総レビュー数

84

いいねGET

181

いいね

15

レビュー

今月(4月1日~4月30日)

レビュー数0

いいねGET1

シーモア島
ベストアンサー0
いいね0
投稿レビュー
  • ゴールデンカムイ

    野田サトル

    完結
    2022年5月2日
    無料28巻シーモア、続きはヤンジャン
    無料最終話まで拝読しました。
    金銭度外視で多くの人に読んで楽しんで貰いたい
    とゆう気持ちが嬉しいです。有り難うございます。

    感情闇鍋との宣伝文句、上手いなぁ!
    強烈な奇人変人達に笑い、武士道に泣き
    アイヌの文化、知恵に感心し
    歴史にため息をつき、多いに楽しませて頂きました。
    まさに金カム闇鍋ヒンナヒンナでした。
  • 文豪ストレイドッグス

    朝霧カフカ/春河35

    22巻まで
    2022年4月28日
    純粋にコミックの面白さだけを言えば、
    10巻を超えてからが抜群に面白さが増してきます。
    ジワジワと読み進める程に、前の巻の話が効いてきて
    深みにハマっていく感じなのです。
    太宰とドス君の知能対決。そして猟犬と探偵社の
    異能対決。誰が敵で味方なのか?
    これを超推理する乱歩。

    私は太宰を中心とした人間関係が大好きで、
    太宰×敦。太宰×芥川。太宰×中也。太宰×オダサク。
    そして太宰×ドストエフスキー。
    その他に敦×芥川。福沢×鴎外。福沢×乱歩。
    彼らに関係する過去や将来が気になったりするわけです。信頼、成長、憧れ、裏切り、ライバル
    といった関係性が心に響くものがあるのです。

    コミックと小説を上手く織り混ぜたものが
    アニメです。
    2期、黒の時代、感傷的なオダサクの叫び
    にアニメの凄さを想い知らされました。
    小説の面白さを知った物語でもあります。
    文ストの世界観にジワジワとハマっていくのです。
  • 桜の森の満開の下

    坂口安吾

    完結
    2022年4月10日
    桜の季節に読みたくなる短編小説です。
    美しく猟奇的なお話なのですが、安吾のお汚屋
    から生み出されたと思うと現実に引き戻されて
    しまうのです。
  • 檸檬

    梶井基次郎

    完結
    ネタバレ
    2022年3月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 病気により心が鬱々とし、体が思うように動かなく
    なっていく最中の、ささやかな抵抗、反逆心そして
    焦燥感を美しい文章で綴られています。
    体と心の調子によって美しく見える情景も変わって
    いく様子、檸檬の色や形、重さに何か安堵と爽やかさ
    を感じさせつつ手榴弾に見立て、積み重ねた本の上に
    置いて爆発を想像する様が、壊れてしまいたい、
    壊してしまいたいと心の叫びが聴こえてくる、
    そんな儚さを感じさます。
  • 山月記(コミックノベル)

    中島敦

    完結
    2022年3月28日
    読み放題、数分で読める中島敦の名作。
    何か人生に迷いがある時やうまくいってない時に
    この山月記は、心の綻びを紐解くきっかけになって
    くれる本だと思います。
    短い文章の中に、人生においての学びがあります。
    短すぎる故に読んだ事を忘れ、何故か何度も
    リピートして読んでいる不思議なご縁がある本です。
  • 青の花 器の森

    小玉ユキ

    9巻まで
    2022年3月20日
    器好きにはストライクな漫画でした。
    波佐見焼の出来上がるまでの過程に作家さんの
    こだわり、情熱が注がれていて量産品といえども
    この漫画を読んで更に器に愛着がわきました。

    若い頃は、海外の洋食器に興味があり
    フィンランドの食器はレトロでモダンな
    温かみがあり大好きでした。
    そして、ヨーロッパ最古の名窯マイセン
    に憧れを持ち、知れば有田焼に影響を受けて
    いたとの事。
    それを知ってからは、有田焼は
    特別な食器になりました。
    波佐見焼は、有田焼の伝統技術を持ちながら
    新しい物を作って温故知新を感じさせるのです。

    釉薬で器の表情を出してる物、絵付けしてある
    物もそれぞれの良さがあって、お気に入りの
    食器とは見てるだけで鼓動が乱れるのですが
    美しい物を見ていると癒されます。

    龍生くんのろくろを回す姿も良いのですが
    彼の言動にチクッと痛みが走ったり、ドキッと
    させられたり素敵なキャラですね。
    心を許した相手にだけワンコになる感じ、最高です。
    好きすぎて何度も読み返してます。
  • 荒ぶる季節の乙女どもよ。

    岡田麿里/絵本奈央

    完結
    2022年3月15日
    死ぬまでにしておきたい事は?
    文学作品の官能的な文章を使う事によって
    未成年の健全さが保たれつつ、高校生の性を
    意識し始める過程が丁寧に描いています。

    文芸部で本を読む。
    言葉を覚え、気持ちを言葉で表せる。
    言葉が増えると考える事が増える。
    異性と肌を触れ合う事への羞恥心、
    未知への恐怖。

    子供の頃は、手を繋ぐ、ハグする事が
    無垢な感情で何も羞恥せず自然に出来るのに
    言葉を知った途端に考え意識し、恥ずかしくなる。
    新たな感情を覚える。
    10代は好奇心の塊で、葛藤しながら
    大人への洗礼を受けて行くのですね。

    愛し合うって素敵な事ですが秘め事でもあり
    性を学ぶには、日本はなかなか苦労しますね。
  • この音とまれ!

    アミュー

    26巻まで
    2022年3月12日
    「久遠 愛」主人公の名前ですが、名は体を表す!
    人波乱ある度に箏曲部の結束が強く深まっていくのですが、
    26巻はまさに久遠の愛に溢れる巻でした。

    10代の光と影、陰と陽のバランス
    上げて落とす過程、登場人物の複雑な感情
    が本当に丁寧で、絵が綺麗なせいか躍動感や息づかい
    まで伝わってくるのです。

    表現やリズム、音を合わせる、音を感じる素晴らしさ
    、それを皆まで教えず考えさせる指導があり
    1人1人の音が出来上がる面白さ。
    成長、上達していく過程や仲間.友情が深まる過程が
    とても感動的に描かれている作品です。

    アニメだと演奏も聴けるのでお勧めです。
  • 大奥

    よしながふみ

    完結
    2022年3月7日
    面白い漫画は沢山ありますが、
    末長く後世に読み継がれていく名作とは、こーゆう
    作品なのですね。

    約260年、歴代将軍を描く事で自分の代での政策
    のツケが次の代に重くのし掛かって
    歴史となっていく。

    男女逆転の設定を上手く使って、江戸城の無血開城への
    勝と西郷の会談の場面、凄いですね。
    1巻から最終巻までの流れが、気持ち良くストンと
    落とし込まれ爽快でした。

    創作が綺麗に史実と結びつく過程が随所にあって
    、それが絶望、諦めにも繋がり心の色が真っ黒になる。
    偉大な功績を残す者が殺される。
    理不尽な中にも尽力を尽くす者がいる。

    この大奥を読んで、皇室が2000年以上続いてる
    奇跡に改めてびっくりしたわけです。
    中国もロシアも皇帝が途絶え、日本の皇室は世界一長く
    続いている事の凄さを思い知りました。
  • 高台家の人々

    森本梢子

    完結
    2022年3月5日
    ラブストーリーで、この笑い!
    個人的にマンガ大賞を差し上げたくなる面白さ。
    久しぶりに涙と鼻水が止まらなくなりました。
    2巻と5巻は特にツボにはまり、人前でこらえきれず
    吹き出してしまい読む場所を移動した程です。

    高台家の神々しい人たちと、木絵の空想からくる
    変なキャラとのギャップが最高に楽しめます。
    アシガールでも思ったのですが、いろんな設定を
    織り混ぜて話を重くなりすぎず、面白くまとめるのが
    本当に上手な先生で、今後の作品も本当に楽しみです。

    映画を見ましたが、原作の良さが潰されてしまい
    非常に残念。
  • 空挺ドラゴンズ

    桑原太矩

    6巻まで
    2022年3月3日
    読み放題にて。6巻で丁度1つのストーリー展開の
    区切りとなっていて、気持ち良く読み終われます。

    空中戦での竜と人間、雲上の中における船と竜
    の描き方に壮大さが出て、そこがこの物語の魅力にも
    なっています。
    主人公のミカも考え方がシンプルでブレがなく
    竜を美味しく食う事を生き甲斐にしているような
    分かりやすさが良いです。

    最初の方はプロローグで淡々と物語が進みます。
    オマージュもされてるので、あのシーンに似てるなぁ
    と思いながら、ジワリジワリと人と竜を通して
    もしかして深い?と思わせてくれます。
    ミカとクジョーのお話がじんわりと心に響きました。
  • イベリコ豚の詰め合わせ。

    SHOOWA

    1巻まで
    2022年2月27日
    イベリコ豚の詰め合わせ、ジュワっと美味しく戴きました!
    ギャグ満載で笑いの旨さ、ご馳走様です。

    SHOOWA先生の作風は、月影から入った身として、
    ギャップに嵌まりました。そこから作家買いです。
    イベリコ本編でさえも本気ギャグから一転
    超絶シリアスになりますね。
    ギャグとシリアスの密度が濃いので、
    一冊でメインとスイーツ賄えます。
    エコでお馬鹿なDKの養分は最高ですね。

    ちなみに私は吉宗と源が大好きです。
    徳川8代将軍吉宗、凛として遣り手な将軍イメージ
    と本作ギャップにやられてしまうのです。
    そして歴史は更に遡り、お相手は源で…

    絵も表情に息づかいを感じて、好きなのです。
    キャラが生きてるなぁと感じます。
  • 違国日記

    ヤマシタトモコ

    8巻まで
    2022年2月25日
    普通とゆーものが普遍的な比べる対象となり、
    他人と違ってしまったマイノリティーにぐるぐると
    考え込み始めてしまう。

    ヤマシタ先生の他作品で「言葉を知らないと考えない」
    とゆうセリフが印象に残っているのでが、
    10代の急激に言葉が増えていく時期に多感になるのは
    必然なのかとも思ってしまいました。

    言葉でなかなか言い表せない感情、内側の核心にせまる部分を
    表現した作品で、そのリアルさが思い悩む人の出口に繋がったり、何かに気がつく切っ掛けになるのかもしれません。
  • 闇を呼ぶ声 -周と西門-【イラストなし】

    凪良ゆう/梨とりこ

    1巻まで
    2022年2月23日
    私は、「美しい彼」から凪良先生を知ったのですが
    その後にヒューマン、ファンタジーと読み
    今回がオカルトミステリーです。
    本屋大賞受賞は伊達じゃないですね。
    美しい彼の大ヒットもあり、ここ数年のご活躍も
    納得の文章力でグイグイ物語の世界観に引き込まれて
    いくのです。
    いろんなジャンルを書きこなし、面白い
    作品に仕上げてくれるプロのスキルに敬意払う
    ばかりです。

    この物語も、霊が出てくるので怖いのですが
    関西弁を話す西門「にしかど」のヒョウヒョウとした
    性格が怖さを和らげてくれるのです。
    陰陽道では、西門はハレの門と言われていますが
    そーゆうのも掛けているのでしょうか?

    世の理から外れた、深い情を患った人間の
    儚い幸せ、そしてそこから起こる犯罪。
    全ては、大切な人の死からくる寂しさからくるもの。
    人の死とは、生きてる人を時に狂わす程の
    出口の見えない深い闇へと落とし込んでいくもの。
    周と西門のその後へ続こうと思います。
  • 怪人二十面相―私立探偵 明智小五郎―(新潮文庫nex)

    江戸川乱歩

    完結
    2022年2月22日
    大泥棒と言えば、怪人二十面相&怪盗ルパンで幼少の
    頃に刷り込まれて育った世代なのですが、ここ数十年で
    ビックリな事に、大泥棒といえば怪盗キッドに私の中で
    変換していました。
    とは言え、読み始めたら甦るもので少年探偵団の
    テーマソングまで頭の中でリフレインして、遠い記憶の
    引き出しが開いた瞬間でした。

    物語の語り口が、読者に寄り添うよに乱歩の合いの手
    が入り分かりやすくストレートな文章です。
    だまし絵を見てるような感覚の明智と二十面相
    の対決が大変気持ち良く、荒々しくも紳士的な面も
    魅力の二人なのです。
    そして本文中、さらりと小林少年の可愛いさが
    描かれていますが、ここに乱歩の素性が出ていて
    大人の楽しみ方の1つになっていますね。

    最後に、乱歩の本は暗くて怖い表紙が多いのですが
    こちらは、ずっと眺めていたくなるような素敵な
    絵柄で嬉しいです。
  • 君に届け

    椎名軽穂

    完結
    2022年2月21日
    無料3巻とつい読み始めたら、やっぱり止められない面白さ。
    思い出深い作品で、小説&漫画&映画と
    コンプリートした大好きな漫画です。

    映画では、今は亡き三浦春馬くんがカゼハヤ役をやって
    いました。この漫画を読むと必然的に春馬君もセットで
    思い出してしまうのです。思い出す事は供養になると
    言うので、たまに読み返したい作品です。

    長編ですが、面白いのはやはり二人の両片思い
    の焦らされる所から満願成就までが良いのです。
    目を合わせるだけでドキドキするとか、意識して
    話せなかったり、些細な勘違いからのすれ違いが
    丁寧に描かれています。

    現在、くみるちゃんを主人公とした作品も連載中で
    引き続き読まずには終われない作品です。
  • 王の獣~掩蔽のアルカナ~

    藤間麗

    9巻まで
    2022年2月20日
    これは、可愛いネコを皆で愛でるような
    癒し系漫画の位置づけです。
    基本設定は、ダークファンタジーのはずなのです。

    巻が増すごとに、第四王子の天耀が藍月を前に
    人格崩壊し変態さに弾みをつけていく過程や、
    第三王子の江凱も天耀よりも先に
    なにかと藍月にオイタを仕掛けてくる様が
    何ともコミカルで、服襲撃のお話なのに
    甘いスパイスがあってクスクス笑いと萌えの
    世界観へ入り込めます。

    とりあえず9巻で藍月の目標達成とゆう所ですが、
    新たに話を膨らませてきているので
    次の展開に進んでいきそうです。
  • 青のミブロ

    安田剛士

    1巻まで
    2022年2月18日
    表紙絵を見て、アルスラーンがいる!でもミブロ。
    このダブルのインパクトに興味が涌きました。

    まだ、1巻なので何とも言えないのですが
    永倉の回想から始まるのは、ちるらんっぽく
    子供を主人公とした所は、ピスメっぽくもあり
    この2紙は、安定した独自の面白さがあるのですが、
    新撰組を題材にすると他との違い、新鮮さ
    物語の独自性が求められると思うのです。
    それでも、新撰組の漫画は他にも連載中のものが多数
    ありますし題材として描きたくなる魅力が溢れて
    いるのだと思います。
    読者としても、いろいろ読めるのは嬉しい限りです。

    内容なのですが、後半読んで頭に浮かんだ漫画が
    進撃の巨人でした。
    エレンの敵も味方も一緒だよとゆう場面。
    心にジワジワっと沁みてくるストーリーになりそうな
    予感がしています。
  • 心理試験

    江戸川乱歩

    完結
    2022年2月18日
    この乱歩の短編小説、無料なのです。
    不思議なもので、無料となると何か内容に欠けてるんじゃ
    ないか?とか不審に思うんですね。
    こーゆう人間の心理を試験を通して謎を解くストーリー
    なのですが、犯人も秀才ながら、明智小五郎は更に上をいき
    深層心理の裏の裏を読んで謎を解き明かしていきます。

    たまに原点に戻って明智に会いたくなるのは、帰る場所が
    あるようで何となく嬉しいもんです。
  • TVドラマ「美しい彼」公式ビジュアルブック

    「美しい彼」製作委員会/MBS/凪良ゆう

    涌き出る清泉 萌えの源泉
    2022年2月17日
    原作有りのドラマ化は、大抵イメージが崩れてしまう事が
    ほとんどなのですが、「美しい彼」は主人公共に素晴らしく
    映像も脚本もプロ意識を見せてもらい拍手喝采、
    毎週楽しみなドラマとなりました。

    凪良先生の書下ろし目当てだったのですが、
    監督や脚本家のお話が大変面白くて制作の裏側、
    拘りがあり、なるほど一行のコマに目一杯
    想いを詰めこむとゆう作業が、ドラマのあちこちに
    散りばめられておりました。
    そこが短い枠のドラマながら、それ以上の満足感に
    繋がり面白さが超えてきた所なのだと思います。

    凪良先生や平良&清居の対談も幸せ一杯に読ませて頂き、
    録画してあるけどBlu-ray予約してしまおうか
    と考えてしまう程の制作側の本気度を読んでしまい
    嬉しい悩みを抱える事となりました。

    書下ろし「金木犀」は、ドラマの3話辺りの
    高校生の時のお話。フワッと金木犀の香る平良の家で
    の些細な日常を描いています。
    3ページと短いですが、こちらも短いながらに
    きちんと詰まっているので満足!満足!

    ウクライナ情勢で緊迫してる最中、しばしの幸せを
    堪能しておこうと思うのです。
  • 天水桃綺譚

    凪良ゆう/藤たまき

    1巻完結
    2022年2月16日
    凪良先生がどのようなファンタジーを書くのか興味津々
    で読みました。金の桃を拾った辺り、「桃太郎」っぽいなと
    思い、その次には「かぐやひめ?」となりました。
    天界の桃の精霊のお話ですが、なんとも可愛いらしく
    清らかな主人公モモの世界が俗世を忘れさせてくれる
    美しく綺麗な物語でした。
    食の細いモモがティーカップにお米、ソーサーにおかず
    で丁度良いと思う可愛いらしい発想に、私は永遠ティーカップを手にする度にモモを思う事となるでしょう。

    次にモモの兄弟コモモのお話、これは小野不由美先生
    の「十二国記」をふと思い出し、白虎様の視点の
    お話をしっかり読みたい気分でした。
    白虎様の溢れんばかりの大きな愛情を受けてコモモは
    育つのですが、白虎様はツンデレすぎました。
    ツンデレ、スバダリの白虎様の視点のお話がオマケ程度
    で終わってしまったのが残念で、なんだったら玄武等の
    他の獣神もシリーズでやって欲しい程です。
    十二国記になってしまいますが麒麟も登場させて
    凪良先生の書く壮大なファンタジーを読んで見たいものです。
  • WHITE NOTE PAD

    ヤマシタトモコ

    完結
    2022年2月13日
    「さんかく窓の外側は夜」とも被ってるような
    自己形成に関するテーマを男女の入れ替わりで
    深く追求してくる作品でした。

    体と心。外側と内側。バラバラな自分。
    親や友人、周りの人達との関わりで元の自分へと
    解けていく感覚。
    自分ではない自分の生きていく先。

    ヤマシタ先生が考えてる事は、作品に形として全てを
    残せているのでしょうか?
    私はこう思うけど、あなたはどう思う?と問われて
    いるような感覚が残ります。
    何かもっと深い部分までを考えていて、
    まだ昇華しきれず描ききれない何かがありそな、
    最後は読者の創造に委ねられています。
  • さんかく窓の外側は夜

    ヤマシタトモコ

    完結
    2022年2月13日
    悪霊退治する物語ですが、少年漫画のように術式に名前が
    ある訳でも術具がある訳でもなく、とにかくリアルさが
    あって怖いのです。
    5巻までのダークな表紙から一変して6巻からは光を射すように
    明るい表紙に変わっていますが、物語も最初は謎めいて
    分からない不気味さがありますが、最終的には皆の背負っている憎しみを救うお話でした。

    対人を通して倫理や道徳を問われる作りとなっていて
    考えさせられます。
    加害者なのか被害者なのか善なのか悪なのか…
    知らない内に悪となり加害者となり憎しみが募り
    救いを求め「運命」と出会う。

    怖いのにお風呂で読んでいたので、更に怖さ倍増で
    いろいろ縮み上がる思いで完読致しました。
  • わたしの美しい庭

    凪良ゆう/植田たてり

    1巻完結
    2022年2月10日
    あらすじを読んだ限り、物語がよく見えて来ず
    とりあえず読んでみました。あらすじは、ほんの序奏で
    現代社会のレールから外れ苦悩に心を痛ませ、それでも
    生きていく人達の物語でした。

    いちいち傷ついていたら生きていけない程、世の中は
    世知辛く、真面目な人程些細な言葉も受け止めてしまい
    がんじがらめに縛られていまい、落ちて壊れていく様
    がリアルに描かれていて胸を打ちます。
    家族、友達、恋人、会社等の人間関係に疲れ、ほっといて欲しいはずが、結局は人に癒され元気を貰う。
    そして、元気になった自分も又知らない所で人を癒す。
    心に荷物を持ちすぎると壊れてしまい、無さすぎると
    人寂しさに失敗もする。
    誰にでも隣り合わせに持ち合わせる感情がリアルに描かれてあり、素の自分を受け入れ弱さを認めレールから外れた
    カッコ悪い自分さえも人生と受け止め生きていく。
    幸せの呪縛に人は、病んでいくのか。
    レールから外れた先の幸せとは?

    タイトルや表紙で素通りされそうですが、凪良先生のラノベを
    楽しんで読んでる方にも、凪良先生のお家ゲイが発揮されているので、お勧めです。
  • 恋愛前夜

    凪良ゆう

    2巻完結
    2022年2月9日
    1巻、裏テーマを普通を書きたかったとありました。
    丁度、2011年の震災の年に書いていたのですね。
    普通の有難さを失くして分かる様子が淡々と描かれています。
    ヤコ先生登場から物語も面白くなります。
    オネエキャラのオトメンで私の中では主人公のトキオとナツメを食ってる勢いで大好きなキャラとなりました。

    2巻は、ヤコ先生が主人公で期待大だったのですが
    男前になりすぎてオネエキャラが薄れてしまったのが
    残念でなりません。
    最後までオネエ色の強いヤコ先生を見たかった。
    貢藤は、そのまま極悪顔の受であって欲しかった。
    強面がオネエに掘られる構図、だいぶ凄い設定なのですが
    更に強面がオトメンとなると、やりすぎてる感が強くて
    逆に冷めてしまうのです。
    こればっかりは、好みの問題ですので仕方ありません。
    でも、ヤコ先生の器の大きさ優しさ、そして仕事の鬼
    といったカッコ良さがたまらなく好きです。

    順番としては、この後に「おやすみなさい、また明日」
    に続きます。それぞれ、違う面白さを秘めています。
  • 口入屋兇次

    岡田屋鉄蔵

    完結
    2022年2月7日
    勧善懲悪ストーリー。最後はスッキリ気持ち良く終わります。
    膨れ上がる人の欲望からくる罪を裁き、気持ち良い程バッサリと倍返しでやり返してくれます。
    創造の先の先まで描いてくれています。
    各登場人物のいろんな角度からの視点で
    情けや慈悲の心も丁寧に描かれており、深くズッシリ重みの
    ある間違いない一冊でした。
  • 岡田屋鉄蔵

    2巻まで
    2022年2月3日
    時代物の和風ファンタジー。
    時代物の漫画は、絵が好きになれないと読む気に
    なれないのですが岡田屋先生の絵は表情に色気があって
    素敵なのです。
    物語も丁寧に作られていて、人間の業や念の深さを
    感じさせてくれます。
    残念な事に、主人公の千載が何者なのかが分からないまま
    お話が止まっています。続きが読めると嬉しいのですが…
  • 恋愛犯~LOVE HOLIC~

    凪良ゆう/サクラサクヤ

    1巻完結
    2022年2月3日
    凪良先生の2冊目に当たる作品だそうですが、既に
    どんどん先が気になる作風で読み出したら止まりません。
    ストーカーと記憶喪失、囲い込み等の題材が
    流浪の月、美しい彼、おやすみなさいまた明日、と私が
    唯一読んだ凪良作品が詰まっておりました。
    きっと先生の得意とする分野なのだとお察しします。

    日永のバイオリンの上手さが、執着にも結びつく性格を
    現しているようで、重すぎる愛がストーカー行為に繋り
    自分では気がつかない内に犯罪となってる怖さがあるのですね。
    この初期作品の日永のストーカー具合は、犯罪が入って
    可愛くないですが
    美しい彼の平良は、愛されストーカーとして抜群に
    キャラが際立った完成形のように思いますが、更に
    上を行くストーカーキャラが今後読めたら嬉しいです。
    いいね
    0件
  • いとしのシェリー

    東宮千子

    完結
    2022年1月31日
    ツノツノが、ここまで面白くなるとは正直おもいませんでした。話をどんどん膨らませて、自分の創造の先まで読ませて
    貰い楽しませて頂きました。
    シェリーと皇矢で笑い癒されました。
    お話の構成が本当に良く練られていて、人物像作も
    素晴らしくて読んでると、よしのふみ先生を彷彿させる凄さの
    ある先生だなぁと勝手に思ってしまいました。
    何を読んでも間違いなく面白いんだろうなと思います。
  • 白のフィオレンティーナ

    戸川視友

    完結
    2022年1月31日
    メディチ家とミケランジェロの関係が非常に分かりやすく
    描かれて、ルネサンス期の三大巨匠ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロの魅力に触れる事が出来ました。
    特にミケランジェロの天井画「天地創造」やピエタ像等を
    見に行きたくなります!
    ロレンツォ王とミケランジェロの話を簡単な回想シーン
    でなく、きちんと読めれば最高だったのですが…。

    主人公の話のピークが受胎告知の完成が
    一番の見せ場だったので、そこを1部完結として
    2部をメディチ目線にして、しっかり戦争をメインに
    読めたら最高だったかなぁと個人的な感想です。
    せっかくアルフォンソが軍師となった訳ですから
    戦略、知略を存分に描いて欲しかった。

    宗教画の奥深さ意味合いを知った上で芸術作品を
    鑑賞できるようになれば更に理解が深まるのだろうな
    とつくづく思いました。
  • 人生は結果オーライ!

    東宮千子/上総かける

    完結
    2022年1月30日
    感涙!!!凄く凄く、美しくも切ない物語でした。
    コミカルな中に切なさを含む感じが心に沁み入りました。
    最近、ショパンコンクールの受賞者の演奏をネットで聴いたばかりだったので、余計に比呂志の奏でる純白の音色を想像
    しながら読みふけりました。

    比呂志のピアノには最初笑いましたが、最終巻まで読むと
    いかにセイとピアノへの想いが深いかが分かるのです。
    台詞やモノローグが素晴らしく刺さってきます。
    なにか宗教的な道徳心を教えられてる気になりましたね。
    今度や次じゃなく、今この時を生きる大切さ。
    出会いと別れを通して、大切な人との繋りを慈しむ気持ちを
    改めて再確認できました。
    こーゆう美しく包まれるような温かさを大切にしたいなと
    思いました。
  • ななひかり

    高口里純

    完結
    2022年1月29日
    今月までの期間限定物を優先して読みたかったのですが、
    思いのほか面白く一気読みです。
    登場人物が隠し子の他に父母にまで及んできたので
    流石に途中で相関図を書いて整理しました。

    瑞穂の性格が息子の光を見て分かるような気がしました。
    光も父のように気がついたら隠し子や認知した子供が
    増えそうな性格です。
    弁護士の下小倉の色、好香を漂わせている艶っぽさ
    も作品の肝となっています。
    主人公は、高校生なのですがストーリーは大人向けで
    人間の複雑で単純でない感情を、面白いと読むか
    面倒と読むかで評価に違いが出るように思いました。
  • 海老原さん家は今日も大変!第2部

    東宮千子

    完結
    2022年1月26日
    何とも小説を読んでるような、作り込まれたお話に
    夢中になって読んでしまいました。次々に展開があって
    陰陽道とマラソン、人間ドラマが美しく組み合わさり、
    陰と陽、命と限界の先について魅せられました。
    第1部から表紙やタイトルで軽いノリかと思いきや、
    話がなかなか深くて素敵な物語でした。
  • のみ×しば

    田倉トヲル

    3巻まで
    2022年1月25日
    高校生ならではのノリや初々しさが癒しにも笑いにもなる
    物語だったはずなのに、3巻の破壊力は爆発的に凄かった!
    この先のストーリーを平常心で読める気がしないです。
    可愛い柴ちゃんの照れながらも素直な大胆さが個人的に
    トップレベルの受と化してきました。
    野宮君の誠実で人前でも動じない男気も良いのです。
    2人の隠さないオープンなお付き合いがバカップルさに
    輪をかけていて、そこが又たまらない面白さを生んでいます。
    この先、期待しかありません!
  • 海老原さん家は今日も大変!第1部

    東宮千子

    完結
    2022年1月25日
    読み放題から。今月はお年玉かのように面白い長編作品が
    期間限定ではありますが読めて嬉しいです。
    ユーモアがあり軽くサクサク読めていけるかと思いきや
    途中から話が深くなっていきます。描き方を変えると
    ダークな話になりそうなのですが、そこは重たくならず
    あえてコメディー要素を残してリズムよく話が進みます。
    古い漫画だと、なかなか自分では探しずらいので読み放題
    で扱って貰えるのは嬉しいです。
  • おやすみなさい、また明日

    凪良ゆう

    1巻完結
    2022年1月18日
    立て続けに凪良先生を読みましたが、最後の朔太郎さん
    目線のショートストーリーは、ちょっと先に進めない位
    涙が溢れてしまい、ハンカチ必要な物語でした。
    本編が壮大な伏線かと思ってしまう程、全てが最後の
    話に絡み合い優しく温かく進行していくのです。
    凪良先生の作品は、読んでて自然すぎて気がつかない
    内にギアチェンジしていてグッとさせられます。
  • 流浪の月

    凪良ゆう

    1巻完結
    2022年1月17日
    人間の弱さ未熟さを露にした作品のように思いました。
    少女の助けを乞う必死な気持ちと
    少年の未熟な思考からの行動。
    孤独で悩みを打ち明けられない環境が子供達を世間で言う
    犯行へ向かわせてしまう切なさ。

    憶測と偏見で評価される中の思いやり、気遣いが
    当人にとっては救いとならない虚しさ。
    極限まで突き落とされた人間の焦燥感、そこからくる
    不安定さ。
    そして真実を知るのは当人。
    事実は、公開された情報で世間の目は評価する。
    その噛み合わない事実と真実の狭間での虚無感。
    抑圧と庇護と自由と孤独。
    その中にある小さな希望。
    希望が流浪の月となって、自由をまた二人で謳歌する。

    思いやり、気遣いに対して考えさせられました。
  • ベスポジ!

    瀬名真紗也

    4巻完結
    2022年1月16日
    読み放題から。
    試し読みして面白かったらリストに入れて置こうかと
    思ったのですが、テンポの良さに一気読みしてしまいました。

    高校野球の甲子園予選までを描いた青春物です。
    黒バス、テニプリ、ハイキュー等が好きな方は、楽しめる
    と思います。
    バッテリーの信頼関係やナインの成長が読んでて
    気持ちの良いもので、試合も面白く描かれています。
    4巻完結なので駆け足ですが、高校球児たちから栄養分が
    貰えるような爽やかなストーリーでした。
    ちなみに、ボウズではなくイケメンキャラのオンパレード
    なので、そこは心配無用です。
  • アシガール

    森本梢子

    完結
    2022年1月14日
    読んでいて、とても心地よく過去と現在を
    バランスよく融合し、
    シリアスな中にもコミカルな笑いがあり、
    個人的にトップクラスの面白さを堪能させて貰いました。

    戦国の話し言葉、将軍家に使う特別な敬語。
    そして現代の若者言葉が、可笑しくも美しくも
    混じりあい、セリフに見える人格者ゆえの格言
    も心に響きます。
    若君に「たわけ!」と言われたいですねぇ。

    多くの設定が詰め込みすぎて壊れるとゆう事がなく、
    最高の形で漫画になっている事に、先生の実力の
    凄さを感じました。

    信長の登場には期待が一気に高鳴りました。
    信長といえば焼き討ちですが、天下人の
    心の強さ、冷酷さが最後までぬかりなく描かれて
    いました。

    そして尊なしには、この物語はなりたたず影の功労者!
    いつの世も裏に尊のような頭脳派(軍師)がいてこそ、
    表舞台が乱舞するのですね。

    若君と唯、そして天ちゃん。
    最終巻までしっかり描いてありましたが、
    天ちゃんの物語もいつか読めると嬉しいです。
    完結、お疲れ様でした。
  • ケイ×ヤク -あぶない相棒-

    薫原好江

    7巻まで
    2022年1月13日
    ドラマ化に伴い新刊発売、おめでとうございます。
    漫画が良すぎてドラマを見るのが怖いのですが、
    楽しみでもあります。
    一狼と獅郞の関係が最高に読んでて気持ちが良いのです。

    映画版コナンで公安とFBIが活躍してる
    感じの世界観がイメージに近いです。
    公安、スナイパー、カーチェイスがそう思わせる
    のかもしれません。
    そして、バナナフィッシュのアッシュとエイジの
    関係に似ているのです。お互いの安否を心配しあう
    特別な関係なんだけど、恋人未満で思いやる気持ち。
    ストーリーとともに、バナナフィッシュに
    はまった方なら読んで間違いなしだと
    思います。

    オマケ漫画でいちゃこらしてるのも良いですし
    二人のコーディネートもお洒落で素敵なのです。

    7巻はシリアス展開で涙覚悟です。
    終わって欲しくない漫画なので、今の事件が
    解決しても完結しないで欲しいと切に願います。
  • 私たちが恋する理由

    ma2

    2巻まで
    2022年1月11日
    目の毒すぎる職場のふたり、からの流れで
    読み始めましたが、好きすぎて作家買いです。

    相手を意識し、恋と認識した過程での萌えポイント
    がリアルで分かりやすいのです。
    そうそう、その感じ分かる~と、くすぐったいような
    焦れったいような、いろんな感情が入り交じる様子
    を、とにかく上手く表現されるのです。

    黒澤さんの大人対応の中に漏れでる独占欲、そーゆうのを
    人たらしと言うんですよーと教えてあげたい。
    そして、たらし込まれたいと読みながら思うのです。
  • ミステリと言う勿れ

    田村由美

    10巻まで
    2022年1月10日
    何をもって面白いとするかで、人それぞれ評価が
    違ってくると思うのですが、1つの事件が群像劇と
    して描かれ、事件の当事者達がバラバラと喋るので
    感情移入しずらく、話が入ってこないのです。
    ミステリーならではの
    緊張感や緊迫感を感じられず緩急のなさが単調に
    思えてしまい集中できないのです。
    この辺は、タイトル通りミステリーと言う勿れなので
    仕方ないのでしょうか?
    群像劇とゆー意味でドラマの方が見やすそうな
    気がしています。

    整くんの知識と洞察力で事件を解決に結びつけますが、
    多分わざと整くんの感情を殺して描かれてるようで
    主人公の感情面での熱量があまり感じられません。
    意見を述べあう大切さを本中で言ってるので、
    とにかく語ります。ここに響く人は、面白さに
    繋がるのだと思います。
    田村先生なので緻密に話を進めてるのだろうと
    期待もありますが、この先は感嘆する結末に繋がるので
    あれば完結してから読もうかなと思ってます。

    1つ気になってるのは、25年もの長きに渡る
    某ミステリー漫画の決めゼリフに関する件。
    詳しくは述べませんが、
    モヤっとしています。
    帯に書いた青山先生の整くん、頭をかかえた仕草と
    なっておりました。
    何か恨みでもかってしまったのでしょうか?
  • 天翔の龍馬

    橋本エイジ/梅村真也

    完結
    2022年1月6日
    ちるらんの世界観で読める坂本龍馬のif物語。
    明治の激動の時代、命をかけた交渉術や処世術など
    才を絞り人の心を掴む術が見事に描かれています。
    龍馬の人たらしぶりが良い意味で活かされています。
    龍馬と徳川慶喜の日本の未来を思う気持ちが熱く溢れて
    いる感動作なのですが、第1部完結で続きが気になります。
  • 呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校

    芥見下々

    1巻完結
    2022年1月5日
    一冊を映画で2時間弱でしょうか?
    とても贅沢な作り方だなぁと思ってましたが
    期待以上の面白さでした!!

    本編の方は、少年紙にしてはテーマが重く難解な中に
    五条先生の最強からくる余裕、そして軽薄さが塩梅よく
    軽さとなり面白さが引き立ちますが、
    この0で芥見先生、少女漫画も顔負けの純愛を描いており、
    もう感服です。
    乙骨先輩の悲壮、激情、愛情見せて
    頂きました。
    狗巻先輩の呪言を封じてる普段の会話が
    ツボなので活躍してくれて嬉しい限りでした。
    主題歌&エンディングテーマにKing Gnu。
    気合い、本気度をヒシヒシと感じました。
  • ゆびさきと恋々

    森下suu

    5巻まで
    2022年1月4日
    この漫画を読んで思ったのですが、日本人なら
    ラジオ体操が大人になっても身に付いてるように
    手話も義務教育の間、「おはよう、さようなら、
    美味しい、嬉しい、楽しい、大好き」等を言葉とともに
    手話も加えてしまえば自然と身に付くのになぁと。

    年をとって耳が遠くなってきても手話で挨拶ができたり、
    楽しい、美味しい等の感情表現を少し離れた所でも
    伝えられる素晴らしいコミュニケーションの1つに
    なるかもなぁと考えてしまいました。

    言葉では、恥ずかしかったり素直になれない時、
    指先でならもしかしたら言える事もあるかも知れない。
    言葉は耳だけ傾けていれば聞こえますが
    手話は相手を見なければいけない。
    少しだけでいいから日常的に使う言葉で手話が
    もっと一般的に浸透すれば
    人と人との距離に温かみが生まれるのかなと
    いろいろ、考えさせられる素敵な漫画でした。
  • 極彩の家

    びっけ

    8巻まで
    2021年12月30日
    四季折々の美しい樹木や花々。
    桜、紫陽花、蓮、紅葉、椿、水仙。
    移ろいゆく季節の中で、美しい髪を持つ色彩の子が
    織り成す滋味溢れる物語。

    面白い漫画には二種類あって、一気にワクワクしながら
    読み進める作品と、読むのが勿体なくて新刊を少し寝かせて
    拝む気持ちで読み始める作品。
    この漫画は、後者で読むのが勿体ない気持ちになるのです。

    季節の移ろい、色彩の子達の揺れ動く心情からの移ろい、
    そしてこの漫画の肝となる美しい髪の移ろい。
    この佇まいの美しさは、日本人ならではの感性のような
    気がします。
  • 200m先の熱

    桃森ミヨシ

    3巻まで
    2021年12月28日
    タワーマンションの2階に住む主人公のキッカ。
    200m離れた最上階に住むヒララ、
    200m離れた一軒家に住むマシモの
    三角関係の恋のお話。

    登場人物の3人の個性がとても魅力的で丁寧に心情が
    書かれているので、どのキャラにも感情移入しながら
    読んでしまう面白さがあります。
    ヒララの仕事は一流なのに、他はヘタレワンコ。
    可愛らしい隙が甘さとなって非常に刺さるのです。
    大人の物言いも格好良くギャップに殺られます。
    マシモは、見方によってはストーカー気質の一途な
    純愛。
    マウントをとりつつ頑張る姿が涙ぐましい!
    キッカのお仕事漫画としての面白さもあり、
    今後の展開がとても楽しみです。
  • PET契約

    座裏屋蘭丸

    1巻完結
    2021年12月25日
    座裏屋先生の同人誌を纏めた有難い一冊。
    エロスへの探求心そして追求を求めた先生の
    足掛かりが垣間見れる作品。
    真正面からストレートにエロスを追求してくる
    潔さが素晴らしいと思うのです。
    この段階を経てのコヨーテそしてシャングリラの鳥
    が生み出されていると思うと感慨深いです。

    どの物語も受けの嫌々が見え隠れしつつも官能の渦に
    は逆らえず、あの表情に全ての過程が許されてしまう
    気がします。
    なかなかハードなので人は選ぶ作品です。
    新しい扉が開く人もいるかもしれません。
  • からっぽダンス

    阿弥陀しずく

    完結
    2021年12月23日
    ストーカー警察官×ドルヲタOLの恋の話。
    ストーリーは、サクサクとテンポ良く進み飽きません。
    ドルヲタの生態を感じられる漫画なのですが、
    残念な事にストーカーをうたってる割には、
    常識人の範疇なのです。
    そして、噂話で昔のストーカー行為をさらっと
    流してる程度で、やはりストーカーとしての
    人物像が入ってこない。
    出来れば回想シーンでその噂話を
    ちゃんと漫画として書いて欲しかった。
    ストーカーを謳わず、ドルヲタに理解を深める警察官
    とゆー設定の方がしっくりくる漫画でした。
    警察官の彼氏は、なかなか素直で分かりやすい性格
    (ストーカーと言われる所以)
    漫画を読む限りでは、公務員でモテ男の部類です。
  • 北北西に曇と往け

    入江亜季

    5巻まで
    2021年12月22日
    氷河と火山で出来たアイスランドを舞台とする物語です。
    「探偵」とゆう言葉を想像すると、便利で雑踏な社会で
    聞き込み、張り込み等を思い浮かべますが、
    雄大な荒野を車で走り、天候に足止めされ最低限の道具で
    命を守り、探し人を追い求める。
    仕事は同じても舞台が変わると見えてくる世界も
    違ってきます。
    エンジンの音。風の音。静かな大地で響くリズム。

    大自然の脅威にさらされ農作物の育たない大地で、
    生きるための知恵を持ち、
    道具が道具として活きていく。
    便利が通用しない環境下に置いて、人は生きる力が
    強く研ぎ澄まされるのではないか?
    機械を触ると情報が伝わる慧、音に敏感なリリア。
    三知高の人を殺す能力。
    本当に人の能力として有るように思えてしまう不思議。
    剥き出しの大地の上では、人間の第六感的な感覚、能力が
    鋭く残っているのではないか?

    大自然の息ずく様が、地球が呼吸している事を感じ
    住まわせてもらってる立場を忘れてはいけないな
    改めて思うばかりです。
  • コレットは死ぬことにした

    幸村アルト

    8巻まで
    2021年12月21日
    19巻無料だったのを気がついたのが遅すぎて
    8巻でタイムアウト。
    疲れた身体に鞭を打って読み始めましたが、
    この物語から更に自然治癒力を貰ったようです。
    心が軽くなり、家族や友人に優しく接したくなる
    素敵な漫画でした。
    最後まで読む楽しみが増えました。
    無料開放有り難うございました。
  • 誠のくに

    菅野文

    1巻完結
    2021年12月20日
    新撰組、斎藤一を主人公とした物語です。
    読み応え抜群です。
    描写が素晴らしく物語に引き込まれます。
    無駄のない言葉の使い方に、単語の意味を汲み取りながら
    読み進める為、途中休憩が必要な一冊でした。
    説明書きの煩さもなく、絵と人物の名前等でどの辺りの
    ストーリーかを察しながら読む形の為、
    一連の流れを知った上で読まれると良いです。

    斎藤一は隊員の中で数少ない生き残りの人物。
    真面目さ故に、自分の生きる場所を強く求め、
    己の誠は新撰組であり、誠のくには会津であり
    戦局が行き詰まる中も誠を信じ貫きました。
    会津の誠の武士として生きた証を心に刻んでおきたいと
    思います。
  • なのに、千輝くんが甘すぎる。

    亜南くじら

    6巻まで
    2021年12月19日
    6巻まで読んで、セカンドタイトルが浮かびました。
    「なのに、千装くんのおねだりが凄すぎる」
    返しとして「なのに、真綾がウブすぎる」
    ○○ごっこなのに、堕天した大人に刺激が
    違う意味で強すぎました。
    イケメン王子に何度もおねだりされると悶えるのですね。
    痒いを通り越して、爆発しそうでした。
  • 怪獣8号

    松本直也

    6巻まで
    ネタバレ
    2021年12月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 防衛隊員の皆、正義感に満ちていて
    その信念を読む面白さがあります。

    カフカが怪獣になった時に怪獣に「見つけた」
    と言われてますが、どう展開していくのか?
    核心に触れるほど物語がまだ進んでない。
    防衛隊側を今の所、丁寧に描いているけど
    怪獣側の意図がまだ見えてこない。
    ジワジワと面白さが膨れ上がっていく漫画だと
    期待したいです。
  • 薔薇王の葬列

    菅野文

    16巻まで
    2021年12月18日
    16巻冒頭から、鬼気迫る迫真のシーンでした。
    イングランドの内戦、30年に及ぶ薔薇戦争を描いた
    ダークファンタジーです。
    とにかくダークで、途中脱落しそうに
    なる程、心が痛みました。
    しかし、今回のような場面を
    心を震わせながら読むのが読書の醍醐味だと思うのです。
    脱落しないで本当に良かった。
    次刊が最終巻との事で、ティレルの伏線回収と
    いよいよ薔薇戦争の最終決戦。
    バッキンガムとの最後の場面を考えると涙は覚悟ですかね。
  • 恋するインテリジェンス

    丹下道

    9巻まで
    2021年12月18日
    この気品溢れる表紙の絵に興味はあるけど一瞬でも
    たじろいだ人は、既に丹下マジックの罠に嵌まってます。
    自分と、この高貴な絵柄、本当に融合出来るのだろうか?
    と不安になる気持ち。
    ギャップ萌えとゆーご褒美が待ってるはずです。
    1巻読めば相性がわかるはずです。
    超エリート官僚のお話ではありますが、
    セクシャル任務に携わる、お馬鹿な物語です。

    個人的な最推しは、針生×眞卸ちゃん。
    仕事もエリートなら変態行為もエリートです。
    針生のあまりにも下品な変態行為に涙を流す程
    笑いました。
    数日、外出先での思いだし笑いに悩まされました。
    眞卸ちゃんの健気さも控え目な愛が溢れて良いのです。
    このCPはペーパーワークス集で出している
    4コマ漫画や短編も秀逸。

    今回9巻は、春日×木菜。
    春日の人格に問題おお有りです。
    敵が増えますね!挽回して欲しいものです。
    オチは10巻までお預けです。
  • 美しい彼番外編集

    凪良ゆう/葛西リカコ

    番外編
    ネタバレ
    2021年12月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ おかわりください。足りないです。
    三ツ星レストランでフルコースを堪能してる最中の
    気持ちですが、野口さんのターンが待ちきれないのです。
    エビコロ、カニコロのくだりもっと下さい。
    平良を囲い込み、清居の話はNGでカニコロで
    対抗する野口さん。
    平良の母親をマンションに呼び
    顔を繋げておいたりと、その心の裏に潜む展開が
    待ちきれません。
    可愛い愛弟子を掌で転がしてる様は滑稽なのですが!
    平良の母親も物語りの始まりで息子の奇行に思い悩み、
    本の最後で息子の気持ちを理解するとゆーオチ。
    今後のお歳暮の話なんかも読めるのでしょうか?

    この番外編で登場人物が身ぐるみ剥がされ360度から
    暴かれていく勢いです。お陰で読み終わった後、
    脇の脇まで色濃く印象が残ります。
    表の顔より裏の顔を全面に出してきてます。
    例えば、表の清居の人物像は、
    光輝く孤高のキングで話しかけるのも
    憚られる程のオーラを放ってる美しい人物。
    性格は、ストイックでゴリゴリの体育会系で鬼メンタルの
    持ち主ですよね。
    しかし裏の顔は、
    寂しがり屋、甘えん坊、嫉妬深く、怖がりで
    処女ではないけど童貞でと
    乙女な清居が強く押し出されてるのです。
    平良に関しては、清居が丁寧にウザキモを省いて
    説明してます。
    これだけキャラを深く掘り下げられたうえ、
    凪良先生の多大な知識と言葉を自由に操る雄弁な文章。
    とにかく、面白いの一言につきます。
    …BL会の至宝、強く光輝く唯一無二の金星!
    凪良会エターナル!!!
  • モンテ・クリスト伯爵

    森山絵凪/アレクサンドル・デュマ

    1巻完結
    2021年12月17日
    原作が7冊。ページ数にもよりますが、原作に忠実に他のコミカライズされたものは3倍位の冊数は出てますよね。
    これは、ぎゅっと1冊に絞り込んだ総集編。
    ご苦労されたとお察し致します。
    確かに詰めこんだ感じは否めませんが、
    充分に面白さが伝わりました。
    巌窟王をこのクオリティで一冊で読めることに感謝したいです。
    どんな不幸があろうとも希望を捨てずに待てば、生きていて良かったと思える事がきっとあるのだと信じてみたいですね。
  • 美しい彼

    凪良ゆう/葛西リカコ

    3巻まで
    2021年12月16日
    凪良先生は本屋大賞を受賞されてたので、
    どーゆう作風なのか読んでみたい作家さんの1人でした。
    このドラマが非常に良くて、原作を手に取りました。
    まず、表紙絵に騙されました。
    あれは、表の顔で嘘ではないのですが、裏に毒をもってましたねぇ!裏の顔を表紙で表すとどーなるのでしょうか?
    ちなみに同じ感触の表紙は、恋する○ンテリジェンス。
    あれも猛毒持ちの漫画です。

    前フリからオチまでが緻密で、例えが鋭く的確に表現されて
    ボケとツッコミに関しては、展開だけで面白さを誘うのに、
    更に鋭い切り口で笑いを誘うとゆー夫婦漫才さながら
    凪良ワールドの渦に呑み込まれます。
    ラブラブの学生二人だけだと、絞まりもなくなりそうですが
    写真家の野口と演出家の上田の登場によりピリッと辛口、
    ヒヤヒヤものの大辛展開もあり、切磋琢磨して成長する
    平良と清居が頼もしく応援せずにいられません。
    それにしても平良と上田のキャラが極限に振りすぎていて、
    もう神としか言いようがありません。
  • 弱虫ぺダル

    渡辺航

    無料10巻まで
    2021年12月14日
    アニメから知りましたが、既にかなりの冊数でコミックに手を出せずに断念してました。
    高校の部活漫画は、面白い物が沢山ありますが
    弱虫ペダルも固唾をのむ面白さ。
    チーム戦でメンバーとの絆、友情が深まり
    個人戦でライバル校との本気勝負。
    漫画で、どのように自転車レースの躍動感を伝えてるのかを
    知りたかったのですが、アニメにも負けない描写で
    迫力、スピード感が凄く伝わりました。
    クライマーの坂道くんが、辛い場面で姫の歌を口ずさむのですが、私も登山の登り坂で、この歌が毎回脳裏に浮かぶようになりました。
  • ララの結婚

    ためこう

    4巻まで
    ネタバレ
    2021年12月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ こーゆう雰囲気ある民族衣装って素敵ですね。
    ラムダンの着ている女性の衣装、普段は素肌を覆っていますが、ウルジに脱がされてしまうと下着姿が可愛くて
    何ともいえないセクシーさ。
    貴族のお屋敷へ向かったウルジの正装が又良かった!
    ラムダンが後先考えない直感型なので、まだまだ
    騒動を起こしそうですね。
    振り回されてるウルジが嬉しそうで何よりです。
    いいね
    0件
  • ヲタクに恋は難しい

    ふじた

    完結
    2021年12月14日
    大好きでした!まさかの完結で寂しい限り。
    アニメも映画も見ました。
    アニメはBGMがわりに家事の合間に流したりもしてました。
    ラブコメなのに9巻では涙しました。
    ヲタクは、人生を最高に楽しんでいるキラキラした人達だと
    思ってます。楽しい漫画を有り難うございました。
  • てだれもんら

    中野シズカ

    1巻まで
    2021年12月13日
    手練れの料理人&庭師のお話。
    職人のお仕事が垣間見れ、家庭料理ではない割烹料理の
    美しさに魅せられます。
    トオルの夢と庭の怪がミステリーそしてファンタジー
    として気になる所です。
    アキラ大好きが溢れてる可愛いトオルが癒しに繋がり
    とても私の嗜好に刺さる漫画です。
  • 葬送のフリーレン

    山田鐘人/アベツカサ

    6巻まで
    ネタバレ
    2021年12月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 読み進める程、フリーレンの追憶がミルフィーユの様に
    積み重なって物語がどんどん面白くなっていきます。
    これは勇者ヒンメルの久遠の愛に包まれつつ現在進行形で
    新たな仲間と冒険する物語。
    久遠とは、遠い過去、遠い未来です。
    4巻で私的にマンガ大賞受賞に納得のキーポイントとなる
    お話がありました。
    ヒンメルがフリーレンに対し敬意を払った美しい所作で
    指輪を贈ったあのシーンです。
    あのお話で、それまでの物語に深みがまし、更にこれからの
    物語への期待が大きく膨らむ大切な素晴らしいお話でした。
    クスッと笑えるお決まりのネタをキャラごとに挟みこんできますが、少年漫画のコミカルさ、ワクワクする冒険劇が
    とても魅力的な漫画で今後がとても楽しみです。
  • 夜明けの唄【単行本版】

    ユノイチカ

    2巻まで
    2021年12月12日
    今後の展開次第で更に大化け要素があると思ってます。
    絵が美しすぎて、絵を愛でるかんじで騙されますが、
    萌え要素がまだ薄い状態なのです。
    エルヴァとアルトの距離が縮まってきてる最中ですが
    読者としては、まだ焦らされてる最中です。
    今後エルヴァがアルトの前でだけは素直で甘々な可愛いデレになり、アルトが強引すぎる雄と化ければ更に飛躍する事
    間違いなしだと思ってます。
    ツンデレ受は人気ありますからね。
  • 僕が歩く君の軌跡

    キフウタツミ

    5巻まで
    2021年12月12日
    最新刊まで読んで、表題の意味がジワジワと効いてきて
    今後の展開がとても楽しみな本です。
    レンとマキ、レンと三原先生の展開がどーなって
    いくのでしょうか?
    無料で読んで、どーしても続きが気になり衝動買いして
    しまいましたが大当たりでした。
    いいね
    0件
  • こどもつくる本

    山田金鉄/東横大賞典

    単巻
    2021年12月12日
    あせとせっけんの続きのお話。
    本編を読んだら、こちらも読みたくなるのが人間のさが。
    名取くんと麻子さんが幸せならば、なんだって良いんです。
    結婚したら子作り、出産、育児までまだまだお話が続いて欲しいです。
  • あせとせっけん

    山田金鉄

    完結
    2021年12月12日
    多くの読者が絶賛する気持ちが良く分かります!
    ニオイフェチの名取くんも単なる変態なだけで終わってない所が良いのです。ある意味、職人技であり職人気質。
    麻子さんの感情の変化で変わるニオイまでもかぎ分ける
    動物的な鼻の持ち主。
    それが自社の石鹸作りに活かされてる所が変態で終わらず、
    更には名取は格好いいとまで思えてしまうのだと思います。
    何回でも読み返したい漫画です。
  • 広告会社、男子寮のおかずくん

    オトクニ

    完結
    2021年12月9日
    7巻で完結するには、惜しい漫画でした。
    仲良し4人組の優しさ、思い遣り、気遣いが
    読んでるだけで五臓六腑に沁み渡るんです。
    持ち寄りのご飯が本当に美味しそうで、食べたくなるんです。
    福神漬けを作ってみましたが予想以上に美味しくて
    ハマる味でした!
    レシピがまとめて後ろに載ってるのも嬉しいです。
    ところで気になったのは東良くんのおかずくんへの
    気持ちは、いかほどなのか?
    この伏線は回収されないまま?
    スピンオフで是非お願いしたいのですが。
  • 異世界の沙汰は社畜次第

    八月八/大橋キッカ

    1巻まで
    ネタバレ
    2021年12月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 異世界において近藤は虚弱体質。治療の意味でアレシュと関係を持ちますが、やましい気持ちもさらさらなく
    合理的に物事を考える社畜リーマンの奮闘劇。
    アレシュのかいがいしい世話好き加減も面白いです。
    読んでて、清々しささえ感じました。
  • 今日もウチで待ち合わせ

    藤緒あい

    1巻完結
    2021年12月7日
    隙間時間にサクッと読めます。
    コーちゃんの優しさが溢れる漫画でほっこりします。
    大人の気遣いが出来る男性って素敵ですね。
    いいね
    0件
  • BEAST COMPLEX

    板垣巴留

    3巻まで
    2021年12月7日
    アパートの仲間のお話や、レゴシのその後のお話が読める短編集です。単話なので気軽に読めますし、いろんな動物達の特色を活かした設定がやはり面白いです。
  • BEASTARS

    板垣巴留

    完結
    ネタバレ
    2021年12月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 設定が新鮮でした。本能と理性のせめぎあい。
    10代の揺れる感情の中、強い意思をもって社会に立ち向かう
    青春、成長物語。
    ルイがレゴシに自分の足を食べさせるなんて、本来なら
    狂気の沙汰。
    意外性のあるストーリーに次々と読み進めてしまいます。
  • 阿・吽

    おかざき真里/阿吽社

    完結
    2021年12月7日
    難しい漫画でした!最澄と空海の生き様を知れた感じでしょうか。仏教、法典等に関しては漫画を読んだだけでは分からないです。もう少し教養があれば更に面白いと思うのですが。
    生涯をかけて、厳しい命懸けの修行を通し開祖となるわけですから、簡単に分かるはずもないのですが、この漫画を通して興味が持てた事は大きいです。
    意識の先、真理の扉が開いてる状態を描いてるのですが美しかったり醜かったり人間とは計り知れないですね。
    しかし、この漫画を読んだ後に思う戦国時代の出来事は心が痛みます。
  • うどんの国の金色毛鞠

    篠丸のどか

    完結
    2021年12月7日
    ポコちゃん、こんなにも可愛らしいキャラ今まで出会った事ないです。そして、お話もポコちゃんに癒されつつも
    そうたの葛藤を軸に進んでいくためシリアスなのですが、
    香川の良い所もたっぷり伝わってきます。
    お陰様で、うどんを食べる日が増えました。
  • 宇宙兄弟

    小山宙哉

    40巻
    ネタバレ
    2021年12月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 40巻、ついにタイトルコールきました!
    この時の為に頑張ってきた夢や目標が実現した瞬間です。
    宇宙兄弟は、私にとって人生の教科書。
    面白い漫画は完結したものを一気に読みたいものですが、
    長い年月をかけて噛み締めるように読み続けるのも良いもんだなぁと思わせてくれる漫画です。
  • 坂の上の魔法使い

    明治カナ子

    坂の上の魔法使い後日譚
    ネタバレ
    2021年12月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 番外編ですが、物語は続いていました。
    成長して大人になったラベルのお話が読めます。
    リー様が達観しすぎて、とにかく面白いです。
    ラベルの父上が望んでいたリー様との生活を息子が叶えてる姿は微笑ましいです。
  • 坂の上の魔法使い

    明治カナ子

    完結
    2021年12月6日
    言葉を失う面白さでした。
    魔法使いとか吸血鬼って非常に長生きだからこそ
    時代の流れ歴史を生きて物語に深みが増すと思うのですが
    まさにその典型的なお話です。
    心が上下して揺れ動き感動して涙するとゆー作風ではないのです。新鮮なのかもしれません。
    どの登場人物も魅力的に書かれているので、没頭して読めました。
  • はぴまり~Happy Marriage!?~

    円城寺マキ

    完結
    ネタバレ
    2021年12月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 無料で読み、続きが気になり全巻買ってしまいました。
    両思いになる位までは面白く読ませてもらいました。
    その後、お家騒動で面倒くさい夫婦になり、更に
    ケンカップルと話に入り込めず惰性で読みましたが
    読んでて辛かったです。お話の作りも急に仕事を辞めてたり
    引っ越してたり急展開するのも雑な感じが否めません。
    星2は最初の数巻に対してです。
  • SPY×FAMILY

    遠藤達哉

    8巻まで
    2021年12月6日
    いくらでも面白くなる設定が詰まってます。
    ホームコメディーってだけでも楽しそうなのに偽装家族だし。
    スパイ、殺し屋、超能力者と揃えて
    受験、学園、のお話でファミリー感を出せ、
    スパイ、殺し屋で事件物に!
    いろんなお話にもっていける要素があって読者を飽きさせません。書かれている絵も色味も雰囲気が素敵です。
  • 新選組血風録 〈改版〉

    司馬遼太郎

    燃えよ剣のスピンオフ
    2021年12月6日
    燃えよ剣を読み、映画を観に行きました。
    映画では、沖田を心配する女性が出ているのですが
    燃えよ剣には、そんな場面はなかったはず。
    そんな訳で、こちらも読んでみることに。
    短編集で一話事、主人公は変わります。
    隊員たちの日常での思惑、思想のお話でした。
    なんだか、読み終わるのが勿体無くて後半3話位から惜しみながら日にちをおいて読みました。
    いいね
    0件
  • 燃えよ剣

    司馬遼太郎

    上下
    2021年12月6日
    幕末ものは、解らない苦手意識からずっと避けてきました。
    しかしゴールデン○ムイに土方、永倉が出てきて新撰組の生き様を知りたくなり手にとりました。
    新撰組を知るなら司馬先生は間違いないだろうと。
    映画公開との事で絶妙なタイミングでした。
    幕末を知らないので、いきなり小説は敷居が高いので
    参考書として漫画を並行して読みました。
    知らない単語は調べて、丁寧に読み進めていきましたが
    文章自体は読みやすく新撰組の世界にがっつりもっていかれました。なんで、もっと早くに幕末と仲良くならなかったんだろう?最後は泣きました!
    しかし、きっかけとなった漫画の中では生き生きと金塊を探しているので!
    いいね
    0件
  • 気まぐれなジャガー

    ウノハナ

    完結
    2021年12月5日
    読み放題で楽しみにしていた数少ない漫画の1つでした。
    最終回、嬉しい展開の結末で非常にかっこよかったです。
    ウノハナ先生の漫画は安定の面白さで大好きです。
    いいね
    0件
  • ギヴン

    キヅナツキ

    キヅナツキワールド全開の7巻
    2021年12月4日
    セリフなしで絵本のように物語っていく所、いつも思うのですが本当に素敵に書いて下さいます。これが、好きでたまらないのです。想像を掻き立てられるんです。
    セリフも絵も上品さが漂っていて、狂喜さえも美しく感じてしまいます。
    柊と玄純でここまで引き込まれるとは、読後の余韻が治まらず
    初レビューしてしましいました。
    いいね
    0件