ネタバレ・感想ありベイカーベイカーパラドクスのレビュー

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作者買いです
2025年5月16日
実の兄弟モノは割と好きで色々読みましたが、これは傑作だと思います。本当に良く練られたお話で、読後も大いに妄想を掻き立てられて最高でした。この先が気になるので、続編が出たら読んでみたいと思いました。
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作者買いです
ネタバレ
2025年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ これは今まで読んできた暮田先生の作品の中でも一番好きです。オマケでこのお話の元になった同人誌まで収録されていて至れり尽くせりの内容でした。実の兄弟で恋に落ちるなんて全く理解できないけれど、それでも兄弟モノBL大好きな私。中には感情移入しづらい作品もあるけれど、こちらは本当に読者に親切と言うか、分かりやすくて没入しやすかったです。長い間先生の中で温められてきたお話なだけあって、画面の隅々まで無駄がなく、必要な要素がギュッと詰め込まれていて、違和感とか感じずに最後まで2人の世界を堪能できました。
印象的だったのはオミの情緒が常に不安定で、ちょっとしたきっかけで均衡を崩して、幼い顔が垣間見られるところでした。毒親達から兄を守るのだと、年齢以上に背伸びして、常に気を張って、得意でもない勉強を頑張り、家事も兄の世話もして、そりゃユキ以外の人間に刺々しい対応にもなるよなぁって思いました。終盤、ユキが倒れた時、自分を責めて泣いているシーンは本当に可哀そうで、「あんた、十分頑張ってるよ」って私まで泣きながら読んでました。ここはまた、ヤマの神対応が光るシーンでもありました。
これからはオミに気づかれないように、記憶が戻ったユキが弟のフォローをしてくれるんじゃないかな。想いが通じ合って少し落ち着いたオミだけど、色んな意味で能力の限界というか、ここから本当の2人の幸せな世界へ持っていくには、ユキの頭脳が必要なのではないかと思われます。ノリちゃんやヤマという味方もいるし、大丈夫!
「そばかすお饅頭なチビ臣」と作者様があとがきに書かれているけれど、普段どんなに虚勢を張っていても、お兄ちゃんの前では臣の内面はこのチビ臣のままな気がします。誰もそこに突っ込まないくらい自然に「にーに」って呼べちゃうくらいですし。この兄弟の間だけで成長していない部分が見受けられるところに、ひどく萌えました。
2人が幸せなら充分です
ネタバレ
2025年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 十亀兄弟同士の恋愛。にーには記憶障害になる前から弟の臣が好き。臣(おみ)も孤独な家庭環境の中で優しくしてくれるにーにの事が好き。でも、それは許されない事だと思ってるから2人とも、世間と違う非常識な世界で生きている。。。そして生きていく。
ただ、途中でにーには記憶障害が治る(?)過去の記憶を取り戻すけど2人で居るために臣には打ち上げずに結ばれる。ここで????になる。にーにが純粋過ぎるのか?臣が記憶を取り戻したと気付いたら、この関係が破綻すると思ってるのか?普通に考えればお互いが求め合って結ばれたんだから、ちゃんと話した方が幸せになると思うけど。。『隠し事』いいのか?悪いのか?作者さんはラストでいつも考えさせられる結末を持って来る。それが中途半端じゃなくて消化不良も起こさないし、不眠症にもならない程度の??の結末。だから面白いし、2人が幸せになって欲しいと思う結末です。
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ユキはどちらが幸せだったんだろう
ネタバレ
2025年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 交通事故で記憶の欠落&幼児退行したことにより、後ろめたい思いを持たずオミといられる世界と、フラッシュバックがきっかけで記憶が戻り、だけどそれを隠しながらオミといる世界。

どちらも愛し愛されているのは同じだけど、ユキの心中は全然違うでしょう。

一度結んだのにほどかれるネクタイ。元に戻りそうになる一人称。(ちなみにノリちゃんの前ではハッキリ『僕』と言った。だからノリちゃんは絶対気付いてる)
これらとずっと付き合っていくのか。
ユキの精神保つんだろうか。

たぶんそういうのを心配したから、事故直前(15、6歳くらい?)のユキが18歳のユキに「本当に後悔しないの?また同じことを繰り返すんだよ」って言うシーンがある。
それに対し18歳のユキが「どんなに傷付いても傷付けても一緒にいないとダメだよ」と返す。

この会話があるからモヤモヤしちゃうんだと思う。それならユキは記憶が戻ったことオミに言うべきでは?って。
だって今のままじゃ結局記憶喪失だった頃と一緒じゃない?
オミはユキが記憶戻ったと知らないのだから、ユキが自分に「好き」と言ってくれてもそれは最近のことと捉えるわけで。
オミを性的対象に見ていたあの頃のユキのまま思いを告げて貰えるのとは意味が違うのでは。
だってオミ「何で忘れちゃったんだよ」って泣いてるんだよ?

でももしかしたらこの先変わるかも知れないしね。
何かきっとそうなる気がしてきた。
ユキ、タイミング見てるのかも。
それだったら事実をユキ以外から知らされたら可哀想だから気を付けてね。
ノリちゃんかヤマになるんだろうけど、ヤマといえばこの子は人生3周目くらいなんですかね。
高校生にしてこの落ち着きっぷり。鈍感弟は気付かないユキの秘密もあっさり見破り、クールだけど理解あり懐でかくて親切。ついでにイケメン。
ヤマならもしかしたら言葉選んでオミが傷付かないようにしてくれそうだけどやっぱり…ってもはや描かれていない先のことまで妄想が止まらなくなっている自分が怖い。
そろそろ止めよう。

実に暮田先生らしい、闇深くて複雑な傑作でした。
にーに つぶれたダイフク そしてヤマ…!
ネタバレ
2025年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1番好きなBL作品です
BLで「おにいちゃん」に思い入れある読者さんはけっこういらっしゃるかなと思います
十亀兄弟のお兄ちゃん(ユキ)は、見た目も中身も12才くらいにしか見えないけれど実は18才。美味しそうな設定だなと思ってしまうワタシですが、実はとても痛ましいことですよね。
しかし暮田マキネ先生のペンにより、悲しいまでにかわいい、美しい、ちょっとあざとい?見た目は12才だけどほんとは底知れない海みたいに広い深い、おにいちゃんが降臨してます 時に鬼気迫るほどかわいそ可愛いです
デカくて偉そうな弟(オミ)も物語が動いて兄弟の悩みが深まるにつれかわいく見えてくる
幼いオミは可愛いですつぶれたダイフク

そしてヤマ…!
なんてイイひとだ…そしてヴィジュアルめちゃくちゃ良い
シーモアで電子マンガ読んでてこの人に出会えたのは収穫だったなーと思うほどです
女の子たちも好きで十亀兄弟に良い友だちが居てくれるのうれしいことです
よく読み返す大好きな作品です
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スピンオフ求む!
ネタバレ
2025年3月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと気になってた作品で、セールになったので購入。兄弟恋愛は苦手ジャンルでしたが読んでみて正解。とても考えさせられる作品でした。
そして何が素敵かって山村くん・・なんて大人な対応!いや・・大人でも難しいのに素晴らしい表現力でした。カッコいいじゃないですか!多くは語らずとも語った1つ1つの言葉が胸にささるのです。彼も何とも言えない気持ちがあるはずですが、何があっても友達でしょ!と思わせる彼の言動に脱帽でした。山村くんの毎日をスピンオフで見てみたいです。
試し読みの印象からガラリと変わる!
2025年2月26日
はぁーーーーー。
こんなにも計算し尽くされたストーリーだったなんて!
にーに、おバカなだけじゃないのね。
1話進むごとに少しずつ明らかになる過去や家庭環境。
なぜ2才違いの兄弟が同級生なのか。
伏線を回収するようにつまびらかになる日常。
そして後半、いとこの市川先生が真っ先に気付いた違和感。
ネクタイも良かった。
作者様、天才ですか?天才ですよね?天才に違いない!
その後の二人もぜひ読みたいです。
かーわー!
2025年1月25日
原因がわかるまでは普通に子どもっぽいかわいい子だなってしか思ってなかったけど、思いのほか原因が重かった…w
もうちょっと読んでいたかったな、にーにはこれからも以前のままを弟の前では演じるのかな…
でもきっと病気の前の姿を見せる時が来るんだろうけど、きっと驚きながらも優しく接してくれるんだろうな…
兄弟もの
2024年12月11日
弟の執着。事故の後遺症で知的にも精神的にも幼くなってしまった兄を囲い込もうとする弟の怖さにと純粋無垢な兄の対比がよりこの作品を仄暗く感じさせられました。いろんな方向で考え受け取ることが出来る作品。
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ヤマが好きぃ
2024年10月16日
主人公ふたりはモチロン 脇役が良い 両親や名取くんは嫌なヤツだが必要だし 配役は完璧。 その中でなんと言っても『ヤマ』が最強に格好いい 凄く好きです。 パイロット版の十亀兄弟の事情(電子版の特典)の世界じゃなくて本当に良かったぁ。
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胸がいっぱいになりました
ネタバレ
2024年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんだか最初っから胸が苦しいというか、泣きたいような気持ちがずーっと止まりませんでした。
都合の良いルールを作って、にーにが自分から離れないようにしつつも罪悪感を秘めている臣くんの表情が切なかった‥
臣くんに優しくされている時は嬉しそうな可愛らしいにーにも、背を向けられるとたちまち不安で悲しくなってしまって、もう切なくて切なくて‥
終盤のヤマくんのセリフに涙腺が崩壊しました。
テーマは重く、兄弟というところに色々とあるかもなのですが、ラストは胸がいっぱいになりました。
一度結んだネクタイを解いて臣くんを呼んだにーに。このシーンにこれからの二人が見えました。
私はこの作品、とっても好きです。とっても良かったです。
2人のルール
ネタバレ
2024年7月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ お試しだけ読んだ時は、お兄ちゃんが幼顔でしっかりしてないので弟が支えてるって思ってたけど、全く違うものだった。感想書きたいけど、2人はとにかく今のままで良いんだって事かなぁ。両親はとんでもない毒親ですが、医者の従兄弟やヤマと彼女と友達は2人の味方で周りに良い人達がいて良かったです。
闇深の一言では片付けられない
ネタバレ
2024年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 実の兄弟モノBLに興味を惹かれ読んでみました。ミステリー要素もあったり想像を超えた内容でとても面白かったです。毒親との関係や臣の苦悩する場面とか切ない場面に時折涙しつつ、二人にとってハッピーエンドだったしとてもよかった。この形が一番良かったんだよなと納得しつつなんか色々考えちゃいますけど。真実を知っても臣も知らないふりするかもなぁ。二人の親が毒親だったのは可哀相だけど現在の友人や周囲の人々には恵まれてるし結果良ければ全てヨシ!にいにと臣のHシーンですが非常にエロく感じました。にいにの見た目が幼いのでイケナイ事してる感がある。二人の想いが通じ合って結ばれるとこは二人の感情の昂りが伝わってきてエロティックでした。やっぱり兄弟物ってイイですね!
ヤマ、最優秀助演賞!
ネタバレ
2024年5月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトル、そういう意味だったんだ!ずっとお気に入りにはしていたのですが、試し読みを読んでは購入を見送っていた作品でした。この兄弟は幸せなのか不幸なのか…ぐるぐるする禁断の箱庭物語にヤマがドアを蹴とばすように風穴を開けるのが良かった。かつての同級生との再会が引き金ではありますが、決壊の下地はヤマだったと思います。追記も先生の熱意がびしびし伝わってきて良かったです。
やっぱり泣ける。
2024年4月28日
暮田マキネ先生の作品は、切なさが伝わってくるものが多いので、大好きでいつも読んでます。今回も所々で泣いちゃいました。2人の兄弟愛ーケド障害がある兄のために周りが優しく接して守ってる事がよく分かりました。そうゆう所がもっと切ないような、幸せである様な気持ちにさせてもらいました。
ふたりだけの国の2人のお話
ネタバレ
2024年4月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューを見れば見るほど気になる作品で、クーポンなどお得だったのを機に購入。読み終わった後、はあ〜〜〜…とかなり深いため息が出ます。レビューで皆さんが語っていたのはこういうことか!と体感した思いです。ガチ兄弟BLですが、説得力があるんです。かの有名なクレオパトラも弟とかん通していたというし(どんな例えだ)、時代や場所、環境によっては近親相かんもあり得ただろう、など考えたらこの兄弟もそれに近しい事情を含んでいるんだよなーと(ちなみにHなシーンは最後に少しです)。そして、それはそれで切ない。だから、個人的には最後の2人が幸せそうで良かったと思わずにいられませんでした。(両親を除く)2人を取り巻く人々がとても暖かく素敵で、おまけの美亜ちゃんと玲奈ちゃん、ヤマがすごくかわいかったです笑
読み進めると印象が変わります!
2024年4月18日
最初に試し読みした時は、にーにおバカすぎるよ〜(かわいい)とほのぼのしながら読んでいたのですが、購入して読み進めたら、思いのほか重めの真実が…!!読み始めと読んだ後では、作品の印象がガラッと変わると思います。ぜひ最後まで読み進めてほしいです。
山村君というにーにのクラスメイトが出てくるのですが、彼が本当に良いヤツで…!!兄弟にとって大きな存在だと思います。
ネタバレは控えますが、ラスト感情がブワァっと溢れました。どうか、どうか二人が一生幸せに暮らせますように…
良い人ばかり。
2024年4月16日
1番の好きは❤️ 205ページの むんっ。のシーン 可愛い□
YouTubeで見て 続きが気になってましま。
皆んなが良い人で、ハッピーエンドで良かったです。
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ほんわかの根底に隠された深い闇
2024年4月8日
ちょっとおバカで幼さを残す兄の面倒を見るしっかり者の弟、兄弟二人のゆるふわな日常とその根底に眠る深い闇を描いたお話。
マキネ先生ワールド全開の作品で、ほんわかゆるふわな明るい日常の裏に、ゾクッとするような闇が漂う物語です。天真爛漫で無邪気なにーにと、そんなにーにを溺愛し、過保護になる臣。その過去には、不幸な事故へと結びつく歪んだ愛情が存在します。実の兄弟同士という問題作を記憶喪失と幼児退行という手腕で闇深く落とし込み、シュレーディンガーの理論を絡めて幸せに持っていくなんて無謀なやり方を描ききれるのは流石だなと思いました。また、親の存在感を最後まで徹底的に排除し、にーにと臣、ノリちゃん、ヤマと登場人物を絞ったことで、個々の性格や関係性が際立って表現されていたことが、物語への理解を生んだと思います。
ユキが目覚めてから、ノリちゃんがすぐに変化に気が付いたのも、ヤマがさり気なくアドバイスするのも、皆十亀兄弟をきちんと理解して寄り添ってくれているからだと思うと、怖さよりも優しさに溢れた作品なのではないかと感じました。二人がいつまでもシュレーディンガーの箱を開けずに幸せでいることを願います。
ワールド全開
ネタバレ
2024年4月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 暮田先生ワールド全開で心地の良い重さが最高です。好みはあると思いますが。特に今回は実の兄弟もの。苦手な方はもちろん購入しないと思いますが、それ以外の方は暮田先生の作品が好きであれば裏切らない面白さだと思います。弟の執着や比護欲、依存などを感じる部分もありますが、個人的には全部ひっくるめて純愛だと思いました。兄を大切に想い、深く愛しているのが伝わってきます。両親にはビックリだけど、弟が居て良かった。そして、触れずにはいられないヤマ!!彼はなんてできた子なんでしょう。ただ優しいだけではなく、言いたい事は言って、弟ともちゃんと向き合おうとしている。懐の深さも凄いし、偽善ではなく本気で考えて行動してくれる素敵な友達ですね。ノリちゃんも絶対的な安心感だし、この人達が居れば大丈夫だなって思えました。弟も自分を犠牲にするのではなく、これからはもっと弱いところも出したりして一緒に生きていけるといいな。
良い人たちに囲まれて
ネタバレ
2024年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何となく察して何となく見守ってくれる従兄弟や友達に優しさとは何かをこちらが学ばせていただきました。ありがとう!
良くありがちな似通った絵にモブが誰が誰だかわからなくなるようなこともなくとても綺麗&丁寧に描かれています。エチは少ないですがそれまでの2人の思いがあってのエチは心が浄化されます!
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作者さん買いです
ネタバレ
2024年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。こちらのお話しも良かったです。お互いが好きでハピエンなのですが、個人的にヤマが格好良くて好きです。このお話しの中で一番の推しです(笑) 美亜ちゃんも可愛くて大好きです。あ、ヤマはユキ(兄であり受け)の友人で、オミ(弟・攻め)の事もさり気なく気遣える二人の味方?みたいな、とても面倒見が良く聡い友人です。二人のどちらにも恋愛感情は持ってません。オミ目線でお話しは進んで行くのですが、ユキ視点からのお話しもあればよかったです。ユキが幼い頃からオミの事を可愛いと思っていたのはわかるのですが、どんな風に、いつも何を思って構っていたのか、いつ頃から意識し始めたのか、もしくは、何かしら兄弟愛から恋愛対象として意識するきっかけがあったのか、触り程度でも良いので描いてほしかったです。良くも悪くもユキの行動でユキの気持ちに気付いて、オミがユキを恋愛対象として意識したのですから、オミの何がユキの気持ちを恋愛感情にしたのか知りたいですし、記憶を取り戻した賢いユキとオミのこれからも読みたいので続編を希望します。両親にも邪魔されない賢さで二人の幸せを獲得する、そんな続編を希望します。
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すごかった!!
2024年3月29日
語彙力皆無になるぐらいストーリーに引き込まれ、すごい!しか出ないです。これからも兄弟2人幸せになって欲しいし、周りの山村くんものりちゃんも美亜ちゃんもいい人なので幸せになって欲しいー(^^)
二人でずっと幸せな時を過ごしてくださいね
2024年3月27日
確かに色々と問題はあるのかもしれませんが、素直に応援したいと思えるカップルです。周りの人たちも魅力的ですね。続編ほしいなあ。
私は好きですよー
ネタバレ
2024年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 兄弟BL。賛否両論あるだろうけど、私は好きです。お話の内容もすごく作り込まれていて、絵も綺麗で可愛いし、暮田先生の世界観が透明な密閉空間にあるような気がして今回もぎゅっときました。先に「ロッカバイディア」を読んでいたからか、2人が幸せならいいじゃない!と思います。ヤマとノリちゃん、美亜ちゃんが最高で、最後に玲奈ちゃんがぐっときました。にーにを守っていたはずの臣が、いつのまにかにーにに守られる臣になるんだな、と思うと頑張ってた臣によかったよって泣けてきます。
テーマは重め
2024年3月26日
重めだけど、重い愛を描く天才作家さんだと思います。
ファザーファッカーを思い出しました。
一癖ある、好きな形はいろいろ、考えさせられる、とても良かったです。
「ずっと」
ネタバレ
2024年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本当にどタイプな作品で、最初あらすじを見ていいなと思って、試し読みしたら見たことがある絵柄だなってことに気づいたんだよね。暮田先生、私が大好きな『ロッカバイディア』っていう作品の作者様で本当に絵柄もストーリーも設定も他にはないというか、凄く世界観に惹き込まれるし、つい続きが気になってページをめくる手が止まらないようなストーリー展開が最高…
にーにが退院して久しぶりに臣と再会した時に言った「ずっと会いたかった」って言うセリフは、勿論入院していた時に臣が見舞いに行かなかったために離れていた時間のことも指していると思うけど、記憶が戻って、本当の意味で臣に会うことができたという意味が篭っているんだと思った。最後の、お風呂場でのシーンでにーにが涙を流しながら大好きと言った時のセリフの重ね方に、にーにの今までの臣に対する長年の想いがぎゅっと込められている気がして自然と泣けた。名取に言い寄られて、臣に対する自分が抱えてる想いは恋愛じゃないって言い聞かせようとしたけどそれでもやっぱり触れたいし愛されたくて。俺も大好き(僕も大好き)、このセリフを見てにーにの想いがやっと報われて口にすることができたんだって思ったら本当に泣ける…あんな両親いらないから一生2人で支えあって生きて欲しい。
お~~~ん
ネタバレ
2024年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 美亜ちゃんが良い子過ぎるし、ヤマと彼女もすっごく良い子達で涙が出る(*T^T)うちの子のまわりにもこの3人が居てくれたらいいのに…あと、ノリちゃんも(*T^T)ユキちゃんと臣くんも幸せに
深いです
2024年3月17日
暮田さんの作品が好きなのは、かわいいだけの物語ではないです。このお話も、ずんずん読んでいくうちにせつなくなるというのか、重いテーマなんだけれど、引き込まれていきます。とても癖になる作家さんです。
兄弟 また世界観が繋がった
ネタバレ
2024年2月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「オッズ·アンド·エンズ」の8話を読んでいて、「ん?!!」と思ったので読み直しをしたら、レビューなかったから書いておきます。マキネ先生の全部読んでるけど、まだ書いてないのあるかも…

そう、何が気になったかというと、OAEに「市川先生」が出てきたから。これ、「ノリちゃん」じゃない?!と思った理由で、ゾクゾク来ました(笑)

ノリちゃんは、いまは心療内科(OAEでは精神科の先生と言われているけど…厳密に言うと精神科の医師と心療内科の医師は違うんだけど…)の先生だけど、元は脳外科らしく(暮田マキネ先生談)、本作の従兄弟のユキの主治医。十亀兄弟の母方(医者一家)の親戚ですね。
ちなみに、十亀兄弟は「助教授の初恋ケーススタディ」の由鶴の従兄弟でもある。十亀兄弟の父親が絶縁状態のため、親交はないようなんだけど。「助教授の〜」の最後の方のページに、関係図があって、「僕の可愛い酔っぱらい」を含んだ人間関係がわかります(すごい!)。この図の十亀兄弟は、同人誌Ver.の絵柄です。

ということで、また他作品との絡みがあり、嬉しく思った次第です(笑)

本作は、兄弟BL。地雷の方はご注意。
いつも思うのが、「そうなるプロセス」がとても上手く描かれていること。十亀兄弟が互いの執着に至る温床は親にあり、にーにが臣を大切に思う気持ちが烈情になるのも解らなくない。閉鎖空間で寄り添い必要とし、必要とされる感覚、生きる意味と力になる。ある意味で共依存、他者からみたら異常に思うかもしれない。

ヤマはいい男だ。16歳であそこまで大人になれるとは…ノリちゃんが頼るはずだ。臣は面白くないだろうけど、感謝もしているはず。

ロッカバイディアやファザーファッカー、つむぎくんのさきっぽに通じる心の叫びと病みと居場所。このときから素でに開花していたんですよね…

これからも、「取り戻している」ユキは、臣のためにこのままなのだろう。臣も、解っても2人の世界は壊さないだろう。その後を読んでみたいけどな。
共依存好きにはたまらない
2023年12月4日
兄弟愛、共依存、執着好きにはたまらない作品です。先生の作品はどの子にも切ないバックグラウンドがあるので、必ず胸がぎゅっとさせられます。
深い…!
ネタバレ
2023年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLと一口で片付けるには惜しい作品だと思います。
にーにも言っていましたが、家族、兄弟、恋人すべてを含んでいるので、愛情の在処が一つに絞れないほど広くて深いです。
実の兄弟なので地雷の方は難しいかもしれませんが、恋情抜きにしても臣のような独占欲を持つ感情の経験はあるのではないかと。


はじはじで作者さまのファンになり過去作品も拝見しているのですが、今回も素敵な作品をありがとうございました😊
可愛いお兄ちゃん描かせたら天才!
ネタバレ
2023年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ いや、まあ、これは、この二人はこうやって生きていくしかないよね。
にいにの事故のせいでしばらくは現実逃避出来ていた二人でも、やはり向き合わなければいけない時が来て。
でもそこで大きな力になったのが周囲の人たちですよ。
二人の関係がたとえインモラルだろうと、その二人を愛し見守ってくれてる。
本来傷ついてしかるべき美亜ちゃんでさえ抱擁してくれてる。
願わくば、二人は世界の片隅でひっそりと幸せに暮らしていって欲しい。
そして親は一生口出すなよと思います。
そもそもこういう二人になった原因は親の責任が大きいですしね。
いやあ、背徳かもしれませんけど読後感はよかったな。
ヤマと玲奈ちゃんと美亜ちゃんのおかげかもしれない。
あったかい気持ちになれました
ネタバレ
2023年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買い。事故に合い記憶を無くしてしまった兄に寄り添う弟(臣)。臣はにいにいが大好き。にいにいが彼女に振られるたびに慰める2人だけの約束。でもまた彼女ができ、にいにいに辛くあたってしまう臣。あるきっかけでにいにいの記憶が戻る?どんなかたちでも、2人が1番で幸せになって欲しいです♡にいにいが可愛くて、臣がカッコいいです!これからの甘くいちゃつく2人も見たいです♡続編も希望します。
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これこれ!!
2023年10月17日
依存系大好きな私にはストライクでした。
ちょっとおバカっぽい可愛いお兄ちゃんだけど、、、とストーリー進んでいくと胸がきゅーっとなりました。恋愛は2人が幸せならそれでいい!派なので、よかった♥️
ふたりの
ネタバレ
2023年10月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ルールが切なくて…記憶を失くしたにーにを守る臣がもう何と言うか。しがらみやらなんやらをかなぐり捨てて執着なのか愛情なのか固執してる。ヤマがいて本当に救われてるね、ふたりとも。ヤマみたいな子がいてくれて本当に良かった。にーにと臣はずーっと一緒に幸せでいてほしい
ゆるふわ。ではない…
2023年10月5日
可愛いふわっとした表紙に惹かれて読み始めました。読み終えて思ったこと…にーにはそっちを選んだか…。にーにの事故の前から兄弟2人が置かれた環境は切ない。お互いがお互いを大切に思うのはごく自然なことかと。おみの闇が深くて、どう落ち着くのか不安だったけど、オリジナルにーにと事故後にーにと2人のにーにに愛されて、結果よかったんだと思う。これから先、にーにの記憶が戻ってることがバレても、のりちゃんとかヤマに支えられて穏やかに過ごせるはず。これ以上、2人にツラい出来事がありませんように。
こういう関係好き、、
ネタバレ
2023年9月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初の方はゆきがこういうちょっとおばかな性格の子なんだって思って読んでいて、幼児退行って知ってからは結構重いな、、ってなりながらも話が気になりすぎて一気読みでした。
ゆきと一緒にいてくれてるお友達が本当に優しくて、この子がいてくれて良かった、、って思いました。
慰めあってるシーンが何回か出てくるんですけどめちゃめちゃ良かったです。
一応ハピエンだけど、この先の2人の関係が不安になりました。
何だか切ない
2023年9月15日
親のエゴから複雑な感情が出来上がってしまったけど 従兄弟や友達が2人を守って来たしこの先もきっと支えていくだろう にぃにの笑顔が切ない
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ラストが…
ネタバレ
2023年9月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の兄は優しく、周りから神童と呼ばれていました。しかし、事故の後遺症で記憶に障害を抱えてしまいました。主人公は、兄に兄弟以上の想いを持ってます。そして兄も…。本当にせつないお話ですが、周りが凄くあたたかいので、とても良かったです。ラストも良かったです。両親は最悪です。ヒドイ。
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思ってたより深い
ネタバレ
2023年8月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほのぼのな感じなのかと勝手に思ってたら結構な闇系でした。でもにーにの可愛さにホッコリする場面もあり、何と言っても友人のヤマが最高な人でした。冷静に兄弟の事をみていて行動するしにーにが記憶が戻った事も弟に言わず見守って行くんですね。どれか正解なのかはわかりませんが今だけは2人幸せなのでハピエンですね。
ストーリーが神!
2023年8月30日
ガチ兄弟が苦手な方は読まない方がいいと思います。
今まで読んだ兄弟物で私の中でダントツ1位になりました。
エチは少なめストーリー重視です!
ピュアな一面もあるのに闇深さもあり感情がグチャグチャにされながらラストはハピエン。これ本当にハピエン?って読み終わってからも考えるくらい心が揺さぶられる作品でした!素晴らしい作品でした!面白かったです。
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ん!?
ネタバレ
2023年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 立ち読みして気になったのと、暮田先生の作品が好きなので購入しました!絵も相変わらず綺麗で臣もにーにもかわいい!
最後はあれは、記憶が戻ったけど、臣には言わないってこと!?そゆこと!?周りは知ってるのに、臣にだけは気付かせないようにするってこと!?
とにかく面白いし、引き込まれます!
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純粋で罪深い愛
2023年8月24日
純粋兄、執着弟、まぁまぁ良くある構図、、、
しかし!!!この兄弟愛いい具合に病んでます。
また友人が素晴らしいこと!
流石マキネ先生。
読み終わってすぐ2回目読んだ
ネタバレ
2023年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1回目読み終わった時は、ぼんやりとしかわからずで、元のにぃにが覚醒したところから注目して読み直しました!俺、と、僕 の違いもあったし細かなニュアンスで記憶喪失前のにぃにが感じられてさすがでした!
何度も読み返したくなるお話で、すごくオススメです(*^^*)
考えさせられる
2023年8月21日
みなさんのレビューを読んで購入しました。
ガチ兄弟のBLですが、読み進めていくと
複雑で考えさせられる内容だと思いました。
にーにの記憶障害で両親が離れていき、弟くんの責任感の強さで一緒にいる。よくも悪くも弟くんの愛情深さがすごく伝わる。
2人だけの幸せな形
ネタバレ
2023年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ ある意味ネグレクトで抑圧された環境下で育った兄弟の、お互いが心の拠り所で最愛の肉親であり小さな身体で唯一呼吸を許せる絶対的存在。
2人が抱く愛情の種類は語れない程たくさんで全てで…
不幸な事故で兄弟の日常が変化してしまっても、2人が想い合い寄り添って生きる様に涙が止まらず。
モラルもネグレクト両親もクソ喰らえ!この兄弟の幸せを邪魔するやつは何人たりとも許さん!!という気持ちで、なんだろう……兄弟で良かったよ、うん、本当の家族だから籍の問題要らないし、ずっと一緒に生きていけるじゃん、兄弟最強!とさえ思いました。
にーに、聡明な神童時代も今の可愛い時も全部愛くるしくてたまらんな。
臣、両親や世間から守る為に急成長しなければいけなくなった辛さもあるけど…にーに以外はこの世に必要ない!スタンスなので問題なかったね。にーにに執着しすぎて牽制しまくりだけど、にーにが天使だから周りも優しい人ばかりで救いもある最高兄弟BL。設定で読まず嫌いはもったいない。
禁断物好き集まれーーーッ!!
2023年7月20日
倫理的に禁断物が地雷って方は勿論理解できますし、気持ち悪いって思う方がいることも重々知っております。…だけどすみません!私兄弟や父子等の関係性のお話が大好物でありまして、「禁断物」というワードで読み漁ってしまう癖があるくらいなので、こちらの作品は刺さります!
実兄弟ストーリーだけど、暮田マキネ先生の可愛い絵柄とほんわかした雰囲気が、兄弟の顔も体型も似ていないせいか応援したくなる2人です。ちょっと訳あって兄がショタっぽく感じるかも。でもそこはマキネ先生の絵だし勿論可愛いよ?
禁断物特有のずっと背後に仄暗さや、歪んだ共依存のような関係も感じるけど(でもそこが良いっ!)2人にキュンっとするところもギュッと切なくなるところもあります。
最終話、タイトル『シュレーディンガーの日常』が2人の関係性をよく表してて、ラストが痺れるので禁断物が好きな方は是非読んでいただきたいです。そしていつか禁断物好きと語り合いたい…。/表題作のみ、p.246
何これ何これ
ネタバレ
2023年5月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 苦しい。辛い。泣ける。切な過ぎて死ぬかも思った。臣が闇に病みまくりの執着ヤンデレ。ヤバイどストライクキャラ。好き過ぎる。にぃに、クソ可哀想可愛い。実の兄弟、両片思い。平気な方はオススメ。山村くん当て馬になっちゃうかと思いきや神な存在。皆まとめて幸あれ。
読んで欲しい
ネタバレ
2023年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きな作家さんでしたがあらすじで、兄弟モノはあまり得意ではないので避けていましたが、レビューを見て購入。めちゃくちゃ良かったです!愛情と執着となんかもう色々感じます。すごい作品。これを読んでもやっぱり兄弟モノは好きではないなぁとも思いますが、この作品は兄弟だからこそ成り立っているのだと思います。そこに設定の必然を感じます。なので読んで良かったし、すごい作品だと思いました。山村くんがとても良い人で、この中では一番頭がいいのだろうなぁと
何でも泣いてしまう
2023年5月15日
凄くストーリーが良かったです。お馬鹿お兄さんにストーカー過ぎる弟だけど ちゃんと生活して 二人で生きてる姿がすごく泣けてきます。
同人誌からの商業化だそうです
2023年5月6日
実の兄弟BL。同人誌からの作品でしたが、商業化するにあたっては、いくつかの出版社で企画を断られた経緯があったようです。背徳的過ぎるからなのでしょうか?腹違いの兄弟では中村明日美子先生の「薫りの継承」とかありますし、実兄弟でもラノベからコミカライズされた「二重螺旋」(吉原理恵子先生/円陣闇丸先生)などなどありますのに………。時代が早すぎたのかな?内容は面白かったです。実の兄弟なので救いようのない重苦しさは最初から最後まであるのですが。にーにの可愛いさと弟の執着ぶりに気持ちが昂ぶりました。
よかった
2023年4月30日
作者買い。セールで。この作者の本は買うのにいつもちょっと躊躇する。軽くは読めないから。でも確実にハマる。
今回は表紙にいい意味で騙された。軽い爽やかBL(笑)と思いきや、作者ワールド。切なさ残るhappy end。主人公だけでなく周りの友人たちも、世界感も、大好きです。最後までちゃんと読んで欲しい、と強く思う1冊。
ちょっと切ない
2023年2月19日
本物の兄弟愛には少し抵抗はあったけど、ちょっと切ない話でお互い支え合ってるならいいか!と言う思いになりました。
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迷ったけど買ってよかった
2023年1月27日
兄弟ものということで迷いましたが、値下げだったので
思い切って購入。 結果、買って良かったです。
にいにの友達のヤマ、従兄のノリちゃん、とても温かく魅力的でした。
にいにの元カノの美亜ちゃんが可愛いいなって、幸せになって欲しいなって思いました。
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いやもうなんだろう
2023年1月24日
マキネ先生の作品って、切なくなる物が多いんですかね〜
アブノーマルな世界で、どうしようも無い気持ちが溢れて切なすぎ過ぎて
でも、悲しいHappyENDな所に苦しくなるって言うか
どうか静かに穏やかに幸せになって欲しいと思ってしまう物語です
これからも応援しますので、沢山書いていただきたいです
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これぞマキネ作品✨✨
2023年1月15日
作者様買い。
表紙はほんわかした可愛らしい絵ですが、兄弟ものなので実はヘビーで深い作品。
実の兄弟ですが違和感なく、二人が結ばれて良かったとしか思えなかった。
二人の想いに途中何度か泣きそうになりました。
弟の執着溺愛っぷりも兄の可愛さも最高でした。
あと山村くんマジいい奴。
タイトルの「ベイカーベイカーパラドクス」は心理現象のひとつで思い出したいことの周辺は思い出せるのに肝心なことが思い出せない現象。
にーにが思い出してほんとに良かった。
表紙でスルーするところでしたがスルーしなくてほんとに良かった!
2023年1月9日
表題作のみ249pでした!またマキ先生ワ〜ルドに見事ハマった・・・・・マキ先生のいろんな作品読んでるけどハマる・・・・・2人だけの世界・・・・・2人だけのルール・・・・・
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最高だ。。。
2023年1月6日
買い渋ってました。
が、、、みなさまがレビューにて言ってたちゅーちゅー見たさで購入しました。
正直それどころじゃないくらい奥が深く引っ張られるお話です。
で、見たかったシーンも最高でした。
もうみんな幸せならなんでもいいやって感じです☺︎
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深い…!!
ネタバレ
2023年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんか凄かったです。
お話は兄が彼女に振られて悲しいから慰めという形で弟と"キスをする"という始まりでそこでもうこれは何かあるわっていう違和感があってその後兄のやけに幼い言動に違和感があるまま読み進めたら事故で"逆行性部分健忘症"という記憶障害を抱えてて、記憶は後に戻るんですけど弟にはそのことを告げないまま"弟のことが好き"と告白し両思いになりお話は終わります。(ザックリです。)
私は"記憶が戻ったこと言わないのかー"と思いました。めちゃめちゃ。兄が告げない選択をしたのには何か訳があるのだろうけど、私にはそこまで汲み取れなかった…悔しい。でも2人が幸せならなんでもいいかなって感じです!
最高のちゅーちゅー
2022年12月23日
一巻完結作品。作者様買い。先生の表現する間とか話のテンポとか、なんかすべてが好きなんですよね。すごく丁寧で心地が良いです。さて実兄弟ものです。個人的に2人だけの世界に閉じ籠る系が大好物なのでこちらも面白かったです。話の展開もミステリぽさがあって最後までドキドキ読めました。そしてなんといっても…ちゅーちゅー…い、いい!はぁーなんと情感たっぷりに描いてくれるのでしょう。ありがとうございます。もう何も言うことはありません。
心に刺さって忘れられない作品(★7)
ネタバレ
2022年12月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 序盤は憐れで複雑に胸が詰まりましたが、だんだん二人の幸せしか願えなくなっていました。確実に心に刺さり、忘れられない作品になるでしょう。私は、マキネ先生作品の中で本作が1番好きです。
面白い〜
2022年12月14日
兄弟モノが地雷ではないので楽しく読めました。にーには恋心を自覚した途端、記憶喪失になってしまうからある意味楽だけど、臣がずーっと苦しいですよね。本当に同情します。加えて、にーには臣を思っての行動なんだけど、友達を作って親密な関係になるわ、彼女を作って仲良くするわ、臣はズタズタですよね。でも、最後に二人が気持ちを通じて合わせることが出来て本当によかったです。タイトルの意味も納得です。
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世の中の目線で選らばなくても
ネタバレ
2022年12月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 兄のユキと弟の臣との、いわゆる世間的には、禁断の愛のお話しで、だからこそ切なくて、哀しくて、胸がキュンとなるストーリーでした。改めて、子供は親の生活態度、状況である程度決まってしまうものなのかもと考えさせられました。幼少期はどうしても周りの大人の環境を選ぶことはできないから。冷たい親の環境の元で、二人の兄弟で支え合って、大切に感じながら生きてきた結果だとしたら、自然の成り行きなのかもと思えました。二人だけの世界なら幸せだっただろうけど。臣は大好きな、にーにのために距離をおこうとする辛さとか、その臣に勇気を出して、寄り添うユキが純粋な愛情で結ばれていて綺麗な作品だなと思いました。
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ほんとの兄弟もの。
2022年11月11日
複雑な家庭環境、事故で記憶と知性を損なったにーに、兄を守りながらも執着で傷つけてしまう弟の臣。ふたりの関係は互いに深い愛があるけど、臣の我慢と嘘で閉じていて、つらかった。ヤマの存在が布石になって変わる関係、にーにが臣にまっすぐでよかった。
色々深い…
ネタバレ
2022年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みでにーにがおバカすぎて、どーかなぁと思っていましたが、読み進めてみると納得。記憶後退の前は真面目で親の言うことに従って親の勧めるレールに乗って。息苦しかったのかな、にーに。後退したにーにの性格はもしかすると子供時代こんな子供でいたかったっていうにーにの願望だったのかなぁ。
最後の辺りで記憶が戻ってる感じのにーに。このままおバカのふりをして生きていくつもりでも時々前のにーにが出てきてて、これじゃ弟くんすぐ気付くよって思いました。今が心地良いなら弟くんも気付かないふりをするのかな?今は幸せ。でもその先は?弟くんにーにの代わりに勉強も将来も両親の決めたレールに乗ると宣言してたから、いつか離される未来しか見えないんだけどどーするんだろ。なんて色々考えてしまいました。
試し読みでにーにがバカすぎるって読むの躊躇っている方は一度読んでみて欲しいです。
あと作品の最後に作家さんの解説?が入ってるのが嬉しい。結構面白くて好き。必ず読みます。
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兄弟ものさいこー!
2022年11月10日
兄弟もの、しかも弟が執着さいこー!
お兄ちゃん記憶喪失で、幼児後退になり、ルールを教えていく弟。
すばらしい!他人から見たらたしかに歪んでるが、本人たちは幸せそうだしいいのではと思うくらい素敵でした。
実の兄弟
2022年9月30日
義理ではなく実の兄弟のお話で、結構重い内容でしたが、2人がいいなら、それがハッピーエンドなんだなと思いました。なんと言っても、2人の周りの人達…友達やその彼女や、その彼女の友達が理解あるいい人達ばかりなのが良かったです。
兄弟愛
2022年9月24日
実の兄弟でっていうのは、最初に抵抗もありますが、にーに、オミの絶対的な絆とそのヘビーな家庭環境を知るにつれ、頑張れ!って応援したくなります。周りの山村くんや彼女の玲奈ちゃん、美亜ちゃんも優しくて大好きです。
弟闇深いぜ
2022年9月10日
昔々あるところに的なノリで始まりますが、中身は中々にヘビー。設定やお話に暗さはあるけど、
絵の繊細さでそこまで重く感じない。
この作者さん、ちょっと特殊な設定多くて面白いです。
純粋にストーリーが楽しめる。
血の繋がった兄弟のお話なので抵抗ある方もいるかと思いますが普通に面白い。
記憶障害ある兄に対して慰めとかエグい嘘つく弟…
闇深い…根暗感満載の弟と、陽だまりの様なほわほわ兄。
みあちゃん、分かりみが深い。
山村くん、最高に良い人。
執着愛。
ネタバレ
2022年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ガチの兄弟ものです。
記憶が一部ない兄ユキを、それをいいことに勝手なルールでエロいことする弟臣。
でも、実は記憶が戻っていて、弟に知らないふりでエロいことをしてもらうように
しているとか、結構闇が深めです。
共依存的ですが、そのほの暗さが好きなので、アリです。
複雑だけど、ハッピーエンドと思いたい
ネタバレ
2022年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を知ったきっかけはシーモア島で、「メリバだと思う名作」で紹介されていたことです。。元々メリバは苦手なんですけど、自分の感性よりも島やレビューの評価を信じているし、試し読みの感触も良かったので購入しましたが、その後悲しい事があってバッドやメリバが読めなくなり、何ヶ月も積んだままになっていた作品でした。大分気持ちも浮上して、いざ読んでみたら…悲しみというより感動の波に呑まれた感じです。確かにメリバというふれ込みだけあって、ラストは複雑です。そしてテーマが、とにかく深い。視界不良の水中を進むような独特の不安感や重みがあります。でも決して暗くはないと思います。多少は病んで…いるのかな。でも、2人をずっと見守り助けてくれた人達が味方になってくれ、認めてくれているのだから、2人の先行きは間違ってないと思いたいです。初作家さんでしたが、明暗の使い分けというか、テーマは重くしっかりとあるのに悲しくなりすぎない流れの持って行き方が、とてもお上手だと思いました。あとがきの先生の言葉や考え方からも人柄が伝わってきて、読んだ直後まぁまぁ重い気持ちで居たのに、吹き出して笑ってしまったくらいです。今作であまりに感動したので、先生の他作品もチェックして何作か購入を決めました。タイトルや小見出し、セリフなどにも隠れた意図がありそうで、読み返す楽しみもあるオススメの作品です。
兄弟でーーー!
ネタバレ
2022年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作品さん買いです。こういう執着拗らせ重め攻め大好きです。しかも兄弟で!苦手なんだけど、これは兄の秀征が事故の後遺症の記憶障害で幼くなっているため、ファンタジー?より非現実ぽく受け入れられました。ただ、その事故の原因が切なかった。でも最後はちゃんと秀征が自分の意思で思い出すことを決めて、弟の臣と恋人として生きて行くことを決めたので、大好き同士の2人のえちを見ても良かったねぇて感じでした!
面白かった
2022年8月16日
安定の面白さ。
じんわり切なく、心臓がぎゅっとなる。
絵がさっぱりしてるのも良いです。
作風的にまつ毛バサバサとか似合わないしw
ほんわり香る執着心がたまらないです。
実の兄弟もの
ネタバレ
2022年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ マキネ先生の作品はまだ全作品を読みきれてないのだけど、今まで読んだ作品はこう、一筋縄ではいかない作品ばかりだなと思い、こちらも読み終わってそれを実感しました。内容が重い…けど、2人が幸せであればそれでよし!という感じが振り切ってて良かったです。
実の兄弟ものってなかなか読む機会がない上に、試し読みでにーにも臣も不憫な感じがしてずっと積んでたのですが、思ってたよりも抵抗なく読めました、よかった(笑)2人が救われてよかったです!
個人的にはにーにの記憶が戻ってからの2人をもっと見てみたいなぁと思いました。あと、山村くんとみあちゃん、本当いい子ですね!あーゆー人が2人の周りにいたからうまくいったのかなぁ。。
😺
2022年7月27日
ずーーっと読みたかった本作。
二人の世界で完結しているんだから良いんじゃないかなって思っちゃいます。
ヤマと彼女、そして短い間ではあったけど彼女の美亜ちゃんがとても良い子でみんな幸せになってくれ!と思った。
とりあえず細かい所に注目してもう一度読み返そうと思います◎
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これは面白い
2022年7月26日
島の方のオススメで試し読みしたら続きが気になり購入しました。よく親の再婚で義理の兄弟になりそこから恋愛に発展する話はありますが、こちらは本当の血縁兄弟です。だからすごく珍しく面白くどんどん作品の世界に引き込まれました。大好きな作品です。
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わーぉ
2022年7月22日
最初はこのままどうすんだろオミくん、と思ってましたが、ニーニあざといというか、怖いなー。でも今度はニーニこれからどうするんだろ、と今後の二人が気になりました!
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こんな感じを求めてた!!
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2022年7月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 兄弟愛がすきなので、試し読みした瞬間に買おう!ってなりました!ユキくんがずっとかわいい、そしてそんなにーににべったりな臣くんもかわいい❤️❤️
個人的に、美亜ちゃんの性格が好きでした!面食いだけど、ユキくんのために身をひくところも切なくなりましたがより美亜ちゃんの性格の良さが際立っていてよかったです!
両親との関係に進展はなかったけど、これからも2人の世界ですごしていくんだろうなあっていうのが推測できて、それが2人の幸せなんだろうなあって納得しててもなんとなく腑に落ちない感じになりました!でも、その腑に落ちない感じもまっさらなハッピーエンドじゃない感じでよかったです。
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おぉ..やっぱすげぇ
ネタバレ
2022年6月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の作品はその柔らかい絵のタッチとストーリーの深さのギャップがすごい!!表紙からは全然想像つかないんだよな〜。
今回はガチ兄弟ものの純愛(?)ストーリー。
最後のネクタイのシーンはちょっとホラー味を感じでゾッとしましたよ笑
誰より大事だから、何より大切だから
2022年6月9日
作者様買い。実の兄弟モノは基本読まない私が、唯一許せるむしろ大好きな作品です。ほのぼので可愛い表紙から、内容の重さのギャップがたまりません。にぃにが背負ったものがデカすぎる。歪んだ兄弟愛です。「つむぎくんのさきっぽ」から作者様にハマり、作者様が描くtkbちゅーちゅーが本当に大好きなんです(腐れきってるの自覚してます)ずっとちゅーちゅーしててほしい。最後、にぃには記憶が………ですよね。幸せならそれでいい、ずっと一緒にいられるなら。「誰より大事だから何より大切だから二人の為にできること僕らはずっと考えてきた」その答えがそれだったのかなと。にーにのお友達、ヤマくん最高に良い男でした。めちゃくちゃ好きです笑
2022年4月29日
立ち読み増量になっていたので数ページ読み、これ絶対に好きなやつだ!と確信したので即購入!!
私的、大当たり作品でした!兄弟もので溺愛?闇愛?系好きにはたまりません!
2022年4月13日
闇が深くて執着がすごい実の兄弟もの、大好物です。
中々実の兄弟ものがないので
見つけた時テンションあがりました

見た目も話し方も完全ににーにの方が弟なので
たまに頭の中であれ?どっちだっけ?って
混乱したこともありましたが
にーにが終始可愛すぎて…!!!
臣が不安になって嫉妬したり執着する理由が分かる

美亜とヤマのにーにに甘々なところが大好き。
周りの人に恵まれててホッコリシーンも多かったです
最後まで両親に関してはもやもやが残ったけど
一緒に暮らしてたらもっともやもやしてたかも…

作者様のあとがき、最後の1話1話への思いが綴られていて
あのシーンはこういう思いが詰まってたんだなって
振り返るのが楽しかったのと愛が詰まってました。

文章なので少し長く感じると思いますが
読んだ方が絶対楽しめるので全部読むのをオススメします
この救われない感じ
ネタバレ
2022年4月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 兄弟モノで、しかも記憶喪失でって…。身も蓋もない…いえいえ、実は大好物です!暮田先生大好きで、しかも好きなシチュエーション。読まずにいられますかって!弟が兄に向ける過保護さとか愛情?恋情?の重さ……。重いよ、重い。けど私はこういうの嫌いじゃないです。お互いの依存で成り立ってもいる関係性の危うさも上手く表している良い作品だと思います
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ええ…
2022年3月17日
かわいい絵なのに物凄い背徳感なんですけど…
にーにの記憶戻ってるよね?
なんちゅーか…この背徳感は悪く感じないのは何故
なんだ…
最後の終わり方
ネタバレ
2022年2月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLだけど、それ関係なしに面白かったです。兄弟のちょっと歪んだ愛のように思えますが、最後の終わり方で純愛だなーと思いました。こーゆー終わり方は素敵。
ユキが可愛すぎて
ネタバレ
2022年1月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 禁断の兄弟ラブですが、作者さんの画力と物語りを作る上手さが素晴らしいので、せつなくて可愛くて、読んで良かったです。
ユキちゃんが、まぁとにかく可愛くて、臣くんじゃなくても過保護になっちゃうし、溺愛しちゃうと思う。
つむぎくんでもそうだけど、クールな攻めのちゅーちゅーは反則ですw
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ずしんとくるBLだ
2022年1月28日
試し読みとレビューで覚悟してましたが、初めてのガチ兄弟BL、未知でしたがこの作品に出会えてよかったと思えるお話でした。
お互いに依存していて闇が深いような、誰よりも純粋な恋心のような。
読んでいて嫌な感じがしなかったです。
過去が少しずつ明らかになっていって腑に落ちてく持って行き方もよく、周りの人達も素敵!
従兄弟の先生も理解があるし、ヤマの距離感が最高!!いいやつ!!!
なるほど
2022年1月27日
レビューで購入した作品は初めてです。
読み終わって、なるほど!!と思いました。
とにかくレビュー参考にするのって間違い無いと
思いました。
作品とても良かったです。
最後のセリフがとても好きです。
いろんな物が詰まってる。て勝手に思って
あのセリフ読みました。
考察と妄想が捗る良作品
ネタバレ
2022年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 249ページ。
実兄弟もの、好きなんですよね。誰にも迷惑をかけない狭く閉じた幸福という点で、禁忌ではあるものの近親ものの中では倫理的に最も問題がない関係性(個人の感想です)。なので、重いとかドロドロとかは特に感じず、兄弟それぞれの純度を堪能させていただきました。
1話目だけ見ると、ユキの頭の弱さに臣がつけ込んでいるように見えるしユキも頭が弱過ぎるんじゃないかと心配になったけど、違かった。この「兄弟ルール」こそが作品の肝だった。偽の社会的ルールというだけでなく「にーにが作った」という嘘を混ぜることによって成立しているこのルール。弟目線では、“引け目を感じつつも兄を自分の恋人にしておける、でも嘘に気付いてかつての自分を好きだった兄に戻ってほしい気持ちも含まれている”。兄目線では、“自分が作ったルールという嘘を信じていれば恋人ではなく兄でいられる上に恋人気分も味わえる、嘘だと気付いたら現状が壊れてしまうのがおそろしいから無意識の内に信じ込もうしている”。複雑!そしてこのルールがあるからこそ、記憶が戻った後、ラストの告白シーンでのユキの心情のジェットコースターぶりが思いやられて悶える……!
ヤマは良い子、美亜もおバカながらも良い子だった。
「ファザー〜」が重みが足りなかったのでこの作品に手を出すのが遅くなったけど、これは読んで良かった。
書籍的には、電子特典にパイロット版を付けたのは非常に有能。シーモア特典、これ限定でいいの?ってくらい素晴らしい。
((以下、妄想))
さて、一応「現状維持」の状態でこのお話は終わっているけども。従兄もヤマくんもユキの記憶が戻っているのに気付いているくらいなので、臣が気付くのも時間の問題でしょう。ユキも一生隠し通そうとはたぶん思っていない。現状の幸せは臣が両親を引き受けているから成り立っていて、本当の幸せを手に入れるために、ユキは自分と臣から両親を切り離す方法を考えているはず。それができるまでは現状維持のために隠して、臣も無意識のうちに気付いていないと思い込もうとするはず。
完璧な幸せへの勝負はおそらく大学卒業のタイミング、それまでは仮の楽園で楽しく暮らすと良いね。
兄弟もの。
2022年1月24日
兄弟もので、事故で記憶喪失で、毒親で… 
内容はシリアスですけど絵がかわいい(特ににーにが)ので重すぎなくてよかったです。
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ハッピーエンドはそうきたか!
ネタバレ
2022年1月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛した人は男だし弟だし、にーに、禁断の愛に苦しんだよね。記憶をなくす前は美しい容姿も明晰な頭脳も全てを持っているように思えたにーに。記憶をなくしたことで、手に入れられるはずがない弟の愛や執着を手に入れることができたから、記憶が戻ったことは墓場まで持っていく選択をしたんだね。ハッピーエンドはそうきたか!と思いましたが、何が幸せかは人それぞれ。さすが神童のにーにです。
リアル兄弟
2022年1月21日
ファザーファッカーが合わずに、この作家さんを避けていた。セールで思い切って購入したら、こちらは好きだった。リアル兄弟×記憶喪失を組み合わせた、切ない物語。禁断の関係を描くのが好きな作家さん、という印象に変わった(笑)あえて不満を言うならば、兄が男の娘っぽい顔な事。続編が読みたい。
ストンと落ちてきた感じ。
2022年1月21日
お互いがすごく好きなのがわかる、少し独特な素敵なお話だと思いました。
臣くんの愛にも心打たれるけど、にーに、策士ですね。
とっても私好みな作品で、読み終わってからストンと胸に落ちてくる感じの作品でした。
親がクズ。
2022年1月16日
なんだかんだ言っても、臣はただただ、にーにが好きなだけなんだけど、ユキの方はヤバい。闇深く執着心も強すぎる兄弟の近親モノなので、苦手な人は要注意です。誰もが面白いと思える話ではないのかなと。
意外と、悪意ある登場人物が少ないので、余計に十亀兄弟の闇が際立ってる気がします。山村くん、彼女いるのに、あんなに臣に威嚇されて気の毒…。美亜ちゃんが男前過ぎて、最高です。✨
うーわー…
2022年1月16日
臣の全部で一番になるって、すごい殺し文句だよ、にーに。覚悟ハンパない決意表明に、近親とかなんか色々飛び越えちゃった感じです。作者様ならびに編集者さまの覚悟もがっつり受け取りました!!
ある意味幸福な2人だけの世界
ネタバレ
2021年12月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ うわ~・・・・これは・・深いですね~。読み進めるごとにどんどんお話しにのめり込んでしまう感じで、「逸脱した兄弟愛」でもあり「ミステリ」でもあるような・・・色々と考えさせられる内容になってます。
事故によって逆行性部分健忘症になり精神年齢が退化・・幼くなってしまった兄:秀征(ひでゆき)と、その兄を1人で世話する弟:秀臣(ひでおみ)との・・・溺愛で執着愛で禁キの愛・・・なんですが・・・最初のふわふわな感じからは想像できないくらい、どんどん深くて重いお互いの愛が描かれてゆくのです。いや~・・実に重たい!重たいんだけど、それでも秀征のゆるふわ感がちょっと緩和してくれているかな(^^;
秀臣は事故前の出来事を後悔しているけれど、逆に後遺症が残った事で親と切り離し、2人で生活するようになって、ある意味幸せな2人だけの世界を築けたから、後から考えれば良い方向に向かえたのではないかしら?などと思ったり。
それにしても・・・この作品でヤマの存在はとても重要で大きかった・・・ヤマが居たからこそ2人は救われて、そして願いが成就できたといっても過言ではないでしょうね~♪この2人をヤマはどんな感情で見ていたのかしら・・・「メンドーな兄弟」?(^^;でもそのおかげでヤマ的にも色々と見つめ直す機会があったのかも知れないし、大人にもなれたのかも知れない・・・是非とも玲奈ちゃんと幸せになって欲しい(^^ノンケなのは残念だけど、そうじゃないと秀臣がもっと嫉妬するからね😄
最後のネクタイ・・・読み手への解りやすい匂わせ・・あざっす♪って感じでした(^^きっとお互いにこのままが心地よいのでしょうね・・・。いつまでも「兄弟ルール」に則って幸せに・・・・✨
この作品に、プラス同人誌時代のパイロット版として「十亀兄弟の事情」というお話しも入っていて、4コマ風なのですが、若干兄が粗暴な感じなのが面白い(^^
描き下ろしも、秀征がちょこっと付き合っていた美亜ちゃんの「その後」が描かれており・・・別れても傷ついて無い風な美亜ちゃんが(いや実はアノ時に察したのかもだけど(^^;)ちょっと愛おしかったです♪
初読み作家さんだと思うのですが・・・これは・・「他の作品もきっと好き!!」と思われる作家さんですね・・・(^^
大好きです😄
ネタバレ
2021年12月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受のにーにが可愛すぎます🖤本当に可愛い😍
記憶喪失で幼児退行してしまった兄と兄以外見えていない独占欲強めな弟、相手が大好きで思い合うからこそすれ違ってしまう切なくて深い愛が描かれています✨一生懸命頑張るにーにとにーにの為に全てを尽くす臣が健気で😢
主人公の二人を支えるキャラクターも凄くいいです😊
先生の作品は全て好きですがその中でも特に好きな作品です
いいね
0件
にーにのパンツが可愛いですね
ネタバレ
2021年12月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ★少しおバカな兄・ユキとしっかり者で兄に執着する弟・臣の実兄弟ストーリー。

★「また振られちゃったんだ、慰める?」「うん」十亀家のルールを遂行する弟と兄。「慰まった?」「慰まったー」唇と唇を離した臣とユキは、ルールの効果を確かめ合う…。

★ルールを作って、嘘を重ねて、自分のことを「思い上がり」と責めて、本当に不憫な臣…16歳の臣なりに頑張ってきたのに泣かないでー、と思ってしまいます。兄弟モノですが、2人暮らしで、親に対する罪悪感や背徳感が薄く、ユキもそういう感覚は閉じ込めてしまっていますから、兄弟モノの中でも読みやすいです。どちらかと言うと、お互いの気持ちとタイミングのズレが苦しいですね。ヤマの口から語られるユキの強かさも切ないな、と思います。ただ、その強かさが、“臣のため”から“お互いの1番でいるため”に変わるのがとても良いです。ラストのネクタイを外すところで、「あ、やっぱり…」と予感させてからの『シュレーディンガーの日常』への繋がりが素晴らしくて、とても好きです。「俺」と「僕」の重なりに心臓がドキンとしました。臣とユキも好きですが、脇キャラで終わるのはもったいないくらいヤマかカッコいいんですよね。ヤマとれなちゃんの話も読みたいな。BLにおいて、女子も魅力的に描いてくれるのは、後味良く嬉しい限りです。

★同人誌(本編パイロット版)、限定描き下ろし含めて249ページ。ストーリーのファンでもあり、可愛いのに濡れたような艶っぽさがある絵も好みです。ちゅーちゅーする唇とされる乳首が、とても好きです。ちび臣とデフォユキの「むんっ」にもやられてしまいました笑。

★「にーにがバカすぎて無理」と思う方が結構いらっしゃるとのことで、それは感覚として仕方がないことかな、と思いますが、ユキのことを「バカでよかった」と思う臣含めて、人の内面を深く味わうことができる作品だな、と思います。
ただの禁断ものと思う勿れ
2021年11月18日
マキネ先生の作品はいつもおいそれと手を出せないんですよね。
なぜならば、私の中で問題作が多いから~~!!!
ぐぉ~ってきゃぁ~って受け止めるの大変になってしまうんです。
でもやっぱり読んじゃうんです。
何回も(笑)
今回もあとがきで先生もおっしゃってましたけどなかなか出版するのが難しい作品ですよね。でもね、世に出ないともったいないんですよ。
隠したい隠し通したい、気づけなかった後悔、からだの底から湧き上がる寂しさ、指の間からこぼれ落ちるような幸せ。かりそめの真実。
そして、シュレーディンガーへと…。
あああ。締め付けられるぅ。
ふつうの禁断の兄弟物と思う勿れ。
2人のお家のルールは、いつでもはがれおちてしまうようなもろくて強くて幼い二人のルールなのです。
繊細で美しい線、華奢ではかなげな絵とともに綴られていきます。
設定がお嫌いでなければ是非お読みいただきたいなと。


お話しとはそれますが、マキネ先生のちびっこって飼いたいくらい可愛くて好き(笑)
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作家名: 暮田マキネ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 白泉社