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レビュー

今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 天狼恋理

    あさじまルイ

    面白い!ぜひ続編を!
    2025年4月5日
    相変わらずキャラの絵は良いし、背景の描き込みや角度・引き・寄りなど画面作りが上手いと感心。さすがあさじま先生です。
    お話も面白く、中華+古代日本要素のファンタジーにSF的エッセンスも落とした感じで。もちろんしっかりBLでしたし、楽しめました。
    面白いゆえに1冊でまとめるのは大変じゃないかな?と読みながら心配していましたが、すごい、ちゃんと1冊でまとまってました!
    リンユの国が抱える問題を追いつつ、王子であるリンユとテラの感情も丁寧に描かれており、書き下ろしでエロスシーンも堪能。良かったです。(修正は白抜きでした。作者さんのせいではないので、これだけが残念)
    でも!これだけの世界観が構築されているのに1冊ではもったいないです。エピソード的にもまだまだありそうでしたし、ぜひ続編を希望します!待ってます!
  • 青と陽炎

    ドンドン

    1巻時点で満点の「青春×野球×三角関係」
    ネタバレ
    2025年2月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ あらすじ記載の「青春×野球×三角関係」。まさしくその通りでした。
    キュンもドキドキも満載で、今のところ欠点ナシだと思います。
    真琴、北斗、鷲介の三人とも傷ついてほしくないけれど、そんな訳にはいかないだろうし、続きが楽しみな反面、北斗推しの自分はなんとも言えない気持ちです。
    BL初心者の人はもちろん、濃いめのものを読む人にも是非お勧めしたいです。1巻に濡れ場はありませんが、だからこそのちょっとした時の色気が素晴らしかったです。
  • 溺愛サキュレント ~能あるパンダは触手を隠す~

    藤咲もえ

    触手モノ苦手ですが陳さんの可愛さが勝った
    2024年11月23日
    触手は正直得意じゃないので凄く購入を迷いました。が、何度もサンプル読んで、どうにも陳さんのパンダ姿に負けました。可愛い、愛らしい。動く姿も、お話する時の感じも、擬音語も擬態語もオノマトペすら可愛いなんて、もう推しです。現実のパンダに対しては、そんなに好きでも嫌いでもなく、ひとえにこの陳さんがすごく良い!
    勿論ストーリーも面白く、キャラ同志のやりとり、美麗な画、設定の妙もあり、買って正解でした。
    パンダ・植物の知識がうまく展開に絡んでいて、自分が今まで読んできた人外BLとひと味違う作品で、とても楽しかったです。
  • Lizardhead

    りーるー

    期待以上に良かったです!
    2024年8月19日
    トカゲ頭の人間が生きる国への異世界トリップストーリー。普通に面白い漫画で、BLエッセンスも無理なく活かされ、読んでいてお話に引き込まれます。まるで映画を見ているような気持ちで続きを読み進めていました。

    そしてシェムウとキリヤの過去、2人の思い。物語終盤への流れは、胸にくるものがあります。
    ヘビーなシェムウの過去、職場でのシンイチの心の痛みは読み手に予想以上のダメージを与えるかもしれません(私は結構驚きました)
    そんな中でもシリアスに偏らず、ふっとやわらかくコメディに落としてくださる作者様のおかげで、読み終わって重くならず、最後は幸せな気持ちになれるお話でした。さすがりーるー先生。
    ぜひ、多くの方に読んでいただきたい漫画です!
    ※りーるー先生の描かれる素晴らしい身体のライン、筋肉、厚みや重み、肉体のまとう色気もしっかり堪能させてもらいました。ありがとうございます。
  • 特務刑事オメガパンチ (合本版)

    りーるー

    めちゃくちゃ面白い
    2024年1月30日
    合本版全4巻(2024年1月時点)を一気読み。連続ドラマのような、あるいは映画館で観る映画のような、もしくはとても面白い刑事物BL小説を読んだような、大・大満足感です。オメガバースBL設定を見事に活かしながら、読みものとして純粋にこんなに面白いエンタメ作品に仕上がっている。すごいです。
    試し読みで面白そうと思われたら、ぜひ読んでほしいです。
    もちろん絵・作画も魅力的。パースや、肉体の感じも好みだったので、私はホントに買って後悔ないです。
    とにかく作品のパワーに圧倒される。パワー押し切りのみではなく、きちんと世界観や設定が構築されているので、漫画の中に没入して楽しめました。
    先が読みたくなる展開、各キャラクターの思い、関係性の変化、そしてエロもキュンも、漫画の醍醐味満載でした!
  • 高嶺のSubは擬態する

    鳥丸太郎/コオリ

    優しく甘いDom Sub。良質なコミカライズ。
    2023年12月30日
    原作既読ですが、原作を読んでいない人でも楽しめるように一冊にまとめられていました。
    コミカライズでもビジュアルイメージの乖離がなく、もちろん漫画から入ったとしても普通に魅力的な絵柄として、満足感の高い作品だと思います。
    自分の好みは雲雀ですが、実直な感じのナギが時々見せるDom的独占欲や強引さがギャップ萌えでした。
    惜しいのは修正が真っ白に抜かれていること。電子書籍の仕方なさにしても、折角のプレイシーンが…。トーンとか白線とか、修正を変更してくれたら尚良かったのに、リブレさん。
  • オフステージラブサイド【電子限定描き下ろし付き】

    大島かもめ

    もっと読みたい!元気出せる推しパワーラブ
    2023年12月28日
    一気に読める、心に活力注入BLでした。
    ガタイ良し、精神的にも大人なカッコいい攻め。
    自分に自信がなかったけれど変わりたいと努力してゆく、応援したくなる受け。
    人によってはコレBLでなくても成立する話じゃない?と思われるでしょうが、でもBLだから読んでいて萌えるんですきっと!
    辛いとき心に太陽がほしい、難しい理屈でなく自分の背中をおしてほしい。そこに現実のあれこれや、必要以上に矛盾の指摘は必要ないんです。
    主人公のトモヤがケイさんにパワーをもらったように、この漫画からキラキラパワーをもらえました。ドキドキとキュンの原点回帰。もっと読みたい!なBLでした。
    ※修正の白抜き・トーンの大雑把が悲しい…やり直してほしい!!
  • ホワイトライアー【単行本版】

    芹澤知

    絵が素晴らしい…
    2023年11月24日
    文句なしの画力、星5です。そして、お話もしっかり作られる作家さんだからとハードルを上げて読み進めてしまいました。ラストまでにもうひと盛り上がりあれば、間違いなく傑作になったなぁ、と。なんとなく惜しい感じを抱くものの、普通に充分よくできた作品。思いのほか攻めくんがピュアだった、要因はそれでしょうか。褒めるべき点なのに勝手な感想で申し訳ないです。
    短くても良いので続きが読みたいです。
    修正は勿体ないくらいの白抜き。
  • オオカミくんは襲われたい

    柊のぞむ

    予想以上に良かったので続きが読みたい…
    2023年10月8日
    線がスッキリ。でもトーンや筋肉の陰影など素晴らしく、背景含めて画力の高い作者様。骨格や肉感、身体のバランスなど最高です。安定感抜群。それに負けない表情、気持ちの演出表現、小物の使い方、キャラクター作りなどすごいなぁと思いました。すんなりストーリーを理解できる。
    登場人物に勢いがあったのでパワー展開かと思いきや、心の機微もきちんとあり、2人の思いをそれぞれのパートから読み取れて、丁寧に描かれた距離の縮まりでした。なので、うまくいってからの日々をもう少し見たかったなと。
    Hシーンもとても良かったです。修正は白短冊。
  • 僕らのミクロな終末

    丸木戸マキ

    上下巻+番外編のボリュームに負けない内容
    2023年9月28日
    時間のある時に落ち着いて一気に読もうと購入していて、やっと読みきれました。
    とても良かった。本当に面白かった。読み応えがあり、それこそとても面白い映画を見終わった大満足感に満たされました。それでいてTVの連続ドラマのような細かな演出や笑える箇所もあり、スクリーンで見るような「映像の迫力」も感じられる作品。懐かしのハリウッド映画「アルマゲドン」を見た記憶も蘇りました。
    最後までどうなるかわからなかったので、我慢してネタバレなしで読んで良かったと思います。
    ヒューマンドラマで、BLで、物語の設定を活かしたエンターテイメント力も高い作品だと思いました。
    なんだか力をもらえました。また読み返したくなる作品です。
  • 転生したらBL漫画の世界だった件【単行本版】

    Mりあ

    おもしろい!
    2023年9月3日
    異世界転生もの。転生先の役は当て馬キャラだからビジュアル良くて、そして本来なら当て馬らしく性格は良くないんだろうけど、童貞作者が転生してるのでチャラくなく、言動には色恋不慣れな真っ直ぐさがあって…。て、実はそれ、最強キャラなのでは?と思います。ギャグな感じもありつつ、恋愛漫画の王道展開を新鮮に読ませてくれる作品でした。清々しい!読後感はハッピー。試し読みで絵柄がOKなら面白く読めると思います。修正は白抜き。
  • 君と運命についての話がしたい

    青梅あお

    オメガバ作品として新しい感じでした
    2023年9月3日
    主役のベータ同士カップルの悩み、葛藤の中身が、『確かにそうかも』と思えて、出し尽くされた感のあるオメガバBLとして、切り口の新鮮さがありました。オメガバ世界観をうまく利用した作品だなと。だからこそ、モノローグが一体誰の心理なのか、どちらのキャラが考えていることなのか判りにくい時が割とあったのが惜しかったです。漫画に入り込んで読んでいる気持ちが、一旦止まってしまうので。
    それを除けば、全体としてとても面白く読めた作品でした。
  • 黄昏アウトフォーカス long take(1) 小冊子付き特別仕立て

    じゃのめ

    青春のキラキラがマシマシ
    ネタバレ
    2023年9月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 次巻で寿の家族関係の重め?深めの話があるのかなぁ、というヒキで終わった今回。青春群像劇というか、これまで登場したメイン脇含めキャラ達の、内面の葛藤などが小出しに混ぜられた一冊という感想を抱きました。悩みも含めたその日々を一所懸命過ごしている感じがキラキラしていました。その為かBLのLの部分で大きな起伏はなかったかなぁと。絵が綺麗なので、H少なめがちょっと残念。次巻が楽しみです。
    いいね
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  • 運命すらも呼吸をとめて

    滝端

    なんて可愛い巣作り
    2023年8月25日
    本編の恒吉を思い出すと、今回の行動の可愛さにびっくりしちゃう、と読みながらニヤニヤしていました。こういう番外編、いいわ!と大満足の短編。修正はトーンというか緩めで更に満足度アップでした。作者様と出版社に感謝いたします。
  • 仕事おわりのランデブー

    草間さかえ

    登場人物皆が立ってる素敵なドラマでした。
    ネタバレ
    2023年8月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みで続きがすごく気になり購入。独特の絵柄で、小説の挿絵でしか存じ上げなかった作者さん。どんなストーリー展開をされるのか少し不安もありましたが、苦手なメリバでも、別れて成長する系でもなく、きちんとハッピーエンドでした。
    フィクションだけど、脇役含めた各キャラクターの人物像がハッキリと立っているので、BLあるあるのご都合展開感も感じることなく読めました!
    また、主役2人の恋愛の行方だけでなく、吉見の理学療法士になったいきさつや、それにまつわる過去は何なのか等、気になる謎解きも少しずつ明かされ、漫画作品としてしっかり面白く読み進められる作品でした!
    絵柄は、リアルな人体の美とは違うものの、感情を画面に表現する演出や構図、カット割が素晴らしく、雰囲気に酔いしれました。Hシーンも満足です。修正はほぼ見えない感じ。
  • ドメスティックビースト

    ミナヅキアキラ

    絵・構図から醸し出される色気が凄い
    ネタバレ
    2023年7月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ スモーキーネクターシリーズのスピンオフ。今回の主要キャラ全員がひと癖ふた癖あるためか、スモーキー…に比べるとどろっとした感じ。また、受けに対する攻めの執着が凄いのはスモーキー…もでしたが、性格の違いなのか、こちらの彼の方がなんだか怖いほどの執着に思えました。人間的にもヤバそうな感じで。
    しかしながら、幸いにも互いに必要とするものがかちりとはまって、本当に良かった。でないとバッドエンドかメリバになりそうな2人。
    そしてとにかく美しく安定の画力に加え、度肝を抜かれたエロスな構図。場面数は少ないながらこの満足感はそれらの合わせ技だと思います。素晴らしい。修正も素晴らしいトーンづかい。その後の短編などぜひ描いてほしいです。買います。
  • Gimme, Heaven

    モガ子

    ちゃんと向き合われた誠実な作品
    ネタバレ
    2023年6月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 絵も綺麗ですし、演出として解離性同一性障害を取り入れたものでなく、海里が苦しみながら自分と向き合って前に進もうとするのを真面目に描かれていました。雅己もとてもいいヤツで安心できました。
    1冊に収めるエンタテイメントの漫画として、多重人格者がトラウマに対峙してパートナーと歩んでいく見応えあるドラマだったと思います。2人が結ばれるシーンも良かったです。修正は白短冊。
  • 愛追うふたり

    仁嶋中道

    望んだ解決にならない現実が多いので。
    2023年6月11日
    あらすじから、どんな展開になるのかとドキドキしていました。読んでいて苦みもありながら、フィクションの良さとして、起こった問題に対して救いある着地となったと思いました。細かい展開は知らずに読んだ方がお勧めです。ダイナミックな映画的起承転結はありませんが、家族と自分の在り方、ヒューマンストーリーとして味わえる作品に思いました。もちろんBLとしても楽しめました。
    修正は不要な構図。
  • 純情でなにが悪い

    冬縞しぐれ

    幸せ補給に…
    2023年6月11日
    初めから終わりまで、絵の乱れなく、とても綺麗でした。人物の肉体感も、細すぎずマッチョ過ぎず、衣服のバランスやシワなども、モブのキャラまでも、寄り・引き、絡みのアングルや演出も眼福の1冊でした。表情も魅力的。会話や言葉もナチュラルな感じで良かったです。ただ、それが出てくるストーリー上の展開が、時に唐突で、惜しいな〜と素人ながら思ってしまいました。とはいえ、可愛らしい話で、幸せな気分になりたい時に何度も見返してしまいそうです。
    この画力ありきで、お話の力がパワーアップされれば、もの凄いんじゃないかと思います!
    修正はトーン。
  • 君と生きられるなら死んでもいい【単行本版】

    赤いシラフ

    情熱を感じられました
    2023年5月19日
    ジェットコースターのような流れでした。起承転結というより、とにかく走り抜けるような、勢いと、作者さんのこの作品への熱い気持ちがどのページからも伝わってくる感じでした。ただ、物語の深みとか展開や真相の驚きなどはあまりなく、似たようなモノローグや回想があるなぁという感覚でした。それが勿体なかった気がします。Hシーンは多かったです。修正は白抜き。
  • 運命に見える

    まさお三月

    最初から最後まで良かった
    2023年3月24日
    ストーリーのひねりは勿論、キャラクター達の各々の空気感や、それによる独特のテンポ感などがうまく作用して、とても面白いマンガでした!

    また、とぼけた顔のコマも多いのですが、きちんと描き込まれた時の主人公の顔の造作が良い。イケメン!キュンとくる。だからこそ、ここぞのコマが決まっていました。身体の厚みもほど良くあって、カッコいい。さすが、まさお先生の作画。お話作りも素晴らしく、読んでハッピーになれる作品でした!続編あると嬉しいです。修正は必要ない感じでした。
  • のぞき、のぞかれ【描き下ろし漫画付き特装版/シーモア限定おまけ付き】

    せんみつ

    お幸せに。
    2023年2月18日
    タイトルが強烈で物凄く変態的なのかと思いましたが、読み進めると気持ちの流れや動きがちゃんとした恋愛BL。
    後半の河合には、1話目の彼から思うと驚くほどの可愛らしさも感じます。また蜂谷のキャラが良い味を出していて、暗くなりすぎずに済みました。
    試し読みからの期待以上のまとまり具合で、買って良かった。
    修正は白抜き。でも構図がいろいろあって良い感じ。
  • 春待ちうさぎは発情期らしい

    黒岩チハヤ

    可愛かった
    ネタバレ
    2023年2月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 絵柄がかわいい感じなのに、先輩の裸体に筋肉がしっかりあって好印象でした。
    また、受けの子が先輩と付き合う事を、思いの外なかなか承諾しなかったのも新鮮でした。
    前半はウサギちゃんの視点、後半には先輩の視点での展開があり、先輩の気持ちの動きもわかって物語がより面白くなってました。フィクションらしくハッピーエンドで安心して読めます。先輩の情が深そうで何より。
    そしてぬいぐるみが可愛くて、立派な重要キャラでした!
    修正は白短冊。
  • タイプ・エイド

    市ヶ谷モル

    まずはとにかく美麗さを堪能。
    2023年2月18日
    とにかく肉体美。美しいです!主人公の瑛二の褐色肌を表現するトーン使いもさることながら、その胸筋、乳首への愛情が作画から溢れている気がします。そのお裾分けをいただけて眼福です。修正はしっかり白抜きで勿体ない限りですが、挿入口の丁寧な絵も見事です。本当に見応えのある作画です。

    物語はSF。テオの製造にまつわる謎については続刊を待たなくてはなりませんが、楽しみです。ぜひ作画の素晴らしさに負けないストーリー展開となってくれることを期待しています。
  • グレイゾーン

    朝御飯丸

    癖になるかも。
    ネタバレ
    2023年2月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 思春期、という事でもなく、若者の曖昧さ、という帰結でもなく、なんとも言えない漫画です。雰囲気や演出がうまいなと思いました。
    不穏な始まり。犯罪的な何かがあるのか?あるいはメンタル的に壊れているとか?創一の秘密はなんだろう、と読み進めると、実は晶の方がヤバめでは?と思います。独りよがりの思考と行動。驚き呆れますが、それは意外とリアルな心の動きのかもなーと、新鮮に感じました。そして創一の行動を思い返すと、やっぱり創一もヤバいのは間違いなく。…ちゃんとした合意あったっけ?最初のアレとか後半のアレとか…。

    起承転結がハッキリしないまま、読み手のカタルシスもなく何かが解決した感もなく終わった物語。『グレイゾーン』としてそれを狙っていたなら成功かも。ちょっと癖になる作家さん。修正は白短冊。
  • 副島社長にはセフレが5人いる

    山田ユギ

    圧巻の雄々しい色気
    2023年2月18日
    修正が白短冊でまず嬉しい。山田ユギ先生の厚みあるガタイ攻め、ほどよく肉体も鍛えられた仕事のできる40歳の受け。彼らのシーンがパワーダウンし過ぎず、ありがたかったです。

    メイン2人は40歳同士の組み合わせ。弱々しいおっさん受けは苦手ですが、副島さんは大丈夫でした。自立していて、カラッとしている。仕事できる人は性欲も強そうだな、というイメージから読み始める中で、そのキャラの魅力や個性的な脇役たちの面白さ、ストーリーの面白さで最後まで飽きません。試し読みで良かったら、そのまま失速はないと思います。山田ユギ先生好きならば更におススメです。
  • 金の絵筆に銀のパレット

    ARUKU

    とても良かった
    2023年2月18日
    とても良かったです。
    読み始めは戦後の現実味にしんどくなり、結末や読後感は大丈夫だろうかと不安を覚えましたが、途中でファンタジーがいい具合に混じり、たくさん救いがありました。恋愛と、生と死と人生と、苦しくてもその先はこうあって欲しいというハッピーエンドのフィクション。実人生や社会を投影し過ぎた作品は辛い昨今で、これは何度も読み返したくなる漫画です。修正は白抜き。受けの肉体は設定の為か細いですが、攻めの体のラインや裸体がしっかりしていて、何気に素敵でした。
  • 【18禁版】僕は君だけのもの【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

    薄井いろは

    ありがとうございます!
    ネタバレ
    2022年11月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 久々に、読んでいて幸せの連続を感じたBLコミックスです。
    攻めが受けを大切に思う・好きのレベルが深まる、というシンプルでとても大きい要素を最初から最後まで満喫できました。
    モノローグやストーリーに気になる箇所はあるものの、絵の美しさ、構図のカッコ良さはもちろん、絡みシーンにおけるオトナ版の醍醐味を間違いなく味わえる薄井先生の画力に感謝です。前作を読んでいたからこそ、2人の絆が固くなった未来を見ることができて嬉しかったです。
  • サラブレッドはなびかない

    佐倉リコ

    スピンオフCP。ライオンとサラブレッド。
    2022年8月8日
    「オオカミくんは」シリーズのスピンオフ。獅子堂王我と司馬駿匡の馴れ初め編。獅子堂のキャラクターゆえか、こちらの2人はHシーンが割としっかりありました。恋愛のストーリーとしては定番の流れでしたが、世界観の設定が活かされており面白かったです。修正は白抜きや、トーンに白く細かな線消し。獣化姿では、子供の頃の王我の獣化が可愛かったです。
  • 男子高校生に憂鬱

    日乃チハヤ

    マンガとして満足度の高い作品でした
    2022年8月7日
    表題作と「水曜日のクロノスタシス」収録。どちらも心理描写やキャラクター造形の演出が見事。Hシーンの有無関係なしで、漫画のストーリーに引き込まれる面白さを久々に味わえる作品でした。登場人物のドキドキが読み手にダイレクトに伝わって、こちらまで照れてしまうというか。
    また、女性キャラも出てきますが、BLの為に造られた感のあるものではないのが良かったです。BL漫画ですが、ジャンル関係なく構成もしっかり練られた面白いマンガで、満足感が高かったです。※修正は表題作のみ、トーンと白細短冊。
  • 惚れ薬を飲んだスパダリがヤバすぎます!【単行本版/コミックシーモア限定特典まんが付き】

    南国ばなな

    ふわふわとむわむわの威力が凄い!
    ネタバレ
    2022年6月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 頭を使い過ぎず読め、なおかつ美麗な作画と安定のラブさに癒される漫画です。自分的に期待以上。
    あらすじと試し読みで気に入ったら、そのままのテンションでラストまで続いた感じ。ハラハラするような波瀾万丈はなく、主人公のモノローグを楽しみつつ安心して読めました。むしろ、えろこそがダイナミック。
    修正は白抜き。角度など白抜きでは醍醐味が半減していそうな気がするので、ぜひオトナ向け版も出して欲しいです。買います。
  • 百年でただ一度だけ恋した

    ARUKU

    現実と非現実のバランスの妙!大好きな作品
    2022年4月28日
    久々に、勢いがすごいドラマチックな恋物語でした。読めて嬉しいです!
    主要キャラはピュアでなく、人間の汚さ・狡さがガンガンに出てきます。それでも、抑圧に慣れた人の感情がやっと溢れこぼれてしまう様子や、好きな気持ちが盛り上がるさまが、凄かった。描写の演出なのか、作画の妙なのか…。
    もちろん物語構築が凄いことに間違いありません。ふっと出される現実社会の問題が、フィクションに生きるキャラ達に重く影響したりする匙加減もいいです。

    主人公の彼女の立場になると、確かにたまったものではないでしょうが、一読者として、とてもおもしろかった。読み応えがありました。結末も良かった!
    これくらいカタルシスがあると、漫画や小説を読むのは楽しいと、改めて醍醐味を味わえました。
    修正は白抜き。
  • 狼を狩る法則《コミック版》

    麻々原絵里依/J・L・ラングレー/冬斗亜紀

    小説ファンの人もそうでない人もご一読を
    2022年3月12日
    『狼を狩る法則』を含む狼シリーズの小説全て読んでいましたが、かなり前なので、大まかなストーリーを覚えているくらい。今回、初読に近い感覚でコミカライズを読みました。

    コミックス2冊に収まるよう、かなりスッキリと物語の芯を追って展開されて、読みやすかったです。
    反面、小説の世界観について細かな説明がないので、コミカライズで初めて狼シリーズを読まれる方には、この描写にどんな意味が?と疑問点を持たれる事もありそうです。

    小説既読の自分としては、挿絵で見ていたあの絵柄のままで、彼らがセリフを言ったり、表情や全身の動きを見せてくれていてとても嬉しかったです。ぜひとも、後続のタイトル分もコミカライズしてほしいです!
    修正は白抜きと、見えない角度がほとんどですが、良かったです。
  • 魔王様、この恋はなかったことに! 【コミックス版】

    吉池マスコ

    予想よりもかなり満足。
    2022年3月12日
    各サイトのレビュー評価がまちまちな為、少し心配でしたが思い切って購入。自分の好み的に大正解でした!さすが吉池マスコ先生。
    ラストは、続刊ありかな?という終わり方で気になるものの、これはこれでコミックスとして面白くまとまっていました。コメディとエロとラブがキュートな感じに収まっていて可愛かったです。重くならずに楽しめました。修正は白抜き。スピンオフも、コミックスが出たら購入すると思います。
  • 罫線上のカンタータ【電子限定描き下ろし付き】

    早寝電灯

    心を浄化したいときに読み直します
    2022年2月27日
    ヨウジとサワト、ミナトとスオ。2組のオムニバスで、読後感は静かに小説を読んだ後のような印象でした。
    早寝電灯先生の作られる物語はもちろん素敵ですが、絵柄も本当に好きで、イケメンと説明されていなくてもしっかり攻めの表情や造作がカッコいい。また、今回は修正が必要な場面はありませんでしたが、それぞれ互いの間にしっかり愛情が感じられるキラキラした作品でした。
  • 恋が僕等を許す範囲

    本仁戻

    全3巻の読み応え。
    ネタバレ
    2022年2月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ BLですが男女の恋人2組のお話。恋人関係なのでもちろん男女の絡みも出てきます。
    2000年前後のトレンディドラマ(これも古い言葉ですが)のように軽快なセリフの応酬。そう、セリフ多いです。
    ドラマ的パワーのある展開に流されて、どう結末を迎えるのか気になって一気買い、一気読みでした。
    同軸リバあり、白抜き修正。1巻に収録された別のお話『無頼(前後編)』も面白いです。電子書籍の無い時代の漫画なので、画面の書き込みが細かく若干読みにくいですが、とても読み応えありました。
  • いけない子

    吉田ゆうこ

    吉田先生の漫画の中で、とても好きなお話。
    2021年9月12日
    試し読みとあらすじの段階で、話の設定や雰囲気・キャラクター造形がとても好みでした。
    特にマネージャの幹さん。
    彼のような、きっと一般的にモテるだろう外見と賢さを兼ね備えて仕事もできる男性が、だからこそ自分の感情のままには振る舞えないもどかしさを見せる。この感じがとても好きで、それを見ていきたくて本作を買ってしまった気がします。
    その幹さんの格好良さやもどかしさ、可愛さ、理性的な彼が垣間見せる欲情の色気は、ラストまで崩れず、もちろん物語自体も、試し読みの空気感を壊さず盛り上げてカタルシスを入れ込み、きちんと結末として収束されました。

    作画のふんわり加減というか、これは身体のどこだ?とか描き分けが甘いのでは?との思いはありますが、飲み込んでいます。今までの作品もそうなので。もう個性の域なのでは?と。それに本作はこれまでの吉田先生作品に比較して、作画は一定に保たれ、トーンや線のメリハリで見やすかったと私は感じました。

    試し読みで気に入ったなら、一読の価値はあるかと思います。
  • ムリ婚。

    いつきまこと

    リアルさ求めず、2人の進展を見守りました
    2021年3月4日
    大学生の千景(ちかげ)と会社員の百貴(ももき)。2人が出身の村同士の慣習により、男なのに結婚する羽目になったところから物語はスタート。トンデモ設定です。これはファンタジーBLだ!とわかります。親親戚の言動からもその匂いが濃厚です。ここで頭を切り替えて読み進めていくのかどうかが、楽しめるかの分岐点だと思います。現実的説得力を求めると設定から破綻するので終了です。

    絵が綺麗で、決めゴマの美しさや攻めキャラの格好良さがたくさんありました。H場面も数回あり、段階を踏んで進みます。修正は白抜きと、一部トーン枠白抜き。
    サラリと何か読みたい時に助かります。
  • ハレとモノノケ

    暮らしの歳時記BL。五感を刺激されました。
    ネタバレ
    2021年2月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 星5をつけましたが、他のレビューにあるように、主要キャラ達の謎が謎のままで終わっており、モヤモヤは確かにあります。読んでいる途中で「なぜ?」と気になりました。でも、あえてモヤモヤを呑み込んでも読んでしまう漫画です。

    アニメのように描き込まれた繊細な自然の景色、料理。ページは白黒ですが、色つきの光景を見たような気持ちになります。食べ物にも温度や香りを想像し、生活の音まで聞こえるようです。
    普段省略して過ごすことの多くなった年中行事や、季節の移ろいを知る事柄とともに、八潮とトキの関係も少しずつ深まっていきます。八潮の友人達や、山の犬ミツも、とても魅力的なバイプレイヤーです。

    だからこそ、八潮と親・祖父母との関係や八日見家そのものに何かしらの秘密はあるのか?トキの過去との関係は?…といった重要な部分が、やっぱり気になってしまう。なのに回想など断片からしか探れないのがとても残念でした。
    伏線なら回収してほしい。
    たいした伏線でなくサラッと読み進めていいなら、余りにも思わせぶりな語られ方でした。特にヨスガさん…。

    ついつい愚痴のようになりましたが、それもこれも、絵もキャラも物語も素敵だから。
    あと一歩、詰めをしっかりしてほしかったなあ。
    全部を明かさないのがこの作者さんのスタイルでしたら、すみません。
    ※修正はない感じの画面構成。淡々とした物語のテンポなのにHは濃厚。場面は少ないですが、攻めのトキがここぞとばかりにオスみを放ちカッコよく色っぽく、印象的でした。
  • 恋する鉄面皮【電子限定おまけ付き】

    中田アキラ

    安定した絵の綺麗さ!(2巻目迄の感想)
    2021年1月10日
    1巻は社内カプで後輩×先輩。2巻目は、バーの雇われ店長×サラリーマン。各巻に全員が登場して、友人知人関係になりますが、1、2巻は順不同に読んでも大体わかるので問題ないと思います(私は2巻→1巻の順に購入しました)。

    あくまで自分の好みですが、この作者さんの絵は、体格や顔面のつくりがとても良いですね!
    ほどよい筋肉のつきと四肢の太さが素敵。更に、しなやかさもある体の線が、男性キャラの立ち姿、動きやスーツの線・シワと相まって、リアルなカッコ良さが画面にあふれます。眼から萌えの供給がハンパありません。…エロいシーンが多いわけではなく、あくまで普通の場面から勝手に受け取った感想ですが。
    ストーリー<画の星5つでした。
    修正は、ほぼ必要ない角度。稀に白抜き。
  • かわいいボクのマイネリーベ【電子限定描き下ろし付き】

    むろ文子

    サラッと読む感じで。甘いハッピーエンド。
    ネタバレ
    2021年1月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 労働環境ブラックな旅館勤務の志之介が主人公。ある日偶然に出会った外国人(本当はハーフで両親はドイツ人と日本人)の、石井ノア静と…というお話。

    静が志之介にベタ惚れなところが良い。それでいて、表面上は冷静な判断、対応をするのが尚良いです。読んでいて志之介が思いのほか面倒な性格だったので(過去のトラウマがあるとはいえ)、対比で静が精神的に落ち着いてみえ、ストーリーが収まってくれました。

    残念だったのは、ブラック環境という割に、主人公の働き具合以外にブラックな状況が感じられず、説得力がないように見えたこと。先代女将の息子という先輩も出てきますが、ブラック状態を放置した経営陣の1人であったろうに、仲良さそうだし。立ち位置や関わりがゆるくて微妙。BLがフィクションでファンタジーだからこそ、より面白くする調味料として、大事なバックボーンのリアリティは少し欲しかったです。
    ご都合主義進行で良いところ(挿入準備が簡単)と、そうでないところが、私の好みではありませんでしたが、「meがin」などはとてもツボで面白かったです。
    修正は細い白短冊で、緩め。
  • サイケデリック・ベイビー

    湯煎温子

    作者の過去作品とは感じが違っても、良作
    ネタバレ
    2021年1月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方々のレビューをたくさん読んでから購入したので、実は不安でした。
    試し読みでは割とライトなのに、後半ダークなのか?
    あるいは作者さんの初期構想ではバッドエンドだったものをハッピーに仕上げた為に凄く中途半端な終わり方なのか?など…。

    …と思って読んでいたせいか、いや、思いのほかちゃんとストーリーが進んでまとまってくれていた、良かった!というのが正直な感想です。中途半端に感じるのは、主要キャラの人生の分岐点とかリスタートがラストだからなのかな、と私は思います。
    芸術家が登場し、その才能欠乏からのバッドエンド作品はこれまで多く読んできました。でも、サイケデリックベイビーのように、そうじゃない物語があってもいい、むしろ、この作品はバッドでないラストで良かったです。読後感も明るい気持ちになれて、素敵な作品でした!
    白抜き修正。雰囲気も良かったです。
  • よなよなもしもし

    丸顔めめ

    面白かった〜!
    2020年12月12日
    個性的な絵柄で、自分に合うかな〜と不安がありましたが、クーポン使用で購入。読むうちにお話の面白さや展開の妙で引き込まれ、絵柄にも色気を感じてすっかり作者さんのファンになりました!

    短編集ですが、短くて不満な話は無く、どれもちゃんと面白く読み応えがあります。試し読みで良さげだと感じられたなら、ぜひ最後まで読まれることをお勧めします。私は満足感が高かったです。
    修正は白抜き。
  • 彼と私

    夏下冬

    こういうタイプのも大好き!
    2020年12月6日
    短編らしく上手くまとまったお話。小説のショートショートみたい。
    読み進む途中でタネがわかる読者も少なくないかもですし、色んな漫画や小説を読んだ人にとっては物凄いひねりでもなかったとしても、このページ数できちんも収めて成立して、絵も綺麗でBLエロも入れた、という完成度が高いと思います。
    ど直球のBLや恋愛物がお好みの人には向かないでしょうが、私は今後も読み返すだろうなと思える作品でした!
    修正は白抜き発光体。
  • Christmas from hell

    芽玖いろは

    幸せのお裾分けをありがとう
    2020年11月29日
    大好きなミヤとタマが出る短編ですが、元が同人誌のため割高感が否めなく、クーポン使用で購入しました。なので大満足。
    ホスト稼業で相変わらず肝臓に悪そうな日々の中、2人の幸せそうなプライベートを見られて安心できました。
    修正は白抜き。
  • 愛があるから押忍!【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

    加藤スス

    絵が綺麗で気軽に読める作品。
    2020年10月18日
    最初は十馬のバカ坊ぶりに読んでいて苛々したものの、彼の素直な可愛い所が出てくるので嫌いにならずに済みました。

    ストーリーは特に複雑ではないし、薄暗くもありません。フィクションBLとしてすんなりまとまった感じです。

    スパダリな女装家の亜也(オネエというより女装家に思えたましたが)は、極道のスーツ姿がめちゃくちゃ似合う色男。十馬の後輩のゴンもとても男前、月島組の堤は損な役回りながら憎めないし顔も良さげで気になるポジション。作者さんの綺麗な絵柄とイケてる脇キャラで作品の魅力が底上げされた感じです。気軽に読めました。※修正は白抜き。
  • ちぎれる首輪

    TOTIKO

    絵の魅力と圧力のような空気感で押し切られ
    ネタバレ
    2020年10月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 難しい作品でした。時々過去エピソードが入るのですが、時系列の整理も少し大変でした。何より、過去エピで攻めの生立ちなどは描かれず、完全な種明かしにならないので、攻めの特殊設定(人間なのに軍犬として育成されたとか)にこちらの納得がいかないままストーリーが進んでいき、最終的にそのままハッピーエンドしてしまい、読み手の自分がちょっと置いてきぼりにされた感が残りました。
    え、あれやこれの謎は解けてない気がするのに…と。

    人が軍犬として育てられるなんて、とても興味深いし、刺激的で凄い設定なのに、それが生かしきれていなかったように思えます。ホントにそんな、局部が犬と同じとかいう理由だけ…?国家的な何かとか秘密組織とか出てきてもおかしくなさそうなのに、しかしそれはストーリー的に問題ではないから出てこなかったのだろうか?受けの彼も、そんなアッサリ納得できるの?嘘ー!?と、自分には突っ込みどころ満載でした。受け・攻めの間での相互理解にのみフォーカスが当たりすぎて、かえって不思議な感じでした。

    ただ、絵の魅力、ビジュアルの魅力は本当に素晴らしかったです。こういう世界観や演出で突き進むのも漫画家さんの個性なのかもしれませんが、個人的にもったいないかなと思ってしまいました。※修正は白抜きです。
  • パーフェクトプロポーズ

    鶴亀まよ

    良かった…色んな意味で。
    ネタバレ
    2020年9月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公・ヒロクニの勤めるブラック企業描写が読んでいて心に痛く、メインカプ2人がどうなるか以上に、仕事仲間がどうなるのかが実は気になって仕方ありませんでした。(なので結末は色んな意味でホッとしました。)
    カイのビジュアルは素敵でとても良いのですが、ヒロクニと顔がほぼ同年齢にしか見えません。年齢差ある筈なのになー…と気になってしまったことを除けば、お話もしっかりつくられた中身のある漫画でした。※表情乏しい攻めですが、言動が可愛くて良かったです。見えない構図で修正はなかったように思います。
  • きみと見た ほうき星を探して【描き下ろしおまけ付き特装版】

    三月えみ

    スッキリしないけど読み返してしまう感じ。
    2020年9月15日
    攻めも受けも、どちらも人間らしいです。
    好きな人がいる、でも日々の自分の生活にいっぱいいっぱいで、相手との大事なタイミングを逃してしまっても気づかない、もちろん悪気はない。自分の出来る範囲で頑張った筈なのに、望んだものが訪れない。報われない気持ちがどうしようもなくあふれたりする。こんな風に漫画の中の2人は、いつもどこか心の中に余裕のなさや不安を抱えているように思えます。
    なかなかすんなりと収まらない2人で、読んでいて正直めんどくさい2人だなと苛々しつつ、応援していました。
    続編も始まっているようなので、読むつもりです。
  • 果ての荒野でバカンスを

    赤河左岸

    表題作は、何度も読み返したくなる良作。
    2020年8月24日
    サンプルで読める表題作の前に短編が2つあります。単行本の最初に入っている作品の感想は、星3つ。次の話は学生同士のもので星4つ。表題作は星5つの感想です。修正が必要なシーンはありませんが、愛にあふれたお話だったと、読み終わった後で強く思います。ファンタジーやSFが苦手でなければ、まずネタバレなく読んでほしいです。
  • 残像スローモーション

    じゃのめ

    青春のエネルギー満載。
    2020年8月23日
    黄昏アウトフォーカスに登場した市川義一と上級生、菊地原仁のスピンオフ。犬猿の仲である市川と菊地原のストーリーがメインですが、菊地原と同じ3年生の面々もまた、個性的で魅力的。彼らだけでもサイドストーリーが作れるのではないかと思うほど。読み進める内に、サンプルではわからなかった菊地原の魅力に段々とやられました。物語後半にいくほどカッコ良さと可愛げがパワーを増します。お話としては、リアルよりもフィクションを楽しむ感じで、演出もあえてレトロ感を出しているんだろうなと思います。口調などが昭和の作品や昭和以前の学生さん言葉では?という感じ。ストーリーはきちんと終わっていましたが、その先をもう少し、番外編でも良いから、先の彼らを見たかったなあと思いました。※修正は不要な構図。
  • DK×BL-school event-【特典付き】

    山本小鉄子/ぴい/宮田トヲル/湯煎温子/椋太郎/うえちゃ/にこ山P蔵/みーち/小鴨

    キラキラDKカプを詰め合わせ。
    2020年8月23日
    短編9本、ミニコラム1篇。修正は緩い白短冊が多めで、漫画によっては白抜きもあり。知ってる作家さんも初めての作家さんも、短編のせいか皆さん明るいお話でハッピーエンド。頭を使わず安心して読み終われます。
  • 歌舞伎町バッドトリップ

    汀えいじ

    SM苦手でも楽しめる作品
    2020年8月12日
    SM行為はソフト・初心者向けだったので、ドキドキ感はありながら痛々しさ少なめで読めました。攻の泉輝が徹をとても大好きで、それが随所に見られるため、ハッピーな読後感。また、SMと無縁な人間(徹)が、恋したSと付き合いたいが為に頑張る過程も面白くて、エロ、ストーリーともに満足な一冊でした。続編をぜひ描いてほしい作品です。白抜き修正。
  • ENNEAD【タテヨミ】

    MOJITO

    漫画として面白い!
    2020年8月9日
    BがLする展開にスピードを求める人には向きません。
    無料で読める分冊3巻目まで読みましたが、BLとしてはまだまだ序章?という感じ。誰と誰がBLするのかもよく分からない。
    しかし、漫画としては大変面白い!この先が長そうなので、導入部だとしても大変面白いです!エジプト神話に詳しくなく、各巻末の相関図を毎回目を凝らして見て、それでもなかなか覚えられない…でも面白い!映画のよう…。ビジュアルも素敵です。
    コミックス的に、纏まって販売して欲しいなー。
  • リバース

    麻生ミツ晃

    映画や連ドラのように読み応え抜群の作品
    2020年7月29日
    内容のネタバレは知らずに読んだ方が、間違いなく楽しめます。作品紹介欄のあらすじと、試し読みで気になったらぜひ!オメガバースを無理なく、むしろミステリ要素のように作品世界に落とし込んだ、とても面白い、ボリュームのあるマンガでした!修正は必要ない感じの描き方ですが、エロティック!大満足でした。
  • 兄ちゃんの話

    池玲文

    しみじみと。
    ネタバレ
    2020年7月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 良い意味で、いわゆるBLではないホームドラマなお話でした。兄ちゃんも、弟も幸せになってそうで良かったです…。修正は白抜き。そういうシーンそのものも、最終話の兄カップルのワンシーンでのみ。
  • Love gift

    一ノ瀬ゆま

    可愛い!いつか続きを描いてほしい!
    2020年7月28日
    本編後の小話オムニバスの同人誌。ファンとしては電子で読めてとても嬉しいです。2人が幸せで本当に良かった。修正は必要ない感じですが、体勢などがエロい!いつかまた続きがあるといいなー。
  • さいかわクリニックの夏休み

    スロウ

    ファンならば損はないのでは⁈
    2020年7月28日
    同人誌は買えなかったので、読めて嬉しいです!金沢先生と加賀さんが早く幸せになってほしい!修正は黒短冊消し。
  • デスパレート ラヴァー

    左藤さなゆき

    エグくない執着溺愛系。
    ネタバレ
    2020年7月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 極道の息子2人×親が蒸発した高校生。攻め達は執着・溺愛系。受けは可愛い感じの見た目だけれど、自立心がある男の子。サンプルで良さげと思って購入したら、もっと良かったです。攻め2人の態度が、受けとそれ以外に対して違い過ぎて萌えました。Hは物語の終わり方までありませんが、満足。3Pです。修正は白線消しで緩め。続編描いてほしい!(極道要素ありなので、モブへの暴力や流血あり。それが少し苦手でした)
  • いつか恋になるまで【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

    倉橋トモ

    上下巻でしっかり読め、絵が素敵。
    2020年6月12日
    幼馴染の2人が高校生になり…青春BL。まず絵が綺麗で、受けも攻めもイケメン。表情や体型なども良く、魅力的な絵でグイグイと先に読み進めていけます。脇役もきちんと配置されてお話に色を添えています。ストーリーとしては、よくあるパターンですが、コマ演出や絵の素敵さ、メインキャラクターの魅力で飽きません。ただ、リアリティが気になる人には色々と目につく箇所があると思います。高校生男子BL、として素直にフィクションを楽しむ気持ちで読むのをお勧めします。修正は白抜きでした。
  • ストリッパーの淫らな悪戯【単行本版】

    国原

    展開が早く感じられて…BLだからかな?
    ネタバレ
    2020年6月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大学生とストリッパー。お話の最初は、簡単に客(大学生)に手を出すなんて…薫さん、ショーはプロなのに客との距離は緩いのか?枕営業なの…⁈と少し引きながら読み進めていました。まあ、その後に2人としてきちんと互いの気持ちを確認し合い、近い将来のことも話せていたので、本巻の最終的にハッピーエンドでした。描写は白抜き。
  • 四月喫茶の秘密の事件簿

    鬼嶋兵伍

    絵も話も魅力的。いつか続編を描いてほしい
    ネタバレ
    2020年6月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 夜の街の喫茶店を舞台にしたオムニバス。秘密ありげなマスターを中心に、お話もそれぞれ面白い!すごく目新しい展開はないですが、各話の登場人物がわかりやすく、起承転結もシンプルにまとまり、その中にエロも無理なく配置され、絵も上手い!ガチムチ絵柄は今まで得意でなかったですが、こちらはむしろ魅力的でした!※描写は白抜き。リバもありますが、設定やお話の展開・心情から必要不可欠で納得です。
  • あふれてしまう【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

    荒井よしみ

    キラキラしてました!
    ネタバレ
    2020年6月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 好みがハッキリ分かれそうな話に思えます。私は大好き!派です。
    高校生にアッサリ手を出す大学生、しかもバイト先でってなんと倫理感の低い!と言うと身も蓋もないですが。そんな気分から読み始めたのに読み終わると、ああ良かったね2人とも…と幸せな気分になれました。全編通じてキラキラした感じ(良い意味で)、少女漫画的な雰囲気があります。ただ、受けの高校生が、とてもめそめそする割に、自分の意思や欲望をハッキリ伝えたりも出来ていて、意外とこんな子もいるのかな、いやいないだろうけど、ありかなーと感じられてきて、受け攻め両方の人物造形が単純ではないのも面白かったです。
    描写は白抜きですが、演出や表情・台詞回しなどでエロさが上回るパワーでした。ラストにリバ展開が少しありましたが、それも2人の気持ち的にありな流れで良かったと思います。
  • 先輩と俺

    山本夜

    淡々として笑いありつつ現実の切なさも。
    2020年5月29日
    線の細い少女漫画的絵柄です。エロ度は低いです。お話はしっかりと読み応えがありました。
    主人公の攻め・玲二のモノローグがかなり多いですが、その心情や気持ちの揺れにとても納得できます。玲二の恋人である先輩も、きちんと自分の人生と向き合いながら恋愛をしています。主要脇役の阿部やテツにも、人物造形に厚みが感じられました。
    フィクションながら展開にリアルさが感じられて、作者さんの力を感じました。あっさりも読めますが、出来れば少し時間のあるときに、落ち着いて読んでみてほしい作品です。
  • 華なるもの

    西つるみ

    平安ものの世界観が好きならお勧めです
    ネタバレ
    2020年2月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 物語は平安末期から鎌倉時代ですから、現代とはかなり異なる価値観や風習です。時代考証にそこまで詳しくない自分でも、この漫画はBLだからとご都合的に進む話ではないと感じられ、どんどん引き込まれました。出自、身分、出世、権力。これらが現代とは比較にならない重要性ゆえに、主人公の選択する行動は、読んでいて時に共感できないものがあります。しかしそれは、その時代で彼の立場ならば多分当然のことだったのだろうと思えます。…が。予想どおり物語の結末は、いわゆるハッピーエンドではありません。ただ、この時代ならばその結末は『さるべき』。だからこそ、読みごたえのある作品になっています。私は好きです。※修正箇所はなし。全く見えない角度なので。それがまたこの作品に合っています。
  • 年々彩々

    秀良子

    落語を知らなくても大満足。
    2020年2月16日
    落語モチーフの2作と現代の短編1つに、デラシネの花の後日譚描き下ろしが収録。落語に馴染みのない自分でも問題なく読めて、さらに心に残るものがある作品でした。この作家さんの画面は決して描き込みの多い方ではないと思います。でもそのシンプルな線で描かれた人物の表情に胸を突かれたり、イケメンさにときめいたりしてしまう。秀先生は本当に、コマ割りや演出・物語展開がお上手なんだろうなと思います。※ほぼ見えないアングルの為修正はなかった気がします。そもそもとても少なめですし。でも満足。
  • ただ思うことは

    まさお三月

    濃い目のBLに胃もたれしたら、こちらをぜひ
    ネタバレ
    2020年2月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ すっきりとした絵柄。顔はキレイでもガタイは意外にしっかり。そこがまた自分には魅力です。線の細すぎない人物づくりがフィクションの中にリアル感を出していて、そう簡単にうまくまとまらない展開もとても面白い。結果はハッピーエンドなので安心して読めますし、コントか漫才か?と段々ツッコミたくなるノリや噛み合わなさもこの作者さんならでは味かと。ポジション攻は黒髪メガネの広也、受は白髪の友貴。修正は必要無し。
  • 仮にも恋愛

    まさお三月

    3カプ収録。会話、空気感が楽しいラブコメ
    ネタバレ
    2020年1月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 後書きで作者さんが仰ってますが、全カプ黒髪攻め・白髪受けになってました(笑)。まさお先生は、初読みです。そのせいもあるのか、正直、3組ともお顔がそっくりに見えます。描き分けがあまりお得意ではないのかな…?と読者に思わせてしまう難点はありますが、どのカプも会話や間が面白く、ドキドキ感が読んでいて楽しいです。さらに身体のラインに意外としっかり太さがあり、線の細いBL特有の二次元的男性ではないのが、逆に色気を感じられました。ベッドシーンはあっさりなのに、満足感があるのはその為かも知れません。修正は必要ないアングルかと。
  • みだらな猫は爪を隠す

    嶋二

    星2つにしていますが、続刊も買います
    2020年1月18日
    このお話はなかなか、読む心持ちが難しかったです。展開は至ってシンプルなのですが…。
    攻めくんのクズ行為(ハンザイ)と、それに対する受けくんの対応。この第一接触段階で、受け君を、許容もしくは流されたんだねーと捉えるか、脅迫されて拒否・抵抗できなかったのだ!と捉えるか。あるいは、そもそもフィクションなんだもん、ご都合主義もどんと来い!と全フィクション受け止めに切り替えて読むか。
    読者側としての立ち位置をどう取るかによって、後の読み進める気持ちに差が出るなあと思いました。それくらい攻めはクズです。たくさんのレビューで、皆さんが仰っているのに同感です。
    それでも受けのミケくんの表情や反応がとても可愛くて、ミケくんパワーに後押しされて読み終えられました。結果、続刊も買う予定です。
    修正は白抜き。
  • 与一とツグモ

    琥狗ハヤテ

    可愛い!素敵!面白い!BLと思わず読みたい
    2019年12月29日
    これはBLジャンルの漫画ですが、かつて手塚治虫さんの漫画を読んだ時の読後感に近いものがありました。
    読み物として設定、ストーリー、メッセージ性など総合的にとても面白く、画力も素晴らしい。セリフ回しや言葉のチョイス、テーマも、年代や流行りすたりに影響されなさそうで、昔話や普遍的な物語に近いです。
    そしてキャラクターがどちらも良い!ツグモの可愛さたるや、可愛さゲージを突き抜けるのではないか…。与一とツグモの対比がお互いをより際立たせ、漫画としても分かりやすく、その世界に入り込みやすくしてくれた気がします。
    とてもとても大好きな作品になりました。
    修正…は必要ない感じの見え方。
  • ワンルームエンジェル

    はらだ

    普通に面白くて、素晴らしい。
    2019年12月23日
    どなたのレビューも高評価だと思いますが、構えず気負わずに、じっくりと読みたい、面白い漫画です。何度読んでも面白く、何度読んでも胸を打たれます。
    いいね
    0件
  • プリンシプル【電子限定おまけ付き】

    さちも

    ちょっと作り込みすぎでは?と思えて…
    ネタバレ
    2019年12月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 実は長年受けを追いかけてたストーカーな一級建築士×傷ついた心を守ってビッチになったマイルール多めのガテンくん。受けの心情も、その過去からは理解できなくないけれど。なんだろう…ちょっとこのお話には引き込まれきれなかったです。また、体のバランスがおかしいかな?と思えるコマが時々あって気になりました。キャラクターでは脇役の辻くんが良かったなー。
    修正は緩めで白抜きと、縁なしトーン。
  • 彼の初恋は、毒か或いは。

    芽玖いろは

    後10ページくらい足して欲しかった!
    ネタバレ
    2019年12月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 攻め、受けの2人が恋人になるまで、しっかりとエピソードを紡がれていて、面白い。ただ、そこからラブラブな時間が、もっと読みたかったなと。描き下ろしだけだったので…それだけが残念!顔も体もいい感じに色気があります。
    修正は緩めで、白線のグシャグシャ。
  • 薔薇とへドロ【特典付き】

    天河藍

    読むならメンタル強い時を勧めます
    ネタバレ
    2019年12月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作他2篇。まずは表題作。試し読み時に感じた以上のサイコさ、酷さがありました。攻めの彼、ヤバすぎる…。受けも攻めも、育った環境が極端で、それが人格形成に大きく影響しているのは明白です。その辺を考えだすと、現実問題とリンクして重い気持ちになってしまうため、あくまでBLジャンルのフィクションとして読むのをお勧めします。突き抜けた執着攻め、正常な判断の出来なくなっているネグレクト育ちの受け、と。
    その他の2作は、ショタ攻めはちょっと苦手でしたが、学生同士のものはこのコミックスの中だからか、ほのぼの出来ました。全て修正は白抜き。
  • 夜の薗田【R18コミックス版】【電子版限定特典付き】

    梶本潤

    オトナ作品の仕事がされてました
    ネタバレ
    2019年12月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 前作未読ですが、ストレスなく読めました。攻め受けが両想いで、波乱やすれ違いもないので、2人の睦言を毎回見せてもらってる感覚です。BLのフィクションさをイイ感じで満喫できました。
  • 君に想ふ、碧

    束原さき

    絵が5、ストーリー展開3.5。総合力は星4つ
    ネタバレ
    2019年12月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 絵が好みで綺麗です。設定も、海洋学校という魅力的なスタート。攻め役の先輩もかっこいい。ただ物語の展開が、人物の気持ちの動き含めて、粗い感じに思えました。なので、展開が若干唐突に感じたり、説得力がイマイチ足りないようにも。絵が素敵なだけに、勿体なく思えました。好きなんだけどなー。
    修正は必要ないアングルでした。
  • 被写界深度

    苑生

    思いのほかストーリーも良くてハマる!
    ネタバレ
    2019年12月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 絵がとてもキレイ。絵柄もページ全体の画もスタイリッシュというか、黒白の構成がデザイン的な感じを受けました。偏見ですが、こういった作画の方は、作画レベルの高さに比べるとストーリー構成や人物の気持ちの動きがイマイチかと思いながら読んでいましたが、違いました。
    受け、攻めの表情も割と丁寧、繊細に動きを表現されており、ドキドキしながら読み進めることが出来ました。上下巻なので展開も駆け足でなく、良かったです。
    また攻め受けともに色気と雄々しさがないまぜで、私はツボでした。
    修正は細い白短冊。但し挿入までは至らず。
  • 私立帝城学園-四逸-

    夏下冬

    ストーリーがおもしろくて続きが気になる
    2019年12月8日
    6巻も読了。BLオメガバのベッドシーン過多を期待していると物足りないと思われますが、漫画として読み物として面白い!何より画力が高い!背景や画面の描き込みがしっかりされ、絵がきれいで読んでいてストレスなく嬉しい。設定にもストーリーにも引き込まれ、続きを早く読みたいです。まだ長く続きそうですが、ぜひ作者さんの思われるラストまで描き切ってほしい。修正の白抜きが唯一残念です。
  • ボーイミーツマリア

    PEYO

    とても密度の高い良作でした。
    2019年11月28日
    ネタバレしたくても簡潔に書けない心の機微や、胸が詰まるような、明瞭に表せられない思いの込められた漫画だと感じました。サラッと読むには向きません。時間のある時に、じっくり読んで欲しい。自分もまた何度も読み返すと思います。
    絵も魅力的で、構成や展開に粗さもありますが、意欲作だし、とても熱量を感じる作品でした。ボーイズラブ、を超えた彼らの変化と成長の物語。買って良かったです。
  • 【合冊版】最後のドアを閉めろ!+開いてるドアから失礼しますよ 全3巻

    山田ユギ

    高くても買って良かった。
    2019年10月29日
    お話が本当におもしろい。ノンケ×ノンケ(…実際はバイの素質があるのかな?)の距離の縮まり、進展が読んでいてドキドキ。色っぽいのに、普段のギャグテイストも楽しく、読み応え盛りだくさんでした。
    修正は必要がないアングル。でも、キスシーンや雰囲気演出で充分に満足。
  • この俺が、ゲイビ男優をプロデュース!?

    ゆんぐ

    1話目のみ。
    2019年10月28日
    まさに、お話の導入。面白そうなので、続きが気になるところ。
    修正は白抜き。
  • 【単話売】ビターライクライト

    那梧なゆた

    1話目のみ読了。
    2019年10月28日
    絵が好きです。特にイケメン設定のお隣さん、田口くん。設定どおりのイケメン。スタイル、顔、微笑み…イケメンです。1話目は主人公の人柄の良さと、田口くんがいかにイケメンかが前面に押し出されていましま。そして彼の恋人とは?…が明かされて終了。続きが気になります。分冊で買うか、一冊にまとまるのを待つか…思案どころです。
    修正必要なシーンなし。
  • どうしてもヤリたくて学園 分冊版

    星名あんじ

    1話目のみ読了。
    2019年10月28日
    おバカな男子高校生の炸裂するエネルギーに圧倒され、バカバカしいノリと展開に呑み込まれて読み進めるととても楽しいです。1話目は修正必要ないアングルでした。
  • けものあそび 連載版

    もちの米

    1話目のみ読了。
    ネタバレ
    2019年10月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ DV系もスパンキング系も苦手ですが、絵柄に惹かれて読みました。やっぱり漫画でも、人が殴られるのを見るのはつらい。いろいろと秘密がありそうですが…続きも痛そうで、購入継続するかは思案中です。
  • 【無料】カーストヘヴン お試し版

    緒川千世

    面白くて有料版の本編を買いました
    2019年10月28日
    衝撃的な作品で、読んでいて色んな意味で痛いです。が、面白い。お話作りが上手いなあと思う作家さんです。絵も、細いけど魅力的。いつも攻めがカッコいい。悪い色気も、危険な感じも、イケメンに落とし込むのがホント上手です。
  • 不器用な僕らの隙間

    もふもふ枝子

    性格に難ありでも可愛らしい
    2019年10月28日
    高校生同士のお話と、作家とパティシエのお話の2つ。
    どちらも作品でも、メインの片方が性格難ありながら、憎めないキャラクター。最終的に読み終えてほんわかできました。
    修正は必要ない感じで。
  • 泥沼

    ともち

    まさに泥沼。
    ネタバレ
    2019年10月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公のミツル(受)の、同情すべき境遇なれども流されやすい性格がコトを面倒にしていく感じです。でも、もちろん最初の彼氏:光一(攻)が全ての事の発端であり、モラルを一部欠いた人格に見えます。後から主人公の彼氏になる翔吾だけが唯一まともに思えてしまう…。
    昼ドラをちょっとシンプルにしたドロドロ三角関係。私は結構面白く読めました。
    1巻は修正の必要がない角度多数。続編は、トーンで薄める処理。どちらもエロテイスト多めでした。
  • カーストヘヴン

    緒川千世

    とにかく続きが気になってしまう。
    2019年10月28日
    5巻まで読了。苅野と梓のこれから、他キャラクター達の今後、全部がとにかく気になって、引き続き購入するだろう作品です。たとえハッピーエンドでも、大団円とはならなさそうな気配もあり…。読んでいて辛いときもありますが、面白いです。
    修正は白抜きと、見えない角度。
  • 恋をするつもりはなかった【電子限定描き下ろし付き】

    鈴丸みんた

    絵が素敵!イケメンは二次元でも眼福。
    ネタバレ
    2019年10月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 鈴丸みんた先生の絵柄はとても好みで、男性キャラは脇役でもイケメンだなあと思ってしまうほど。もちろん、主役の攻受2人はとてもイケメン。カッコよさも可愛げも色気もあります。攻のロウくんが途中から、性格に難ありなのか?と思えて2人の成り行きを心配しましたが、しっかりハッピーエンドに収まって安心しました。受のヨシノも、うじうじと見えて意外と思い切りが良かったり、垣間見える凛々しさが良かったです。
    修正は白短冊。
  • ヤリすぎブラザーズ【電子限定かきおろし付】

    魚ともみ

    難しく考えず読んで楽しむ!
    ネタバレ
    2019年10月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ぶっ飛んだ話。
    父親の秘書と義兄弟になった主人公。義兄に溺愛される主人公は、かつて海で溺れた時に自分を助けてくれた、顔も覚えていない男性をずっと想っていた…
    …ネタバレすると、もちろんこの男性は義兄だったわけで、2人はハッピーエンドです。
    修正は白抜きですが、肌感や布感、トーン処理での質感がうまく、とてもエロチック。
  • Fuck Buddy-ファックバディ-

    ひなこ

    破れ鍋に綴じ蓋な2人。
    ネタバレ
    2019年10月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 紆余曲折あり、各々の心の闇を解いて、ハッピーエンド。
    修正は白抜き。
  • チキンハートセレナーデ【電子限定描き下ろし付き】

    大島かもめ

    重すぎず軽すぎず、物語性もあり。
    ネタバレ
    2019年10月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 受けのハヤトは、兄にしか興味のない両親にずっと孤独を感じで育ったが、その兄だけが自分を構ってくれ、心の拠り所として生きてきた。攻のヒロミチは、祖母・母・父から一心に期待を受け、将来を嘱望されてきた中、一度だけゲイバレをした事があり…
    と、それぞれ胸の内に抱えるものがある同士のお話。
    脇役もいい感じで存在感を出していて、しっかりと楽しめるお話でした。
    絵柄が少し粗いかな〜と思いますがそれは作者さんのタッチかな?攻のヴィジュアルがイケメン。かっこいい。
    修正は、見えない感じですが、演出やポージングが上手でエロチックです。
  • ロマンスとジェラシー

    重い実

    重い実さんのワールドを満喫
    2019年10月26日
    個性的なキャラクターだらけで、シュールさも、おかしみも、愛情も、エロも、作者さんの風味満載。重い実さんのノリが合わない方には厳しかもですが、お好きな人にはすっごく楽しめる作品だと思います。独特のテンションと演出とノリ。ギャグでも、ちょっとだけどこか切ない感じがする、それも好きです。
    修正は、薄〜いトーンぼかし。
  • 学ランの中までさわって欲しい

    登田好美

    少女漫画好きな自分にはたまらないBL。
    2019年10月25日
    少女漫画のプロ作家さんは流石だなぁと、感心してしまうBL。
    攻め受けの心の距離が丁寧に描かれながら進み、なかなか両思いにならないが、中だるみ感が皆無。
    また一見イケメンに見えない(私見)攻めでも、見せゴマが魅力的、かつ言動も少女漫画的にイケメンなので、ちゃんとかっこよく見える。キチンとキャラクターが立っている。
    エロシーンも、はっきり箇所が見えなくても、空気感や顔・体の表情でしっかりエロい。
    お決まりのBL進行に慣れた自分にはとても新鮮で、読後感も良かった〜。ぜひまたBL作品を描いて頂きたい!
  • 少年の境界

    akabeko

    読み応えあるオメガバ作品
    2019年10月25日
    オメガバースの世界設定に、エッセンスとしてリアリティをを上手に落とし込んだ作品。とても面白い。ラブもエロもありながら、話に奥行きと重みが出て読み応えたっぷりでした。1巻、2巻ときて一旦落ち着いたと思ったのですが、続きが描かれるようで、物凄く楽しみです!
    修正は白抜き。
  • 僕の愛を知れ!

    楢崎壮太

    表題作他。数カプ。
    ネタバレ
    2019年10月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 物語に起承転結はあるものの、絵柄のせいか安心・安定の展開気分で読めました。BLを読みたいが、あまり心を乱されたくない、多少の起伏はあれど落ち着いてハッピーエンドを読みたい…という時に丁度いい感じ。ガッツリなエロはないものの、適度にイチャラブがあります。
    絵は最初から最後まで画力も安定。
    修正はほぼ無し、見えない角度。枠見え数カ所くらい。
  • MELONSODA

    遠藤巻緒

    なかなかに衝撃的な作品
    2019年10月17日
    あらすじから大体分かっていましたが、なかなかに自分にはインパクトのある漫画となりました。ある意味ベタな展開なのかもしれませんが、演出や構図がドラマチックで、ラストまで一気読みでした。また言葉どおりに、実写ドラマのような引きの構図、カメラワークで、進み方がドラマ脚本のようだなと途中から思いつつ読みました。面白かった!
    修正は、トーンで薄くするタイプの修正。
  • カラーチャートをキミに

    風呂前有

    何というか個性派ストーリー展開
    2019年10月17日
    表題作ともう一つは先輩後輩のお話。
    絵柄に色気も可愛げも共存して魅力的。裸体の描き方は好みが分かれるかも。私はいけました。
    お話はどちらも自分には感覚的に初めてな感じのキャラクターが主要で進んだ為、自分の中のセオリーとは違って良くも悪くも新鮮でした。結果として、後味は悪くなく、苦笑したくなる感じはあるものの、この作者さんの漫画はまた読みたいな、という結論でした。絵に惹かれるのかなぁ。
    修正は、枠線ありの白抜きなので、形もわかります。これは驚きでした。
  • gift

    一ノ瀬ゆま

    作者の熱量と真摯さが作品から伝わります
    2019年9月30日
    上・中巻を購入。画、話、ともに手抜きなしと、作者さんのパワーを感じられる漫画。
    内容が濃く、感想を短くまとめきれないけれども、とにかく読後満足感はとても高いです。何度も読み返しています。(諸事情により下巻は別のところで購入しましたが、今後は作者買いしてしまいそう)
    修正は見えない構図ですが、表情や身体つき、画と演出がうまい為にしっかりエロティック。
  • 息をとめて、うごかないで

    荒井よしみ

    絵が綺麗です
    2019年9月30日
    怒った顔の高1美術部員×訳あり高3(高3というか、美少年にしか見えませんが…)。
    絵がキレイで、雰囲気もあります。少女漫画味のあるBL、という印象。
    修正は不要な角度がほとんどで、見える時は白抜き。
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