿部定編だけで良いかも。竹久夢二を思わせる美しい日本絵を堪能したい方はおいでませ。
    阿部定事件は男性「性」への憎悪・復讐という解釈があり自分も成程と思ったクチです。
    本作を含めて後年の創作物の殆どで周りの男性に本名の「定」呼びさせていますが、実際は仕事中はもちろんプライベートでも源氏名や偽名を使い本名を明かすことはなかったそうです。最後の愛人吉蔵や一度は改心を決意するほどの本命だった大宮先生にさえ「田中加代」と名乗っています。吉蔵の最期の言葉は「おかよ」でした。事件後、初めて本名の「定」を血で書きつけ、また別の名前を使い泊まった宿館に刑事が訪れた際に「私がお定ですよ」ともう芝居は終わりとばかりにあっさり自白して逮捕されています。有名な逮捕時の笑顔の写真と相まって、何だかゾッとしませんか。
    以前は阿部定さん苦手でなぜこんなに持て囃されるのか取り巻き含めて全く理解できなかったのですが(心酔して対談した昭和の某文豪とかさ)阿部定さん、性被害サバイバーなんですよね。14歳時のレ〇プ事件から転落人生が始まった、というふうに語られることが多いですが、まんまトラウマの再演行動、5F反応ですよね。この辺りが雑多に語られている時点でTHE男社会の夢ロマンスが垣間見えるというか、やはり女は男が好きなんじゃないか!!と騒ぎ立てるのは軽率だと思います。
    高橋お伝は当時の写真を見るに現代でも十分通用するかなりの美人ですが、存命中はもちろん死して尚男たちの興味欲望嘲笑の対象になり大衆に消費されたと思うと何とも切ない話です。お浜編はほぼほぼフィクション、ストーリー性高いですしお浜の気風の良さは読んでいて気持ちいいですが他2作品と比べるともう一声。ボーイのくだりは不要だったかな。
  • スタート オーバー アゲイン

    新藤伊菜

    浦島太郎の解釈違いと本当の結末
    ネタバレ
    2025年6月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みもせずに新刊ジャケ買いして大当たりだったパターン。爽やかな表紙からはちょっと想像出来なかったバッチバチのお仕事BLでした。そしてちゃんとエロいの、素晴らしいな。海洋生物ガチ勢しかおらん臨センにインターンで来た院生別所×口元のホクロが色っぽい訳あり先輩宮島さん。10年ぶりに再会したのに何やら先輩の様子がおかしいぞ、というつかみから1話目は割と唐突に展開します。宮島さんのビッ/チムーブに当初困惑してしまいちょっと無理かもと心折れかけましたが2話目冒頭の忖度無しの虚無顔、か~ら~のウミガメへのガチ愛、熱量の高さがモヤモヤを帳消しにしてくれました。別所の研究者としての成長も丁寧に描かれており、何となく院に進んだ別所が臨セン職員さん達の意識の高さに触れたりウミガメ保護や環境問題に携わる内に本当にやりたい事が自分の中で明確になって行く、という展開がすごい良かった。刺さりました。
    ストーリーの邪魔にならない絶妙なギャグとデフォルメが効いていて途中ダレずに読めます。職員さん達が海洋生物にハァハァしたり熱量高いワンブレストークかますのもヲタクには親和性高いですし、作中の浦島太郎の効かせ方もセンスを感じました。
    読み終わってから気付いたのですが「二度目の朝は君に1曲」の新藤先生だったのですね。お仕事BLに定評のある安定の新藤先生作品ですので、少しでも表紙が気になったら安心して大海原に飛び込んでください。
  • 転生!太宰治 転生して、すみません

    須賀今日助/佐藤友哉

    これはいい太宰
    2025年6月3日
    かなり解像度高いな。笑
    太宰好きがイメージする太宰ですね。恥の多い生涯を送ってきました、と言いながら人前で恥をかきたくないし他人にアレコレ口出しされるのは気に食わないしプライドが山ほど高いくせに芥川賞を取るのに必死ムーブかます愛すべき貴族モドキが現代に転生するとこうなるのか、と。共感性羞恥でつらい、というレビューも分かります。それこそが太宰です。
    学生時代の友人が太宰はライトに楽しむ位が丁度いい、好きになればなる程嫌いになる、と言っていたのをこの作品を読んでふと思い出しました。当時周りの女性達もこんな哲学的メンヘラ感情を抱いたのでしょうか、気になります。
  • Take The Time

    みなもやかづき/Ziggurat P編集部

    ワンコインの幸せ
    2025年5月30日
    別媒体電子書籍で購入済みですがシーモアさんでも揃えたくてお布施しました。チャリーン
    「年下上司は褒められたい」の番外編、ポリネシアン流儀に基づく足掛け5日間に渡る2人の初夜を描いた同人誌です。何となくは知識があったけど改めて調べちゃったよポリネシアンセ〇クス。AIの悪い活用方法。
    気になる修正、1ページずつ見比べてみましたが(暇人か)別媒体よりやっぱり厳しいですね、真っ白けっけでした。雨宮、アウト~ってつい言ってもうたわ。シーモアさんで配信された事に意味があるので文句は無いです。
    本作の完成度ときたら素晴らしいのですが作者様のSNSで別パターンの初夜があってもいい、のようなことを仰られていたので柏木さん年上の包容力でヨシヨシパターンくる?スーパー雨宮覚醒しちゃう?色々と妄想が捗りました。先生、何時でも別パターンお待ちしております。
    こちらに書くべきではないかもしれないですが本編にアホなレビューしているので補完させてください。本編ラスト、読者に解釈を委ねるフワッと着地エンド、個人的には嫌いじゃないです。余韻を楽しむ、台詞の行間を読む、考察の余地がある…想像力逞しく余白を補完するのは読み手側の特権だと思っていたのですが、近年どうやらそうでは無いらしい。流行語が毎年変わるように、台詞も結末もより「分かり易さ」が好まれる時代なのでしょう。曰く想像力より高く飛べる鳥はいない、のに少しばかりかなしいのは老害のはじまりなんだろうなぁ。
  • パパだって、したい【単行本版特典ペーパー付き】

    世尾せりな

    自己責任で2巻まで読んだ感想です
    ネタバレ
    2025年5月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 見えている地雷を踏みに行ったら全く別の方向から手榴弾が飛んできたでござるの巻。
    子供が自由に外に出られるセキュリティガバガバハウスに驚いて内容が入ってこない。未就学児子育て中ならば、ある程度の年齢になるまでチャイルドロック設置するのが保護者の責任では。設置しないなら絶対に大人が目を離してはダメですよね。この時点で子育てBLの説得力がゼ~ロ~に。
    離婚理由はレビューで事前認識していましたがやはり実際読むと胸糞悪い。育児ノイローゼになるまで産後の奥さんと子供を放置した挙句、言うに事欠いて責める言葉を投げ掛けるとは。そこは「自分が子供を見ておくから少し横になって休みなよ」が最適解だと思うのおばさんは。この場面で奥さん酷い!成瀬さんが可哀想!><となる読者はいるのでしょうか。
    これらがなければトンデモ&トンチキ設定BLとして或いは楽しめたのかもしれません。働きながら子育て中の当事者としてはツッコミ所が多すぎて早々に離脱と相成りました。
  • ラスト・ノートが香るとき

    しゅがーぺろぺろ

    どんな匂いなんだろう
    ネタバレ
    2025年5月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 調香師黒蜂×特異体質御園。寸止めされ続けて早二年が経過しました。キツいて…先っぽ寸止めはキツいて!!(お前は何を言っているんだ)
    香り、匂いをテーマにしたBL作品てどエロいですよね。五感の中で唯一脳にダイレクトに伝わるのが嗅覚と言われていますし、人間の本能に直接訴えかけるからでしょうね。匂いは記憶と結びつきますし。
    挙体芳香と言う稀有ながら実際に存在している特異体質御園。御園はそれをコンプレックスに感じており体臭を「リセットする」香水、0番を含むフレグランスシリーズの新ラインを完成させて世に送り出すことが目下の目標。無自覚に他人を惹き付けてしまう体臭以外の部分、自分の本質を見て欲しいと常々思っているところに0番を完成させるべく欧州から召喚された並外れた嗅覚を持つ調香師黒蜂と出会い、関係が進展していくものの果たして黒蜂の本心やいかに…!?という所でtobecontinued…今あらすじ書いてて続きが読みた過ぎて涙出てきたわ(遠い目)
    黒蜂は本能のままグイグイいくようでちゃんと「待て」が出来る男だから全く気持ちが無い訳でも無さそうだけど、最後の台詞が意味深で何やら不穏な空気??何なにどうなっちゃうの~状態でおあずけくらっています。続巻発売が当初の予定よりも少し遅れているようですが長生きする理由がまた一つ増えたと思って気長にお待ちしておりますよ。読者も「待て」ができるので…!!
  • 最遊記外伝

    峰倉かずや

    「いつか」の為の物語。
    ネタバレ
    2025年5月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最遊記シリーズ読むなら絶対に外せない外伝。今更自分がレビューするまでも無い超有名な作品ですが、久しぶりに読んだら案の定涙で溺れて窒息しそうになったので散文書き留めておきます。
    結末ありきの物語と分かっていても最終巻しんどい、もれなく毎回しんどい。どうにか4人で幸せエンドルートないもんかと祈るような気持ちで毎頁読み進めてるし嗚咽せずに読み終えたことがない。
    シリーズ未読の方は外伝から手を付けない方がいいかも。元祖西遊記と異なり最遊記の世界線では前世の記憶を持たずに転生しているので、まずは読み手側が先入観を持たずに無印から攻略していくのがおすすめ。
    無印→RELOAD→外伝の順で読み進めて涙と情緒が落ち着いた後に、無印から再読すると最初とは全く違う印象の物語になり新鮮な気持ちで二週目いけます。金蝉、天蓬、捲簾が命を賭して守った悟空の笑顔と未来にまた出会えます。観世音菩薩の印象も大分変わるので背景に深みが出てより物語の輪郭がはっきりする感じ。うーん、未読の方が羨ましいです。
  • 社畜おじさん触手を買う【電子限定ノーカット版】

    五梅えるこ

    ハニちゃん萌え
    2025年5月23日
    なーんも考えずに考察とか深読みしないで読めるただただアホなエロ漫画のつもりでポチりました。(エロ漫画言うな)
    それなのに…何ということでしょう、蓋を開けたら元社畜リーマンと新職場の愉快な同僚達と植物(!?)のハートフルヒューマンストーリーでした。いやエロ漫画には変わりないのですが。
    端的に言いますと限界社畜リーマンが触手プレイでアンアン言わされているのを|壁◜ω◝ )ニチャア←こういう顔で眺める漫画です。上手く説明出来ないんですけどね、꧁⍢⃝꧂←何かこうなっているんですよ、知らんけど。
    触手プレイ苦手でしたがいけたわ普通に。気付きたくなかったまである。自分、観葉植物萌えなので普通に受け入れてました。何なら段々可愛く見えてきます。情緒おかしくなります。
    ひとつだけ、過去の回想でパワハラ描写がありますので地雷の方はご注意を。パワハラ上司の心情は巻末でネタあかしがあるので救いにはなっているのかな。
    定価ではちょっと…な方も今なら割引&還元なのでこの機会にレッツ触手プレイ( ◜ᴗ¯)(¯ᴗ◝ )
  • 声はして涙は見えぬ濡れ烏

    ウノハナ

    ひと夏のその後と大事にされ過ぎた金魚たち
    ネタバレ
    2025年5月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ハイブリッド・スターダストのスピンオフ。秘書会沢×社長代理凛さん。凛さんが院生で会沢が大学生、学生時代の馴れ初め。時系列としてはこちらが先なのでスピン元未読でも違和感無く読めます。
    梅雨の始まりから晩夏、初秋にかけて、お隣さん同士のひと夏の恋とその後のお話。夏の終わりの淋しいような切ないような空気感、お祭りの喧騒、雨音、風鈴、扇風機、作中に漂うノスタルジックな雰囲気がとても好きで何度も読み返した大切な作品です。そしてですね、ひと夏の、にはならなかったんですよねえぇ!!(クソデカ感情溢れるの早すぎ問題)
    私生児として産まれ生い立ち複雑な凛さんが圧倒的光属性会沢と出会い、徐々に心を開いて自分の中で燻っていた過去を許して前に進む決断をする救済ストーリーなのですが、この会沢がまたすごいんです。凛さんとの数か月を若気の至りとして綺麗な思い出のまま心の奥にしまい込まずに、努力を重ね続けて正面玄関から堂々と会いに行った行動力と実現可能な地頭の良さ、規格外の包容力。夏祭りの帰り道、父性に飢えている凛さんが在りし日の父親の面影を会沢に重ねてやっと心からの本音を吐露できた場面は何度読んでもグッときます。
    細かいところで携帯電話とかノートPCに(ガラケー、notフラットキーボード)年代を感じさせる演出が実にエモい。
    それなりに大きな企業だと新卒入社後一週間足らずの時期はまだリクルートスーツ着て研修中なのでは…何なら本配属決定は数か月先では…などと思ったりするのは、野暮ですね。インターンで暫く働いて人脈を作り地ならしをしてから入社した…全ては凛さん付秘書になるために!と脳内補完しておきます。
  • まくあい!【電子特典付き】

    みよしあやと

    男前な女形、エロホクロを添えて
    ネタバレ
    2025年5月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 学生漫画家御法川×大衆演劇女形西(四十万)。みよしあやと先生の描かれる黒髪男子は何故こんなにも力強く色気のある男前なのか…!!(蹲りながら床ドンドン)
    どこからどう見ても綺麗め美人なのに華奢とか可憐という要素はなくちゃんと「男性」なのです。留年している設定なのでお兄さんのヨシヨシ感もあり。この年代の数歳差は結構大きいですよね。
    芸能BLは住む世界が違い過ぎてあまり感情移入出来きず完全にファンタジー枠として読むことが多いのですが、本作は大衆演劇を舞台としており大衆を冠していることに違わずドサ回り感や一座の家族感が程よく我々庶民の感覚に落とし込まれていて、全く違う世界のはずなのにどこか身近に感じられました。御法川の漫画家設定故のヲタクムーブも読者には親和性があり(え、ない?)、ただの芸能BL枠には収まりきらないエモさを感じる作品です。
    色っぽい場面はありますが最後までは致しておらずその点が物足りない方も見えるかもしれません。個人的に、中盤で西が御法川におねだりして紅を引いてもらうシーンが何やらとってもエロく感じてこのページだけでお腹いっぱい感がありました。
    御法川の眼鏡を直す仕草と西のゾーン入った時の表情が色気ダダ漏れで好き。おすすめです。
  • 僕は天使ぢゃないよ。

    小野塚カホリ

    もう、これ以上は無い。
    2025年5月11日
    カホリストです、紛うことなき。ぼくはね。
    本作は短編集なので感想が難しいので端的にいきます。BLジャンルにハマることになったきっかけであり、自分の価値観と倫理観と性癖を思いっきり捻じ曲げられた短編集です。10代の頃に出会えたのが幸か不幸か、こんな鈍器で頭をかち割られたような衝撃を味わう体験はもう無いだろうな、と思いながら他の作品を読んでいます。それは仕方のない事で、あの頃の感性のままで、というのは到底無理筋、周りの環境や背負うものが増えて自分自身が変わったのももちろんあるのですが。届かないんですよね。未だに。いやむしろBL界隈で小野塚カホリ作品通らない人なんている?いやいないだろ。はい、意識高い系カホリストムーブ出ました。
    何度も単行本を買っては手放し、電子書籍で手に入れても買って満足して読まない時期がありました。それでもこの作品の自分の中での存在感は絶対に変わらないし、多分棺桶の中に入れてもらう、そんな作品です。本作収録作品では「万事快調」が1番好きです。
  • あした愛かもしれない

    山下街

    雰囲気、抜け感、こなれ感
    ネタバレ
    2025年5月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 今時っぽい感じ、絵柄も展開も。無駄な台詞が無くてコマ割りが特徴的、余白で読ませる感じがこなれ感があってお洒落(ファッション雑誌の批評か)
    割と早い段階で気持ち通じ合うし周りの友人も家族も同性同士の恋愛に理解がある世界線。お互いの過去に対する多少の嫉妬はあるけど大きな波乱は起きず、ストレスは無いもののサラッとし過ぎていてちょっと物足りないかも。両片思いの期間、もう少し引っ張った方が好みだったかもしれない。
    超個人的な意見ですがデートの待ち合わせ場所が中目黒なのがすごく良い、ベタなのが良い。近年お洒落タウン気取ってるけど垢抜けなさが残る商店街とか古くからある民家とか、目黒川沿いの遊歩道が瞬時に浮かんできて、ガツガツしていない街の雰囲気が作品に合っていると思いました。作者様のセンスですね。
    更に余談、BL作品って何故か繁華街だと池〇駅登場率高し、京〇線沿いの駅が舞台になることが多くないですか?笑
  • 24時間オチないKISS【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

    加藤スス

    おしごとBL~癖強×癖強~
    2025年5月6日
    ノンデリ無自覚ハラスメント上司がページが進む毎に徐々に可愛く見えてくる逆蛙化現象を味わえます。こんな昭和風味のウザ絡みオッサンのどこが可愛いのかひとっつも分からんし試し読みの時点では風俗の下りにちょっと引いたくらいなのに。それがどうですか、致してるシーンがやたら色っぽいし艶っぽくて何やら人妻感まであるし。実にけしからんのですよ。本当に何なのこの作品は、癖強も大概にしてほしい(ほめてます)
    加藤スス先生ワールドの真骨頂、ギャグセンスの鮮度も産地直送捌きたてのピチピチで涙出る程笑えるし誰も嫌な人は出てこないし(癖強は出てくる)、胸糞展開も無いので安心して読めて読後ニタニタ幸せになれる作品です。同じ世界線のスピンオフ「巧みなKissで受注して」も負けず劣らずの癖強具合で本作にハマった方はそちらもあわせてオススメです。
  • ワンルームエンジェル

    はらだ

    しんどい
    ネタバレ
    2025年4月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 例えば10代の時に読んでいたら刺さったかもしれない。ある程度人生経験を重ねた身としては、やるせないし到底理解が出来ないエピソードばかり。汚い言葉で一言感想を言うとしたら、ただただ胸糞悪くて救いが無い。他作品でも虐めやレ〇プをギャグテイストに描写しているものがあり「感性が合わない」とはこう言う事なのかという学びはあった。
  • 暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~

    緒里たばさ

    王一族
    ネタバレ
    2025年4月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 好きすぎるんだが??シゴデキイケメンブラザーズしか出てこないユートピアはこちらです。これはもうお仕事漫画だな!?とりあえず王皓様の立ち姿が美しすぎて目頭押さえながら天を仰ぎました。そして王雹様のドSっぷりよ、まぬけだなーって思う。(イケメンボイス)って、おにうえぇぇぇー!!わたくしめ仰せの通りの間抜けにございますれば、僭越ながら全巻取り揃えてしまいましてございまする…!!
    ツッコミ所はありまして、今をときめく高級文官の御息女ともあらば身分的には正一品の上級妃として入内してもおかしくないはずですが、そこは宮女見習いなのかーいとか色々。権謀術数渦巻く後宮においては身分を隠して下級宮女として潜り込んで内偵するのが正解なのか、と思いきや王一族という出自バレバレで遠巻きにされる設定ですし。笑
    多少難癖をつけましたが、数ある中華ファンタジーの中でも着眼点が目新しく最近の最推し漫画です。おすすめします。
  • 水野忍の理想の恋愛

    須坂紫那

    目黒大智について言及しまくるレビュー
    ネタバレ
    2025年4月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ スピン元未読、須坂先生の作品は契約コハビテーションのみ履修完了のド新規ニワカです。目黒のビジュが好み過ぎて辛いです。~完~(いやいや)
    目黒の顔面が強すぎて黒髪太眉童顔攻めが大好きだと改めて所信表明をさせていただく所存。コテコテのおっちゃん関西弁に違和感がある方も見えますが、幼少期に両親が離婚して母方祖父母に預けられた設定がここで活きてくるのではないかと!祖父母にちゃんと可愛がられて言葉のコミュニケーションを密に取っていたから、若者らしくない言葉使いが定着しちゃったとは考えられないでしょうか。沢山お話したんですよきっと。預けられた当初は伸び放題だった髪の毛がスッキリお坊ちゃんカットになっていたり表情も気持ち明るくなっていたり、祖父母に愛情深く育てられたのは間違いないはず。それでも運命の相手を探し続けて危うい程恋愛面にアグレッシブだったのは、ある意味ロストチャイルドだったのかなと。愛着障害から来る試し行動だと思えば、目黒がチャラいとか軽いとか自分勝手とはとても思えないのです。無償の愛情を注いでくれるはずの絶対的存在(=両親)に置いていかれた幼少期の経験は、その後の人格形成に影響を及ぼさない訳が無く認知の歪みもあったのではないかと考察します。軽ーいノリのリーマンラブコメと見せかけて実はトラウマ救済物だったとは、これはもうエモエモのエモですね!(語彙力の敗北)
    続編は目黒の過去を更に深掘りして描かれているとのことで、スピン元を履修しつつ6月2日の2巻発売日を楽しみに待ちたいと思います。
  • うらめしや

    魔木子

    人外好きが原点について語るレビュー
    ネタバレ
    2025年4月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ やたら人外が好きなんです。鬼とか狐とか妖怪とか。とりわけ烏天狗が大好きで。なぜだろうと思っていたのですが、考えれば本作が原点でした。うらめしやを全巻揃える為にシーモア始めたんでした(心からどうでもいい情報)
    本作中のキャラデザが大好きなので何を読むにしても、鬼は鈴音、天狗は流星坊、狐は東火が基準になっちゃっています。ワシを超えて行け状態。陰陽師は勘解由小路光宙…とはならなかったです残念。野村〇斎様が偉大過ぎました。雪女郎のお話何巻目だっけなーと思って探していたら、お梛事件帖のエピソードだった!というのを何回かやっています。
    正直申し上げて幽霊、お化けの類は苦手ですし霊能力者とか胡散臭いと思ってしまう質ですが、本作は主人公のお妖さんが密教・神道・修験道・陰陽道に通じており、真言を唱えて敵と戦ったり苦しい修行の末にようやく式神を召喚したり…と少年漫画のようなバトル、スポコン感があるところが昭和世代には親和性がありますし、刺さります。気合入ってるお妖さん好き。
    ここからは完全にガチのネタバレなので最終巻迄読んでいない方は回れ右を推奨します。「現在の男」の傍にいるために「最初の男」の式神になったお妖さんの覚悟は本当にすごい。式神になってまで佐治を悲しませたくない、佐治の命が尽きる迄見届けたい、看取りたい、というのがもう…お妖さんも大概重い女でした。そして流星坊はうらめしや外伝の最重要人物になっていく、と。素晴らしい伏線です。お見事としか言いようがありません。
  • 【18禁版特典付き】優等生の制服のなか

    藤田カフェコ

    情報量が多すぎる…ッッッ
    ネタバレ
    2025年4月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いやそれなー。盛大な出オチ漫画です。1話目で既にクライマックス。初回でファンファーレ鳴っちゃってる。でも☆5付けちゃう、何故なら山田(攻)が好みすぎるから…!(チョロー)黒髪長身出し惜しみ系イケメン攻め大好きありがとう。本作はそんな山田にキュンしまくるスパダリ育成乙女ゲーなのかもしれない。
    初っ端からトップギアで峠攻めてくるのでおいおい倫理観一体どうなっちゃってるんだよ…と頭抱えましたが、年齢的なアレコレは全く問題ないのが早目に判明してよかった。おばさん倫理観警察だからその辺すごく厳しいんですよ。レビューできなくなるところでした危ない危ない。
    通常版オトナ版共にセール中なので未読の方は是非この機会に一話目ズコー!(表現よ)を体験してみてください。もちろん買うなら視界良好オトナ版で!オトナ版2巻には小冊子の内容も収録されていますので重複購入にお気を付けて。自分はお布施のつもりで課金しましたチャリーン。
  • あしたあさってそれからいつか

    いちかわ壱

    当て馬が当て馬たる所以
    ネタバレ
    2025年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 特筆すべきは作中の全てのモヤモヤを一切帳消しにしてくれる駿介(攻)の爽やかさと誠実さでしょうか。光属性過ぎる。この包容力と安定感で大学生という末恐ろしさよ。圧倒的伸び代。そして際立つ黒田(当て馬)の超絶謎ムーブ。黒田が秋(受)にウダウダ言って引っ掻き回すところ、すごい良い事言ってる風なのに何一つ響いて来ないのが逆にすごい。あんなドヤァ…されてこんなに響かないことある?何だろう、己の語彙力以上に一生懸命何か良い事言おうとして失敗した感が共感性羞恥でうわぁぁぁ!!ってなりました。これ狙って描いてるとしたらいちかわ先生天才すぎます。目ぇさませ秋ってそんなトンチキ理論誰も納得しないって…と思ったら、秋ィィィー!そういうとこやぞ!?色々書きましたが先生の作品の空気感好きです。「シバは今日もばか!」が先生の初読み作品でしたのでこのウジウジグダグダ感が新鮮でした。
  • 放課後のエチュード

    昼寝シアン

    DKパ・ド・ドゥでバズるとか…素敵やん?
    ネタバレ
    2025年4月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ぼかぁね、バレエ漫画が大好きなんですよ。なので採点甘めです。未完の大器見延‪‪×挫折経験のある天才一宮。完結してなかった…!アメリカ編まだまだ続きます。本作は余白の補完が必要、かつほんの少しでもバレエへの興味が無いと楽しめず退屈かも。そして二見先生の扱いに困ります。多分4巻が出たら書き直しますが二見先生についてレビューします。(需要と供給のバランスおかしい)
    中途半端に二見先生との関係を匂わせて一方的に終わらせているので消化不良に感じる方が多いのも分かります。二見先生がした事はガチめのタイーホ事案だしそもそも自分の地雷なので普段であればもう読まないフォルダにぶち込んでレビューもしないところですが、彼は本作におけるロットバルトそのものなんですね。白鳥の湖作中のロットバルトの解釈は諸説様々にありますが概ね悪の権化、オデットとジークフリートの恋路を邪魔する存在として演じられることが多いです。しかし「で、キミは結局何がしたかったん??」という考察の余地がある役柄でもあります。なぜオデットに呪いをかけたのか?好きなの?嫌いなの?その解釈は演出家や演者、観客に委ねられて明確なアンサーが無いのです。それこそが本作における二見先生のポジションなのではないかと。昼寝シアン先生はバレエ経験者ですのでその点にかなり含みを持たせて描かれていますが、同じくバレエ経験者もしくは自分のようなバレエヲタク以外はここまで深く考察しながら読み込むことは稀だと思いますので、未経験者が多い(と思われる)読者に解釈を委ねるというスタンスは些か不親切に感じられます。…とか言っといて4巻以降二見先生がまた出張ってきたら大笑いしてください。本番前にシューズと衣装メタメタにするの昭和のスポコンバレエ漫画感が出ていて笑いました(褒めています)
    見延の身体的、能力的に神に選ばれたの如く恵まれているのに本人の意識の問題もありまだまだ完成されておらず伸び代たっぷりなところが超大作バレエ漫画アラ〇スクのオマージュを感じました。個人的に分かりやすく派手な演目が好きなので、イチさんに黒鳥オディールの32回転を超絶技巧テクニックを織り交ぜて作中で是非やっていただきたいです。
  • ふしぎ遊戯 白虎仙記

    渡瀬悠宇

    これは反則です
    ネタバレ
    2025年4月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ここで玄武開伝の続きが見れるとは…涙腺崩壊しました、もうアカン。女宿と多喜子の再会泣泣泣。白虎編が完結してからレビューするつもりでしたが感情迷子になってしまったので応援のつもりで書き殴っています。小学生の時に初めて少コミで朱雀青龍編を読んだ時はすごーく大人の物語に感じたのに、今は4人の巫女達、七星士達を娘と息子を見守るような気持ちで見ています。ダメだ泣ける。四神の描き分けの凄さも今になって気付く。滾ったのでこの週末は玄武から復習します。
  • ウチの神様はお布団

    ビールと塩辛

    斬新が過ぎる
    2025年4月17日
    掛け布団×トラウマ持ちリーマン。ちょっと何言ってるか分からないですね。情報量が多すぎて一瞬思考迷子なるわ。掛布さん(攻)はお布団の付喪神でイケボ、Ht:210cm、シングルサイズと同じ身長だよ。つまり…どういうことだってばよ?読み放題で読めるみたいなので、どういうことだってばよ?したい方は騙されたと思って読んでみてください。思いの外と言ったら失礼ですが、刺さります。
    別ジャンル別名義でSNS投稿されていた時から追っていた作家様です。まさかBL界隈でまたお目に掛かれるとは。BLで単行本出すのが目標とのことでバッチバチに数字で応援していきます。(出版界は1に数字、2に数字、3.4も数字で5に数字)
  • 被写界深度

    苑生

    ヒリヒリの上巻、キラキラの下巻
    ネタバレ
    2025年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 一言で言うとトラウマ救済系ですが全編通して良い意味で軽いので心がズーンと沈まない、爽やかで瑞々しい読後感。キャラの性格、纏う雰囲気がそうさせるのかどこかシュールでシニカルな世界観、表情や台詞にユーモアが丁度いい塩梅で効いています。本編終了後の余韻さえ楽しめました。月並みですが映画を一本見た後のような。
    早川の幼少期~中学時代の体験は苦しくて辛いものでしたが、彼の家族、とりわけ母親が理解者でいてくれて本当に良かった、救いでした。家族まで否定的だったらしんどすぎて読めないところでした。だからこそ早川は音楽を捨てきれなかったのかな。個人的な意見ですが早川闇落ち時代の奔放さは「トラウマの再演」と考察します。「クセ含めて好きになってくれる人」=紺ちゃんに出会えて良かったね。
    出会った頃から一貫している紺ちゃんの落ち着きっぷりは一体何なのでしょうか。人生何週目なのでしょうか。紺ちゃんさんとお呼びした方がいい?紺ちゃんさんの安定感とグルグルしている早川の対比の描写が上下巻通してまた素晴らしいのです。そしてシンプルに早川のキャラデザがすごく好み。綺麗な輪郭とまあるい頭。まるっこい後頭部と襟足が可愛くてニマニマします。感情無くなると目から光が消えるところもよい。終盤は終始目に光が入ってキラキラしているのが感慨深かったです。
    あとあれですね、隙あらば紺ちゃん(さん)に突っ込みかねないグイグイ感(ナニとは言わない)とーってもよいですね(ハイ台無しー)
    小冊子のお洒落でゆるい雰囲気も好き。本編の余韻に浸りたい方はそちらもあわせておすすめです。
  • インフィニット・スター

    須野なつこ

    焦燥感と喪失感と小道具の使い方
    ネタバレ
    2025年4月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「フローライトスター」のスピンオフ、前作のBa.しゅん×すず兄律さんのお話。メインカプのその後も収録されているので前作履修推奨です。
    本作のハイライトはあそこですよね、138、139見開きページ。涙出たわ。し゛ゅ゛ん゛ざん゛がん゛ばれ゛…!!(鼻水かみながら)ってなりました。律さんとしゅんのキャラも相まって淡々と飄々と進んできたストーリーが雪崩のように一気に展開した瞬間ですよ。魅せ方天才。律さん&すずくん美人兄弟の絡みが見たかったとか(ブラコン設定期待したのに笑)律さんの売れっ子天才アーティストの破天荒エピソードもっと欲しかったとかそもそも本編のページ数もっと欲しかったとか表紙のデザインもう少しやりようがあったのでは…??(小声)とか色々と思うところはありましたが、あのシーンだけで元取れました本当に。
    繰り返しますがどうしても表紙が色々と惜しいと感じてしまいます。前作はカッコ可愛いバンドものという感じだったのに。パッと見スピンオフと気付けないですもん。律さんの儚げ繊細な美人みも100%伝わらなくてもどかしいですし、もっと沢山の方の目に留まって欲しい良作だけにそこだけが本当に惜しいです。
  • フローライト・スター

    須野なつこ

    繊細、気怠さ、浮遊感
    ネタバレ
    2025年4月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ バンドものでVo.耀司×Gt.すずくん。すずくんが一貫して耀司ガチ勢なのがとてもよい。耀司のパフォーマンスを見て一瞬でその才能と華に惚れ込み、自分の鳴らす音で歌ってくれませんか、と初対面で(バンメン曰く)プロポーズかましたり終電を理由に耀司を自宅に連れ込んだり一生懸命食らいついていくのが、何だかとっても新鮮で刺さりました。攻め厨目線だと受ちゃんが攻にクソデカ感情抱えてグイグイいくのすごく健気で可愛く見えます。憧れの人に流されてしまうのは自然の摂理よ。ガチ勢故にバンドの将来を考えて身を引こうとしたり。もう糟糠の妻の域。
    耀司は見栄えはもちろん佇まいやステージでの立ち姿がTheフロントマンで、恋愛もどっちにもモテて去るもの追わず、相手に不自由していない感がいかにも沼。かと思えばさみしい顔見せちゃったり。もしかして須野先生は元バンギャなのでは、と思うほど解像度が高い。>才能と華と同時に陰もあってどこか行っちゃいそうな掴み所のないボーカル
    すず兄律さんとBa.しゅんがメインのスピンオフ「インフィニットスター」に続きが収録されているので、本作の雰囲気が気に入った方はそちらも合わせておすすめです。
  • 俺のアオハルが進まない

    加藤スス

    「渡さない」履修完了者は必修
    2025年4月13日
    肝心な場面で響夜降臨にクッッッッッソ吹きました。笑い過ぎてむせた、呼吸困難なるわこんなん。何回読んでも分かってても毎回吹く。笑いの鮮度ピチピチ過ぎてしんどい。前作に引き続き、いやそれ以上に加藤スス先生ワールドがキレッキレに冴え渡り全編通してゾーン入っています。前作で比較的まともに見えた陣内のヤバみが…そうだよな健全なDTDKだよな。柔道のくだりもいちいち細かいネタぶっこまれて毎ページ笑かしに来るので深夜と人前注意です。
    そして平&金田のスピンオフはいつなのでしょうか。どっちがどっちなのでしょうか(おいやめろ)いけにえもんぜんばらいの続編が終わって落ち着いてから描いてくださらないかな。いつまでもお待ちしております。
  • 俺のアオハルは渡さない

    加藤スス

    「進まない」とセットでどうぞ
    2025年4月13日
    俺のアオハルシリーズ1冊目。BLでこんなに吹き出すことある?加藤スス先生のギャグセンスと自分の笑いのツボの親和性がすごく高くてちょっとした小ネタとか台詞回しにいちいち反応してしまってページがなかなか進まない事件。髪の毛とか背景とか手書き台詞にネタがちょいちょい仕込まれていて何回読んでも同じとこで吹くわ、分かってるのに。もはやゾーン入ってる。サブキャラがキャラ立ちしている作品が好きなので平&金田にもれなくロックオンしました。スクールカースト最上位のシュッとしてる1軍男子達がそれぞれ秘密や悩みを抱えているって人間味があって実に味わい深いです。「渡さない」「進まない」両方履修おすすめです。
  • その恋、自販機で買えますか?【単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】

    吉井ハルアキ

    自販機補充のお兄さんてかっこいいよね
    ネタバレ
    2025年4月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 設定は好きで試し読み部分は良かったのですが、年下攻×年上受のうまみと味わいが無いに等しいのが惜しい。年上受に求めるものとして、年齢と経験から来る落ち着きとか余裕とか含蓄とか達観してる感とか、滲み出るような色気とか会話の駆け引きとか、手練手管とは言わずとも年下攻をうまくいなして操縦するヨシヨシ感を期待しているわけなのですよ(期待値高いな)恋愛経験は無いにしても社会経験はそれなりに積んでいるわけで30代ともなれば人間性が成長・成熟していてほしいのですが、そういう要素さえあまり感じられず良い歳した大人同士の恋愛にはとても見えなくて、社会人BLを読んでいる気になれなかったです。変な当て馬や意地悪な人は出てこないしお互いの同僚も温かく見守っていたり、歩さん(受)のお母さんもすごく良い人で理解があったりでストレスフリーですが障害も無いので少々退屈。色々と書きましたが3巻&番外編まで全て読んでいますし(今迄のご高説は一体何だったんだ)平日の夜とか心が疲れて重い作品がしんどい時に読み返すかも。
  • 【電子限定特典付】籠の中のアステラ

    案丸

    主役食いのあの人
    ネタバレ
    2025年4月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ みんな気になるリオ。登場シーンで既に持って行かれました。オネエキャラの子供来たでと思ったら8ページで既に王になってたわ。見た目細身の綺麗めオネエなのに中身キレッキレの一国の統治者でバリタチとか盛り過ぎて設定迷子になりそうなのに何か納得させられるキャラデザ秀逸すぎませんか。釣り目三白眼黒髪褐色肌て。他国の中隊長(恐らくノンケ)をあっさり組み敷いて自身の有能な用心棒にして従えるとかどんな手練手管を使ったんだ…何者なんだよリオ(王だよ)
    リオの立ち姿とか指先がちゃんと「ほげって」いて嬉しい。書き込み丁寧で芸が細かいと思いました。傾向としてサブキャラがキャラ立ちしている作品が好きみたいです。作者様の拘りと遊び心を感じますし作品が締まります。…これ何のレビュー?
  • 裏切り者のラブソング ep.13 & ep.15【単行本3巻収録 抜粋版】【電子限定・18禁】

    外岡もったす

    裏ラブガチ勢はマストバイ
    2025年4月8日
    こんなんノールックで☆∞付けてしまうんだが?いや光の速さで買いましたし読みましたけどね、ガッツリ見ましたけどねジーノちゃまのジーノちゃまとか。ダンテのジュニアとかちょっとお前自重せぇよ。いやいやこれ本当に良いんでしょうか、コーヒー1杯のお値段よりもお安くこんなに幸せな気持ちにさせてもらって。外岡先生と出版社様の作品への愛と熱意と情熱に感謝と敬意しかないです。
  • 蓮木くんと三毛くん

    山森ぽてと

    つよい(物理的に)
    ネタバレ
    2025年4月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ あーはいはい可愛い三毛猫ちゃんがイケメンスパダリ蓮木くんによしよしされるやつね!(購入ボタンポチー)表紙の印象で決めつけていました。ゴメンナサイしにレビュー書いています。三毛くんめっっっっっちゃ強かった物理的に。過保護パパに習わされたであろう護身術でモブ犬×3撃退してたわ。喧嘩強い受けだーいすき!(唐突な癖暴露)見た目可愛くて華奢で守られてばかりのきゅるきゅる受けにはピクリとも反応しない、男前受け過激派ワイもこれにはニッコリ。モブ犬×3懲りずにまたちょっかい出して殴られてるし嚙ませ犬すぎて逆に気の毒なるわ。隣のお部屋の獅子原くんと鳳くんも良いキャラ。こんなキャラ立ちしてるサブキャラなかなかいないで。獅子原くんと鳳くん分の加点して☆5でお願いします。
  • 月に吠える犬

    トワサワコ

    黒髪太眉童顔攻めソムリエかく語りき
    2025年4月6日
    色素薄い系美人受け~未亡人みを添えて~。色素薄い系受け村住人の必修科目です。晃さん(受)の美貌と未亡人みは表紙と試し読みで十分にお分かりいただけると思いますが、個人的に律(攻)がどちゃクソタイプ過ぎて☆10つけたい。黒髪太眉童顔年下キュルルン攻めてアンタ。好み過ぎてツラい、おばちゃんの性癖ど真ん中過ぎた。晃さんでなくても全力で絆されますわこんなん。晃さんと律の関係性も切ない。そしてプレイ内容かなり激しめなのに絵柄が美しすぎてあまりエロさを感じさせない不思議。海外の映画や宗教画を見ているようです。
    まだまだ明かされていない過去エピソードがありますし今後どういう風に伏線回収していくのか続きがとても気になるところですが、更新かなりゆっくりペースの作者様ですので期待を高く持ちながら気長に待ちたいと思います。
    スーツ左前右前問題は言われて気付きました。レディースのジャケット(左前)を見慣れてるので初見は全く違和感が無かったです。笑
    ともあれ2025年4月の月間クーポン対象なのでこの機会に全力でおすすめしたい作品です。
  • 柏木くんと瑞稀くんのハッピーライフ大作戦!【電子限定描き下ろし付き】

    幸田みう

    最高にアホ可愛いアオハルBL
    2025年4月4日
    隠れイケメン陰キャ(アホ)×女の子苦手陽キャ(アホ)。女子避けの利害一致でお付き合いのフリ大作戦を続けるうちに…!?というある意味王道展開です。二人していちいちおバカでゆるいので既視感はあるのになぜか新しい新感覚ゆるゆるDKBL。冒頭から既にアホなのですが、なんでwそうなるwwとツッコミながら読み進めると不意に柏木(攻)が最高難易度の隠れスパダリ技を繰り出してくるんですよ。素で照れるわ。瑞稀(受)じゃなくても全力で真っ赤になってときめくわこんなん。10.0!!
    瑞稀の女性嫌いの原因になったトラウマはなかなかにエグい、でもそこまで詳細な描写は無いので耐えられるレベルでした。柏木は何故か女子に嫌われてる設定ですが意地悪な人は出てこないし胸糞展開もないし、読後にキュンとハッピーと癒ししかない優しい世界でした。
  • セフレ、やっぱなしで!

    方言男子
    2025年4月3日
    追記)レビューしてから何だかんだで何周もしてる。おバカDKの中毒性ヤバいな、☆5←☆4に変更。
    kyo-konイケメン月岡くん×勉強ができるタイプのおバカ時枝くんのセ〇レから始まるアレコレです。あるある設定ですね。紅先生の作品は平和で誰も傷付かないので好きです。意地悪な人は出てこないし胸糞エピソードも無い、可愛いDKがひたすらワチャワチャイチャイチャしているのをニマニマ眺めて楽しめます。一時期ハマって毎日のように読んでいたのですが、久しぶりに読み返したら割とツッコミ所多いし目の肥えた今では稚拙に感じる点もあったりラジバンダリ(唐突なダブルダッチ)。ノリが同人誌ぽく感じたりもしますがそういうのを含めて何か癖になるというか粗削りな部分さえもDKの若さと勢いとエロでカバーしている謎の中毒性がある作品です。
    女の子登場率が高いのでBLに女は要らんという方はその点気になるかも。2巻が気になるところで終わっているので3巻発売を待ち望んでいますが1巻と2巻の期間も結構間が空いているのでまだまだ先かな。気長に待ちます。
  • これは嘘の結婚だから

    上田にく

    助演女優賞は真白母
    2025年4月1日
    上田にく先生の作品はギャグ、コメディ、シリアス、エロの塩梅が実に丁度いい。絵柄も設定も展開も良い意味で軽いので身構えずに気楽に読めます。ギャグに振りすぎて寒い展開になることもなく重いテーマも扱いつつ(今作の同性結婚とか)心がズーンと落ちない全てが絶妙なバランス。こちらは同性結婚有りの世界線で結婚相談所を舞台にした偽装結婚から始まるアレコレです。
    楓(攻)はあれだけ整ってるのに眼鏡と髪型だけで逆武装するの無理あるな?とか真白(受)が年齢の割に初心過ぎんか?とか色々ツッコミ所はありつつ、真白の真面目の方向性が遥か斜め上を行ってたりキャラ強すぎる真白母とか登場回数1回だけなのにやたら印象的なゆるキャラすぎる真白父とか、更に上をいく癖強キャラ設定と上田ワールドの謎の勢いで途中ダレることなく読み進められて読後にんまり幸せになれます。おすすめ。
  • 眠れないから抱いてくれ!【電子単行本版/限定特典まんが付き】

    栗之丸源

    トンチキ設定と思ってごめんなさい
    2025年3月25日
    夢をテーマにしたBL好きです。セールのタイミングで勢いで買ってみました。タイトルだけ見てギャグに振りすぎてサムい感じになってるか、無理矢理シリアスにしようとして読者ポカーン置いてけぼりエンドかどちらかだと思ったらどちらもなかった。思いの外しっかりとストーリーが作りこまれてました。いや割と設定と展開が強引というか無理があるのですが、都度「お、おう…」「眠れないからね、仕方ないね(ニッコリ)」となりながら引きこまれるという謎の勢いで物語が進んでき、気付けば倉持(攻)に感情移入していました(チョロー!)この倉持がまた、恋の落ち方が中学生男子か!というチョロさでアレコレ致してることとのギャップがすごい。愛い奴よのぉ倉持よ。
    結局なぜ社宅で予知夢を見るのかは謎のままで「いや分からんのかい!読者置いてけぼりエンド!笑」となりました。
  • お前のほうからキスしてくれよ【単行本版(電子限定10P有償小冊子付)】

    やまやで

    思わぬ方向から刺されました
    ネタバレ
    2025年3月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 神田の屑親父が本当に無理で内容が入ってこなかったです、つら。息子に金の無心って。恐らく何年も粘着されているだろうに絶縁しない神田も正直理解ができない。そして何が一番嫌かって今後も屑親父が二人に絡んできそうな伏線があるところ。上野の「実家太い設定」がまさかの伏線回収になったりしないよな、お金欲しさで屑親父がカットインしてこないよな!?と勝手に未来を想像してしまい心から楽しめなかったです。上野マチアプ出会い厨設定より神田屑親父の方が個人的に嫌でした。でもこの屑親父が間違いなく二人の関係性を変えるきっかけになっているし、何なんマジで作品中の必要悪という位置づけなのかこの屑親父は。内容入ってこないけどウエカン可愛いし続編楽しみだから☆4だよ、でも屑親父は一生絡んでくるな(泣)
    ご参考までに子供が犠牲になる暴力(含性暴力)、虐/待、ネグレストの直接的描写が絶対NG、過去の回想や匂わせもしんどい、毒親エピソードは肉親に味方がいるとか救いがあれば何とか耐えられる…という感じです。同じような地雷の方はご参考までに。レビューで屑親父にここまで言及している方はいらっしゃらないので毒親が気にならない方ならば楽しめると思います。
  • ちょろかわ王子のニセ恋人作戦【コミックス版】

    佐々木ありこ

    小林について語る
    2025年3月17日
    説明しよう!小林とはメインカプ右側早坂王子の高校の同級生かつ現同僚という近しい間柄にして、年下巨乳彼女持ちというおいしいポジションの黒髪眼鏡ノンケチャラ男である!
    正直小林のキャラデザが一番タイプ。黒髪眼鏡ってアンタ。そしてノンケチャラ男、BL全く関係ねぇ。そんなの関係ねぇ。小林の何がいいって最後までノンケ設定を崩さなかったところ。ノンケ死守。BL界隈でこのポジションのキャラってメインカプがうまくいきそうな時に出張って来たり邪魔してみたり最終的に当て馬ザマァ展開になったとしてもとにかく余計なことしかしないので登場時点で警戒するのですが小林は一味違う。いや最初は余計な一言のせいでメインカプが拗れるのですが(余計なことしてたー)そこは小林すぐさまリカバリーしてメインカプのために一肌脱ぐ、と。
    小林が早坂王子に「ずっと好きだった…!」的に告ってたらその時点で激萎えして画面そっ閉じ&もう読まないフォルダinしていたところです。危ない危ない。黒髪眼鏡というBL親和性の高いキャラでありながらもノンケに徹した小林とありこ先生のセンスに敬意を表したいです。センキューノンケ。
  • 年下上司は褒められたい【単行本版】

    みなもやかづき/.Poika編集部

    攻め厨ワイ大歓喜で咽び泣く
    2025年3月16日
    雨宮おまっ…お前イイ男になったなぁ…!!(何処から目線)
    単話配信で1話だけ読んだ時にコレ絶対好きなヤツ、と確信して単行本発売まで待ちました。単話買い我慢するの辛かった。良く耐えた。雨宮くんが想像の遥か上をいく爆イケ&色男に育ってくれて本当に待った甲斐があったなと。おばちゃん嬉しい。
    1話目終盤の展開はかなり完成度の高いイントロダクションで、雨宮徹という男に読者は興味関心を持たずにいられない演出、2話目以降の各エピソードで見せる表情や態度、台詞に段階を経て惹き付けられ堕とされていくと。雨宮はワシが育てた!そう言いたくなる男、雨宮徹。さながら読者巻き込み型攻め。攻め厨ワイ大満足ニッコリエビス顔。過去のアレコレで人間関係構築を諦めたどこか陰と未亡人みのある柏木さんが徐々に艶っぽくなっていく過程も楽しめます。
    二人の初夜を描いた同人誌があり別媒体電子書籍で購入済みなのですがシーモアさんでも最近配信開始したようです。かなり内容が濃いので本編にハマった方は楽しめるかと思いますのでそちらも合わせておすすめ。別媒体電子書籍の方が修正がおっと誰か(ry
  • 明日、きみのものにして

    美山薫子

    ピュアの概念とは…
    2025年3月16日
    ピュア、ピュアッピュア…皆さんのレビュー一面にアツく並ぶワード、ピュアがゲシュタルト崩壊しそうです。割と早い段階で気持ち通じてるしやることやってるし続編に至っては初っ端から致してるんだがピュアの概念とは…となってしまいました。絵柄が可愛いらしいので何やら見てはいけないものを見てしまった背徳感が…。笑
    美山先生の作品はこちらとパーフェクト~が人気ですが、その2人解釈違いです!が1番好きかも。ギャグ展開もお得意だと思うので個人的にもう少し見たいです。
  • コントラディクト

    大島かもめ

    2巻が1巻超えてきたパターン
    2025年3月16日
    ジャンルでいうとお仕事BL枠なのですが主要カプ含めて登場人物全員ガチの仕事人間。その設定とキャラ付け必要でした?みたいなミーハー感は全く無くて全編通してお仕事ガチ勢。ファイアーマン、レンジャーという人命を預かる仕事なので当たり前っちゃ当たり前なのですが「お仕事BL」として大変完成度が高いと思いました。続編で面倒臭い女や不要な当て馬登場でありきたりな嫉妬展開ではなくて、キャリアアップを通して変化するパートナーとの向き合い方をテーマに持って来たのが個人的にすごい良かった、刺さりました。ただ一点だけ、2巻冒頭のキャンプエピソードは既刊の小冊子と重複しているのが…!実質150ページ位なので重複収録するならもっと本編が見たかった、書き下ろしが見たかったなぁ。これから買う方には親切だと思います。それを差し引いても大変よいお仕事BLでした。
  • パーフェクトアディクション

    美山薫子

    3巻まで読んだ感想です
    2025年3月12日
    1巻しゅ、しゅきっ…!!☆5、2巻蛇足、ただただ蛇足☆1、3巻え、どちら様ですか…??☆3、という訳で間をとって☆3で!!2巻が超不完全燃焼だっただけに3巻を楽しみにしていましたが絵柄が変わり過ぎじゃあありませんかいな??(動揺し過ぎて日本語おかしい)もはや誰!?レベルで分からん。主要登場人物の書き分けが出来ておらず冴ちゃんとバーのマスターを混同してカオスになりました…同じ感想の方いらっしゃいますね。好きな作品なので続きが出たら買ってしまうけど(買うんかーい)複雑な気持ちです。全く別人が喋ってる違和感が…。
  • ふたりあそび 【電子限定特典付き】

    あがた愛

    ちょっと無理だった
    2025年3月12日
    初見でぞわっとした不快感、グルーミングという言葉がよぎりました。お互いの歳が近いからとかそういうのは問題ではなくてこんなに小さい子供に何してんの?という不快感と嫌悪感しか無かったです。なっちゃん可愛い~萌え~とは到底思えませんでした。BLはファンタジー、それは分かった上で楽しんでいます。でもこういうのは違います。
  • 鬼上司・獄寺さんは暴かれたい。【コミックス版】

    あらた六花

    おぱんちゅBL
    2025年3月11日
    1巻のみの感想です。「自分は一体何を見せられているんだろう…」と我に返ってしまいました。こうなるともうダメ、物語の世界観に没頭できない。兎にも角にもBLにクビレは不要だな、と。綺麗なクビレに肉感的なお尻、セクシーなランジェリー…あれ今TL読んでるんだっけ?骨ばった指とかゴツい背中とか肉感の無い薄い腰とかそういうのを求めてBL読んでるのよおばさんは(唐突な癖暴露)
    部下×上司オフィスBLは大好物ですがイマイチハマりきることができませんでした、人気作だけに残念。
  • 恋人契約中につき

    まつだいお

    リーマンBL好きには刺さる
    2025年3月4日
    画力がとにかく高いなぁと。大好物の色素薄い系美人受けが物憂げに思い悩んだり魅力的に描かれている作品はそれだけで高評価にしちゃうよなぁ。受けが攻めを好きになった理由が分からないという低評価レビューがありますがその辺は読み手側の倫理観や恋愛経験値(笑)によるのかも。身体を触れ合わせた人に惚れるのは全然不自然なことじゃないです。あと最後に修正が甘いです。修正が、甘いです!大事なことなので2回言いました。
  • 40までにしたい10のこと

    マミタ

    2巻は鬼門なのか
    2025年2月24日
    なつめさんの時も思いましたが2巻目になると受けが必要以上に無駄に女々しくなってしまうのは何故なのか…BLにそういう要素は要らないんだよなぁ。嫌な感じのあざとさを感じてしまってちょっと…でした。1巻だけなら文句無し☆5、2巻は…うーん…マミタ先生の作品は大好きでメタラーさんの新刊も買いましたしギンモクセイ上下巻の2巻目は良かったのですが何だかモヤモヤが…。大絶賛の中すみません、皆さんキュルルン系の年上受けがお好きなのでしょうか。自分の好みの年上受けとは少し外れてしまったみたいです、修行が足りないです。
  • 運命だけどあいいれない

    永条エイ

    3rdシーズン決定おめでとうございます
    2025年2月8日
    永条先生のSNS情報ですが3rdシーズンが決定、2025年末頃スタートだそうです。とても嬉しい。単話買いで追いかけている数少ない作品の一つなので、楽しみ過ぎて今年始まったばかりなのに今から年末が待ち遠しいです。こちらは数あるリーマンBLの中でもダントツ最高峰(自分比)、ビジュ良しシゴデキリーマンの千堂くんと和泉くんがセ○レ→恋人になるまでの1stシーズン、恋人同士になり和泉くんの家族登場&トラウマ掘り下げの2ndシーズンとなっております。あらすじだけ見るとBL王道パターンでありふれた話に思いがちですが、とにかく永条先生の圧倒的画力で繰り広げられる絵面強過ぎハイスペイケメン達のあれやこれやが全ページ眼福過ぎて多幸感がエグいです。心情の変化の書き込みも丁寧でストーリーの流れに違和感もないですし、BLあるあるご都合主義も感じません。リーマンBL好き、スーツ男子好きならまず課金して損はないと思います。攻め厨で受けの華やかさと美人度にうるさい自分が保証します!!笑
  • 【18禁版】運命だけどあいいれない【単行本版(シーモア限定描き下ろし&特典付き)】

    永条エイ

    両方買っても後悔しない
    2025年2月8日
    我々一兵卒が重課金する事で単行本2巻オトナ版発売への道のりが拓けるならばッ…これしきのポイント消化など一遍の悔いなしッ…!!通常版にもレビューしていますが永条先生の圧倒的画力により繰り広げられるシゴデキイケメン恋愛バブ×拗らせ過ぎな負けず嫌いノンケ美人です。全編通してビジュ良ぉ…絵面強ぇ…と目頭を押さえながら天を仰ぐことになります。和泉くんのせいで色素薄い系ツンツン美人受け村に永住する事になりました。自分は通常版と両方購入していますが後悔などする訳がなく、単行本2巻オトナ版も発売されることを首を長くして熱くお待ちしております。
  • 運命だけどあいいれない【単行本版】

    永条エイ

    リーマンBLの最高峰
    2025年2月8日
    ※2巻もオトナ版を熱くお待ちしております!出版社様何卒お願いいたします!!
    和泉くんに性癖歪められました(なんて??????)
    色素薄い系ツンツン美人受け沼への扉が開いたのは思えば和泉くんがきっかけでした。攻め厨ですがBLにおける満足度は受けの自分好み度に比例していて、和泉くんが基準になっています、もはや。やはり受けはビジュアル華やかな美人でなきゃ。攻め厨なのに受けの話しかしてねぇ。
    内容はシゴデキイケメン恋愛バブ×拗らせ過ぎた負けず嫌いノンケ美人。1巻はセ○レ→本気になり色々あってモニョモニョ、2巻は家族登場、過去のトラウマ掘り下げで2人の仲が深まり…でありがちと言えばありがち展開なのですが、永条先生の圧倒的画力と顔面偏差値のエグさで読後の満足度が大変高いです。全編通してビジュ良過ぎて「なんかすげぇもん見た…」ってなります。
    冒頭の通り単行本1巻は通常版とオトナ版があり自分は両方購入しました。内容同じなのに(笑)2巻も期待していていいですか…!!
  • アウトサイダー・コミュニケーション【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

    ツノナツメ

    \衣装!交換/
    2025年2月4日
    受けにだけ距離感バグってるメガネ優等生×勤労美人絆されヤンキーです。メガネくん距離感わからず屋過ぎてンフフフってなります。色素薄い系ツン美人受け村の住人なので全編美味しくいただきました。先生の描く受けは大変タイプです。本編終了後のP171の破壊力エグすぎて。このキャラデザでオカワリください。
  • 烏は恋の糸に囚われる

    百々地さ和

    烏天狗と女郎蜘蛛とな…!?(ガタタッ)
    2025年2月4日
    妖怪モノスキーは寄っといでー!!先生の描かれる和ファンタジーの世界観が大好きです。こちらは男前烏天狗×色っぽい女郎蜘蛛の千年越しのモダモダ愛、色素薄い系ツン美人過多となっております。先生の他作品の陰陽師モノ(こちらも大変に良き…)と裏で繋がりあったら素敵だな。もっともっと評価されるべき作品。
  • 月下の牙と刀~人狼恋秘めごと綺譚~

    百々地さ和

    和ファンタジー人外モノ
    2025年2月3日
    先生の和ファンタジーが好きでシーモア配信お待ちしていました。攻め厨ですが大好物の色素薄い系ツン美人受けをとても魅力的に描いてくださるので今後も作者買いしたい先生です。今作品は褐色ちゃんですが銀髪?がかわゆい。他作品もですがあくまで和「ファンタジー」なので言葉遣い等は現代風です。時代考察警察が発狂しそうですが絵柄が好きすぎて甘めですが☆5で。
  • その恋、トライアル中につき

    ツノナツメ

    レビューの低さに惑わされるな注意報
    2025年1月26日
    恋愛低体温と見せかけて実は重めな色素薄い系ツン美人年上受け好きな人は寄っといでー!(範囲狭ー!)
    先生の他作品が凄く好きで割引のタイミングで購入したのですがレビューは話半分で流し見しておいて良かった、やはり好みがありますので。
    先生の描かれるジリジリと知らぬ間に心も体も侵食されるようなBL好きです。青い炎ほど温度が高い。
  • シンデレラフィット【単行本版】

    みえちかつ

    周りの大人の優しさ
    ネタバレ
    2024年12月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 恩田さんとバーのマスター最高すぎかよ…がまぁ一番先に出る感想ですよね。
    ただですね狭いコミュニティの中で推定アラフォーが20代前半大学生を弱り目につけ込んで手篭めにするってある意味グルーミングだと思うんですよね。
    同世代同士でモダモダワチャワチャその後ハピエン展開に作者様の良識を感じました。
    恋を知らない黒髪攻め×色素薄い系拗らせ美人受けが性癖ど真ん中なのでそれだけで大優勝です。
  • 裏切り者のラブソング

    外岡もったす

    部屋とシャツガーターと私
    ネタバレ
    2024年11月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 美人のシャツガーターとイケの軍服姿はなんぼあってもいいですからね。こまけぇこたぁいいんだよ!イタリアマフィアのしきたりとか一旦置いといて、マフィアファンタジーモノと思ってとりあえず読んでみてください。フェチを詰め込んでいる分全体通して派手であざとい印象です。なんか知らんけど色々と恥ずかちぃ…!ってゴロゴロしてしまうかもしれません。謎の東洋人、李四がバチバチのチャイナマフィア(上海の青幇とか)幹部設定だったら萌え散らかして吹き飛びます。
  • STAYGOLD それから。

    秀良子

    当て馬キャラを許せるかどうか
    ネタバレ
    2024年8月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本編にも少しだけ登場してくる当て馬のキャラがどうしてもどうしても無理で1巻で脱落しました。
    んもー!顔面おブスでお節介な当て馬とか誰得なワケ!?せめて目の保養になるイケメンかイケオジにしてっ!!BLなんてファンタジーしてナンボじゃないっ!!リアルはいらないのよっ!!
    …と、心の中のオネエが叫んでいます。
    大好きな作品にイライラしてストレスを感じたくないので、ハピエン完結して心が落ち着いたら再度挑戦します。
  • 俺はヒロインになれません。

    サノアサヒ

    好(ハオ)……!
    2024年7月14日
    先生のギャグセンスとストーリーのテンポの良さに脱帽。BLでこんなに笑ったの初めてです。
    葵くん、少女漫画好きのオタク設定だけど実は美人だし積極的だし素直だし健気だし、割と早い段階で加瀬も本気になりますが違和感はないです。加瀬の葵くんへの細かいツッコミに愛を感じます。
    1巻完結なんて勿体ない続編見たいー!シリーズ化して欲しい!…とか悶えていたら続編決定なんですね、嬉しいですありがとうございます。
  • 虎に四目屋【コミックス版】

    水玉ミズ

    デビュー作だとな
    2024年7月8日
    四目屋のビジュが良過ぎます。理想の攻様過ぎます。性癖刺さりまくってもうダメ。はだける着物と褌に反応する人はとりあえず読んで!
    建物や背景や服装の書込みが丁寧で感心しました。なのに髪型は現代風?ザンバラ髪?まぁ江戸ファンタジーということで笑
    これがデビュー作とはいやはや末恐ろしい。
  • 誰か夢だと言ってくれ

    みっしぇる

    5巻以降が本番、真柴パパ推せる
    ネタバレ
    2024年7月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 微妙なレビューは無料分だけ読んで5巻以降を読んでいないか急な鬱展開を受け入れられなかった読者さんかなと思います。4巻以降はメインカプ以外も出張ってくるので、そういうのが受け入れられない人もいるかも。全巻読んだ感想としては、アリス×夢路カプが1番好き。辛くて切なくて儚くて尊い…タイトルの意味合いもグッと変わります。夢で逢えて良かった。おまけ漫画のアリス×夢路に救われました。スピンオフでこの2人のエピソードもっと見たい。
  • 夜明けの唄【単行本版】

    ユノイチカ

    顔面の破壊力
    ネタバレ
    2024年7月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ とにかくエルヴァ様が美しい。顔面兵器。全ページ眼福です。アルトじゃなくても全力でお仕えさせていただきたい。
    エルヴァ様以外の覡様達もキャラ立ちしていて素敵。「男の娘」マニエリ、双子のダナとラウナ、作者様曰く「メンヘラ元彼」ミカイル。特にマニエリー!健気な彼には絶対に幸せになって欲しい。
    今は辛い展開ですがエルヴァ様とアルト、覡様達に明るい未来が訪れることを願いながら課金させていただきます。