レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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かわいいイチャコラ浴びとけ2025年1月21日別サイトで知った作者さん。ストーリーも絵の魅せ方も作者さん独自のスタイルがしっかり確立されていて好きです。
兎に角どのシーンもこだわりや作者さん自身の好きが溢れてます。
動作を漫画的に描くのがとてもお上手で躍動感があるっていうか、3次元でピョコピョコ動いてるのが容易に目に浮かぶんです!
このお話は受けの奏が一人暮らししてる部屋に恋人のともやが遊びに来てエチエチするだけなのですが、ルームツアーのように色んな所でエチエチしてます。2人共可愛くて良い子なのでただただニヤニヤしてたら読み終わってるという癒やし効果抜群作品です。
女の子にTNKがついただけのような受けなんで自分の好みのBLってわけじゃないんですが、作品全体の完成度が高いので欠点にはなり得ないです。
個人的には受けの肥大化した乳首が好みではないのですが(開発乳首は良いことだと思うヨ)、作者さんの描く受けはあの形がデフォっぽいのか慣れました(笑)いいね
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ケイオスの成長に期待?2025年1月1日1巻読了(単話でも数話先読んでます)。よくある両片思いのすれ違いかと思いきや、ヒロインはどんどんおひとり様を極め、それに比例して婚約者という立場に胡座をかいてたケイオスは自分の浅はかさに気づく。
磁石のように片方が歩み寄るほど相手は離れていく。おひとり様を物哀しい存在にさせずにキラキラ輝くニコルに好感度大。
ラブコメと分かっていながらもケイオスや王女には結構イライラ‥。イライラ対策で作中でガッツリこの二人のことをディスってくれてはいるんだけど、ケイオス頑張れ!よりもとことんニコルにはやりたいことをやって欲しい気持が強い。このイライラはケイオス個人というより、世の中のケイオスみたいな奴や環境への苛立ちが大きいかも。
ニコルが意固地にひとりでいるんじゃなくて自分の好奇心に忠実なのが良い。ケイオスがそんな彼女をどう支えるかでしかこの物語のラブストーリーは成立しない気がする。
この作品を好きになれるかの1番の問題が相手役のケイオスを好きになれるかだと思うから、これはニコルと一緒にゆっくりケイオスの成長を見守るしかないのかな‥『期待』の話があったけど、ケイオスもそれなりに自分の無能さには気づいてるはずなので、最強の当て馬とか難関乗り越えて対等な関係を築いて最高の恋人→結婚がゴールなのかな。一昔前なら一人の時間を楽しむことを優先するより家庭に入りなさいって言われてたけど、本当は結婚生活と両立出来ることだからどっちかを取るってのも何か違う気がするしな。子供が生まれた後だってそう。まあ無理ゲーになる要因が多過ぎるけど!! -
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琥珀が連れてきた記憶2024年12月22日鉱石を食す青年と研究者の旅路。この作者さんの魅力、自分は何に惹かれて読んでいるのかと自然と考え込んじゃう。有機物、無機物が人間の想像力の中で、この世界以上に深く交わる物語。自分は自然物で染め物をするんだけど(植物や土など)、組み合わせは無限にあって、でも原理を調べると科学で成り立っていて、この世界の言葉で説明できるものばかり。なのに染め物をしている最中や出来上がった色を眺めると宇宙かってくらい深い広がりを感じる。そしてそれらを研究してきた先人たちへ思いを馳せる事が出来る。そう感じられる人間の心もまたとても深くて広いんだろう。
柘榴石についての会話からイーリスのモノローグの流れは一番好きなシーン。俺たちは違う、ではなく似ている部分への優しい眼差しがあのなんてことのないベントの返答から伝わってくる。
自分は他の人間とは違うってままで終わらず、イーリスが自分が生まれた世界を新しい気持ちで受け入れられたのはベントの存在があってこそで、その違いも似ている部分も全部がこの世界を一層美しくさせているのだと感じる。一は全、全は一の循環を感じる。
生き物がわかり易く躍動してる漫画的な面白さはないですが、物語としての躍動感は凄く伝わります。表情の変化もとても微細なのですが、この2人が主人公なので仕方なし。
初めて琥珀というものを知った時に多数の人が感じることって、その中に閉じ込められた時間へのロマンではないだろうか?この作者さんの魅力のひとつが、琥珀のような長い時間の静かな流れを物語にしている感覚かもしんない。静かな感動がこの胸にある。いいね
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恋人にはもったいない、か。2024年12月20日巷でよく聞く、友達は一生もんで恋人はいつか別れるものってのが土台にある物語。その考え方には一理あるからずっと言われ続けてんだろうけど、それに引っ張られすぎてるが故に実咲は晴真と恋人関係になることを恐れる。元々恋愛感情がある晴真とそうじゃない実咲の違いはあれど、誰よりも大切な存在だからその先に進めないってのは同じで、お互いにストッパーを掛けてただけで両思いになる要因はいくらでもあったように思える。
敢えて最後まで2人は恋人って明言しないけど、きっと友達で恋人で家族のような関係を築いていけんだろうなって思える2人だった。
固定概念とかマイナーチェンジしないままの枠組みにはめ込もうとするからズレが生じるし息苦しくなる。目の前にいる相手と一緒に2人だけが通じる合言葉のような関係をゼロから作っていけばいーんだよね? -
誰にも語られない恋物語2024年12月17日共に居るからこそ共に忘れていくことの哀しみに引きずられずに微笑む事が出来る物語。観月がツクミヨになった経緯を知った時、思わず声が漏れました。それを知った天野の行動も、その全てを忘れていく常世も、なんて寂しいことだろうと思ったけど、同時に美しいと感じてしまうのが『物語』なんですよねぇ。誰も彼もが忘れ去ったとしても、あの手紙だけが現世に残されているのかと思うとより一層感動が増します。
歩いてきた道が振り返ると闇に飲まれてたとしても、目の前には皓々と光る月に照らされた道がある。もうそれだけでいいのだと言いきれるくらい入り込めた世界観でした。いいね
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荒々しくて馬鹿馬鹿しい2024年12月17日面白い。ダニエルがローガンを裏切ってたことに罪悪感皆無なのがいい性格してんな〜と余計好きになった。あの時も自分はたってなくてもエドはたってたんだからヤれただろうに。ホントの好きかどうかは別として体格は好きなはずだけど、この一線は越えないのか。ある意味ダニエルの思考の辻褄が合ってないのがリアルだと思った。エドを実際どう思ってたかは分からんけど、この人を好きになりたいと思ったのは彼自身が自分の中になかったもの、家庭になかった部分を求めてたとか色んな可能性を考えられるし、不器用とも違うというか、本当によく分かっていないんだと思った。骨ばった若い男の身体でも中の方はみんな柔らかくて、そこに体当たりで入ってきたのが偶々ローガンだったけど、ローガンで良かったよ。なんて胸をホッと撫で下ろすような読後感。
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Heat×Beat~オメガだけどアイドル始めました~【電子コミック限定特典付き】
誰かにとってのポラリスに2024年12月16日初めて読む作者さんですが、絵が綺麗なのと、漫画を描くのが上手ですね!て感じです。とても見易かったです。
アイドルだけのことではないけど、ファンがつくような人たちはその時点でファンを裏切ってはいけないってしがらみが生まれるけど、何が裏切りかはファンだけで決めることでもないと思う。全員を幸せにすることは出来ないし、なら自分が正しいと思う事に誠意をもって突き進むしかなく、そこで離れていく人は仕方がないし、その先に新たな世界が広がってるはず。華沢ハルコという存在が一人のΩの少年に夢を与え、彼女がかつて立っていた世界に今立っている。でも時代は進み、アサヒが新たなΩの生き方で誰かの救いになるって流れが綺麗で良かったです。
最後の合同ライブでの告白はかなり大胆で、どっちに転んでもおかしくなかったけど、台本にはない2人のやり取りに何かを感じ取った人達だけが残ればそれでいいのだと思う。アサヒって名前も効いてます。
あとがきにも書いてあったけど、もっとここ描いて欲しかったな〜って部分が結構あるので心残りではあるけど、設定もりもりの割には満足度も高いです。それはやっぱり全体を通して描きたいテーマがしっかりしてたからなのかな?と思いました。
ヒジリとか他の作品なら絶対アルファとして描かれそうだけど、ベータなのとか色々設定も興味深くてもっと読みたい〜ってなりました。
追記/ケモミミ必要あったか?と他の方のレビュー読んで、確かにそこまでフィーチャーされてないけど帽子の工夫とか細やかなケモ耳描写が好みでした。いいね
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内容は好みでした。2024年12月15日表紙が微妙で惹かれずずっと読んでこなかったけど読み放題ってことで。
表情やエロシーンがあまりそそられず、2人で初めてセツクスする時も、テツは幼い頃からの願望だったのに表情や身体の反応からそこまでスゴイことをしている感じが伝わってこず。テツが自分で考えて行動することが話自体にも重要なことなんですが、モノローグが多い割に面白味もなく読むの辛かったです。
おとぎ話や、嘘でも真実にでもなる不可思議な物事がこの世にはごまんとあるってのが上手く絡んでて好きなのですが、絵とかの表現がそれに追いついてない感じで魅力が描ききれてない印象を受けました。 -
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飯系とこだわらずに読めば好き。2024年12月15日ご飯ネタの漫画って近年のはこれみよがしなほっこり系が苦手なので読まないけど、好きな作者さんなので読んでみました。チョイスされた料理もレシピもそこまで‥て感じなんだけど、この2人がご飯で繋がったのは理解できるし、ご飯を人と食べる原体験の記憶や未練が自分の諸々にちょっと刺さった。麦の弟、小豆の登場でより浮き彫りになるけど、歳の離れた兄弟、親の離婚、それによって兄弟間で親、家族への目線や認識がかなり違ってくるってのがめちゃくちゃにリアル。小豆が『おかんの家戻る』って、家に帰るって言える場所がない感覚とか上の兄姉への羨望や残される孤独感。これはかなり共感した。
結末も最後の米田の台詞も良かった。他人で普通なら友達にはならなかった2人だけど隣人ってくらいの近さだから今の関係があったんだろうし。就職して離れたら連絡途絶えそうだけど麦より先に小豆が米田ん所遊びに押しかけたりしそう(^^)
この作者さんじゃなきゃ読んでなかった作品。自分の体験に重なったから思い入れ込んで読めたけど、飯系としては中途半端かも。あとがきの食卓漫画ってので腑に落ちた。 -
シンプルに良かった。2024年12月14日女性器と違うって言っちゃう奴は絶対嫌だし行為中に喋りすぎだ、石川!前半はほぼイイトコなしの石川だけど、気色悪い奴が現れたおかげでちょっと株が上がる。しょういちのトラウマを石川相手に重ねて、それもまるごと一緒に乗り越えようとしてくれる石川が最後は頼もしく感じるまでになっていた。良い話だった。蟻じゃなくてすげーむし一緒に見てる2人が最後可愛いね〜思ってたら番外編も楽しかった〜。わかり易くて万人に受け入れられやすいお話って感じです。
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決して嫌いじゃないけど2024年12月13日初読み作者さんだけど、カニバリズムが好きなんかな?名前といいわざと人食いって呼んでたり、BL漫画でここまでの野蛮さは珍しい。1ページ目から行為に励んでいるっていうのも、死後の矢風の風貌もなかなか思い切りがいい。
話も世界観も面白いとは思うけど、1冊分には詰め込みすぎだし、設定や展開も読み手がある程度汲み取って補完されてる感じがする。色々な物語に触れていれば理解できる設定の寄せ集めではあるので難しい話ではないけど、色々手を出しすぎて上手く終息出来てない気持ち悪さが若干残った。
2人の可愛い仲睦まじい姿は好きだけど、エロシーンをエロと認識出来ず。舌の吸盤で吸い合うのとかは面白いとは思うけど、タコ足食べてるようにしか見えんかった。
0話が一番面白かったです。 -
自分には合わなかったです。2024年12月12日無料期間に1巻のみ読了。
都会にアコギと夢を背負って来た白Tジーパン野郎とかならまだしも、大学行かせた家族だっているのに何の準備もせずに上京してんのって時代錯誤甚だしい。もちろんカップルのフリでアパート契約して、ヤッてるふりでホントにヤッちゃうくらいのおバカちゃんだってのは重々承知だし、漫画なんだから〜BLなんてそれこそファンタジーじゃん?のツッコミも分かるくらいにはBL漫画読んでますが‥会話の流れもおかしいし、友達も物わかり良すぎるし、またフリでヤるし、何でかLOVEホ行ってるし、大家さんとの下りも気持ち悪いし‥前半は特に突飛な展開や設定が多すぎてついていけず。後半は結構真面目なトーンなのですが、前半の違和感を打ち消すことは出来ませんでした。
絵は綺麗だしハッピーエンドをお祈りしてますが続きを買いたいとはなりませんでした。★2つけようとも思ったけど1巻のみの感想で申し訳ないので3にしときます。 -
やさしい紅椿2024年12月12日序盤出てくる年寄りの男女がなんとも味わい深くて、これは面白いぞとなる!年寄り描写大事!
アカの為に隠した手足も顔も、アカが見える世界は片目のあの小さな穴だけで、抱きしめたくても相手を傷つける爪が邪魔をする。守りたい、怖い、寂しい、悲しい‥独りでは背負いきれない感情が2人に降り掛かっているのがひしひしと伝わってくる。
この世に産み落とされたアカに手を差し伸べたのも、縛ったのも、手放したのも、そしてまた探そうとすることも、全て身勝手な様だけど、そこにある命に人の心がする事は佐吉のようにあって欲しい。
日本の昔ばなしに違和感を感じるからこそ、この作品にシンパシーを抱いてる気もします。ゲゲゲのやつとか好きな人はグッとくると思いますよ‥最近のあのゲゲゲな映画とか好きならおすすめですよ‥結末にも救われてたんまり泣けます。アカが人間になりすぎてるが(笑)
あとがき読んで、紅椿でも別に良いけどやさしい紅椿が採用されなかった理由がよく分からん。ええやん、やさしい紅椿! -
これは特別2024年12月12日2話まで。このまま何も始まらず、何も成し遂げられることなく入嘉たちの日常が続くだけでいい。でも同時に授業中お菓子食べちゃう事件を発端として、
入嘉が感じ動いたこと全てが色んなものを浮き上がらせているのが見えてきて、もう既に成し遂げられたことが沢山あるのだから子どもって日常を奇跡のようにしてくれる存在なんだとハッとする。
明確な恋心ではなく、憧れに近い、喋るだけでちょっと鼓動が速くなる、そんな相手の土橋が中身もイケメン過ぎてこれには私もキュンとした…。
中心にBL(ラブストーリー)があるわけじゃなく、ちゃんと生活が真ん中にある物語は自然と視界がひらけてて色んなものが同時多発的に見えてくる。
土地の空気感、子どもと大人、日常の特別感が詰まってる。オバケ入嘉!可愛いも詰まってる!!
作者さんのセンスがグサグサ刺さりまくって、漫画って総合芸術なんだと改めて実感するような作品です。 -
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怪作?衝撃作?感動作?分からん、全部!2024年12月10日作風というかエロに関しては自分の趣味とは違うけど、泣けてしまったのでレビュー残しておきます。
違和感をSOSとして無意識、意識的に周りに見せる人は沢山いるが、それを感じ取って行動に移せる人はきっと多くない。日々の忙しさに打ち消される違和感がほとんどだ。彼らは家族だから当然だと思うかもしれないが、そうとも限らないし、母親たち、弟がそれぞれ直ぐに動き出し、それでも結果として間に合うかは分からない。ただ弟が常に走るスピードを緩めなかったのは確かだった。台詞も少ないぶん、絵としての情報量の多さが際立ってて、めちゃくちゃ怖い場面が多いので、血だらけの画面より生々しく感じるかもしれない。その瀬戸際で姉弟は性へ執着する。それが今日の生への執着に繋がる。そして互いへの想いが重なる時、未来への執着になる。単純なことだけど美しいなと思った。いいね
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僕で満たして【単行本版(シーモア限定描き下ろし&特典付き)】
俺達が前例じゃい!2024年12月8日狼が兎に襲われちゃう姿に萌える話かと思いきや(もちろんそれはあるんだけど)、種族の違う者同士が歩み寄るより良い未来!の物語だった。2人のことを頭ごなしに反対するヒト達とそれを古臭いと言うヒト達。全てがわかり易く描かれてるのも、結末も、それ以外あり得ないくらいのハッピーエンド。私達が夢見る未来の姿って感じ。そんなの文句のつけようもないですが!全体的に柔らかく明るめに描かれていて、もっと深堀りしても面白くなりそうだけど、コレはコレで調和が取れてると思います。みんな可愛くて良かったです(^^)いいね
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棚ぼたの恋2024年12月8日片想いの折り重なる三角関係ものではかなり好きな作品!余白がちょーど良い!その余白の中で、描かれてる情報の煮詰めた妄想をする余裕を貰う。甘い香水の香りを想像したり、弦がコータローの髪を優しく触る指先を思う。それはまさにコータローがあの夜の相手が弦だったと気づく夜の静けさのような、余白。これだけ沈黙を貫いてきた片想いだから、2人はとことん思いをぶつけ合う場面は必要かもねーとは思うけど、弦のアパートでの言い合いはちょっと物足りない、面白みのない場面だった。後半の幼馴染の枠から外れようと向かい合う2人をもっとニヤニヤ読みたかったけど、正直イマイチで残念。コータローの棚ぼた感から、もっと弦を意識するコータローが見たかったし、弦の好き好きオーラプンプンさせて欲しかった!自分の前半読んだ感覚では期待値MAXで、もっと盛り上がる予定だったんだよ‥奏もモブキャラじゃないんだから2人が付き合い出したの気づくとか2人で伝えるとかの場面ある方がまとまりが良い気がする。
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当たり障りがなさすぎかな〜2024年12月8日設定は好きだったけど、傷ついているミチルを立ち直らせるための澤村の行動がちょっと苦手だった。桜を見に行くくらいで別に死にゃしないけど、荒療治って人によってはもっと致命傷になり得るし、担いでまで連れて行くのは、単純に澤村がミチルの立ち直るペースを待ってられないっていう、澤村の都合だった気がする。もっとゆっくり太陽が雪を溶かして、地面が暖かくなって一緒に雪を溶かす‥みたいなペースでも良かった気がするんだよな。もちろん澤村の少し強引なくらいがミチルを掬い上げるのには合ってたんだろうけど。モヤッたのはそのくらいで澤村の後半の決断とかは納得出来るし良いなと思いました。他の短編も全然悪くないけどどれも似たような感じで面白味には欠けるかな。ライトBLや初心者向けって感じで、作者さんの著書なら最近のものの方が好きです。
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めっちゃシンプルなこと『好き』ってこと2024年12月7日タローがほんっっっっとに可愛い。きっとミツルと一緒にいて怒りや憎しみみたいな負の感情が必要がないくらい、単純な好きの気持ちだけを原動力にこの星で生きていられるって奇跡にキュンが止まらない。ピュアな若者の青春漫画読んでると、こいつら中から発光してんのか?てくらいキラキラしてんだけど、タローは物理的にピカーンと光る。相手が異星人だから不思議な話にも思えてしまうが、全ては相手を思う事、信じる事、対等である事の大切さが描かれている。これもまたとてもシンプルなことだった。もう全部好きだしミツルの部屋もチャンプルー状態で可笑しいしでずっと楽しかった〜〜(´ε` )
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私たちはカオスを生きている2024年12月7日オムニバス的に様々な愛のやり取りが描かれていて、誰にも彼らを裁き引き裂くことが出来ない、必要もないような気持ちで眺めることになる。彼らとの出会いが真っ白なキャンバスのルイの心に様々な疑問や気づきをもたらす。重くなりすぎずにサラッと読めるのに生きることの核心をついてるような物語にワクワク♪誰もが生まれたままの純真無垢なままではいられない。でもその黒は心が穢れた結果ではない。
面白かった(^^)いいね
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甘い夜になる2024年12月5日ぬおぉ〜!蓮がめっちゃ好みだ〜。見た目もファッションも穏やかな空気も最高〜。獣人ものの中でも耳の変化が好きなタイプで嬉しい!身体も角張りすぎずに男性の程良い肉付きって感じで好きだし、色んなものがちょうど良く描かれている。
2人とも臆病で寂しがり屋で、夜の孤独を知っている者同士。だからこそじっくり時間を費やしてくっつくし、読者も辛抱強く見守る。途中も可愛い弟くん登場で飽きずに読めました!ケモミミ姿や発情期、色んな伊織を堪能できる蓮が羨ましいぞ〜いいね
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やっぱり良い(^^)2024年12月3日単話で追って読んでてそちらにもレビューは残してますが、単行本版で久しぶりに読みました。もともととても絵が丁寧で綺麗、お話もしっかりしている作者さんですが、今作はメインのキャラが特に好みでした。エマ、リュウ、リリアが経験することが普遍的なことなので頷きながら読めます。やった側は忘れてることがほとんどなんで、コレを読んでも『エマ達可哀想😢』で終わりなんだろうし、私自身忘れてること沢山なんだろうなぁって沁沁思いました。
作者さんは本当の悪人をつくらないことを心がけてたのかな?てくらい色んな配慮が感じられるお話になってます。自分的には加害者はかつての被害者の可能性を常に念頭に置いてニュースを見たり物語を理解しようとしてますが、全員がそうだと逆に薄っぺらくなるとも思っているので、配慮し過ぎて生々しさは欠けてると思います(笑)かなり真っ当で正しい事しか言ってないので、ちょっと疲れちゃうかもしれないです。でもそれ以上にこの作品に救われる人が沢山いると思います(^^)いいね
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普通に楽しく読めました2024年12月3日平凡受け好きだけど、流され受けは場合によっては苦手なのでどうかと思ったら、楢木は可愛いので良し!竹中が経験値凄そうなので、恋愛経験皆無の楢木を早業でお尻までいただくのも受け入れられました。
でも前半楢木が恋愛に消極的なのがモノローグで印象的だったのに、特に過去や理由があるわけじゃないのは拍子抜け。言い方に含みがあるように感じたけど、ただ単純に竹中と恋仲になるのに少し枷を掛けたかっただけなのかな。自分から部屋にまで行ったりと大胆なのかなんなのか、てバランスは面白いです。その後その初心さがお付き合いにちょっとしたすれ違いを生んだりするのはなるほどな、て感じ。
しかし楢木の身体が出来上がりすぎている。いつも思うんだけど、部屋に筋トレ道具の1つもないし、ハードワークでジムに行ってる暇もなさそうなのにムキムキなのって作者の趣味か読者サービスってことだよね?こーいうの苦手だ!いいね
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こんな宇宙人がいい2024年12月2日表紙見ても紹介文読んでも、この作者さんじゃないと正直読みたい!とはならない。でもこの作者さんは色んなジャンルとBLを組み合わせて面白くしてくれちゃうからとりあえず読んでみる→やっぱりオモロイ!
異星人がしっかり人間離れしてるので笑っちゃうくらいの展開が清々しい。特にバイト先の店長のくだりは溜飲が下がるものだった。
メイン2人以外のキャラも濃ゆいのに物語が散漫な印象はなく、しっかり2人の関係性が描かれていて良かった。エロはプリンスの時より、トロトロシキの時のほうが何故かグッときた。最後の公表したメッセージも優しい気持ちが流れ込んでくるようで、じんわり泣けてしまった。
人間ではない存在と対峙することで、より人間というものの可笑しさや愛おしさが増すので、やっぱり異種間交流は良いな!SF大好きなんだけど子供の頃ETや未知との遭遇より先にマーズアタック観てしまったからちょっと怖いんだけど、シキさんたちみたいなのは大歓迎かも!? -
好きを教えてくれる人2024年12月1日陽太って女だったら女から嫌われるキャラになりそうだな。尽くしてしまうのが悪いわけじゃなく、色々諦めてきてたり、愛されたいって願望が主体性の無さに繋がってるのが勿体ないってだけで、凄く素直な可愛い男の子なんだよね。巽の面倒見の良さプラス惚れた弱みで、距離が近づいていくのが単純に楽しかった〜。恋人との与えて受け取って共有する感覚がピタッとハマる2人だった。中間あたりで恋人になるので好きを自覚していくドキドキもイチャラブもたっぷりで幸せ〜。先生、陶芸、デザインとかの設定も効いてて、全体的にまとまりの良いお話でした!他の著書読んだことあるのですが、今作がデビュー作とは思えないくらい落ち着いた作品です。
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苦しみ生きる中でも2024年11月30日今めっちゃ底辺にいて死ぬこと考えてる人に刺さるかは分んないけど、そういう経験ある人には、サーカスに集まるスタッフや客たちの言葉や生き様が現実離れしてるとは思えないんじゃないかな。少なくとも自分にはそうだった。
こっから這い上がんのなんて無理じゃね?てのが一番底じゃなかったり、どん詰まりで身体が勝手に動くことがあったり、コレ本当に自分か?て思うようなことがまだあったり。性癖だって、人を生きづらくさせるものなんていくらでもあるんだから。
1冊で良くまとまってんなって思うけど2冊だったら尚良かった。物語を理解するための必要なことは全て描かれているけど、シロとケイ、二人のやり取りがもう1つ2つあったらもっとクライマックスにグッときてたと思う。いいね
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いい話でした。2024年11月27日ちょい個性的な絵柄、表紙の雰囲気がとても良くて読んでみたくなりました。
天才って言われる側にしちゃ素直に喜べない褒め言葉かもしんないけど、天才と呼ばれる人は努力や苦しむ姿を他人に見せないってだけなんだろうとは思う。
それぞれ抱える仕事や好きなものへの葛藤と彼らが導き出した答えは、互いの存在もあり、初心に戻るって感じで前提としてそうであってほしいものというか、なにかを創造する人たちのほとんどは彼らの様に好きから始まってるはずだから、そーいうの忘れないで欲しいもんだなあとオーディエンス側としては思います。
途中黒咲からはる呼びに変わるきっかけがよく分からず、呼び方変わるタイミングって関係性が変化するとかだと思うんだけど、気持ちが離れるようなタイミングだったので余計気になった。いいね
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自分の理想的な青春BL2024年11月26日好きな作者さんのシリーズ。
高校生の自意識や不安定さが少しずつ定まっていく過渡期を、2人の少年の関係性で美味しく!描いてくれてます。性格が割と対極的なのでわかり易い対立をするけど、そのどれもがお互いさまな欠点と美点で成り立ってて少しずつ歩み寄る姿もまた成長だな、と微笑ましい。
水谷がひとりで抱えてる不安が学生時代の社会の小さいところでもがいてる感じと重なってたり、その感覚を浮き上がらせるエピソードの数々(村上、痴漢など)がちょうど良い塩梅で良かったです。
修がただの恋敵、当て馬としての役割を超えて、本当に水谷を想っているからこそ年上のお兄さん的なポジションを自ら務めているのに好感が持てました。
本当にちょうど良い塩梅の青春なんですよね。キラキラし過ぎてないのに、まごうことなき特別な青春の恋愛漫画です。いいね
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BL編集者さん、ココに宝がございます!!2024年11月26日ジャージメイドだと???!!コンカフェ行った事ないからもっと露出してたほうが客は喜ぶんでは?とか俗悪なこと考えて、すごいニッチにも感じるけど、ジャージ×ルーズ×メイドって容易く理解できる可愛さがある!!!この店の人達(たまちゃん含めて)みんなもれなくかわいい!
ぴののプリン頭がおしゃれじゃなくてただ髪伸びただけとかピアスのエピソードとか身体デカそうなのとかスマホ出して言う時真顔なのとか‥イイ!
たった30ページそこそこの中に色んな意外性やドキッとする瞬間、ポワポワ心が温かくなって、何かが始まる予感と、彼らの中で既に始まってた矢印に気づいてキュンキュンする!!!これは長編でしっかり読みたいくらいのポテンシャルが秘められているぞよ‥!!!連載化してもっと仲良くなってくださいよ!!! -
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愛してほしいと言ってくれ【単行本版(電子限定描き下ろし付)】
絵は綺麗だ2024年11月22日絵は綺麗だしお話の流れに自分も乗っかりたいんだけどトントン拍子に進む展開に付いて行けず‥キャラにも愛着が持てず、最初の事務所でヤッちゃう場面もなんでそ~なる?と引いた‥。
他の著書読んでたっけと自分のレビュー読み返して思ったのは、作者さんの描きたいもの、ゴールがあるんだろうけど、それを優先したせいで読者を置いてきぼりにしちゃってんのかな?漫画的ご都合主義が悪いんじゃなくて、それ以上の圧倒的な説得力持ったキャラ造形や物語の強固さが必要だけどそれを創り出せてなくて悪い部分が目立ってしまってる〜て感じ。
漫画の一場面の魅せ方とか、絵として見たら素敵だし丁寧だしで、中年の男女も個性が出てて好きです。途中で読むの何度もやめかけて‥だったので申し訳ないけど★2にしました。いいね
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汗にムラッ‥2024年11月22日自分にとっての欠点が相手のフェチって王道の中でも、汗っかきって自分もそうだから共感しながら読みました。汗が題材になってる男女もの漫画で好きな作品はあるのですが、BLでは特に思い出せないかな‥
越智がちょうど良い可愛さだし、北見の営業スキルも人好きする性格が見て取れて会社の先輩後輩としても好きなカップリングでした〜。
ちょっとコマ割りが細かい気がするのと、描き下ろしの接点は自分には蛇足に感じたけどサラッと楽しく読めます。いいね
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続きが‥2024年11月21日ないのですか‥めちゃくちゃ読みたい。
友達から段々好きになってって両片思いでルームシェアしてるっていう、みんな大好きキーワードを集約した際の正解がここにあるのに‥!2人共見た目は全然違うけど一緒に居る時の空気が穏やかで、ドキドキも過剰に盛ってないのが最高。お互いの気持がシンクロしてるようなむず痒くて甘い時間もたっぷり楽しんで恋人になって欲しい。あぁ‥続き‥いいね
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葉山せんせいの抱きまくら【電子限定描き下ろし漫画付き】【コミックス版】
もっと抱きまくらしてけろー2024年11月19日タイトルになってるくらいなのに一緒に寝てるシーンが少ないのは残念。こういう象徴的なシーンがキスやセっクスを描くよりグッとくる事もあるので、色んな抱きまくら姿で2人の関係や距離感を感じ取りたかった。
多分2人の性格の違いからのすれ違いとか戯れ合いを楽しむお話なんだろうけど、わざわざ元カレ登場させたのならもっと展開があっても良かったのでは?葉山にもっと深みを出すキーパーソンになりそうだったのに、葉山と雨宮の単調なイチャイチャにページを使っちゃってる印象。2人の世界で話が完結した割にドキドキ胸キュンする場面がないのは取捨選択が出来てない、商業漫画としては違うな、と思う。いいね
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話が悪いわけじゃないけど2024年11月11日大学生っていうモラトリアムと社会へ片足突っ込んでる狭間で、やじろべえみたいに揺蕩う時期に出会う2人の物語。
優しいお話だし、展開も淀みなくわかり易くスイスイ進むんだけど、全ては2人のためにお膳立てされた道筋って感覚があって、モブの人達も物語の小道具感を強く感じた。
上手く言えないけど漫画だしフィクションだって分ってんだけど、作り物感というか、描かれてる感情はリアリティを反映してんのに登場人物達が現実にも生きてるような感覚になれなくてずっと傍観して読んでる感じ。読者だから傍観者なのは当たり前なんだけど、自分が好きな漫画はあたかも自分が登場人物のような錯覚に陥ったりするから、この漫画はちょっと冷めた気分で読んでました。 -
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安心して読める少女漫画BL2024年11月6日デビューコミックだそうですが絵も綺麗で少女漫画が好きな方ならどストライクな絵柄&お話かと思います。キラキラした男の子が初恋を昇華させるお話です。
押せ押せ攻めのイケメンワンコと年上美人受け(顔はみんな似てます)。
前半はその押し問答がひたすら展開しますが、受けの拒絶もほぼ建前なのでめちゃチョロくてずっと浮足立っててピンク色。後半は交際スタート(恋人ではない??)で岬が精神的に大人になる?試練もあったり歳の差幼馴染のお話らしいテーマが描かれてます。
相思相愛で安心してキュンキュンしたかったら気軽に読めて良いと思うけど、刺激も欲しい自分には甘ったる過ぎて途中で飽きました。完全好みの違いなんで自分的には★2だけどそんな下げるほどでもないので★3にしました。いいね
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(∩´∀`)∩ワーイ最高なやつだァ〜2024年11月5日めちゃくちゃエロいんだけど、そのエロスにまつわる全てがツボだった。
TLの溺愛系が大の苦手なんだけど今作はその女の子の願望ぶっこみコッテリものってだけではなく(そういう人も大満足だとは思うが)、愛おしい相手が全く自分の気持ちと噛み合ってないのに思い通りにできてしまうが故に暴走車が走り出して車は急に止まれませんから最後までイッてまうしその過程全てのディテールが完璧過ぎて目が離せなくて読みながら私はミケルでありクレアであって両方の思考と欲望にたまらん状態でした‥。
別に紐で腕を縛ってるわけじゃないのにクレアの性格+2人の関係性が拘束力を与えていて、物理的にじゃなく心理的なのが余計にエロく、ミケルもそれが嬉しいとかじゃない複雑な感情の中でエスカレートしていく行為に溺れていく!2人の心理描写、表情、視線、指の動きひとつとっても隙も手抜きもない!answerになってもクレアがミケルに身を預けられないある種の頑なさが生い立ちから説得力をもたせられてて、ミケルと一緒にコンニャロメ〜!!てなってました(笑)
ミケルの一途さはなんて言ったらいいのか…色んな属性の言葉が存在するはずなんですが、その色んな部分をいいとこ取りして、尚且つ常に陽のオーラに溢れてるのが最高でした。
描き方が上手過ぎて女性目線だけでなく両方の感覚を堪能出来たので、自分みたいな男上位思想エロ漫画も女無力溺愛エロ漫画もどっちかをsageないと肉たい関係描けない漫画が苦手なめんどくさ性格人間も楽しめる作品となってました! -
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なんか良かったって浅いことしか言えない2024年11月2日向日性が読めずまず検索。コレのこと言ってんだろうけど読み方分からないやつでした。勉強になった。
人は今を生きるその姿こそがその人そのものだけどそれを形作ったのは記憶として積み重なった過去であるという現在進行系と過去形とが同時に存在する不可思議さがある、と私は思ってる。兄の考えは志としては勿論善い事だったろうし、枝分かれした先にはそうなり得るものだけどどうしても人道的に嫌悪感がある。記憶は他人が勝手に触れて良いものではない。誰のためのものでもないその人だけの道標だから。科学の進歩によって10年前には誰もが拒否反応を示したような実験的な取り組みが今では私達の生活に根付いてるものもある。良い感じに飼いならされてるという自覚はある。だから未来の自分が何を思うかの保証もないが、記憶についての考え方は自分の場合10年前と変わらないんだよな〜。
物語自体は兄ちゃんの研究には興味湧いたけど、説明的なセリフ多いしコマ割りもずっと細かいしで疲れた。仕方ないんだろうけどそういう単調になりがちなシーンの工夫欲しかったな。スケールデカい話してたんだろうけど社会の裏側で暗躍されてる物語としてのサスペンスフルさは感じなかったのも気持ちが盛り上がらず。人死んどるんだが。シスとカイのこと以外はよく分からんまま終わった。いいね
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触れたとこからキモチいい【単行本版(電子限定描き下ろし付)】
他人の好意にあぐらをかくな、てな2024年11月1日他人から出るオーラで感情を読み取れる能力がある沖谷と無表情だけど嘘が言えない古賀。
確かにこんな力持ってれば人との関わり方も変わってくるし、恋愛ともなれば打算ばかりで深入り出来なくなるのはしょうがないと思う。自分から好きになるより自分に好意のある人を選ぶって感じで、古賀にちょっかいかけてたのも自分に向けられる好き好きオーラが気持良いから。そしてオーラだけでなく『正直すぎる』普段の姿もあり、今までにない安心感を得る。
オーラは見えなくても人って割とかまってちゃんだから、機嫌悪いとか良いとか漏らしてるもんだと思う。イライラしてる人と居たらそれに引っ張られちゃう、とかこの話が全く分からんファンタジーってわけでもない。沖谷の過去の恋人たちがみんな悪かったのか?は深くは描かれていなかったけど、互いに恋人としての努力が足りなかったのだろう。だからきっと沖谷は古賀と一緒にいるために言葉も態度も疎かにしないだろうな、と思えるラストだった。いいね
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祝福の舞2024年10月31日綺麗な絵でロングヘアーの美しい男が2人と最高なんですが、表紙のイメージで読むとヨルはそのままだけどアムランが褐色寄りの肌って言うよりむしろ全身雪のような白さとしか思えず。めちゃ素敵なんでガッカリポイントってわけではないです。
ヨルは男娼に貶された身ではあるけど、実際に客をとる場面はアムランだけなのでそういうのが苦手な人でも読みやすいエロ甘なお話になってます。ハイブリッドとあり人間と獣の変身の推移する姿が色々楽しめるのも良かったです。
アムランがヨルに出会ったきっかけも含めて、結婚式のように誰もが祝福される存在なんだとヨルが踊る姿を見てても思いました。素敵なお話でした。
(単行本版も読みましたが描き下ろし多いし内容も良かったのでそっちで読むのがオススメです!) -
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3人でラブラブものとしては解釈一致です。2024年10月28日自分が二次創作のエロ同人誌を一切楽しめない質なのでちょっと地雷っぽいか?!と恐恐読み始めたけど、トリックにミオが加わることでアキラとナギの関係性も良くなるし3人の調和の良さが読後感の良さにも繋がってます。
3人の感情が明確に描かれているので読みやすかったし、アサギさんのオチもニコニコできるので最後までストレスフリー。
三角関係からみんなで仲良くラブラブになるのが納得出来るように、アイドルグループと恋仲とがニコイチで確固とした関係を築けた良い例の作品になってると思います。
自分的には何度も読みたくなる中毒性やグッとくる場面はなかったのですが、特に文句もない優等生くんでした。 -
自分の物語を生きるには2024年10月23日白線のギリギリに立ってる人たち。追い込まれた人間が感じる自分がなくなっていく感覚を主人公がしっかり体現してて、その相手がなんで化け猫なんだって不思議が、でも不思議でもない面白さ。
目の前で手を叩かれてハッとするような、化かされたのにそっちのほうが正気なような。心を殺して、その方が楽だからと無にした心が動く瞬間は生きてる実感そのもの。
コロナ禍で政府に芸術や娯楽が蔑ろにされたけど、それこそが人間たらしめるのだと確信してるのに募金やクラウドファンディングに参加するしか出来ず。現を抜かす心の余裕。それを踏みにじる社会。
喜八が語る物語も、そしてこの物語自体も、心を殺すなと謳う。物語の二面性、多面性。何を語り、何が語られていないのかを考えることでその世界の全体像を想像する。誰もが自分の物語を持っていることを、自分のため他人のために忘れてはいけない。生きることはもっと希望に満ちていたっていいのに、苦しみ耐えることが美徳とされる社会の犠牲者になってはいけない。
こういうテーマの作品に出会うと自ずと作者さん自身の物語を語る上での覚悟や自戒のようなもんも含まれてるんだろうなと感じますね。
レビューちょろっと読んだけどBLなのが勿体ないて書いてる方もいますが、異種間ラブストーリーってBLに映えるなあと思いました。そんな性別なんかにいちいち囚われんなよって軽くいなしてる感じが気持ちいいし合ってます。猫だまし、効きます! -
可愛いワンコと絆され受け3篇2024年10月23日表紙の雰囲気が素敵だったので期待しすぎて読むまで温めてしまってて、そのせいで思ったほどでは‥になってしまった。普通に面白いんですが!3話はとても良かったし、ちゃんと2人の時間を重ねて柳の気持ちが動いてったんだろうなってのも伝わったけど、斗真がどうして柳にゾッコンにまでなったのかは描かれないままなのでソコは気になったかな。斗真のキャラがもっと立ってた方が好きかも。好きな相手がまだ別の人を想ってて、そういう貴方もひっくるめて好き、てのは良いシーンであるのと同時に恋愛モノのあるあるなんでこれだけじゃグッとはこなかった。
ワンコ攻めってのはイイし、好きが募って自分本位になっちゃう瞬間と相手の気持ちを推し量る瞬間とがせめぎ合う恋愛の難しさが良く描かれてます。3篇攻め受けのタイプが同じなのでこういうの好きな人には堪らんかもしんないっス。いいね
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