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レビュー

今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 京極家シリーズ

    木下けい子

    木下先生はいつも幸せを届けてくれる
    2025年4月22日
    京極家、偽装結婚から始まってはいるものの、持ちかけた側の誠一郎が名前の通り誠意の塊のような人なので、ちょっと投げやりで愛に飢えてた尊との日々の積み重ねで着実に愛が育まれていきます。隠し子(?)の玲雄くんがひたすら可愛くて2人への良いアシストを度々してくれる。
    コメディタッチで進んでいくストーリーに心がほぐれて笑顔になって、じんわりと心が温められてちょっと泣けてくる。大団円で完結でした。
    木下作品は、新刊が出るとその作品を最初から読むのはもちろんなんですが、他の作品も併せて読み直したくなっちゃいます。
    大好きです。
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  • はじめて、はじめました。

    暮田マキネ

    設定盛り過ぎ
    2025年4月22日
    トキくんが、めっちゃ可愛い。タカラくんがまためっちゃかっこいい。
    少女マンガのようです。
    トキくん、中卒社会人27歳に全く見えない。
    母親兄弟支えてきたり今まで働いてきた強さがなくて違和感。
    兄弟も無駄に人数多い感じ。みんないい子なんだけど。
    なんだろう。可愛い可愛いと微笑ましく読むには邪魔な要素が多くて入り込めなかった。
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  • アンチロマンス

    日高ショーコ

    作家さん買いなのだけれど
    2025年4月22日
    主役2人の話には興味が持てないというかあまりのもだもだに読んでて疲れてしまいました。脇役が魅力的でなんとか完走できた感じです。
    特に、とても自然でフラットな店長と生き生きしている美園さん、その2人の関係性が素敵でした。
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  • アンドロイドタイプワン

    YASHIMA

    タイプ1(アンドロイド)との人との関係
    2025年4月14日
    この種の話には、アンドロイドに感情があってほしいと思うし、そのように描かれている、元々そのように描くための物語だと思う。
    そしてこの作品の中での関係性も素敵だった。
    一方で急進的になっていく群衆の姿が今の世の中と重なって、辛いものがあった。
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  • 少年を飼う

    青井ぬゐ

    14歳差はキツい
    ネタバレ
    2025年3月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まず、この内容でこのタイトルは。殻に閉じ困ってそっと守ってあげなくちゃな少年の心が開いて徐々に自立していき、自分も成長して恋愛とは違う形の関係になってほしかった。
    「君はペット」は「ペットとしてなら置いてあげる」「ペットで構わないから置いてほしい」でペットであることを利用するような自我を持ってたりもしてたからそのタイトルでも行けたけど、この作品ではまるで自我が育ってないようないかにもな子供を預かる形ではじまってるからなんとも。
    あと、恋愛関係になると思わずに読み始めたものだから(何せ14歳差だから)、そっちに行ってしかもそのままあっという間にすんなりと成就してしまって困惑してしまいました。大学時代も冷却期間ではなくて単に別居して間でも会ってて、卒業後すぐ同棲したし。
    歳の差恋愛は、自分が子供だった時は大人に憧れたこともあったし、大人になってから若者が眩しく見えたりもしますし、フィクションだから…とも思いますが如何せん年齢差が大き過ぎる。
    ましてや同居してる保護者が被保護者を恋愛の対象にしてしまうのはやっぱ抵抗があります。
    もっと大人になってからだったまた違うんですが。
    昔、確か小説だったと思うんですが未成年と恋愛してしまった女性が「恋心を持ってしまった。年齢は関係ない。本当に愛してる」みたいに訴えるシーンがあって、共感というか絆されながら読んでたら、次の相手の台詞が「それでも相手は子供でら貴女は大人であって子供ではないんです。子供の時を経て大人になったんだということを、大人には子供を守る義務があるということを思い出して」と言ってて、ハッとさせられたんです。
    それ以来、よっぽど上手に作ってくれないと、こういうの引っかかってしまうようになってしまいました。
    ただ、高校生3人の関係は適度な距離でお互いを支え合ってて好きでした。
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  • イキガミとドナー

    山中ヒコ

    極限
    ネタバレ
    2025年3月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 今回読み直してのレビューなのですが、世界の状況が悪化しているので以前読んだ時よりも辛く感じました。
    何も持っていなかった鬼道が吉野に出会うことによって少しずつ感情を覚えていく姿に心が温まります。それは吉野が教師であり続け日常を手放さず、また、フラットだからこそ出来たことなのかと思います。
    2人はハッピーエンドを迎えたけれど他のイキガミは?と考えると良かった良かったでは済まされない複雑な気持ちです。
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  • 屋根裏部屋の公爵夫人

    林マキ/もり/アオイ冬子

    最初はワクワクして読んでいたのですが
    2025年3月12日
    主人公の逆境からの立ち直り、領地の立て直しに最初はワクワクしていたのですが、途中から読んでいて疲れてしまいました。
    第2部も、今度は国の、また立て直しの話のようなので…続きはもういいかな、と思っています。
  • いやはや熱海くん

    田沼朝

    間が良い
    2025年3月11日
    ゆったりとした時間の中で過ごす高校生の日常が描かれています。
    切実な気持ちもあったりするのですが、感情の高低差があまりないので穏やかに読み進められて心がほぐれます。
    熱海くんが稀に見る美しい男子だということは絵柄としてはわからないんですが、時々他人から見た熱海くんからキラキラが出てるのがとても好きです。
    あと、自分が関西人だからか台詞がとてもナチュラルに聴こえてきて、そこも心地いいです。
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  • 后宮のオメガ

    露久ふみ

    絵が美麗。ストーリーも良い、
    ネタバレ
    2025年3月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 頑なだったイリヤの心がハーリドによって徐々に解れていく過程、突然の悲劇からの逆転劇が丁寧に描かれていてとても良い。
    個人的に特に気に入ったのは、追われた後のイリヤが、たいだ匿われているのではなく、自分の技術で、自分の力で人々を笑顔にし、慕われていくところ。
    ただ、王として都に戻った後に、いきなり何代も後の話でエピローグになっていて拍子抜けしてしまった。
    続編があると知って一安心。楽しみです。
  • 領民0人スタートの辺境領主様 ~青のディアスと蒼角の乙女~

    ユンボ/風楼/キンタ

    主人公が稀に見る強さを持つ善人
    2025年2月25日
    善人なので差別意識もなくどんな種族も受け入れ周囲に人が集まりその中には能力の高い人も多くて少しずつ村が出来ていく。羊のようなメーアが可愛いですね。
    実はwebの方の原作も気になって読んでみました。世界観がキッチリして内容は面白かったのですが文体が私には合わず今はこちらの作品で村(国)が育っていくのをのんびりと楽しんでいます。
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  • SECOND

    九重シャム

    絵柄が変わっていた
    ネタバレ
    2025年1月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりにこの作家さんの作品を購入してみたら人のお顔が短くなっていました。正直、前の方が好みです。
    ストーリーの方は虎谷さんの気持ちは救われて良かったな、と素直に思えたんですが、真礼は過去が重過ぎてこんなにすんなり行くもんなのかな、とちょっと疑問を抱いてしまいました。なんというか途中がスパッと抜けているような感じでした。
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  • 君と宇宙を歩くために

    泥ノ田犬彦

    命綱
    2025年1月17日
    宇野くんと小林くん、2人が2人して少しでも生きやすくなればいいな。
    自分の過去と重なるところも、自分が誰かを傷つけたかもしれない過去と重なるところも、高校生の若さが眩しく見えるところも、今の救いになるところも、刺さることがそこここにある。読み返して読み続けていけば自分を顧みられて少し生きやすくなれる気がする
  • 永年雇用は可能でしょうか ~無愛想無口な魔法使いと始める再就職ライフ~

    yokuu/烏羽雨

    電子コミック大賞に感謝
    2024年10月15日
    表紙に惹かれて読み始めたのですが、主人公ルシルの吸引力が強い!彼女の誠実な人柄、胆力、家政婦としての誇りと仕事への情熱にぐいぐいと引っ張られてあっという間に1巻を読み終えていました。
    ルシルの言葉で物語られる雇用主である魔法使いフィリスとの日々の丁寧な暮らしと様々なエピソード、その中で育っていく彼女の想い、2人を始めとした様々な登場人物何もかもが魅力的でした。
    また時折はさまれるフィリスの語りが良いアクセントとなっていて素敵でした。
    高額なので一気に、というわけにはいきませんが、続きを読むのが楽しみです。
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  • ピカピカスローライフ

    山本小鉄子

    あっという間
    2024年8月28日
    1巻はまさに「スローライフ」でのんびりとした展開でしたが、2巻目はスルスルと話が進んであっという間でした。
    もう少しゆっくりと味わいたかったかな。
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  • 狼領主のお嬢様

    柑奈まち/守野伊音/SUZ

    3巻までが正解
    ネタバレ
    2024年8月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ そこまでも罪の意識から抜け出せない主人公2人に心を痛めていたけれど、使用人たちや執事との可愛らしいエピソードもあり、2人の思いが成就して良かった、と思えた。
    4巻以降は王女の狂気に振り回されて、ひたすら重く辛く、いつ解放されるかと苦行のようだった。
    最終的なハッピーエンドの部分も余りにも短く、そして最後まで理屈が先に立ち、果たして2人は本当に幸せなのか心配になる感じだった。
  • 家族八景

    清原なつの/筒井康隆

    うーん
    2023年11月13日
    初めて原作を読んだ時に、衝撃を受けた作品。
    人の頭の中は、確かにいろんな考えや思いが雑多に浮かんでいるもので、それをこんな風に文章で表現できるなんて、と。
    漫画だとどのような表現になるかと期待したが、残念ながら私には合わなかった。
    読みながら同時に頭の中で原作を思い返すような感じになってしまって漫画そのものを楽しむことが出来なかった。
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  • 君は放課後インソムニア

    オジロマコト

    眩しい
    ネタバレ
    2023年10月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 2人が美男美女じゃないところが、世の中にいるリアルな高校生を感じられてよかったです。
    読んでいくにつれて、仲間を含めた皆を愛しく思うようになります。
    不眠症も経験しているのでその辛さも共有。
    2人には核とした理由があり、2人が出会い、愛を育んでいくに従いその不安が緩和されていくことに安堵。
    イサキの病気は完治するものではないけれど、2人で病気を受け入れ立ち向かい、なおかつ日常を楽しむ姿を眩しく見ました。
    周囲を含め、丁寧な青春の描写をじっくり楽しめて満足です。
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  • ギヴン

    キヅナツキ

    最終的に、結局ギヴンというのは
    ネタバレ
    2023年9月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 真冬が過去を乗り越えて前を向いて歩いていくための物語だった印象。他は狂言回しというか。特に立夏にとっての真冬は恋人だけど、真冬にとっての立夏は過去を乗り越えるための「救いの手」言葉悪く言えば装置のようだった。後半になるほど立夏との直接の絡みも減っていってしまったし。
    周りは色々悩み傷つきもがいているのにいつまでもひたすら蹲り続ける真冬に少しイラついたし、真冬が初めて声を出しバンドに入ろうと思うまでと、プロでやっていこうと決意するまでが、同じパターンで進んでしまったように思う。
    ただ、私は裏主人公と思われる雨月がとても気に入って、雨月の心の動き、特に5巻の秋彦と別れる場面の泣き顔が最高だったので、それはもうありがとうございます、という気持ちです。どうか幸せになってくれ、雨月。心から祈ってる。
    あと、クラスメートとかバンド関係の周囲の人たちが魅力的で好きだった。
  • ブラットテイマー/キング

    キタハラリイ

    DomSubという世界観
    2023年5月23日
    初DomSub。
    設定・世界観に馴染めなくてストーリーに入り込めなかったのが残念。
    メインカップルよりクレハとバーテンダー2人の方が、カラッといい感じで3人でどういう関係性を築いているのか気になっちゃいました。
    あと、シノの友人フロラがとっても良い子。
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  • ベルガモット&サニーデイ

    キタハラリイ

    作家買いです。
    2023年5月23日
    先生の絵がとても好きです。
    今回のお話は、うん、スパダリって書いてありますしね、こうなりますよね、王道ですよね…。
    多分、今の私が求めてた話ではなかったんだと思います。
    お互いが恋に落ちるところがストンと来なかったので、なんとなくスッキリしないまま読み終えてしまいました。
  • 昨日、君が死んだ。

    ARUKU

    心がヒリヒリする美しさ
    2022年9月4日
    生きていく辛さとその中にあるささやかな救いが綴られています。1話1話が愛おしく大切に読み進めようと読み返すたびに感じます。
    胸が抉られると同時にほのかに温められる、ARUKU先生ならではの作品です。
  • 婚約破棄から始まる悪役令嬢の監獄スローライフ

    平未夜/山崎響/鍋島テツヒロ

    悪趣味なドタバタ劇
    2022年4月6日
    レビューが高評価だったので購入したのですが、非常に後悔しています。
    主人公が好き勝手に人を人とも思わずターゲットを虐め倒すだけ。
    痛快さを通り越して気分が悪くなりました。
    私には合いませんでした。
  • ペディグリー

    丹下道

    うーん…
    2022年4月2日
    丹下道先生らしさ全開の可愛いお話でした。
    絵も美しいです。
    ただ、先に寿先生のセクピスを知ってしまったので、あのくらいの重さの方が自分の好みなのかな、と。
  • 恋を知らない僕たちは

    水野美波

    面倒くさい
    2022年1月25日
    誰も彼もが他人の領域にズカズカ土足で立ち入りすぎ。
    英二くんは鈍過ぎるだけで普通の優しい男の子だからまだいいとして、それ以外の主要登場人物は見ていてイラつくというか。
    瀬波君だけが健気で感情移入できるし、幸せになってほしい。
    なんで10巻まで買ったのか今となっては自分でもわからない。
  • 花は咲くか 番外編収録集

    日高ショーコ

    懐かしい…
    2021年12月24日
    BL読め始めた頃に本編を読んで大好きな作家さんになりました。絵が美しくてストーリーも素敵で。
    しみじみと懐かしかった。本編は何度となく読み返してるんですが、また読もうという気持ちになりました。
  • うるわしの宵の月

    やまもり三香

    惚れ惚れする美しい絵、最高です。
    2021年11月18日
    やまもり先生の作品は、ひるなか、椿森と読んできて、これが3作目です。毎回全く違うテイストなのが凄い。お互い初恋同士で自分の感情も手探り状態。恋を知るとともに自分自身のことも知って新しい世界に入っていくんですね。これからどんな展開になっていくのか楽しみです。
  • 狼の花嫁

    りゆま加奈

    シリーズ買いです。
    ネタバレ
    2021年10月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズの3作目。これまでは狼と白鹿の血を引く民族同士の物語だったのですが、この作品では狼の国の第二王子ゼスのもとに前代未聞の外国からの花嫁として大国西の国の王女ルーイ(実は虐げられていた半陰陽の王子)が政略結婚で嫁いできます。ゼスに半陰陽だとバレたルーイは花嫁としてではなく人質として扱われることになりますが、やがて2人は心を通わせていきます。そんな中、ルーイの兄アズラクによって両国間で戦争が始まってしまいます。
    ぶっきらぼうながらも真っ直ぐに愛情を伝え守り抜こうとするゼスが頼もしく、彼によって徐々に自分を取り戻し、ゼスのために自分で出来ることを探し強くなっていくルーイがいじらしく、また、ゼスの婚約者だった白鹿のユルールがルーイに恋をして自分の想いが実らないと知りながらもルーイを支える姿に胸打たれます。
    このシリーズは切ない関係だった2人がやがて想いを成就させるストーリーになっています。今までで本作が1番切なく重い話ですがハッピーエンドだと信じているので面白く読めています。主人公の2人以外にも好きな登場人物が多いので誰も不幸になりませんようにと祈っています。
    今作品で一つ疑問に思うのは、第一王子ハジの番が白鹿ではないことです。この世界でユルールが白鹿として現れた時にハジに白鹿がいなかったのなら、平和の象徴で子孫繁栄の証である白鹿ユルールは第二王子ゼスではなく第一王子ハジの番になってたんじゃないかと思ってしまいます。
  • 彼と彼のふしぎなひみつ

    平喜多ゆや

    ほっこりするお話
    2021年10月26日
    人には理解してもらえない能力を持つが故に寂しさを抱えた2人が出会い、お互いの心を温め合い幸せになっていく、秋から冬へと向かうこの季節にぴったりの作品です。
  • 太陽よりも眩しい星

    河原和音

    河原先生の作品にハズレなし!
    2021年10月26日
    作者買いです。大正解。
    これ、両片想いだよね。そうだと信じてる!
    2人が眩しくて可愛くてしょうがない。
  • 自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。

    蓮見ナツメ/しき

    自然と笑顔になれる作品
    2021年10月23日
    この作品のタイトルに「観察記録」とあるように、主人公は悪役令嬢ではなく、あくまでも婚約者の王太子です。よくある、主人公が乙女ゲームの悪役令嬢になったといっても結局ただ立場が変わっただけのヒロイン、という話ではありません。悪役令嬢になろうと努力する無邪気でやや極端な性格のヒロインと、彼女と共に様々なイベント?を経験して、人生がチート過ぎて感情のなかった主人公が自分でも気がつかないうちに徐々に感化されて変わっていく姿がコミカルに描かれていて楽しく読めました。
    最終巻に出てくる設定も、ちょっと思いがけないもので面白かったです。
    やたらと冗長な説明や独白が多い、コミカライズにありがちなところがなく、漫画として自然で読みやすい作品でした。
  • コントラスト

    itz

    ダイジェストを見てるようだった
    2021年10月12日
    様々な作品で描かれたエピソードを思い出してしまい、それらを組み合わせてギュッと1巻に纏めたように感じてしまいました。
    作画も、この作家さんの美しい絵がとても好きだったのに、キャラの顔を簡略化した絵がやたら多かったのもがっかりしました。(特に口が不自然で…)
    尤もレビューが高評価しかないので私の感性が変なのかもしれません。
    ずっとこの作家さんの新作を待って楽しみにしていたので残念でした。
  • 魔導の系譜

    イヌヅカヒロ/佐藤さくら

    続きが気になる
    ネタバレ
    2021年9月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 魔導士が最下層の国レバルタで卓越した技術を持ちながら魔力が最弱なため私塾を開きひっそりと生きてきたレオンが、稀代の能力を持ちながらディスクレシアのため学ぶ術を知らず処分寸前だった被差別民族の孤児ゼクスの師匠となる。絆を深め合っていた2人だが、成長したゼクスは魔導士が集う「鉄の砦」へ向かい、集団に溶け込めず差別に抗いながら上を目指して講義・実技・実践をこなしていくうちに、魔導士の地位向上という夢を持つ友アスターを得てチームに溶け込んでいく。
    一方、ゼクスとの別れ際に彼を裏切るような形で自分の心を晒してしまったレオンは抜け殻のようになり、友であるガトーでもその傷を癒せない。
    ゼクスやアスター達、若者の成長と苦難と友情に期待を持ちながら、一方で、過酷な環境の中努力し続けてきたレオンに救いがあってほしいし、レオンの友ガトーやレオンの他の弟子達の先行きも気になる。
    次巻が待ちきれない。
  • ぼくのほんとうの話

    うさきこう

    自分を認める
    2021年9月12日
    同級生の男の子を好きになったこう君。
    こう君は男の子を好きになったことに悩みながらも、それが初恋だと認めて、その気持ちは揺らぐことがありません。その純粋さ、一途さに、彼の芯の強さが伝わってきます。
    初恋の相手である正人君だけではなく、同級生の仲間が個性豊かに描かれているのも、こう君の小学生時代が生き生きとしている理由だと思います。
    初恋の相手が同性だった男の子の小学生時代、それはどこにでもいる男の子の話。
    異性を好きになるのも同性を好きになるのも当たり前のことだと思わせる自然さがこの作品の魅力だと思います。
    絵が幼く感じたので星一つ減らしました。
    いいね
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  • 【バラ売り】タカラのびいどろ

    鈴丸みんた

    何、この可愛い生き物ー!!!
    2021年9月4日
    大進のかわいさ尋常じゃないんですけど。
    無垢過ぎて心配になるレベル。
    宝が放っておけなくなるのも当然。
    わたわたしながら育まれていく2人の愛が楽しみです!
    いいね
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  • Eランクの薬師

    鳴海マイカ/雪兎ざっく

    もういいかな
    2021年9月4日
    虐げられていた主人公が本当は凄い実力を持っていて…の展開が安易過ぎて。
    主人公の魅力も私にはわからないので、もういいかな、と思います。
  • の、ような。

    麻生海

    ドライさが心地良い
    2021年6月2日
    恋人がいきなり親戚の子供2人連れてきて一緒に面倒見て、てそりゃもうありえない。それをあっさり受け入れるのもありえない。でも、その前提を受け入れて読むと面白い。あくまでも理性的な希夏帆は物書きとして全てを貪欲に肥やしにしてしまう人なのかな、と思ってる。彼女のその、冷たさとは違うドライなところ、その彼女を中心に見えてくる世界が心地良い。
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  • 群青にサイレン

    桃栗みかん

    これから、というところで…
    2021年4月12日
    主人公他登場人物それぞれが真摯なだけに、悩みが深く重く、それでも少しずつ前に進み漸くこれから…と思ったのに残念です。正直、こんなにハッキリと打ち切りとわかる作品を読んだのは初めてなのでかなり悔しい。どこかでまた続きを読めたら、と願います。
  • 中卒労働者から始める高校生活

    佐々木ミノル

    胸が苦しくなる
    2021年4月10日
    登場人物誰もが不器用。主人公はその最たるもので、抱えてきたものが重過ぎて頑なさも相当で痛々しい。ここのところ再び後ろ向きになっているけれど、扉を一度開いてその世界をしったのだから再び前に進んでくれるのを待っています。
    内容とは別で、値段の割に頁数が少な過ぎるのが不満。最初は4話ずつだったのが3話に減ったのもあって更に物足りなさを感じる。
  • 新装版 うさぎドロップ

    宇仁田ゆみ

    小学生までは満点‼︎
    ネタバレ
    2021年2月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 後書きでラストは最初から決めていたと知ってショックを受けました。最後の最後に裏切られた感じです。
    りんとコウキ、ダイキチとコウキママがうまくいかなかった流れは残念ですが納得もできますし、ストーリーには入り込むことができました。
    でも、6歳から育ててきた子と…というのは。「これは恋の話」も歳の差でしたが訳が違うと思います。りんはコウキへの気持ちはふわっとしてたと考えてましたが、あの想いはちゃんと恋心だったと思います。ダイキチとは、そういう意味での気持ちなのかどうかはっきりしないというか、その世界しか知らないまま自分の居場所を選んでしまったようで、それをダイキチが受け入れるのは大人としてやっちゃいけないことだと思います。
    ダイキチとコウキの関係はとても素敵でした。
  • 星の翅

    とりのなん子

    淡く美しい絵。少し切なく、温かい物語
    2020年7月3日
    偶然見つけたこの作品との出逢いに感謝。
    短いながら世界の広がりを感じる物語です。
    少年しつらと少女リィの育った彗星の結晶都市、その彗星が23年に1回の夏にひととき繋がる月と地球。
    大人しく寂しさを抱えるしつらと、並外れた知性を持つ活発なリィ。主人公はしつらよりもリィ。
    地球の海を見たいというしつらの願いを叶えようと行動するリィの情熱と彗星に対する深い想いが、温かく胸に伝わってきます。
    オールカラーの絵が、結晶都市や宇宙の冷たさと少年少女の熱と煌めきをとても美しく魅せてくれます。
    いいね
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  • 花をたどれば君の指先

    にかわ柚生

    優しい気持ちになれます。
    2020年4月23日
    昔の話は胸が痛くなる辛いものだけれど、琴藤様は本当に真幸が望んだからこそ居るのだとしみじみ感じ入りました。「良かったね真幸」と声をかけたくなります。ラストの琴藤様の思い切りの良さにはちょっと驚かされました。切ないような微笑ましいような。好きです。
  • 25時、赤坂で

    夏野寛子

    可愛いじゃないですか‼︎
    2020年2月29日
    由岐が情熱的で押しが強いのにどことなくフラットな独特の癖がある性格がとても良いです‼︎
    更に、濡れたような色っぽさとキラキラと煌く清々しさを併せ持つ目がとても魅力的です。
    2巻に入って、クールだった羽山の心の乱れやその感情が表に出てきたとこ、でもなかなか自覚持てないのもとても良い‼︎
    何より2人とも演技が大好きで、共演できるのが何より幸せ、というベースがブレることなく、恋愛によって演技がより光り輝くのがとても素敵でした。続刊も楽しみです。
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  • のみ×しば

    田倉トヲル

    隅々まで面白い!
    2020年1月24日
    男子校での寮生活の賑やかさが楽しく描かれていて、登場人物がみんなキャラ立ちしてて生き生きしてます。そんな中で愛を育む野宮と御子柴、お互い好きが溢れ出ててひたすら可愛い!
    読んでて楽しくて可愛くて面白くてあっという間でした。すでに次巻が待ち遠しいです!
  • 君に届け 番外編~運命の人~

    椎名軽穂

    くるみちゃんがサイコーに可愛い!
    2020年1月18日
    くるみちゃんの拗らせ方が凄いので、赤星くんのグイグイ踏み込んでくる押しの強さがくるみちゃんにとっても合う感じでこれから先が楽しみ。
    爽子と風早くんのエピソードも合間に入れてくれると嬉しいです。
  • 北北西に曇と往け

    入江亜季

    この先どう転ぶか全くわからない!
    2020年1月14日
    割引で1巻購入したら続きが気になって最新刊まで我慢できずに購入してしまった。
    最初はほのぼのとしたファンタジー&楽しいミステリーかと思ってたのが、段々きな臭い話が出てきて、でも変わらずほのぼのしたところもあって、先が全く読めない。ドキドキしながら待つ感じ。
    ところで読んでて時々ACCAを思い出すのはなぜだろう。全然違うのに。
  • 煙と蜜

    長蔵ヒロコ

    大正で名古屋って珍しいのでは?楽しみ!
    2020年1月11日
    姫子と文治の歳の差がなかなかですが時代を考えればありそうですし、姫子の文治への憧憬と恋心溢れる可愛らしさ、文治の姫子への歳の差を踏まえながらも許嫁として慈しみを持って接する姿、2人の、またその周囲の人々の、心の交流や日々丁寧な暮らしが魅力的に描かれています。
    未来を知ってる身としては今後の展開に不安もありますが、主人公や周囲の人々をしっかりと見守っていきたいです。
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  • 機械仕掛けの愛

    業田良家

    一話一話の完成度に感服
    2020年1月2日
    子供の頃に読んだ星新一のショートショートを思い出しました。
    統一した世界観の中で、ほのぼのとした話、皮肉の効いた話、思わず涙が溢れる話、ゾッとする話、、、様々な話が綴られていきます。
    初めは短編集としてウマイなあと単純に楽しんでいたのですが、読み進めていくにつれ、様々な顔の一話一話の積み重ねに、人間の生きていく様のリアリティが迫ってくるようで、考えさせられました。
  • 日に流れて橋に行く

    日高ショーコ

    とにかく面白い‼︎とにかく絵が綺麗‼︎
    2020年1月2日
    作者買いです。さすが日高先生‼︎
    「憂鬱な朝」で、時代ものを描く力量を存分に発揮された先生。期待を裏切らない厚みがあるドラマの中で主人公たちが生き生きと輝いています。
    丁寧に描かれる先生なので、ジリジリしながらも存分に丹念に描かれるこれから先の物語を楽しみに待っています。
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  • 熱帯デラシネ宝飾店

    夏目イサク/嬉野君

    読んでて楽しい!
    2020年1月2日
    「あやかり草子」も好きなので、ジャンル違いは気になりませんでした。
    原作ありなのが、どう出るかと思いましたが当たりでした!
    なんの違和感もなくワクワクと読み進めていけます。
    続刊が楽しみ‼︎
  • エイラと外つ国の王

    びっけ

    へ!?
    2020年1月2日
    作者買いです。
    思わぬ展開に変な声が出ました(゚o゚;;
    これからどうなっていくのか検討もつきません。
    ロロンは怪我しただけなのでしょうか。
    そこも気になっています。
  • ダーリン、いいかげんにしやがれ

    鈴丸みんた

    流れが若干無理くり
    2019年2月7日
    灰慈が心を好きになることを前提として話が作られていて、どこにどう惹かれたのかわからないまま進行してしまって消化不良のまま終わってしまいました。他の作品は好きなので、今後も期待しています。
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  • ご主人様は王子がお好き

    吉尾アキラ

    あっさり
    2019年2月6日
    何もかもがあっさりとしていてらサクサクと進んであっという間に終わってしまいました。可愛いは可愛いのですが、はっきり言って物足りなかったです。残念。
  • マイ・フェア・ネイバー

    森野萌

    一途というよりも
    2019年1月15日
    年の差の恋はOKなんですが、この主人公は彼の気持ちを推し量ることなく、一方的に気持ちを極端な行動で押しつけ続けるので、年下だとしても余りにも幼稚過ぎて好きになれませんでした。
  • 愛なんて叫ぶはずがない

    倫敦巴里子

    先生、流石です!!
    2018年12月25日
    作家買いです。受け攻め逆が良い方が多いようですが、私はこのままでいい、というか、これでこそ!
    独特の愛すべきキャラに、こぎみ良いテンポ、斜め上いく展開、楽しくって楽しくって。
    弟がまたいい味出してます。
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  • 東京心中

    トウテムポール

    病んでいく宮坂…辛過ぎる
    ネタバレ
    2018年11月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最初のほのぼのとした世界からの蟻地獄にはまっていくかのような仕事の現場。
    身に覚えがあるだけに余計に辛い。
    そこからの脱出に誰に頼るでもなく1人で決断したのが本能的に健全な宮坂の強さなんだろうなあ。
    私はこの漫画を宮坂の成長物語、仕事メインの漫画として読んでるかもしれない。
    それは、この漫画がBLの恋愛世界ではなく、現実の中での様々な人間関係の中に自然に溶け込んでいる宮坂と矢野さん2人の間柄の話だからじゃないかと思う、
    それにしても矢野さんとのこの先が、宮坂の今後が、気になり過ぎる〜。
    8巻出た途端に9巻が待ち遠しくて待ち遠しくて堪らない。どうすればいいんだ…。
    いいね
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  • プリンシプル【電子限定おまけ付き】

    さちも

    登場人物全員魅力的!!
    2018年9月28日
    山城君がビッチに見えて実は切な可愛い。
    八代さんがただのストーカーじゃなくて健気なのじわじわくる。
    辻君が捻くれてクールなのいい味出してる。
    棟梁がさりげなく包容力あるの男前。
    さすがさちも先生!
    いいね
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  • トーチソング・エコロジー

    いくえみ綾

    良かったねー。本当に良かったねー。
    2018年9月27日
    と、登場人物(ファンタジーな人も含めて)に声をかけたくなるお話。
    途中はもがき苦しんだり良かったり悪かったりもする訳ですが、ラスト数ページで、泣かされつつも、心の中にフワッと温かいものが流れてきてキラキラと輝くものが降ってくる幸せな読後感を得られます。
    良かったです!
  • カズン

    いくえみ綾

    え?ここで終わり?
    2018年9月27日
    てとこで終わってしまった…。
    でも、じわじわとそれもありかと思えてきて。いくえみ漫画は一筋縄ではいかないと思ってるからこそのマジックかもしれない。
    ぽっちゃりなぼんちゃんを本当にぽっちゃりと描いていて、ちゃんと可愛いいのがいい!
  • 初めて恋をした日に読む話

    持田あき

    テンポ良し!
    2018年9月26日
    主人公がエネルギッシュでぐいぐい引っ張ってくれる。絵もとてもきれいで気持ちよく読めます。
    ただ、高校生と30代って一回りも違うのに見た目がほとんど一緒。大人の大人らしさが絵から感じられないのが残念。
    いいね
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  • 天堂家物語

    斎藤けん

    目が離せなくなる
    2018年9月10日
    周囲が敵だらけで命を狙われながら復讐だけを目的として生き、心が歪んでしまった雅人様。
    2人だけで生きてきたじっちゃんが死に、圧倒的な身体的能力を持ちながら生きる意味を失ってしまった、余りにも心が幼過ぎるらん。
    雅人様とその周囲との確執の理由、じっちゃんの過去、2つの謎がどのように解けていくのか。
    雅人様とらんの心がどのように成長していくのか。
    話に引き込まれてあっという間に読み進めてしまう。続きが待ち遠しくてしかたがない。
  • OZ 完全収録版

    樹なつみ

    読み始めると止まらない
    2018年9月5日
    世界大戦後の混沌とした世界で、愛する兄に呼ばれ、憧れのパラダイス?OZから来たサイバノイド1019と主人公ムトー軍曹とでOZへ向かう冒険譚。ムトーの部下ネイトやバイオロイド1024も登場し、共にOZへ。
    とにかくムトー軍曹がひたすら魅力的。部下のネイトも男前。
    そして、フィリシアよりも、外界に出て成長し感情を育てていく1019や1024の方が遥かに愛しくなります。
    ぜひ、読むことをお勧めします。
  • 太陽が見ている(かもしれないから)

    いくえみ綾

    とにかく良かった。ホッとした。
    ネタバレ
    2018年9月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ずーっと辛かったので、最後に幸せになってくれて心の底からホッとした。
    日帆を好きにはなれないけれど、最初に彼女を受け入れたのは楡と岬。それに日帆がいなくても楡はいつまでも岬を選べなかったはず。だから絶対に必要な遠回りだったんだと思う。
    怪我をしたのは日帆のせいではないし、日帆と付き合うことで日帆の叔父夫婦と過ごせた日々は楡にとって幸せだったと思う。岬の側にもずっと飯島弟が寄り添っていた。
    楡には、自分の親に対する恨みを自分が引き受けなくていいんだ、とわかることが何より必要だった。日帆には飯島兄がいたことがわかり、飯島兄に許されたことで救われたんだと思う。
    ただ、岬が離れて自分が真っ暗闇に取り残されたことでようやく岬を追いかけたのに上からなのには、オイオイ、と思ったけどね。
    あと、レバサンを通して岬の本心が漏れてたこととママさんが楡をちゃんと呼ばないのは楡のせいで岬が苦しんでるのを気がついてるからなのが素敵だった。
    でも、結局、飯島兄弟がどれだけ素晴らしいか、という話だったとも思うけど。ほんと、飯島兄弟最高!!!
  • おやすみカラスまた来てね。

    いくえみ綾

    いくえみ先生の男性が主人公の作品、大好き
    2018年9月3日
    善ちゃんは周囲にも自分の心にも振り回されて結構ワタワタしている。でも、バーの場面で、自分もホッとひと息ついているような幸せな気持ちになります。
    元マスターの存在が素敵。
    次巻、心待ちにしています。
    いいね
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  • 八雲立つ 灼

    樹なつみ

    期待しかない!
    ネタバレ
    2018年9月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まさかの続編!
    幼い闇己の姿にはまだまだ慣れないし、他のみんなは成長した姿になってるのに、七地だけは殆ど時がとまってるみたいにほぼ前作と変わらない姿のまま。まるで闇己が成長して追いつくのを待ってるみたい。
    前作では闇己が呑み込まれないように繋ぎとめられる唯一の存在だったのに、余りにも自己評価が低かった七地が今回は覚醒しそう。七地が今後どういう形で神剣を生み出すのか(作り上げると信じてる)が楽しみ!!
  • 聲の形

    大今良時

    自分に向き合う
    2018年8月28日
    聴覚障がいのある転校生が来たことによって傷つけあい、最悪な展開・結末となった小学生時代。
    それ以来、心を閉ざし自分を攻め続けてきた主人公が、高校3年になってあるきっかけから、とても不器用ではあるが、徹底的に自己と向き合い行動していく。それにより、周囲の人達が巻き込まれ影響を与えあい、皆が過去も含めた自分を受け入れ、お互いを認め合うことができていく。
    極端なキャラクターの登場人物がヘビーなエピソードを繰り広げていくので、読むのにとてもエネルギーが必要。良い意味でズシンとくる。
    重い話ではあるが、ぜひ読んで、と周囲に勧めたくなる作品。
  • 【電子限定おまけ付き】 こいものがたり

    田倉トヲル

    みんなの葛藤がたまらない
    2018年8月25日
    これにつきます。自分の周りの誰かが、ゲイあるいはレズだと知った時に、自分がどう感じるか、どう思うか、どう行動するか…すごく考えさせられます。誰が誰を好きでこうなりました、と単純に進行しないのがこの作品の魅力。2巻の終わりに新しい登場人物が出てきて終了。この後どう展開するのかとても気になります。主人公2人も、その友達・家族もみんな幸せになってほしい。続きを待っています!!
  • 赤の世界

    びっけ

    残酷な歴史があった上での平和な世界
    2018年7月30日
    絵は可愛らしく、一見淡々として見えます。でも、各話とも戦争の残酷さと「その残酷さを踏まえた上での」その先の世界の話になっているところに強い意志を感じます。各話が一つの作品として成立しながらも最終的に一つの作品世界を作り上げているのも素晴らしいと思います。
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  • 真空融接

    びっけ

    BLではない。とても素敵なお話。
    2018年7月30日
    びっけ先生の作品らしく、独特の世界観が魅力的です。ある意味ほのぼのとしていますが、この世界(設定?)だからこその難しさも織り込まれています。
    BLではないと思いますが、それがこの作品の良さだと思います。
  • きみはぺット

    小川彌生

    昔ドラマを見てから原作を読んだ口
    2018年7月28日
    ドラマは、初回で松潤を見て美少年???と思ってたのが、どんどんハマっていったのに最終回での裏切られ方がすごかった作品でした。そりゃないだろ的な。
    で、原作を読んだら、ドラマでは出てこなかったエピソード、小ネタ?、最終回までの流れ、全てに大満足。本当に原作を読んで良かったと心から思った作品です。
    いいね
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  • G線上のあなたと私

    いくえみ綾

    好きですね〜。
    2018年7月28日
    北河さんが効いています。主人公も加瀬君も好きですが、彼女がいたからこそ成立した作品だと思ったりもします。良いです。
  • BANANA FISH

    吉田秋生

    永久保存の大傑作!
    2018年7月28日
    連載当時どハマりして終わった後は大号泣。内容は勿論のこと、もうあの世界には続きがなくて読めない、皆んなにはもう会えない、ということもあわせて抜け殻となり、立ち直るまでには相当時間がかかりました。その後何度となく一気読みしては、初回ほどではないにしても、号泣して暫くその世界から戻ってこられなってしまっている作品です。
    アニメ化については、公式さんが原作に向かい合って本気で力入れてくれてるのが伝わってくるだけに、設定を現在に移して整合性がとれるのか、本当に2クールで描き切れるのか、ということに、特に、不安を感じています。何とかBANANA FISHの世界を描き切ってほしいです。
  • 椿町ロンリープラネット

    やまもり三香

    丁寧に丁寧に
    2018年7月28日
    主人公だけでなくその周りの人たちの感情の揺れ動き、成長やその背景も描かれているのがとても良いです。絵も大好きです。
    新刊が出るたびに1巻から読み直してます。次巻も待ち遠しい!
    あ、昼中も好きで、あちらの大どんでん返しは驚きはしても有りでしたが、こちらは無しでお願いします。是非とも!
  • コタローは1人暮らし

    津村マミ

    ギャグ漫画と思いきや…
    2018年7月2日
    設定も奇抜だし、ギャグ漫画と思いきや…。
    最初はコタローの年令が幼過ぎじゃない?と思いましたが、だからこそ軽さを伴って読み進められるんだと思います。
    どれだけ泣かされ、考えさせられたことか。読み返さずにはいられないし、これからも読まずにはいられない作品です。
    いいね
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  • スミカスミレ

    高梨みつば

    とても面白かっただけに最後の展開が…
    ネタバレ
    2018年7月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 設定がとてもよく出来ていて、毎回毎回楽しみにしていた作品でした。学生編で終わりかと思いきや、社会人編に入り、そこからもとても面白く読み進められました。
    ただ、紅林さんの登場からが、もっと何か黎の過去の因縁か何かがあると思いきやそれはなく、彼との決着のつけ方もあまりにもあっさりとし過ぎていて少しモヤっとしてしまいました。
    それに、最終的な鍵となる言葉も、今更そんな単純なー!?みたいな…。
    もっとも、そこは、2人の関係がそこで漸くしっかりと成就したということだったとは思うので、そここそをもっと丁寧に描いてもらえばもっとスッキリとしたのに、と、とても勿体なかったです。
    あと、蛇足かもしれませんが、絵について、人の立ち姿が頭に比べて身体がやや小さいことが気になりました。
    それはそれとして、次の作品が本当に楽しみです。期待しています‼︎
  • はだける怪物

    おげれつたなか

    痛い
    ネタバレ
    2018年5月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 痛い。痛過ぎる。
    かんちゃんってつくづく人の気持ちに敏感な人だ。秀那のぐらつきに気が付いてる。
    弓も真山とすっかり落ち着いてるのに不安しかない。弓にもかんちゃんにも辛い思いしてほしくないのに。
    それにしてもかんちゃんの過去が半端ない。悪意ある職場だけでなく、頼りきりの家族にも、無邪気な弓にも、追い詰められて押し潰されていくのが先生の大量の文字の圧から伝わってくる。こっちまで追い詰められて押し潰されて辛い。
    これから先…不安の先の幸せが早く来ますように。
  • 恋愛ルビの正しいふりかた【電子限定おまけ付き】

    おげれつたなか

    1作目は苦手。2作目は良かった。
    2018年5月6日
    1作目、おバカキャラにも限度があると知った作品。夏生が余りにも頭悪すぎて受け付けなかった。
    2作目、かんちゃんが幸せになって良かった。ただ、それは弓が真山に救われていると知っているからこそとは思う。それにしてもかんちゃんがこんなにエロいとは。
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  • 錆びた夜でも恋は囁く【電子限定おまけ付き】

    おげれつたなか

    弓が可愛い。かんちゃんが切ない。
    ネタバレ
    2018年5月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 中学生の弓も大人になった弓も可愛いです。
    幸せになって良かったと思う一方、大学生になったのに中学からまるで成長してない真山の魅力はわからないままでした。真山は弓の寂しさを見つけてくれたかもしれないけど、可哀想、と言う言葉は違うだろう、と思いました。
    かんちゃんは、弓の心の中に真山がいて自分はずっと片想いのままだと気が付いていて、1番切なかったと思います。
    ずっと怖かったかんちゃんですが最後に自分から弓を手放せたのにほっとしました。
    あと、弓のバイト先の人達がDVに全然気が付かないのには物凄い違和感がありました。
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  • ファインダーの真実 ~ファインダーの標的シリーズ(5)

    やまねあやの

    評価がとても高かったのに
    2018年5月6日
    評価が高いので1刊から読み始めたのですが、最初は取材カメラマンとして浅見に対峙していた高羽が、途中から、攫われて王子様の助けを待つお姫様みたいな、いろんな人に好きなようにされるヤクザの愛人みたいな存在になってしまったのがなんだかなぁ。結末が気になってここまで読みましたが浅見の正体を暴く気概は何処へ…。
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  • かしこまりました、デスティニー~Answer~ 下

    さちも

    泣ける
    2018年5月6日
    宮内の中の不幸だった小さな子供がようやく笑顔に…。良かったね、宮内❗️
    久藤の強い思いと周りの人たちの願いが宮内に届いて、久藤にとって何が幸せなのか気付かされて走り出すことが出来たね❗️
    それにしても太郎様。シリーズ通して結局全て太郎様の思うがまま、というのが。現当主恐ろしや。
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  • 雪解けの恋【特典付き】

    itz

    表題作が⭐︎5。2,3作目は⭐︎4
    2018年5月6日
    表題作がとてもとても好きです。お互いが惹かれ合う流れが違和感なく丁寧に描かれています。特に大雪の場面は美しいし切ないしでギュッと胸が締め付けられました。感動‼︎‼︎ このページ数でこんなに綺麗にまとめられるの素晴らしいです。でも素晴らしいだけに、もっとじっくりと見たかった、という願望もありました。スピンオフにも出てきますが、この2人の話ももっと見たいです。
    2,3作目はこれはこれとして好きだけど、どちらも終わり方がモヤっとするので⭐︎4つ。表題作に続いて読むとモヤモヤ度が上がって一冊が消化不良なまま終わっちゃいました。
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  • 終わらない不幸についての話

    緒川千世

    烏童兄のキャラが…
    2018年5月6日
    少数派かもしれないけど「誤算のハート」の方が好き。
    烏童兄のキャラが全然変わってるようで違和感。単体で読んだらもっと素直に読めたかも。
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  • 君とはこれから【電子限定特別ページつき】

    碗島子

    2作品入ってます
    2018年5月6日
    1作目は途中までとても切な苦しいけど最後はハッピーエンド。間に立ってる子が最低なんだけど最終的に自分が1番ダメージ喰らってる。
    2作目はとにかくハッピー。気持ちのままにストレートに行動するポジティブな西くんが可愛い。「かずみち君」という呼び方も好き。
    こちらが2作目として入ってることで1作目とお互いに引き立て合ってる。
    いいね
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  • かしこまりました、デスティニー 下

    さちも

    久藤がひたすら男前❗️
    2018年5月5日
    自身の辛い過去を乗り越え、半端ない包容力を持った久藤が、見目麗しさに反して暗闇の中で堂々巡りしている宮内を、光のある世界へと引っ張っていく話です。久藤、ありがとう‼︎
    それにしてもオメガバースの世界って差別・選民意識まみれの不幸な世界だなあ、と思います。
    いいね
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  • 壁の中の天使

    びっけ

    素敵な童話を読んだような
    2018年5月5日
    心がふわっと暖かくなるお話です。
    このお話の天使は確かに男の子なんだけど、こういう話はBLという括りに入るのかな?と思ったりもします。ちらっと踏み込んだセリフもありますが、そういうのは無くてもいいかな、というくらいに心温まる、お話です。
    いいね
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  • さよならソルシエ

    穂積

    凄い!知らない人は実話と信じそう…
    2017年6月10日
    あのゴッホの弟、テオをとても魅力的な人物に設定・主人公とし、兄との物語を見事なフィクションに作り上げています。お互いが相手の才能を認め、嫉妬し、何ものにも代え難く信じて愛しあっていて、でも自分を余りに過小評価していたために哀しく寂しく辛くもあって。事実とは異なりながらも、実話と信じてしまいそうな迫力のある作品でした。
  • 町田くんの世界

    安藤ゆき

    町田くんに会いたい💕
    ネタバレ
    2017年6月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「人が大好きな」町田くん。でも、全ての人をこんな風に好きになれる、愛せる人には出会ったことがありません😊
    例えすれ違っただけの人にでも気を配れて、困ってる人には何の躊躇いもなく声をかけ助けることができる町田くん☘
    不審な行動や不愉快な態度をされたとしても、きっとその人なりの理由があるに違いないと、まっさらな気持ちで向き合い一所懸命に考えて、答えを見つけ出せてしまう町田くん✨
    そりゃときめいちゃうでしょ😍惚れちゃうでしょ😍
    一巻一巻本当にあっという間に読み終わっちゃう。もっともっと読んでいたい、いつまでも浸っていたいと思わせられる素敵な世界がここにはあります✨
    星5つじゃ全然足りません‼
    最初に出てきたハンバーグ、5巻でもまだ焦げ焦げのままで笑っちゃいました😄
    でも、夕食に出すたびに「お焦げを剥けば美味しいね🎶」って言いながら家族みんなで食べてるんだろうな😃
    既に次巻が楽しみです🖤🖤🖤
  • なまいきざかり。

    ミユキ蜜蜂

    ほんっとに大好きです。
    2017年5月28日
    ゆきちゃんの、極端に真面目で妙に頑なで不器用な性格が秀逸✨そんなゆきちゃんが少ーしずつ、本当に少しーずつ素直になってきてるのが可愛いよ❗😄
    そして、成瀬くんも一見クールに見えるけど、実は言葉足らずで不器用💦それでも、余りある「先輩」への愛を、ひたすら真っ直ぐに全力で伝え続けてくれることに、心からありがとうと言いたい😊‼
    ほんと二人とも愛しいよ💕💕💕
    周りのキャラもたっていてたまらなく楽しいし、ほのぼのする☘
    ちょっと焦らされながらもハッピーになれる、今までに読んだことのないタイプの素敵な作品👑👑👑
  • 恋は雨上がりのように

    眉月じゅん

    救われて真摯な恋になるのはわかるけれども
    ネタバレ
    2017年4月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 陸上部短距離走者でアキレス腱の怪我をしちゃった本当にまっすぐな性格の女の子の片思いの相手は純文学作家への夢を持ってたファミレス店長なもだもだな中年男性。店長に救われた彼女の(おそらく)初恋がぶれることなく真っ直ぐに店長に向かい続ける…そりゃあ青春を置いたままの店長には刺さるよ。上手くいってほしいようなほしくないようなお話。上手くいったら陳腐になりそうで怖い。恋だけじゃない周囲の人のエピソードも丁寧に描かれているのが良い、というかそちらがとても良い。
  • 初恋の世界

    西炯子

    7巻まで読みました
    2017年3月26日
    本当の意味では大人になれていない拗らせた大人の女性のための王道の少女漫画なのかもしれない、と当初は思ってたのですが、ここにきて少女漫画の域からより複雑になってきて面白さが増してきました。
    予想通りな展開と予想外の展開と。これからのよっさんが特に心配です…。
    いいね
    0件
  • 22XX

    清水玲子

    表題作は人生で1番ショックを受けた作品
    2017年3月26日
    初めて読んだ時に、こういうもののみかたがあるんだ、と本当にショックを受けました。
    ロボットが主人公のSFファンタジー、しかも短篇ですが、食べるということ・生命というもの、について深く考えさせられた、いえ、考えさせられ続けている、決して忘れることのできない作品です。
    ☆が幾つあっても足りない。
  • 憂鬱な朝

    日高ショーコ

    美しい絵と重厚なストーリー♦♦
    2017年3月26日
    本当に素晴らしい作品です。
    時代を懸命に生きている人々を描いている正に大河ドラマ‼
    電子版で読んでいたのですが、堪らず、初めて、BL作品の紙書籍「も」購入してしまいました。
    続きが待ち遠しいです。
    終わってほしくない、でも、早く本当の幸せを掴んでほしい、葛藤を抱えながら、度々読み返しています。
  • 重版出来!

    松田奈緒子

    バラエティー番組で米国教授と学生の漫画の
    2017年3月25日
    研修ツアー?を見て、またこの漫画を読み返したくなりました。
    ドラマ化きっかけで読んだのですが、ドラマよりも、漫画の方がずっと面白い‼
    直接的な立場だけでなく、いろんな立場からの漫画に対する思いも伝わってきて。
    勿論、現実はそんな綺麗事ばかりではないけれども、それでも、ある意味、漫画業界に限らず、いろんな職業の人たちの仕事に対する姿勢とか意義なんかも考えさせてくれる作品だと思います。
  • 訪問者

    萩尾望都

    とにかく表題作が素晴らしい‼
    2017年3月25日
    久しぶりに読みたくなり、購入しましたが、本当に胸が締め付けられ、涙が止まりませんでした。
    なんと言うか、オスカーのこの後のお話を知っているからこそ耐えられるんですよね。
    キラキラした時も確かにあって、でもそれは本当に薄氷の上の儚い時で、だからこそ余計に美しく輝いているようで。
    本当にこの作品の素晴らしさを再確認いたしました。
  • パーフェクトワールド プチキス

    有賀リエ

    ここまで読んできて、結末がどうなろうとも
    2017年3月25日
    この作者さんが選んだものならば納得できる気がしています。
    最終的に、主人公達が後悔しない形の話にしていただけると思いますので。
    色々と決して綺麗事では済まされない問題について真摯に描かれているので、いつも続きをとても楽しみにしています。
    いいね
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  • ぼくは地球と歌う 「ぼく地球」次世代編II

    日渡早紀

    大好きなぼく地球シリーズ
    2017年3月25日
    ってことで、ストーリーの続きが気になって気になって、は、いるんですが…絵が、すっかり変わってしまったカクカクした絵が、どうにも苦手で😩
    ぼく地球の頃の柔らかな流れるような美しさは何処へ😢
    とても複雑な思いで読んでます😓
  • 7SEEDS

    田村由美

    長編ですが飽きる暇なし‼
    2017年1月29日
    登場人物がとても多いのですが、章立てで、それぞれの丁寧なストーリーがあるので、その度に心掴まれて、存在感のある魅力的な人物が増えていきます。
    そして、過酷な環境の下で、持てる能力を高め、必死に生きているみんなの姿に胸打たれ、この世界にどっぷりはまって夢中になります。
    いよいよラストが近づいてきたことを実感させられてきました。どういう結末になるのか本当に気になって…毎回ですが、ますます次巻が待ち遠しいです。