レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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うう〜ん。2023年7月31日せっかくの頁数を生かしきれていないような…。成己が若頭さんを好きになるのもやたら早いし、なにより好きかもと思ってから、煽られたとはいえ行動に移すのも早くて、お母さん亡くなった悲しさはどこ行った?みたいな。むしろその悲しさを恋愛で紛らわそうとしてやしないか、と思ってしまい感情移入ができず。若頭さんも、安定して甘いけど甘いだけな感じがしてしまう。だからか、全く自分はキュンとできないまま、途中読むの飽きかけましたが、絵が上手いので、あとヤクザBL好きなのでなんとか読了しました。36歳と16歳だったのか…とあとがき(?)で知り、やっぱり坊ちゃんあなた安易だよ…と思ってしまいました。バレた時ダメになった時の若頭さんのダメージがでか過ぎるよ…。
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先輩が受けです。2023年6月14日1巻のみ読了。割引になってたし続巻出てるしレビュー多いしで試し読みだけ読んでレビューちゃんと読まずに買った自分が悪いんですけど、論争以前にリバも無理な私には駄目でした。きっと私が狭量なんですわ。最後まで読んで思い返してみれば、冒頭からずっと、先輩が受けだよ〜って布石はたくさん打ってありましたよ確かに。それでもストーリーが良かったりキャラがとりわけ魅力的とかだったら新しい扉も開いたのかもしれないですが、どうも20年くらい前の作品を見ているような、何一つ作品独自の良さを見つけることもできず、時間とお金を無駄にしてしまった感じでした。すみません。リサーチ不足と相性ということで。
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完結だけど…!2023年5月5日また別仕立てでの展開を考えておられるとのあとがき、感涙です。どうか、またこの二人をメインでお願いします!!単話というのか、プロポーズの話は既に読んでいましたが、書き下ろしが半分もあって大満足です。待ってます、待ってますよ…!
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ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版
すごいんだよこの作品は。2023年4月17日すご過ぎてもはや何を書いたらいいのか分からなくて書いてなかったんですけど、イエスノーが大好きで、国江田さん至上主義なんですけど、でも一穂ミチ先生の「作品」の中でどれが一番好きかと問われると、これだなと思う。一般文芸でも認められたいま、是非ともこの作品を一般文芸としてみんなに読んでもらいたいと思うけど、でもたとえばそのためにエロをマイルドに書き直したり割愛したりするとなると、それはもう違うんだよなあ。BLの中にはエロ無くしちゃっても物足りないだけで話としては問題ないだろう作品も多いですが、この作品に関しては、マイルドに書き換えても駄目なんだよなあ。必要なんですよ一言一句が。身体を繋げることでどれだけ心が満たされるのかが。何が言いたいかって言うと、BL界隈でしか読まれないのはすごくすごく勿体無いどころか、文学界にとっても損失ってこと! -
イケメン騎士を拾ったんだがどうしたらいい? ~恋するMOON DOGスピンオフ~
花ゆめは腐女子製造機だと思う2023年4月16日小学生の時花ゆめ読者でしたが、当時はBL匂わせつつも少女漫画誌らしく男女に落ち着く感じの作品が多かったですが、そうか、とうとう花ゆめも。納得が過ぎる。こう、他の畑からBLに来ていただける(ありがたや)先生たちの作品はどれも画力ストーリー力ともに地力すごくて眼福だし面白い。中英語にも興味が湧きますね。つっても、よくある異世界転生ものの逆パターンで、BL展開的にも既視感は有りまくるんですけど、いいんです、漫画が上手いんでいいんです。新しくなくてもいくらでも萌えられるし目も心も幸せ。きっと致すにしても朝チュンに近いか、上半身だけ数コマとかなのは想像に難くないですけど、赦せる。赦せるぞ。攻めのグラントは可愛いイケメンでグイグイ来るし、受けのマキは学はないけど明るくていい子だし、二人共に好感が持てるのも良いです。ただ、転生してからそう間もないのに元の世界でずっと片思い(おそらく両片想い)だったフルバートからマキへの鞍替えが早過ぎやしないかと思う部分だけ引っ掛かり、きっと今後その当たりを解消していくストーリー展開もあるんだろうけど、グラントは惚れっぽいよな。吊り橋…ではないか、初めて見たものを親と思うくらいのスピード感で惚れてるからそこをも少し読者に納得させてくれるとありがたいです。 -
金平糖くらいの甘さ2023年4月13日この作者さんを読むのは3作目でした。前に読んだ2冊はあんまり印象に残ってないんですけど、本作はあっさりしているものの設定もいいし、思ったより楽しめました。ほんのりとそれなりに甘いです。ただ、一目惚れにしても2週間かそこらの話なんだよなーと、読中、我に返ったときに若干醒めます。時間経過2ヶ月くらいにしておけばすんなり感情移入もできるのになーと思いました。
あと、ウジウジしてる時間が長い。もっとメリハリのある展開だと、作品の引力も増すような。
まあただ、おんなじとこぐるぐるしてんなーと思うけど、約2週間だしな…。でも読んでる方としては…。 -
上手い。2023年3月26日クーポン買いであまり期待してなかったんですけど、画力がたっかいし、漫画もストーリー構成も上手くて、主役は勿論のこと脇役たちもキャラが立ってて、スルスル引き込まれました。喧嘩シーンも上手いので、普通に少年青年漫画描けそうですね。そもそも個人的にガチムチな受けは好みじゃないんですけど、葵は美人だし可愛いし四天王だし、無問題でした。美形×美形は眼福過ぎる。葵の普段のクールな顔面が、戸惑ったり驚いたり照れたりすると眉毛が上がって可愛い顔になるのがとても好き。現在地がわかってるのに、過去話でちゃんと入り込めるしキュキュンするのはほんと上手いなあと思いました。ていうか、椿と遥来は、どっちがΩ?何気に遥来って一度も自分がαだとは言ってないんですよね(ん?見逃してる?)。ていうことは…?スピンオフ期待しちゃうな〜。
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何度も読み返しちゃいます。2023年1月16日朔ヒロ先生、初読みでした。画力高いですね〜眼福です。物腰柔らか系の攻めはあんまハマらないんですが、マキ先生がどういう攻めになるのか気になり買ってしまった。キメるとこキメてくるイケメンだった…予想以上にかっこ良かったです。朱音は気の強い美人可愛いいい子です。ストーリーも、きゅんきゅんしますし、遠回りの理由も無理がない。納得の展開です。ただ、確かにタイトルの意味について少しわかりづらいとこはあるかもですね。自分的には読んでて、ああそういうことか〜って理解してたつもりでしたが、よくわからないっていう他の方のレビュー読むと、え解釈間違ってたかなって不安になりました。ちょっと解釈の余地がある感じ。あと、フェロモンの結晶の大きさが言うほど差がなくて、この人ヤバい怖いって時はもっとわかりやすく大きくなっても良かったような気がしました。
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さっくり読めて読後感もいい。2023年1月14日2巻まで読みました。上田先生は4冊目でしたが、共通して、絵もきれいだしストーリーも(良く言えば)引っかかるところは特になくあっさりさくさく読めて読後感も良いです。前提として、BLはファンタジーだというお約束があり、それの二重構造になっている本作です。BLファンタジー世界でBLファンタジーを作っていくという。セオリーに従った、特に捻りとかがあるわけじゃないストーリー展開なので、頭空っぽにしてストレスなくBL読みたいときにオススメです。基本的に攻めの副編集長司波さんはかっこいいし、受けの真島は可愛いしで好みでしたが、絵の特徴として、前向きの顔になると寄り目になるので、司波さんのイケメン度が落ちるのが毎度残念でした(そこがいいと言う人もいるのかも。萌は十人十色ですし笑)。
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すげえ…2023年1月9日この作者さんの作品はほんと毎回考えさせられます。作品に太い芯があって、無駄がないし、読んでるこっちが忘れてたようなことも拾ってくれたり繋げてくれたりして思わず唸る。低レビューを見ると、画力が低いとかアクションシーンが下手だという意見が散見されていて、たしかに合う合わないがあるのかなあとも思いますが、個人的には、この筆致なので、ずっしり重い印象になってもおかしくないのに胃もたれもせず読み進められるのかなと思いました。リアルな絵で血も黒塗りべったりでアクションシーンも手に汗握ったりすると、この作風の世界観とはまた違ってしまうのかなあと。好みの問題ですが。筆致は絵本風というか、リアルというよりは余白の多い描き方ですが、感情やエンドの仕方など、綺麗事だけじゃなくて、エゴもあって、滝さんの耳とか手足が治ってる描写を見るとその裏では滝さんのドナーが失ったものがあったのかなと思わせられるし、そんな急に180度変わったりはしないよなとか、最悪の時代があって規制が始まって…そうしてまたなんだかんだ人類は同じことを繰り返しながらやってくんだろうなとかも含めて、個人的には十分リアルでした。BL的ラブは、どうかな。私は満足でしたが、物足りない人には物足りないのかも。といいつつ、柴田さんも滝さんもいいキャラなのでスピンオフ見れるといいな。そこで鬼道と吉野の裏話や続編見れると嬉しいな。あと、クラッカー鳴らそうとする鬼道可愛過ぎる。
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さらりと。2022年5月1日レビューをちょっと読んでから買ったつもりだったんですが、義兄弟ものの短編が収録されてるとこ気付かなかった。お安く買ったし、失敗てほどじゃないですけど、なるほどそもそも表題作のページ数が少ないことも内容あっさりの原因なんですね。絵は普通に綺麗だったのでその点は満足なんですが、もっと心情とか世界観掘り下げて欲しかった。設定面白いし、魔物側にも事情があってとか人間の傲慢さとかさらっと書いてるけどけっこう着眼点いいと思うので、もっと表題作を深めて欲しかったなと残念。短編の義兄弟の方はよくある設定で、執着攻めな義弟と絆され義兄受け。可もなく不可もなくでした。
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いい。2022年3月13日月村先生十八番のながーい両片想いです。月村作品は読後感がホント良くていつもほっこり読み終わります。今回もほっこり。本来えんちゃんみたいな寡黙というよりも天邪鬼というかぶっきらぼうというかちょっと自己中というかのようなタイプは好きじゃないのですが、月村先生の手に掛かるとなんとも魅力的です。最後にえんちゃん目線の短編も載っているので、よりいっそう内に溢れる愛がわかって良いです。長い間一緒にいると、きっと昴大にもえんちゃんの本音が手に取る様にわかってくるんでしょうね。幸せな未来しか見えないです。いいコンビなのかも。ところで、最近BL界の2大巨頭が一般小説でも活躍されてますが、月村先生の文章力表現力ストーリー力なら先生も一般小説でさっさと賞取れるレベルだと思うんですけど、でも、もっとBL作品生み出して欲しいしな!
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文章が…。深みが…。2022年2月19日後宮を飛び出した〜が面白かった記憶があったので読んでみました。ストーリーはとても王道です。インテリヤクザなスパダリ攻めと、ハーフ美人ないい子受けです。攻めの煮えきらなさがちょっと萌えにブレーキ掛けてましたが、それよりも文章が…。編集の人とかいないのかな?っていう、助詞が変だったり言葉が間違ってたりするとその時点で萎えてしまうのです。構成というか話の流れというかも、ここでこの展開を入れる、ってなると急に賢人とか出てくるし、ならば最初からなんとなく登場しててくれればもう少し感情移入もできたんですけど、ほんとよくある展開なんですけど、漫画にしろ小説にしろこの展開入れる場合上手な作者さんはもっと自然な流れで入れてきて、なんなら脳内で別ルート妄想しちゃうくらい友達に魅力さえ感じ惜しく思えたりするのですが、なんか、ここにこの話を入れました。みたいな、うーん、上手くはないなあと。全体的に、上手くはないなあと思ってしまいました。深みもない。それでも最後まで読み切れるくらいには楽しく読めたので、一応☆4にしました。
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月村先生らしい良作2022年2月16日『眠り王子にキスを』が好きで定期的に読み返しています。月村作品好きなのですが、(全作品読んだわけではないけど)記憶に残らない作品も多く、外れというには失礼だけど、当たりか否かがある印象の作者さんだったのですが、本作は当たりでした。受けも攻めも眠り王子のキャラとは全然違うんですけど、流れてる空気は同じで、日常を味わいながら二人の恋模様を追体験するようなじんわりした満足感があります。ただ、中1のクリスマスに回収し忘れたセーターとか、本来小さいながらも布石や伏線になるような事柄が回収しきれてないようなモヤモヤがいくつかあったのが残念です。後で出てこないのなら書かなくていいんじゃないかなとかモヤってしまう。勝手に脳内補完したのでいいんですけど笑
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君と僕と世界のほとり ふたりぼっちクリスマス【電子限定描き下ろし漫画付き】【コミックス版】
う〜ん。2022年1月15日☆3.8くらいでした。評価下げてすみません…。絵はまあまあ綺麗ですが、ドキドキとかキュンキュンとかもあんまりなかったです。関わっている人が多い作品だからなのか(よく知らなくてすみません)、なんか上辺だけ整えました的な印象のまま終わりました。ちょっと共感できないとこもあって引っ掛かり、さらっと楽しめましたというわけでもなく。なにが引っ掛るのかを考えると、攻めがヘタレ執着系なんですが(個人の感想です…)、執着なら執着で振り切ればいいのに、「いい奴」みたいな認識に持っていこうとしてるところに無理があったような。かなり自己中な奴だと思うんですけど、それも自覚した上でそういう(物語上の)扱いならそれはそれでありなんですけど、頑張ってるんだいい奴なんだっていう思考についていけなかったです。心情も掘り下げると矛盾が顕在化するからかその辺掘り下げているようで上辺だけに見えました。相性もあるのだと思います。 -
こっちのが断然良かった2022年1月9日スピンオフ元が時系列的に前にあって(読まなくても察せる程度なので大丈夫です)、本作は「1.叶わぬ」「2.繋いだ」です。叶わぬと繋いだ2作合わせてのレビューになってしまい恐縮ですが、スピンオフ元とはレベルが違った印象です。心情の掘り下げ方も二人の乗り越え方も良かったです。元作はさらさら〜と読んで読後感も可もなく不可もなくで話に入り込むこともなかったんですけど、本作は入り込めました。萌えもエロも切なさも幸せもあり、攻めの原さんは綺麗かっこいいし(意外に強引なのがいい)、受けの薫は艶可愛いし、もっとこの二人を見たい気持ちになりました。あとがきにもありましたが小話詰合せとかでもいいので続編出るといいな。
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かわいい作品2021年12月19日今回のオメガバフェアで3冊購入し、一番心に残りました。ストーリーが秀逸とか絵が超上手いとかそういうんじゃないんですけど、トータルで良かった。受けは可愛いし、攻めもキレイ系設定なのでカッコイイよりは可愛い。いや、溺愛系でかっこいいシーンもあった(ような気がする)けど、最終的に可愛いで収まりました。みなさん言ってるように嫌な人は出てこないし胸の痛む展開もないです。ツッコミどころはけっこうあって、勇人くんの表情間違ってるんじゃないかと思うくらいに登場時が胡散臭くて、むしろ恋敵かと思いましたよ笑。ずっとそういう風にヒヤヒヤしながら読んでたから、読後素直な気持ちで読み返しました(勇人くんを)。あと偽装結婚の設定殆ど活かす機会もなく、最初の取り決めもなんだったのかなと。理解のあるお父さんみたいなんで、黙らせる必要があった周囲って何、みたいな。本人的には違うみたいだけど、最初から狙ってたよね?理由付けが必要だったんだよね?みたいな。こんなに設定活かさない嘘から始まる系も初めて読んだ気がしますが、別にいいかと思ってしまうくらいに魅力のある作品でした。
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描きおろしがない。2021年12月18日電子限定はありましたが、描きおろしがないのが満足感から欠けるところでした。二人の関係が互いの心の中で嘘から真になっていく過程は丁寧に描かれていて良かったのですが、クライマックスから急に駆け足な感じが少しして、たぶんページ数が足りないから山場で佑が説明してるような言葉を連ねて済ますみたいな盛り上がりに欠ける描き方になってしまってそこからハッピーエンドです、ブツッ。と終わる感じがしました。もう1話あったら全然読み手の満足感変わったし先生もクライマックスをもっと丁寧に描けたんじゃないかなあ…と思いました。でも全体的に、ベテランの漫画家さんということもあり上手で読みやすく、受けも攻めも好感の持てるキャラで、佑の選択も納得で良かったです。幸せな未来が見えます。
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触れたとこからキモチいい【単行本版(電子限定描き下ろし付)】
あっさり2021年10月31日うーん、オーラが見える設定は、円谷先生の恋愛プリズムが結構好きなので、どうしてもそれと比較してしまうんですけど、レビューが良かったので期待値が高かったためか、絵もストーリーも期待ほどではなく微妙でした。新人さんとのことで今後洗練されていくことを期待して4です。絵は好みにもよるんだと思いますが、個人的にはあまり上手いとは思わなかったです。さがの先生と誰かを混ぜたような。ストーリーも、定石でも王道でもいいんですが、多少は「らしさ」みたいなのが欲しかったです。全体的に各キャラがあまり大事にされてなかったというか。辛口になってしまいすみません。私には嵌らなかっただけですきっと。いいね
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読後感は読者次第。2021年10月31日重そうだったので本棚に入れっぱでしたが、やっとこさ読みました。私は泣けた方でした。読後感も良かったです。でも泣けないし読後感も悪いって感じる人がいるのもわかります。凪子の最後の願いや選択を悪しと捉えるか良しと捉えるかで読後感が全然変わってくるし、凪子の罪悪感が浄化や昇華したと思えるかどうかでハッピーエンドかどうかも変わってくるのかなと思いました。それぞれに救いや思いが昇華する描写が一応あると思うので、それで納得できるかどうか。個人的には、凪子がとてもいい子で可愛いし、でも善人ながらも最初から自分の意思や希望を貫く強さがあったので、それが最後にも現れたのかなと思います。でもやっぱり反面いい子だから罪悪感もある。男子二人の両片思いは頑固なので、特に浩平は拗らせてるので、こういう形だからこそ、このタイミングだからこそ、そうなれたんじゃないかなと思いました。人によって捉え方が違ってくるのも、考えさせられるだけの内容がある良作ってことなんじゃないかなと思いました。
ちなみにBLとしては、軽いキスだけです。萌とかそういうのを楽しむ漫画ではなかったです。描き下ろしでやっと…と思いきや、やっぱりそういうんじゃなかったです。あくまで凪子ありきです。 -
中毒性あり。2021年9月23日絶対面白いだろうなと思いつつ、でも単行本出るまで待つぞと思っていたのに、無料分読み始めたらダメでした笑。キリがいいとこまで、あと1冊あと1冊…とか思ってるうちに出てる分全部買ってたぜ。とにかく絵が綺麗です。りくの顔とか思わず拡大してしまう。キレイ…。最近のオメガバースはわりと偏見のないオメガに優しい世界観だったり、周りみんな良い人だったりするのが多くなってる印象でしたが、こちらは「超王道」と言うだけあって、懐かしきオメガバースの世界です(今のところそこまでオメガが可哀想な感じでもないですが)。オメガバあるあるをこれでもかと詰め込み、萌も詰め込み、それでもストーリーの骨格がちゃんとしていて、伏線もそれなりに張ったり回収したりしながら進んでいくのはさすがの岩本先生です。綺麗な絵と確かな原作。そりゃ中毒性あるわな。17話まで読みましたが、これからすれ違いターンなのかな〜でも発情期じゃなかったから成立はしてないよね。たぶん(設定の記載ないけど…わざとか!)。
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…あれ?2021年9月19日☆3.5くらいでした。華藤えれな先生の作品は4作品くらい読んでいて、比較的内容も文章も安定した作家さんだと思ってたんですけど…あれ?架空の国とかEU圏のものが多くて、純粋に日本を舞台にした作品読むのが初めてだったからなのか、別人が書いたのかと思うクオリティの低さでした。誤字なのか知識不足なのか設定が甘いのか、初歩的な間違いや突っ込みどころが出てくる度に現実に引き戻されて入り込むのが難しかったです。担当編集者の差とか昔の作品だからとかもあるのでしょうか。ただ、いままで読んだのは可憐で不憫で美人な受けと俺様な攻めが多かった印象なので、今回の組み合わせは新鮮で面白かったです。攻めが、蓋開けてみたらただのワンコだったパターン好きなので、☆4にしました。
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どの順番で読んでも楽しめると思います2021年8月12日『家族になろうよ』から順にシリーズ読んでますが、増々絵の上手さに磨きがかかっていて神がかってます。ついつい絵うま〜っていちいち拡大して見てしまい先に進まないのでとりあえず1巡目は心を鬼にしてストーリーを楽しみ、2巡目に余すところなく絵を堪能することにしています。幼馴染みから恋人へ進展してく話がわりと好きなので他の作者の幼馴染みものも読むのですが、どうしたってこのシリーズと無意識に比較してしまい、特徴ないな〜とか到底及ばないなあ〜とか思ってしまいます。もはや幼馴染みものとしては金字塔。そしてキスシーンだけでこれだけエロいのすごい。
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表題作カプは全体の66%だった…。2021年1月23日読んだことない作品(「恋してる、生きていく」)の続きものが後半がっつりあってショックでした。作品紹介に書いといてくれ…。
表題作ですが、「お兄ちゃんはお嫁さま!」を読んで、この作者さんの風景描写や料理の描写などBL以外の部分がとくに良くて、今回も立ち読みしてみたら、個人的に北アや涸沢カールに馴染みがあったもんで惹かれて購入。やっぱり上手いなあ。自分がそこに行って体験したみたいな気持ちになれる上手い作者さんです。ただ、ほんと個人の感想なんですが、肝心のBL部分が物足りないんですよね…。なんでだろ。お兄ちゃんは、でも感じた物足りなさ(あっさり感?)が今回もあり、そこそこ萌える箇所もあるし設定も好きなんですけど、なんかさらっとしてて感情移入しきれない。お兄ちゃんは、でも結局今でも印象に残ってて読み返したくなるのは里芋のくだりだし、本作もきっと時間が経って思い出すのは北アの山々の美しさなんだろうな。でも、そういうの求めてきっとまた他の作品を読むだろうなとも思う、BL作家さんにしては珍しい作風だなと思います(あくまでの個人の感想です💦)。 -
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続編決定したらしいですよ!朗報〜。2020年6月28日こちらは出てすぐ読んだのですが、「on BLUE」vol.46掲載の番外編とロングインタビュー等も読んできたので合わせてレビューを。犬居先生はNARUTOなどがお好きらしく、とくに「NARUTO」と「エア・ギア」が絵のベースになってるかもとのことで、すごく納得。本編読み始めた時は、ジブリっぽいな〜と思ってたんですが、NARUTOかあ。成程〜。本編ラストの濡れ場は入れない予定もあったらしく、入れてくれて感謝の念に堪えません(笑)番外編は、よくある本編で書けなかった濡れ場の提供ではなく、ストーリーを重視した本作らしいエピソードで満足でした。朝丘戻先生とのコラボ短編小説もあって(かなり短いですが)、番外編はそのうち何らかの形で出版されるんだろうとは思いますが、ロングインタビューとかコラボ小説とかは単行本に掲載されない可能性もあるので、本作ファンの方にはかなりオススメな内容でした!裏話とかは聞きたくないんだよ!って方にはオススメしませんが。ていうか、普通に雑誌の方のレビューになってしまいました。スミマセン。
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大好き。2019年11月26日永遠に続いて欲しいシリーズです。筋肉ついてる系の男っぽい受けはあんまり好みではないのですが、大輔はイイ!バランスですかねえ。とにかく可愛いんですよ。そしてそんな大輔をひたすら溺愛する田辺のターンでは、こう、胸がキュッとなります。切なくて、感情移入してしまう。足抜けするまでにヤクザ的一波乱がありそうでドキドキしていましたが、そういうんじゃなくて良かった…。少なくともこの作品にそういうのは求めていなかったので一安心。しかし、順番間違えないようにシリーズ内を整理して欲しいなあ。さらに、私は小山田あみ先生の方も併せて買ってますが、かぶって買いたくない人もいるだろうし。不親切です。
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まさかの続き物だった。2019年9月7日水瀬作品とは相性がいいので、レビュー読むのもそこそに安くなってたので即買いましたが、続き物だった…。さらっとはレビュー読んでたので、今後シリーズ化を狙ってるってことかな?くらいに思ってたら、話がこの巻で完結しない系の続き物で、「あとがき」が急に表れてビックリ。なので、1巻完結型を期待されてる方はご注意を。内容は面白かったです。相変わらず読みやすい文章で、でも新境地なのか、歩途の個性故か、いつもより思わず笑っちゃう箇所が多くて、文体そのものも少しいつもと違うかもしれません(ちゃんと比べてはいないので印象です)。それがとても良い方向に転んでいて、楽しく読めました。そしてイラストが…美しすぎる。王子様はかっこ美しく、歩途は綺麗かわいい。眼福です。ありがとうございます。
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大団円。2019年9月2日読みやすかったです。定期的に値引きされている作品だったので気になってました。お安く買えて、読み応え満足。この手の世界観のBL小説って、さあここから手を取り合って頑張るぞ!ってとこで終わったりして、あれあれってなるのも多いんですが、本作は違います。ちゃんと、取り敢えずの解決まで読ませてくれます。そこがとても良かった。BLじゃなくても良かった設定とも言えますが、煌が女の子だったらきっとロミジュリ要素に重点がおかれるところ、本作は男の子だから(そもそもBLだから…)「私は男だから応えられない」っていう葛藤に重点がおかれてるっぽくなるわけで(ややブレますが)、どっちでも、矛盾なく違和感なく楽しめればいいんじゃないかなと個人的には思いました。キレイにまとまってたし。悩み所が複数あるので、1つクリアしたらまた1つと、感情的山場がいくつかあって、都度いいシーンでした。瑛が意外と弱さもあり、それを自覚しているところとか、それとの対比で、煌が芯の強い男の子だったりとか、一方的なスパダリじゃなくて、守られる女の子然とした子じゃなくて、支え合ってるところがすごく良かったです。あとはイラストが…そのイメージに合ってれば良かったのに…違ったなあ。
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マリッジブルーを見守る話。2019年8月31日溺愛なんです。溺愛なんですけど、主題がアーネットの気持ち1つなので、キュンキュンとか萌えとかはなかったのが残念でした。同じことをグルグルしてるだけなので早々に飽きたんですけど、読みにくいとかではなかったので最後まで読みました。面白くないわけじゃないんですけど、、この時間で他の本読めたなとか思ってしまいました。みずかねりょう先生はさすがです。みずかね先生の西洋王国系のイラストは細かく美麗で、毎回目の保養です。みずかね先生故の☆4で。
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俺様な同期に夜の仕事がバレました。【単行本版(電子限定描き下ろし付)】
そこそこよい。2019年8月24日単話で途中まで購入してたのですが、続きは単行本をそのうち買おうと据え置いてた作品でした。値引きとクーポンで安く買えたので満足です。作者さんの初商業作品らしいですが、絵もお話も(エロも)上手い。ただ、普通のキャラ(攻めとか)の口の中を黒くするのやめてほしかったです。伊藤さんみたいな変質者の口っぽいので、ちょいちょい攻めがアブナイ人に見えて不憫でした(笑)いいね
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それなりに。2019年8月24日最初から読者にはネタバレ前提な感じで、思った通りの方向に話が進んでいく王道ストーリーです。紫星の勘が鈍すぎて違和感覚えるとこ以外は楽しく読めました。ただ、全体的に物足りなく、そこが☆-1でした。たとえば(→ややネタバレかも)、(タイトルのわりに)後宮での他の妃候補からの嫌がらせが温すぎる絡みが少なすぎる、紫星が後宮のあれやこれやに動じないのは長所ではあるものの、感情の起伏に欠けていて入り込みにくい、閨シーンがあっさり、勧善懲悪っぽいのに成敗の仕方が温すぎてモヤモヤする、星詠みについてがざっくりしすぎてて凄さが伝わらない、とくに青嵐は紫星を溺愛してるようでいて紫星の気持ち1つであっさり手放しそうなところが、理屈はわかりますがモヤつきます。なんて、色々個人的物足りなさはありましたが、全体的には、それなりに面白かったです。
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2巻でハマりました。2019年8月1日GAPSのスピンオフ。GAPS攻めの片桐聡がちらりちらりと出てくるくらいで、そちら未読でも影響ないです。矢島は元々ノンケだよというエピソードが読めるくらい。すごい人気作のレビューって書きづらいのであんま書かないんですけど、今回は叫びたかったので。2巻のが良いよー!正直、1巻でそんなハマらず、GAPSの良さには及ばないな~通じ合うまでの巻数も違うし丁寧さにも欠けるしな~と思っていましたが!2巻で陥落しました。里先生の最近の絵のが好きってのもありますが、誉さんはグッと一気にスパダリだし(しかも執着「溺愛」攻め!)、矢島は可愛いし色気まで身に付けやがって、そうなると、あのぶっきらぼうな立ち居振舞いも言葉少ななのも可愛いだけだぞ。しかも本編後の、「ROUTINE」では、今後矢島がやや小悪魔になる予感すらある。がんばれ、誉!1巻ではあまりハマらなかった方もぜひ。
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自分の気持ちを大事にしたいというお話。2019年7月30日なんだか一見重そうでごちゃごちゃしてそうでしたが、とてもシンプルなお話でした。レビューが様々だったので、購入迷いましたが、けっこう良かったです。個人的には獣人は特別好きでも嫌いでもなく、オメガバは割りと好きなので、プラス評価から入ってる気もしますが、初作品?なのに世界観が既に確立されていて、情景も効果的で上手かったです。アルがちょっとおかん的ですが、ヤる時は躊躇わないし(被用者としての葛藤は…?みたいな)、モフモフだし、優しいし、素敵です。想いが通じ合ったあとをもう少し読みたかったです。後ろに、ごく短い別の話が載っていますが、こちらはトカゲ×羊でシュール系。個人的にはあまり掘り下げたくない感じのCP?でした(笑)この短さが、江戸川乱歩みたいで丁度良い。
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満足度が高い。2019年7月16日本作が初コミックとは素晴らしい。典型的なオメガバースの世界観で、差別偏見ありまくりでかなり理不尽だし切ない設定。でも確かにそれも仕方ないのかと思えるほどには(近くに葉月がいたり思い出したりが原因かもですが)頻繁に強フェロモン垂れ流しています。仕事にもならないよな。とか、なぜ実家に住まないのか(母子手当ての関係かしら)とか、学生なのに孕ませ…?(こういう場合は大抵攻め様は株とかで収入はあるはずだが笑)とか、多少の突っ込みどころはありますが、個人的には流せました。絵も、確かに荒削りな部分はありましたが(とくに当て馬Ω女子の顔が…)許容範囲。個人的には少年漫画風に見え、ある意味新鮮でした。丸々表題作で、描き下ろしにはラブラブ孕ませエロあり、電子限定描き下ろしも可愛いし、カバー下では隙間のエピソードも読めたし、かなり読み応えがありました。印象的なシーンが多く、ぐっと引き込まれてウルウルする箇所多数。ところで、続編があるとのことで、絶対買いますが、この一冊で幸せが完結してるところがあるもんで、変に間を引っ掻き回すような展開は止めてほしいな。二人+子供たちの関係性は安定していることを前提の続編をお願いします!!
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短い!( ̄□ ̄;)!!2019年7月7日いや、レビュー読んで買ったので短いのは覚悟してたつもりなんです。なんですが、予想を遥かに上回る短さで、最終頁になんか仕掛けがあるのかと頁捲る動作を繰り返してしまうくらいには短い。可愛いけどさ~消化不良。クーポンは必須アイテムです。内容は、夢オチや妄想がほとんどで、本編には何ら影響はないです。いや、それもわかってて買ったけどさ~、表紙が一番満足度が高かったという悲しさ。
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ぼくは道くんのΩになりたい【コミックシーモア限定描き下ろし漫画+特典付き】
ありそうでなかったですね。2019年6月8日特定の一人のために小学生の時からずっとΩになりたいと願い続けるとか、しかもそれオープンだし、全然ブレないし、ありそうでなかったお話ですね。可愛いしかない(いい意味で)。みんな可愛くて明るいです。イガちゃんが若干いわゆるオメガバース担当みたいになってしまいましたが、一晩で前向きになったし、ほっこりキュンキュンするお話でした。ところで、瀬ノ尾のバースはなんなんだろう。それによってあちらのストーリーが広がりますなあ。いいね
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貴臣め…。2019年5月11日全体的には面白かったのですが、貴臣(36)にイライラすることが多過ぎて萌え切れなかったので☆4です。灯里(もうすぐ19の18)は割りとオーソドックスな諦めてる系健気受けでスレ違いを生む要素も理解できるんですが、貴臣よ、お前もう36だろうと。研究バカっつったって一人で完結してるわけでもなくましてや会社組織の一員として生きてるわけだから、もう少し相手の気持ちを考えられるはずだろうと思ってしまう。あと、オメガバらしくエロが多めなんですが、エロに入ると急に貴臣さん饒舌になり、とくに「~してごらん」口調になるのがちょっと萌えなかったです。日常生活は不器用面しといて、エロでは相手の反応よく見て楽しむ系なのがある意味器用です。イラストの貴臣さんが素敵なイケメンだったからギリギリ許せた感じです。あと、珠空のメンタルを思えば、二人の子作りはもう少しあとにすべきでは?と。作中では明るく幸福な表の部分だけ書かれてますが、珠空はこれから色々葛藤してくんじゃないだろうか。保育園に問題なく通えるようになったからメンタルもだいぶ落ち着いただろうみたいな浅さがある。
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シリーズ化希望2019年5月6日作者買いです。水瀬作品もオメガバも好きなので、間違いないだろうな~と思いましたが、間違いなかった。ストーリー的に軽い文章ながらも、上手い。両片想いものかと思いきや、(結婚後は)早々に律は想われていることがわかったものの、でも自分の気持ちが中々言えないという…なんだそりゃ!なお話なんですが、亜威はめげないし、なんかもうずっとラブラブです。バカップルのあれこれを見せられてる感じで、起承転結がきちんとあるストーリー重視の人には物足りないかもですが、愛は溢れています。幸せしかない。嫌な人も全く出てきません。Ωの巣作りは良く目にする設定ですが、律の巣作りは可愛すぎる。本体はまだいらないとか可愛すぎる。是非とも二人のこれからをもっと読みたいです!子狼、ぜったい可愛いだろ。個人的には、羊沢さんの羊顔ゆえに元奥さんとの間にあった色々とやらを知りたいですが、さすがに羊沢さんのスピンオフはないよね。気になるわ…。
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禁じられたアルファの子~誓いのはちみつマドレーヌ~【特別版】
うーん…。2019年5月1日☆3.8くらいでした。『オメガ 愛の暴君』が良かったので、こちらも読んでみましたが、同じ作者さんとは思えないくらい嵌まれなかったです。文章からして、愛の暴君では感じていた良さがなかったです。ストーリー展開も、昼メロ調なのはいいんですが、布石すらなく唐突な展開やら解決やらが多く、好転するにしても悪転するにしてもご都合主義が多過ぎて、色々もっと丁寧に書いて欲しかったです。たしかに涙を誘われるシーンもありますし、最後まで読めましたが、実力のある作者さんだと思うので、ちょっと残念でした。いいね
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葉月がかわいくて、傑の闇が深い。2019年4月29日初読みの作家さんでした。所々伏線を強調しすぎてて流れが止まる部分がありましたが、全体的に読みやすかったです。葉月の喋り方がとても可愛くて(女っぽいわけではない)、傑の返しも甘いし、会話が良かったな。破れ鍋に綴じ蓋な二人です。二人とも一途なのでその辺も安心して読めます。オメガは白銀の髪を持つから白銀、アルファは山吹色の瞳を持つから山吹と呼ばれる世界。オメガ変転ものはよくありますが、本作はアルファの方が変転するという新しい設定でした(トリガーは不明)。エロは最初からあるもののエロ重視オメガバではないので、どれもあっさりめです。その分、心理描写に力を入れていて、その生い立ち故の傑の一筋縄ではいかない思考回路や闇も、葉月自身色々悩みながらもそんな傑を清らかに強く明るく照らしていく様子も、詳細に書かれておりすごく良かったです。SSも全て心理描写に焦点当ててるので、エロとか後日談要素は薄いですが、作者さんは本作でいかにそこを大事にしているのかが良くわかるSSで良かったです。続編読みたいな。傑(と葉月)なら大大名になれるよ!傑がまたウジウジするだろうけど、葉月が笑い飛ばしていればいい。
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兄弟BLの根源と向き合える2019年4月21日ちゃんと読むのは初めての作家さんでした。さらに、兄弟BLは特段好きでも嫌いでもなく、内容重視ものは好きだけど雰囲気作品は嫌いなので、これはどうなのかなーとこわごわ読みました。私的には面白かったです。良作だとは思いますが、名作かと言われると微妙な、☆4.5くらい。難しいことはなにもないんです。実にシンプルな、典型的ないわゆる兄弟BLだったと思います。ただその分、そしてエロがない分、(ガチの)兄弟ものが好きな人はなぜ好きなのか、苦手な人はなぜ苦手なのか、むしろ自分と向き合える作品だったように思います。エロはなくて良かったのかな。間違いなく二人の絡みは見たいですよ、見たいですが、とりあえずこの少なくとも一巻については、エロ入れちゃうと論点がずれちゃうから、この一冊についてはなくていいのだと思います(己の欲望は封印して笑)。
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ここに名作が。2019年3月28日久々に☆5じゃ足りない作品に出会えました。すごい充実度です。ラブコメのラブもコメもついでにエロも全てが秀逸。私はオメガバ好きの方ですが、全然アリ。リーマンものとしても楽しめます。初っぱなからコメディ全開なんですが、鈴谷の独り言やら心の声やらに共感したり笑ったりしてるうちに、話の方もしっかりと起承転結の流れにのってあれよあれよと清々しいほどのハピエンです。結局みんな幸せという(古池パパママは孫でも出来れば絶対デレるだろ)。鈴谷の気持ちが痛いほどわかりすぎて、いやほんと年次有休も特別休暇もフルに活用したいよね!!それにしても、世のオメガバΩたちは、αと結婚して養われて生きてくことを考えがちなのに、そんなこと微塵も考えずに自分が働いて生きていくの前提で有休死守してる鈴谷は偉いわ。ぜひとも、産休オメガ、育休オメガと続編を期待しております!天然なのか策士なのか紙一重の古池ですが、スパダリ度も増していくはず…!
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さらりと読める甘めのお話です。2019年3月13日ややSっ気のあるイケメン(直曰く場末のバーのマスター風)エロ宮司(31)×小生意気でビビりドジっ子(みな美曰くクールぶりっ子)なイケメン大学生(19)の年の差CPです。安曇先生は三作品ほど読みましたが、どれも相性が良く、今回も楽しく読めました。ただ、メイン二人も当て馬加賀谷も直の幼馴染のみな美も、本気の恋になるまでが早い。鷹介×直は、直の脱ブラコンやら年の差やらの要素があるわけだから、せめて1シーズンくらいはかけて欲しかったです。当て馬の加賀谷に至っては、直と何回会った!?っていう。普通に二人をけしかけるための演技だと思いこんでいたので、喧嘩は止めて~的な萌えシーンのはずなのに全く反応できなかった笑。もう少し個々の想いに説得力が欲しかったかな、という☆マイナス1です。
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省略された五学年次が読みたい。2019年3月7日オメガバースでパブリックスクールもの。どちらかというとパブリックスクール色が強かったかな。ライバルとして認め合っている関係の運命の番です(策士のアシュレイとしては、ライバルでいるために抜くとこ抜いてたんじゃないかという気がしないでもない)。アシュレイは執着攻めですが、紳士然としているので、そんなでもないです。ちょっと物足りないくらい。あと、途中の由葵のぐるぐる(悩み)が王道でやや生温く見守ってしまいました。でも面白かったです。気持ちが通じ合った後のラブラブをもっと見たかったなあ。ちなみに、笠井先生のイラストが(いつも素晴らしいですが)今回すごく合っていて良かったです。攻めがいつもやや外人顔なので、ちょうどアシュレイだった笑。
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ちゃんとくっついてからのSSが欲しかった。2019年2月24日☆4.5。本作だけで判断すれば楽しく読めました。ただ、『眠り王子にキスを』に話の流れや攻め家族とのあれこれが似すぎていてどうしても比べてしまう。眠り王子が良すぎたせいで、どうにも劣化版に感じてしまいました。しかも、眠り王子の1年後に本作を出版されていて、せめて逆だったら、ベースになってるのかなとか思うんですが。当たり前ですが各種設定は違うので、こちらは7つ年上の攻めが大学生の受けちゃんを可愛がる感じなので、萌えポイントがけっこう違ったのは良かったです。
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どこのカフェですか。2019年2月24日非の打ち所のない美青年、見てみたい。月村作品らしくコンプレックスのある美人さん受けで楽しく読めました。ただ、久保寺がそこそこ常識人な大人なため、そこはもう少しグイグイ来て欲しかったかな~そしたらもっとキュンキュンできたかな~と思いつつの☆4でした。告白されて振ってからの両片思いって斬新ですが、繊細で臆病な悠馬だからこそ成り立つ設定で、無理のないストーリー展開はやはり上手いなと思いました。
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ケルベロス攻め2019年2月22日初読みの作家さんでしたが、文章も表現も上手くてかなり好みでした。他の作品も読んでみようと思うくらいには面白かったのですが、ワンコ攻め…?という疑問が笑。この作者さんは駄犬攻めが十八番らしいですが、これをワンコの括りに入れてしまうとワンコに失礼…あ、ケルベロスか!と納得。罪人か否かの判断基準は完全に自分の物差し1つですけど笑。ヤンデレだけど、もはやギャグの域の変態ぶりなのでシリアスかと思いきや、思わず吹き出してしまうシーンが多かったです。ぬるい極道BLより余程ダークサイドな千尋氏ですが、ケルベロスだしね。そりゃ奈落の底で待ってるよね。遊郭が舞台だけど抱かれるのは千尋にだけだし、ヤンデレだから色々するけど愛があるし、総じて溺愛系ですかね。ストーリー的にはやや物足りなさはありますが、個人的には全体評価を下げるほどではなかったです。浅見と薺のスピンオフとかあるのかなー。
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幼馴染両片思いほのぼのオメガバース2019年2月21日私は好きでした。βから変異でΩになりましたパターンが割と好きなので買ってみましたが、本作はβと誤診されてたパターン(わかりにくい体質らしい)でした。それはそれで流れは似たようなものなので良し。宗近が普通に執着攻めなんですが、言葉が足りないというか無意識に本音を隠しているというかなので奏には伝わっておらず、奏も好きとは言えず、両片思い拗らすストーリーです。全体的にほのぼの可愛い世界観なのに、拗らせてる最中にもやることはヤり続けてるのがツボでした笑。たた、ページ数が少ない!このお値段でこのページ数ってやや高いような。次は保健医と先輩のスピンオフに話が移りそうなので、本作でもっと宗近奏のイチャイチャを見たかったです。
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ちゃんとしたリーマンものでした。2019年2月17日お仕事描写も適度にちゃんとあって、仕事に対する姿勢とかこういう人間なんだっていう設定に説得力があって良かったです。絵柄はあんまり好みではないですが、表情や雰囲気が良いので早々に気にならなくなりました。ところで、この二人はノンケ同士という解釈でOK…?松田は間違いなくだけど、加藤も男同士のエッチ初めてな感じだったし味も知らなかったし笑。ていうか加藤は男女問わず人に惚れたのは初めてみたいな、性別なんて関係ねえみたいな…萌える(←解釈入ってます)。ぜひぜひちゃんとくっついて加藤が四六時中松田にひっついてる姿とか見てみたいです(※事後参照)。あと転職の際には松田ファンの女子二人もぜひ引き抜いて欲しい。
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安定のラブコメ2019年2月17日既刊「王と恋するふたつの月の夜」とのリンク作ですが、世界が同じだけで(隣国同士、白いもふもふが出てくる)、本作だけでも十分楽しめる作品(あとがきより)でした。名倉先生は本作が68作目になるそうで、ベテランだとは認識していましたがすごい…。内容ですが、安定のラブコメで、ププッと笑えるところもあるし、最後の1回+α以外は大してエロいことはしませんがちょっとしたことでキュンキュンするし、両片思いの時期はちょっとだけ切ないですが安心して読めるし、面白かったです。視点は大和とアリソンで交互に進んでいくので、読者は二人の感情を把握した状態で読んでいく感じです。最初のアリソンのターンで、妾妃とのとても軽いイチャシーンがあり、必要か?…とちょっと微妙でしたが、人となりとかスタンスとかその後の展開がより強調されるのにあのシーンは必要だったなと納得。異世界に召喚される前の大和が、境遇は不憫ですがちょっと共感できない部分も多く、なんだこの子と思ってましたが、召喚されてからは急にしおらしくなって、可愛くなって良かったです笑。残念な点は、もふもふがほんのちょっとしか登場しないところです。よくあるもふもふの立ち位置ではなかったです。そこはご了承ください。
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サクッと読めるサラッとした内容。2019年2月10日1冊分の連載が終わるまでに3年かかっているようで、たしかに、1話完結を繋げていって最終的に(けっこう急に)くっついた感じで、ドキドキハラハラ感は足りなかったです(後半は連載ものっぽいですが)。キュンキュンも足りなかったな。絵が上手いので☆4ですが、読み返したりはあまりしないかもです。
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萌えるか萌えないかは人によりそう。2019年2月10日個人的にはそこまで嵌まりませんでしたが、それなりに面白かったです。立ち読みの雰囲気とか広告とかレビューとかで好みに合うか見極めてからの購入をオススメしますが、萌えるか否かは置いておいてもハズレだと感じる人は少なそう(設定やストーリーにクセはない)。攻めは聞き分けのいいワンコみたいで、受けはクールビューティー。ダブルウルフなだけあって、受けが受け受けしくはなく(リバではない)、細身だけど筋肉質。そんな受けが、攻めだけに見せる可愛い色っぽさみたいなのと、ワンコな攻めが受けだけに見せる雄なとこが見せ所かなと。内容は、家族含めてなんだかんだほんわかしてたと思います。不愉快な人は出てこないです。
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溺愛ものだった。2019年1月3日来栖作品を読むのは2作目ですが、絵がすごい綺麗になってて良かったです。加持先生も高校生奏汰(『幼馴染みは~』が奏汰×律です)もイケメンで眼福でした(とくに奏汰がイケメン過ぎる笑)。まさかの溺愛もので、個人的には嬉しい誤算。くっついてからの加持先生の糖度がすごいです。釣った魚に~の完全逆パターンの人なんですね。驚き。1巻はキュンキュンするし、2巻は安心してどっぷり溺愛に浸れるし、十分楽しめました。ただ、とくに2巻はストーリー性はほぼなく、ひたすらラブラブな日常のちょっとした浮き沈みを描いてるだけなので、内容重視の方には向かないかも。ちなみに、狼パパの方は未読ですが、特に支障はなかったです。逆に、狼パパファンの方にとっては、そっちのCPがちょこちょこっと出てくるから、後日談的な楽しみ方ができるのかもしれません。
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安心して読める。2018年12月30日気になってた作品で、半額になったので即購入。期待以上でした。まず絵が好み。北斗は顔も仕草も可愛くて酔うとちょっとエロいし、妹は美人だし、真名人もいい男になるだろな~って感じだし、もちろん大和はイケメンだし、眼福です(女の子みたいな受けが苦手な方は向かないかもです)。ストーリーは、結構あっさりさくさく進んでいきますが、横槍が入っては絆が深まっていくという安定の内容で、常に二人の関係は盤石なので安心して読めました。しょっぱなからくっついたからこれどうなるんだと思いましたが、切ない展開とかがなくて良かったです。ただ、北斗って、現在大阪に転勤で来てるだけなので、今後どうするんだろうと心配。会社辞めるのは何か違うなあとか。余計なお世話か笑。
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ブレが気になる。2018年12月29日こちらにはレビューがなかったので、ちるちるレビューを参考に購入しました。点数は結構な低評価でしたが、マイナス要素として挙げられていたネガティブ自己犠牲系の受けという点も、医者としてあるまじき流れ(シーン)ではという点も、個人的には気にならないかなと思って読んでみましたが、なるほど確かに…。医者として、とかは全然いいんですけど、ネガティブでウジウジしてるのも最後に成川先生に「ウザい」って言われてたし(笑)まあいいんですけど、千明が成川先生を拒み続ける理由が二転三転してるようで感情移入できませんでした。最初は澤井のことで迷惑かけるから云々で、それならそれで一貫すりゃいいのに、中盤ではノンケだからいざとなったら…みたいなありがちな悩みを吐き始め、で最後はやっぱり迷惑かけるから…て、結局なんなんだよ!ってなりました。一本筋の通った明確な理由があってそれを貫こうと拒むのは健気受けとして全然ありなんですけど、千明はなんかちょっと共感しづらかったです。
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ライトな作品。2018年12月28日中原先生は、極道スーツシリーズが好きで、ちょこちょこ他の作品も読んでますが、引き出しが多い上に、作品によって書きぶりもかなり異なる作者さんな印象があります(個人的には、溜息ものの作品から序盤で読むのを止めた作品まで様々)。本作はライトな作品で読みやすかったです(ストーカー出てきますが、他作品に比べればとてもライト)。魔性、って言ってもそういう設定だからと一言で済ませて後は当然の前提とするよくある作品とは違って、どういう仕草やら性質やら特徴やらが魔性足り得てるのかを分析してるあたり現実味(?)を帯びていて、さすがです。ただ、中原さんにしてはお仕事描写もそれほど惹かれず、個人的にはキュンキュン要素もさほどなく、読み返しはしないかな、ということで☆4です。
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そこそこ楽しめました。2018年12月24日かわい作品基準だと☆4くらいですが、一般基準なら5つけるかなという☆5です。平河寮シリーズが大好きで、かわい先生も好きなので、いつか読もうと思ってたシリーズ。立ち読みがないのがやや不安でしたが、かわい先生だからいっかと思って購入したものの、受けの体格とか、受け攻めの恋愛的矢印の強さ(弱さ)があんまり好みではなくて序盤からテンション下がりました(笑)。『甘い水』の遠藤みたいに男前な性格なのは全然萌えるんですけど、高身長でけっこう筋肉ある受けが然程好みではなく(平河寮の受けたちは平均身長(+α)くらいのスレンダーさんたちなので心身ともに好きだったのと比べると)。でも目を瞑って読み進めたら全然面白かったです。そこはさすがのかわい先生。攻めが欧米人並みの体格だからバランス的には許せましたし(すみません、個人の感想です)。そんなこんなで、設定的にはやや個人的萌えから外れていましたが、クライマックス以降の犬伏が、とくにホテルでの攻め具合が色んなものを吹き飛ばしてくれました(笑)。ただ、やっぱり平河寮シリーズと比べてしまうと、ストーリー的深さとかお仕事的面白さとかキュンとするシーンとか、及ばないなあと感じてしまい、満足感は足りずでした。お互いに対する唯一無二感も及ばなかったです。平河寮シリーズは、恋愛関係になってこそ救われるというか、必然性がありますが、本作は、橋埜には酷だけど、親友関係でもいいような。(平河寮が好きすぎる故の感想です。すみません。)
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満足はできました。2018年12月22日☆4.5くらい。猫田作品は「デキる男」に続いて2作目でしたが、同じく、ハイスペックなイケメン執着攻め×天然可愛いアホの子絆され受けで、大変好みでした。イケメンはちゃんとイケメンだし、受けはとっても可愛いし、がっつりとしたエロはないのに全体的になんかエロいしでよい。ただ、他のレビューでも書かれてますが、ストーリー的には同じ所をぐるぐる回ってる感じで、くっつくまででも既に若干飽きてたのにくっついてからも同じ悩みで、しかも結局ノロケなの?みたいな。メリハリというかストーリーにもう少し展開が欲しかったかなという思いが残り、☆マイナス0.5くらいの気持ちです。
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合わなかった。2018年12月19日評価が高かったのと固定ファンが多いのとで読んでみましたが、私には合わなかったです。最大の要因は、最後まで攻めに魅力を1ミリも感じなかったことですかね。ストーリーも、どこでどうお互い(恋愛的な意味で)好きになったのかしっくりこず、1度寝たから…?どこの処女だ。身体の相性だけなら友達のままでいいしな、とか。他レビュー見てると違う本なのかなと思うくらいの感想差を感じてしまう。絵柄的にも話的にも、好みが分かれる作者さんだなと思いました。
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王道。2018年12月15日人外×人間の王道ハピエンかな。小中作品は2作目ですが、読みやすいですね。本作は、全体的に穏やかな感じというか、もふもふ過ぎず甘過ぎず神力強過ぎずファンタジー過ぎず悪者が悪過ぎず(狡猾過ぎず)で、良くも悪くも、心穏やかに読めました。ただ、早く先が読みたい、とかもなかったので☆4でした。せめて、くっついた後のラブラブを、ダイジェストじゃなくてちゃんと読みたかったなあ。社長の耳がぴくぴく動くのとか、尻尾が感情を表すのは、可愛くて良かったです。エチシーンでも描写があったら、ならではの感じが出て良かったのにな。
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じんわりくる。2018年11月24日やはり文章力があって話の筋もしっかりしてる実力のある作者さんです(上からみたいですみません…)。『恋の傷あと』が良かったので、代表作っぽい本作も読もうと思ってはいたんですが、10年以上付き合ってる恋人のしっとりした話に食指が動かず後回しにしてたところ、新作の『運命の向こう側』が良かったんで、やっと読みました。…良かった!もっと早く読んどきゃ良かったぜ、と思いつつ、でも続巻出たあとで良かったかも。2冊読むと深みが増します。1巻だけだと、割りとBLによくあるストーリー展開ともいえ、いや、それでも十分安西先生の力が存分に発揮されてはいるんですけど、2巻があることで、穂木の負い目や罪悪感、不安がくどいようでいて、そりゃあ簡単には乗り越えられないよねってとこが現実的で、ご都合展開ではないリアリティがあって良かったです。感情移入もしやすかった。『好きで、好きで』→『好きで、好きで』がメインストーリーですが、『ずっと好きで』も時間的に繋がっていて、メインストーリーの続き。『桜散るころ』は短編で、二人が付き合ったばっかりの、初エッチに至るまで。物理的に繋がるところまでの記述はないのが残念ですが、精神的に繋がる瞬間が読めて嬉しい。『恋みたいな、愛みたいな』→『恋みたいな、愛みたいな』があらすじにあるメインストーリーで、同居開始から9か月後。『相思相愛』は同居開始から5年後のお話。タイトル通りのストーリーです(笑)。『JAST MARRIED』は短編で、『相思相愛』からさらに約2年後の話。二人とも三十半ばになりました(笑)なんと志方視点。志方らしーな、いや二人らしいな、という話です。いずれのメインストーリーも、付き合ってる恋人の話なので、すれ違いが生じるのは避けられないわけですが、一貫して二人の想いがぶれないので安心して読めます。安心して読めるけど共感したりもできるからちゃんと引き込まれる。そして読後感がすごく良いです。読後感は『運命の向こう側』に似てるかな。ジェットコースターをご希望の方にはお薦めしませんが、じんわりしたい方はぜひ。
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まあまあ。2018年11月17日結構遊んでいたけど…的なスパダリ攻め(バイ)と色々初心者な美人受けでしかも年の差ありとか、設定自体は個人的に垂涎ものなんですけど、あまり嵌まらなかったです。ハピエンですし、それが最初からわかりますし、そこそこには面白く読めたんですけど、ちょこちょこ共感できない部分があったり、表現で引っ掛かるところがあったりして、物語に浸りきれなかったせいかもしれません(作者さんとの相性の問題かな。たぶん)。叔父さんの問題は他作品(『恋の花咲く』←こっちがスピンオフ)の方を読めと、そういうこと?うーむ。読後の感想としては、手嶋はこれからも生殺しのまま友人やっていくのかと思うと辛いね、みたいな。言動に違和感がなかった手嶋が、最も感情移入しやすかったかな(笑)
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合わなかった…。2018年11月4日絵は綺麗なんですけど、なんだろ、二人とも可愛い系だからなのか(設定上は攻めはかっこいいらしいです)、全くキュンとするところがありませんでした。受けの子はいいんですが、攻めも受けみたいで。エロもエロくないし。ストーリーを楽しむ系ではないので、キュンキュンできないと何も残らない。絵も綺麗なんだけど単調だからじっくり見たいって程じゃないし。うーん、値引き+クーポンでしたが、ちょっと後悔。
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良くも悪くも「ぼすこ作品」2018年10月31日☆3.8くらいでオマケの4です(ぼすこさんの作品はなんだかんだ買うし読むんですけど、あんまり嵌まらない方なので、そこのとこ念頭に参考にしていただければ)。ストーリーはいつも通り王道なので、後は萌えるか否かだと思います。眼鏡に(エチシーンでは外します)、俺様な上司に、まあまあなスパダリに、強引でトロトロ(ドロドロ?)系のエロに。ちなみに、ゲイ×ゲイなのかなと解釈しましたが、受けがなよなよ系です。よく泣きよく流されます。半額+クーポンなので購入後悔はないですが、たどるゆび、なので、もっと色々とゆび、たどって欲しかったな~という感想です。
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BLファンタジーだなってのが大前提ですが、2018年10月31日私は面白く読めました。個人的には、絵柄がとても好きなので、ストーリー的側面で許容範囲が広くなる作者さんではありますが、家族愛やら友情やら子供の可愛さやらとエロも程よく入り、バランスの取れた作品だと思いました(フルのエチシーンはありません)。ただ、確かに引っ掛かる部分はちょこちょこあり、全体的に、読者の方で察したり善意解釈したりしなければならない部分が多いです。善意解釈の許容範囲は価値観とか年齢とか経験とかで個人差があると思うんで、大きく引っ掛かってしまうと感情移入できないまま終わるかもしれません(とくに、そもそも巴が、一歳の幼子を、家族同然とはいえ社会的には他人の子育て完全未経験ゲイカップルにポンと託して遠距離の場所に行ってしまう事実とか。その幼子の物分かりが良すぎるところとか)。
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コーエン・チヒロ購入希望2018年10月28日ジュエリーの描写が上手くて、いちいち欲しくなります。ネット販売してくんないかな笑。ざっくりとありがちなストーリーではあるのですが、文章の上手い作者さんなので、楽しく読めました。続編があっても良さそうな感じ。その後というか、その先の話の方が萌えが多そうな予感。続編も希望です。
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