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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • さよなら恋ヶ窪

    波真田かもめ

    ライトな『スモークブルー』
    2025年3月5日
    会社の飲み会で泥酔した拓人はアパートの隣人で漫画家志望の青年・春海の部屋で目が覚める…。『スモークブルーの雨のち晴れ』が大好きな作家さん。どちらも日常のささやかな幸せと人生をともに歩む関係というのが共通していて、キャラの設定も何となく似ているように感じた。こちらは1巻完結なのでテンポよくその分少しライトな印象だった。
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  • 消えない小鳥はうそをつく

    のきようこ

    ノンケの恋
    2025年3月4日
    『10年目の初恋』が大好きで作家さん買い。大学生の赤羽はバイト先の同僚・深川が写真展で一目惚れした写真のモデル本人だと気づき…。ノンケのはずが男性に惹かれている自分に戸惑いながらも、まっすぐに向き合おうとする赤羽くんがよかった。
  • I’m in Love 【電子限定特典付き】

    阿部あかね

    2カプどちらも好き
    2025年3月3日
    AV業界が舞台、メインカプは人気AV男優で絶対的包容力とエロスの神・尊×どエッチな処女少女漫画家・メイ、スピンオフは爽やか変態ストーカー・大成×みんなの総受け・来斗の2カプのお話。筋肉フェチにはたまらない身体と愛あふれるイチャイチャに微笑み?が止まらなかった。尊さまの絶倫包容力と来斗のアホ可愛さがたまらん、どっちのカプも大好き。
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  • 人生は二日だけ

    堤谷菜央

    苦味があと引く味わい
    2025年3月2日
    ファンタジーやSFを含む不思議な味わいの短編6作品。初読み作家さん、試し読みで大島弓子さんみたいなほんわかした雰囲気に惹かれ購入。お話は絵柄の可愛らしさと違いかなりビターで驚いた。胸の奥を一瞬チクッと刺されたような、そんな引っ掛かりを感じるような作品集だった。いとこのお話と海底プラントのSFが特に好きだったな。
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  • ようかい歌留多

    しお/烏田ウタヲ

    とにかく絵が好き
    2025年3月2日
    初読み作家さん、2巻完結。江戸の町で人目を避けて生きていた混血児の紫苑は同じく”ハンパ者”で半妖の子ども・六出と出会い…。とにかく絵柄に一目惚れして購入。丁寧に描き込まれたキャラや江戸の街、田舎の景色がとても素敵だった。お話は私には意外で少し切ない終わり方だったかな。あと…紫苑と六出、和尚と天狗、それぞれが特別な絆で結ばれておりBL好きとしてはブロマンス的にも読めた。(作画、原作のお2人が嫌いでしたら申し訳ないですが、BLでもいいお話だろうになぁと思ってしまった。)
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  • 私がオジさんになっても

    村上キャンプ

    愛だなぁ
    2025年3月1日
    自他ともに認める可愛さの三角はバイト先の同僚で童貞と噂の吉丸と…。基本ノンケの2人が19歳の出会いからくっついたり離れたりしつつの20年間を描いた作品。キャンプさんらしいクスッとした笑いとじーんとくる愛おしさが詰まっていてとてもよかった。一緒に月日を重ねることの強みや重さって確かにある。人生を重ねてゆく切なさとあたたかさをしみじみ感じて、胸がいっぱいになった。
  • ネガ

    はらだ

    独特な世界観
    2025年2月28日
    連作、短編で4作品。どれも独特の絵柄に色気を感じた。表題作、仲良し3人組の中に恋愛感情が持ち込まれたことで均衡がゆらいで…。人間の弱さやずるさ、必死さの奥にある可愛さみたいなものが垣間みえて面白かった。☆3.5
  • 【新装版】最後のドアを閉めろ!

    山田ユギ

    ユギ節の真骨頂
    2025年2月19日
    可愛がっていた後輩・斉藤の結婚式のあとバーで一人やけ酒をあおっていた永井は新婦の元カレだという本田と出会い…。男くささと同時に色気のあるキャラたちや、コミカルとシリアスの絶妙なバランスのストーリーと展開に何度読んでも惹き込まれキュンとする。本当にユギさんの描かれる男ってなんでこんなに格好いいんだろうな。人間くさくて、でも包容力と可愛さがあって。泣き顔が最高に色っぽくてそれなのにやっぱり男らしい。今よりキラキラ度高めで艶のある当時の絵柄も大好きで、電子でも読めて本当に嬉しい。
  • 【新装版】開いてるドアから失礼しますよ

    山田ユギ

    至高の弟兄ものBL
    2025年2月18日
    『最後のドアを閉めろ』スピンオフ、本田家の長男と次男のお話。税務署で働く正一は取り立てに行った先で訳ありで家を出た弟・俊二と10年振りに再会し…。コミカルさの中に切なさと熱のこもった作品でユギさんの代表作とも言えるシリーズ。特にこちらは大好きな弟兄もので、ストーリーはもちろん色気あふれるキャラが本当に魅力的で惹き込まれる。小道具などに時代を感じつつもまったく色褪せないのがすごい。これぞユギさん!これぞ至高の弟兄ものBL!
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  • 南くんはその声に焦らされたい【コミックス版(電子限定20P有償小冊子付)】

    相野ココ

    声フェチの夢
    2025年2月13日
    エロ系のボイス配信をしている大学生の烏丸は人気者で目立つ存在の南がリスナーだったことを知り…。大好きな声の推しが自分だけのためにリアルで望むようなセリフを言ってくれるなんて!…という声フェチの夢が詰まった作品。18版かと錯覚するほど濃厚なエロがいっぱい。でもそれだけではなく、そんな恥ずかしい自分も自信のない自分もさらけ出せる2人の関係がとてもよかった。あんなすごいことしてるのに2人ともピュアで可愛かった。
  • もろとも

    西田東

    軽さと重さのバランス
    2025年2月12日
    表題作と『仁義ナシ!』『聖なる男』の短編2作品。表題作、父の死後に一族経営の会社の専務になった勝の前に父の隠し子で弟だという幸男があらわれ…。約20年前の作品で絵柄も含めて古さはあるけれど、内容は最近の作品とは違う魅力があり読み応えがあった。軽いテンポであだち充みたいな力の抜け具合の場面があるかと思うと、突然どこか影のあるシリアスな空気を漂わせていたり、そのバランスが絶妙で他ではあまり読んだことのないBLだった。キャラにも人間くさい、男くさい存在感があって惹き込まれた。表題作も好きだったけど、『仁義ナシ』の刑事とヤクザのいたす場面が最高だった。
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  • 線上の犬

    墨田モト

    アニメっぽい
    2025年2月11日
    3巻完結。狼族や吸血鬼など〈特類種〉と呼ばれる人間とは別種の存在と共存している世界のお話。特類種管理局の取締官・松葉はイギリスから来た吸血属のネイトとパートナーを組むことになり…。世界観やキャラなどアニメっぽさを感じる作品。特類種と人間がバディを組むというのが面白く2人のキャラも好きだった。ただ肝心の特類種の能力について分かりにくかったり(ネイトのあの黒い手みたいなのは何?)、なぜ吸血属では変異体質は処分対象になり他の種族ではしないのか?とか、腑に落ちないことも多かった。松葉の恩人探しやネイトの件にしても意味深だったわりにあっさり解決しちゃったなという印象。絵はとても好きだったけど、残念ながら世界観に浸りきれずに終わってしまった。
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  • マイスイートホーム【電子限定描き下ろし付き】

    幸田みう

    秋田弁、可愛いすぎる!
    2025年2月10日
    幼い頃から憧れていた10歳年上の義理の従兄弟・旗彦を追って東京の大学へ進学した悠は…。可愛がられて育った素直でまっすぐな悠と傷つくことを避けてドライなふりをしている優しい旗彦くん、どちらもとても可愛かった。2人がそれぞれ相手のために自分を変えようと踏み出す展開にじんとした。少数派だとは思いますが…旗彦くんが受っぽいから続編があったら成長して攻に転じた悠が見てみたいな。
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  • お伽噺は泡と消え

    じゃのめ

    切なさやキュンがほしい
    2025年2月10日
    初読み作家さん。卒業式に将来の不安から思わず涙しゲイを告白した丘は親友の朱巳に「しよう」と言われ…。すっきりした絵柄やコマ割りで見やすく、特に冒頭の『人魚姫』に絡めた図書館のシーンはとても綺麗だった。ただ話はずいぶんさらっと読めてしまったな…という印象。口にしないだけでほぼ恋人と同じような付き合いを何年もしていてハードルが低かったからかな。進展のきっかけがゲイの駿河への小さな嫉妬というのも何だかあまりにもたわいなく、時間の長さのわりに切なさやキュンを感じられなかった。朱巳の稼業へのかかわりがほぼ描かれておらずラストのケジメにも唐突感があった。
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  • 極道Dom/Sub 正しい愚弟の躾け方【単行本版】

    異母兄弟
    2025年2月9日
    ヤクザの若頭でDomの兄と、Dom嫌いのホストでSubの弟のお話。作中に義弟と出てくるけど母親違いで血縁関係あり。1巻で2人が感情を抑えながらプレイするのがドキドキしてよかった反面、2巻では抗争絡みのあれこれや敵対相手のキモいおっさん野分とのプレイが多くて少し読みにくさを感じてしまった。始まりの期待感からすると2巻ラストはわりとあっさりだったかな。兄弟のキャラや筋肉質な身体はとても好みだった。
  • 悪人の躾け方

    ダヨオ

    歳下の執着攻とバリタチ受
    2025年2月8日
    会社社長でバリタチの雨津木は歳下の清掃員・針間に抱かれ…。なんだか途中から読み始めたような説明のなさだなぁと思っていたら『ロンリープレイグラウンド』のスピンオフだったのね…。俺様な攻が歳下の男に執着されて泣かされてるシチュは好みだった。ただスピン元を読んでいなかったせいなのか、残念ながらストーリーはあまり響かなかった。
  • 正義と愛と花嵐【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

    箱石タミィ

    たまらん!可愛いヤンキー受と筋肉
    2025年2月5日
    幼い頃に助けられたヤンキーに憧れ“ヤン活”に励む翔李は胡散臭いイケメン弁護士・佐伽羅と出会う…。初読み作家さん。可愛い顔と適度に筋肉質な身体がたまらん絵柄でたいへん楽しく読んだ。メイン2人のやり取りにきゅんとしつつ、エロもストーリーもしっかりあって満足度の高い一冊。登場人物みんなあたたかいし田舎の雰囲気にもほんわかした。
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  • 似てない僕らのままで続く【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

    あまさわ蟹

    2人のペースで
    2025年2月5日
    中学時代は接点のなかった陽キャの安達と9年ぶりに再会し同居することになった吉村は…。初読み作家さん、デビューコミックとのこと。絵柄や雰囲気がすごく好きなテイストで、何気ない日常のやり取りや表情がとてもよかった。エチはなかったけど、たぶんものすごくゆっくりゆーっくりとは進展しそうな2人で微笑ましかった。次回作も楽しみ。
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  • レムナント -獣人オメガバース-【コミックス版】

    羽純ハナ

    4巻くらいで納めてほしかった
    2025年1月31日
    7巻完結。『ペンデュラム』スピンオフ、ダートとジュダ編。初めの方はダート、ジュダのキャラや生い立ちに惹き込まれて面白く読んでいたけど、2人のお話は4巻で一区切り。あとはウィル編とでもいう感じの展開。正直ちょっと長いなぁと感じてしまった。後半は特にキャラの見分けがつきにくかったり、話の展開にも物足りなさを感じてしまった。
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  • 君の初恋が終わる

    幸田みう

    教師と生徒もので1番好き
    2025年1月25日
    苦手なタイプだと思っていた担任の吉岡と小さな秘密を共有した湊は彼のことをもっと知りたくなって…。男子高校生と教師ものの中で1番好きな作品かもしれない。甘酸っぱくて切なくて10代のキラキラした瞬間がこれでもかと詰め込まれていて、かつ“その後”がちゃんとあるのがいい。始終心の動きも丁寧に描かれていて不思議だけどすごくリアリティを感じた。セリフやモノローグは少ないけれど効果的で、絵から伝わるものがたくさんあって、これぞ漫画でこそ味わえる満足感!受攻も好みで期待通り。何度も読み返す大好きな作品。
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  • ほしとんで

    本田

    面白かった〜!
    2025年1月25日
    文芸学専攻の流星は希望ゼミが通らずまったく未知の世界だった俳句ゼミに入ることになり…。だんぜん短歌派だったのだけれど俳句にも興味がわいた。またキャラたちがみんな個性的で生き生きしていてすごく楽しかった。終わってしまってさみしい。隼先輩世代や先生たちのお話も、もっと読んでみたかったな!
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  • 櫻狩り

    渡瀬悠宇

    JUNEの世界
    2025年1月24日
    3巻完結。大正時代、一高入学を目指し上京してきたばかりの田神正崇は“西洋人形様”と呼ばれる美貌の青年・蒼磨と出会う…。時代や絵柄の雰囲気に惹かれ読んでみた。とにかく絵が美しくとても読み応えがあった。ただキャラがほぼずっと苦しんでいて、想像していた以上に重いお話だった。各巻末に作家さんの作品についての長文解説有り。私は読んでしまってから、単純に作品だけ味わいたかったなと感じた。☆3.5
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  • 青の花 器の森

    小玉ユキ

    いつか波佐見に行きたい
    2025年1月24日
    10巻完結。波佐見焼の窯で働く絵付け師の青子はフィンランド帰りの無愛想な龍生に反発を覚えながらも彼の作る器に魅せられて…。読み返す度に自分が女子だったことを思い出させてくれる漫画。器作りを通して心を通わせてゆく2人が素敵で可愛くてひたすらキュンキュンしながら読んだ。波佐見焼の作られる工程なども詳しく描かれていて、その辺りも読んでいてすごく楽しかった。波佐見に行きたくなっちゃった。
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  • 安全でない僕たちは【電子限定描き下ろし付き】

    奏島ゆこ

    葛藤するα
    2025年1月23日
    α嫌いのΩ基己がただ1人特別だと信じていた幼馴染のα豪に裏切られ…。基己の前では自分を抑えて“特別”でいようと葛藤する豪の心情にとても惹き込まれた。『また明日会えるよ』が大好きな作家さんなのだけど、こちらの作品もお互いが対等に想い合うというか、衝動に流されるのではなくて、どうやったらお互いがお互いのまま一緒にいられるだろう…と性を意識したことで改めて相手に向き合う様子が丁寧に描かれていてよかった。
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  • 中野家のはなし

    会川フゥ

    危うい均衡
    2025年1月23日
    実兄弟もの。周囲からも仲良し兄弟と思われている2人、けれどシューヘイは密かに5歳上の兄サトルに性的な好意を抱いていて…。ちゃんと葛藤や背徳感があるのがよかった。ラストは「そうなるかー」という感じで、ちょっとしたホラーみを感じてしまった。この均衡が揺らいだ時にどうなるのか?…ここから一歩踏み出した2人の物語を見てみたかったなぁ。受攻は逆かと思っていた。
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  • 迷エル黒羊【単行本版】【シーモア限定特典付き】

    椛嶋リラコ

    美しき堕天使
    2025年1月22日
    初読み作家さん。19世紀英国ロンドン、警察官のアランは夜毎のみだらな夢に悩まされて…。大好きな時代設定で衣装や雰囲気がとにかく素敵。作画もとても丁寧で、堕天使は羽根を広げる音が聞こえてきそうなくらい美しかった。ストーリーは後半ちょっと詰め込み過ぎな印象だったけど、ミステリーっぽさもあってよかった。
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  • いろはむらさき

    芽玖いろは

    『べらぼう』の副読本として
    2025年1月22日
    3巻完結。今年のNHK大河ドラマ『べらぼう』がより楽しくなるかな〜と思い読んでみた。BL作家さんだけあって蔦重と歌麿に色気があり素敵だった。話はかなりざっくりなこともあり理解するのが少し難しかったけど、妄想派のBL好きにはよい副読本だった。☆3.5
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  • 【単話】ブルー!ブルー!ブルー!

    アマミヤ

    その後のイチャラブ
    2025年1月22日
    田舎の旅館に短期バイトとして来た大学生と支配人のお話『ブルー!ブルー!ブルー!』のその後。この話なら普通に本編に入れてほしかったな。なぜだかよく分からないけど、やっぱり攻の青さというか、言動がちょっと苦手だった。話もキャラも『愛だ恋だは…』の方が好き。
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  • たってはいけない男子寮

    アヤノソーダ

    男ってたいへんだなっ
    2025年1月22日
    セールで出会った初読み作家さん。転校生の暁は寮の同室になった澄人に一目惚れするが…。田舎の全寮制男子校を舞台にしたアホアホBLコメディ。無自覚あざとい澄人との攻防戦に毎回負け続ける不憫な暁よ。男子って視覚でバレちゃうからたいへんだね。
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  • 星屑のデビュタント【単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】

    やん

    ガチムチ貴族オメガバース
    2025年1月21日
    初読み作家さん。βのセオドアは甥の付き添いで行った社交界パーティーで突然発情してしまったところをフットマンのヒューゴに助けられる…。作画はかなり凝っていたけど、お話はわりとあっさりしていたかな。褐色の肌のヒューゴはとても素敵だった。
  • Dear,MY GOD

    朝田ねむい

    ロース…リブ…タン…
    2025年1月21日
    神がテーマの2作品。表題作、神父のロースは強盗しようとしていた青年リブと出会い彼を救おうとするが…。これまで散々に傷ついてきたリブを憐れみ葛藤する神父と彼にすがるリブ、BLというより擬似親子の話のようでもあった。絵も含めてすごく好きな話だったのだけど、初っ端から「に、肉?」というのが気になってなかなか集中できず困った。肉の部位から名付けたのには、何か隠れた意味でもあるのだろうか??
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  • 負け犬は夜に泣く

    藤緒あい

    妄想かきたてられる2人
    2025年1月21日
    大企業をリストラされ妻子にも見捨てられた中年の和田は…。価値観の凝り固まったおっさんを「かーわい」とばかりに絡んでからかうゲイの隣人キクチが魅力的だった。そんなキクチの前でガチガチのプライドも崩されて流される和田…ぐちゃぐちゃに泣かされてるところがもーっと見たかったなぁ。この後、再就職が決まっても何だかんだでアパートはそのままで、キクチをチラチラ気にしたり時々押しかけられたりしていてほしい。
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  • 初恋のあとさき

    日高ショーコ

    『嵐のあと』読んでからのがいい
    2025年1月21日
    高校時代、幼い恋の末にひどい傷つけ方をして別れた相手・美山と10年振りに再会した仁科は…。狡さと真っ直ぐさを併せ持つ仁科と、傷ついた心を手離せずにいる美山。2人のやり取りやモノローグに緊張感と切なさがありとても惹き込まれた。『嵐のあと』の2年後の続編も有り。こちらも短編ながらとても読み応えがあってよかったので、先に本編を読むことをおすすめ。
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  • 嵐のあと

    日高ショーコ

    切なさが溢れてる
    2025年1月20日
    ゲイ同士のドライな付き合いを楽しんでいたインテリア会社オーナーの榊は仕事で出会ったノンケの岡田に惹かれている自分を自覚し…。忘れたいと思うのにどうしようもなく岡田に惹かれてしまう榊の心情が切なく胸に響いた。意外と男前な言動の岡田のキャラも意外でよかったな。一応シリーズだけど、これ単体でも充分楽しめると思う。『初恋のあとさき』に2年後の続編あり、こちらもおすすめ。
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  • シグナル

    日高ショーコ

    うーん、すみません。。
    2025年1月19日
    表題作、嘘がない…というか自己中で女王様な受とわんこ攻のお話。わりと好きな要素のはずなのにどちらのキャラも好きになれなくて残念。シリーズの『嵐のあと』と『初恋のあとさき』を先に読んでやっぱり気になり購入したけど、こちらはあまり読まなくても大丈夫だったかも。あと『足りない時間』の続編だったらしき短編が入っていたので本編読んでいない人は要注意。(私読んでなかった…)ページの関係だろうけど、他作品の続編がいきなり入ってるのも好きじゃなくて…何だかすごくモヤモヤの残る1冊だった。
  • 愛ってやつを教えてくれよ【単行本版】

    塩味ちる

    他の作品も読んでみたい
    2025年1月18日
    長年付き合ったノンケ彼氏と別れたばかりのゲイと、浮気をして捨てられたばかりのヒモが出会って…というお話。始まりの映画のような雰囲気や受け攻めなど好きな要素がたくさんあった。ただ本筋に関係ない会社絡みのエピソードを減らして、出会いからの1週間をもっと濃密に描いて欲しかったな。(でもあの会社の後輩はたぶん攻め…)☆3.5
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  • おしえて! BLソムリエお兄さん

    下瀬川ひなる

    ときめきの名も知らず
    2025年1月9日
    むかーし昔その昔、まだこの世にBLなどという名もなき時代。乙女たちはその名も知らず、教科書や図書館に並ぶ文学からときめきを得ておりました。…そんな頃を思い出した。いやー共感の嵐、めちゃくちゃ面白かった!
  • 寮舎のイケメン同僚は至高のプレイメイト【単行本版】

    nocori

    シチュエーションがいい
    2025年1月4日
    初読み作家さん。警察学校の同室、童貞とセ友の3P、牧師と孤児の短編3作品。どれもエロメインのお話しだけど、意外にもほんのりと愛も感じられ後味がよく、絵柄も好みでそれぞれのシチュエーションも楽しかった。欲望まみれの作品が読みたくなった時にぴったりの1冊。※購入後すぐに完全版が出ていてショックだった。。。
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  • 冬融ける

    阿部あかね

    それでも人生は続く
    2025年1月3日
    表題作+『夏の群れ』の2作品。どちらも元お笑い芸人が主人公でちょびっとリンクしたお話。会話もテンポがよく、表情やエロも色気があって素敵だった。…けれどそれ以上に、大好きなものを一度諦めたその先の哀愁を感じる人生の物語にものすごく惹き込まれた。1冊まるごと表題作ではないのに、2作品ともずっしり読み応えがあって面白かった。どちらのキャラも大好きだったので続編があったらぜひ読みたいな。
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  • 箱庭のむこう【電子単行本特典付き】

    望月名緒子

    義兄弟もの、雰囲気は好き
    2025年1月2日
    初読み作家さん。親の再婚で10年前に兄弟となった2人、弟の俊は優秀で完璧な自慢の兄・恭弥から突然好きだと告げられ…。独特の緊張感のある雰囲気はとても好きだったけど、2人が幼く見えてしまって違和感がありどうしても乗り切れなかった。最後は闇の深そうな兄にしてはわりとあっさり終わってしまった印象。好きな場面もあったけれど☆3.5くらいの気持ち。
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  • 下から数えて最高にスキ

    加藤スス

    タマ×シゲは☆4
    2025年1月2日
    2巻まで読了。伝説のヤンキーと呼ばれる兄の七光りで恐れられるシゲルはパシリのタマの下剋上にあい…。弟シゲル(受)と兄タツオ(攻)の2カプのお話入り。(2巻は弟配分多め)兄カプの方は受けが好みではなかったので弟カプで1冊にまとめて欲しかったな。お話は抗争うんぬん絡みのドタバタが強すぎなのと、1冊2カプでブレててちょっと物足りない印象。タマシゲの2人のキャラがとても好きだっただけに少し残念。『24時間』と『俺のアオハル』が好きすぎてどうしても比べてしまうせいか…辛口評価すみません。
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  • ラブスナイパー60【マイクロ】

    藤緒あい

    ニヤニヤが止まらん
    2024年12月30日
    3話完結。還暦のおじさまと水泳インストラクター。もうニヤニヤが止まらず、読み終わってから思わずパッタリと突っ伏してジタバタしてしまった。2人とも可愛いよぉ〜!!短編の物足りなさはあれどドキドキしてよかった。☆3.5
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  • from 2DK

    ジョゼ

    可愛いのと色気と
    2024年12月26日
    2DKの部屋を舞台にした3つのオムニバス作品集。幼馴染同士、疲れたリーマン×定食屋の店員さん、こちら2本はライトで可愛いストーリー。もうひとつの大学生のルームシェアの話は色気があってキュンとしてすごく好みだった。この作家さん、直接的な性描写はほぼないのに、空気がものすごくエロい。絡まる2人の視線の間に漂う空気感にドキドキしながら読んだ。
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  • オメガポルノ【番外編・ミニ漫画集】

    広里かな

    本編読み返そうっと
    2024年12月26日
    紙コミックス用の描き下ろしショートコミック。3cpのお話入り。すごく好きな作品の番外編とのことで購入したけど、番外編というほどではなかったかな。また本編を読み返したくなった。
  • 兄弟日和

    つげ雨夜

    読み返したくなる作品
    2024年12月25日
    初読み作家さん、貴重な実兄弟ものBL。4つ上の社会人の兄と大学生の弟、親の転勤で6年振りに一緒に生活することになり…。淡々としているのに少し緊張感のある2人の間の空気感に惹き込まれ、ドキドキしながら読んだ。ほのかな背徳感というか葛藤もありつつ、そこを越えて…という塩梅がとても好み。過去、現在のエピソードや気持ちの繋がりも自然で、田舎の夏の空気感や景色もよかった。何度も読み返したくなる実兄弟BLに出会えて嬉しい。
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  • 彼と、彼

    椎崎夕/北畠あけ乃

    焦ったいけどお気に入り
    2024年12月22日
    『非保護者』のスピンオフ。読んでいなくても大丈夫だけれど先に読んでおくとさらに楽しい。陶芸家の三島佑はホテルを経営する社長の新見に個展に出品した作品すべてを買上げたうえさらに仕事を依頼され…。どちらも言葉足らずですれ違ってばかりなのでラブは少し物足りないかも。でも陶芸にまつわるシーンも多くて読み応えがあった。強引すぎて分かりにくいけどスパダリっぽい新見も魅力的だし、脇キャラも楽しい。最初は佑があまりにも頑なで、そこまで意固地にならなくても…と思ったりもしたけれど、誰も死なないし文章や雰囲気も好きで、何だかんだで何度も読み返すお気に入りの1冊。
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  • 非保護者

    椎崎夕/北畠あけ乃

    最高の年上敬語攻め
    2024年12月22日
    大学1年の征はお目付け役として8歳年上の瀬尾と数年振りに再会し同居することになるが…。自分が世間知らずということも分かっていないような19歳の拗らせた征と、大人だからこそ自制している瀬尾。イチャラブは少ないけど2人の間の意識し合っているが故の緊張感にドキドキして読んだ。主従とまではいかないけど瀬尾が年上で敬語なのもとてもよかったし、文章も読みやすくて好き。スピンオフ作品『彼と、彼』と併せて何度も読み返してる。ドラマCDは瀬尾役が森川智之さんでものすごく素敵だったので、昔の作品ですがぜひそちらもおすすめしたい。
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  • ちょっと、ハグしてくれませんか?

    てや

    なぜにここで完結ですか〜!?
    2024年12月16日
    初読み作家さん、34ページ(同人作品)。可愛がられていた末っ子が兄ちゃんたちのハグが忘れられなくて…というお話。あまり読んだことのない始まりと、そこはかとなく色気を感じる絵柄がよかった。ただ短編なのは分かっていたけれど、さてこれから…というところで終わってしまった。男子高校生2人が可愛かったのでもう少し読みたかったな。
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  • ともだちがおかず R18版

    松本ノダ

    とっても濃ゆい短編集
    2024年12月16日
    7作品入った短編集。表題作は妄想の中でクラスメイトにアレコレしちゃうむっつりイケメンのお話。読み放題で通常版は読んでいたけど修正が雑で残念だったので18版はストレスなくよかった!どの作品もちょっと癖のある展開ですが面白かったし、少し歪んだ濃いエロも好みだった。絵柄も肉感的でやっぱり好きだなぁ。普段は短編はわりと物足りなく感じることが多いけれど、この作品集は定期的に読み返したくなる1冊。
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  • 抱きしめてもいいですか? 【電子限定特典付き】

    桃山プール

    一枚上手の年下執着攻め
    2024年12月7日
    地方局に飛ばされたやり手プロデューサーの時任はファンだったと懐いてくるアナウンサーの佐野を東京へ戻るために利用しようと考えるが…。話はかなり強引だけどワンコに見えて一枚上手な佐野の執着っぷりが可愛かった。ただ時任がキャラ的にタチっぽいというか…過去の恋愛が全然見えないのが気になった。時任受けなのはむしろ購入の決め手ではあるけど、贅沢言うと佐野限定の受けであって欲しかった…。お仕事漫画としても読み応えあるし、好きなところもありつつ、微妙なところで性癖に真っ直ぐ刺さらない(ある意味不思議な)作品だった。絵はすごく好き。☆3.5
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  • オフステージラブサイド【電子限定描き下ろし付き】

    大島かもめ

    絵とキャラは☆5
    2024年12月7日
    高校生の頃に年齢を隠して行ったゲイバーで一目惚れした大人の男ケイと数年後思わぬ形で再会したアイドル・トモヤは…。大好きな作家さんで、絵はもちろん、ピュアで一生懸命なトモヤと大人の色気溢れるケイのキャラは魅力的だった。ただお話はかなりあっさりな印象で少し物足りなかった。ケイの設定やキャラがすごく素敵だったので、芸能界ものじゃなくて読みたかったなぁ。
  • 愛というなまえ 新装版 【電子限定特典付き】

    田中森よこた/Caneléコミックス

    近親もの
    2024年11月30日
    小4で父を亡くした郁郎は祖母と高3の従兄弟・恋文と田舎の家で同居することになり…。恋文のつらい境遇に読んでいて苦しくなりつつも、ドキドキしてものすごく惹き込まれた。決して明るい話ではないけれど弟兄ものが好きな人におすすめしたくなるような背徳感と切なさのある作品ですごくよかった。欲を言えば2人のイチャラブがもう少し見たかったな。短編でもよいので続編で出たら嬉しい。
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  • 蔑んで下さい、泉川さん

    村上キャンプ

    Dreams come true
    2024年11月21日
    高校の同級生・西とコンビを組んでいるお笑い芸人の阿久津には初体験を拗らせた蔑まれたい願望があって…。村上キャンプさんらしい、ほんわかとした笑いがいっぱいの楽しい作品だった。人は見かけ通りとは限らない(良くも悪くも)。ドリカムで吹き出した(笑)相変わらずキャラがいい。メイン2人に加え、相方の西くんも好きだったな。西くんのスピンオフも読んでみたい。
  • 恋から始めてくれないか?

    栗之丸源

    モノローグ多め
    2024年11月13日
    会社員の香坂は元部下で漫画家・千野のところへ定期的に食事の世話をしに通っているが…。イケメンで漫画のこと以外はクズな攻めと、恋愛に疎い元上司の組み合わせ。2人のやり取りが少なくモノローグが続くせいか、途中少し読むのに疲れた。キャラも話も『眠れないから抱いてくれ』の方が好きだった。
  • 第二皇子 奴隷堕ち

    メイドキメラ

    18版で読みたい絵と内容
    2024年11月5日
    3巻完結。初読み作家さん、実兄弟に惹かれ購入。兄の影で闇の仕事を引き受け周囲から忌むべき存在としてしか見られていない第二皇子のアウラに反乱分子のリーダー・ジルが近づき…。実兄弟や3Pのエロががっつりあって、18版ならなおよかったのにと少し残念。でも布越しにたち上がってるのが一番エロく感じるのはなぜだろう…。好きな雰囲気や世界観でそれぞれもう1話分くらい読みたい作品だった。
  • 社内恋愛お断り

    ダヨオ

    王道のワンコ攻め
    2024年11月4日
    初読み作家さん。ワンコ系の女子からモテる後輩と厳しい先輩の王道リーマンもの。完結になっていなかったけど、話の区切りはついているから終わりなのかな?短いし意外性はないけど、絵も好みで王道な2人のキャラや関係性がよかった。☆3.5
  • ドラトラブ

    中川カネ子

    男前な女装攻め
    2024年10月26日
    優等生で女子に免疫のないタロウはすれ違った年上の美女に一目惚れするが…。ピュアな男子高校生タロウが無意識に煽るおかげで散々エッチなことされちゃうのが可愛いかった。『ワリキリ』ほどの衝撃はなかったけど、Sっぽい女装攻めが好きなので楽しく読んだ。
  • 春を見たくなったんだ

    温々ぬぬ

    空気感がいい
    2024年10月25日
    元生徒と元教師の再会もの。初読み作家さん。エロはないけど絵柄や雰囲気に色気がある。早春の冷たくて清々しい空気を感じるような作品。ラストがよかった。
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  • たまゆらの日日

    波真田かもめ

    ただあなたと共に生きたい
    2024年10月16日
    20歳になった血の繋がらない甥っ子・泉水と5年ぶりに一緒に暮らすことになったライターの充は…。『スモークブルーの雨のち晴れ』にも通じる、人生について深く考えさせられる物語でとてもよかった。大学生なのに大人な泉水にもキュンときた。年齢差がすごいけど、そんな違和感をまったく感じさせないキャラと展開はさすが!こんなふうに想い合いながら共に生きられたら幸せだろうな。
  • ウィークエンドシトロン【コミックス版】

    池泉

    受け攻めも含め好み
    2024年10月14日
    ライターの創一は気難しいと噂される有名パティシェ・仁へ取材できることになり…。双子の美人パティシエなんてやりすぎ〜と思いつつ読み始めたのに、すぐに作品の柔らかな魅力に惹き込まれた。背景やお菓子を含め丁寧に描かれた絵柄も好みで、キャラも可愛らしさに色気もあってとても素敵だった。好きな台詞がいくつもあったし、愛と誠のお話もよかったな。途中までどっちがどっち??と思っていたメインカプの受け攻めも個人的には◎だった。
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  • ノンケ上司、30日の開発メソッド【単行本版特典ペーパー付き】

    七緒

    期待ほどはまれなかった
    2024年10月14日
    2巻まで。ノンケだからと諦めていた上司とマッチングで会ってしまったゲイの部下が本気で上司を落としにかかり…。初読み作家さん、リーマンもので絵柄も好みで購入。1巻はけっこう楽しく読んでいたのですが2巻があまりにも進展せず、しかもまだまだ終わらせる気配がない様子。期待ほどキャラや話にも惹き込まれず、続きはもういいかなと思ってしまった。
  • 探偵とねこちゃん

    ジョゼ

    攻めの色気よ
    2024年10月14日
    元刑事の探偵・川崎は対象者の御徒町を張り込み中、事件に遭遇し…。『先輩、恋を教えてよ』で好きになった作家さん。絵柄含め攻めのほんのり影のある大人な色気と、受けの健気な可愛さがとてもよかった。川崎がすごく好みだったから過去のことはもう少しちゃんと読みたかったし、他のキャラも魅力的だったので上下巻くらいでもよい作品だったな。
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  • 私たちが恋する理由【単行本版】

    ma2

    うーん…残念なことが多い
    2024年10月13日
    大好きな作品だったのに5巻から急に新装版になりとても読みづらいのと、楽しみにしていた伊丹カプがスピンオフになっちゃった!!??…じっくり読めそうなのは嬉しい反面、本編をちゃんと完結させてからにしてほしかったなぁ。5巻の内容、可愛いけれど特に進展もなく何だか最初のワクワクがなくなってきてしまった感じ。1話1話もすごく短く感じた。ドラマ化もあまりにもキャスティングが合わなくて残念だった。
  • キスしちゃダメなの?

    風呂前有

    ピュアピュア
    2024年10月13日
    ハーフの高校生・太郎はハーフなのに同じく「英語ができない」という転校生の瑠威に親近感を持ち友達になるが…。お話はたわいないけど褐色イケメン攻めとソバカスのピュアな受け、2人のちょっとアホっぽいやり取りがDKものらしくて可愛かった。彼らを生ぬるく見守る友達2人が何気にすごく好きだった。番外編で瑠威の叔父・アンヘル受けの3Pもの短編あり。
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  • カノジョは今日もかたづかない

    加納梨衣

    大好き、何度も読み返してる
    2024年10月13日
    6巻完結+番外編。デザイン事務所で働く俵あいな29才、仕事もプライベートも順調だと思いつつ彼氏を呼べない常に汚い部屋に帰るのが憂鬱で…。初読み作家さん。肉感的で少し昭和を感じる可愛い絵柄が大変好みで、ヒロイン始め登場人物たちがそれぞれ生き生きと魅力的。お話もお仕事とラブストーリーが絶妙で惹き込まれた。こういう年代はもう過ぎてしまったけど、キュンとして元気を貰えて大好きな作品。読了後また何度も読み返してる。素敵な作品に出会えて嬉しい。
  • bros.

    トビワシオ

    あっさり、ありがちな展開
    2024年10月12日
    ブラコンの兄・優介とマイペースな弟・時生はそれぞれ男といちゃついていたところに遭遇しお互いの性癖を知ることになり…。弟攻めの弟兄ものということで購入。試し読みで期待していたけど意外とあっさり(しかも義兄弟だった)。かつ、兄は美容師にしては垢抜けないし、葛藤もありがちな台詞や展開で正直響かなかった。単身赴任の父はともかくお母さんがまったく家にいないのもご都合展開に思えて。(看護師長で夜勤ばっかりとかないと思うのだけど…)弟のキャラやビジュアルは好みだったので残念。…先にレビュー読めばよかった、義兄弟とたくさん書いてあった。。
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  • 影の国から

    高岡あまね

    感想を伝えるのが難しいけど
    2024年10月10日
    『ただいま。』が面白かった作家さん。こちらは全く雰囲気の違うファンタジー。いじめをうけ死を選ぼうとしていた当真は影の国から来たという“もう1人の自分”に止められ…。1巻はダークファンタジーのような雰囲気、2巻はもう少し人間臭いというか…よい朝ドラの最終回を観たときみたいな読後感で、生と死について考えさせられる心に残る物語だった。どちらにしてもこんな死なら怖くないのにな。
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  • 柏木くんと瑞稀くんのハッピーライフ大作戦!【電子限定描き下ろし付き】

    幸田みう

    ありがとう青春
    2024年10月7日
    陽キャでおバカの瑞稀は同じクラスになった陰キャの柏木と意外な共通点があることを知り…。もう可愛くってキュンキュンしてニヤニヤが止まらなかった!幸田さんは『君の初恋が終わる』で大好きになったのだけど、これまた高校生の何気ない日常やキラキラした感じが溢れていてすごくよかった。何度も読み返したくなる作品に出会えて嬉しい。
  • 僕、あなゆき【コミックス版】

    赤星ジェイク

    明智抄さんに通じる唯一無二さ
    2024年10月7日
    直腸冷え性の幸丸は自作のポカポカカプセルで毎日お尻をあたため幸せを感じていたが、小学校がコンセプトのコンカフェで自分の3倍冷え性だと言い放つ“先生”仁科と出会い…。読んでいてふと大昔に明智抄さんの漫画を読んだ時の「何が何だか分からないけど面白い!」という感覚を思い出した。ふざけているようでいて、ものすごくピュアなお話だと思うの…(たぶん)。情報量が多くて絡みも濃厚。でも何だかキュンとしてホロリとさせられた。ただメインカプ以外との絡みも多いので苦手な人は要注意。
  • 革命のα【電子限定版特典付き】

    鹿島こたる

    優しいβ攻×女王様なα受
    2024年9月3日
    絵柄や世界観が素晴らしい作家さん。こちらは18世紀頃のフランスを彷彿とさせるような時代が舞台のオメガバース作品。αのモーリスとβで乳兄弟のシモンのお話。時代の抑圧に加えαであることの期待や縛りを跳ね除けてシモンを選ぶモーリスが眩しい。反面シモンは好みとしては優しすぎた。☆3.5
  • ペンデュラム―獣人オメガバース―

    羽純ハナ

    1冊にギュギュギュッと!
    2024年8月30日
    オメガである為に家族から疎まれてきたカイは6歳で権力者一族の獣人アルファ・ルアードの元へ連れて行かれ…。顔が動物の獣人ものって絵的に表情が分かりづらいような気がして、今まであまり手に取ってこなかったのですが…ルアード、めちゃくちゃかっこよかった〜!一途でピュアなカイも可愛い。読んでいてそれぞれのキャラの声が聴こえてくるような作品。1冊でギューっと獣人オメガバースの魅力が詰まっていてとても面白かった。
  • キスアリキ。

    新田祐克

    艶と色気に溢れている
    2024年8月29日
    3巻完結。今頃ですが『春を抱いていた』で好きになった作家さんの極道もの。組長の息子で華奢なことがコンプレックスの透とNo.2の息子で文武両道の六美、2人は組長の命令で無人島で過ごすことになり…。艶のあるビジュアルに漢気のある透とそんな透にとことん惚れ込んで仕えようとする六美、2人のキャラや関係性がとてもよかった。絡みも趣向が凝らされていて色っぽくて最高。絵や構図も素晴らしく、読み応えがあった。
  • 凪子の話

    後藤

    かなしい三角関係
    2024年8月27日
    初読み作家さん。幼馴染の和也と浩平、2人と高校で出会った凪子は和也に恋をして…。絵柄や話含め、凪子の視点が長いこともあり少女漫画のようだった。凪子の気持ち、分かるような分からんような…。自分だったらどうするかな。両想いと分かっている大好きな人たちを前にして、最後にこの選択になるかな?最後だからこそ思わず出てしまったのかもしれないけれど、さらに遠回りさせちゃうのかな?…と。あと単純にBLでこれだけ女子が絡むのはBLとしては物足りない気持ちになってしまった。
  • さめないうちに召し上がれ 【電子限定特典付き】

    山田ユギ

    キャラたちが魅力的
    2024年8月27日
    建設会社で働く同期の北川とは部署は違うが親友だと思っていた水島だけど…。攻めの北川が大人の色気でとても素敵だった。嫌な人が出てこなくて、キャラみんな魅力的だったな。ユギさんらしいテンポのよさや色気もあり楽しく読んだ。ただ評価は迷って☆3.5くらいの気持ち。面白かったけど少し薄味な印象。もう少し激しめの心にグッとくるような情動的なシーンが見たかったな。
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  • Loved Circus

    朝田ねむい

    ゲイ風俗店が舞台の人間ドラマ
    2024年8月26日
    風俗嬢に騙され借金まで背負い死を選ぼうとしたケイはゲイ向け風俗で働くことになり…。謎めいた美形のシロさんはじめ、登場人物の個性がたっていて人間ドラマとしては楽しかった。ただBLとしては最初の3Pシーンのようなドキドキした展開がもう少しあるとよかったな。ラストもちょっと辛かった。あそこまでならないと、シロさんは気づけなかったのかな…?☆3.5
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  • 偲べば恋

    ゆくえ萌葱

    男臭くもピュアな恋
    2024年8月25日
    『睨めば恋』のスピンオフ。グループのリーダー哲也から特別扱いされることに優越感を抱いていた虎だが…。走り屋?のリーダーなのに一途で男前な哲也と、照れ屋なのに無意識の煽りスキルがある虎、2人のやり取りや表情が色っぽくてよかった。欲を言えば虎がもっと乱れたところも見てみたかったな。主義に反してスピン元を読まずに読んでしまったけど面白かった。
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  • せんくうのあるばとろすにゃ ~略して(?)にゃんある~

    しまの

    ふふふっ
    2024年8月21日
    『鮮空のアルバトロス』のメインキャラ、アルとレオのにゃんこな日々のお話。ハラハラ緊張感のあった本編のすぐ後に読んだので、よい意味で脱力した。やっぱり山田さんが好き。
  • それでも愛を誓いますか?

    萩原ケイク

    幸あれ
    2024年8月18日
    結婚10年目の純と武頼はレスになって5年、言いたいことも言えなくなっていて…。ラスト2巻で読むのを躊躇していたけどやっとラストまで読んだ。リアルすぎて重かったり、痛いほど「わかる!」と思ったり、改めて自分の人生を考えさせられた作品だった。純も武頼も真山にも…あの人もこの人も、みんなそれぞれの場所で一生懸命生きていて読み終わって幸あれと願うような気持ちになった。同時に自分や家族の幸せについて、どうしたら幸せでい続けることができるだろう?と…年齢とか言い訳しないで、改めて考えなきゃなと思った。
  • 52ヘルツの共振【電子限定描き下ろし付き】

    早寝電灯

    文学作品のようなオメガバース
    2024年8月9日
    修学旅行の担当になった高校教師の白根は旅行代理店の担当者として高校の同級生だった清成と再会する。今まで読んだどのオメガバースとも似ていない視点で描かれた、透明感のある作品だった。他の作品も読んでいるけれど本当に物語の上手な作家さん。エピソードや絵の見せ方もとても魅力的で惹き込まれた。2人のキャラもよかったし、ストーリー重視の作品を読みたいときにお勧めしたい作品。
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  • 劣情PARADOX ~番犬は夜、牙をむく~【コミックス版】

    SILVA

    ハードボイルド風味のBL
    2024年8月5日
    情報屋の桐谷は身分を偽り議員秘書の矢野に近づくが…。政界を絡めたハードボイルド風味のBLはあまり見かけない設定でなかなか読み応えがあった。ただちょっとだけ台詞にムズムズするような気恥ずかしさを感じてしまった。☆3.5
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  • 明け方に止む雨

    草間さかえ

    好きな作家さん
    2024年8月5日
    生真面目な裁判官と怪しげな隣人、亡くした弟の死の真相をさぐる兄と刑事、肖像画が得意なお屋敷の次男坊と日陰者の風景画家の3つのお話。どこか影がありながらもコミカルさのある独特のキャラクターたちが魅力的でよかった。弟の話も読んでみたかったな。
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  • 午前2時まで君のもの

    奥田枠

    やっぱりかなしい
    2024年7月21日
    21才で事故にあってからその日の記憶を覚えていられない道夫は毎朝目覚める度に29才の自分の現実に戸惑い…。ずっと片想いしていた恭一と結ばれても翌日には覚えていない、おまけに初対面としか思えない奥さんまでいて。1度目読んだ時は何てかなしい話なんだ…と、誰も幸せになっていないような気がして鬱々とした。時間を置いて読み返し、少なくとも恭一にとってはつらいばかりでもないのかと思えたけれど、でもやっぱりこんなのつらすぎる。すごいお話だと思うけど、漫画くらいエロエロハッピーなお話を読んでいたいとも思ってしまった。
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  • アンダードッグ・パピーラブ【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

    茶渡ロメ男

    可愛い
    2024年7月20日
    お笑い芸人の成瀬は片想いしていた相方に振られ仕事も干されやさぐれていたところを美少年のヒカルと出会い…。初読み作家さん。エロ多めかと思いきや、意外と真面目でピュアな2人で可愛いかった。それにしても成瀬は相方の本性分かっていただろうに、なぜそんなに好きだったんだろう。そこだけは謎だった。☆3.5
  • 転じて恋と生き

    早寝電灯

    視点や見せ方が素敵
    2024年7月17日
    高校教師の吉武は校内新聞に連載されていたどこか懐かしさを感じる小説の作者が実は同僚の八尋だったと知り…。ページの関係か少し分かりづらさや駆け足な部分も感じたけど、ドラマチックな物語の展開と流れるような映像的な場面に惹き込まれて思わず涙が込み上げた。視点や見せ方がとても上手な作家さんでお話も絵もとても読み応えがあった。ただよかっただけに恋愛関係に変わっていく過程はもう少しじっくり読みたかったな。映像化してるのが頭に浮かぶような作品だった。
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  • ライオンハーツ【単行本版】

    三田織

    温かくもリアルな視点
    2024年7月11日
    幼なじみの礼央と獅子丸は幼い頃の約束にふたをしたまま高校生になり…。2人の気持ちは眩しいほどキラキラ輝いているのにふと周囲が目に入るとそれだけでいられない苦しさ。なかなか思い切れない獅子丸にもどかしさを感じながらも、今の現実を考えるとリアルで切ない。ふんわり可愛いだけじゃない展開のお話で考えさせられる台詞がいくつもあった。☆3.5
  • 年々彩々

    秀良子

    切ない1冊
    2024年7月10日
    落語をベースにした連作2本と現代を舞台にした短編1本。いやあ、秀さんの手にかかると、あのお馴染みの『寿限無』がこんっな切ない話になっちゃうんだな。落語の話は攻めがどっちもダメ男で好みではないのだけど、でもどこか憎めない魅力を感じさせるのはさすが。BL色は薄いけど、しっとりした物語の世界に惹き込まれた。
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  • シンデレラリバティ

    本郷地下

    BL…?うーん、BL??
    2024年7月9日
    支配的な兄・遼一に盲目的に従う弟・洋二は高校時代に兄とからだの関係があったという元同級生・敦也と出会う…。『メトロ』等好きな作品のある作家さんの兄弟絡みの作品ということで購入。ミステリー風味のためか過去と現在がかなり交差する構成で、ついていくのが少し大変だった。設定も敦也だけでもひとつ作品ができそうなくらい濃いのに、その上さらに兄弟の関係やそれぞれのエピソードが絡み盛り沢山なのだけど…なんだか骨格だけ次々と見せられているような印象で気持ちが入ってこなかった。とにかく兄がただのサイコパス、弟は被害者としか見えなくて、BL的なキュンやときめきといった引力が感じられなかったのが残念。読み返したらもう少し印象が変わるかもしれないとは思うけど…。兄弟の両親のことやら始終モヤっとした。
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  • リスタートはただいまのあとで

    ココミ

    方言の魔法
    2024年7月7日
    10年ぶりに地元へ戻ってきた光臣は知らない間に近所の家の養子となっていた同い年の大和と出会い…。のんびりした田舎の風景と方言はとても好きだった。ただ大和の養子縁組のことや2人のセクシャリティについてなど、細かい部分が気になり少し集中できなかった。日常系の穏やかなお話も好きだしエロなしでもよいが、すべてがあまりにもすんなり進んでしまった印象。3回読み返してみて方言の魔法がかかってる作品かなと。BLとしては少し物足りなさを感じた。☆3.5
  • イングランドを想え

    KJ・チャールズ/鴬谷祐実/スカーレット・ベリ子

    タイトル最高…!!笑
    2024年7月2日
    1904年英国、怪我で退役した元大尉カーティスはある事件の真相を探るため知り合いの別荘へと向かっていた…。時代も舞台も大好きな雰囲気で、しかもミステリーとは嬉しい。タイトルから勝手に少しシリアスなお話を想像していたら「そこかっ!?」と大爆笑してしまった。2人のキャラや掛け合いも魅力的。予想外に濡れ場の描写もしっかりあり読み応えがあった。とにかく面白かった!
  • 自家恋愛中毒

    モンデンアキコ

    義兄弟もの
    2024年6月30日
    義兄弟もの、でも同い年なのであんまり兄弟感はなかったかな。絵はとても美しいしストーリーもしっかりしていると感じた。ただ何となくキュンが物足りない気持ち。由希哉が思いの外、従順すぎていたせいかな。1冊まるっと表題作だけど短く感じてしまった。脇役の槙野とラーメン屋の親父さんがよかったな。槙野のスピンオフも読んでみたかった。
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  • ポルノグラファー 単行本版

    丸木戸マキ

    木島3部作
    2024年6月27日
    大学生の久住は自転車の事故で怪我を負わせてしまった小説家・木島の口述筆記をすることになるが…。『インディゴの気分』『プレイバック』へと続く第1作目。木島の真意が明らかになるにつれて、複雑で業の深い木島という男のキャラクターにどうしようもなく惹き込まれた。作家としての業の深さと人間としての孤独。始まりからは思いもしなかったような深みのあるストーリーに心臓をつかまれ続きもすぐに買って読んだ。
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  • 石橋防衛隊(公認)【単行本版】【シーモア限定描きおろし特典付き】

    ウノハナ

    魅力的なキャラ満載
    2024年6月27日
    (個人)で想いが通じ合った国分寺と石橋、そんな2人の間に思わぬ伏兵が…。メインの2人はもちろんだけど、先輩後輩のキャラたちもすごく魅力的で、こちらのお話も読んでみたいなと思った。40代くらいになった国分寺と石橋の姿をひと目、見てみたかったな。
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  • 石橋防衛隊(個人)

    ウノハナ

    制服と筋肉がまぶしい
    2024年6月27日
    とある防衛大、主席入学で一目置かれ硬派と思われている国分寺だが実は高校からの友人・石橋のことで頭がいっぱいで…。2人のキャラも絵も素晴らしく、エロは少ないながら色っぽい制服と筋肉を堪能できる作品。石橋のおしりと表情の可愛さはズルい!
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  • ひとでなし

    椎崎夕/佐々成美

    リーマンと異常な執着愛
    2024年6月20日
    リーマンもの読みたくて購入。エンジニアの長峰はバーで男に声を掛けられ気がつくとベッドにいて愕然とした矢先、その男・里見と出向先で再会する。今まで読んだ傾向からエッチ少なめスローペースなのを覚悟していたら意外にもこの作品はかなり濡れ場が多かった。ただその肝心のシーンがあまりにも抽象的過ぎて…。文章自体はとても好きな作家さんなのだけど、ここはもう少し具体的に描写してほしかったな。あとのっけから長峰があまりにクズ設定で好感が持てず、なのになぜこんなに里見に執着されて可愛がられてる?のか腑に落ちなくて。結局そこは読み終わってもよくわからなかった。でもリーマンと執着愛は好きだし文章も読みやすいのでモヤっとしつつもけっこう楽しく読んだ。
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  • 初恋が牙をむく

    英数字

    タイトルいいな
    2024年6月10日
    初読み作家さん、タイトルと試し読みの弟兄の絡みに惹かれて購入。歳の離れた弟にトラウマを植え付けたと後ろめたさのある兄が10年振りに元同級生で元凶の嵯峨と再会して…。全体的にあまりに都合のよすぎる展開と兄の女子っぽさが気になった。タイトルはすごく良いけどお話はかなり薄味に感じてしまった。残念ながら期待した近親っぽさはまったくなし。
  • 【特装版】ご褒美なんてほしくない【電子限定おまけ付き】

    まぶた単

    優しいDom
    2024年6月5日
    大学生の陸は体調が悪いところに居合わせたDomの久保田にSubではないかと指摘され…。SM的な激しい場面はなく甘めのDom/Subもの。途中まで楽しく読んでいたのだけど、ただ最後ほとんどplayは関係なくなっていてそこは残念だった。優しいけどplayの時には密かに高揚してる久保田くんが色っぽくてよかったので、最後に繋がる時もしっかりplayでしてほしかったな。☆3.5くらいの気持ち。
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  • 君にはふれると鳴るとこがあって

    早寝電灯

    高校生BLには夏が似合う
    2024年6月4日
    人や街が苦手な山育ちの灯司は電車でのトラブルが縁で知り合った樹と初めて友人付き合いを体験して…。春夏秋冬BLにはよい季節ではあるけど、高校生ものにはやっぱり夏が似合うなぁとしみじみ思った1冊。初夏の山や空気の匂い、お祭りの高揚感や音を感じて作品の世界に惹き込まれた。さらに思春期の悩みを扱いつつも世界への広がりがあるのがとてもよかった。素敵な大人に成長していく2人を想像できた。爽やかでキュンとして優しい世界を描いた素敵なお話だった。
  • 御子柴くんご指名ください

    古川ふみ

    昔の少女漫画の雰囲気
    2024年6月4日
    仕事は適度に手を抜きつつ定時後ゲイ向けマッサージの仕事をするのを楽しみにしていた小峰のもとに後輩の御子柴がお客として現れて…。初読み作家さん、昔の少女漫画を彷彿とさせる絵柄と雰囲気に惹かれ読んでみた。設定はエッチなマッサージのお店が舞台なのに始終ふんわり可愛いノリで、子どもの頃に読んだ少女漫画を思い出すような不思議なバランスの作品。懐かしい安心感からなのか時々ふと思い出して読み返してしまう。
  • お珠日和【オメガポルノ同人版】

    広里かな

    本編がさらに楽しく
    2024年6月3日
    『オメガポルノ』番外編。千昭と虎の子、お珠ちゃんを中心とした日常漫画。エロなし44ページ。短いけど本編が好きなので楽しめた。子どもができてすっかり落ち着いたカプになってる2人だけど、また本編に登場する時はもう少し甘さもあると嬉しいな。
  • 眠れないから抱いてくれ!【電子単行本版/限定特典まんが付き】

    栗之丸源

    好き〜面白かった!
    2024年6月2日
    ノンケなのに男に抱かれる悪夢で寝不足続きの長谷川は…。同期リーマンもの。初読み作家さん、少し固さを感じる絵柄だけど表情に色気があってとても好きだった。受けの長谷川は怪奇現象?を理詰めで何とかしようとしたり変に真面目なところがすごく可愛かった。攻めの倉持は表情に色気があり脱いだ身体も好みで、長谷川に対するさり気ない気配りにもときめいた。エロ展開のストーリーの中にもラブを感じる部分がちゃんとあってキュンとしながら読んだ。あんなにエロいのに読後は爽やかに感じる不思議な作品。キャラもお話もすごく好き。短編でもいいので番外編で倉持視点のお話も読んでみたいな。
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