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レビュー

今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • ナイトミルクシリーズ 合本版

    秋吉しま

    番外編は全部別購入ですよー!
    2024年8月4日
    男性向け風俗の黒服バイト・昌✕No.1キャスト・つばめCPの「ヘッズ」と店長・大和✕黒服・川瀬CPの「ヘブン」そしてその2CPのその後を描いた「アソート」の3冊をまとめたボリュームたっぷりの合本版。さすがに読みごたえがありました!昌以外はみんな秘めた切ない感情があるので、もう少しその辺りをグチグチ読みたかった気もしますが、そこが本作のいいとこなのかな?わりと重くなりすぎないまとめ方になっています(ヘッズ、ヘブンまで)。んで「アソート」はくっついてからなので、後半1/3はイチャコラ甘々。長い!イチャコラ好きにはたまりませんよー!読みごたえがあって満足なのですが、こちらの合本版にはシリーズの番外編は全て含まれていません。なので番外編は「ヘッズ」「ヘブン」それぞれの続きから買わなきゃいけない…そうすると本作から続けて読むのにちょっと面倒…しかも時系列が「アソート」より前のお話もあるのでやや前後します。こちらにも番外編を追加で入れてもらえたらよかった…ので星-1にしました。
  • 鬼は今日も雨を待つ

    古澤エノ

    絵も世界観も美しい!
    2024年8月4日
    初コミックスなんですねー!おめでとうございますっ!!!(ノベルズの挿し絵をたくさん描かれていて、そちらは購読したことありました!)イラストと漫画って違うと思うんです。絵がうまいからといって漫画が面白いとは限らないし、逆も然り。本作はエノ先生の絵の美しさと物語の世界観やキャラの透明感がピタリと合っていて、素晴らしかったです。1冊に纏めてしまうには惜しい…もっと深掘りして複数巻にしても読みごたえがありそうな作品でした。他の鬼もすごく気になるしねっ!とても丁寧に描かれた作品という感じがします。続編やスピンオフなどがあったら読みたいなーvvv
  • お前、俺のもんになれ!

    かけたま

    オメガバ嫌い・初心者の方にもオススメ!
    ネタバレ
    2024年8月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバといえばバース性による差別的な世界観がほとんど。その辛さややるせなさが苦手な方もいらっしゃるかと。でも本作はそんなことありません!Ωが差別されている描写は全くないので、安心して読める世界観です。大学生になってもバース性がハッキリしていなかった主人公が、ある日運命の番と思われるαに出逢うことでΩとなります。でも悲観も戸惑いもあまりなく。後日「Ωだったわ」と友人に話すくらい。とても読みやすいと思います。とにかく受けも攻めも男前で相手に対して一途で誠実。オメガバ作品にしては爽やかな読後感なので、苦手な方にこそ試してみてほしい!個人的には受けがヒートの間、攻めクンがいそいそと差し入れをしたり、玄関ドアの前に立って他のαが寄ってこないようグレアを放っているのが好き!
  • 歌舞伎町バッドトリップ

    汀えいじ

    迷っている方は低評価レビューも見るべし
    2024年8月1日
    1・2巻は芸能人✕ホスト(→カフェ店員)、3巻はカフェ店員(マネ)✕ホスト。巷で超有名作のようでしたが、なかなか購読に至らず…今回、満を持してポチリっ!ん…???まぁまぁまぁ…巻を追うごとに良くなっていくヤツかも!次いってみよう!思いきって2・3巻ポチリ!んんんっ???どしたーーー!?!?!?コマがボコボコ抜け落ちてやしないかい!?!?!?なんでそうなる???の連続でした。それが巻を追うごとに酷くなってきて、2巻・3巻はもうコマ送りして見てるようなとこも多々あって。そんなこんなで内容はあまりないし、そもそも全ての設定がほとんど生きてない…「目を見ると相手の考えが読める」とか「歌舞伎町」「ホスト」とか「芸能人」「SM」とか…どれもストーリーの中でほぼ生きてない。じゃあ恋愛や心理描写が卓越してるかというと、コマがポコポコ抜け落ちているような展開のせいで、そこも伝わってこない。自動翻訳か?と推測されるのも頷ける。
  • 俺と上司のかくしごと

    嘉島ちあき

    星つけたくない…に一票。
    2024年7月18日
    主要人物3人が3人ともキライすぎる。いやー…私、地雷持ちじゃないし、これまでクズ男モノやゲス男モノも読んできたけど。好きじゃないな、という作品ももちろんあったけど。それでも途中で読むのをやめようと思った作品はなかった。でも本作は1話目からムカムカして3話目で本気でリタイアしそうになった。それでも最後まで読めば印象も変わるかも…と思って頑張ったけれど、最終的にムカムカ、モヤモヤ、イライラしかなかった。ひとえにキャラの問題だと思う。受けを筆頭に攻めも当て馬も、みんなキライ。100歩譲って、攻めは悪い奴じゃあない。でもあの受けのどこをいつ好きになったのか全く描かれてなかったし、第一あの受けを好きになること自体、大したことないヤツだったんだな…と思ってしまう。全然悪いヤツじゃないのに、むしろ被害者なのに、そう思ってしまうほど、受けと当て馬がキライ。途中お涙頂戴エピソードもあったけど、何も拭えなかった。こんな作品に出会ったのは初めて。2巻も同時に買っちゃったけど、読める気がしない。でも逆に考えれば、死ぬほどイヤなヤツを描いたら上手い作者さんなのかも。今回はたまたまこういうキャラだっただけだと思うので、他の作品も読んでみようと思います。でも2巻は読む気になれないな。
  • ただ思うことは

    まさお三月

    表紙のイメージとだいぶ違う笑
    2024年7月18日
    最近、アホの子よく引き当てるなー笑。表紙のシリアスな感じとかなり印象の違うお話でした笑。高校の部活で部長だった広也✕マネの友貴。広也は部長としての能力や器はあるものの言葉足らずで誤解されやすい。そんな広也をフォローし通訳しているうちに周囲から広也の女房役と認定された友貴は広也に思いを寄せつつも十数年、友人として広也の恋愛相談を受け続けていた…こう書くと表紙のイメージそのままなんですよね。いや、でも違いますから!予想と全然違って、ある意味拍子抜けなんですが、作者様の手腕なのでしょう。期待と違った!というガッカリ感はなく、面白かったです。予想外の展開を楽しんでほしい。高校の部活では副部長、現在は友貴の良き相談相手である陽一と妻(恋人?)の郁がいい仕事してます!
  • ぷくぷく

    碗島子

    予想と違ーぅ!おもろー!
    2024年7月18日
    2CPのお話が入っていて前半はイケメンで絶賛女子モテ中の権ちゃん✕陥没チ○ビ非モテのマチオ。よくある幼馴染みの拗らせ系もしくはニブチン系かと思ったら…アホの子だったーーー笑。いや、ニブチンなのはニブチンなんだけれども。アホが勝ちすぎて全体的を通して独特の雰囲気で、そこが面白い!本人達は大真面目なんだけど。後半はコミュ障(イケメン表記はないけどイケメン)伊勢丸✕強烈なアホ(むしろヤバめ)ミチル。ミチルは1CP目のマチオの兄。このミチル、強烈にアホすぎて何もかもがぶっ飛んでる笑。だからミチルの思考も???で、なぜソレが愛されてるって感じるのか全くもって謎だけど、降りきれてて面白いので不満は感じない。「理解不能な人」とカテゴライズされただけ笑。本当に全く共感できないんだけど、それに対して全く負の感情がわいてこないのは作者様の作風かな、と。共感できない、理解不可能なのに面白い。不思議です。
  • 先生、いじわるしないでください

    百瀬あん

    エチチな桧垣先生が好き
    2024年7月17日
    表題作+1作の短編。いずれも「受けのことが大好きなかわいい攻め」とはあとがきの百瀬先生のコメント通りでした!かわいいというか、ちと頼りないというか押されまくってるというか…笑。個人的には表題作の受けの桧垣先生が好きですねー。ちっちゃいのに可愛い感じではなくエチィ。もう顔つきからして常にエチィ笑。百瀬先生の作品はずいぶん読ませていただいてますが、桧垣先生は珍しいキャラなんじゃないかなーと。桧垣先生のもうちょっと突っ込んだお話も読みたかったなー。
  • 恋なんかするはずもない

    浅井西

    幸せになれっ!
    ネタバレ
    2024年7月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ グイグイくる陽キャ攻め✕過去にアウティングされ周囲に深入りしたくない美人受け。設定はよくあるけれど、受けの谷矢が気持ちを落ち着かせるために素数を数えたり念仏を唱えたりと、なかなかに面白い…んだけど。上下巻になってもいいので全体的にもう少し深掘りしてほしかったなー。お互いが相手に対する気持ちを自覚していく過程とか、自覚してからの葛藤とか、それによるすれ違いとか…特に谷矢にはあったはずなので。そこをもっとプリーズ!!!
  • 運命的ラブメーター

    美山薫子

    奥手な2人のピュアラブ
    ネタバレ
    2024年7月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の「相手の頭の上に見える風船の状態でその人の感情が分かる」能力。面白い!しかもその能力、遺伝!?驚き!なんだけど…これまでその能力に知らず頼ってきたおかげで、風船が見えなくなったら途端に相手の気持ちが分からなくなってしまう…そりゃ、そーだよね!そうもなるさ!主人公もだいぶ慌ててたさ。でもそこが受けの感情の機微の見せ所なので、もう少し描いて欲しかった。そしたらグッと感情移入できたかも。
  • 明日、きみのものにして

    美山薫子

    う…初々しい…恥ずっ
    2024年7月16日
    いやぁ~百戦錬磨かっ!?というDKも多い昨今。なんですかねー…この2人の初々しさ。受けだけじゃなく、攻めも初々しい。かわいい。微笑ましい…。ちょっと腐すぎる自分が恥ずかしくなってしまう…汗。ホント初々しくてピュアな2人だけど、DKらしくエチに興味はあって…でも、それすらも初々しく…。はぁ…。浄化されたくなったら、また読も。
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  • 碧くんと最×のセックス

    黒木えぬこ

    えちぃばっかなのに、ほんわかしてる笑
    2024年7月16日
    …のでストーリーがどう、とかっていうのはないけれど「えちばっかで中身ないじゃん」とならないのは不思議なところ。キャラのおかげかなぁ。受けの碧くんは見た目ほんわか系だけど実際はほんわかって感じでもなく、常にフラットな感じ。試し読みからガツガツしてるのかと思いきや、ガツガツもしてない。でも配信者らしく、探求心は旺盛。攻めの久済は軽いし求められれば誰とでも寝るようなチャラ男っぽい登場の仕方だったけど、相手を喜ばせることに心を砕いていて、常に自分より相手を優先させてる。クズ男っぽいのにクズ男ではない…という面白い2人。この2人のやりとりがクスっとさせてくれたり、ほわっとさせてくれたりして読後感よ良い作品でした!
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  • liar[ライアー]

    千代崎

    なかなかに共感しづらいなぁ…
    ネタバレ
    2024年7月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いや、分かる。分かるんですよ。終わらせたくないからこそ曖昧なままにしてしまった春(攻)の気持ちも、自らの生い立ち故、確実なものが欲しかった圭(受)の気持ちも。そこを理解してもなお、春にも圭にも圭の恋人の瑠璃子にも共感…というか感情移入できなかった…。それに最終的に皆言葉では自分の気持ちを語ってたけど、それをセリフじゃなくて表情や心情や状況…そういったもので読ませてほしかったかなぁ。上下巻でボリュームがあるので、もっとどっぷり浸らせて欲しかったというか。いや、これが作者様の作風なのかもしれませんね。修正は神修正でした!ちなみに本作の受けと「Feker」の受け、同僚です!本作がお好きな方は「Feker」もどうぞ!
  • 恋をしたらこんな顔【電子限定描き下ろし付き】

    たつもとみお

    ピュアで言葉足らずでモダモダだけど
    2024年7月11日
    なんてウブいピュアピュア男子達なんでしょ!自分の腐れ加減が恥ずかしくなってしまいますわ…まぁ、いろいろと思うところがないわけではないですが(特に攻)初恋だからね。まぁ、仕方ないね。大事なとこで急にチキンになる攻のせいで悩んだり傷ついたりする受は不憫で仕方ないけど、本当に好きだからこそビビっちゃったんだよねー…と、生ぬる~い目で見守りました。受クンが諦めて他に行っちゃわなくてホントよかったね!大事にしろよっ!
  • 身代わりアルファと奇跡の子~赤い薔薇と苺シロップ~【単行本版】

    篁ふみ/華藤えれな

    短い…
    2024年7月11日
    原作者様の作品が好きで何作も拝読していますが、本作の原作は未読でこちらから読ませていただきました。原作は未読です。未読なんですが…短くないですか???ノベルズ1冊をコミックス1冊に…って、そもそも難しいのではないでしょうか?全てのエピソードがうっすいですよ!ストーリーはとても良いです。だからこそ、勿体ない。もっとじっくり読ませてほしかった。しかしこれは作家さんの責任ではないと思うのです。あくまでも大人の事情的なヤツで。何でも1冊は無理だよぉ。
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  • 縁交わるはぐれもの

    トビワシオ

    もっとじっくり読みたい一品
    ネタバレ
    2024年7月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 白い烏天狗の那戯と祓魔師の一紗。はぐれもの同士、相容れないところから、いつしか互いの言葉に救われ、かけがえのない存在となり心を通わせる…絵は綺麗だしストーリーもいいのですが、いかんせん短いっ!無理矢理コミックス1冊にまとめるのは勿体ないなぁ…全てのエピソードがサラ~っと撫でられて終わってしまった感じ。大人の事情もあるのでしょうが、もっとじっくり描かれたバージョンで読んでみたかったな!
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  • キス、禁止

    藤河るり

    サイコーオブサイコーかよっ!
    2024年7月10日
    やたーーーーーっ!!!新刊の発売予告見つけた時は小躍りならぬ大踊りしましたねっ!るり先生の作品は全て拝読、まさに作者様買いしてますが、なんだ今日の配信!?「マーキングオメガ」の番外編と「最高の小説家3」て…神かっ!?シーモア様も神かっ!いや、もう本当に楽しみに待ってました!もちろん最高でしたよっ!!!先生の作品はどれも大好きですが「マーキング…」は特に好きっ!好きしか詰まっとらん!!!これからも益々マーキングを濃ゆ~~~くしていってもらいたいですねっ。はぁ…デロ甘な2人よ、ありがとう❤️甘々な修正よ、ありがとう❤️同時配信ありがとう❤️続編の喜び、ありがとう❤️るり先生、ありがとうございますっ大好きですっ❤️
  • 新宿69へヴン【単行本版(シーモア限定描き下ろし&特典付き)】

    ウノハナ

    待っっってたぁーーーーー!!!(涙)
    ネタバレ
    2024年7月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 待ってました!本っ当ーに待ってた‼️上下巻同時配信嬉しいっ‼️新刊自動購入したのに、ゆっくり読みたくて今になっちゃった(汗)はーーーーー…イイっ‼️すごく、イイっ‼️本作も「ウノハナ節(あくまでも個人の感想ですww)」みたいなのが漂っていて、やっぱりそこが大好き。わりとサラっと描かれているようでいて物足りなさを感じさせないウマさとか、夏の終わりに感じるようなほんの少しの淋しさや焦燥感、気だるさ…みたいな空気感(夏の終わりの話じゃないです。あくまでもそういう雰囲気を感じるという個人的感想デス)がすごく好きっ‼️本作はそれぞれが「居たくてそこに居る」わけではない2人が出会い恋をし、「そこ」から抜け出せた…その迷いや葛藤が上下巻かけてじっくり描かれてて、すごくよかった‼️でも、その後の2人のイチャコラみたいなぁ~ヒロムがデロ甘になってるの見たいし、タイトル回収もしてほしい~‼️求ム、続編‼️
  • おいたしたらぶって【単行本版】

    ちふゆ

    おいたしてらぶっじゃないんかいっ!?
    2024年3月25日
    ずっと、ずーーーっと「おいたして らぶっ」と読んでいた私…。「どんな話なんや???」と思ってました汗。本作もちふゆ先生作品の特徴である「かわいらしい絵でラブラブぱやぱやエチエチ軽っ!でもやや重~」全開でした!オメガバ作品ではあるもののオメガバ特有の重さやイタさはないので、オメガバ苦手な方も読みやすいと思います。やや重~はオメガバ故ではなく、攻めの生い立ちと境遇によるもの。でも本作の受けちゃんはΩとは思えないほど明るく強く、攻めを窮地から救い出す、まさにヒーロー(飼い主さま)。アタマを空っぽにしてラブに浸りたい時にオススメです。ちなみに私は今でも、どーしても「おいたして らぶっ」と読めてしまいます…
  • はじめて、はじめました。

    暮田マキネ

    最高かよっ!(ヤッてないのに!)続編求む!
    2024年2月6日
    1巻読了後です。ぐはぁ…最高かよっ!BL歴も長くなると、買っても買っても満足しきれる作品に出逢えることが少なくなり「いいんだけどねぇ…」止まりになる消化不良の日々。「もういっそ、お気にいりの続編だけ買えばよいのでは???」なんて思ってましたが!キターーーーーーっ!!!さすがのマキネ先生だよ!もっと早く読めば良かった!なんっだ、このピュアさは!?もうすっかり汚れきって、ピュアにも小さくてかわいらしい受け(多分…予定。ヤッてないから)にも、さほどの興味は湧かないのに!本作はすっごいタイプでした。堯良が鴇ちゃんに惹かれちゃうのは分かるっ!わかるよぉおおっ!むしろ意外性があるのは、ちっちゃくて可愛い鴇ちゃんの方で。それがお話に、2人の関係にすごく深みを出してて。1巻はキス止まりなのに、なんだかすごい充足感がある…。久々に心洗われつつ涙もし、すっごく幸せな気持ちになりました。レビュー書いたのも久々!ヤッてないのに。(←しつこい!ww)でもあとがきを見るに、続きありきな感じではないのですね???なら、もちのろんこで続編希望ですよーーー!!!この2人なら、もっとモダモダするのを見て悶えるのもいいし、もちろん鴇ちゃんの初めては拝みたいし、何なら兄弟達のラブも見たいし!絶対、続編お願いしますーーー!!!作品自体はもちろん、あとがき(表紙案が決まるまで)もおもしろい!ぜひとも読んでください!
  • 恋病スキャンダル 【電子限定特典付き】

    さきしたせんむ

    なんか、いろいろスゴイな…
    ネタバレ
    2023年10月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ヤンデレというのでしょうかね?攻めの執着がスゴすぎて病んでるかと思いきや、むしろ病んでるキャラしか出てこなくね???みたいな笑。み~んな病んでて、でも全体的にギャグテイストなので重くはなく、ものすんごい勢いで駆け抜けて終わる…そんな作品です。受けは俳優ですが、お仕事はほとんど出てきませんでしたー!あっ!でも攻めが引っ越し先のマンションの上下階をブチ抜いて、秘密の階段で繋げたのは憧れます!笑
  • 奥様はα

    夏下冬

    ただのポジション争いでは…???
    ネタバレ
    2023年10月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバ作品ですが、深刻さはなく面白そうかなーと思い、ポチリ。まず集合体恐怖症の方は避けましょう。回れ右です。クライマックスで攻めの両手が噛み跡だらけ(噛んだのは自分で、そこは評価したいとこなんですが)。点々表記だけでなく、凹凸感を出そうとされているのが余計にリアルで普段何も感じない私もキツかった涙!内容としては…没落気味の良家と成金の政略結婚で、親が決めたお見合いに及び腰だったのが、本編では結婚後のラブラブ生活からスタート。いつ、どこからラブがわいて出たのか不明。ラブラブだけど、お互いタチは譲れない。そこで受けは何とか攻めを攻略しようとカウンセリングを受けるのですが…。このカウンセラーのやることも、攻めの母のやることも「ん~???」と共感できず。いや、ソレ犯罪だからね!でも何より受けが納得いかない!周りがどうであれ、2人に共感できればいいのですが…あーっもうっ!あまりにもネタバレすぎるので書けませんが、とにかく受けの人間性が私には受け入れられなかった。設定もいくらα✕αとはいえ、オメガバ設定もいらなかったのでは?という感じでした。
  • となりの男

    hagi

    意外性がある、といえなくもない?
    2023年10月18日
    ジャケ買いでした。山場とか見せ場はあまりなく、なんとなーく始まって、なんとなーく両想いになってた…という。攻めがどクズかと思いきや、意外と常識的な感覚を持ってたりするし、受けも常識人かと思いきや「えっ!?そこで始まっちゃうん???」という冒険者だったり。キャラの掴み所もよく分からなかったなぁ。悪い話ではないのだけど、読み物としては、もう少し山場とか葛藤とか、何かあったらよかったなー。
  • 龍王様は娶りたい! 【電子限定特典付き】

    tomomo

    内容は軽め、勢いでヒュンっと終わった感じ
    ネタバレ
    2023年10月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 異世界転生ものですね。昔助けた龍の子(龍に見えなかったけど)が王となり、ヒカルを花嫁に迎えたいっ!そんなの認められるかぁー!とワチャワチャしますが、龍王に想いを寄せる…といえば聞こえのいい、ただのメンヘラ女の登場により良くも悪くもヒカルは自分がどれだけ愛され、大切にされているかに気づき、めでたくハピエン!…なのですが、全体的に軽めでギャグテイストも多いので、読者としては全然シリアスになれずに終わったなー、と。メンヘラ女はすんごいことしてるわりにあっさりお縄になり、森の賢者ももう少し絡みようがあるのでは???と思ったけれど、何の威厳も感じない胡散臭い奴で終わった…勢いで終わった感じで、ややボーゼンとしています…
  • αは彼に抱かれたい

    せら

    ちょっとビックリしました…
    2023年10月18日
    絵はとてもキレイだし、悪い人も出てこないし、全体的にはいい話のはずなのですが…。α✕αの葛藤もエチがなかなかうまくいかないこと以外は感じないし、気持ちの変化が早すぎて追いついていけないし、何よりセリフが大袈裟すぎて白々しく感じてしまい…。全くのめり込めなかった…。「スンッ」ってなってしまった。嫌いな設定も地雷も持ってないんですがね…。あくまでも私の感性の問題です。評価下げてスミマセン…。
  • 俺らは好き合うようにできてる 【電子限定特典付き】

    墨木田青

    ライトなオメガバ+2作。短編です。
    ネタバレ
    2023年10月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まず。自分の確認が甘かったのが悪いのですが、表題作の他に2作入ってましたー!(転職希望者✕担当/エロ配信者✕その人でしか立たないドーテー君)つまり、本編書き下ろしはあるものの短いっ!長編好きの身としては残念でした。いや、自分が悪いのですが!本編はαでワンコなWebデザイナー✕Ωで取引先のクール美人な部長のCP。大好物の年下ワンコ攻め✕美人受け!なんだけど。作者様のあとがきにもあるように、αっぽさがないんですわー。作者様がそこを目指してたなら、そうなって当たり前なのですが。α様な感じが全然ないのも、オメガバとしては寂しい…。攻めはイイ奴ではあるけど、ワンコ感より、ちとウルサイ…。受けはΩ特有の抱えてるものはあれど、そもそも短いお話なのであまり深掘りされず、オメガバらしい重さや切羽詰まった感じはあまりなかったなぁ…と。書き下ろしでいきなり同棲してるし、絵面的には巣作りもしてるけど、内容的には巣作りというよりαの衣類に囲まれて普通に寝てただけだった。いやいや同棲するまでとか、我慢できなくて巣作りしちゃう様子とかがオイシイんだよーっ!…と、ちょっとずつ、いろいろ物足りないのでした。でもオメガバ初心者さんには読みやすいかも…です。
  • 社長、おすわりの時間です【電子限定描き下ろし付き】

    めがね

    見所は主従逆転とエロパン!笑
    ネタバレ
    2023年10月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 優し~いDom/Subです!Dom/Subものって設定が設定なだけに、どこか痛かったり苦しかったりするものが多い気がしますが、本作は痛さや苦しさは皆無!甘さと優しさだけでできております!Dom/Subが苦手な方でも大丈夫~。甘~く優しいけれど、もちろんそれだけではなく。エチはたっぷりですー笑。てか、社長っ!ちょいちょいエロいおパンてぃ履いてらっしゃるのはナゼですかっ!?準備万端なんですかっ!?←ココ、大注目ですよー!ここぞ!という時でなくても履いてますから。でも毎日ではない…。エロパンの時はなんなんだー!期待してる日なのかーっ!?気になります笑。
  • 推しのファンサがエロすぎです! 【電子限定特典付き】

    春路ON

    おもしろい!菫、サイコー!
    ネタバレ
    2023年10月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ アイドルグループリヒトのメンバー榛名と生真面目な局アナの菫。芸能界モノはあまりタイプではないのですが、あまりのテンポの良さについつい引き込まれてしまい、読んでみたらなんと面白い!何てったって菫がイイっ!榛名きゅん、よく菫に目をつけた!地味で存在感薄くて…って、どこがやっ!?めっさイケメンやん!清楚系なのにめっさエロいやん!でも生真面目なのはホントで、一生懸命ドルオタしてリヒトのこと、榛名のことを真剣に思いやっていて、マジでかわええ~。本作はアイドルやアナウンサーというお仕事をすごく掘り下げている作品というわけではありませんが、お仕事シーンの描き方もウマイ!リヒトはほんっとにキラッキラのアイドルしてるし、菫の放送シーンとか、もう…すっごい好き!作者様、本作1巻目が初コミックスだったのですねー!驚きです!2巻目「続」では榛名と菫2人の関係だけでなく、リヒトのメンバーの絆などもみえ、より楽しめました。コレがねー。それぞれのキャラが立ってて「イイ話~」だけでは終わらないおもしろさなんですよー!芸能界モノだし、いろいろ描けるネタはあると思いますが、ネタを盛り込みすぎて話を広げるのではなく、ネタを絞って丁寧に描かれているのもイイ!「続」もキレイに終わってるのですが、まだまだ続きがみたいですー!!!!!ちなみに、エロいファンサをしてるわけではありませんよ!笑
  • 淫魔様にハレルヤ! 【電子限定特典付き】

    八百

    本編を読んで評価爆上がり!最後が好きだ!
    2023年10月16日
    イン魔の種を埋め込まれた基天使の悪魔・ルシフと超絶善人の晴矢のお話。最初は弱ったルシフの体力・魔力を戻すためにカラダを繋げる2人。や~、ほぼエロ特化で進むかと思いきや(上巻はまぁ、そんな感じもあるけれど笑)、意外や意外!←失礼な!笑。下巻…特に終盤に向かうにつれ、2人の気持ちや状況がどんどん変化していき、最後は「ええ話やん!」となってしまった!摩訶不思議!このエンディングはすごく好きだー!書き下ろしもあったおかげで、その間のルシフを想像することができ、ルシフの気持ちを思うとちょっと切ないけれど、ますますルシフが好きになってしまった!1巻にムリヤリ詰め込まず上下巻できちんと描かれていたこと、また上下巻の対比がすごく良かった!
  • GOOD BOY中毒【単行本】

    ともち

    とにかく2巻まで一気に読むべし!
    ネタバレ
    2023年10月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 瑠衣(Sub)がうっかり間違えてマッチングしてしまい、偶然出逢った2人だけれど、序盤からお互い相手のことを好きになってしまい、相手を思いやるがゆえに自分の欲を抑えたり、好まない相手の欲を無理してでも受け入れようとしたり…。でもかえってそれが相手を傷つけたりして。本当に健気で切ない2人です。こんなに好きあってるのに…いや、だからか。辛いわ…。本作はぜひ2巻まで一気に読んでください!1巻で止まったらダメ、絶対!2巻までで一段落してます。が。続きますー!楽しみですー!!!
  • 俺の前だけネコでいて

    ろくろこ

    ネコ一慧の葛藤を見守りました笑
    ネタバレ
    2023年10月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 俳優でタチ専の一慧が冴えないモサ男の馬殿に偶然出逢い「コイツの情けない顔、好みー!ヤッちまお!」と思ったら逆にヤられちゃってタチ→ネコに。という笑。一慧は俳優、馬殿は一慧のマネージャーになりますが、お仕事の内容はほぼ無く、一慧の葛藤と軽く当て馬がチラホラ…という感じで、ストーリー性というより2人を見守る感じですね。ただ、こちらの作家様は本作が初コミックスとのことで。お上手な絵と勢いに驚きました!エチシーンもこぢんまりキレイにまとまってますー…というより、かなり思いきりよくヤッてます笑!いっそ清々しい。次回作も楽しみにしたいと思います!
  • 奥までさわってさわらないで 【電子限定特典付き】

    櫻井タイキ

    それぞれ傷と痛みを抱える2人の救済の物語
    ネタバレ
    2023年10月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「だからいったのになー 女なんかやめとけってー」付き合っていた女性との別れ話が拗れていたみずき(攻)を偶然通りがかった了が助けたことから2人の関係は始まります。なかなかに衝撃的な出会いです。それからみずきが女性と別れるたびにその「お手伝い」をする了。繊細な絵柄のわりにクズ(みずき)とビ●チ(了)なんか???と思いましたが、そうではなかった。…いや、対外的にはそうだったとしても、2人にはそれぞれ抱えているものがありました。だからこんなことを繰り返していたわけですが、その理由を知ると切なくなりますね。そうだよなー…。その心の弱く繊細な部分に蓋をして普通に振る舞おうとする…それがどこか儚げな絵柄とマッチして何ともやるせなくて。それぞれが違うモノを抱える了とみずき。2人が出逢えたことで、お互い救われたな…。表題作の他に2作ありまして、どちらもよかったのですが、できれば了とみずきの物語をもっとみたかったなー。
  • 金銀ささめくひみつは夜

    野白ぐり

    えーっ!!!これで終わりですかっ!?
    ネタバレ
    2023年10月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 名家の跡継ぎとして何事にも「完璧」を求められてきたアロイ(受)と孤児としてアロイの家に引き取られたミカド(攻)の秘密の恋。ファンタジーである物語と秘密の恋、繊細で透明感のある絵柄がすごくマッチしてましたー!皆の前では何事も完璧なアロイがミカドの前でだけは甘えたな子供みたいになるのはカワイイし、アロイを好きなのに立場の違いから常に身を引けるよう、最後の一線を越えずにいるミカドも切ない…。えーっ!でもでもこれで終わりですかーっ!?せっかくすんばらしく始まったので、もっとじっくり読みたかったよー。後半、駆け足すぎてもったいない!
  • ラブドラッグ・アフターサービス【コミックス版】

    三栖よこ

    軽~く、テンポよく読めます。
    ネタバレ
    2023年10月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ アダルトグッズメーカーの拓郎が自社製品のクレーム対応という形で893の愛人の来海を開発(?)。途中はさまれた来海が893の愛人になった経緯はやるせないけれど、それ以外は来海のクレームで始まる最初から、元ヤン集団のアダルトグッズメーカーVS893~大団円の最後まで、あり得ない話をテンポよ~く読めます。893ものとかお仕事BLではないですね。うん。いろんな意味でファンタズィ~です笑。アダルトグッズメーカーの社長・シロさんと若頭…知り合いだよね???スピンオフの布石ですか???
  • 恋愛体質 恋を知らない僕が君を愛するまで【単行本版】

    近藤旭

    トラウマ持ちの主人公と謎の美人:2巻追記
    ネタバレ
    2023年10月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 過去のトラウマからキスができない、キスすると吐いてしまう一宮(攻)。このトラウマの原因が結構ひどいヤツで…。未熟な自分を守るための必死の防御だったんだろうけど、やられた方はたまったモンじゃない。そりゃ、トラウマにもなるわ。1巻では一宮のトラウマやその辛さがじっくり描かれており、その根深さや苦しみがよく分かる。ただ、苦しく重暗いだけの話かというと、そうでもない。一宮の会社に中途入社してきたオールパーフェクトな深山(受)が一宮の「体質改善」に協力を申し出るのだが、この深山の人当たりが良くてふんわ~りしたところが作中の雰囲気を和ませてくれるし、酔った勢いとはいえ一宮に乗っかっちゃう積極性もあり笑、一宮の拒絶反応がヒドイわりに重暗くなりすぎずに救われる。しかし1巻の段階ではまだ語られないが、深山にも何やらあるようで…?しかし…いくら救済っても、ゲロチューまでできるとは…。深山、オヌシ強者よの…。●●ここから2巻追記●●深山の協力でトラウマを克服した一宮。深山に気持ちが傾いていくのは自然な流れ。…ところが、あれほど親身になってくれた深山は一宮の気持ちを受け入れず、両者合意のもとセ○レ関係に。なんでや???となるも、理由は後半で明かされる。うーん…予想通り深山もかなりヘヴィ。そこにはもう以前のふんわ~りした深山はいない。そしてここでタイトル回収されるわけだが。そっかぁ…。いや、(深山が)こうなるまでには相当な何かがあるよね!?の「何か」は3巻に持ち越しなのだが、コレ何とかできなかったのかなぁ…。でも周囲も自分も、分かってはいるけど、どうにもできなかったんだよね。2巻も1巻同様じっくり描かれているので、深山が抜け出せない闇の深さを感じられる。3巻以降は深山によって救済された一宮が今度はどうやって深山を救済するのか?できるのか?って話になっていくと思うのだが、まずは深山の過去。ここまでの闇を抱える深山の過去が大したことないものだったら、一気につまらなくなってしまう…。3巻以降のじっくりねっとりを楽しみに待ちたいと思います!
  • みだらな猫は夜に滴る【R18版】

    嶋二

    みだ猫シリーズ第四弾!
    ネタバレ
    2023年10月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「爪を隠す」「甘く啼く」「吐息にとろける」に続く、みだ猫シリーズ第四弾!ででーん!ミケネコ宅急便、佑川急便に加え「ゆうバッグ」さんも登場し、運送業揃いぶみ~笑。本作は盛りだくさんです!いよいよニブちんの後輩クンに2人の関係がバレ…遅っ!笑、さらに天野の家族が総出で登場し、その関係が明らかになります。BL界の大事である家族へのカミングアウト。ミケちゃんと天野の心は(いや、カラダもだけど笑)しっかり結ばれているので、揺るぎませんでした!うん。2人とも男前だった!私が本作で一番気になったのは、ゆうバッグさん。ゆうバッグさんはミケちゃんの中学時代の友人なのですが、彼の話(地元での噂)が気になります。次作以降の布石になるのかな…。また一波瀾こなきゃいいけど。ミケちゃんと天野はもう、ちょっとやそっとのことでは揺らがない関係を築けてると思うけれど、だからといって何があっても辛くないかといえば、もちろんそんなことはない。あー!先が気になっちゃうよー!
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  • みだらな猫は吐息にとろける【R18版】

    嶋二

    みだ猫シリーズ第三弾。当て馬あらわる!
    2023年10月12日
    「爪を隠す」「甘く啼く」に続く、みだ猫シリーズ第三弾・同棲編~!いやー、ついに同棲かぁ…感慨深い。前作「甘く啼く」の布石を受けて当て馬登場。2人に試練が訪れますが、天野よ…成長したなぁ…。ミケちゃんの態度に一度は憤る天野も、ミケちゃんの本心を知ると俄然オス味を発揮するし、ミケちゃんのことは益々溺愛するし、何といっても本作ではデリカシーない言葉や態度をとらなくなった!驚っ!ミケちゃんは相変わらず健気でカワイイし、エロいし。もう文句無しの星5つです!
  • みだらな猫は爪を隠す【R18版】

    嶋二

    「みだ猫」シリーズ第一弾!始まりの物語~
    2023年10月11日
    「みだ猫」シリーズ第一弾。ミケネコ宅急便のミケちゃん(受)と佑川急便の天野(攻)の始まりの物語。ミケちゃんはちっちゃいけど、目つきは悪いし口ベタだし、一見かわいい要素なんてなさそうなのに、すっごくカワイイ(*≧з≦)もーたまらん!かわいいんだなぁ…。対して天野よ…。ゲスい…。好感持てるとこが見当たらん…。「ミケちゃん、なんでこんなヤツを…???」と思いましたね。まぁ、でもそっかぁ…。それじゃあ、仕方ないやね。イイ人だから好きになるとは限らんもんね。でもミケちゃん、すっごくイイコだから、もっとイイ人とくっついて欲しかったよー…と思うくらい、ミケちゃんがカワイイです!(目つき悪いけど笑)。天野もそんなミケちゃんに惹かれ、想いが通じあってハピエンなんだけど…なんかデリカシーないんだよなぁ…。まぁ、ミケちゃんがいいなら、いーんだけどさ!天野よ、そのうち痛い目みるぞ!笑
  • みだらな猫は甘く啼く【R18版】

    嶋二

    「みだ猫」シリーズ第二弾!恋愛編
    ネタバレ
    2023年10月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「みだらな猫は爪を隠す」に続く、「みだ猫」シリーズ第二弾。攻めの天野がゲス男から溺愛系に完全シフト。そこはいいのだけれど、ちょいちょいデリカシーがないんだよなぁ…。私なら許せんレベルだけど。ミケちゃんが本当に健気でかわいいんだよなぁ…。本作はミケちゃんの学生時代の先輩とか職場の先輩(昔)の弟とか、いろいろ横ヤリが入ってきてミケちゃんは切ない思いをしたものの、そこは天野が雄味を見せて乗り切った!そこは天野、よかったぞ!そして本作は次作以降への布石でもあります…。巻数を重ねるごとに2人の関係は深まり、周囲にも微妙に変化していき、ますます目が離せません!
  • されど女王蜂は恋をする

    陽歌れいり

    悩める女王蜂Ωの救済ストーリー
    ネタバレ
    2023年10月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 女王蜂(クイーン・ビー)Ωという斬新な設定。女王蜂Ωが自分の意思で「このα、欲しい!」と思ったら、相手のαに番がいても、それが運命の番であっても解除させることができる。自分は好きな相手ができれば、次々に番にできる。ただし、番にできるのは1人だけ。だから新たな相手と番になると、前の番とは自動的に番契約が解消される。番契約が解消されたことは何となく感覚で分かる。…という設定はあるものの、肝心の女王蜂Ωが自分の性質に怯えるイイコ過ぎて、キモとなる女王蜂Ωの性質を発動させない!(過去に親友に対して無意識に発動してしまい、トラウマになっている)だからストーリーにせっかくの設定のキモが全く絡んでこない。その上、女王蜂Ωは自分で番を選ばない限りヒートもこない設定なので、自分の性質に怯え、恋愛自体をを避けている主人公には当然ヒートがこない。つまり本作はいわゆる「オメガバ」としてのストーリー展開もほぼない。おぉー!斬新だけど、斬新過ぎて何を読んだらいいのか分からない…。強いて言うなら「救済」かな?ライ(攻・α)の底抜けの優しさと愛情で、トラウマを抱えたミオウ(受・女王蜂Ω)が救われる…という。デビュー作とのことなので、今後に期待!です。せっかく作った設定の活かし方やコマ運びのブツ切れ感などがこなれてきたら、発想は斬新なのでもっと面白くなると思います。
  • 青と碧【単行本版】

    ろじ

    ある意味尊いけど、これで完結ですか?
    ネタバレ
    2023年9月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ バブみ攻め、新しい…。お互い高校時代から相手に対する想いはあって、攻めはそれがダダ漏れちゃうタイプ。受けはそれを認められないタイプ。そんな2人が大学を卒業して社会人になって、ようやく想いを通わせる…って、どんだけモダモダすんのーっ!?ピュア通り越してビビリすぎでしょ!ってくらいなかなか煮えきりません笑。まぁ、分からなくもないけど、でもこんだけモダモダ見せられたら、もっとくっついてからのラブが欲しいよー!いや、このピュアなとこがいいってのも分かるけど、こんなに何年もかかってチュー止まりとか…受けとか攻めとか書きましたが、そんな雰囲気かな?ってだけでヤッてませんから!健全な男子、そこで終われるかぁ!?と、読後はこっちがモダモダしちゃいます!イチャラブな続編があったら、納得できる。欲しい。
  • 王子様にはなれない【電子限定描き下ろし付き】

    赤色マッシュ

    サイコ・アナ●バスターズスピンオフ!
    ネタバレ
    2023年9月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ マッシュ先生のデビュー作「サイコ・アナ●バスターズ」のスピンオフ!サイコのダンサー・ジュン(受)とバレエダンサーのマコちゃん、サイコのダンサー大人組・メイジ(攻)✕ビスコ(受)の2CPのお話です。トンデモダンスユニット「サイコ」をベースにしてはいるものの、前作のぶっ飛び具合と比べると、すごく真っ当でノーマルに思えてくるぅ~。前作の振り切れたぶっ飛び具合やコケティッシュな雰囲気を求めると物足りなく思うかもしれませんが、こちらはストーリーとしては全完全に別物。私はこちらも好きです。物凄い才能を持っていたのに夢を諦めざるを得ない事情があったジュン。今を謳歌しているかのように振る舞うも「千織の劣化版」との評価しか受けられず燻る日々。同じくジュンの才能の影に埋もれ、自身を生かしきれず劣等感に苛まれるマコちゃん。お互いに強烈な嫉妬心や嫌悪感を抱きつつ、それだけではない想いが交錯していきます。サイコ・大人組はBL王道展開。お互い想いあってはいるけれど、相手の将来や幸せを考え身を引く…でも離れることはできないから、せめて相棒に…くうぅっ!泣けるぜ!そう思って隣に居続けたけれど、あることをキッカケにメイジが動きます。メイジ、よくやった!でかした!それでこそオトコだっ!本作は設定と世界観でグイグイ圧をかけてくるスピン元とは違った、しっとりしたお話でした。あっ!章吾の髪型がハートになっとった!笑
  • サイコ・アナ●バスターズ

    赤色マッシュ

    うおっ!なんじゃ、この振り切った作品は!
    ネタバレ
    2023年9月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ これが最初の印象ですねー。タイトルだけ見てたら手を出しづらいかも…なのですが、振り切れてはいるけど、イカレてるだけじゃない。イカレてる奴らが大真面目に恋愛して、創作活動にいそしんで、全力でステージを創り上げてる。イカレてるけど笑。そんなこの作品、画圧が強い!他のレビュアーさんもおっしゃってましたが、画面からの圧がものスゴくて。グイグイくる笑。なもんだから完全にイカレた世界観のはずなのに、知らず知らずのうちにこの世界観に飲まれちゃって。完全に引きずり込まれてしまうという…。本作は「サイコ・アナ●バスターズ(このネーミングよ…)」というダンスユニットの活動をベースに、カリスマ・ダンサーの千織(受)とパンピーの明人(攻)の恋模様から始まります。千織はもちろんですが、この明人の変貌具合も見所ですねー。そんな感じやったん!?と。そして2CP目は「サイコ」の音楽担当・林太郎(受)と助っ人としてコラボすることになった章吾(攻)。この2人も結構キてますが、恋模様としては個人的にこちらのCPが好きー!林太郎がねー、カワユイんですわっ!健気で。ずーーーっと、圧かけられてる作中で、ホコっとさせてくれる。カワユイ!好きっ!んで再び明人✕千織サイドに戻るのですが…。もーぅっ!コレ何なん???ヤること突き抜け過ぎでょ!笑。コレ、画面もそうなんですけどね、内容的にも18●じゃないんですかね???ってくらい、とにかく振り切れた作品です。よくわからないですよねー。スミマセン。でも、ここ書けないですー!ぜひ読んでください!そしてスピンオフ出ましたねー。「王子様にはなれない」。サイコのダンサー・ジュンのお話です。いやぁ、元々購入予定でしたが、本作のスピンオフと知って、俄然楽しみになって即ポチっですよ!いやぁ、だいぶ前に「最後のΩは番になれない」を読んでいたのですが、まさか同じ作者様とは思わんかった!この振り幅に脱帽です!
  • 最後のΩは番になれない

    赤色マッシュ

    最後のΩだと、こーゆーことになるよね
    ネタバレ
    2023年9月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ずいぶん前に読ませていただいて、今回作者様の「サイコ・アナ●バスターズ」を読み、改めて本作を読後、あまりの方向性の違いに唖然(;゚Д゚)レビューを書いていなかったことにも気づき、こうしてレビューしているわけですが…。本作はΩだけに感染する病が流行し、世界で唯一のΩの生き残りとなった主人公が人類絶滅の危機を回避すべく、不特定多数のαと子作りをしなければならないという…人権も何もあったモンじゃない、まぁ、ひどい設定で始まります。当然、自暴自棄になり、義務的に行為をこなそうとする主人公ですが、救いは早々に運命の番に出逢い、他者との行為表現がほぼないところですかねー。運命の番と出逢い、身も心も惹かれ合っているのに、運命は残酷でなかなか結ばれることができません。このあたりの展開はネタバレなしで読まれた方がいいかな…と。途中、かなり過激で苦しい展開もありますが、最後はハピエンで幕を閉じます。地球最後のオメガバ、ぜひご覧ください!
  • いい子ですね、命令しても?【電子限定描き下ろし付き】

    車谷晴子

    溺愛執着Domとノラ猫みたいなSub
    2023年9月13日
    なるほどー。こういう作品だったのですねー!うんうん。カワイイ(*≧з≦)表紙とタイトルがずっと気になっていて。レビューもたくさん読ませていただいて、さんざん迷いました。でも、どーっしても気になっていて、ポチっ!なるほどー!低評価レビュワーさまのおっしゃることも分かります。うんうん。受けの奏羽、確かに「コロス」連呼してる笑。侯爵家の深窓のお坊ちゃんですからねー。確かにリアルではないかもしれません。でも私には作中に登場する黒ノラ猫と相まって、もうカワイイとしか…笑。もう「フーッ!」とか「シャーッ!!!」にしか見えなくて笑。侯爵家の子息とは名ばかりのひどい境遇で育ったにもかかわらず、こんなに感情が豊かで可愛らしいのはひとえに乳母(?)のとよのおかげなのかなぁ。とよ、(*^ー゚)b グッジョブ!!対する攻めの国哉。この国哉のブレない溺愛・執着も凄まじい。幼い頃に出逢ってからずーーーっと、文字通り奏羽のためだけに生きてきてます。満を持して迎えに来たんですねぇ…。ノラ猫のように頑なな奏羽を囲い込んで少しずつ少しずつ懐柔し、トロトロにしていく様、時おり奏羽に向けるヘン○イちっくな表情も、ある意味、理想的な溺愛Domなのかもしれません。Dom/Subものにありがちなヘヴィでしんどい感じはなく、わりとほっこり読めるのも2人のキャラのおかげかも。2人の想いは通じたものの、時代的にも設定的にも、この先まだまだいろいろな波瀾は起きそうだし、この続きももう少し読んでみたいですねぇ…。
  • 百日の薔薇 Maiden Rose

    稲荷家房之介

    重厚なストーリー、ヒリヒリする2人の関係
    2023年9月6日
    ワタシ、BL歴かなり長いのに実はこちらの作品を3巻発売の少し前まで知りませんでした。アニメは元々見る方ではなったので、アニメも知りませんでした。なんって!なんって勿体ないことしてたんだっ!と思う反面、知ってすぐに3巻まで読めて、そして今日は4巻も発売になった…なんてラッキーなんだ!とも思いました。10年以上も追いかけている方々に脱帽です。物語の設定上、糖度はかなり低く、タキとクラウスは身体を繋げてはいるものの、もう痛くて痛くて…。お互い想い合って、身体も繋げているのに、こんなにヒリヒリするのか…と。それなのに、それでもお互いがお互いを思う気持ちが伝わってきて、でもどうにもできないジレンマもあって。本当にジリジリします。物語の進みは決して早くなく、じっくり描かれているところがまた、いい!この大きなうねりの中で、何処へどう着地するのか見届けたいと思います。またねー、作画も素晴らしいんですよ!人物も衣装も背景も、とにかく美しい!軽~くは読めないし、甘々ではないけれど、ぜひたくさんの人にオススメしたい作品です!
  • ギブズ

    山中ヒコ

    んー…
    ネタバレ
    2023年9月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さま買いです。が。うーん…本作はちょっと難しいなぁ…。ヒコ先生の作品は、いい意味で余白のあるものも多いと思うのですが、本作は余白・余韻で埋めるには、あまりにも描かれていなさすぎ?主に感情面で。893ものというよりは「893の原田の恋のお話」なので、抗争とか制裁といった893絡みの描写が少ないのは理解できます。でも原田にしろ始にしろ、感情の動き?変化?が描かれていなさすぎて、そこを全て妄想で埋めるのは「余白」としては私には広すぎるなぁ…と。もちろん想像はつくんです。想像はつくように描かれています。ただ、それだと作品を読んだ感想・印象というより、本当に「妄想」。妄想ではなく、もう少し作品として読みたかったな、と。そうでないと原田の「始だけが欲しい」「始だけは何としても守りたい」みたいな純愛が、ただの身勝手な安いものに感じてしまう。結構、どクズなことしてるわけですから。何度か読んだら、印象変わるのかなぁ…
  • 妖々恋桜

    名原しょうこ

    絵はキレイだけども。
    2023年9月1日
    初読み作家さんでした。この設定を描くには1巻だと短いのかなー。なかなかに、あっちもこっちも「はしょられ感」が強く、何も感じられないうちにサラ~っと過ぎていってしまい。絵がキレイなのにもったいないなーと。大事なシーンや感情をもっと描いてもらえたら、全然違った印象になったかな。あと受けの匡臣のキャラ?性格?が、どうも一貫していないような…その時々でキャラがやや変わるような違和感が。これも感情移入できなかった要因の一つかなぁ。エチシーンはわりとたくさんありますが「ただいま挿入中~」ばかりで、全然エロスを感じなかった。熱量とか臨場感とかなく、ただヤッてるだけに見えてしまった…ホント辛口でごめんなさい!でも絵がキレイだっただけに残念なんです…。
    いいね
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  • ファインダーの標的

    やまねあやの

    20年経っても、とにかく最高!好き!
    ネタバレ
    2023年8月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いやーもう20年かぁ…(遠い目)。1話目からずっと追いかけてますよー。初めて読んだときの、あの衝撃よ…。とんでもない作家さんのとんでもない作品が出てきたもんだ!と。ストーリーも作画も本当に素晴らしく、どのキャラクターもすごく魅力的!私は初登場以来、完全に飛サマ派なので、ここ数巻は1巻に数ページのミハ飛を繰り返し眺めては悶える日々。直接的な情事のシーンはもちろんなのですが、最近は「ふーん(自室に)入れてくれるんや?ニヤニヤ(12巻参照)」とか「そっち向きで寝てたん!?(13巻参照)」とか些細なことでもんどり打っていて、脳内の腐れ具合が半端ないです…。さらに13巻では「マクシム、そっち!?そっちなん???」という、12巻までは考えてもいなかった新たな興奮材料も加わり、鼻息荒れまくりです。メインCPは言わずもがな。あらゆる意味で最高すぎます。20年経ってもこのテンションで追いかけてるって、我ながらスゴイなぁ…と。もう、やまね先生にどこまでもついていきます!
  • ワンサイドインルーム

    みつこ

    意外と純情な2人の両片想いモダモダ
    ネタバレ
    2023年8月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さんかと思って読みましたが「卑怯者だと笑ってくれ」の作者様だったのですねー。気づかんかった!主人公CPは2人ともよくあるキャラ設定だと思いますが、本作はかなり初期段階から両片想いなんですね。攻め君はなかなか気づかないし、気づいてもなかなか言い出せないし…受け君も、これまた自己肯定感が低くいというか「勘違いしないようにしよう」というスタンスなので、まぁ、モダモダします。すれ違うというか「近づく気ないんかーいっ!」というくらいモダモダしてる笑。モダモダするのも、勘違いしないようにブレーキをかける受け君も大好物なので、美味しかったです。ただ、こちらの作家さんの絵柄の特徴なのでしょうが、表情が分かりづらく感情移入しづらかったかなーと。「卑怯者~」はそんなに気にならなかったのですが。個人的には「卑怯者~」の方が好きだったかな。
  • 躾けてとかして暴いて愛でて【単行本版】【特典付き】

    桐式トキコ

    SM要素からは程遠い、溺愛Dom/Sub
    ネタバレ
    2023年8月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Dom/Sub、好きなのですが。作品によっては「コレ、SM(または調教)とどう違うん???」っていうの、ありませんかー?肉体的SMではないにしろ精神的SMというか。それはそれでいいのかもしれませんが、そういうのが苦手な方はぜひこちらを!こちらのDom・愛(攻)は特殊な欲を持っているため、他のDom/Subものと違って本作は溺愛系です。一方Sub・純生(受)は生い立ちから、やや拗らせ系でなかなか自分の本質を見極められず素直にもなれないのですが、愛が頑張って頑張って純生に自身を見つめ直させます。2巻では2人の間の空気感もグッと変わって、そりゃあもう甘々です。1巻では愛が尽くしてばかりでしたが、元々、純生は年上でクールでしっかりしてるので(全然しっかりできてないとこもあるのですが笑)2巻では一転して純生が愛のために頑張ります。お互いに溺愛甘やかしトロトロLOVEですね。それでいて桐式先生特有のエロ満載、身体超キレイ!サブCP・関西弁のカナキヨも特殊なDom/Subで、こちらも良きです~
  • Qpano sunny spring 2023

    はらだ/あずみつな/上原あり/宇野ユキアキ/宇良たまじ/江口尋/S井ミツル/加東鉄瓶/かさいちあき/コウキ。/爺太/鮭田ねね/末広マチ/高崎ぼすこ/高橋なめ子/つきづきよし/蔓沢つた子/にたこ/昼寝シアン/ぺそ太郎/ミギノヤギ/山口すぐり/阿賀直己/お吉川京子/依子

    涼ちーんっ!
    2023年8月23日
    ふわっ!涼ちーんっっ!!!っとポチってしまった。雑誌は買わない主義なのに…ぼすこ先生の「とろけるくちびる」シリーズ大好きです!まさか続編が読めるとは思っていなかったので、狂喜乱舞しました!狂いすぎてレビューしたつもりがしてなかったくらい…汗。キュンと切なさとエロが超絶なバランスで、しかも絵がキレイ!今号は連載開始で、まだどうなっていくのか分かりませんが、これからの展開がすっごくすっごく楽しみです!単行本化、待ってます!はぁ~…。思わずポチってしまいましたが、普段、雑誌を買うことがないので、初読み作家さんや初読み作品も多く楽しかったです!
  • 【新装版】兎オトコ虎オトコ

    本間アキラ

    893ものの割にふんわり、ほのぼの、優しい
    2023年8月23日
    5巻完結まで一気に読了。本作、リアルタイムで読まれていた方はさぞかしジレジレなさったことでしょう。1巻ずつ読んでいると何も解決しないしストーリーが進行しないと思われるかもしれません。が、この2人にはこれだけの時間をかける必要があったんだな、と思ってしまうような2人なんです。完結はしていても、ストーリー上、解決をみないことはいくつもあるのですが、きっと2人はゆっくり時間をかけて、丁寧に解決していくことでしょう。時々出てくる兎と虎のやり取りか本当にかわいくて、もっとみていたかったです。893ものとしてはバイオレンスなシーンは控えめなので、苦手な方でも大丈夫です。BL初心者の方にも◎!
  • 運命よりも大切なきみへ~義兄弟オメガバース~【イラストあり・電子限定ショートストーリーつき】

    なつめ由寿子/みずかねりょう

    優しい義兄弟オメガバ。
    ネタバレ
    2023年8月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 義兄弟の弟攻めオメガバ。別作品でも感じましたが、ノベルズだとオメガバ特有の、あのどうにもならない情動的な本能に抗えない濃密さ?はあまり感じないなぁ…。とはいえ、義兄弟、弟攻め、両片想いのすれ違い、と美味しい設定満載でした。出逢いから想いが通じて結ばれるまで大きな障壁はないのにもかかわらず、2人の想いはすれ違い、結ばれるまでに時間がかかります。もーぅ、焦れったい!「お互い、好きじゃん!」と言ってやりたくなるほど。それでも側にいるじいちゃんも弟のマネ(女性)も温かく見守ってあげていて、大人だなぁ…と。このじいちゃんとマネさんが、すごくいい役どころで。自分の想いもままならない若い2人は、この2人に救われましたねー。当て馬か!?と思った芹澤さんもいい人で、この方のスピンオフも読んでみたいなぁ、と。あきらめられない叶わぬ恋…いいなぁ。読みたい!最後に電子限定の書き下ろしがあり、マネ目線でエロもないのですが、修司(兄)を見つけて駆け寄る鷹人(弟)が映像として浮かんできて、すっごくよかった!これ、CMにもしたらいい!←詳しくは本編をお読みくださいm(_ _)m
  • 義弟の渇望

    華藤えれな

    義弟の努力と完璧な外堀の埋め方よ
    ネタバレ
    2023年8月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 超絶エリート(まだ研修医だけれど)の義弟・達治(攻)✕腕はいいが仕事バカな義兄・那智(受)。わーい!年下攻め\(^-^)/本作は達治がもうホントに頑張っていて。大好きな那智と共にあるため、幼い頃からそれはもう涙ぐましい努力をしていて。達治のことを思い、何かっちゃあ離れていこうとする那智がぐぅの音も出ないようにして絡めとっていくのが、もう何ともかわいらしい。いや、かわいいというより本当にイイ男なんですが、何というか小さな子が大好きなものをギューっと抱き締めて離さないような、そんな感じにみえました。「勉強もお手伝いもいっぱいしたから、いいでしょう?」みたいな。本当に凄まじい努力だったと思います。対する受けの那智はかなり年上なので「好きな相手のためにもう少し努力しようよ」と思わなくもないのですが、そこはもう義父が酷すぎて。義父だけならともかく、実母もビックリするくらい酷すぎて。幼い頃から諦めることや必要な時以外は自分の存在を消すことに慣れすぎてしまったんですねー。達治が執着の強い子で本当によかった。そして作中では義父・実母に鉄槌が下されることはありませんでしたが、後に天誅が下るでしょう!
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  • 処女執事~The virgin-butler~

    沙野風結子/笠井あゆみ

    処女執事ってそういう!?
    2023年8月21日
    全っ然わからなかったー!「処女執事」って…すみません!完全にエロ目線で考えてました(;>_<;) こんな自分が恥ずかしい!実際にはあってはならない設定の「処女執事」ですが、小説としてはとても読みごたえがあってよかったです!かなり最後の方まで衝撃的で「えーっ!?」と。物語が進むにつれ、少しずつ事実が明らかになっていき「だからあの時、こうだったのねー!」と、先へ進むほどに面白くなっていきます。ラストへ向かうにつれ、どんどん引き込まれてしまいました。冒頭でモヤっとしても、きちんとその理由があり伏線回収されるので、最後まで読むのが良いと思います!
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  • クリスマスワルツ 伯爵家の情人

    華藤えれな/葛西リカコ

    あんなに酷い目にあったわりに最後あっさり
    ネタバレ
    2023年8月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 舞台は第2次世界大戦前のフランス、ドイツ。戦争自体を描いた作品ではないので事細かな描写はありませんが、それでも不穏な空気は十分伝わってきます。そんな中、出逢ったイザークと清春(ルカ)。本来なら出逢うはずもない2人が出逢い、共に過ごすうちに、やがてかけがえのない存在になっていく…。という王道展開ではありますが、時代背景やロシアンマフィア、スパイと、終盤まで緊張感漂う世界観です。罠に嵌められたり、相手を思って自らが犠牲になったりと、どう決着をつけるのか…と思いましたが、意外にもあっさり片づきすぎて。もう一波乱あるのか!?と思ってしまいました。最後だけマフィアさんが超絶あっさりしてたし、イザークがいなくなってしまって、伯爵家は大丈夫なのか?とか、いろいろ気になりましたが、そこは触れられず。最後は未来に向けて、2人で新天地へと踏み出す…というところで終わりましたが、もし続編があれば、この先も面白そうなお話でした。
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  • 黒衣の皇子に囚われて

    華藤えれな

    ご褒美イチャラブぷりーず…
    2023年8月21日
    華藤先生の作品はかなり読ませていただいていますが!本作の攻め・元皇太子のサディクは分かりづらかったー!本心を押し隠しての言動や態度なのか、はたまた本気でそう思っていて途中から気持ちが変化していくのか、かなり読み進めても判断がつかず、ヤキモキしました。それくらい受けの志弦はずっとひどい目にあっていて(サディクもずっとヒドイ境遇が続きますが)最後はハピエンと分かっていても、全く兆しがみえないというのは初めてでした。それだけの不遇を乗り越えてようやく結ばれた2人に濃密イチャラブな後日談が欲しかった!いや、キレイに終わってるんですがね。ご褒美イチャラブ欲しいです…
    いいね
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  • ちゅんたか! ~抱かれたい男1位に脅されています。 2 初回限定版小冊子~

    桜日梯子

    短いけど可愛いお話
    ネタバレ
    2023年8月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 座敷童子チュン太、可愛かった!可愛かったんだけど…ホントに高人は子供が好きだな…嫌いそうなのに不思議。たまの休日、2人のイチャラブがもっと見たかったけど、ちびチュンが可愛かったのと高人の優しい一面が見られたので良しとします!座敷童子が消えてしまうのが何とも切なかったけれど、また会えるかな?会えるよね!でも毎回、訪れる度に座敷童子に憑かれてたら、そのうち本物のチュン太がキレそう笑。
  • 小説 抱かれたい男1位に脅されています。 紅血の殉教者<電子限定+シーモア限定かきおろし付>【イラスト入り】

    成田良美/桜日梯子

    完全なる二次制作パロが好きか、嫌いか
    2023年8月15日
    桜日先生の作品が好きで、「だかいち」もとても好きなのですが、こちらの作品はスピンオフというよりパロディのようだったので、恐る恐る購入。「紅血の殉教者」のみ拝読。んー…分かってはいたけれど、完全に二次性作ものでページ数こそ多いけど同人誌みたい…。別にストーリーが悪い訳じゃないし、作家さんの力不足とか、そういうことでもない。むしろストーリーや世界観は好き。ただ私の中では、これは「ちゅんたか」じゃなかった。次巻はまた全く別の世界観のようだが、購入は迷う…。
  • 薫-くゆる- 【電子限定特典付き】

    ミギノヤギ

    イチャイチャのラブラブで幸せにおなり!
    2023年8月15日
    初読み作家さんだったのですが、少しラフな線の雰囲気のある絵柄ですね。あらすじやタイトルから、何やら重いお話のように感じましたが…いや、設定としては重いのですが。重さを感じないというか。受けの七々瀬はトラウマを抱えてはいるものの、男性のニオイがダメなだけで、過去のひどい体験自体はあまり気に病んでないんですよね。そこが「???」でした。「気に病んでるのはそのこと自体じゃなくて元カレが消えたことなん?」と。だから軽~いおふざけ描写も多々あり、ストーリーに軽さを出しています。開き直ったり強がったりしないとやってられない…というのもあるのかもしれませんが。さらに元カレがしたことはどんな理由があっても許せることではなく、それを「最悪の事態を回避してやった」みたく言われてもなぁ…その時の彼にできる精一杯だったのかもしれないけれど、結局それしか選べないヤツなんて、別れて良かったよ!桂の方がずっといい。これからはたくさん甘やかされて幸せになるといい!
  • センチメンタル・ロデオ【コミックス版】

    SILVA

    ちょっと同意できないかも…
    ネタバレ
    2023年8月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ こちらの作家さまの作品、何作か読ませていただいていて、本作も絵はキレイなんですよね。なんですけど…。うーん…。私の中で「受けがネコのゲイビ男優」って、理解し難いみたいです。地雷とかではないのですが。プロ意識と情熱をもって仕事に臨むのは当然のことなのですが、なぜ好き好んでいろんな男にヤられなきゃならんのか?と。やむにやまれぬ事情がある、とかなら理解できるのですが。そこを理解して許せないと、この作品はキツイでしょうねー。「攻めがタチ役」とか「タチ役が攻め相手の時だけ受け」とかは大丈夫だったんですけどねー。こちらは完全に共感できませんでした。恋人になるとこも恋人解消して仕事に邁進するというのも、私の感性には合わなかったかな。ただ私の好みでないというだけで、それが悪いということではありませんが。
  • それでは先生、お願いします。

    日乃チハヤ

    作家と担当編集だけどお仕事BLではないなー
    ネタバレ
    2023年8月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作家と担当編集あるあるですよね。編集が作家(の作品)に惚れ込んでいて、執筆のためならカラダまで差し出してしまう、という。ただ作家が心に抱えているものと編集が作家の作品に執着する理由は描かれているものの、ちょっとこの作品全体への絡みとしては薄いかなぁ…主要キャラ2人の性格のせいなのかな?あと編集が「執筆してもらうこと」「読むこと」ばかりで編集体を成してないという…笑。それほど担当作家の作品が好きってことかな。もうただのファンとしか思えない笑。でもそれはこの編集の受けちゃんに合ってます。だからこの作品はお仕事BLには全くなってないけれど、そこはいいかな、と。受けの編集の表情筋が固まってるとことか余韻もへったくれもないとことか、楽しませていただきました。
  • 半鬼に娶られ陰陽師【電子限定おまけ付き】

    百々地さ和

    ブツ切り過ぎて伝わるものも伝わってこない
    2023年8月15日
    初読み作家さま。絵もキレイだし、設定も好き。試し読みも面白そうだった。でも全体を通して読んでみると、ちょーっと「すっ飛ばされた感」みたいなのを感じ。物足りないというか、滑らかに読めないというか。ぶつ切れのようにすら感じる。最近、1巻完結もので、こういうのが多い気がする。出版の事情もいろいろあると思うけれど、もったいないなぁ…と思う。1巻の中に出逢いから結ばれるまでの「いろんなエピソードをぶっ込んだもの」を読みたいわけではなく。どれか1つでも2つでもいいから、掘り下げて描いたエピソードを読みたい。これは作家さんというより編集や出版サイドの問題では?異種間の切なさややるせなさ、苦悩などが伝わってこなかった。この作家さんのもう少し長いお話を読んでみたい。
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  • 帝王と淫虐の花

    あさひ木葉/朝南かつみ

    収まるべきところに収まった感
    2023年8月15日
    これは完全に私の個人的な問題なのですが「東洋系の美しい長髪マフィアは受け!」という固定観念が自分でもビックリするくらい恐ろしく強く、まずその違和感を拭いさって読むのが大変だった。雪緒もね、本当に美しいと思います。姿形だけでなく、芯が強くブレず情や慈愛といったものもあり頭もいい。そんな雪緒を形作ったのは他でもない麗峰。それを手にかけるなんて無理。でも心情がどうあれ、そんなの通用しないのが893の世界なわけで。どうするの?どうなるの?と読み進めていきましたが、結局そう収まったかぁ…って感じですね。まぁ新組長があの人だからうまく収まったけど、普通、そんなにうまくはいかないかなぁ…。マフィアや893ものとしては、それほど激しい展開もなく読みやすいかと。個人的にはもう少しヒリヒリ感があるとよかったかな。
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  • 鴉【イラスト入り】

    綺月陣/杉本ふぁりな

    やるせない…
    2023年8月15日
    今まで読んだ作品の中でも、かなり重いなぁ…中盤を過ぎても木嵜(受)の無知さや愚かさにモヤモヤ、イライラして途中、何度読むのをやめようかと思ったくらい。私は地雷はないし、こんなのは初めてかも。でも読み進めていくうち、そうならざるを得なかった木嵜の境遇にもようやく寄り添えるようになってきたり…。いや、でも。それでも他にやりようはあっただろうし、別の未来もあっただろうに…。本当に辛くてやるせなかった。誰も幸せになれない、こんな未来はイヤだ。ほんのひとときだけでも木嵜と零は幸せだったのだろう。でも、もっと幸せになる道だってあったはずなのに…。ただただ、やるせない。私ならこんな未来を引き寄せないために、もっと賢くありたい!と思ってしまう。でも、木嵜のその純真無垢さこそが零を惹き付けてやまなかったのだろう。そう考えれば、これが必然だったのか…?零がその両翼で木嵜を抱き締めるのが印象的だった。(人外ものではありませんよ!)
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  • イジワル主人の蜜戯にとろける【単行本版】

    青梅ななせ

    「よくイけましたヤンキーくん」スピンオフ
    ネタバレ
    2023年8月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「よくイけましたヤンキーくん」の受けクンのお兄ちゃんのお話。前作にチラっと登場した時は変態にーちゃん感満載でした←前作での登場シーンも本作に出てきます。が、本作を読むと「ほぅほぅ。そーゆーことだったのかぁ」となります。ぶっちゃけ両片想いなんですが、お兄ちゃん(攻)が強烈なフェロモン持ちなので、話がややこしくなっちゃったんですねー。受け・攻めどちらも恋愛初心者のため、距離の詰め方が分からなかったのでしょう。初々しい!両片想いのスレ違いとか、大好物ですよっ!でももう少し、スレ違いや自分の気持ちに気づいて認められるまでの過程を詳しく見たかった!
  • 運命の軛を壊して -オメガバース-

    バーバラ片桐/雪路凹子

    嫌いじゃない…けど、いくつか引っかかる
    ネタバレ
    2023年8月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ これまでオメガバは数多く読めど、なんとノベルズでは初読でした。これまでエチシーンに関してはコミックスよりもノベルズの方が濃厚だと思っていましたが、オメガバに関してはコミックスでもかなり濃厚に描かれてている作品が多いためか、本作がそれほど濃厚には感じませんでした。設定に違和感はありませんでしたが、キャラは中途半端だったかなぁ…特に攻め。受けの保が肩肘張ってて強気なのは分かるのですが、攻めの門脇。強者(父親)には弱く、弱者には強く、みたいなとこがどうも…。いくらそうしつけて育てられたからといっても、ちょっと興醒めです。最後には父親を告発するけれど、これまでが「ビビって逆らえなかった」ではなく「証拠を集め、虎視眈々とその機会を窺っていた」くらいにして欲しかった。冒頭の受けを襲っていたクズをカッコ良くねじ伏せたとこも、後半を読んだら「なんだかなぁ」と思ってしまった。確かに父親の権力は絶大という設定でしたが、それに屈してる思考がアルファっぽくないな、と。さらに本文中の言葉の選び方も微妙に自分の感覚とは合わないところがあって。設定上、あえてそのような言葉を選んでいる部分もあるのでしょうが、そういった表現が出てくる度に「ん?うーん…」と引っかかってしまうと、物語に集中しづらくて。ノベルズの場合、言葉選びや言い回しの表現が合わないとキツイので。あと本作はΩに有用な抑制剤ができる前の時代設定で、保はこれまでの人生をかけて新薬の研究開発をしてきたのに、結局、新薬ができるところまではいきつけずに運命の番と出会って素直になれて幸せになりましたとさ…で終わってしまったのが残念。
  • みのりの森

    まりぱか

    残る者が1歩を踏み出すための物語なのか?
    ネタバレ
    2023年8月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大号泣するかどうかは個人差があるのかもしれません。いわゆるマンガ的な、煽って煽って感情を高ぶらせるような描き方はされていないように思います。逆にそこにリアルさを感じました。すごく大事な人が亡くなっても、何年も離れていたなら、そんなに号泣できないと思う。私はそうでした。実感がね、沸かないんですよ。もう、いない。もう、会えないっていうのが。周りの人に対して取り繕ったりもするし。だから昌典の淡々としてるようでいて、時折ぶわっと感情がぐちゃぐちゃに押し寄せてくるような表現、すごく分かりました。逆に実は慎太郎との関係性や接していた時期も昌典とは違う。だから葬儀では泣き崩れたんでしょうね。慎太郎の死の理由に関しても読者としては知りたい!でも慎太郎本人が誰にも明かさずに逝ってしまい、残された人達は訳の分からないモヤモヤと痛みを抱えて、それでも生きていかなきゃならない。私にとって本作は昌典を体感するような物語でした。読みごたえはあると思いますし、重いテーマですが、作中の昌典、特に実の明るく振る舞う姿に救われました。
  • I HATE

    ナツメカズキ

    大好きです!
    ネタバレ
    2023年8月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ナツメ先生の絵は身体が薄くて骨張ってて男っぽいのに妙に色気がある。そしてどのストーリーもどこか切ない。個人的に超短髪は好みでないのに、なぜかそれが良く見える数少ない作家さま。こちらはそんなナツメ先生のデビュー作なんですねー。2組のCPのお話が入っています。1組目はホストの桐谷✕家具屋のヒロ。高校時代キスフレだった2人が10年後に再会し、関係が動き出すお話。2組目はデザイナーの赤也✕公務員あおえ。こちらは子供の頃からの幼馴染み。赤也が地元を出て、5年後に再会するお話。2組のCPは桐谷と赤也が高校時代の友人という関係。いずれも攻めは自分の気持ちに気づいていて、でも告白まではできない。何年も想い続けて苦しかっただろうなー。受けはどちらもニブチン!気づけよー!そして攻めの気持ちを知ってからも往生際悪くモダモダします。でもねー、そこがいい!わかるっ!多分、2人とも昔から攻めのことが好きだったんだと思う。でも、そんな簡単に受け入れられない、納得できない。だって親友なんだもの!はー…イイっ!※※※ここからはできれば読まずに本編へGO!※※※赤也の「ずっと好きな人がいて…“しりとり”はその人へのラブレター」には涙しました!そんなこと言われたら好きになっちゃうよぉおおおっ!
  • 禁断の感度

    西野花/秋久テオ

    全員が幸せなファンタジーにブラボー!
    2023年8月9日
    うははっ!5P!5Pて…初めて読みました!複数人て、あまり惹かれない分野なのですが、もうここまでくると、あっぱれ!というか。しかも全て血縁、全体を通してほぼイタしてるとはっ!現実では考えにくいし、いろいろな設定とかストーリーを求めてしまうとアレですが、ここまで振り切ってもらえると、これはこれでアリです!逆に変に話を広げすぎていなくて良かったかな、と。受けの三冬のファンタジーな身体と攻め4人のファンタジーな倫理観にブラボー!です。テオ先生のイラストも大好きです!
  • 【新装版】年下彼氏の恋愛管理癖

    桜日梯子

    そうだったのかっ!
    ネタバレ
    2023年8月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ かなり前に拝読した作品だったのですが、あの「だかいち」の作者様だったのですねー!気づかなかった…驚き!…ってことで、再読したところ、確かに!本作はとある大学を舞台に3組のCPのお話が描かれています。表紙はメインCPで生活力ゼロの薄幸気な美人院生(受)とせっせとお世話をする後輩(攻)。この後輩クン、ちゅん太を想起させますねー。とにかくこの先輩、隙だらけで襲われやすい!後輩クンは気が気ではないでしょう。こういう無意識に隙だらけの受け、大好きです!2組目はメインCP攻めクンのお友達(攻)✕某国の美人王子(受)。この王子サマ、留学してきちゃいます!女装・コスプレOKなサービス精神旺盛な王子サマです。3組めは芸能界要素アリ。いかにもMそうで実はSなマネ(攻)✕いかにもSそうなモデル兼俳優の大学生・実はMな受け。この受けクンがメインCPの後輩にあたります。個人的にはメインCP推しですが、舞台を同じくした複数CPのお話は好きなので楽しめました。欲を言えば、もっと3組のCPに絡みがあるとよかったかな。
  • 君の夜に触れる【単行本版】

    もりもより

    儚げで透明感に溢れていて壮絶に色っぽい
    ネタバレ
    2023年8月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ キレイ、キレイ、キレイ!かわいい、かわいい、かわいい!もう何度でも連呼したくなってしまう。画面から伝わる全てが圧倒的な透明感でできている。透明感が圧倒的って、矛盾しているようだけれども。とにかく美しい。この物語全体がカスミさんでできているような…。儚げでありながらしなやかな強さがあり、どこまでも透明で。無垢な子供のようでありながらも、欲もちゃんとあって。それが壮絶に色っぽい。こんなに浄化されるようなお話、なかなかありません。続編は甘々同棲生活ですね~。幸せな2人のその後が見られてよかった!でもカスミさん、洋服だった!←当たり前だけど。美しい着物姿をもう一度見たかった!
  • 可哀想な君は僕だけの甘やかな傷

    千野ち

    かわいらしいケーキバース
    2023年8月7日
    ケーキバース、何作か読んでますが、こちらはかわいめですー。絵柄も繊細でキレイです。フォークの後輩クンが色気のある先輩ケーキに翻弄されてますねー。フォークが振り回されるの、珍しいです。でも、それも「かわいらしい」範囲内。ケーキ先輩の淋しい境遇からしたら、こんなにも自分を求めてくれる子を手離したくなくなっちゃうのも分かる!フォークの切羽詰まった描写などはあるものの、終始重苦しくなく読める、かわいらしいお話でした。互いのバースを越え、あっさり両想いになってしまったので、欲を言えばもっと葛藤みたいなものが欲しかったかな。
    いいね
    0件
  • うそつきと狼 【電子限定特典付き】

    やまち

    スピンオフはマイルドフェチ!
    2023年8月3日
    「溢れて零れて、我慢できない」のスピンオフ。本作もフェチ全開です!「やまち先生はフェチものしか描かないのか!?」というくらい、フェチ作品しか見かけませんが笑、その描き方がうまい!フェチものにはあまり興味がないのですが、ごく自然にすんなり受け入れてしまう…。本作のフェチ要素は「陥没チ○ビ」なので、前作と比べれば変態度は低く、入りやすいかと。その代わり攻めが大人の余裕で溺愛・スパダリ具合がハンパない!本作の攻めは、前作「溢れて…」で受けの綾に度々ちょっかいをかける謎の893・鷹臣。893ではありますが、そこに重きを置いた作品ではないので、血みどろバイオレンスはありません。学はないけれど吸引力のある美人で跳ねっ返りの受けと、そんな受けを気に入ってちょっかいをかけるインテリ893の溺愛ラブですね!個人的には綾推しなので、スピン元もオススメです!
  • 糸永くんの恋の糸

    奥田枠

    苦しくても頑張る2人を見守ってあげたい
    2023年8月3日
    他者サイト様で既読済みながら、こちらでも購入。奥田先生の描き方、好きなんですよねー。本作の受けの糸永くんは糸目で全く好みではないのですが、優しくて健気で絶対に譲れないことに関しては芯が強く男前で、どうしたって応援したくなります。それに何だろう…この糸目ながらも表情豊かに描かれる奥田先生の絵柄で愛着がわいてくるというか。対する攻めの真田はイケメンで成績もよく、一見、陽キャで人気者。でも実は真面目で周りの空気を読んで本当の自分を押さえて生きてる、どこにでもいるフツーの子。思春期特有の戸惑いや弱さから、大好きな子より自分を守ってしまった。大好きな子を傷つけてまで。その後の展開を考えれば、真田のとった行動は最低で、とても許せるものではないけれど、ある意味リアルだなぁ、と。漫画的にはもっと気持ちのいい、スッキリする展開や行動もあるのだろうけど、もがき、苦しみながらも1歩ずつ進んでいって、幸せを掴みとる…これこそが奥田先生の描き方だなぁ、と。私は大好きです。
  • ダブルウルフ【電子限定特典付き】

    中田アキラ

    軽~い盛りだくさんエピソード
    ネタバレ
    2023年8月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 両片想いからの両想い、お付き合い、家族へのカムアウト、当て馬登場…等々、内容てんこ盛り!のはずなんですが。ナゼかあまり読んだ気がしない…それぞれのエピソードが軽くわちゃわちゃ描かれているからか?エチシーンもかなり回数多くあれど、エロスを感じない。どこが読みどころなのか分からなかった…タイトルとも乖離している。絵がキレイなので★2つ。
  • 傲慢な闇王の美姫

    甲山蓮子/タカツキノボル

    マフィアものとしては、かなりライトめ。
    2023年7月29日
    最近、マフィアもののBLノベルズばかりを読み漁っており、こちらもその中の一冊。ちょーっと、いろいろ物足りないかなぁ…。まず作品全体を通して、マフィア感が漂ってない。空気感や雰囲気がマフィアものにしては軽いというか。敵対組織との小競り合い的な設定やシーンはあったものの、わりとあっさりカタがついたし、何より重要な「マフィアと一般人の恋」特有の重苦しさや、どうしても抗えない感じが出ていないのが残念。本文も攻め・受け両者の視点で描かれているというより、攻め・受けの言葉そのもので書かれており、その言葉遣いがまた軽さを出していて、何ともミスマッチな感じがしてしまいました。
  • 俺のオモチャは親友につながっている【電子限定おまけ付き】

    佳門サエコ

    佳門センセ、さすがっ!そして2巻へ続く!
    ネタバレ
    2023年7月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ もちのろんこで作者さま買いの佳門センセ。やっと読めたのですが…ナンじゃ、コレぇーーーっ!?設定としてはタイトルまんまなんですが、タイトルから感じる遊びやおふざけは一切ナシ。攻めも受けも超マジです!マジどころか、コレ…受けはノイローゼになってもおかしくないレベルやん!てなくらい大マジに話は進んでいきます。そして皆さん書かれているように、ホラーかよっ!と笑。受けの心情的には完全ホラーだし、攻めが処分したはずのオモチャが攻めの足元に転がってるのもホラー。それを目にした攻めの表情もホラーそのもの。なんだけど…。でも、そこはさすが佳門センセ。ちゃんっっっと、BLなんですわー。このアブノーマルな設定の中でも両者の心情はしっかり描かれていて、読者には伝わってくる。なのに当人同士には伝わらないもどかしさ…いやー、このジレジレした感じが堪らないっ!状況が状況だけに受けのミサキは少々、気の毒ですが…1巻の最後で事の真相に気づいた攻めの仁。さぁ、どうする!?真実をミサキに告げられるのか!?2巻へ続きます!
  • 覇者の情人

    あさひ木葉/日野ガラス

    まさに「情人」でした!
    ネタバレ
    2023年7月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最近、マフィアもののノベルズに絞って読んでいるので、こちらも。初読み作家さんでした。最初、3Pというところに引っかかったのですが…やはり個人的に3Pにあまり興味はないようです。二輪○しも番外編を含め、3回くらい出てきたでしょうか?お好きな方はぜひ!攻めの2人、香港マフィアのドン・一黎とシチリアマフィアの御曹司・ミケーレ。物語の設定上、2人は好対照なキャラクターなのですが、私の中で一黎は受けにしたいのですよー!なのでミケーレ✕一黎で読みたかった!でも、だからといって本作の総受けである千裕が魅力的でなかったわけではありません。ただなー…やはり私の中ではミケーレ✕一黎がよかったなー。ストーリーとしては、タイトルまんまです。覇者の「情人」って感じです。ヤクザの組長だった父親を避けて一般人として暮らしていた千裕がマフィア2人の愛人になってまで、父を殺してクーデターを起こし組を乗っ取った奴らを排除して自分が組長に収まるところはまるっきり描かれていませんし、マフィア2人のお仕事ぶりも描かれてはいません。描かれているのはほとんど「情人」としての千裕のお話。でも千裕のある個人的な思惑が果たされてから、マフィア2人の、特に一黎の言動や態度の変化と共に千裕にも変化が生じる…前半とは3人の雰囲気がガラッと雰囲気が変わって、読んでいて面白かったです。
  • リングアドルチェ!【電子限定漫画付き】

    秋久テオ

    読み返してみると、やっぱりイイ!
    ネタバレ
    2023年7月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 思えば…作者様の作品、全て網羅していたワタシ…。こちらの作品は作者様の作品の中で初めて読んだものでした。何年も前に初読みした時にはジーノのキャラクターにピンとこず…イタリア人って陽気で情熱的、んでもって、ちっさいイメージが強く←完全に個人的なイメージです!真逆なイメージのジーノを最初から理解できない故、急激な気持ちや態度の変化を全く理解できず、また慧人も「いつ、どこで絆された!?」という感じで、さらに絵柄のクセが強く「むむむ???」と思っていたのですが、その後そうとは知らず作者様の作品を何作も読んでいくうちハマりまして。今でも絵柄のクセは強いと思うけれど、キャラづけやストーリー運び、エチもタイプな作家さんです。こちらの作品も数年たって読み返してみると「やっぱ、イイな!」と笑。皆さんがおっしゃるように、アキラさんのスピンほしいですね。もちろんジーノと慧人のエブリデイ激甘エロ生活な続編も読みたいです!
  • 優等生の制服のなか

    藤田カフェコ

    設定をもっとじっくり描かれていたら…
    ネタバレ
    2023年7月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いろいろな設定がてんこ盛りですが、どれも掘り下げられず、最後まで深みがなかったのが残念。受け攻めそれぞれの過去やトラウマをもっと掘り下げたら、かなり良さそうなのに…。受けが攻めのことを好きなのは分かったけど、とにかく受けがエチをせがむばかりで…受けがエチ大好きな子な設定は別に良いのですが、とにかくそればかりグイグイこられると「なんだかなー」となってしまい…。そしてそんだけエチ好きなわりに、エチしててもガツガツしてるだけでエロスがなかった。2人とも若いから仕方ないのか…???
  • サヴィル・ロウの誘惑

    イノセ

    絵もストーリーも、どちらも説得力が…
    ネタバレ
    2023年7月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ テーラー✕靴職人とか、萌える…自らが作り出す靴に艶がなく、職人として伸び悩む仁(受)。一方、色香漂うスーツを作ると定評のある蛍(攻)。好きな設定だけれど…この設定のわりにスーツが、スーツ姿が、靴が美しくない…そこでまず冷静になり。次に服を着ているときと脱いだときの体格差がスゴすぎる。「着痩せするタイプだったのね!」ではなく、「入らんよ、コレ???」なレベルで。そうかと思うとほっそりしたり…。すごくゴツゴツしてる時と丸みのある時と…と、その時々でバラつきがあり、いろいろ「スンッ」となってしまった…ストーリーも仁の職人としての成長と蛍のずっとあたためてきた片思いの成就と、どちらも入れ込めなかったかな…
  • 俺様勇者とひきこもり魔王の恋愛攻略術 【電子限定特典付き】

    鳥丸太郎

    チョロカワ魔王がたまらんっ!
    ネタバレ
    2023年7月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めの勇者がイケメン…てのは、よくあるのでしょうが、こちらの作品はとにかく魔王がカワイイ!魔王なのに自分の城でダラダラと平穏な日々を過ごすのが心の安寧な「ザ・引きこもり」。それゆえ戦闘Lv.もダダ下がり。弱っ!笑。美人で高飛車なのに脆弱でチョロい魔王様が本当にかわいくて。勇者、魔王共に恋愛初心者で、攻略法が分からず悪戦苦闘する様もジレジレするというより、庇護欲をそそるというか。最後はお互いの気持ちも伝わり合いハピエンでしたが、チョロカワ魔王をもっと見ていたい…と感じるくらいでした。全体的にエチはいっぱいでした。何といっても魔王がチョロいので!笑
  • イノセントを穢すキス【単行本版】

    五月女えむ

    重厚な設定なのにサラッと終わってしまった
    ネタバレ
    2023年4月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと気になっていて、この度ようやく読破!結論から言うと。やや物足りない…。1冊にまとめるには壮大すぎるのか?物語の軸を構成しているであろう重要な出来事が全てサラッと説明されているだけで、ほとんど描かれていない。2人の過去、10年ぶりに再会するきっかけとなったシリウス(受)の親友の病のこと、捕らえられたオンブラ(攻)を逃がす時、一緒に逃げることができずに離れて過ごした3年間のこと…。このあたりが描かれていたら、もっと読みごたえがあったのに…と思うと残念です。オンブラを逃がした3年後に突然シリウスがやってきて、突然エチーて…。いや、3年間の想いが募っていたのは分かりますよ。でも突然すぎてビックリした。事後に3年間のことが描かれたりするのかと思いきや、シリウスの説明でサラッと終わってしまった。ちょっと不完全燃焼でした。
  • ブラットテイマー/キング

    キタハラリイ

    いろいろ、もろもろ、あまーいっ!!!
    2023年4月25日
    キタハラリイ先生といえば「ジェラテリア…」。最初に読んだときより読み返した方がジワジワ感じるものがあり…。よかった!その他にも何作か読ませていただいていますが、いずれも仄暗いストーリーだったので、そういう作風なのかと勝手に思っていましたが、今作はちょっと違いました。Dom/Subものでしたが、若干オメガバも入ったような独自設定でした。受けの子の自己肯定感が低すぎて、さらにお互い思ってることを口に出さないため、だいぶスレ違いましたねー。両片想いの激しいスレ違い。いいですねー。こういうモダモダ大好き!しかも読者は2人の両片想いを逐一読んでるから大きな心で見守ってあげられます。「まだスレ違うのかよー!」とは思ったけど笑。そこも良し。Dom/Subによくあるムリヤリ従わせるような描写もなく、終始優しさに溢れてます。皆さんのレビューにある通り「ここで終わりー!?もう少し…」感はありますが、続編ありとのことで納得。より深まる2人の仲に期待してます。そして修正の~甘さに~ビックリ!!!まだ想いが通じあったばかりで、本番は1度しかないのですが2巻以降、どうなるのでしょうね???甘々でよろしくお願いしまーす!!!
  • at Lilac Hotel【コミックス版】

    井ノ宮みや

    穏やかで優しいストーリー
    2023年4月25日
    ホテルを舞台にした8年越しの再会もの。事件らしい事件は試し読み部分のみで、以降は波風たたずにハッピーエンドに向かいます。なので2人の恋愛面においては物足りないのですが(もう一波乱、二波乱くらいあってほしかった)ホテルのお仕事という面に関してはドラマに盛り込まれそうなお客様や従業員とのエピソードが描かれていて、同時にそこで受けの人となり、みたいなものが表現されていてよかったです。エチぃシーンは本編2回、after storyで1回あるにはありましたが「コレ、必要かなぁ…?」という程度のもの。回数を減らしてでも、もう少し心情や流れのあるものにしてほしかった。ブツ切れ感がすごかったです。
  • 花のみやこで

    宝井理人

    未来へと繋がるスピンオフ
    ネタバレ
    2023年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「花のみぞ知る」のスピンオフプラス続編。「花のみぞ知る」しか読んでいない方は、こちらを読まれると本編の深みが増すのではないでしょうか。表題作はこちらのみで読むこともできますが、こちらだけしか読まないと悲恋なので。「花のみぞ知る」と合わせて読むことで、この悲恋が未来の2人の幸せに繋がってゆく…と、ほんの少しの慰めになります。…とはいえ本作の2人のストーリーは、想いを確かめあってからの4日間や、どうしようもない、どうにもできないと分かっていても感じるジレンマや葛藤など、もっとじっくり読みたかったです。
  • 花のみぞ知る

    宝井理人

    ずーっと静かなままでした
    2023年4月22日
    繊細で透明感のある絵柄とお話を描かれる先生で、本作もそうなのですが…いまひとつハマれなかった。まず他の方も書いていらっしゃいますが、本作と合わせて「花のみやこで」を読まれた方が良いと思います。が、それはそれとして…私的には攻めの有川は率直というより謎キャラ過ぎて理解しにくかったし、当て馬・川端もいいとこなしのクズ男で勝手に1人で拗れてろ!って感じ。受けの御崎もそのクズ男に振り回され過ぎ。でも恋愛って、そういう理性では割りきれない仕方ない部分もあるのだろうけれど。そしてあまりにもストーリーが静かに進みすぎて、淡々と読んでしまった。せっかく3巻あるので、もっとモダモダジレジレしながら読みたかった。読者は登場人物と違って相手の気持ちを知っているからこそ「あーっっもうっ!」とじれったくなる、くっつくまでの醍醐味。それを味わいたかった。星は「花のみやこで」と合わせて読んで、ということで。
  • 恋をするには透明すぎる【単行本版】

    yoshi/阿賀直己

    キレイな絵、面白そうな業界だけど…
    ネタバレ
    2023年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ yoshi先生の絵は、いつも丁寧でとてもキレイです。でもキレイすぎ…整いすぎてるのかな?逆に入り込めない…。私だけかもしれませんが。ストーリーは、というと…幼い頃、受けに一目惚れした攻めが後を追うように美容師になり上京。受けの勤める店で働くことに。しかし憧れていた受けは、あるトラウマから拗れきっていた…。見どころは、年下ワンコの一途さに頑なだった受けの気持ちも雪解け…ってとこなのだと思うけれど、山谷なくサラッと過ぎていってしまいました。
  • まやかしの愛でみたしてよ【特典ペーパー/電子限定描き下ろし付き】

    鳥生莉世

    上手にまとめるより熱量を感じられたら…
    2023年4月22日
    マッチングアプリで出会い、口論の末最悪の別れ方をするも後日、大学で再開。お互い徐々に人となりを知り惹かれあうように…。しかし過去のトラウマから、互いに気持ちを素直に伝えられないまま体だけ重ねるのが苦しくなり…。受けは隠れ陰キャの拗らせ体質、攻めはカースト最上位のイケメン。というザ・王道設定。それはいいのですが…。作画、セリフ、コマ運びなど全てがテンプレっぽく感じてしまい、入り込めませんでした。エチシーンはたくさんありましたが「まとまっているな」という感じで、熱量を感じず。ここまでで星3の評価ですが、修正は最悪レベルですかねー。白抜き…は、まぁ、よくあるので納得するにしても「ナカ」の描写は指まで消えてます。周囲(断面表現部分)を消したかったのでしょうが、雑過ぎます。ここまで雑なのは作家さんに失礼ではないでしょうか。修正にさらに星マイナス1です。
  • センチメンタル♂セクキャバナイト 【電子限定特典付き】

    U

    ラブレッスンをはじめよう
    ネタバレ
    2023年4月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 玲司(攻)は大手ホテルチェーンの御曹司。イケメンでフェミニスト。当然、女性にモテる…が、いつも振られてしまう。この日も恋人に振られ、傷心の中、目についた店(セクキャバ)に入り、そこでボーイをしていた翔(受)に出会う。玲司はなぜか嬢ではなく翔を指名し続け、その人となりを知るうちに恋心が芽生える。一方の翔も玲司への想いを意識するも、玲司の「好き」が自分の「好き」と違うのではないかと不安になり…と、王道中の王道の展開。本作が他と違うのは、まず出会いの舞台がセクキャバだということ。舞台が舞台なだけに序盤からおさわり全開!終盤までお色気シーン多いです笑。
    もうひとつは心配になるほどの翔のチョロさと人の良さ。だからこそ玲司も心が動いてしまったわけですが。玲司はお金持ちでイケメンでフェミニストではありますが、スパダリではありません。どちらかというと本気の恋愛初心者。なのでスパダリを求めると違うかもー!これから2人でラブレッスンを重ねてほしいですね。全体的にライトに読めます。
  • パーフェクトアディクション

    美山薫子

    体から始まる王道もの。恋愛ベタなふたり。
    ネタバレ
    2023年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ クールビューティ…?ツンデレ?な冴(受)が良き!塩々な対応とトロ顔のギャップよ…そんで美人ときたら明仁じゃなくても惚れるわ。明仁もヤリ○ンというほどクズっぽくは描かれてなかったような…たしかに女の子と軽~く、遊んでるような匂わせ描写はありましたが「女の子とお付き合いしても浮気を疑われて長続きしない」とかね、恋愛ベタなのかも…と思ったり。先に本気になったのは冴ちゃんの方。明仁が自分の気持ちに気づいたのは冴ちゃんを怒らせて、他の人にとられそうになってから。このあたりにも恋愛ベタが見え隠れしているような…私にはそんなに悪い子には見えなかったです。実は最初から顔だけじゃなくて、冴ちゃんのこと気になってたんじゃないかな~と思っちゃうくらい。気づかなかっただけで。そうじゃないとノーマルがいきなりヤれないでしょ!その辺の深堀があるかどうかは分かりませんが、続編が始まったそうですね!付き合い始めたふたり。期待してます!本作は体の関係から始まり、年中ヤってます笑。そして修正甘々。試し読みの通り、白線のみ。おいし~
  • 神様なんか信じない僕らのエデン

    一ノ瀬ゆま

    続巻キターーっ!!!とにかく読むべしっ!
    2023年4月13日
    前回キレイに終わっていたので、まさか続きを描いていただけるとは思ってなくて…うわーん!読んじゃったよぉおお!続きが気になり過ぎて悶えちゃうから完結してから一気に読みたいのに…ムリ!我慢するとか、ムリっ!有名な作品だから、今さら説明は不要かもしれませんが、本当に皆さんに読んでいただきたい!読まない理由が見当たらないほど完成度の高い作品です!基本設定はオメガバなんだけれど、何というか…αは何事においても優れていて社会的立場もあり~な説明とか、一切いらん。それぞれのキャラが全てを紙面で体現して読者に見せてくれている。人類初のオメガバということで訳も分からず、誰にも言えず2人だけで初ヒートを乗り切った前作(同タイトル・上下)。本作は予期せぬ(というか、できない?)タイミングでセカンド・ヒートが起きてしまい…というストーリーですが、どうやら波乱はそれだけではなさそうで。「人類初」なだけに、これからどんなことが起こるのか具体的な予測も立てられず、こちらまでそのハラハラが伝わってきます。圧倒的な画力も素晴らしい!もう絶賛しかない。早くもおかわりがほしい…。いや、どこまでも待ちます!
  • 暫定ボーイフレンドv【SS付き電子限定版】

    高崎ぼすこ

    安定の全方位パーフェクト!すきvvv
    ネタバレ
    2023年4月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ はわわわわゎ~~~癒されるぅ~vvvさすがぼすこ先生。好きvvv。何度読んでもいいっ!いつ読んでもいいっ!!!気づけば本作もあっちゃこっちゃで購入してる!先生の作品としてはギャグコマ?お笑いコマ?多めで軽めのテイストですが、スキありありでチョロい先生がたまらんっ!トロトロ具合もたまらんっ!地味表現があるけれど、電車で年中痴漢に合うあたり、そこはかとない色気があるんだろうなー。でも腹くくったら意外と男前で思いきりがいいとこもあって。はー…会いてーなー…。怜矢は「ザ・パーフェクト!」みたいな子なのに肝心なとこで怖じ気づくあたり、年下感出まくりでカワイイ。面白ワード(主に先生の心の声)も随所にちりばめられているので、お楽しみあれ!どこまでいっても美しい画面で悶えますっ!先生の作品で一番大大大スキな「とろけるくちびる」続々編も楽しみにしてまっす!!!!!←こちらも未読の方はぜひっ!
  • ヴィクトリアミランの代償 【電子限定特典付き】

    篁アンナ

    涙と鼻水で顔面グショグショに…
    ネタバレ
    2023年4月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まずはじめにお伝えするとすれば「ネタバレなしで一気に最後まで読み終えてほしい」です。私は結末の想像がついている状態で読みましたが、それでも予想以上に感情を揺さぶられ、読後すぐにレビューを書くことができませんでした。もう一度読んでからレビューを書こうかとも思った。でも疲弊していて、しばらく2度目を読むことはできないだろう…。なので、纏まらない頭のまま投稿します。拒否反応出る方もいらっしゃるだろうし「読む」ための材料ではなく「避ける」ための判断材料としてこれを読んでください。そうでない方は一気に本編へGo!◇◇◇本作は決して幸せハッピー!なストーリーではない。読者が。主人公CPはそれぞれが約束を果たし、ある種の幸せな時間を過ごしたのかもしれない。でも彼らにとっての幸せは本当に「そのかたち」しかなかったのか?と考えてしまう。本作のテーマの1つとなっている「不倫」。大切な人を傷つける決して許されない行為ではあるが、本作は不倫を美化して悲劇的なストーリーにしているわけでも「好きになっちゃったんだから仕方ない」的な開き直りご都合主義が描かれているわけでもない。確かに貴斗と梓は世間からみれば「不倫」という許されざる関係になってしまった。そこにどれだけ深い愛情があったかは関係ない。非難されるべき行為だろう。では貴斗の妻・かやと息子・なつめはどうか?彼らも彼らなりの愛情があって大事に守っていきたいものがあった。でもそれは誰かの不幸の上に立つものであっていいのか?簡単に答えの出せることではないが、人間という利己的な生き物の本質が出ていたと思う。決して共感したくはないが、結局、人間は自分が一番大事なのだ。誰かを犠牲にしたって。梓が自分と貴斗の未来を「こうありたい」と決めた時、もちろん貴斗の家族への後ろめたさもあっただろうが、自分の存在がモデルとしての貴斗をダメにしてしまうのではないか?という想いも強かったように思う。しかし貴斗自身は孤高のモデルとして絶賛されるより梓と生きたかったのではないか?それを考えたら梓も身を引いたようでいて、実は利己的なのだ。皆がみんな人間臭く利己的で、それが導きだしたものがこの物語の結末なのか。だとすれば、やはりやりきれない。貴斗と梓、2人の未来に違うかたちはなかったのか?どうしても考えてしまう…。これは不倫愛を描いた物語ではない。愛のかたちを描いた物語なのだ。
  • 明けても暮れても -続 いつか恋になるまで-【単行本版】

    倉橋トモ

    ひたすら甘イチャラブ
    ネタバレ
    2023年4月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「いつか恋になるまで」の千秋と和馬が大学生&専門生になりましたねー。作者様の後書きにもあるように、ひたすらイチャコラしてて微笑ましい。年齢が上がってもカワイイ2人です。ただ1つ残念なのは…完結してなかったーっ!ヘタこいた!完結してから一気に「家族になろうよ」まで読むつもりでいたので、やっちまった感が強い…涙。本作は「いつか恋になるまで」と「家族になろうよ」の間のお話なので、これだけで読んでももちろんイイのですが、どう繋がっていくのか、を読みたかったんです…涙。もう少しおあずけですね。ストーリーとしては…前作では幼馴染みから両想いになった2人が高校卒業を機に将来や未来のことを考え始め、歩みだします。両家の親にもカムアウトするのですが…からの本作です。両家の親に認めてもらうべく、まずは自立を目指し地元を離れ、同棲はせず別々に暮らす2人。学校法人も違うし、すれ違いもありますが、基本的に大きな波はなくひたすらイチャコラ!新しい環境で理解ある友人達にも恵まれ、充実した日々を過ごしていきます。ストレスフリーに甘イチャラブを摂取したいなら、オススメ!3巻はどうなるのか、楽しみに待ちます!
  • いつか恋になるまで【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

    倉橋トモ

    未来を感じさせる読後感で満足度が高い!
    2023年4月9日
    2回目読了後。アオハルものとか幼馴染みものはあまり得意ではありません。何というか…あのムズムズするような甘酸っぱい感じが座りが悪いというか…キライなわけではないんです。ただ自分が腐すぎるだけで…汗。本作も最初に読んだときは「いいけど~。やっぱ若い(青い)なぁ~。まぁ、そこまででも~。続編?…は、まぁ、いっかなー。」くらいの感想だったんですけどね。2回目読んでみたら、最初より断然よかった!確かに大人になりきれていない彼らの幼さや青さはむず痒くもあるけれど、大人の狡さがない真っ直ぐでひたむきなところとか、何もかも、全部を手放したって一緒にいたいと言ってしまえる、そして本当にやりかねない熱量とか、若さ故の良さみたいなものを存分に感じることができました。そしてさらに魅力的なのは2人の長期的な関係を追えることかな、と。「家族になろうよ」から遡って本作を描かれているので、当然、今の2人を描いているだけではなく、大人になった2人に繋がるストーリーとして描かれています。だから“幼馴染みのお隣さんと想いが通じてハッピー、ハッピー!”というだけではない、何というか…本作自体が壮大な回想シーンであるかのように、見たいところを駆け足になることなく2巻かけてじっくり描いてくださっていると感じられ、読後の満足感やこの先の期待度が高まる作品でした。
  • 心を殺す方法

    カシオ

    心を殺したのは、壊れたのは誰だったのか?
    2023年4月7日
    全巻購入してからしばらく読み始める勇気が湧かず、ようやく読みました。カシオ先生の作品、結果としていつもとても好きなのですが、ヘヴィな世界観(精神的に)なことが多く、読み始めるのに勇気がいります。本作もヘヴィだった…。本作は義弟✕義兄ものによくある「実は元々両片思い」や「絆され堕ちからのハピエン」などではありません。義弟の光にしろ義兄の春樹にしろ、序盤ですでに壊れていたのかもしれません。マトモな判断を下せてない。歪な車輪が坂道を転げ落ちていくように、どこでどう跳ねるのか行き着く先はどこなのか、予測がつきませんでした。確実なのは一度転げ始めたら、決して「登らない」ということだけ。しかしカシオ先生の着地のさせ方は抜群だと改めて思いました。手放しのハピエンではないけれども、これ以上はない、という落としどころだったと思います。こうなると、もう唸るしかない。惜しむらくは英先輩ですねー。彼、キャラとしてとても好きなのですが、いちいちタイミングが合わないんですね。運命には抗えないということなのか…気持ちに余裕がある時に、また読み返したいと思います。
  • 是-ZE- 春、逢い見る

    志水ゆき

    よみがえる感動…また読めるなんて…涙
    ネタバレ
    2023年4月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まさかまさかの番外編!?キターーーーーッ!!!!!雑誌は読まない派なので、まさか番外編がまた読めるとは思わず。毎日発売予定チェックしてたのに、気づかなかった自分を殴ってやりたいヽ(♯`Д´)ノ単話買いもしないと心に決めているのに、阿沙利から始まったら買わずにいられないよー!もう阿沙利と氷見には何度泣かされたことか…。「是」を未読の皆さま。こちらだけでも読める内容になっているのかもしれませんが、本編「是」は複数のCPが登場し、複雑に絡み合い、何なら時代さえも遡る作品ですので、恐らく本作だけでは関係性が掴めないかと…。長いお話ですので、ポチるのは勇気のいることと思います。特に序盤はかなり前の作品なので、今と比べると絵もちょっと古いです。でもどうか、少しでも興味が湧いたなら、ぜひ手にとってほしい。胸が震えて何度も涙し、何度も読み返し…あ、ダメだ…本編いってきます。
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